JP3069169B2 - 光学式情報再生装置 - Google Patents
光学式情報再生装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクに記録された
複数の情報片を光学的に読出して再生する光学式情報再
生装置に関し、特に複数の情報片を連続一体的に読出し
再生することができる光学式情報再生装置に関する。
複数の情報片を光学的に読出して再生する光学式情報再
生装置に関し、特に複数の情報片を連続一体的に読出し
再生することができる光学式情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学式情報再生装置とし
てはCD(Compact Disc)プレーヤ、MD(Mini Disc
)プレーヤ等がある。この従来のCDプレーヤを図5
に、従来のMDプレーヤを図6に各々示す。
てはCD(Compact Disc)プレーヤ、MD(Mini Disc
)プレーヤ等がある。この従来のCDプレーヤを図5
に、従来のMDプレーヤを図6に各々示す。
【0003】前記図5において従来CDプレーヤは、回
転駆動されるCD101に対してレーザ光を照射して反
射して得られる情報をRF(Radio Frequency )信号と
して読出すピックアップ1と、この読出されたRF信号
をRFアンプ11で所定値に増幅され、この増幅された
RF信号からEFM(Eight to Fourteen Modulation)
信号を検出するEFMデコーダ10と、このEFM信号
をディジタルフィルタリング後にD/A(Digital to A
nalog )変換して出力するD/A変換部5と、前記EF
Mデコーダ10及びその他装置全体を制御するシステム
コントローラ4と、このシステムコントローラ4の制御
によりRFアンプ11及びEFMデコーダ10の各信号
に基づいてスピンドルモータ16、ピックアップ1をサ
ーボ制御するサーボコントローラ14と、前記システム
コントローラ4に操作者が操作指令を入力すると共に、
動作状態を表示する表示・キー入力部60とを備える構
成である。
転駆動されるCD101に対してレーザ光を照射して反
射して得られる情報をRF(Radio Frequency )信号と
して読出すピックアップ1と、この読出されたRF信号
をRFアンプ11で所定値に増幅され、この増幅された
RF信号からEFM(Eight to Fourteen Modulation)
信号を検出するEFMデコーダ10と、このEFM信号
をディジタルフィルタリング後にD/A(Digital to A
nalog )変換して出力するD/A変換部5と、前記EF
Mデコーダ10及びその他装置全体を制御するシステム
コントローラ4と、このシステムコントローラ4の制御
によりRFアンプ11及びEFMデコーダ10の各信号
に基づいてスピンドルモータ16、ピックアップ1をサ
ーボ制御するサーボコントローラ14と、前記システム
コントローラ4に操作者が操作指令を入力すると共に、
動作状態を表示する表示・キー入力部60とを備える構
成である。
【0004】前記構成に基づく従来のCDプレーヤは、
表示・キー入力部60の動作指令によりシステムコトロ
ーラ4がサーボコントローラ14を制御してスピンドル
モータ16を駆動させてCDを所定速度で回転させると
共に、CRG15を介してピックアップ1を所定位置に
移動制御して発光制御する。このピックアップ1からC
D101に照射されるレーザ光の反射光をピックアップ
1が受光してRF信号として出力し、このRF信号をR
Fアンプ11で増幅して出力する。この増幅されたRF
信号はEFMデコーダ10でEFM信号にデコードされ
ると共に、サーボコントローラ14に入力されてサーボ
制御に用いられる。前記EFM信号はD/A変換部5に
よりアナログ信号に変換されて再生信号として出力さ
れ、またシステムコントローラ4を介して表示・キー入
力部60に再生状態が表示される。
表示・キー入力部60の動作指令によりシステムコトロ
ーラ4がサーボコントローラ14を制御してスピンドル
モータ16を駆動させてCDを所定速度で回転させると
共に、CRG15を介してピックアップ1を所定位置に
移動制御して発光制御する。このピックアップ1からC
D101に照射されるレーザ光の反射光をピックアップ
1が受光してRF信号として出力し、このRF信号をR
Fアンプ11で増幅して出力する。この増幅されたRF
信号はEFMデコーダ10でEFM信号にデコードされ
ると共に、サーボコントローラ14に入力されてサーボ
制御に用いられる。前記EFM信号はD/A変換部5に
よりアナログ信号に変換されて再生信号として出力さ
れ、またシステムコントローラ4を介して表示・キー入
力部60に再生状態が表示される。
【0005】また、前記図6において従来のMDプレー
ヤは、前記CDプレーヤと同様にピックアップ1、シス
テムコントローラ4、EFMデコーダ10、RFアンプ
11、サーボコントローラ14、CRG15及びスピン
ドルモータ16を共通して備え、この構成に加え、前記
EFMデコーダ10から出力されるEFM信号を記憶
し、機械的衝撃により読出しの飛越しが生じた場合にこ
の飛越した部分の情報を再度記憶するDRAM(Dynami
c Random Access Memory)22と、このDRAM22の
記憶・読出しを制御するメモリコントローラ20と、こ
のメモリコントローラ20から出力されるEFM信号を
音声圧縮デコードし、外部から記憶情報として入力され
るディジタル信号を音声圧縮エンコードする音声圧縮エ
ンコーダ・デコーダ50と、前記EFMデコーダ10か
らのEFM信号に基づいて記録時に磁気ヘッド17を制
御するヘッドドライバ13とを備える構成である。
ヤは、前記CDプレーヤと同様にピックアップ1、シス
テムコントローラ4、EFMデコーダ10、RFアンプ
11、サーボコントローラ14、CRG15及びスピン
ドルモータ16を共通して備え、この構成に加え、前記
EFMデコーダ10から出力されるEFM信号を記憶
し、機械的衝撃により読出しの飛越しが生じた場合にこ
の飛越した部分の情報を再度記憶するDRAM(Dynami
c Random Access Memory)22と、このDRAM22の
記憶・読出しを制御するメモリコントローラ20と、こ
のメモリコントローラ20から出力されるEFM信号を
音声圧縮デコードし、外部から記憶情報として入力され
るディジタル信号を音声圧縮エンコードする音声圧縮エ
ンコーダ・デコーダ50と、前記EFMデコーダ10か
らのEFM信号に基づいて記録時に磁気ヘッド17を制
御するヘッドドライバ13とを備える構成である。
【0006】前記構成に基づく従来のMDプレーヤはE
FMデコーダ10からのEFM信号に基づいてヘッドド
ライバ13が磁気ヘッド17を駆動制御することにより
MD100の所定記録領域に情報を記録することができ
る。また、メモリコントローラ20は外部からの機械的
衝撃を受けた場合に、読出しの飛越しが生じることがあ
り、この飛越しが生じた読出しの情報を再度読出してD
RAM22に記憶する。ここで前記ピックアップ1及び
EFMデコーダ10までの読出し動作速度は速く、音声
圧縮エンコーダ・デコーダ50以降の出力動作速度が遅
いことから出力される再生信号にタイムラグが生じるこ
ととなる。この再生信号のタイムラグの間に、前記飛越
しが生じた読出し情報を再度読出して音声圧縮エンコー
ダ・デコーダ50に出力することにより外部からの機械
的衝撃等による影響を排除できることとなる。
FMデコーダ10からのEFM信号に基づいてヘッドド
ライバ13が磁気ヘッド17を駆動制御することにより
MD100の所定記録領域に情報を記録することができ
る。また、メモリコントローラ20は外部からの機械的
衝撃を受けた場合に、読出しの飛越しが生じることがあ
り、この飛越しが生じた読出しの情報を再度読出してD
RAM22に記憶する。ここで前記ピックアップ1及び
EFMデコーダ10までの読出し動作速度は速く、音声
圧縮エンコーダ・デコーダ50以降の出力動作速度が遅
いことから出力される再生信号にタイムラグが生じるこ
ととなる。この再生信号のタイムラグの間に、前記飛越
しが生じた読出し情報を再度読出して音声圧縮エンコー
ダ・デコーダ50に出力することにより外部からの機械
的衝撃等による影響を排除できることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学式情報再生
装置は以上のように構成されていたことから、記録媒体
の光ディスクに記録された複数の情報片、例えば楽音曲
を順次読出して再生する場合に、任意の楽音曲間で移動
(例えば、トラックサーチ中)においては再生しない
(MUTE状態あるいは無音情報の再生)無音状態とな
り、ユーザが無音状態の間待機状態を強いられるという
課題を有していた。また、このような無音状態は楽音内
の任意の部分から他の楽音の任意の部分への移動(例え
ば、トラックサーチ中)において、MUTEしてジャン
プする場合に再生中断が生じる。
装置は以上のように構成されていたことから、記録媒体
の光ディスクに記録された複数の情報片、例えば楽音曲
を順次読出して再生する場合に、任意の楽音曲間で移動
(例えば、トラックサーチ中)においては再生しない
(MUTE状態あるいは無音情報の再生)無音状態とな
り、ユーザが無音状態の間待機状態を強いられるという
課題を有していた。また、このような無音状態は楽音内
の任意の部分から他の楽音の任意の部分への移動(例え
ば、トラックサーチ中)において、MUTEしてジャン
プする場合に再生中断が生じる。
【0008】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、再生中の無音状態を除去すると共に、再生時
間を短縮できる光学式情報再生装置を提案することを目
的とする。
たもので、再生中の無音状態を除去すると共に、再生時
間を短縮できる光学式情報再生装置を提案することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。同図において本発明に係る光学式情報再生装
置は、複数の情報片が圧縮されて記録された記録媒体1
00から任意の情報片を光学的に読出す読出手段1と、
前記読出手段1により読出された情報片を時系列情報Q
に対応したアドレスに順次所定の情報量だけを一時的に
記憶する記憶手段2と、前記記憶手段2に記憶された情
報片の先頭及び末尾を時系列情報Qに基づいて検出する
検出手段3と、前記記憶手段2に記憶された各情報片を
読出す際に、先行して再生する情報片の末尾までと次に
再生する情報片の先頭以降とを連続して前記時系列情報
Qに基づいて順次読出す読出制御手段4と、順次読出さ
れた各情報片を再生する再生手段5とを備えるものであ
る。
図である。同図において本発明に係る光学式情報再生装
置は、複数の情報片が圧縮されて記録された記録媒体1
00から任意の情報片を光学的に読出す読出手段1と、
前記読出手段1により読出された情報片を時系列情報Q
に対応したアドレスに順次所定の情報量だけを一時的に
記憶する記憶手段2と、前記記憶手段2に記憶された情
報片の先頭及び末尾を時系列情報Qに基づいて検出する
検出手段3と、前記記憶手段2に記憶された各情報片を
読出す際に、先行して再生する情報片の末尾までと次に
再生する情報片の先頭以降とを連続して前記時系列情報
Qに基づいて順次読出す読出制御手段4と、順次読出さ
れた各情報片を再生する再生手段5とを備えるものであ
る。
【0010】
【作用】本発明においては、読出手段1により順次読出
される複数の情報片を時系列情報Qに対応したアドレス
で記憶手段2に記憶し、当該記憶された情報片の先頭及
び末尾を検出手段3が時系列情報Qに基づいて検出し、
当該検出された先行して再生する情報片の末尾までと次
に再生する情報片の先頭以降とを連続して順次読出すよ
うに読出制御手段4が制御し、当該順次読出された各情
報片を再生手段5で再生するようにしたので、圧縮され
て記録されている情報片の再生時における当該情報片相
互間の移動等に起因する無音状態を除去し、再生時間を
短縮化することができる。
される複数の情報片を時系列情報Qに対応したアドレス
で記憶手段2に記憶し、当該記憶された情報片の先頭及
び末尾を検出手段3が時系列情報Qに基づいて検出し、
当該検出された先行して再生する情報片の末尾までと次
に再生する情報片の先頭以降とを連続して順次読出すよ
うに読出制御手段4が制御し、当該順次読出された各情
報片を再生手段5で再生するようにしたので、圧縮され
て記録されている情報片の再生時における当該情報片相
互間の移動等に起因する無音状態を除去し、再生時間を
短縮化することができる。
【0011】
a)本発明の一実施例 以下、本発明の一実施例をMDプレーヤを例として図2
ないし図4に基づいて説明する。この図2は本実施に係
るMDプレーヤの全体ブロック構成図、図3は図2記載
実施例の再生情報となる楽音曲A、Bの場合の再生動作
説明図、図4は図2記載実施例の再生動作フローチャー
トを示す。
ないし図4に基づいて説明する。この図2は本実施に係
るMDプレーヤの全体ブロック構成図、図3は図2記載
実施例の再生情報となる楽音曲A、Bの場合の再生動作
説明図、図4は図2記載実施例の再生動作フローチャー
トを示す。
【0012】前記各図において本実施例に係るMDプレ
ーヤは、前記図6記載の従来のMDプレーヤと同様にピ
ックアップ1、EFMデコーダ10、RFアンプ11、
アドレスデコーダ12、ヘッドドライバ13、サーボコ
ントローラ14、CRG15、スピンドルモータ16、
磁気ヘッド17及びDRAM22を共通して備え、この
構成に加え、前記従来技術がショック時の情報欠陥を防
止するための情報メモリとして使用しているDRAM2
2を複数の楽音曲A、B…相互間の編集のための記憶手
段として用い、このDRAM22に対する書込み・読出
しの制御をシステムコントローラ4、メモリコントロー
ラ21にて実行し、DRAM22から読出された楽音曲
A(又はB…)のうち先行して再生しようとする楽音曲
Aの音声圧縮を第1の音声圧縮デコーダ51でデコード
(データ伸長の処理)すると共に、次に再生する楽音曲
Bの音声圧縮を第2の音声圧縮デコーダ52でデコード
(データ伸長の処理)し、各デコードされた各楽音曲
A、Bを加算器57で合成した後にD/A変換器58で
アナログ信号の再生信号として出力する構成である。前
記システムコントローラ4及びメモリコントローラ21
によるDRAM22に対する書込み・読出しの制御は、
先行して再生される楽音曲Aの末尾前におけるフェード
アウト部分の5秒間と次に再生される楽音曲Bの先頭後
におけるフェードイン部分の5秒間とが重複するクロス
フェード状態となるように実行される。
ーヤは、前記図6記載の従来のMDプレーヤと同様にピ
ックアップ1、EFMデコーダ10、RFアンプ11、
アドレスデコーダ12、ヘッドドライバ13、サーボコ
ントローラ14、CRG15、スピンドルモータ16、
磁気ヘッド17及びDRAM22を共通して備え、この
構成に加え、前記従来技術がショック時の情報欠陥を防
止するための情報メモリとして使用しているDRAM2
2を複数の楽音曲A、B…相互間の編集のための記憶手
段として用い、このDRAM22に対する書込み・読出
しの制御をシステムコントローラ4、メモリコントロー
ラ21にて実行し、DRAM22から読出された楽音曲
A(又はB…)のうち先行して再生しようとする楽音曲
Aの音声圧縮を第1の音声圧縮デコーダ51でデコード
(データ伸長の処理)すると共に、次に再生する楽音曲
Bの音声圧縮を第2の音声圧縮デコーダ52でデコード
(データ伸長の処理)し、各デコードされた各楽音曲
A、Bを加算器57で合成した後にD/A変換器58で
アナログ信号の再生信号として出力する構成である。前
記システムコントローラ4及びメモリコントローラ21
によるDRAM22に対する書込み・読出しの制御は、
先行して再生される楽音曲Aの末尾前におけるフェード
アウト部分の5秒間と次に再生される楽音曲Bの先頭後
におけるフェードイン部分の5秒間とが重複するクロス
フェード状態となるように実行される。
【0013】また、前記音声圧縮デコーダ51と加算器
57との間にはスイッチ53及びアッテネータ55の直
列回路が接続され、音声圧縮デコーダ52と加算器57
との間にはスイッチ54及びアッテネータ56の直列回
路が接続される構成である。
57との間にはスイッチ53及びアッテネータ55の直
列回路が接続され、音声圧縮デコーダ52と加算器57
との間にはスイッチ54及びアッテネータ56の直列回
路が接続される構成である。
【0014】次に前記構成に基づく本実施例の動作につ
いて説明する。まず、表示・キー入力部60のキー操作
によりMD100の楽音曲Aから楽音曲Bへと再生する
ような指令が入力されると、システムコントローラ4は
サーボコントローラ14を介してピックアップ1をMD
100上における楽音曲Aが記録されている記録領域に
移動する(ステップ1)。この移動したピックアップ1
は読出し用のレーザ光をMD100上に照射し、この反
射光を受光してRF信号として出力することにより、M
D100上に記録された楽音曲A、楽音曲Bを順次読出
す(ステップ2)。
いて説明する。まず、表示・キー入力部60のキー操作
によりMD100の楽音曲Aから楽音曲Bへと再生する
ような指令が入力されると、システムコントローラ4は
サーボコントローラ14を介してピックアップ1をMD
100上における楽音曲Aが記録されている記録領域に
移動する(ステップ1)。この移動したピックアップ1
は読出し用のレーザ光をMD100上に照射し、この反
射光を受光してRF信号として出力することにより、M
D100上に記録された楽音曲A、楽音曲Bを順次読出
す(ステップ2)。
【0015】この読出されたRF信号はRFアンプ11
で増幅された後にEFMデコーダ12を介してアドレス
変換された後にEFMデコーダ10に入力される。この
EFMデコーダ10は楽音曲A、B、…をDRAM22
に出力してメモリコントローラ21の制御の下に記憶す
ると共に、この記憶された楽音曲A、B、…の各々要素
に割付けられた時間データ(Qデータ)をシステムコン
トローラ4に入力する(ステップ3)。このシステムコ
ントローラ4は入力されたQデータとDRAM22に記
憶された楽音曲A、B、…の各々要素のアドレスとを対
応付ける(ステップ3)。
で増幅された後にEFMデコーダ12を介してアドレス
変換された後にEFMデコーダ10に入力される。この
EFMデコーダ10は楽音曲A、B、…をDRAM22
に出力してメモリコントローラ21の制御の下に記憶す
ると共に、この記憶された楽音曲A、B、…の各々要素
に割付けられた時間データ(Qデータ)をシステムコン
トローラ4に入力する(ステップ3)。このシステムコ
ントローラ4は入力されたQデータとDRAM22に記
憶された楽音曲A、B、…の各々要素のアドレスとを対
応付ける(ステップ3)。
【0016】前記システムコントローラ4はQデータに
基づいてDRAM22に記憶された各楽音曲Aの末尾
(1:50)及び楽音曲Bの先頭(0:00)を検出し
(ステップ4)、さらにDRAM22に記憶された各楽
音曲A、Bの各要素部分のうちで先行して再生する楽音
曲の要素部分かを判断する(ステップ5)。この判断に
おいて先行して再生する楽音曲Aの要素部分である場合
にはフェードアウト終了(1:50、アドレスとしては
05H)までDRAM22から順次読出す(ステップ6
−1)。この読出した楽音曲Aを第1の音声圧縮デコー
ダ51に入力し、入力された楽音曲AのEFM信号につ
いてデータ伸張のデコードを行ってディジタル再生信号
に変換する(ステップ7−1)。
基づいてDRAM22に記憶された各楽音曲Aの末尾
(1:50)及び楽音曲Bの先頭(0:00)を検出し
(ステップ4)、さらにDRAM22に記憶された各楽
音曲A、Bの各要素部分のうちで先行して再生する楽音
曲の要素部分かを判断する(ステップ5)。この判断に
おいて先行して再生する楽音曲Aの要素部分である場合
にはフェードアウト終了(1:50、アドレスとしては
05H)までDRAM22から順次読出す(ステップ6
−1)。この読出した楽音曲Aを第1の音声圧縮デコー
ダ51に入力し、入力された楽音曲AのEFM信号につ
いてデータ伸張のデコードを行ってディジタル再生信号
に変換する(ステップ7−1)。
【0017】また、前記ステップ5において先行して再
生する楽音曲Aでない(次に再生する楽音曲B)と判断
された場合には、前記ステップ6−1、7−1と同時
に、先行して再生する楽音曲Aのフェードアウト終了
(1:50)の5秒前(1:45)から次に再生する楽
音曲Bのフェードイン部分(0:00〜0:05、また
アドレスとしては08H〜0DH)を読出す(ステップ
6−2)。この読出した楽音曲Bのフェードイン部分を
第2の音声圧縮デコーダ52に入力し、入力された楽音
曲BのEFM信号についてデータ伸張のデコード行って
ディジタル再生信号に変換する(ステップ7−2)。
生する楽音曲Aでない(次に再生する楽音曲B)と判断
された場合には、前記ステップ6−1、7−1と同時
に、先行して再生する楽音曲Aのフェードアウト終了
(1:50)の5秒前(1:45)から次に再生する楽
音曲Bのフェードイン部分(0:00〜0:05、また
アドレスとしては08H〜0DH)を読出す(ステップ
6−2)。この読出した楽音曲Bのフェードイン部分を
第2の音声圧縮デコーダ52に入力し、入力された楽音
曲BのEFM信号についてデータ伸張のデコード行って
ディジタル再生信号に変換する(ステップ7−2)。
【0018】前記第1及び第2の各音声圧縮デコーダ5
1、52でデコード処理する際にはスイッチ53、54
が各々投入状態とされ、アッテネータ55、56に楽音
曲A、Bの各ディジタル再生信号が入力され、各アッテ
ネータ55、56により各ディジタル再生信号の出力レ
ベルが均一に調整される(ステップ8−1、8−2)。
この調整された楽音曲A、Bの各ディジタル再生信号は
加算器57で加算されてクロスフェード状態で出力され
(図3の加算信号を参照)、このクロスフェード状態の
ディジタル再生信号がD/A変換器58でアナログ信号
に変換されて出力される(ステップ9)。
1、52でデコード処理する際にはスイッチ53、54
が各々投入状態とされ、アッテネータ55、56に楽音
曲A、Bの各ディジタル再生信号が入力され、各アッテ
ネータ55、56により各ディジタル再生信号の出力レ
ベルが均一に調整される(ステップ8−1、8−2)。
この調整された楽音曲A、Bの各ディジタル再生信号は
加算器57で加算されてクロスフェード状態で出力され
(図3の加算信号を参照)、このクロスフェード状態の
ディジタル再生信号がD/A変換器58でアナログ信号
に変換されて出力される(ステップ9)。
【0019】このように、楽音曲Aから楽音曲Bへの移
行をクロスフェード状態の再生信号として出力すること
により、楽音再生の中断をなくすことができることとな
り、なめらかな楽音曲移行を行なうと共に、クロスフェ
ードする間の時間が再生時間として短縮できる特有な編
集機能を付加することができることとなる。
行をクロスフェード状態の再生信号として出力すること
により、楽音再生の中断をなくすことができることとな
り、なめらかな楽音曲移行を行なうと共に、クロスフェ
ードする間の時間が再生時間として短縮できる特有な編
集機能を付加することができることとなる。
【0020】さらに、システムコントローラ4及びメモ
リコントローラ21によるDRAM22の読出し制御に
おいて、楽音曲Aのフェードアウト部分と楽音曲Bのフ
ェードイン部分とを重複させてクロスフェード状態とす
ることにより生じるQデータのずれを時間補正部6によ
り補正し、出力される再生信号とQデータとの調整を行
なう。
リコントローラ21によるDRAM22の読出し制御に
おいて、楽音曲Aのフェードアウト部分と楽音曲Bのフ
ェードイン部分とを重複させてクロスフェード状態とす
ることにより生じるQデータのずれを時間補正部6によ
り補正し、出力される再生信号とQデータとの調整を行
なう。
【0021】b)本発明の他の実施例 前記実施例においては各楽音曲のフェードインとフェー
ドアウト部分とを重複させたクロスフェード状態で読出
して出力する構成としたが、先行して再生する楽音曲の
フェードイン終了と同時に次に再生される楽音曲のフェ
ードアウトを開始させる構成とすることもできる。ま
た、前記クロスフェード状態は、各楽音曲の重複により
発生する混合音が可聴音として違和感が生じない程度の
低い状態でのみフェードイン部分とフェードアウト部分
との重複を行なう構成とすることもできる。
ドアウト部分とを重複させたクロスフェード状態で読出
して出力する構成としたが、先行して再生する楽音曲の
フェードイン終了と同時に次に再生される楽音曲のフェ
ードアウトを開始させる構成とすることもできる。ま
た、前記クロスフェード状態は、各楽音曲の重複により
発生する混合音が可聴音として違和感が生じない程度の
低い状態でのみフェードイン部分とフェードアウト部分
との重複を行なう構成とすることもできる。
【0022】前記実施例においてはDRAM22をショ
ックプルーフメモリと共用又は流用する構成としたが、
ショックプルーフメモリとは別途に新たなメモリを設け
る構成とすることもできる。
ックプルーフメモリと共用又は流用する構成としたが、
ショックプルーフメモリとは別途に新たなメモリを設け
る構成とすることもできる。
【0023】前記実施例においては、MDプレーヤにつ
いて説明したが、CDプレーヤ、CD−ROMプレーヤ
等の各種光学式情報再生装置について適用することがで
きる。
いて説明したが、CDプレーヤ、CD−ROMプレーヤ
等の各種光学式情報再生装置について適用することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、読出
手段により順次読出される複数の情報片を時系列情報に
対応したアドレスで記憶手段に記憶し、当該記憶された
情報片の先頭及び末尾を検出手段が時系列情報に基づい
て検出し、当該検出された先行して再生する情報片の末
尾までと次に再生する情報片の先頭以降とを連続して順
次読出すように読出制御手段が制御し、当該順次読出さ
れた各情報片を再生手段で再生するようにしたので、圧
縮されて記録されている情報片の再生時における当該情
報片相互間の移動等に起因する無音状態を除去できると
いう効果を奏する。また、無音状態をなくすことにより
再生時間を短縮化できるという効果を奏する。
手段により順次読出される複数の情報片を時系列情報に
対応したアドレスで記憶手段に記憶し、当該記憶された
情報片の先頭及び末尾を検出手段が時系列情報に基づい
て検出し、当該検出された先行して再生する情報片の末
尾までと次に再生する情報片の先頭以降とを連続して順
次読出すように読出制御手段が制御し、当該順次読出さ
れた各情報片を再生手段で再生するようにしたので、圧
縮されて記録されている情報片の再生時における当該情
報片相互間の移動等に起因する無音状態を除去できると
いう効果を奏する。また、無音状態をなくすことにより
再生時間を短縮化できるという効果を奏する。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係るMDプレーヤの全体ブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図3】図2記載実施例の再生情報となる楽音曲A、B
の場合の再生動作説明図である。
の場合の再生動作説明図である。
【図4】図2記載実施例の再生動作フローチャートであ
る。
る。
【図5】従来のCDプレーヤの全体ブロック構成図であ
る。
る。
【図6】従来のMDプレーヤの全体ブロック構成図であ
る。
る。
1…ピックアップ(読出手段) 2…記憶手段 3…検出手段 4…システムコントローラ(読出制御手段) 5…再生手段 6…時間補正手段 10…EFMデコーダ 11…RFアンプ 12…アドレスデコーダ 13…ヘッドドライバ 14…サーボコントローラ 16…スピンドルモータ 17…磁気ヘッド 21…メモリコントローラ 22…DRAM 51、52…第1、第2の音声圧縮デコーダ 53、54…スイッチ 55、56…アッテネータ 57…加算器 58…D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 泉 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 村松 英治 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 岡嶋 高宏 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 石井 英宏 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 前原 敏宏 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 笠間 均 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社所沢工場内 (56)参考文献 特開 平5−81829(JP,A) 特開 平2−285576(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/02 - 27/08 G11B 20/10
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の情報片が圧縮されて記録された記
録媒体から任意の情報片を光学的に読出す読出手段と、 前記読出手段により読出された情報片を時系列情報に対
応したアドレスに順次所定の情報量だけを一時的に記憶
する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された情報片の先頭及び末尾を時系
列情報に基づいて検出する検出手段と、 前記記憶手段に記憶された各情報片を読出す際に、先行
して再生する情報片の末尾までと次に再生する情報片の
先頭以降とを連続して前記時系列情報に基づいて順次読
出す読出制御手段と、 順次読出された各情報片を再生する再生手段と、 を 備えることを特徴とする光学式情報再生装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の光学式情報再生装置
において、 前記読出制御手段は先行して再生される情報片の末尾前
におけるフェードアウト状態の任意の数秒前と、次に再
生する情報片の先頭後におけるフェードイン状態の任意
の数秒とが重複するクロスフェード状態で各情報片を順
次読出すことを特徴とする光学式情報再生装置。 - 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の光学式情報
再生装置において、 前記記憶手段は、再生すべき情報片又は情報片の一部要
素に機械的な衝撃により飛越しが生じた場合に、この再
度読出される飛越しによる情報片又は情報片の一部要素
を記憶するメモリを兼用して使用することを特徴とする
光学式情報再生装置。 - 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
の光学式情報再生装置において、前記時系列情報が時間情報であると共に、 前記読出制御手段が複数の情報片を連続して読出すこと
により生じる前記時間情報のずれを補正する時間補正手
段を備えることを特徴とする光学式情報再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259483A JP3069169B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 光学式情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259483A JP3069169B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 光学式情報再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05101613A JPH05101613A (ja) | 1993-04-23 |
JP3069169B2 true JP3069169B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=17334712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3259483A Expired - Fee Related JP3069169B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 光学式情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069169B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09115244A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-05-02 | Hitachi Ltd | 記録再生装置及びその集積回路 |
JP2001067786A (ja) | 1999-08-30 | 2001-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生装置 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3259483A patent/JP3069169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05101613A (ja) | 1993-04-23 |
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