JPH08249820A - ディスクプレーヤの再生方法 - Google Patents
ディスクプレーヤの再生方法Info
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- JPH08249820A JPH08249820A JP4949695A JP4949695A JPH08249820A JP H08249820 A JPH08249820 A JP H08249820A JP 4949695 A JP4949695 A JP 4949695A JP 4949695 A JP4949695 A JP 4949695A JP H08249820 A JPH08249820 A JP H08249820A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクの傷や汚れ、欠陥等によりトラック
ジャンプが発生しても、再生を継続できるようにする。 【構成】 ディスク11からデータを間欠的に読み取っ
てショックプルーフメモリ23に書き込むと共に、該メ
モリよりデータを連続的に読み取ってDA変換して再生
する。かかる再生中に、トラックジャンプが発生しディ
スク11から読み取ったデータが不連続になった時、ピ
ックアップ12をジャンプ発生前の最終アドレス位置に
復帰させる。最終アドレスへの復帰制御中にメモリ23
にデータがなくなった場合(メモリエンプティ)、ピッ
クアップをジャンプ発生前の最終アドレスに所定量加算
したアドレス位置へ移動させ、該位置よりデータを間欠
的に読み出してメモリ23に書き込むと共に該メモリよ
りデータを連続的に読み出す。
ジャンプが発生しても、再生を継続できるようにする。 【構成】 ディスク11からデータを間欠的に読み取っ
てショックプルーフメモリ23に書き込むと共に、該メ
モリよりデータを連続的に読み取ってDA変換して再生
する。かかる再生中に、トラックジャンプが発生しディ
スク11から読み取ったデータが不連続になった時、ピ
ックアップ12をジャンプ発生前の最終アドレス位置に
復帰させる。最終アドレスへの復帰制御中にメモリ23
にデータがなくなった場合(メモリエンプティ)、ピッ
クアップをジャンプ発生前の最終アドレスに所定量加算
したアドレス位置へ移動させ、該位置よりデータを間欠
的に読み出してメモリ23に書き込むと共に該メモリよ
りデータを連続的に読み出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクからデータを間
欠的に読み取ってメモリに書き込むと共に、該メモリよ
りデータを連続的に読み取ってDA変換して再生するデ
ィスクプレーヤの再生方法に係わり、特に、ディスクの
傷や汚れ、ディスクの欠陥により同一箇所で何回も連続
して復帰動作を行なってディスクの再生ができなくなる
事態を防止できるディスククプレーヤの再生方法に関す
る。
欠的に読み取ってメモリに書き込むと共に、該メモリよ
りデータを連続的に読み取ってDA変換して再生するデ
ィスクプレーヤの再生方法に係わり、特に、ディスクの
傷や汚れ、ディスクの欠陥により同一箇所で何回も連続
して復帰動作を行なってディスクの再生ができなくなる
事態を防止できるディスククプレーヤの再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)やミニディ
スク(MD)、ビデオディスク等のディスクプレ−ヤに
おいては、ビ−ムスポット位置とトラック間の偏差に応
じたトラッキングエラ−信号を発生し、該エラ−信号を
用いてサーボ制御を行ってビ−ムスポットをトラックの
真上に位置決めすると共に、ディスクの回転に応じて該
スポットをして正しくトラックを追跡させるようにして
いる。かかるディスクプレ−ヤにおいては振動により光
学的読み取りヘッドであるピックアップ(ビ−ムスポッ
ト)が何本かのトラックを飛び越してしまう場合があ
る。特に車載用のディスクプレ−ヤには自動車の振動が
加わるため、頻繁にトラックジャンプが生じる。かかる
トラックジャンプが発生した時、何もしなければジャン
プした場所からプレイが再開されて音飛びが生じ好まし
くない。そこで、トラックジャンプが生じるとオ−ディ
オ出力をミュ−トしてビ−ムスポットをジャンプ前の位
置に戻し、ジャンプ発生位置から演奏を再開するように
している。すなわち、サブコ−ドQ情報から得られる絶
対時間アドレス(ト−タルの経過時間)を監視し、該経
過時間の不連続性に基づいてトラックジャンプの発生を
検出し、トラックジャンプの検出によりオ−ディオ出力
をミュ−トし、しかる後ジャンプ開始位置における絶対
時間情報を用いてビ−ムスポットを該ジャンプ開始位置
に復帰させ、ミュ−トを解除して演奏を再開するように
している。
スク(MD)、ビデオディスク等のディスクプレ−ヤに
おいては、ビ−ムスポット位置とトラック間の偏差に応
じたトラッキングエラ−信号を発生し、該エラ−信号を
用いてサーボ制御を行ってビ−ムスポットをトラックの
真上に位置決めすると共に、ディスクの回転に応じて該
スポットをして正しくトラックを追跡させるようにして
いる。かかるディスクプレ−ヤにおいては振動により光
学的読み取りヘッドであるピックアップ(ビ−ムスポッ
ト)が何本かのトラックを飛び越してしまう場合があ
る。特に車載用のディスクプレ−ヤには自動車の振動が
加わるため、頻繁にトラックジャンプが生じる。かかる
トラックジャンプが発生した時、何もしなければジャン
プした場所からプレイが再開されて音飛びが生じ好まし
くない。そこで、トラックジャンプが生じるとオ−ディ
オ出力をミュ−トしてビ−ムスポットをジャンプ前の位
置に戻し、ジャンプ発生位置から演奏を再開するように
している。すなわち、サブコ−ドQ情報から得られる絶
対時間アドレス(ト−タルの経過時間)を監視し、該経
過時間の不連続性に基づいてトラックジャンプの発生を
検出し、トラックジャンプの検出によりオ−ディオ出力
をミュ−トし、しかる後ジャンプ開始位置における絶対
時間情報を用いてビ−ムスポットを該ジャンプ開始位置
に復帰させ、ミュ−トを解除して演奏を再開するように
している。
【0003】しかし、トラックジャンプが発生した時、
ジャンプ先からジャンプ発生前の位置に戻るまでの間、
ミュ−トを掛けているため、この間1〜2秒前後という
長い時間音が切れ、聴く者に不快感を与える。そこで、
ショックプルーフメモリを設け、ジャンプ発生前の位置
にピックアップを戻している間、音切れがないようにす
ることが行なわれている。この方法では、ディスクを通
常線速度のn倍(例えば2倍)で回転制御すると共に、
該ディスクに記録されているデータをn倍速で間欠的に
読み取ってメモリ(ショックプルーフメモリ)に書き込
み、該書き込みと並行してショックプルーフメモリから
通常の読み取り速度でデータを読み取ってDA変換する
ことによりディスクの再生を行う。そして、かかるディ
スクの再生中にトラックジャンプが発生した時、ショッ
クプルーフメモリからのデータ読み取りを継続しながら
ピックアップをジャンプ発生前に読み取った最終アドレ
ス位置に戻し、しかる後n倍速でデータをディスクより
読み取り、該読み取ったデータをショックプルーフメモ
リに書き込む。このショックプルーフメモリを用いる方
法によれば、トラックジャンプが発生してもショックプ
ルーフメモリからデータを読み出して再生を継続するた
め、音飛びや音切れが生じることはなく聞く者に不快感
を与えることはない。尚、コンパクトディスクの場合に
は、通常の読み取り速度のn倍(例えば2倍)の速度で
ディスクより間欠的にデータを読み取ってショックプル
ーフメモリに書き込むが、ミニディスクではデータが1
/5に圧縮されて記録されているため、通常速度で間欠
的に読み取ってショックプルーフメモリに書き込む。
ジャンプ先からジャンプ発生前の位置に戻るまでの間、
ミュ−トを掛けているため、この間1〜2秒前後という
長い時間音が切れ、聴く者に不快感を与える。そこで、
ショックプルーフメモリを設け、ジャンプ発生前の位置
にピックアップを戻している間、音切れがないようにす
ることが行なわれている。この方法では、ディスクを通
常線速度のn倍(例えば2倍)で回転制御すると共に、
該ディスクに記録されているデータをn倍速で間欠的に
読み取ってメモリ(ショックプルーフメモリ)に書き込
み、該書き込みと並行してショックプルーフメモリから
通常の読み取り速度でデータを読み取ってDA変換する
ことによりディスクの再生を行う。そして、かかるディ
スクの再生中にトラックジャンプが発生した時、ショッ
クプルーフメモリからのデータ読み取りを継続しながら
ピックアップをジャンプ発生前に読み取った最終アドレ
ス位置に戻し、しかる後n倍速でデータをディスクより
読み取り、該読み取ったデータをショックプルーフメモ
リに書き込む。このショックプルーフメモリを用いる方
法によれば、トラックジャンプが発生してもショックプ
ルーフメモリからデータを読み出して再生を継続するた
め、音飛びや音切れが生じることはなく聞く者に不快感
を与えることはない。尚、コンパクトディスクの場合に
は、通常の読み取り速度のn倍(例えば2倍)の速度で
ディスクより間欠的にデータを読み取ってショックプル
ーフメモリに書き込むが、ミニディスクではデータが1
/5に圧縮されて記録されているため、通常速度で間欠
的に読み取ってショックプルーフメモリに書き込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるショックプルー
フメモリを用いる方法によれば、前述のように振動等の
外乱によりトラックジャンプが発生しても音飛びや音切
れが生じることはない。しかし、ディスクの傷、汚れ、
欠陥等によりトラックジャンプが発生する場合には、ピ
ックアップをジャンプ発生前の最終アドレス位置に復帰
させても該傷等の箇所で再びトラックジャンプが発生す
る。このため、従来のショックプルーフメモリを用いた
ディスクプレーヤではディスクの傷、汚れ、欠陥箇所で
何回も連続してトラックジャンプ発生し、その間にショ
ックプルーフメモリにデータがなくなり(メモリエンプ
ティ)、ディスクの再生ができなくなる事態が発生する
問題がある。以上から本発明の目的は、ディスクの傷や
汚れ、ディスクの欠陥等によりトラックジャンプが発生
してもディスクの再生を継続できるようにすることであ
る。本発明の別の目的は、振動等によるトラックジャン
に対しては音飛びや音切れが生じることはなく再生を継
続できるようにすることである。本発明の更に別の目的
は、ディスクの傷や汚れ、欠陥等によりトラックジャン
プが発生した場合、聴感上の違和感が生じない程度の1
回の音飛びを生じるだけで以後再生を継続できるように
することである。
フメモリを用いる方法によれば、前述のように振動等の
外乱によりトラックジャンプが発生しても音飛びや音切
れが生じることはない。しかし、ディスクの傷、汚れ、
欠陥等によりトラックジャンプが発生する場合には、ピ
ックアップをジャンプ発生前の最終アドレス位置に復帰
させても該傷等の箇所で再びトラックジャンプが発生す
る。このため、従来のショックプルーフメモリを用いた
ディスクプレーヤではディスクの傷、汚れ、欠陥箇所で
何回も連続してトラックジャンプ発生し、その間にショ
ックプルーフメモリにデータがなくなり(メモリエンプ
ティ)、ディスクの再生ができなくなる事態が発生する
問題がある。以上から本発明の目的は、ディスクの傷や
汚れ、ディスクの欠陥等によりトラックジャンプが発生
してもディスクの再生を継続できるようにすることであ
る。本発明の別の目的は、振動等によるトラックジャン
に対しては音飛びや音切れが生じることはなく再生を継
続できるようにすることである。本発明の更に別の目的
は、ディスクの傷や汚れ、欠陥等によりトラックジャン
プが発生した場合、聴感上の違和感が生じない程度の1
回の音飛びを生じるだけで以後再生を継続できるように
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、ディスクから間欠的に読み取ったデータが書き込
まれると共に、連続的にデータが読み取られるメモリ
と、トラックジャンプによりディスクから読み取ったデ
ータが不連続になったことによりトラックジャンプを検
出する手段と、トラックジャンプ発生時、読み取りヘッ
ドをジャンプ発生前の最終アドレス位置に復帰させる手
段と、読み取りヘッドを該最終アドレス位置に復帰させ
ている間、メモリよりデータを読み出して再生を行う手
段と、メモリエンプティになったか監視する手段と、最
終アドレスへの復帰動作中にメモリエンプティになった
時、ジャンプ発生前の最終アドレスに所定量加算したア
ドレス位置へ読み取りヘッドをジャンプさせる手段と、
ピックアップが最終アドレス位置に復帰後、あるいは最
終アドレスに所定量加算したアドレス位置へ移動した
後、メモリへのデータの間欠書き込みと連続読み出しを
並行して行う手段とにより達成される。
れば、ディスクから間欠的に読み取ったデータが書き込
まれると共に、連続的にデータが読み取られるメモリ
と、トラックジャンプによりディスクから読み取ったデ
ータが不連続になったことによりトラックジャンプを検
出する手段と、トラックジャンプ発生時、読み取りヘッ
ドをジャンプ発生前の最終アドレス位置に復帰させる手
段と、読み取りヘッドを該最終アドレス位置に復帰させ
ている間、メモリよりデータを読み出して再生を行う手
段と、メモリエンプティになったか監視する手段と、最
終アドレスへの復帰動作中にメモリエンプティになった
時、ジャンプ発生前の最終アドレスに所定量加算したア
ドレス位置へ読み取りヘッドをジャンプさせる手段と、
ピックアップが最終アドレス位置に復帰後、あるいは最
終アドレスに所定量加算したアドレス位置へ移動した
後、メモリへのデータの間欠書き込みと連続読み出しを
並行して行う手段とにより達成される。
【0006】
【作用】ディスクからデータを間欠的に読み取ってメモ
リ(ショックプルーフメモリ)に書き込むと共に、該メ
モリよりデータを連続的に読み取ってDA変換して再生
する。かかる再生中に、トラックジャンプが発生しディ
スクから読み取ったデータが不連続になった時、ピック
アップをジャンプ発生前の最終アドレス位置に復帰さ
せ、その間メモリよりデータを読み出して再生を行い、
最終アドレス位置に復帰後、メモリへのデータの間欠書
き込みと連続読み出しを並行して行う。かかる最終アド
レスへの復帰制御中にメモリにデータがなくなった場合
(メモリエンプティ)、ピックアップをジャンプ発生前
の最終アドレスに所定量加算したアドレス位置へ移動さ
せ、該位置よりデータを間欠的に読み出してメモリに書
き込むと共に、メモリよりデータを連続的に読み出す。
以上のようにすれば、ディスクの傷や汚れ、ディスクの
欠陥等によりトラックジャンプが発生しても、聴感上の
違和感が生じない程度の1回の音飛びを生じるだけで以
後再生を継続することができる。又、振動等によるトラ
ックジャンに対しては音飛びや音切れが生じることはな
く再生を継続することができる。
リ(ショックプルーフメモリ)に書き込むと共に、該メ
モリよりデータを連続的に読み取ってDA変換して再生
する。かかる再生中に、トラックジャンプが発生しディ
スクから読み取ったデータが不連続になった時、ピック
アップをジャンプ発生前の最終アドレス位置に復帰さ
せ、その間メモリよりデータを読み出して再生を行い、
最終アドレス位置に復帰後、メモリへのデータの間欠書
き込みと連続読み出しを並行して行う。かかる最終アド
レスへの復帰制御中にメモリにデータがなくなった場合
(メモリエンプティ)、ピックアップをジャンプ発生前
の最終アドレスに所定量加算したアドレス位置へ移動さ
せ、該位置よりデータを間欠的に読み出してメモリに書
き込むと共に、メモリよりデータを連続的に読み出す。
以上のようにすれば、ディスクの傷や汚れ、ディスクの
欠陥等によりトラックジャンプが発生しても、聴感上の
違和感が生じない程度の1回の音飛びを生じるだけで以
後再生を継続することができる。又、振動等によるトラ
ックジャンに対しては音飛びや音切れが生じることはな
く再生を継続することができる。
【0007】
(a) 全体の構成 図1は本発明にかかわるCDプレーヤの構成図である。
11はコンパクトディスク(CD)、12は光ピックア
ップ(読み取りヘッド)、13は光ピックアップ出力か
らEFM信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号等を作成するRFアンプ、14はトラッキング
サーボ、フォーカシングサーボ、ピックアップの送りサ
ーボ制御を行なうサーボ回路、15はEFM信号を入力
され、クロック信号を再生するPLL回路、16はEF
M信号よりフレーム同期信号を検出する同期検出回路、
17はCDを通常の2倍の線速度で回転させるように線
速度一定制御を行なうCLV回路、18はスピンドルモ
ータである。
11はコンパクトディスク(CD)、12は光ピックア
ップ(読み取りヘッド)、13は光ピックアップ出力か
らEFM信号、フォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号等を作成するRFアンプ、14はトラッキング
サーボ、フォーカシングサーボ、ピックアップの送りサ
ーボ制御を行なうサーボ回路、15はEFM信号を入力
され、クロック信号を再生するPLL回路、16はEF
M信号よりフレーム同期信号を検出する同期検出回路、
17はCDを通常の2倍の線速度で回転させるように線
速度一定制御を行なうCLV回路、18はスピンドルモ
ータである。
【0008】19は各種デジタル信号処理を行なうデジ
タル信号処理部であり、EFM信号を8ビットデータに
復調するEFM復調部19aと、CIRCに従って誤り
検出・訂正処理を行なうCIRC部19bと、サブコー
ドを分離して出力するサブコード分離部19c等を備え
ている。20はECC用(エラー訂正用)のRAM、2
1はリード・ライト制御部である。リード・ライト制御
部21は、再生クロック信号CLに同期してEFM復調
データをRAM20に書き込むと共にシステムクロック
(内部水晶発振器より発生するクロック)に同期してE
FM復調データをRAMから読み取ってデジタル信号処
理部19に入力するようになっている。22はシステム
全体を制御するシステムコントローラ、23はデータを
倍速度で間欠的に書き込まれ、記憶データをノ−マル速
度で連続的に読み出されるDRAM構成のショックプル
ーフメモリ、24はマイコン構成のショックプルーフメ
モリコントローラ、25はDAコンバータである。
タル信号処理部であり、EFM信号を8ビットデータに
復調するEFM復調部19aと、CIRCに従って誤り
検出・訂正処理を行なうCIRC部19bと、サブコー
ドを分離して出力するサブコード分離部19c等を備え
ている。20はECC用(エラー訂正用)のRAM、2
1はリード・ライト制御部である。リード・ライト制御
部21は、再生クロック信号CLに同期してEFM復調
データをRAM20に書き込むと共にシステムクロック
(内部水晶発振器より発生するクロック)に同期してE
FM復調データをRAMから読み取ってデジタル信号処
理部19に入力するようになっている。22はシステム
全体を制御するシステムコントローラ、23はデータを
倍速度で間欠的に書き込まれ、記憶データをノ−マル速
度で連続的に読み出されるDRAM構成のショックプル
ーフメモリ、24はマイコン構成のショックプルーフメ
モリコントローラ、25はDAコンバータである。
【0009】(b) 各部の説明 CD(コンパクトディスク)11のプログラムエリアに
は音響データと共に、所定データ数(1フレーム)ごと
にフレ−ム同期信号やサブコ−ドが記録されている。サ
ブコ−ドのうちQチャンネルにより、(1) ピックアップ
の現在位置に応じた曲番や、(2) インデックス(曲の楽
章等を指示するもの)、(3) 該曲番の先頭からの経過時
間(演奏時間:何分何秒)及び何フレ-ム目にピックアップ
が存在するかの情報、(4) ピックアップの初期位置から
の絶対的な経過時間(絶対時間アドレス)等が指示され
る。
は音響データと共に、所定データ数(1フレーム)ごと
にフレ−ム同期信号やサブコ−ドが記録されている。サ
ブコ−ドのうちQチャンネルにより、(1) ピックアップ
の現在位置に応じた曲番や、(2) インデックス(曲の楽
章等を指示するもの)、(3) 該曲番の先頭からの経過時
間(演奏時間:何分何秒)及び何フレ-ム目にピックアップ
が存在するかの情報、(4) ピックアップの初期位置から
の絶対的な経過時間(絶対時間アドレス)等が指示され
る。
【0010】ピックアップ12は光学的にコンパクトデ
ィスク11上に記録されているデジタル情報を読み取っ
てRFアンプ13、波形整形回路(図示せず)を介して
デジタル信号処理部19に入力する。コンパクトディス
ク11は、通常の回転速度よりn倍(例えば2倍)の線
速度で回転制御されるため、ピックアップ12は通常の
CDプレ−ヤに比べて2倍の速度でデジタルデータを読
み取っている(倍速再生)。デジタル信号処理部19
は、入力されたデジタル情報(EFM信号)を復調
し、再生クロックCLに同期してRAM20に記憶する
機能、システムクロックに同期してRAM20よりデ
ータを読み出し、該データに誤り検出/訂正処理を施し
てショックプルーフメモリコントローラ24に入力する
機能、更には、サブコ−ドを分離してシステムコント
ローラ22に入力する機能等を有している。
ィスク11上に記録されているデジタル情報を読み取っ
てRFアンプ13、波形整形回路(図示せず)を介して
デジタル信号処理部19に入力する。コンパクトディス
ク11は、通常の回転速度よりn倍(例えば2倍)の線
速度で回転制御されるため、ピックアップ12は通常の
CDプレ−ヤに比べて2倍の速度でデジタルデータを読
み取っている(倍速再生)。デジタル信号処理部19
は、入力されたデジタル情報(EFM信号)を復調
し、再生クロックCLに同期してRAM20に記憶する
機能、システムクロックに同期してRAM20よりデ
ータを読み出し、該データに誤り検出/訂正処理を施し
てショックプルーフメモリコントローラ24に入力する
機能、更には、サブコ−ドを分離してシステムコント
ローラ22に入力する機能等を有している。
【0011】システムコントローラ22はマイコンで構
成されており、 サブコ−ドQチャンネルデータに基づいて曲番、曲毎
の経過時間、ト−タルの経過時間等を操作パネルの表示
部に表示すると共に、該操作パネルから入力される情報
に基づいて所望曲番へのアクセス処理を行い、更には、 トラックジャンプの検出、 トラックジャンプ検出時におけるピックアップの復
帰制御、 ポーズ制御、 ショックプルーフメモリコントローラ24とのデー
タ授受制御等を行う。
成されており、 サブコ−ドQチャンネルデータに基づいて曲番、曲毎
の経過時間、ト−タルの経過時間等を操作パネルの表示
部に表示すると共に、該操作パネルから入力される情報
に基づいて所望曲番へのアクセス処理を行い、更には、 トラックジャンプの検出、 トラックジャンプ検出時におけるピックアップの復
帰制御、 ポーズ制御、 ショックプルーフメモリコントローラ24とのデー
タ授受制御等を行う。
【0012】ショックプルーフメモリ23はDRAMで
構成され、約2.8秒程度の長さのデータを記憶できる
容量を有し、ショックプルーフメモリコントローラ24
の制御で、ノ−マルの2倍速でデータが間欠的に書き込
まれ、ノ−マル速度でデータが連続的に読み取られるよ
うになっている。
構成され、約2.8秒程度の長さのデータを記憶できる
容量を有し、ショックプルーフメモリコントローラ24
の制御で、ノ−マルの2倍速でデータが間欠的に書き込
まれ、ノ−マル速度でデータが連続的に読み取られるよ
うになっている。
【0013】ショックプルーフメモリコントローラ24
はショックプルーフメモリ23に対するデータの書き込
み・読み出し制御を行う。例えば、 システムコントローラ22からトラックジャンプの
発生通知があったか監視しており、トラックジャンプが
発生するとショックプルーフメモリ23への書き込みを
停止する(読み出しは続行する)。又、 ショックプルーフメモリ23がデータで一杯(デー
タフル)になったか監視し、データフルになったならシ
ステムコントローラ22にデータフルを通知すると共
に、ショックプルーフメモリへの書き込みを停止する
(読み出しは続行する)。そして、読み出しが続行され
て、所定数のデータが読み取られて空きが生じるとその
旨をシステムコントローラ22に通知すると共に、デジ
タル信号処理部19から入力されるデータの書き込みを
再開する。更に、 トラックジャンプによるジャンプ発生前の位置へピ
ークアップを戻す制御を行っている間に、ショックプル
ーフメモリ23にデータがなくなったか(メモリエンプ
ティになったか)監視し、メモリエンプティになるとそ
の旨をシステムコントローラ22に通知する。
はショックプルーフメモリ23に対するデータの書き込
み・読み出し制御を行う。例えば、 システムコントローラ22からトラックジャンプの
発生通知があったか監視しており、トラックジャンプが
発生するとショックプルーフメモリ23への書き込みを
停止する(読み出しは続行する)。又、 ショックプルーフメモリ23がデータで一杯(デー
タフル)になったか監視し、データフルになったならシ
ステムコントローラ22にデータフルを通知すると共
に、ショックプルーフメモリへの書き込みを停止する
(読み出しは続行する)。そして、読み出しが続行され
て、所定数のデータが読み取られて空きが生じるとその
旨をシステムコントローラ22に通知すると共に、デジ
タル信号処理部19から入力されるデータの書き込みを
再開する。更に、 トラックジャンプによるジャンプ発生前の位置へピ
ークアップを戻す制御を行っている間に、ショックプル
ーフメモリ23にデータがなくなったか(メモリエンプ
ティになったか)監視し、メモリエンプティになるとそ
の旨をシステムコントローラ22に通知する。
【0014】(c) システムコントローラの処理 図2は本発明におけるシステムコントローラ22の処理
の流れ図である。演奏指示があると、システムコントロ
ーラ22はサーボ回路14、CLV回路17に指令を出
して各種サーボを開始させる。これにより、スピンドル
モータ18はノ−マルの2倍の線速度でCD11を回転
し、ピックアップ12は倍速度でCDからデジタルデー
タを読み取る。デジタル信号処理部19は入力されたE
FM信号を復調してRAM20に格納する。しかる後、
デジタル信号処理部19はRAM20からデータをシス
テムクロックに同期して読み出し、誤り検出/訂正処理
を施した後、ショックプルーフメモリコントローラ24
に入力し、また、サブコ−ドを分離してシステムコント
ローラ22に入力する(以上、ステップ101)。
の流れ図である。演奏指示があると、システムコントロ
ーラ22はサーボ回路14、CLV回路17に指令を出
して各種サーボを開始させる。これにより、スピンドル
モータ18はノ−マルの2倍の線速度でCD11を回転
し、ピックアップ12は倍速度でCDからデジタルデー
タを読み取る。デジタル信号処理部19は入力されたE
FM信号を復調してRAM20に格納する。しかる後、
デジタル信号処理部19はRAM20からデータをシス
テムクロックに同期して読み出し、誤り検出/訂正処理
を施した後、ショックプルーフメモリコントローラ24
に入力し、また、サブコ−ドを分離してシステムコント
ローラ22に入力する(以上、ステップ101)。
【0015】システムコントローラ22は上記動作と並
行してサブコ−ドQを用いてトラックジャンプが発生し
たかチェックする(ステップ102)。すなわち、シス
テムコントローラ22は、サブコ−ドQ情報から得られ
る絶対時間情報(ト−タルの経過時間)を監視し、該経
過時間の不連続性に基づいてトラックジャンプの発生の
有無を検出する。トラックジャンプが発生していなけれ
ば、ショックプルーフメモリコントローラ24より、シ
ョックプルーフメモリ23がデータフルになった旨の通
知(データフル信号)を受信しているかチェックする
(ステップ103)。デ−タフル信号を受信してなけれ
ば、換言すればデータフルでなければステップ101以
降の処理を継続し、データフルであれば、各部に指示を
出し、CDからのデータの倍速読み取りを一時的に停止
する(ステップ104、ポーズ状態)。ポーズ状態にお
いてはスピンドルモータ18の回転を停止せず、又、ポ
ーズ開始位置における絶対時間情報を記憶しておき、ピ
ックアップが所定時間以上移動する毎に該ピックアップ
を絶対時間情報が示す位置に戻す動作を繰り返して、ピ
ックアップをポーズ開始位置に維持する。
行してサブコ−ドQを用いてトラックジャンプが発生し
たかチェックする(ステップ102)。すなわち、シス
テムコントローラ22は、サブコ−ドQ情報から得られ
る絶対時間情報(ト−タルの経過時間)を監視し、該経
過時間の不連続性に基づいてトラックジャンプの発生の
有無を検出する。トラックジャンプが発生していなけれ
ば、ショックプルーフメモリコントローラ24より、シ
ョックプルーフメモリ23がデータフルになった旨の通
知(データフル信号)を受信しているかチェックする
(ステップ103)。デ−タフル信号を受信してなけれ
ば、換言すればデータフルでなければステップ101以
降の処理を継続し、データフルであれば、各部に指示を
出し、CDからのデータの倍速読み取りを一時的に停止
する(ステップ104、ポーズ状態)。ポーズ状態にお
いてはスピンドルモータ18の回転を停止せず、又、ポ
ーズ開始位置における絶対時間情報を記憶しておき、ピ
ックアップが所定時間以上移動する毎に該ピックアップ
を絶対時間情報が示す位置に戻す動作を繰り返して、ピ
ックアップをポーズ開始位置に維持する。
【0016】以後、ショックプルーフメモリコントロー
ラ24からデータ空き信号を受信したか監視し(ステッ
プ105)、受信しなければポーズ状態を継続し、受信
すればポーズ状態を解除して、ステップ101に戻り以
降の処理を繰り返す。尚、データフル後に所定数のデー
タがショックプルーフメモリ23から読み出され、該メ
モリに適当な大きさの空きができた時、ショックプルー
フメモリコントローラ24はデータ空き信号をシステム
コントローラ22に送信する。以上は、トラックジャン
プが発生していない場合であるが、トラックジャンプが
発生するとステップ102で「YES」となる。これに
より、システムコントローラ22はデジタル信号処理部
19にショックプルーフメモリ23へのデータの書き込
み停止を指示する。この結果、以後、ショックプルーフ
メモリコントローラ24はショックプルーフメモリ23
にデータを書き込まずノーマル速度によるデータの読み
出しのみを行う(ステップ106)。また、システムコ
ントローラ22はショックプルーフメモリコントローラ
24にトラックジャンプ発生を通知する(ステップ10
7)。
ラ24からデータ空き信号を受信したか監視し(ステッ
プ105)、受信しなければポーズ状態を継続し、受信
すればポーズ状態を解除して、ステップ101に戻り以
降の処理を繰り返す。尚、データフル後に所定数のデー
タがショックプルーフメモリ23から読み出され、該メ
モリに適当な大きさの空きができた時、ショックプルー
フメモリコントローラ24はデータ空き信号をシステム
コントローラ22に送信する。以上は、トラックジャン
プが発生していない場合であるが、トラックジャンプが
発生するとステップ102で「YES」となる。これに
より、システムコントローラ22はデジタル信号処理部
19にショックプルーフメモリ23へのデータの書き込
み停止を指示する。この結果、以後、ショックプルーフ
メモリコントローラ24はショックプルーフメモリ23
にデータを書き込まずノーマル速度によるデータの読み
出しのみを行う(ステップ106)。また、システムコ
ントローラ22はショックプルーフメモリコントローラ
24にトラックジャンプ発生を通知する(ステップ10
7)。
【0017】ついで、システムコントローラ22は、サ
ーボ復帰処理を行い(ステップ108)、しかる後、シ
ョックプルーフメモリ23がメモリエンプティになった
かチェックする(ステップ109)。尚、ショックプル
ーフメモリ24がメモリエンプティになると、ショック
プルーフメモリコントローラ24よりその旨が通知され
るから、システムコントローラ22はメモリエンプティ
になったか否かを認識できる。メモリエンプティでなけ
れば、トラックジャンプ発生前に最後に読み込んだ絶対
時間アドレス(最終アドレス)位置にピックアップを移
動させる復帰制御を行う(ステップ110,111)。
ーボ復帰処理を行い(ステップ108)、しかる後、シ
ョックプルーフメモリ23がメモリエンプティになった
かチェックする(ステップ109)。尚、ショックプル
ーフメモリ24がメモリエンプティになると、ショック
プルーフメモリコントローラ24よりその旨が通知され
るから、システムコントローラ22はメモリエンプティ
になったか否かを認識できる。メモリエンプティでなけ
れば、トラックジャンプ発生前に最後に読み込んだ絶対
時間アドレス(最終アドレス)位置にピックアップを移
動させる復帰制御を行う(ステップ110,111)。
【0018】以上により、トラックジャンプ発生前の位
置にピックアップが復帰すれば、システムコントローラ
22はショックプルーフメモリコントローラ24に復帰
通知を行い(ステップ112)、初めに戻り倍速再生を
再開する。トラックジャンプが振動により発生した場合
には、ステップ102においてトラックジャンプは発生
せず、以後、ステップ103以降の処理が行われる。こ
れにより、メモリエンプティになる前に再びショックプ
ルーフメモリ24にデータの間欠書き込みが開始するか
ら、音飛びのないCD再生が行われる。すなわち、トラ
ックジャンプが振動により発生した場合には、音飛びが
生じない。
置にピックアップが復帰すれば、システムコントローラ
22はショックプルーフメモリコントローラ24に復帰
通知を行い(ステップ112)、初めに戻り倍速再生を
再開する。トラックジャンプが振動により発生した場合
には、ステップ102においてトラックジャンプは発生
せず、以後、ステップ103以降の処理が行われる。こ
れにより、メモリエンプティになる前に再びショックプ
ルーフメモリ24にデータの間欠書き込みが開始するか
ら、音飛びのないCD再生が行われる。すなわち、トラ
ックジャンプが振動により発生した場合には、音飛びが
生じない。
【0019】一方、トラックジャンプがディスクの傷、
汚れ、欠陥により発生した場合には、ステップ102に
おいて再びトラックジャンプが発生し、ステップ106
以降の処理が繰り返される。この場合、ショックプルー
フメモリ23がまだデータエンプティになっていなけれ
ば、ピックアップは再びジャンプ発生前の位置に復帰
し、ステップ101以降の処理が繰り返される。しか
し、同様にステップ102において、トラックジャンプ
が発生し、ステップ106以降の処理が繰り返される。
そして、いつか、ショックプルーフメモリ24がメモリ
エンプティになる。
汚れ、欠陥により発生した場合には、ステップ102に
おいて再びトラックジャンプが発生し、ステップ106
以降の処理が繰り返される。この場合、ショックプルー
フメモリ23がまだデータエンプティになっていなけれ
ば、ピックアップは再びジャンプ発生前の位置に復帰
し、ステップ101以降の処理が繰り返される。しか
し、同様にステップ102において、トラックジャンプ
が発生し、ステップ106以降の処理が繰り返される。
そして、いつか、ショックプルーフメモリ24がメモリ
エンプティになる。
【0020】ショックプルーフメモリ24がメモリエン
プティになると、システムコントローラ22はトラック
ジャンプがディスクの傷、汚れあるいは欠陥により発生
したものとみなして、トラックジャンプ発生前の最終ア
ドレスに一定量α(違和感が生じない程度の時間)を加
算した絶対時間アドレスを求め、該アドレス位置にピッ
クアップを移動させ(ステップ113)、移動完了後、
システムコントローラ22はショックプルーフメモリコ
ントローラ24に復帰通知を行い(ステップ112)、
初めに戻り倍速再生を再開する。以上により、以後、デ
ィスクの傷、汚れ、欠陥箇所よりαだけ飛んだ位置から
ディスクの再生が再開する。このようにすれば、ディス
クの傷や汚れ、ディスクの欠陥等によりトラックジャン
プが発生しても、再生を継続することができ、しかも、
聴感上の違和感が生じない程度の1回の音飛びを生じる
だけで以後再生を継続することができる。
プティになると、システムコントローラ22はトラック
ジャンプがディスクの傷、汚れあるいは欠陥により発生
したものとみなして、トラックジャンプ発生前の最終ア
ドレスに一定量α(違和感が生じない程度の時間)を加
算した絶対時間アドレスを求め、該アドレス位置にピッ
クアップを移動させ(ステップ113)、移動完了後、
システムコントローラ22はショックプルーフメモリコ
ントローラ24に復帰通知を行い(ステップ112)、
初めに戻り倍速再生を再開する。以上により、以後、デ
ィスクの傷、汚れ、欠陥箇所よりαだけ飛んだ位置から
ディスクの再生が再開する。このようにすれば、ディス
クの傷や汚れ、ディスクの欠陥等によりトラックジャン
プが発生しても、再生を継続することができ、しかも、
聴感上の違和感が生じない程度の1回の音飛びを生じる
だけで以後再生を継続することができる。
【0021】(d) ショックプルーフメモリコントローラ
の処理 図3はショックプルーフメモリコントローラの処理の流
れ図である。演奏開始により、デジタル信号処理部19
からデータを受信すると(ステップ201)、ショック
プルーフメモリコントローラ24は該データをショック
プルーフメモリ23に倍速度で書き込む(ステップ20
2)。以上の書き込み制御と並行して、ショックプルー
フメモリコントローラ24はショックプルーフメモリ2
3から通常のノ−マル速度による読み出し(ノ−マル読
み出し)を行い、読み取ったデータをDAコンバータ2
5に入力する(ステップ203)。又、復帰中フラグF
aが”1”か、換言すれば、トラックジャンプが発生し
てピックアップをトラック発生前の最終アドレス位置に
復帰中かチェックする(ステップ204)。尚、トラッ
クジャンプが発生するとシステムコントローラ22より
トラックジャンプ発生通知があるから、このときショッ
クプルーフメモリコントローラ24は復帰中フラグFa
(初期値は”0”)を”1”にする。又、トラックジャ
ンプ発生前の位置へピックアップが復帰完了するとシス
テムコントローラ22より復帰完了通知があるから、復
帰中フラグFaを”0”に戻す。すなわち、トラックジ
ャンプ発生から、復帰完了まではFa=”1”になって
いる。
の処理 図3はショックプルーフメモリコントローラの処理の流
れ図である。演奏開始により、デジタル信号処理部19
からデータを受信すると(ステップ201)、ショック
プルーフメモリコントローラ24は該データをショック
プルーフメモリ23に倍速度で書き込む(ステップ20
2)。以上の書き込み制御と並行して、ショックプルー
フメモリコントローラ24はショックプルーフメモリ2
3から通常のノ−マル速度による読み出し(ノ−マル読
み出し)を行い、読み取ったデータをDAコンバータ2
5に入力する(ステップ203)。又、復帰中フラグF
aが”1”か、換言すれば、トラックジャンプが発生し
てピックアップをトラック発生前の最終アドレス位置に
復帰中かチェックする(ステップ204)。尚、トラッ
クジャンプが発生するとシステムコントローラ22より
トラックジャンプ発生通知があるから、このときショッ
クプルーフメモリコントローラ24は復帰中フラグFa
(初期値は”0”)を”1”にする。又、トラックジャ
ンプ発生前の位置へピックアップが復帰完了するとシス
テムコントローラ22より復帰完了通知があるから、復
帰中フラグFaを”0”に戻す。すなわち、トラックジ
ャンプ発生から、復帰完了まではFa=”1”になって
いる。
【0022】Fa=”1”でなければ、ショックプルー
フメモリ23がデータで満杯(データフル)になったか
チェックし(ステップ205)、データフルでなければ
データ満杯フラグFdが”1”かチェックし(ステップ2
06)、”1”でなければステップ201に戻り以降の
処理を繰り返す。尚、データ満杯フラグFd(初期値”
0”)は、ショックプルーフメモリ23がデータフルに
なると”1”になり、データフルになって後、予め定め
た数のデータが読み出されてショックプルーフメモリに
所定の空きができた時に”0”に戻される。
フメモリ23がデータで満杯(データフル)になったか
チェックし(ステップ205)、データフルでなければ
データ満杯フラグFdが”1”かチェックし(ステップ2
06)、”1”でなければステップ201に戻り以降の
処理を繰り返す。尚、データ満杯フラグFd(初期値”
0”)は、ショックプルーフメモリ23がデータフルに
なると”1”になり、データフルになって後、予め定め
た数のデータが読み出されてショックプルーフメモリに
所定の空きができた時に”0”に戻される。
【0023】ショックプルーフメモリ23がデータで満
杯になれば、ステップ205で「YES」となる。これ
により、データ満杯フラグFdを"1"にすると共に(ス
テップ207)、データフル信号をシステムコントロー
ラ22に送る(ステップ208)。以後、ステップ20
3に飛び、メモリに所定量の空きができるまで(Fd=
0となるまで)、ショックプルーフメモリ23へのデー
タの書き込みを停止し、データの読み出しのみを行う。
杯になれば、ステップ205で「YES」となる。これ
により、データ満杯フラグFdを"1"にすると共に(ス
テップ207)、データフル信号をシステムコントロー
ラ22に送る(ステップ208)。以後、ステップ20
3に飛び、メモリに所定量の空きができるまで(Fd=
0となるまで)、ショックプルーフメモリ23へのデー
タの書き込みを停止し、データの読み出しのみを行う。
【0024】データフルになって書き込みが停止された
後に、ステップ203でデータが読み出されるとデータ
フルでなくなるが、データ満杯フラグFd=”1”とな
っているため、直ちに書き込み停止は解除されない。す
なわち、データフルでなくなってステップ205で「N
O」となっても、Fd=”1”であるため、ステップ2
06で「YES」となり、ステップ209でショックプ
ルーフメモリ23に所定量の空きが発生したかチェック
され、所定量の空きが発生してなければステップ203
に飛び、依然としてメモリへのデータの書き込みが停止
され、データの読み出しのみが行われる。しかし、ショ
ックプルーフメモリ23に所定量の空きが発生すれば、
ステップ209で「YES」となるから、データ満杯フ
ラグFdを”0”に戻すと共に(ステップ210)、シ
ステムコントローラ22へデータ空き信号を送り出し
(ステップ211)、以後ステップ201に戻りデータ
の倍速度書き込みとノ−マル読み出しを行う。
後に、ステップ203でデータが読み出されるとデータ
フルでなくなるが、データ満杯フラグFd=”1”とな
っているため、直ちに書き込み停止は解除されない。す
なわち、データフルでなくなってステップ205で「N
O」となっても、Fd=”1”であるため、ステップ2
06で「YES」となり、ステップ209でショックプ
ルーフメモリ23に所定量の空きが発生したかチェック
され、所定量の空きが発生してなければステップ203
に飛び、依然としてメモリへのデータの書き込みが停止
され、データの読み出しのみが行われる。しかし、ショ
ックプルーフメモリ23に所定量の空きが発生すれば、
ステップ209で「YES」となるから、データ満杯フ
ラグFdを”0”に戻すと共に(ステップ210)、シ
ステムコントローラ22へデータ空き信号を送り出し
(ステップ211)、以後ステップ201に戻りデータ
の倍速度書き込みとノ−マル読み出しを行う。
【0025】以上は、トラックジャンプが発生していな
い正常な状態である。しかし、トラックジャンプが発生
してして復帰中フラグFaが=”1”となればステップ
204で「YES」となる。これにより、ショックプル
ーフメモリコントローラ24は、ショックプルーフメモ
リ23がメモリエンプティになったかチェックし(ステ
ップ212)、メモリエンプティでなければステップ2
03に飛び、以後、ピックアップがトラックジャンプ発
生前の最終アドレス位置へ復帰完了するまで(Fa=”
0”となるまで)、ショックプルーフメモリ23へのデ
ータの書き込みを行わず、データの読み出しのみを行
う。この間にピックアップはトラックジャンプ発生前の
最終アドレス位置へ復帰し、Fa=”0”になる。
い正常な状態である。しかし、トラックジャンプが発生
してして復帰中フラグFaが=”1”となればステップ
204で「YES」となる。これにより、ショックプル
ーフメモリコントローラ24は、ショックプルーフメモ
リ23がメモリエンプティになったかチェックし(ステ
ップ212)、メモリエンプティでなければステップ2
03に飛び、以後、ピックアップがトラックジャンプ発
生前の最終アドレス位置へ復帰完了するまで(Fa=”
0”となるまで)、ショックプルーフメモリ23へのデ
ータの書き込みを行わず、データの読み出しのみを行
う。この間にピックアップはトラックジャンプ発生前の
最終アドレス位置へ復帰し、Fa=”0”になる。
【0026】トラックジャンプが振動により発生した場
合には、復帰後同一箇所で再度トラックジャンプは発生
しないからFa=”0”が維持され、ステップ205以
降の処理が繰り返され、ショックプルーフメモリ23に
対するデータの間欠書き込みとデータの連続読み出しが
並行して行われる。すなわち、メモリエンプティになる
前にショックプルーフメモリ23に対するデータの間欠
書き込みとデータの連続読み出しが再開するから、振動
によりトラックジャンプが発生しても音飛びは生じな
い。
合には、復帰後同一箇所で再度トラックジャンプは発生
しないからFa=”0”が維持され、ステップ205以
降の処理が繰り返され、ショックプルーフメモリ23に
対するデータの間欠書き込みとデータの連続読み出しが
並行して行われる。すなわち、メモリエンプティになる
前にショックプルーフメモリ23に対するデータの間欠
書き込みとデータの連続読み出しが再開するから、振動
によりトラックジャンプが発生しても音飛びは生じな
い。
【0027】しかし、トラックジャンプがディスクの
傷、汚れ、欠陥により生じた場合には、トラックジャン
プ発生前の位置に復帰後同一箇所で再度トラックジャン
プが発生し、直ちにFa=”1”になる。この結果、シ
ョックプルーフメモリ24へのデータの間欠書き込みが
行われず、データの読み出しのみが行われる。そして、
いつか、ステップ212においてデータエンプティにな
る。データエンプティになれば、ショックプルーフメモ
リコントローラ24はその旨をシステムコントローラ2
2に通知し(ステップ213)、以後、データを受信す
るまで待つ(ステップ214)。メモリエンプティにな
ると、システムコントローラ22はピックアップをトラ
ックジャンプ発生前の最終アドレス位置から一定量α離
れたアドレス位置に移動させ(図2のステップ11
3)、移動完了後、復帰完了通知をショックプルーフメ
モリコントローラ24に通知する。これにより、ショッ
クプルーフメモリコントローラ24はFa=”0”にす
る。
傷、汚れ、欠陥により生じた場合には、トラックジャン
プ発生前の位置に復帰後同一箇所で再度トラックジャン
プが発生し、直ちにFa=”1”になる。この結果、シ
ョックプルーフメモリ24へのデータの間欠書き込みが
行われず、データの読み出しのみが行われる。そして、
いつか、ステップ212においてデータエンプティにな
る。データエンプティになれば、ショックプルーフメモ
リコントローラ24はその旨をシステムコントローラ2
2に通知し(ステップ213)、以後、データを受信す
るまで待つ(ステップ214)。メモリエンプティにな
ると、システムコントローラ22はピックアップをトラ
ックジャンプ発生前の最終アドレス位置から一定量α離
れたアドレス位置に移動させ(図2のステップ11
3)、移動完了後、復帰完了通知をショックプルーフメ
モリコントローラ24に通知する。これにより、ショッ
クプルーフメモリコントローラ24はFa=”0”にす
る。
【0028】しかる後、システムコントローラ22は前
記アドレス位置より倍速読み出しを再開し、読み取った
データをショックプルーフメモリコントローラ24に入
力する。これにより、ステップ214において「YE
S」となり、以後、ショックプルーフメモリコントロー
ラ24はステップ202以降の処理を繰り返し、ショッ
クプルーフメモリ23に対してデータの間欠書き込みと
データの連続読み出しを行う。以上では、本発明をCD
プレーヤに適用した場合について説明したが、本発明は
ミニディスクプレーヤ等にも適用できることは勿論であ
る。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は
請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が
可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
記アドレス位置より倍速読み出しを再開し、読み取った
データをショックプルーフメモリコントローラ24に入
力する。これにより、ステップ214において「YE
S」となり、以後、ショックプルーフメモリコントロー
ラ24はステップ202以降の処理を繰り返し、ショッ
クプルーフメモリ23に対してデータの間欠書き込みと
データの連続読み出しを行う。以上では、本発明をCD
プレーヤに適用した場合について説明したが、本発明は
ミニディスクプレーヤ等にも適用できることは勿論であ
る。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は
請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が
可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0029】
【発明の効果】以上本発明によれば、ディスクの傷や汚
れ、ディスクの欠陥等によりトラックジャンプが発生し
ても、再生を継続することができ、この場合、聴感上の
違和感が生じない程度の1回の音飛びを生じるだけで再
生を継続することができる。又、本発明によれば、振動
等によるトラックジャンに対しては音飛びや音切れが生
じることはなく再生を継続することができる。
れ、ディスクの欠陥等によりトラックジャンプが発生し
ても、再生を継続することができ、この場合、聴感上の
違和感が生じない程度の1回の音飛びを生じるだけで再
生を継続することができる。又、本発明によれば、振動
等によるトラックジャンに対しては音飛びや音切れが生
じることはなく再生を継続することができる。
【図1】本発明のCDプレーヤの構成図である。
【図2】システムコントローラの処理の流れ図である。
【図3】ショックプルーフメモリコントローラの処理の
流れ図である。
流れ図である。
11・・CD(コンパクトディスク) 19・・デジタル信号処理部 22・・システムコントローラ 23・・ショックプルーフメモリ 24・・ショックプルーフメモリコントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクからデータを間欠的に読み取っ
てメモリに書き込むと共に、該メモリよりデータを連続
的に読み取ってDA変換して再生するディスクプレーヤ
の再生方法において、 読み取りヘッドのジャンプによりディスクから読み取っ
たデータが不連続になった時、該ヘッドをジャンプ発生
前の最終アドレス位置に復帰させ、その間前記メモリよ
りデータを読み出して再生を行い、前記最終アドレス位
置に復帰後、メモリへのデータの間欠書き込みと連続読
み出しを並行して行い、 前記最終アドレスへの復帰動作中にメモリエンプティに
なった場合には、読み取りヘッドをジャンプ発生前の最
終アドレスに所定量加算したアドレス位置へ移動させ、 該位置よりデータを間欠的に読み出してメモリに書き込
むと共に、メモリよりデータを連続的に読み出すことを
特徴とするディスクプレーヤの再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4949695A JPH08249820A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | ディスクプレーヤの再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4949695A JPH08249820A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | ディスクプレーヤの再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249820A true JPH08249820A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12832762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4949695A Pending JPH08249820A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | ディスクプレーヤの再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249820A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0994481A3 (en) * | 1998-10-13 | 2002-07-03 | Sony Corporation | Reproduction apparatus and method, recording apparatus and method |
WO2005027102A3 (en) * | 2003-09-16 | 2005-07-28 | Koninkl Philips Electronics Nv | Method and device for playing optical discs and method for determining tracking quality |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4949695A patent/JPH08249820A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0994481A3 (en) * | 1998-10-13 | 2002-07-03 | Sony Corporation | Reproduction apparatus and method, recording apparatus and method |
WO2005027102A3 (en) * | 2003-09-16 | 2005-07-28 | Koninkl Philips Electronics Nv | Method and device for playing optical discs and method for determining tracking quality |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030624 |