JP3368307B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP3368307B2
JP3368307B2 JP08864693A JP8864693A JP3368307B2 JP 3368307 B2 JP3368307 B2 JP 3368307B2 JP 08864693 A JP08864693 A JP 08864693A JP 8864693 A JP8864693 A JP 8864693A JP 3368307 B2 JP3368307 B2 JP 3368307B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルオーディオ
信号などの情報信号をディスクから再生する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクを用いたディジタルオ
ーディオ機器が開発されている。再生専用のシステムと
してはコンパクトディスク(以下、「CD」という)プ
レーヤが良く知られており、記録可能なシステムとして
は、1回のみ書き込みが可能な追記型光ディスクシステ
ムがある。さらに何回でも記録ができる光磁気方式の光
ディスクシステムも開発されつつある。その例として、
日経エレクトロニクス1991年12月9日号p.16
0〜p.168の掲載記事「ミニディスク、光磁気記録
とデータ圧縮技術で実現する」に開示されたミニディス
ク(MD)システムがある。MDシステムは、光磁気方
式によってディスクにデータ圧縮した音声信号を記録再
生するものであり、あらかじめディスクにはトラッキン
グ制御のための案内溝が成形されており、さらに案内溝
にはディスク全周に連続的に付されたアドレス情報が記
録されている。そのため記録信号の有無に拘らず検索が
可能となっている。
【0003】図20は、MDシステムのブロック回路図
である。図において、101は2チャンネルオーディオ
入力端子、102はアナログ/ディジタル変換回路(A
/Dコンバータ)、103はエンコーダ、104は記録
メモリ、105は誤り訂正符号の付加や信号の変調を行
う記録信号処理回路、106はシステムの各回路に必要
なクロックを生成し供給するクロック生成回路、107
は記録ヘッド駆動回路、108は記録磁気ヘッド、1は
ディスク、2は光ピックアップ、3は再生アンプ、6は
復調や誤り訂正を行う再生信号処理回路、16はバッフ
ァメモリ、17はデコーダ、7はディジタル/アナログ
変換回路(D/Aコンバータ)、8は2チャンネルオー
ディオ出力端子、18はアドレスデコーダ、11はマイ
クロコンピュータ、12はサーボ回路、13はディスク
モータ、14はキー入力、15は表示回路である。
【0004】図21は、記録再生時の信号処理のタイミ
ング図である。図20および図21にもとづいて動作を
説明する。記録時には、オーディオ入力端子101に供
給されたアナログオーディオ信号は、A/Dコンバータ
102においてサンプリングされ、ディジタル信号に変
換される。このディジタル音声信号はエンコーダ103
にて圧縮符号化されて、元の情報量の約1/5に削減さ
れる。
【0005】圧縮された信号は記録メモリ104に一旦
蓄えられ、図21(b)のように間欠的に圧縮前と同じ
レートで読み出される。間欠的に読み出すことによりメ
モリへのデータの書き込みレートとメモリからの読み出
しレートの差を吸収している。記録信号処理化回路10
5では、再生時に誤りを分散させるために信号順序を並
べ替えるインタリーブ処理、および誤り訂正符号を生成
して付加するとともに、信号の変調を施す。この変調信
号は記録ヘッド駆動回路107を介して記録磁気ヘッド
108からディスク1に光磁気記録される。記録動作は
間欠的に供給される変調信号(図21(c))に対応し
て行われ、図21(d)に示すように、信号の記録動作
と記録休止とを交互に繰り返し、記録を行う前にそれま
でに記録した部分の最後のアドレスを検索し、それに連
続して記録していく。
【0006】再生時には、光ピックアップ2からディス
ク1に対して光を照射し、その反射光によってディスク
1上に書かれている信号を読み取る。この光情報は光ピ
ックアップ2で電気信号に変換され、再生アンプ3に供
給される。再生アンプ3で増幅された信号は再生信号処
理回路6に与えられ、EFM(Eight to Fo
urteen Modulation)等の方式で復調
されるとともに、誤り検出および訂正処理、信号の順序
を元に戻すデインタリーブ処理が行われた後バッファメ
モリ16へ出力される。
【0007】一方、再生アンプ3の出力はアドレスデコ
ーダ18にも供給される。このアドレスデコーダ18
は、ディスク1にあらかじめ刻まれている光スポットの
案内溝に含まれるアドレス情報を取り出すことが目的
で、ディスク全周に連続的に付されたアドレス信号を再
生するとともに、案内溝のウォブリングを検出すること
でトラッキング情報を得ている。このトラッキング情報
はサーボ回路12に供給され、光ピックアップ2が所定
の案内溝を走査するようにトラッキングサーボがかけら
れるとともに、案内溝のうねりが一定周期になるように
ディスク1の回転を線速度一定に保つサーボをかけディ
スクモータ13を制御する。
【0008】ディスク1からの信号の読み取りは、記録
時の書き込みと同様に間欠的に行われ、図21(e)お
よび(f)に示すように再生動作と再生休止状態とを交
互に繰り返し、バッファメモリ16から読み出された信
号はデコーダ17に与えられ、圧縮前の情報量に復元さ
れたオーディオ信号は、D/Aコンバータ7でアナログ
信号に変換された後、オーディオ出力端子8から出力さ
れる。マイクロコンピュータ11は、アドレスデコーダ
18からのディスク案内溝に刻まれているアドレス信号
と、オーディオ信号に対応して記録されているアドレス
信号とを受け、さらに外部からのキー入力14を受けて
システム全体の制御を行う。また表示回路15を駆動
し、システムの動作モード,再生経過時間等の情報を表
示する。
【0009】このシステムでは、光ピックアップ2でデ
ィスク1から約1.4Mビット/秒(Mbps)のレー
トで信号を読み取る。一方、伸長回路17への入力レー
トは約0.3Mbpsであるため、1Mビットのバッフ
ァメモリ16を用いた場合、ディスクから約0.9秒読
み出すとバッファメモリ16は一杯になる。また、バッ
ファメモリ16一杯の圧縮データで約3秒の再生ができ
る。このため、例えば外乱によって光ピックアップ2が
ジャンプした場合でも、バッファメモリ16にデータが
保持されているのですぐには音切れはなく、バッファメ
モリ16内の信号がなくなる前にジャンプする直前の箇
所を検索して信号をバッファメモリ16に書き込むこと
で、音切れなく連続した再生ができる。
【0010】また、複数枚のディスクを装置に装填し、
そこから1枚を選択して再生する情報再生装置として、
車載用あるいは据置き用マガジン式チェンジャーCDプ
レーヤーがある。図22は従来のマガジン式チェンジャ
ーCDプレーヤーのブロック回路図である。6枚ないし
10枚のCDを1つのマガジンに装填し、そのマガジン
をプレーヤーのチェンジャーメカニズム100に装着す
る。その後使用者が指定したCDがマガジンから引き出
され、ディスクメカニズム(図示せず)に装着されて再
生される。従って、あるディスクの再生中に使用者が他
のディスクを再生するためにディスクチェンジのキー操
作を行った場合には、まず現在再生中のディスクの回転
を停止させた後マガジンに収納し、それから指定された
別ディスクをマガジンから引出しディスクメカニズムに
装着して回転させ再生動作を開始する。
【0011】このようなチェンジャータイプの情報再生
装置でディスクの交換をする時、ディスクの再生が終了
してから次のディスクを再生するまで、次に示すような
処理を行う必要があり、かなりの時間を要する。 1. ディスクの回転を停止する。 2. 再生の終了したディスクをマガジンに格納する。 3. 次に再生するディスクをマガジンから取り出す。 4. ディスクを装着する。 5. ディスクを回転する。 6. TOC(Table Of Contents)
情報を読み込む。
【0012】また、通常、CDでは、プログラムの終了
時に約2〜3秒の無音部分を含んでいることが多く、プ
ログラムが終了してから上記に示すような処理が開始さ
れるまでに約2〜3秒かかり、ディスクの交換時の無音
の時間はさらに長くなる。
【0013】以上のように、ディスクチェンジに要する
時間は少なくても数秒以上かかり、この間は再生音が出
力されない無音状態が続くため、無音時間を短縮するよ
うディスクチェンジメカニズムの高速化が従来から図ら
れていたが限界があった。そこで、メモリを利用して無
音時間をなくす例が特開平3−273586号公報に開
示されている。この装置では、再生速度より高速でCD
から信号を読み取ってメモリに格納し、メモリからは所
定の再生速度で信号を読み出す。そして、ディスクチェ
ンジの無音時間の間はメモリに格納した信号を読み出し
続けることにより実質的に無音時間をなくすようにした
ものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のMDシステムは
以上のように構成されているので、再生時にバッファメ
モリ16内のデータが残り少ない時に衝撃によりピック
アップ2がトラックずれを起こした場合、バッファメモ
リ16内のデータがすぐ空になり、音切れが生じる場合
がある。また、バッファメモリ16でデータが時間遅延
するため、光ピックアップ2で再生したアドレスあるい
は時間情報をそのまま表示すると、端子8から出力して
いるデータに対応したものとは異なったものを表示する
ことになる。
【0015】さらに従来のチェンジャータイプの情報再
生装置では、複数のCDをあらかじめ決められた順序
で、かつ、あらかじめ決められた曲順で再生する場合に
は無音時間をなくするか、または短縮することができる
が、再生中に使用者が強制的にディスクチェンジを指定
した場合には、メモリには必要な信号が格納されていな
いため無音時間短縮の効果が全くないという問題点があ
る。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1枚のディスクのプログラムの
再生が終了してから、次のディスクのプログラムの再生
が開始されるまでの時間を短縮することのできるディス
ク再生装置を提供することを目的とする。
【0017】また、震動によりトラックずれがいつ起こ
っても、メモリの容量を有効に利用して可能な限り音切
れの生じないシステムを提供することを目的とする。
【0018】また、ディスク交換時に生じる無音時間が
短いチェンジャータイプのディスク装置を提供すること
を目的とする。
【0019】また、再生したアドレスあるいは時間情報
を出力している信号のものに対応するよう補正して表示
を行う情報再生装置を提供することを目的とする。
【0020】また、ディスクチェンジの際の無音時間を
大幅に短縮するか、またはなくすことにより、複数枚の
ディスクを再生する場合でも1枚のディスク再生するの
と同じ感覚で使用できる情報再生装置、特に、使用者が
強制的にディスクチェンジを指定したような場合にも無
音時間を短縮できる情報再生装置を提供することを目的
とする。
【0021】また、あるディスクを再生中に他のディス
クの内容を知ることができる、または全ディスクの内容
を耳で確認することのできる操作性のよい情報再生装置
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る情報再
生装置は、再生情報の信号レベルを検出する手段と、T
OC情報等から判断される再生情報の終了近くの所定時
間内に情報の信号レベルが所定レベルより小さくなった
時を再生情報の終了と判断する手段と、終了と判断され
たときに直ちに記録媒体の駆動を停止して次の処理に移
行する手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】第の発明に係る情報再生装置は、再生情
報の信号レベルを検出する手段と、TOC情報等から判
断される再生情報の終了近くの所定時間内に情報の信号
レベルが所定レベルより小さくなった時を再生情報の終
了と判断する手段と、終了と判断された情報がメモリに
格納されると直ちに記録媒体の駆動を停止し、この情報
が出力される前に次の動作に移行する制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【作用】第1の発明に係る情報再生装置は、例えば、終
盤近くには出力信号が可聴限レベル以下になるような音
楽情報の再生信号のレベルを検出し、TOC情報等から
判断される再生情報の終了近くの所定時間内に、情報の
信号レベルが所定レベル以下に下がった時点を情報再生
の終了時点と判断し、直ちに記録媒体の駆動を停止し
て、次に再生する記録媒体の駆動等の次の処理に移行し
て無音時間を可及的に短縮する。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】第の発明に係る情報再生装置は、再生し
た情報の信号レベルを検出し、TOC情報等から判断さ
れる再生情報の終了近くの所定時間内に、情報の信号レ
ベルが所定レベル以下に下がった時点を情報再生の終了
時点と判断し、終了時点の情報がメモリに格納されたこ
とを検出すると直ちに記録媒体の駆動を停止して、次に
再生する記録媒体の駆動等の次の処理に移行する。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の情報再生装置を図に基づい
て説明する。なお、従来例と同一、又は相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。図1は実施例1の
ブロック回路図で、記録系は省略して再生系のみ示した
ものである。図中、16はバッファメモリ、31はバッ
ファメモリ16の書き込みアドレスを生成する回路、3
2はバッファメモリ16の読み出しアドレスを生成する
回路、33はセレクタ、34は書き込みフラグ生成回路
で、読み出しアドレス32aと書き込みアドレス31a
の差と、端子36から入力される基準値とから書き込み
フラグを生成する。35は書き込み制御回路で、書き込
みアドレス生成回路31へのクロックおよびバッファメ
モリ16の書き込みパルス35aを制御することにより
バッファメモリ16の書き込みを制御する。
【0041】図2はmビットのアドレスをもつメモリに
蓄えられているデータ量と、書き込みおよび読み出しア
ドレスの関係を示したメモリマップで、Wは書き込んで
いるデータ、Rは読み出しているデータを示す。この書
き込みアドレスおよび読み出しアドレスは、カウントア
ップしながらバッファメモリ16のアドレス0から2m
−1を巡回する。図2(a)は書き込みアドレスが読み
出しアドレスより大きなアドレスの場合で、斜線部がバ
ッファメモリ16に蓄えられているデータ量を示してお
り、この斜線領域が広いほど書き込みストップしてから
の再生時間が長くとれる。図2(b)は図2(a)から
さらにアドレスが進んでWのアドレスが0にもどり、さ
らにカウントアップしてRがWより大きなアドレスとな
った場合を示している。
【0042】次に動作について説明する。再生信号処理
回路6で誤り訂正されたデータは、書き込みアドレス生
成回路31で生成される書き込みアドレスにもとづき、
間欠的にバッファメモリ16に書き込まれる。書き込む
ときは1.4Mbpsのレートで書き込まれる。一方、
バッファメモリ16に蓄えられているデータは、読み出
しアドレス生成回路32で生成されるアドレスにもとづ
き、0.3Mbpsで連続的に読み出される。書き込み
フラグ生成回路34は、書き込みアドレス31aと読み
出しアドレス32aとの差からバッファメモリ16に残
っているデータ量を算出し、算出したデータ量が端子3
6から入力された第一の基準値E以下になると書き込み
フラグを“0”(書き込み可)とし、算出したデータ量
がアドレス最大値“2m ”あるいはその付近の2m より
小さい値からあらかじめ選定した第2の基準値F以上に
なると書き込みフラグを“1”(書き込み禁止)とす
る。
【0043】書き込み制御回路35は、書き込みフラグ
が“0”の時はディスク1から再生したデータをバッフ
ァメモリ16に書き込むためのアドレスを生成するよう
書き込みアドレス生成回路31を制御し、また、バッフ
ァメモリ16へ書き込みパルス35aを出力する。書き
込みフラグが“1”の時は逆に書き込みアドレスが更新
されないように書き込みアドレス生成回路31へのクロ
ックの供給を停止するとともに、バッファメモリ16へ
の書き込みクロックの供給を停止する。
【0044】このようにバッファメモリ16内のデータ
量が第1の基準値E以下に減るとバッファメモリ16は
データの書き込みを行い、バッファメモリ16のデータ
量がオーバーフロする直前を示す第2の基準値Fに増え
ると、再びバッファメモリ16内のデータ量がEに減る
まで書き込みを禁止する。
【0045】図3はバッファメモリ16内のデータ量の
変化を示した図で、横軸に時間を、縦軸にバッファメモ
リ16内のデータ量をとったもので、図3(a)は第一
の基準値Eを大きくとった例を、図3(b)は小さくと
った例をそれぞれ示している。図3(a)の場合は、常
に多量のデータをバッファメモリ16内に蓄えてあるの
で、振動に対し有利である。また、図3(b)の場合
は、書き込み禁止期間が長いため、この期間を他系統の
再生等に利用する事ができる。なお、第一の基準値Eの
値は、用途に応じて端子36から設定する。
【0046】また、光ピックアップ2がトラックズレを
起こした場合、アドレスデコーダ18でこれを検知して
書き込み制御回路35へ出力する。書き込み制御回路3
5はトラックズレの場合、バッファメモリ16内のデー
タ量がE以下になってもアドレスが正常にもどるまで書
き込みを禁止する。
【0047】図4は書き込みフラグ生成回路34の一構
成例を示したブロック回路図で、40は書き込みアドレ
ス値31aから読み出しアドレス値32aを減算する減
算器、41は減算器40の出力の極性を判定してプラス
の場合は“0”、マイナスの場合は“2m ”を出力する
極性判定器、42は加算器、43は基準値に対する加算
器42の出力の大小を判定する比較器で、減算器40,
極性判定器41および加算器42によりバッファメモリ
16に残っているデータ量を算出する演算器44を構成
している。
【0048】図2(a)の場合は、減算器40の出力は
正であるので、加算器42の出力は減算器40の出力と
同じである。また、図2(b)の場合は、減算器40の
出力は負であるため、加算器42で減算器40の値に
“2m ”が加算されて出力される。このように極性判定
器41により、図2の斜線部のメモリに残っているデー
タ量が正の値で出力される。比較器43は、この加算器
42の出力が第一の基準値Eより小さくなると“1”を
出力し、2m 付近の定められた第二の基準値Fに達する
とバッファメモリ16がオーバーフロしないように
“0”を出力して書き込み制御回路35で書き込みを禁
止するよう制御する。
【0049】実施例2.図5は本発明の情報再生装置の
第2実施例を示すブロック回路図で、50はディスク1
から再生された信号からディスク上の位置情報または演
奏経過時間に相当する時間情報を抽出するサブ情報抽出
回路である。なお、この実施例は、複数枚のディスク1
をマガジンに収納し、全ディスクの連続再生、あるいは
プログラム選択再生が可能なチェンジャータイプのシス
テムであって、CDのチェンジャーシステムでは再生中
のディスクが終了すると、次のディスクに自動的に交換
されて再生が続行するが、このディスク交換時に無音時
間が10〜15秒程度生じる。
【0050】1MビットのRAMをバッファメモリ16
に使用した場合、MDシステムでは再生時間にして3秒
相当の圧縮信号がメモリに蓄えられるので、4Mビット
のメモリを使用すると12秒相当の圧縮信号を蓄えるこ
とができる。第2実施例は、これを利用してディスクチ
ェンジ時の無音時間の短縮を図ったものである。
【0051】次に動作について説明する。キー入力14
で連続再生かプログラム再生かが指定され、プログラム
再生の場合は、更に再生する曲のディスク番号と局番も
指定される。これらの指定はマイクロコンピュータ11
の内部メモリ(図示省略)に蓄えられ、マイクロコンピ
ュータ11は、サブ情報抽出回路50で抽出されたディ
スク上の位置を示すアドレスあるいは時間情報から、再
生中のディスクの再生すべき最後の曲が終了したか否か
を判定する。最後の曲とは連続再生の場合はそのディス
クの最終曲であり、プログラム再生の場合はそのディス
ク中のプログラムされた最後の曲である。なお、ディス
クの一部に記録されているTOC情報を読み取ることに
より各曲のスタート、およびエンドの位置、あるいは時
間情報が得られる。
【0052】マイクロコンピュータ11は曲が終了した
と判定すると、書き込みストップ信号11bをストップ
モードにして書き込み制御回路35へ出力し、再生信号
をバッファメモリ16へ書き込むことを禁止する。禁止
状態では書き込みアドレスは更新されず、また、バッフ
ァメモリ16へ供給する書き込みクロックも出力されな
い。
【0053】次に、ディスク9が交換されて復調信号が
正常に再生されると、復調OKの信号6aが再生信号処
理回路6から出力される。マイクロコンピュータ11は
この信号を検出すると書き込みストップ信号11bを解
除モードにする。書き込み制御回路35は再びアドレス
を更新しながら新しいディスク1の曲をバッファメモリ
16へ書き込んでゆき、前のディスク1の最終曲と新し
いディスク1の最初の曲が、バッファメモリ16内でほ
ぼ連続してストアされるので、ディスク交換時の無音時
間が短縮される。
【0054】バッファメモリ16の容量をかえることで
バッファメモリ16への入力に対する出力の遅延によっ
て吸収する時間を任意に選択できる。しかし、あまり大
きな容量のメモリを用いると、吸収する時間が大きくな
るため1枚しか再生しない場合ディスク1の再生がスト
ップしてからも音が出るため、違和感を与える。したが
って、大きな容量のメモリを使用する場合は、次のディ
スクを再生するようプログラムされている場合に限り、
図3(a) に示すように、第1の基準値Eを大きくして多
量のデータをバッファメモリ16内に蓄えるようにした
方がよい。しかし、システムを別の室などに置いて音を
聞く場合は、常に第一の基準値Eを高く保持しておいて
もよい。
【0055】実施例3.図6は本発明の情報再生装置の
第3実施例を示すブロック回路図で、51はアドレスデ
コーダ18の出力を保持するレジスタ、52はレジスタ
51の出力を書き込みフラグ生成回路34を構成する演
算器44(図4参照)の出力を用いて補正するアドレス
補正回路である。
【0056】これまで説明してきたように、バッファメ
モリ16の容量を大きくとるほどバッファメモリ16で
の遅延時間が大きくなる。このためアドレスデコーダ1
8で抽出したアドレスデータをマイクロコンピュータ1
1が時間データに変換して表示する場合、出力端子8か
ら出力される曲と表示されている時間情報とのずれが大
きくなる。例えば、4Mビットのメモリを使用して最大
12秒間の遅延が生じた場合、演奏が曲番2に変わって
から12秒が経過したとの表示がなされた時、曲番2の
音楽が端子8から出力され始めることになる。
【0057】本実施例はこのような不都合を解消するも
のであって、レジスタ51はアドレスデコーダ18から
出力されるアドレスをラッチする。バッファメモリ16
への書き込みが行われている間、レジスタ51は更新さ
れるが、書き込みが禁止されている間は、更新されな
い。したがって、レジスタ51のアドレスはバッファメ
モリ16へ書き込まれた最新のデータのものとなってお
り、書き込みアドレスか指定しているアドレスにストア
されているデータの位置情報に相当するといえる。
【0058】他方、書き込みフラグ生成回路34の演算
器44の出力は、読み出しアドレスと書き込みアドレス
の差である。これをアドレス補正回路52でディスク1
上のアドレス差に変換する。1アドレスに含まれるデー
タ量は一定であるので、この変換は簡単に演算できる。
そしてアドレス補正回路52は、求めたアドレス差をレ
ジスタ51のアドレスから引いたアドレスをマイクロコ
ンピュータ11へ出力する。マイクロコンピュータ11
はこれを時間に変換して表示させる。アドレス補正回路
52から出力されるアドレスは、バッファメモリ16か
ら読み出されるデータのアドレスに相当するものである
ため、再生している曲の実際の演奏経過時間と表示時間
とのずれは生じない。
【0059】なお、再生信号処理回路6および伸長回路
17での遅延時間は、通常無視しても問題ない値である
ため、バッファメモリ16での遅延時間さえ補正すれば
問題はない。また、ディスク1から再生したアドレスか
ら時間を求める場合は、マイクロコンピュータ11が時
間情報に変換して表示する。
【0060】また、第2実施例では、曲の終了の判定に
サブ情報抽出回路50の出力を用いたが、アドレスデコ
ーダ18の出力を用いても同様な効果を奏する。
【0061】また、第3実施例では、アドレスの補正に
アドレスデコーダ18の出力を用いたが、図5のサブ情
報抽出回路50を設け、この出力を用いても同様な効果
を奏す。
【0062】また、各実施例では、第2の基準値Fを固
定値にしたが、第1の基準値Eと同様に外部から任意に
設定できるようにしてもよい。
【0063】さらに、各実施例では、オーディオ信号を
例にしたが、ディジタル信号を再生する装置であれば同
様な効果が得られる。
【0064】実施例4.図7は、本発明に係る情報再生
装置の第4実施例の構成を示す図である。図において、
1〜5,7〜15はそれぞれ図22に示す従来例と同じ
であるので、説明は省略する。20は終了検出回路で、
再生中のディスクのプログラムの終了を検出する。
【0065】本実施例では、信号処理回路5で元の信号
に復元された時系列ディジタルオーディオ信号は、終了
検出回路20に入力される。終了検出回路20は、1枚
のディスクのプログラムの終了時間までに、再生される
情報信号のレベルが所定のレベルより小さくなった時に
プログラムの終了であると判断する。
【0066】図8にプログラムの終了検出時のタイミン
グ図を示す。図において、(a)は再生信号レベル、
(b)は従来のCDシステムの動作モード、(c)は第
4実施例の動作モードを示す。
【0067】CDのTOC情報に記録されている曲の再
生時間等により、プログラムは時刻t3 で終了すること
が既にわかっており、従来のCDシステムでは時刻t3
でプログラムの再生を終了し、ここでディスク1は停止
する。しかし、この発明による実施例では、終了検出回
路20においてプログラムの終了する時刻t3 以前の所
定時間q秒間の再生信号のレベルを監視し、所定時間p
秒(p<q)の間、無音あるいはレベルが非常に低く聴
き取ることのできないレベル(可聴限)以下の信号が連
続した場合、残りの時刻t2 〜t3 の間はすべて無音で
あると判断して、ディスク1からの読み出しを時刻t2
で打ち切り、直ちにディスク1を停止する。
【0068】このようにすることにより、従来のCDシ
ステムと比較して、ディスク1が停止するまでの時間を
s秒短縮することができ、これを複数のディスクを自動
的に交換するシステムに応用すれば、ディスクの交換時
の無音の時間を短縮することができるため、1枚目のデ
ィスクの再生が終了してから、次のディスクの再生が開
始されるまでの時間を短縮することができる。
【0069】実施例5.第5実施例は、再生した圧縮情
報をバッファメモリに一時記憶して伸長して出力するM
Dシステムのバッファメモリを利用してディスク交換時
の無音の時間をさらに短縮するものである。図9は、こ
の実施例の構成を示す図である。図において、従来およ
び前述の実施例と同一、又は相当部分には同一符号を付
してその説明は省略する。
【0070】次に動作について説明する。光ピックアッ
プ2でディスク1上に書かれている信号を読み取り、信
号処理回路5で信号系列の誤りを訂正し、インタリーブ
処理により信号の順序を並べ替えられた信号系列を元の
順序に戻すデインタリーブ処理までは従来装置と同じで
ある。バッファバッファメモリ16と伸長回路17は、
図10に示すように、マイクロコンピュータ11の制御
により、間欠的に入力されるデータを一時蓄え、圧縮さ
れたデータを伸長し、元の時系列データを連続的に出力
する。つまり、図中時刻t0 〜t1 の間にバッファバッ
ファメモリ16に入力された信号系列は、時刻t2 〜t
4 の間で連続的に出力される。また、同様に時刻t2 〜
t3 、t4 〜t5 、t6 〜t7 の間に入力された信号系
列は、それぞれ時刻t4 〜t6 、t6 〜t8 、t8 〜t
10の間に連続的に出力される。また時刻t1 〜t2 、t
3 〜t4 、t5 〜t6 、t7 〜t8 の間(図中の斜線部
分)は、バッファバッファメモリ16の書き込みが停止
している部分である。
【0071】このように元の連続的な時系列データに復
元された信号は、D/Aコンバータ7を経てアナログオ
ーディオ出力端子8からアナログオーディオ信号が出力
されるとともに、ディジタル出力回路9を経て、ディジ
タルオーディオインタフェースの規格に準じたディジタ
ルオーディオ信号が、ディジタルオーディオ出力端子1
0より出力される。マイクロコンピュータ11は、再生
された付加情報およびキー入力14により、サーボ回路
12や信号処理回路5等の各種制御を行うとともに、シ
ステムの動作モードや時間等の情報を表示回路15を介
して表示部に表示する。
【0072】本実施例では、実施例2と同様にバッファ
バッファメモリ16を利用して、再生信号が終了する前
にディスクを停止するが、実施例2よりさらに無音時間
を短くする。図11にプログラムの終了時のタイミング
図を示す。図において、(a)は従来のCDの再生出
力、(b)は第2実施例のディスク読み出しタイミン
グ、(c)は第2実施例の再生出力、(d)は第5実施
例のディスク読み出しタイミング、(e)は第5実施例
の再生出力を示す。
【0073】従来のCDシステムでは、図11(a)に
示すように時刻t5 でプログラムの再生を終了し、ここ
でディスクを停止し、ディスクを交換した後、時刻t11
で再生を開始する。よって、ディスクの交換にかかる時
間k秒の間、無音となる。しかしバッファバッファメモ
リ16を用いた実施例2では、図11(b),(c)に
示すように時刻t3 でディスク1からの読み出しが終了
して、マイクロコンピュータ11の制御によりバッファ
バッファメモリ16への書き込みは終了し、ディスク1
を停止して、ディスク交換を開始し、時刻t6 で次のデ
ィスク1からの読み出しを再開する。この場合、再生情
報信号はバッファバッファメモリ16に一時保持されて
いるため、連続的な時系列の再生出力は時刻t5 まで続
いており、時刻t9 で再び再生出力が開始されるため、
ディスク交換にかかる時間k秒が変わらないとすれば、
この実施例の場合、無音の時間はk−h秒となり、h秒
だけ短縮される。
【0074】さらに、第5実施例では、以下のような動
作を行うことができる。すなわち、この実施例4では、
ディスク1の再生を再開するとき、図11(d),
(e)に示すように、最初にディスク1から読み出した
データはすぐに伸長処理して出力し、2回目からは従来
通り読み出すようにマイクロコンピュータ11により制
御すると、無音の時間は、実施例2よりさらにi秒短縮
される。つまり、図11(d),(e)に示すように、
時刻t6 〜t7 でディスク1より読み出したデータはす
ぐに伸長処理して、時刻t7 〜t10の間に出力し、時刻
t7〜t8に読み出したデータは、時刻t10以降に出力す
る。このようにすることにより、無音の時間はさらにi
秒短縮され、k−h−i秒になる。図11中、斜線の部
分が無音部分である。
【0075】実施例6.図12は、本発明の情報再生装
置の第6実施例のブロック回路図である。なお、従来例
及び前述の実施例と同一、又は相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。本実施例では、圧縮データ
を一時記憶するバッファメモリを用いるMDシステム
に、実施例4と同様の終了検出回路20を付加する。信
号処理回路5で元の信号に復元された時系列ディジタル
オーディオ信号は、終了検出回路20に入力される。終
了検出回路20は、1枚のディスクのプログラムの終了
時間以内に、再生される情報信号のレベルが所定レベル
より小さくなる時にプログラムの終了であると判断す
る。
【0076】図13にプログラムの終了検出時のタイミ
ング図を示す。図において、(a)は再生信号レベル、
(b)は従来のCDの再生出力、(c)は実施例6のデ
ィスク読み出しタイミング、(d)は実施例6の再生出
力、(e)は実施例7の再生出力を示す。
【0077】CD等のTOC情報に記録されている曲の
再生時間等により、プログラムは時刻t6 で終了するこ
とが既にわかっており、従来のCDシステムでは時刻t
6 でプログラムの再生を終了し、ここでディスク1を停
止し、ディスクを交換した後、時刻t11で再生を開始す
る。よって、ディスク交換にかかる時間k秒の間、無音
となり(斜線部分Y)、また、プログラムの最後の無音
あるいはレベルが非常に低く聴き取ることのできないレ
ベル(可聴限)以下の信号がh秒再生される(斜線部分
X)ので、実質的にh+k秒の無音部がある。
【0078】しかし、バッファバッファメモリ16およ
び終了検出回路20を用いた本実施例5では、プログラ
ムの終了する時刻t6 よりも以前の所定時間q秒間の再
生信号のレベルを監視し、所定時間p秒(p<q)の
間、つまり時刻t3 〜t4 の間、無音あるいはレベルが
非常に低く聴き取ることのできないレベル(可聴限)以
下の信号が連続した場合、残りの時刻t4 〜t6 の間も
すべて無音であると判断して、ディスク1からの圧縮デ
ータの読み出しを時刻t2 で打ち切り、直ちにディスク
1を停止して、ディスク交換を開始し、時刻t7 で次の
ディスク1からの読み出しを再開する。この場合、再生
情報信号はバッファバッファメモリ16に一時保持され
ているため、連続的な時系列の再生出力は時刻t5 まで
続いており、時刻t9 で再び再生出力が開始されるた
め、ディスク交換にかかる時間k秒が変わらないとすれ
ば、この実施例5の場合、無音が再生される時間はi秒
短縮されてh+k−iとなる。図13中、斜線部分Xは
再生出力であるが、無音とみなせる部分であり、斜線部
分Yは、ディスク交換等による無音部分である。
【0079】実施例7.さらに、図13(e)に示すよ
うに、ディスクの再生を再開するとき、最初にディスク
1から読み出したデータはすぐに伸長処理して出力し、
2回目からは従来通り読み出すようにすると、無音が再
生される時間はさらにj秒短縮され、h+k−i−j秒
になる。
【0080】なお、実施例4〜7においては、無音ある
いはレベルの低い音声を検出する場合に再生信号のレベ
ルを用いたが、再生信号のレベルを判定するために、例
えばスケールファクタ等の再生信号のレンジを表す値を
用いてもよい。
【0081】また、実施例4〜7においては、無音ある
いはレベルが非常に低く聴き取ることのできないレベル
(可聴限)以下の信号になった場合にディスク1からの
読み出しを打ち切ったが、これは、ある所定のレベルで
あってもよく、また、その場合、ディスク1からの読み
出しを打ち切った以降の情報は、ノイズが発生しないよ
うに図14に示すように再生信号を近似して求めて出力
してもよい。
【0082】実施例8.図15はチェンジャータイプの
本発明の情報再生装置の実施例8のブロック回路図であ
る。図中、従来例又は前述の実施例と同一、又は相当部
分には同一符号を付してその説明を省略する。図中、1
9はローパスフィルタ(LPF)、21は誤り訂正回
路、22はメモリデータ入出力回路、23は第1のメモ
リ、24は第1のメモリのアドレス制御回路、25は第
2のメモリ、26は第2のメモリのアドレス制御回路で
ある。従来と同様に、復調回路4で復調された再生信号
は、誤り制御回路21に入力され、誤り検出および訂正
処理がなされ、またインターリーブが施されている信号
の順序を元に戻すデインタリーブ処理が行われる。この
処理が施された再生信号はメモリデータ入出力回路22
を介して、アドレス制御回路24の制御に従って第1の
メモリ23に書き込まれる。一旦メモリ23に蓄えられ
た再生信号は読み出され、メモリデータ入出力回路22
を介してデコーダ17に与えられる。
【0083】第1のメモリ23への信号の書き込みは、
第1のメモリ23からの読み出しより速い速度で行われ
る。すなわち、ディスク1からの信号の読み取り速度は
第1のメモリ23からの出力の転送速度より高速に行わ
れるため、第1のメモリ23内の信号量は増加してい
く。メモリ23内の信号量があらかじめ定めた所定量
(オーバーフロー設定量)に達したとき、メモリデータ
入出力回路22はメモリ23への信号書き込みを停止す
る。同時に、マイクロコンピュータ11はそのときのデ
ィスク上の位置情報を記憶し、その位置を繰り返しサー
チするようサーボ制御回路12を制御する。その間にも
第1のメモリ23からの信号読み出しは一定速度で順次
続けられ、メモリ内の信号量があらかじめ定めた所定量
(アンダーフロー設定量)に達すると、メモリデータ入
出力回路22は信号書き込みを再開させる。従って、第
1のメモリ23には少なくともアンダーフロー設定量以
上の信号が保持される。このため、例えば外乱などによ
って光ピックアップ2がジャンプして所定のトラックを
走査できなくなって第1のメモリ23への信号書き込み
が停止されても、既に保持されている信号を読み出し続
け、その間にジャンプする直前の再生位置をサーチして
光ピックアップ2を復帰させることにより第1のメモリ
23から連続した出力が行える。
【0084】この情報再生装置にディスクを装填したと
き、マイクロコンピュータ11はチェンジャーメカニズ
ム100に対し、5枚のディスクから自動的に順次1枚
づつディスクを引出してディスクメカニズムに装着する
よう指令する。装着されたディスク1は定常再生時と同
じように再生が開始されるが、再生されるのは各ディス
クの第1曲目の最初の所定時間分、例えば10秒間であ
る。このとき光ピックアップ2で読み取られた信号は、
上述の信号経路を通ってメモリデータ入出力回路22に
供給されるが、第1のメモリ23ではなく第2のメモリ
25に記憶される。図16は第2のメモリ25のデータ
記憶状態を示す概念図である。各ディスクの第1曲目の
最初の10秒間分の圧縮信号が、第2のメモリ25のそ
れぞれ領域1〜5に格納される。ディスクの番号とメモ
リ上の領域との対応関係はマイクロコンピュータ11に
よって管理される。
【0085】次に、あるディスクの再生途中で使用者が
ディスクチェンジの操作を行ったときの動作を考える。
図17はこのときの動作を説明する制御フローチャート
である。まず、キー入力14によりディスクチェンジの
指示が入力されると(S1)、マイクロコンピュータ1
1は再生中のディスクのオーディオ出力をミュートし
(S2)、同時にディスク回転を停止させチェンジャー
メカニズム100に対しディスクチェンジを指令し、デ
ィスクチェンジを開始する(S3)。つぎに、キー入力
14によって指示された次に再生すべきディスクに対応
する第2のメモリ25内の信号をメモリから読み出すよ
うにメモリアドレス制御回路26に指令を与え、メモリ
アドレス制御回路26は所定のアドレス制御を行って、
対応するディスクの第1曲目の最初の10秒間分の信号
を選択して読み出す(S4)。このときメモリデータ入
出力回路22は、第1のメモリ23でなく第2のメモリ
25から読み出された信号をデコーダ17に供給するよ
う信号の選択を行う。そしてデコーダ17によって復元
された信号が、D/Aコンバータ7およびLPF19を
介しオーディオ出力端子8から、またディジタル出力回
路9を介しディジタルオーディオ出力端子10から出力
され、ミュートが解除される(S5)。
【0086】このとき第2のメモリ25から出力される
信号は10秒間分のオーディオ信号が圧縮されたものな
ので、第1曲目の最初の10秒間のオーディオ再生が行
える。この間にチェンジャーメカニズム100はディス
クチェンジを行い、再生すべきディスクが装着されたな
らば、第1曲目の最初の10秒間分のオーディオ信号に
連続する信号の位置を高速検索する(S6)。すなわ
ち、ディスク上の信号には所定間隔毎にアドレス情報が
記録されているので、最初にメモリ25に取込んだ信号
の最終アドレスをマイコン11は記憶し、そのアドレス
に連続する次のアドレスを検索する。
【0087】次に、光ピックアップ2は検索した位置か
ら信号の読み取りを行い、信号は上述の定常的な再生動
作と同様に第1のメモリ23に蓄積される(S7)。こ
の間も出力されるのは第2のメモリ25内に蓄えられて
いる信号である。そして第2のメモリ25内の対応する
最後の信号が出力された後(S8)、メモリデータ入出
力回路22は第1のメモリ23からの信号を出力するよ
う切替えられ(S9)、またメモリアドレス制御回路2
4は取り込んだ信号を順次読み出すようメモリアドレス
を制御する。従って、先頭の10秒間は、あらかじめメ
モリ25に蓄えていた信号が再生され、その信号の続き
から切れ目なくディスクからの信号を再生することがで
きる。
【0088】実施例9.図18は実施例9のMDチェン
ジャーシステムの動作を説明するフローチャートであ
る。システムのブロック構成は図15と同様である。ま
ず、ディスクを装填されたとき、上述したように第2の
メモリ25には各ディスクの第1曲目の最初の10秒間
分の圧縮信号が、それぞれ領域1〜5に格納される。
【0089】使用者が、あるディスクの再生中に他のデ
ィスクの内容を一時的に確認したい場合には、対応する
キーを操作すると(S11)、マイクロコンピュータ1
1は、第2のメモリ25内の対応する領域の信号を読み
出すよう制御する。すなわち、メモリデータ入出力回路
22に対しては、出力信号を第1のメモリ23内の信号
から第2のメモリ25内の信号に切替える(S12)。
第2のメモリアドレス制御回路26に対しては、領域1
〜5の内のキー操作に対応した領域の信号を読み出すよ
うに指示する(S13)。そして、この10秒間分のオ
ーディオ信号を出力した後(S14)、再びそれまで再
生していたディスクの続きを再生する(S15)。
【0090】次に例えば使用者が全ディスクの内容を確
認したい場合、対応するキーを操作すると、マイクロコ
ンピュータ11は、その時点でメモリデータ入出力回路
22に対し、出力する信号を第1のメモリ23内の信号
から第2のメモリ25内の信号に切替える。そして第2
のメモリアドレス制御回路26に対しては、領域1〜5
の信号を順次読み出すように指示する。メモリアドレス
制御回路26からのメモリアドレスに従って読み出され
た信号は、メモリデータ入出力回路22を介してデコー
ダ17に供給されディジタルオーディオ信号が復元され
る。従って、オーディオ出力としては各ディスクの先頭
曲の最初の10秒間づつが順次再生されることになる。
また、もしこの10秒間の再生中に再生スキップを指示
されたならば、マイクロコンピュータ11は第2のメモ
リアドレス制御回路26に対して、次に再生する領域の
最初のメモリアドレスにジャンプするよう指示すること
により簡単にスキップが行える。
【0091】実施例10.図19は本発明の情報再生装
置の実施例10のブロック回路図である。実施例10で
は、全ディスクの一部情報の再生にはある程度の時間を
必要とするため、電源投入時に常にこれを行っていたの
では使用者にとっては再生を開始するまでの待ち時間が
長くなってしまうので、ディスクが入れ換えられなけれ
ば、一旦電源が遮断されても第2のメモリ25内の信号
はそのまま使えることを利用してマイクロコンピュータ
11と第2のメモリ25の電源をバックアップ電源27
でバックアップしておく。また、チェンジャーメカニズ
ム100には各ディスクのディスク入れ換えを検出する
ためのディスク検出スイッチ28を設ける。そして、マ
イクロコンピュータ11は、メイン電源(図示せず)遮
断中にもディスク検出スイッチ28によってディスク入
れ換えの有無を監視し、いずれかのディスクが入れ換え
られた場合には、次のメイン電源投入後に新しいディス
クのみの一部情報を再生するよう制御する。従って、デ
ィスク入れ換えがないときには、メイン電源投入後の使
用者の待ち時間をなくすことができるし、一部のディス
クのみが入れ換えられたときにも待ち時間を減らすこと
ができる。
【0092】もちろんこの実施例10の装置は実施例
8,9にも適用できる。なお、上述の説明では、第2の
メモリ25に記憶する信号を各ディスクの先頭曲の最初
の10秒間としたが、先頭曲でなくてもよく、また最初
の10秒間でなくても、曲の途中の適当な時間分でもよ
い。但し、実施例8においては、第2のメモリ25内の
信号を出力している間にディスクチェンジと位置検索を
行うので、各ディスクの最初の何秒間かの情報である必
要があり、さらに無音時間短縮の十分な効果を得るため
にはある程度以上の時間分の信号が必要となる。
【0093】また、実施例8〜10では、第1のメモリ
23と第2のメモリ25を別のものとして説明したが、
同一のメモリを使用しメモリアドレスを制御することに
より、同様の機能動作が実現できるのは明らかである。
さらに、本発明による制御は図17および図18のフロ
ーチャートの通りでなくても実現できることは明白であ
る。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる情
報再生装置は、メモリに蓄えるデータの最低量が指定で
きるため、ピックアップが震動でトラックずれをおこし
ても、正常な音だしができる時間を最大値にとれるよう
に設定することができる。
【0095】また、メモリに蓄えるデータの最低量によ
りメモリへの書き込みおよび読み出しの周期をかえるこ
とができるため、他系統の再生信号処理を行うのに都合
がよいように大きな周期を設定することもできる。
【0096】また、ディスクチェンジャータイプの情報
再生システムにおいては、ディスク交換時にメモリに蓄
えられているデータ量が最大になるように制御できるの
で、ディスク交換時の無音時間を短縮できる。
【0097】また、再生したアドレスあるいは時間情報
は、メモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
を用いて補正されて表示されるので、メモリから出力さ
れるデータに対応した表示ができて時間ずれを感じさせ
ない。
【0098】また、プログラムの再生を終了する場合、
プログラムが終了する直前の信号の出力レベルから、そ
のディスクのプログラムの終了を検出し、直ちにディス
クを停止するようにしたので、これを複数のディスクを
自動的に交換するシステムに応用すれば、ディスクの交
換時の無音の時間を短縮することができ、ディスクの交
換がスムーズに行える。
【0099】また、再生プログラムをバッファメモリに
一時保持するようにしたので、プログラムの再生が終了
する前にディスクを停止することができ、これを複数の
ディスクを自動的に交換するシステムに応用すれば、デ
ィスクの交換時の無音の時間を短縮することができ、デ
ィスクの交換がスムーズに行える。
【0100】また、再生プログラムをバッファメモリに
一時保持し、プログラムが終了する直前の信号の出力レ
ベルから、そのディスクのプログラムの終了を検出し、
直ちにディスクを停止するようにしたので、プログラム
の再生が終了する前にディスクを停止することができ、
これを複数のディスクを自動的に交換するシステムに応
用すれば、ディスクの交換時の無音の時間を短縮するこ
とができ、ディスクの交換がスムーズに行える。
【0101】また、あらかじめ複数枚のディスクの先頭
の曲の曲頭部分をそれぞれ再生して記憶手段に記憶し、
ディスクチェンジのキー操作がなされたときには、次に
再生すべきディスクに対応した曲頭部分を記憶手段から
出力するとともにその期間内にディスクチェンジを終了
させ、記憶手段からの出力信号に連続するディスク上の
位置を検索して記憶手段からの出力に連続するように再
生するので、あるディスクの再生中にディスクチェンジ
を行った場合でもディスクチェンジに伴う無音状態を実
質的になくすことができる操作性の優れたディスク再生
装置が得られる。
【0102】また、複数枚のディスクの先頭の曲の曲頭
部分をそれぞれ再生して記憶手段に記憶し、キー操作に
応じて記憶手段から複数の曲頭部分を連続的に再生、あ
るいは記憶手段から一部の曲の曲頭部分を再生するの
で、あるディスクの再生中にも他のディスクの内容を知
ることができる、あるいは全ディスクの内容を耳で確認
することが可能な操作性の優れたディスク再生装置が得
られる。
【0103】さらに、あらかじめ複数枚のディスクの先
頭の曲の曲頭部分をそれぞれ再生して記憶手段に記憶
し、キー操作に応じて記憶手段から複数の曲頭部分を連
続的に再生、あるいは記憶手段から一部の曲の曲頭部分
を再生し、電源遮断中にもディスク検出手段によって各
ディスクの入れ換えを確認して、入れ換えられたディス
クについてのみ先頭の曲の曲頭部分をそれぞれ再生して
記憶手段に記憶し再生すべき信号として保持するので、
ディスク入れ換えがないときには、メイン電源投入後の
使用者の待ち時間がなく、一部のディスクのみが入れ換
えられたときにも使用者の待ち時間が少ないにも拘らず
ディスクチェンジに伴う無音状態を実質的になくすこと
ができ、また、他のディスクの内容、あるいは全ディス
クの内容を知ることができる操作性の優れたディスク再
生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報再生装置の実施例1の回路ブロッ
ク図である。
【図2】実施例1のバッファメモリ内のデータ格納状態
の概念図である。
【図3】実施例1のバッファメモリ内のデータ量と基準
値Eとの関係を示すグラフである。
【図4】実施例1の書き込みフラグ生成回路の回路ブロ
ック図である。
【図5】本発明の情報再生装置の実施例2の回路ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の情報再生装置の実施例3の回路ブロッ
ク図である。
【図7】本発明の情報再生装置の実施例4の回路ブロッ
ク図である。
【図8】実施例4の情報再生装置と従来のCDシステム
とのディスク駆動停止のタイミングチャートである。
【図9】本発明の情報再生装置の実施例5の回路ブロッ
ク図である。
【図10】実施例5の情報再生装置のタイミングチャー
トである。
【図11】実施例2及び実施例5の情報再生装置と従来
のCDシステムのタイミングチャートである。
【図12】本発明の情報再生装置の実施例6及び実施例
7の回路ブロック図である。
【図13】実施例6及び実施例5の情報再生装置と従来
のCDシステムのタイミングチャートである。
【図14】実施例4〜7の情報再生装置の再生打切り時
の近似出力を示す図である。
【図15】本発明の情報再生装置の実施例8の回路ブロ
ック図である。
【図16】実施例8及び実施例9の情報再生装置の第2
メモリの概念図である。
【図17】実施例8の情報再生装置の動作のフローチャ
ートである。
【図18】本発明の情報再生装置の実施例9の動作のフ
ローチャートである。
【図19】本発明の情報再生装置の実施例10の回路ブ
ロック図である。
【図20】従来のMDシステムの回路ブロック図であ
る。
【図21】従来のMDシステムのタイミングチャートで
ある。
【図22】従来のマガジン式チェンジャータイプのCD
プレイーヤの回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光ピックアップ 3 再生アンプ 4 復調回路 5 信号処理回路 9 ディジタル出力回路 11 マイクロコンピュータ 12 サーボ回路 13 ディスクモータ 14 キー入力 15 表示回路 16 バッファメモリ 18 アドレスデコーダ 20 終了検出回路 22 メモリデータ入出力回路 23 第1のメモリ 24 第1のメモリアドレス制御回路 25 第2のメモリ 26 第2のメモリアドレス制御回路 27 バックアップ電源 28 ディスク検出スイッチ 31 書き込みアドレス生成回路 32 読み出しアドレス生成回路 34 書き込みフラグ生成回路 35 書き込み制御回路 44 データ量算出演算器 50 サブ情報抽出回路 51 レジスタ 52 アドレス補正回路 100 チェンジャーメカニズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 学 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (72)発明者 平井 伸明 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 電子商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 平4−103079(JP,A) 特開 平4−61089(JP,A) 特開 平3−35474(JP,A) 特開 平3−273586(JP,A) 特開 平2−240867(JP,A) 特開 平3−171322(JP,A) 特開 平4−21985(JP,A) 特開 平5−217339(JP,A) 特開 平5−217340(JP,A) 特開 昭62−134856(JP,A) 特開 昭64−79940(JP,A) 特開 平4−265524(JP,A) 特開 平4−341970(JP,A) 実開 昭58−10275(JP,U) 実公 昭53−22328(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 - 20/16 351 G11B 27/10 G11B 19/02 501

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から情報を再生する装置におい
    て、再生した情報の信号レベルを検出する手段と、再生
    情報の終了時に近い所定時間内に、再生した情報の信号
    レベルが所定レベルより下がった時を該情報の再生終了
    と判断する手段と、終了と判断されたときに直ちに前記
    記録媒体の駆動を停止して次の処理に移行する制御手段
    とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録されている情報を読み出
    して一旦メモリに格納し、該メモリへの書き込みレート
    より低いレートで該メモリから格納情報を読み出して出
    力する情報再生装置において、再生した情報の信号レベ
    ルを検出する手段と、再生情報の終了時に近い所定時間
    内に、再生した情報の信号レベルが所定レベルより下が
    った時を再生対象情報の終了と判断する手段と、終了と
    判断されたときの情報が前記メモリに格納されると直ち
    前記記録媒体の駆動を停止し、前記メモリに格納され
    た最終情報の出力が終了する前に次の処理に移行する制
    御手段とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
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