JPH07105117B2 - ディスクプレーヤの演奏方法 - Google Patents

ディスクプレーヤの演奏方法

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JPH07105117B2
JPH07105117B2 JP1174907A JP17490789A JPH07105117B2 JP H07105117 B2 JPH07105117 B2 JP H07105117B2 JP 1174907 A JP1174907 A JP 1174907A JP 17490789 A JP17490789 A JP 17490789A JP H07105117 B2 JPH07105117 B2 JP H07105117B2
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八郎 横田
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Alpine Electronics Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はディスクプレーヤの演奏方法に係り、特にトラ
ックジャンプが発生しても音が途切れることがないディ
スクの演奏方法の関する。
〈従来技術〉 CDやビデオディスク等のディスクプレーヤにおいては、
ビームスポット位置とトラック間の偏差に応じたトラッ
キングエラー信号を発生し、該エラー信号を用いてサー
ボ制御を行ってビームスポットをトラックの真上に位置
決めすると共に、ディスクの回転に応じて該スポットを
して正しくトラックを追跡させるようにしている。とこ
ろで、ディスクプレーヤにおいては振動によりピックア
ップ(ビームスポット)が何本かのトラックを飛び越し
てしまう場合がある。特に車載用のディスクプレーヤに
は自動車の振動が加わるため、頻繁にトラックジャンプ
が生じる。
かかるトラックジャンプが発生した時何もしなければジ
ャンプした場所からプレイが再開されて音飛びが生じ好
ましくない。
そこで、従来はトラックジャンプが生じるとオーディオ
出力をミュートしてビームスポットをジャンプ前の位置
に戻しジャンプ発生位置から演奏を再開するようにして
いる。すなわち、従来はサブコードQ情報から得られる
絶対時間情報(トータルの経過時間)を監視し、該経過
時間の不連続性に基づいてトラックジャンプの発生を検
出し、トラックジャンプの検出によりオーディオ出力を
ミュートし、しかる後ジャンプ開始位置における絶対時
間情報を用いてビームスポットを該ジャンプ開始位置に
復帰させ、ミュートを解除して演奏を再開するようにし
ている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、トラックジャンプが発生した時、ジャンプ先か
らジャンプ前の位置に戻るまでの間、ミュートを掛けて
いるため、この間1秒前後という長い時間音が切れ、聴
く者に不快感を与える。
以上から本発明の目的は、トラックジャンプが発生して
も、音飛びや音切れが生じないディスクプレーヤの演奏
方法を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明によれば、ディスクを常時ノーマルの
2倍の速度で回転する手段、ディスクに記録されている
データを倍速度で間欠的に再生する手段、再生データを
圧縮してRAMに書き込む手段、RAMへの書き込みと並行し
てRAMからノーマル速度で圧縮データを読み出す手段、
圧縮データを復元してDA変換することによりディスクの
演奏を行う手段、ディスクの演奏中にトラックジャンプ
が発生したか否かを監視する手段、トラックジャンプの
発生が検出された時、RAMからのデータ読み出しを停止
することなくピックアップをジャンプ開始位置に戻す手
段、ピックアップをジャンプ開始位置に戻した後、倍速
再生を再開し、再生データを圧縮してRAMに間歇的に書
き込む手段により達成される。
〈作用〉 ディスクを常時ノーマルの2倍の速度で回転し、該ディ
スクに記録されているデータを倍速度で間欠的に再生
し、再生データを圧縮してRAMに書き込み、該書き込み
と並行してRAMからノーマル速度で圧縮データを読み出
し、該圧縮データを復元してDA変換することによりディ
スクの演奏を行い、ディスクの演奏中にトラックジャン
プが発生したか否かを監視し、トラックジャンプの発生
が検出された時、RAMからのデータ読み出しを停止する
ことなくピックアップをジャンプ開始位置に戻し、しか
る後、倍速再生を再開し、再生データを圧縮してRAMに
間歇的に書き込む。
このようにすれば、トラックジャンプが発生しても、音
飛びや音切れが生じることはない。
又、RAMにデータを圧縮して書き込み、又、RAMから読み
出した圧縮データを復元してDA変換するため、RAM容量
が小さくても多くのデータを記憶できる。これにより、
RAM容量が小さくても、トラックジャンプ時に、音飛び
や音切れが生じないようにでき、しかも、製品コストを
下げることができる。
〈実施例〉 第1図は本発明をCDプレーヤに適用した場合の要部ブロ
ック図であり、1はコンパクトディスク、2はピックア
ップ、3はデジタル信号処理回路、4はシステムコント
ローラ、5は操作パネル、6は各種サーボ回路、7は16
ビットの音響データを周知のアダプティブ・デルタ・PC
M(ADPCM)に従って8ビットまたは4ビットデータに圧
縮するADPCMエンコーダ、8は記憶部、9はADPCMに従っ
て圧縮されたデータを元の16ビットの音響データに復元
するADPCMデコーダ、10は音響データをアナログに変換
するDA変換器である。ADPCMについては1985年東海大学
出版会より発行された刊行物「デジタル音声処理」、著
者古井貞照の第99頁から109頁を参照されたい。
コンパクトディスク1には音響信号がデジタルで記録さ
れていると共に、所定データ数ごとにフレーム同期信号
やサブコードが記録されている。サブコードQチャンネ
ルには(i)ピックアップの現在位置に応じた曲番や、
(ii)該曲番の先頭から何分何秒(時間情報)、何フレ
ーム目にピックアップが存在するかの情報や、(iii)
ピックアップの初期位置からの絶対的な時間情報等が記
録されている。
ピックアップ2は光学的にコンパクトディスク1上に記
録されているデジタル情報を読み取って図示しないRFア
ンプ、波形整形回路を介してデジタル信号処理部3に入
力する。CDは通常の回転速度より倍の線速度で回転制御
されるため、ピックアップは通常のCDプレーヤに比べて
2倍の速度でデジタルデータを読み取っている(倍速再
生)。
デジタル信号処理部3は入力されたデジタル情報からサ
ブコードを分離してシステムコントローラ4に入力する
と共に、音響データに誤り検出/訂正処理を施した後AD
PCMエンコーダ7に入力する。
システムコントローラ4はマイコンで構成されており、
サブコードQチャンネルデータに基づいて曲番、曲毎の
経過時間、トータルの経過時間等を操作パネル5の表示
部に表示させると共に、該操作パネルから入力される情
報に基づいてランダムアクセス処理を行い、更にはトラ
ックジャンプの検出、ジャンプ発生前位置への復帰、ポ
ーズ制御、記憶部8へのデータ書き込み/読み出し制御
等を行う。
サーボ回路6は、周知のトラッキングサーボ、フォーカ
スサーボ、線速度を一定にするCLV制御、ピックアップ
送り制御等を行うが、CLV制御により通常の線速度の2
倍の速度でスピンドルモータSPMを回転する。
記憶部8は、データ書き込み部8aと、RAM(例えばS-RA
M)8bと、データ読み取り部8cを有しており、読み取り
部8cはノーマル速度でRAMからデータを読み取り、書き
込み部8aはノーマルの2倍速でデータをRAMに書き込
む。書き込み及び読み取りのタイミングはシステムコン
トローラ4により制御される。例えば、演奏中であれば
読み取り部8cは常時データをRAM8bからノーマル速度で
読み取るが、書き込み部8aはRAM8bがデータで一杯(デ
ータフル)になった時書き込みを停止し、所定数のデー
タが読み取られて空きが生じるとデータの再書き込みを
行う(間欠書き込み)。
第2図は本発明の処理の流れ図であり、以下この流れ図
に従って第1図の動作を説明する。
操作パネルか5から演奏指示があると、システムコント
ローラ4はサーボ回路6に指令を出して各種サーボを開
始させる。これにより、スピンドルモータはノーマルの
2倍の線速度でCD1を回転し、ピックアップ2は倍速度
でCDからデジタルデータを読み取る(ステップ101)。
デジタル信号処理部3は入力されたデジタル情報からサ
ブコードを分離してシステムコントローラ4に入力する
と共に、音響データに誤り検出/訂正処理を施した後AD
PCMエンコーダ7に入力する。ADPCMエンコーダ7は入力
された16ビットの音響データを例えば8ビットデータに
圧縮して記憶部8に入力し、書き込み部8aは入力された
圧縮データを倍速でRAM8bに書き込む。この書き込み動
作と並行して読み取り部8cはRAMからノーマル速度でデ
ータを読み取ってADPCMデコーダ9に出力し、ADPCMデコ
ーダ9は圧縮データから元の16ビットの音響データを復
元し、DA変換器10に入力する。尚、データ圧縮して記憶
する理由は同じRAMであれば2倍あるいは4倍のデータ
を記憶できるようになるからである。・・・・ステップ
102 一方、システムコントローラ4は上記書き込み/読み取
り処理と並行して、サブコードQを用いてトラックジャ
ンプが発生したかチェックする(ステップ103)。尚、
サブコードQ情報から得られる絶対時間情報(トータル
の経過時間)を監視し、該経過時間の不連続性に基づい
てトラックジャンプの発生を検出する。
トラックジャンプが発生していなければ、書き込みによ
りRAM8bがデータフルになったかチェックする(ステッ
プ104)。
データフルでなければステップ101以降の処理を継続
し、データフルであれば、CDからのデータの倍速読み取
りを一時的に停止し(ポーズ)、かつRAM8bへのデータ
書き込み動作を停止し、データの読み取りのみ可能とす
る(ステップ105)。尚、ポーズは、(1)スピンドル
モータの回転を停止することにより、あるいは(2)ス
ピンドルモータの回転を停止せずにポーズ開始位置にお
ける絶対時間を記憶しておき、ピックアップが所定時間
以上移動する毎にキックパルスにより該位置を維持する
ことにより実行される。
以後、RAM8bから1つのデータが読み取られる毎に、デ
ータフル後に所定数のデータがRAM8bから読み取られた
か監視し(ステップ106)、読み取られてなければステ
ップ105以降の処理を継続し、読み取られていればステ
ップ101に飛び倍速再生を再開する。
以上は、トラックジャンプが発生していない場合である
が、トラックジャンプが発生するとステップ103で「YE
S」となる。これにより、システムコントローラ4は直
ちにRAM8bへの書き込みを停止させ、読み取りのみ可能
となる(ステップ107)。
しかる後、システムコントローラはジャンプ発生前の位
置における絶対時間を用いてピックアップを該位置に移
動させ(ステップ108)、以後ステップ101に戻り、絶対
時間が不連続となったRAMアドレスからデータの書き込
みを行う。
以上のように、本発明によればトラックジャンプが生じ
ても、RAMからのデータ読み取りが停止せず連統し、ま
たRAMに記憶したデータを全部読み出す前にピックアッ
プがトラックジャンプの開始位置に戻って倍速書き込み
が再開するから、トラックジャンプが発生しても音飛び
や音切れが生じることはない。
尚、以上ではADPCM方式によりデータ圧縮/復元を行っ
たが、別の方式によりデータ圧縮/復元を行ってもよ
い。又、メモリの高容量化が進めば必ずしも圧縮する必
要はない。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、CDからの音響データを倍速でRAM
に間欠的に書き込むと共に、ノーマル速度で連続的にデ
ータをRAMから読み出してディスク演奏を行い、かかる
ディスクの演奏中にトラックジャンプが発生した時、デ
ータ読み出しを停止することなくピックアップをジャン
プ先に戻し、しかる後倍速再生してRAMに倍速で書き込
むように構成したから、トラックジャンプが発生しても
音飛びや音切れが生じることはなく聞く者に不快感を与
えることはない。
又、本発明によれば、RAMにデータを圧縮して書き込
み、又、RAMから読み出した圧縮データを復元してDA変
換するように構成したから、RAM容量が小さくても多く
のデータを記憶できる。これにより、RAM容量が小さく
ても、トラックジャンプ時に、音飛びや音切れが生じな
いようにでき、しかも、製品コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をCDプレーヤに適用した場合の要部ブロ
ック図、 第2図は本発明の処理の流れ図である。 3……デジタル信号処理回路 4……システムコントローラ 7……ADPCMエンコーダ 8……記憶部 9……ADPCMデコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを常時ノーマルの2倍の速度で回
    転し、 該ディスクに記録されているデータを倍速度で間欠的に
    再生し、 再生データを圧縮してRAMに書き込み、 該書き込みと並行してRAMからノーマル速度で圧縮デー
    タを読み出し、 該圧縮データを復元してDA変換することによりディスク
    の演奏を行い、 ディスクの演奏中にトラックジャンプが発生したか否か
    を監視し、 トラックジャンプの発生が検出された時、RAMからのデ
    ータ読み出しを停止することなくピックアップをジャン
    プ開始位置に戻し、 しかる後、倍速再生を再開し、再生データを圧縮してRA
    Mに間歇的に書き込むことを特徴とするディスクプレー
    ヤの演奏方法。
JP1174907A 1989-07-06 1989-07-06 ディスクプレーヤの演奏方法 Expired - Lifetime JPH07105117B2 (ja)

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JP2788380B2 (ja) * 1992-06-11 1998-08-20 シャープ株式会社 ディジタル情報再生装置
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