JP2001052437A - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JP2001052437A
JP2001052437A JP2000216879A JP2000216879A JP2001052437A JP 2001052437 A JP2001052437 A JP 2001052437A JP 2000216879 A JP2000216879 A JP 2000216879A JP 2000216879 A JP2000216879 A JP 2000216879A JP 2001052437 A JP2001052437 A JP 2001052437A
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recording
data
memory
buffer memory
disk
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JP2000216879A
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Atsushi Kitayama
厚 北山
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録キーを押す前の時点からのオーディオ信
号の記録を、バッファメモリを効率良く利用して、行え
るようにする。 【構成】 オーディオデータをデータ圧縮した後、一
旦、バッファメモリ35に書き込み、その後読み出し
て、ディスクに記録する。記録モードに入る前の時点に
おいて、バッファメモリ35に、現時点からこのバッフ
ァメモリ35の容量分に応じた時間前の入力オーディオ
データを常に書き込むように書き込み制御する。実際の
記録モードのスタート命令があったとき、その命令時点
よりも時間的に前のデータからバッファメモリ35から
オーディオデータを読み出してディスク1Bに記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオデー
タを記録するディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーディオ信号の記録機(例え
ばテープレコーダ)は、記録キーを押すなどの記録スタ
ート命令から時間遅れなく実際の記録がスタートするの
ではなく、記録機の機構部分の立上がり、記録動作モー
ドへの切り替わり完了までに所定の時間を必要とするた
め、その所定の時間だけ遅れた時点から実際の記録がス
タートする。このため、この遅延時間分のオーディオ信
号を記録媒体に記録することができず、いわゆる頭切れ
の状態が発生する。
【0003】また、例えば特開昭60−195753号公報に開
示されているような会議録音用のテープレコーダとし
て、無声のときには一時停止の状態とし、有声のときの
み録音動作をするようにする録音機があるが、この録音
機の場合、無声から有声に変わる時点を検出してから実
際の録音の立上がりまでの時間遅れにより、会話の先頭
部分であるいわゆる語頭が記録できない状態が生じる。
【0004】このような欠点を回避するため、実際の記
録の立上がりまでの時間を予め求めておき、その記録立
上がりまでの余裕時間分の容量を有するFIFOメモリ
を特に設け、このメモリに、常に上記余裕時間分のオー
ディオデータを蓄えておき、このメモリを通ったオーデ
ィオデータを実際の記録データとする技術が提案されて
いる(特開昭58−41453号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、頭切れ防止用のFIFOメモリを特に別個に
設けなければならず、高価になると共に、このメモリを
設けるスペースが必要となり、装置が大型になってしま
う欠点がある。
【0006】また、ユーザが、例えばラジオ放送をテー
プその他の記録媒体に記録するいわゆるエアチェックを
するときには、一般に、放送を聴取しながら、記録キー
を押す操作を行うが、この際、ユーザは放送を聴取して
内容が分かってから記録をすべきであったと認識するこ
とも多々ある。
【0007】しかし、この記録を行いたい部分は、時間
的に前の事象であるため、一般的には記録は不可能であ
る。この時間的に前の部分を記録するためには、比較的
大容量のFIFOメモリを設けて、常に、所定時間前の
オーディオデータを蓄積しておくことが必要になる。し
かし、従来の技術では、このようなことまでも考慮して
おらず、FIFOのメモリの容量は、記録スタート命令
から実際の記録立上がりまでの機械的要因などによる時
間遅延分を考慮しただけものである。このため、従来の
記録機は、上記のような要求には答えることができなか
った。しかも、大容量のメモリは、より高価で、また、
大型であるので、これを別個に新たに設けることは実用
的ではなかった。
【0008】この発明は、上記のような欠点を除去した
ディスク記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明においては、圧縮処理されたデジタルオー
ディオデータを第1の速度で一旦記憶するメモリ手段
と、前記メモリ手段に記憶されている前記圧縮処理され
たデジタルオーディオデータを、前記第1の速度よりも
速い第2の速度で、前記メモリ手段から読み出すメモリ
制御手段と、前記メモリ制御手段によって前記メモリ手
段より読み出された前記圧縮処理されたデジタルオーデ
ィオデータを前記ディスクに記録する記録手段と、ユー
ザの記録指示のための記録操作手段と、前記記録操作手
段の操作に先んじて、前記メモリ手段に、前記圧縮処理
されたデジタルオーディオデータを順次蓄積するように
制御すると共に、前記記録操作手段の操作が行なわれた
ときに、前記メモリ手段に先行書き込み済みの前記圧縮
処理されたデジタルオーディオデータを前記ディスクに
記録するように制御する制御手段と、を備えることを特
徴とするディスク記録装置を提供する。
【0010】上記の構成のこの発明においては、記録時
には、圧縮処理されたデジタルオーディオデータがメモ
リ手段に一旦記憶され、書き込み速度よりも速い読み出
し速度で読み出されて、ディスクに記録される。このと
き、一般に、メモリ手段は、記憶データが空にならない
ような比較的大きい容量のものが用いられる。
【0011】そして、この発明においては、記録操作手
段の操作に先んじて、メモリ手段に、圧縮処理されたデ
ジタルオーディオデータが順次蓄積されるように制御さ
れるとともに、記録操作手段の操作が行なわれたときに
は、メモリ手段に先行書き込み済みの圧縮処理されたデ
ジタルオーディオデータがディスクに記録される。
【0012】つまり、メモリ手段に書き込まれている記
録スタート前のデータから記録を行うことができる。す
なわち、記録スタート前の時点のデータの記録が可能で
ある。しかも、メモリ手段は、記録処理用のバッファメ
モリであり、特に記録時の先行データの記録用のみだけ
ではないので、利用効率がよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図を参照しながら説明する。先ず、この発明を説明する
前に、この発明が適用される記録再生装置について説明
する。
【0014】[記録再生装置の構成の説明]図1は、こ
の発明が適用された光ディスクの記録再生装置の構成を
示すものである。この図1において、1はディスクカー
トリッジである。ディスクカートリッジ1は、カートリ
ッジ本体1A内に直径64mmの光ディスク1Bを収納
して構成されている。この光ディスク1Bには、再生専
用光ディスク、記録可能な光磁気ディスク、再生専用領
域と記録可能領域が混在するハイブリッドディスクの3
種類のものがある。以下の実施例の説明は、光ディスク
1Bが光磁気ディスクである場合を例にとって説明す
る。
【0015】光ディスク1Bには、予め、光ビームのト
ラッキング制御用のスパイラル状のプリグルーブが形成
されているが、特に、この例の場合、プリグルーブは絶
対アドレスデータに基づいてFM変調されて記録されて
いる。したがって、光ディスク1Bのプリグルーブは、
絶対アドレスデータに基づいて、光ディスク1Bの径方
向に蛇行している。
【0016】光ディスク1Bは、スピンドルモータ2に
より回転される。スピンドルモータ2の回転は、サーボ
制御回路5により制御され、ディスク1Bが線速度一定
の状態で回転するように制御される。カートリッジ本体
1Aにはシャッターが設けられており、ディスクカート
リッジ1がディスク装着トレイ上に載置され、装置に装
填されると、このシャッターが開かれ、カートリッジ本
体1Aの開口部から光ディスク1Bが外部に臨む状態に
なる。また、ディスクカートリッジ1が装置より排出さ
れるときには、カートリッジ本体1Aの開口部を閉塞す
る位置に、シャッターは移動する。そして、ディスク1
Bのシャッター開口部の上部には記録用の磁気ヘッド3
が対向して配置され、カートリッジ本体1Aのシャッタ
ー開口部の下部には光ピックアップ4が対向して配置さ
れる。
【0017】光ピックアップ4は、送りモータ6によ
り、ディスク1Bの径方向に移動制御される。また、サ
ーボ制御回路5により、光ピックアップ4のフォーカス
制御及びトラッキング制御がなされる。
【0018】システムコントローラ20は、マイクロコ
ンピュータを搭載して構成されており、全体の動作を管
理している。このシステムコントローラ20には、キー
群10からキー入力信号が与えられる。このキー群10
は、この例の記録再生装置の前面パネル面を示す図2に
示すように、電源キー11、イジェクトキー12、再生
キー13、一時停止キー14、停止キー15、記録キー
16、早送り再生キー17、巻き戻し再生キー18の
他、後述する先行記録キー19などを備える。
【0019】先行記録キー19は、記録キー16を操作
する前の時点から記録を行う(この記録態様を先行記録
と以下称する)か否かを設定するためのもので、後述す
るように、このキー19が押されると、先行記録モード
に装置は移行する。先行記録モードは、実際に光ディス
ク1Bに音声データを記録するに当たって、記録キー1
6が操作される時点より、時間的に前の時点から記録を
行うモードで、記録キー16の操作前に先行記録キー1
9が予め操作されることにより設定される。
【0020】図2に示す記録再生装置の前面パネル面に
は、先行記録モード時に先行して記録する時間を設定す
る先行記録時間設定用の可変入力部50が設けられてい
る。可変入力部50は、この例では、図2に示すよう
に、スライドボリューム50が用いられており、スライ
ドボリュームのスライドつまみ50aを操作して、その
位置を移動させることによって先行記録時間を設定し、
設定された先行記録時間はスライドボリュームの抵抗値
をA/D変換した値として後述するシステムコントロー
ラ20に供給される。このため、可変入力部50とシス
テムコントローラ20との間には、必要に応じてA/D
コンバータが配されて、スライドボリュームの抵抗値を
A/D変換する。システムコントローラ20が、A/D
コンバータを内蔵するマイクロコンピュータによって構
成されている場合には、可変入力部50とシステムコン
トローラ20間に接続されるA/Dコンバータは省略さ
れる。
【0021】この可変入力部50により設定された先行
記録時間の情報は、システムコントローラ20の内蔵メ
モリに記憶される。後述するバッファメモリ35の容量
が4Mバイトの場合には、現時点から10秒前までのオ
ーディオ信号の記録が可能であり、可変入力部50で設
定できる先行記録時間、すなわち、何秒前から遡って入
力オーディオ信号を記録するかは、0〜10秒の範囲で
任意に設定可能である。
【0022】システムコントローラ20は、マイクロコ
ンピュータで構成されている。システムコントローラ2
0は、キー群10のうち、操作されたキーに基づいて制
御信号を生成し、その生成した制御信号を記録再生装置
各部に供給することによって記録再生装置の動作を管理
及び制御する。
【0023】また、システムコントローラ20には、例
えばLCDや蛍光表示管からなるディスプレイ30が接
続されている。このディスプレイ30には、装着された
光ディスク1Bの総演奏時間、演奏中の曲の経過時間、
再生中の曲の残り演奏時間、全体の残りの演奏時間等の
時間情報や、演奏中の曲のトラックナンバ等が表示され
る。また、ディスクネームやトラックネームが記録され
ているディスクでは、ディスクネームやトラックネーム
が表示される。さらに、曲やディスクの記録日時が記録
されていれば記録日時が表示される。
【0024】図1の実施例の記録再生信号系の構成は、
IC化によりできるだけ構成を簡略化できるように工夫
されている。なお、記録時と再生時とでは、システムコ
ントローラ20からのモード切換信号により、各部がモ
ード切り換えされるようにされている。
【0025】[記録系の説明]31は、オーディオ信号
(図では簡単のため、1チャンネルであるが、実際は2
チャンネルステレオである。以下、同じ)の入力端子で
ある。この入力端子31からのオーディオ信号は、A/
Dコンバータ32において、サンプリング周波数44.
1kHz、量子化ビット数16ビットでデジタル化され
る。
【0026】このデジタルオーディオ信号は、音声圧縮
エンコード/デコード回路33に供給される。音声圧縮
エンコード/デコード回路33では、オーディオ信号が
約1/5にデータ圧縮される。この場合、オーディオ信
号の圧縮技術としては、例えば変形DCT(Modified Di
screate Cosine Transform) が用いられる。
【0027】音声圧縮エンコード/デコード回路33で
圧縮されたオーディオ信号は、メモリコントローラ34
を介して、このメモリコントローラ34により制御され
るバッファメモリ35に一度蓄えられる。この例の場
合、バッファメモリ35としては、データ容量が、4M
ビットのDRAMが用いられる。
【0028】メモリコントローラ34は、記録動作中に
振動等により光ディスク1B上の記録位置が飛んでしま
うトラックジャンプが生じなければ、バッファメモリ3
5から圧縮データを書き込み速度の約5倍の転送速度で
順次読み出し、読み出したデータを、セクタ構造のデー
タエンコード/デコード回路36に転送する。
【0029】また、記録中にトラックジャンプが生じた
ことを検出したときは、メモリコントローラ34は、デ
ータエンコード/デコード回路36へのデータ転送を停
止し、音声圧縮エンコード/デコード回路33からの圧
縮データをバッファメモリ35に蓄積する。その後、光
ピックアップ4から照射される光ビームの照射位置、す
なわち、記録位置が修正されたとき、バッファメモリ3
5からデータエンコード/デコード回路36へのデータ
転送を再開するように、メモリコントローラ34はメモ
リ35の書き込み及び読み出し制御を行う。
【0030】トラックジャンプが生じたか否かの検出
は、例えば記録再生装置に振動計を設け、振動の大きさ
がトラックジャンプが生じるようなものであるか否かを
検出することにより行うことができる。また、この例の
ディスク1Bには、前述したように、プリグルーブに絶
対アドレスデータが記録されているので、その絶対アド
レスデータを記録時に読み取り、そのデコードしたアド
レスデータの連続性をシステムコントローラ20で監視
することによって、トラックジャンプを検出することも
できる。また、振動計と絶対アドレスデータのオア(論
理和)を取ってトラックジャンプを検出するようにして
も良い。なお、トラックジャンプが生じたときには、光
磁気記録のための光ピックアップ4からの光ビームのパ
ワーを記録できないレベルまで下げる、あるいはパワー
を零とするように、光ピックアップ4がシステムコント
ローラ20により制御されるものである。
【0031】そして、トラックジャンプが生じたときの
記録位置の修正は、前記の絶対アドレスデータを用いて
行う。また、この場合のバッファメモリ35のデータ容
量としては、上述から理解されるように、トラックジャ
ンプが生じてから記録位置が正しく修正されるまでの間
の時間分に相当する圧縮データを蓄積できる容量が最低
必要である。この例では、バッファメモリ35の容量と
しては、前記のように4Mビット有し、この記憶容量は
前記の条件を十分に満足するように余裕を持ったものと
して選定されているものである。
【0032】また、この場合、メモリコントローラ34
は、この記録時において、正常動作中は、できるだけバ
ッファメモリ35に蓄積されるデータが少なくなるよう
にメモリ制御を行う。すなわち、バッファメモリ35の
データ量が予め定められた所定量以上になったら、所定
量のデータ、例えば32セクタ分(1セクタは1CD−
ROMセクタ(約2Kバイト)である)のデータだけバ
ッファメモリ35から読み出して、常に所定データ量以
上の書込み空間を確保しておくようにメモリ制御を行
う。
【0033】データエンコード/デコード回路36は、
バッファメモリ35から読み出されたデータをCD−R
OMのセクタ構造のデータにエンコードする。なお、後
述するように、オーディオデータの記録再生は、32セ
クタ分のオーディオデータ(元のアナログオーディオ信
号の約2秒分であるが、データ圧縮により約0.4秒相
当となる)を単位として行うものである。この32セク
タ分のオーディオデータを以下クラスタと称する。
【0034】データエンコード/デコード回路36の出
力データは、EFM及びCIRCエンコード/デコード
回路37に供給される。この回路37では、データにエ
ラー検出訂正用の符号化処理を行うと共に、記録に適し
た変調処理、この例ではEFM(8−14変調)処理を
施す。エラー検出訂正用の符号は、この例ではコンパク
トディスクのCIRC(クロスインターリーブ・リード
・ソロモン符号)に対してインターリーブを変更したも
のを用いる。記録データが間欠的なデータであり、1ク
ラスタとしての32セクタ分のオーディオデータの前後
に、クラスタ接続用(サブデータの1セクタを含む)の
合計4個のセクタ(以下リンキングセクタと称する)が
付加されて、36セクタからなる単位記録データとされ
る。
【0035】このようにして形成された記録データは、
ヘッド駆動回路38を介して記録用磁気ヘッド3に供給
される。これにより、記録データで変調された磁界がデ
ィスク1B(光磁気ディスク)に印加される。
【0036】また、光ピックアップ4からのレーザービ
ームがディスク1Bに照射される。この記録時は、記録
トラックには、再生時より大きな一定のパワーのレーザ
光が照射されている。この光照射と、磁気ヘッド3によ
る変調磁界とにより、ディスク1Bには熱磁気記録によ
ってデータが記録される。こうして、元のオーディオ信
号の約2秒分(1クラスタ)のデータが、約0.4秒
で、ディスク1Bに記録される。
【0037】なお、磁気ヘッド3と光ピックアップ4と
は、共に同期してディスク1の半径方向に沿って移動で
きるように構成されている。
【0038】また、39はRFアンプで、これには光ピ
ックアップ4の光検出器からの検出出力信号が供給され
る。このRFアンプ39は、光ピックアップ4の光検出
器からの出力信号に基づいて、光ディスク1Bの再生信
号としてのRF信号を生成する。光ディスク1Bが光磁
気ディスクの場合には、光ディスク1Bの記録膜によっ
て反射された光ビームのカー回転角の違いに基づいて、
RF信号がRFアンプ39から出力される。このRF信
号はEFM及びCIRCエンコード/デコード回路37
に供給される。
【0039】RFアンプ39は、いわゆる非点収差法に
基づいて光検出器の出力信号からフォーカスエラー信号
を生成する。また、RFアンプ39は、いわゆる3スポ
ット法により、光検出器の検出出力からトラッキングエ
ラー信号を生成する。さらに、RFアンプ39は、いわ
ゆるプッシュプル法によってプリグルーブを検出した信
号、すなわち、プッシュプル信号を生成して、後述する
アドレスデコーダ40に供給する。
【0040】生成されたフォーカスエラー信号とトラッ
キングエラー信号は、前述したように、サーボ制御回路
5に供給される。RFアンプ39は、生成したRF信号
中からクロック成分を抽出してサーボ制御回路5に供給
する。サーボ制御回路5は、このクロック成分を基準ク
ロックと比較してスピンドルサーボ信号を生成し、この
スピンドルサーボ信号をスピンドルモータ2に供給す
る。その結果、スピンドルモータ2は、線速度一定でデ
ィスクを回転駆動するように制御される。
【0041】アドレスデコーダ40は、これに供給され
たプッシュプル信号をFM復調することによってアドレ
スデータを生成する。アドレスデコーダ40によって復
調されたアドレスデータは、EFM及びCIRCエンコ
ード/デコード回路37に供給されてデコード処理され
る。デコード処理されたアドレス情報は、システムコン
トローラ20に供給され、この記録の記録位置の認識及
び位置制御に用いられる。アドレス情報は、再生時にも
その再生位置の認識及び位置制御に用いられるものであ
る。
【0042】そして、この記録時において、EFM及び
CIRCエンコード/デコード回路37でデコードされ
たアドレスデータが、記録データ中に挿入されて、ディ
スクに記録される。
【0043】[再生系の説明]次に、再生時について説
明する。すなわち、この再生時には、記録時と同様にし
て、サーボ制御回路5により、スピンドルモータ2が、
プリグルーブからの信号により、ディスク1が記録時と
同じ線速度一定の回転速度制御される。
【0044】再生時、光ピックアップ4は、前述したよ
うに、目的トラックに照射したレーザ光の反射光を検出
することにより、非点収差法によりフォーカスエラーを
検出し、また、プッシュプル法によりトラッキングエラ
ーを検出すると共に、目的トラックからの反射光の偏光
角(カー回転角)の違いを検出して、再生RF信号を出
力する。
【0045】光ピックアップ4の出力は、RFアンプ3
9に供給される。RFアンプ39は、光ピックアップ4
の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー
信号を抽出してサーボ制御回路5に供給すると共に、再
生信号を2値化してEFM及びCIRCエンコード/デ
コード回路37に供給する。
【0046】サーボ制御回路5は、前記フォーカスエラ
ー信号が零になるように、光ピックアップ4の光学系の
フォーカス制御を行うと共に、トラッキングエラー信号
が零になるように、光ピックアップ4の光学系のトラッ
キング制御を行う。
【0047】また、RFアンプ39の出力はアドレスデ
コーダ40に供給され、プリグルーブからの絶対アドレ
スデータを抽出してデコードする。そして、このデコー
ダ40からの絶対アドレスデータが回路37を介してシ
ステム制御回路20に供給され、サーボ制御回路5によ
る光ピックアップ4のディスク半径方向の再生位置制御
のために使用される。また、システム制御回路20は、
再生データ中から抽出されるセクタ単位のアドレス情報
も、光ピックアップ4が走査している記録トラック上の
位置を管理するために用いることができる。
【0048】この再生時、後述するように、ディスク1
Bから読み出された圧縮データはバッファメモリ35に
書き込まれ、読み出されて伸長されるが、両データの伝
送レートの違いから、ディスク1Bからの光ピックアッ
プ4によるデータ読み出しは、例えばバッファメモリ3
5に蓄えられるデータが所定量以下にならないように間
欠的に行われる。
【0049】EFM及びCIRCエンコード/デコード
回路37では、RFアンプ39を介して供給された信号
がEFM復調され、エラー訂正処理される。EFM及び
CIRCエンコード/デコード回路37の出力は、セク
タ構造のデータエンコード/デコード回路36に供給さ
れて、CD−ROMのセクタ構造を解き、データを圧縮
された状態の元データにデコードする。
【0050】データエンコード/デコード回路36の出
力はメモリコントローラ34を介して、バッファメモリ
35に一旦記憶される。そして、メモリコントローラ3
4は、再生中に振動等により再生位置が飛んでしまうト
ラックジャンプが生じなければ、データエンコード/デ
コード回路36からの圧縮された状態のデータを書き込
み速度の約1/5倍の転送速度で順次読み出し、読み出
したデータを、音声圧縮エンコード/デコード回路33
に転送する。この場合、メモリコントローラ34は、バ
ッファメモリ35に蓄えられているデータ量が、所定以
下にならないようにバッファメモリ35の書き込み及び
読み出し動作を制御する。
【0051】また、再生中にトラックジャンプが生じた
ことを検出したときは、メモリコントローラ34は、デ
ータエンコード/デコード回路36からバッファメモリ
35へのデータの書き込みを停止し、音声圧縮エンコー
ド/デコード回路33へのデータの転送のみを行う。そ
して、光ピックアップ4から出射される光ビームの照射
位置、すなわち、再生位置が修正されたとき、データエ
ンコード/デコード回路36からバッファメモリ35へ
のデータ書き込みを再開するように、メモリコントロー
ラ34は、メモリ35の書き込み及び読み出し制御を行
う。
【0052】また、前述もしたように、メモリコントロ
ーラ34は、正常な再生動作時は、できるだけバッファ
メモリ35に必要最小限以上の所定データが蓄積される
ようにメモリ制御を行う。例えば、バッファメモリ35
のデータ量が予め定められた所定量以下になったら、シ
ステムコントローラ20に制御信号を送って光ピックア
ップ4によりディスク1Bからのデータの間欠的な取り
込みを行って、データエンコード/デコード回路36か
らのデータの書き込みを行い、常に所定データ量以上の
データをメモリ内に確保しておくようにメモリ制御を行
う。
【0053】なお、バッファメモリ35にデータを一杯
に読み込むのにかかる時間は約0.9秒であり、このデ
ータは約3秒間のアナログオーディオ信号に相当する。
すなわち、バッファメモリ35にデータが一杯蓄えられ
ている時に、ディスク1Bの信号が読み取れなくなって
も、約3秒間は再生信号を出力し続けることが可能であ
る。その間に光ピックアップをもとの位置に再アクセス
し、信号読み取りを再度行なうことで、音飛びの発生を
防止できる。
【0054】音声圧縮エンコード/デコード回路33で
圧縮が解かれたデジタルデータは、D/Aコンバータ4
1に供給され、アナログ信号に戻される。このアナログ
信号が出力端子42から出力される。
【0055】以上のように構成された図1の例の記録再
生装置においては、記録モードとして、記録キー16を
押したとき、その記録キー16の操作時点以降のオーデ
ィオ信号の記録を光ディスク1Bに行うようにする通常
記録モードと、記録キー16を押したとき、その時点よ
り可変入力部50で設定されている時間分前の時点から
オーディオ信号の記録を行うようにする先行記録モード
とが有る。先行記録モードへは、予め先行記録キー19
が操作されることにより、移行する。
【0056】[通常の記録モード]先行記録キー19が
操作されずに、記録キー16が押されたときには、通常
記録モードに入る。この通常記録モードにおいては、記
録キー16が押された時点において、バッファメモリ3
5がリフレッシュされると共に、この時点からA/Dコ
ンバータ32により入力されたアナログオーディオ信号
がデジタル変換され、音声圧縮エンコード/デコード回
路33でデータ圧縮され、メモリコントローラ34を介
してバッファメモリ35に順次蓄積される。
【0057】そして、前述したようにして、メモリコン
トローラ34に従ったメモリ制御により、クラスタ単位
分ずつ、順次バッファメモリ35から読み出され、セク
タ構造にされ、EFM及びエラー訂正符号化処理が行わ
れた後、ディスク1Bに記録される。
【0058】[先行記録モード]このモードへは、前述
したように、記録キー16の操作に先んじて先行記録キ
ー19を押すことにより移行する。先行記録キー19が
押されると、記録再生装置は、図3に示すルーチン10
0に入る。すなわち、バッファメモリ35がリフレッシ
ュされ(ステップ101)、その後、音声圧縮エンコー
ド/デコード回路33からの圧縮オーディオデータが、
このバッファメモリ35に順次書き込まれる(ステップ
102)。
【0059】このとき、バッファメモリ35は、一部の
メモリ領域(アイドルエリア及びその他のデータ用)を
除いたメモリ領域が先行データ書き込み領域として用い
られて、この先行データ書き込み領域に関しては、いわ
ゆるリングバッファとして働くようになる。図4A〜C
は、この先行記録モードのときのバッファメモリ35の
書き込み及び読み出しメモリ制御を模擬的に示す図で、
この図4A〜Cではバッファメモリ35の記憶領域をリ
ング状として示している。
【0060】先行記録キー19を押すと、図4Aに示す
ようにバッファメモリ35に圧縮オーディオデータの書
き込みが開始される。図4において、斜線を付した部分
は、データの書き込みが成されたメモリ領域を示してい
る。そして、順次圧縮オーディオデータの書き込みがバ
ッファメモリ35に対して行われて、前記の先行書き込
み領域が一杯になったら、図4Bに示すように、一番古
いデータの上から新データを重ね書きする。
【0061】こうして、バッファメモリ35には、現時
点から先行書き込み領域分前までの圧縮オーディオデー
タが常に蓄えられるように書き込みが行われる。このリ
ングバッファとしてのバッファメモリ35の先行書き込
み領域への圧縮データの書き込みは、記録キー16が押
されるまで、続けられる。記録キー16が、その後押さ
れると、通常モードへの以降のための先行データの記録
が光ディスク1Bに行われた後、通常記録モードに移行
する。
【0062】すなわち、この状態において、記録キー1
6が押されて、そのことが図3のルーチン100のステ
ップ103で検出されると、ステップ104に進み、可
変設定部50としてのスライドボリュームにおいて予め
設定されている先行記録時間tb分だけ、現時点より手
前のデータからバッファメモリ35よりの読み出しが開
始される(図4C及び図5参照)。
【0063】このとき、バッファメモリ35からの読み
出しタイミングは、データが圧縮されたものであるの
で、入力オーディオデータがデータ圧縮されてメモリ3
5に書き込まれるまでの時間に比べて、高速に行うこと
ができる。この結果、圧縮されたデータのバッファメモ
リ35への書き込みを続けながら、メモリ35からのデ
ータの読み出しが行われることになる。そして、メモリ
コントローラ34による前述したようなバッファメモリ
35のコントロールにより、バッファメモリ35に蓄え
られるデータ量が前述した所定の値となるまで、クラス
タ単位分づつのデータが、バッファメモリ35から高速
に読み出され続ける。
【0064】続いて、ステップ105に進んで、そのと
きの複数クラスタ分のデータが、比較的短時間でディス
ク1Bに記録される。例えば、1クラスタ分は、約0.
4秒でディスクに記録することができるので、約2秒
で、4〜5クラスタのデータの記録ができる。その後
は、通常の記録と同様の記録のルーチンに移る。
【0065】以上のようにして、バッファメモリ35を
リングバッファとして使用し、記録キーを押す時点(現
時点)以前の圧縮オーディオデータをそのメモリ容量に
応じた分だけ、常に蓄積するようにしたので、その蓄積
されている時間分前のデータから記録を行うことが可能
である。したがって、記録キーを押す前の時点からの記
録が常に可能であるので、いわゆる頭切れはまったく生
じることはなく、さらには、例えばエアチェックの際、
聴取内容を認識してから記録キーを操作しても、記録キ
ー16の操作前の目的の放送内容を確実に記録すること
ができる。しかも、先行記録する記録キーを押す前の時
間を任意に設定できるので、非常に便利である。
【0066】そして、図1の例の記録再生装置において
は、バッファメモリ35は、通常記録時及び再生時に、
振動などによりピックアップ位置が飛んだときに、正し
いピックアップ位置に戻すまでの時間補償用として、も
ともと存在していたものであるので、記録キーを押す前
のデータを常に記憶しておくメモリを別個に設ける必要
はない。このため、この発明の機能を装置に付加して
も、装置のコストアップを防止することができると共
に、別個のメモリのスペースがいらないので、装置が大
型化することはない。
【0067】なお、以上の例では、バッファメモリ35
をリングバッファとして使用して記録キーを押す前の所
定時間分のデータを蓄積する際の開始のタイミングは、
先行記録キー19によって行ったが、開始のタイミング
は電源スイッチ11をオンしたら、即座にバッファメモ
リ35へのデータの書き込みを開始するようにしても良
い。この場合には、先行記録キー19をあえて設ける必
要はない。そして、通常の記録モードとするためには、
スライドボリューム50によって、先行記録する時間を
0秒に設定するようにすればよい。
【0068】なお、先行時間の設定を行う可変入力部5
0は、スライドボリュームではなく、ロータリー式のボ
リュームであってもよい。また、これら可変ボリューム
に代えて、複数の数字キーを設け、この数字キーによっ
て入力された値をシステムコントローラ20に供給し
て、先行記録時間を設定する構成としてもよい。その他
種々の方法により先行記録時間の設定を行うことができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、圧縮データをディスクに記録する際に使用するバッ
ファメモリを、記録時の先行記録のためのデータ蓄積用
として用いて、記録キーを押す前の時点からの記録が常
に可能である記録装置を実現できる。
【0070】バッファメモリは、書き込み速度よりも速
い読み出し速度でデータを読み出してディスクに記録す
るためのものであるので、比較的容量が大きい。特に、
例えば、記録時の音飛び補償用としても使用される場合
には、容量がさらに大きく、そのため、記録可能な記録
キーを押す前の先行データ量、すなわち先行時間が、比
較的長く取れる。このため、例えば放送内容を確実に認
識した直後に、その認識した部分の記録をすることもで
き、以上に便利である。
【0071】また、この発明においては、先行記録する
時間は、バッファメモリの容量の範囲内で任意に設定可
能であるので、先行記録する用途に応じて当該時間を設
定することができ、使い勝手がよい。
【0072】さらに、先行記録のためのデータ蓄積用の
バッファメモリは、上述のように、通常記録時の音飛び
補償用としても使用されるので、メモリの使用効率がよ
く、記録装置として余分なメモリが不要となり、装置の
コストダウンになると共に、小形化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディスク記録装置の実施の形態
が適用されたディスク記録再生装置のブロック図であ
る。
【図2】実施の形態のディスク記録再生装置のフロント
パネル面の一例を示す図である。
【図3】この発明の要部の一例のフローチャートであ
る。
【図4】この発明に使用するバッファメモリの書き込
み、読み出し制御を説明するための図である。
【図5】実施の形態のディスク記録再生装置における記
録動作の説明のための図である。
【符号の説明】
10 キー群 16 記録キー 19 先行記録キー 20 システムコントローラ 32 A/Dコンバータ 33 音声圧縮エンコード/デコード回路 34 メモリコントローラ 35 バッファメモリ 50 先行記録時間設定用スライドボリューム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮処理されたデジタルオーディオデータ
    を第1の速度で一旦記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に記憶されている前記圧縮処理されたデ
    ジタルオーディオデータを、前記第1の速度よりも速い
    第2の速度で、前記メモリ手段から読み出すメモリ制御
    手段と、 前記メモリ制御手段によって前記メモリ手段より読み出
    された前記圧縮処理されたデジタルオーディオデータを
    前記ディスクに記録する記録手段と、 ユーザの記録指示のための記録操作手段と、 前記記録操作手段の操作に先んじて、前記メモリ手段
    に、前記圧縮処理されたデジタルオーディオデータを順
    次蓄積するように制御すると共に、前記記録操作手段の
    操作が行なわれたときに、前記メモリ手段に先行書き込
    み済みの前記圧縮処理されたデジタルオーディオデータ
    を前記ディスクに記録するように制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするディスク記録装置。
  2. 【請求項2】前記メモリ手段は、リングバッファの構成
    とされ、前記記録操作手段の操作に先んじて、前記メモ
    リ手段に前記圧縮処理されたデジタルオーディオデータ
    を順次蓄積する際に、前記メモリ手段の書き込み領域が
    満杯になったら一番古い蓄積データに新データを上書き
    することを特徴とする請求項1に記載のディスク記録装
    置。
  3. 【請求項3】前記記録操作手段の操作が行われたとき
    に、前記メモリ手段に前記圧縮処理されたデジタルオー
    ディオデータを書き込んでいる時点から所定時間溯った
    時点のデータ地点を読み出し開始アドレスとして指定す
    ることを特徴とする請求項1に記載のディスク記録装
    置。
  4. 【請求項4】前記溯る所定時間は、予め設定可能である
    ことを特徴とする請求項3に記載のディスク記録装置。
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