JPH1166704A - ビデオディスクの再生方法 - Google Patents

ビデオディスクの再生方法

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JPH1166704A
JPH1166704A JP22351997A JP22351997A JPH1166704A JP H1166704 A JPH1166704 A JP H1166704A JP 22351997 A JP22351997 A JP 22351997A JP 22351997 A JP22351997 A JP 22351997A JP H1166704 A JPH1166704 A JP H1166704A
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JP
Japan
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karaoke
video
reproduction
disc
disk
Prior art date
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Application number
JP22351997A
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English (en)
Inventor
Shinya Okamoto
慎也 岡本
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不連続再生が発生しても、カラオケの音楽リ
ズムを害することなく再生を継続する。 【解決手段】 ビデオディスク11がカラオケ用のビデ
オディスクであるか、それ以外の用途のビデオディスク
であるかをディスク自身に記録しておき、ビデオディス
クの不連続再生を検出した時、システムコントローラ2
2は再生中ディスクがカラオケ用ビデオディスクである
か否かを前記記録を参照して判断し、カラオケ用ビデオ
ディスクでなければ不連続再生の発生位置にピックアッ
プ12を戻して該位置より再生を開始し、カラオケ用ビ
デオディスクであれば、現在位置(音飛び先)あるいは
現在位置から更に再生方向の所定位置より、本来再生す
べきタイミングで再生を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオディスクの再
生方法に係り、特に、カラオケ用ビデオディスクにおい
て傷や振動で音飛びが発生した時の再生方法及び電源投
入時の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMフォーマットで圧縮音声デ
ータと圧縮画像データを記録し、最大98トラック分の
AV再生を可能にしたビデオCDが実用化されている。
図6はかかるビデオCDのディスク構成図である。LI
Nは各種TOC情報が記録されるリード・インエリア、
TR1〜TRNはトラック1〜トラックN、LOUTは
リード・アウトエリアである。トラック1(TR1)に
はISO9660に準拠したファイル管理情報PVD、カラ
オケインフォメーション部、ビデオCDインフォメーシ
ョン部、セグメントプレイ部、CD−Iアプリケーショ
ン部が設けられ、トラック2〜トラックNにはMPEG
1(Moving Picture Image codingExperts Group 1)方
式により高能率符号化(圧縮)した音声と画像データが記
憶されるようになっている。
【0003】図7は圧縮画像データの階層構造の一例で
あり、シーケンス層、GOP層、ピクチャ層で構成され
ている。GOP(Group Of Picture)層は複数枚(15
枚が推奨される)のピクチャから構成され、各ピクチャ
にはI,P,Bの3種類がある。Iピクチャはフレーム
内符号化画像であり、独立して復号できる反面、データ
量が最も多い。Pピクチャはフレーム間予測符号化画像
であり、過去のIまたはPピクチャを基準に予測符号化
されている。BピクチャはMPEG特有のピクチャであ
り、過去のIまたはPピクチャと未来のIまたはPピク
チャの双方向からフレーム間予測符号化されており、デ
ータ量は少ない。PピクチャはIピクチャとBピクチャ
の中間のデータ量である。
【0004】デコーダ側のフレームメモリ容量をできる
だけ少なくするために、各ピクチャの原画順序(再生順
序)とビデオCD上での記録順序は図8に示すように異
なっており、原画の15枚のピクチャ B1,B2,I3,B4,B5,P6,B7,B8,P9
10,B11,P12,B13,B14,P15 は記録媒体(ビデオCD)上では、 I3,B1,B2,P6,B4,B5,P9,B7,B8
12,B10,B11,P15,B13,B14 とされ、再生時には原画と同じ順序で再生される。
【0005】I3ピクチャはそれ自身で単独に原画に復
号され、P6ピクチャは復号後のI3ピクチャを用いて復
号され、P9ピクチャは復号後のP6ピクチャを用いて復
号され、以下同様にPiピクチャは復号後のPi-1ピクチ
ャを用いて復号される。B1ピクチャは復号後のI3ピク
チャと1つ前のGOPにおける復号後のP15ピクチャ、
これらを基にした補間ピクチャを用いて復号される。B
4ピクチャは復号後のI3ピクチャとP6ピクチャ、これ
らを基にした補間ピクチャを用いて復号され、以下同様
に復号される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビデオディスクでは
傷、汚れや車の振動により音飛びや画像の飛びが発生す
る。このため、従来は再生音あるいは再生映像が不連続
になったか監視しており、不連続になればピックアップ
を不連続が開始した位置に戻して再生を継続するように
している。映画や音楽を視聴している場合、かかる再生
制御は便利な機能であり、連続した状態で映画や音楽を
視聴することができる。しかし、ビデオCDカラオケの
ように伴奏にしたがって歌っている場合には、上記再生
制御ではリズムが狂い、しらけてしまう問題がある。
【0007】また、ビデオディスクプレーヤでは、パワ
ー切断時のピックアップ現在位置をパワー投入後の再生
開始位置として保存し、パワー投入時に該保存されてい
るピックアップ位置から再生を行うようにしている。映
画や音楽/演芸を視聴している場合、かかるパワー投入
時の再生制御は便利である。しかし、カラオケの場合に
は曲の途中から歌うことはなく、意味がない。特に、一
度、中断した歌を途中から再び歌いはじめることは困難
かつ精神的に苦痛を伴うものである。以上から本発明の
目的は、不連続再生が発生しても、カラオケの音楽のリ
ズムを害することなく再生を再開できるようにすること
である。本発明の別の目的は、ビデオディスクカラオケ
の場合、パワー投入時に、必ずカラオケ曲の先頭から再
生を開始できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のビデオディス
クの再生方法では、(1) ビデオディスクがカラオケ用の
ビデオディスクであるか、それ以外の用途のビデオディ
スクであるかをディスク自身に記録しておき、(2) ビデ
オディスクの不連続再生を検出した時、再生中ディスク
がカラオケ用ビデオディスクであるか否かを前記記録を
参照して判断し、(3) カラオケ用ビデオディスクでなけ
れば不連続再生の発生位置にピックアップを戻して該位
置より再生を開始し、(4) カラオケ用ビデオディスクで
あれば、音飛び先である現在位置あるいは現在位置から
更に再生方向の所定位置より、本来再生すべきタイミン
グで再生を再開する。このようにすれば、ビデオディス
クカラオケ以外のビデオディスクの場合、音飛びあるい
は映像の飛びが発生したとき、飛びが発生した位置にピ
ックアップを戻し該位置より連続して再生をすることが
でき、しかも、ビデオディスクカラオケではカラオケの
音楽リズムを維持した再生を行うことができる。
【0009】請求項2のビデオディスク再生方法では、
前記再生開始位置の絶対時間アドレスと前記不連続再生
発生位置の絶対時間アドレスとのアドレス差に応じた時
間が経過する時刻を前記再生を開始するタイミングであ
るとする。このようにすれば、カラオケの音楽リズム感
を損なうことなく再生を開始できる。請求項3のビデオ
ディスクの再生方法において、前記再生を開始する位置
は、音飛び先である現在位置から再生方向にIピクチャ
が検出される位置である。このようにすれば、再生開始
位置から映像も確実に再生して出力することができる。
【0010】請求項4ビデオディスクの再生方法では、
(1) ビデオディスクがカラオケ用のビデオディスクであ
るか、それ以外の用途のビデオディスクであるかをディ
スク自身に記録しておき、(2) パワー投入時、ビデオデ
ィスクがカラオケ用ビデオディスクであるか否かを前記
記録を参照して判断し、(3) カラオケ用ビデオディスク
でなければ保存されているピックアップ位置から再生を
行い、(4) カラオケ用ビデオディスクであれば、保存さ
れているピックアップ位置が属するカラオケ曲あるいは
次のカラオケ曲の先頭から再生を開始する。このように
すれば、カラオケ用ビデオディスクでなければ保存され
ているピックアップ位置から再生を行い、映像/音楽の
視聴を中断した位置から再開できる。また、カラオケ用
ビデオディスクであれば、保存されているピックアップ
位置が属するカラオケ曲あるいは次のカラオケ曲の先頭
から再生を開始することができ、違和感なくカラオケを
楽しむことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(a)ビデオCDプレーヤの構成 図1は本発明のビデオCDプレーヤの構成図である。図
中、11はビデオCDであり、図6に示すフォーマット
を備えている。ファイル管理情報PVD(図6)は、CD
-ROM XA、 CD-1、 ISO 9660互換システムによるビデオ
CDディスクへのアクセスをサポートするためのデータ
検索構造を有している。図2はかかるデータ検索構造に
おけるディレクトリ構造の例である。ビデオCDディス
クに必須のディレクトリは、Root ディレクトリ0、”
CDI”,”VCD”および”MPEGAV”である。
ディスク上でKaraoke Basic Information Area (図6参
照)が有効な場合、このエリアのファイルはディレクト
リ"KARAOKE"内に配置されなければならない。また、デ
ィスク上でSegment Play Areaが有効な場合にはこのエ
リアのファイルはディレクトリ"SEGMENT"内に配置され
なければならない。以上より、カラオケ用のビデオCD
の場合には、ディレクトリ構造内にディレクトリ"KARAO
KE"が含まれる。従って、ビデオCDがカラオケ用ディ
スクであるか、それ以外の用途のディスクであるかは、
ディレクトリ構造内にディレクトリ"KARAOKE"が含まれ
ているかチェックすることにより認識できる。
【0012】12は光学式ピックアップ、13は対物レ
ンズをフォーカシング方向に移動させるアクチュエー
タ、14はビデオCD11を回転させるスピンドルドル
モータ、15はピックアップをディスク半径方向に移動
させる送りモータ、16はモータを駆動するドライバ、
17はピックアップ出力を増幅するRFアンプ、18は
サーボプロセッサであり、RFアンプ出力を用いて、各
種サーボ制御(フォーカシングサーボ、トラッキングサ
ーボ、送りサーボ、線速度一定制御)を行なうもの、1
9はアンプである。21はサーボプロセッサを介してR
FAMP出力が入力されて所定の処理を行うシグナルプ
ロセッサであり、(1) 復調処理、誤り検出訂正処理をは
じめとするデジタル信号処理、(2) CD−ROMフォー
マットのMPEGデータの復調やアドレス情報(時間情
報)の抽出等のデジタル信号処理等を実行する。22は
システム全体を制御するマイコン構成9システムコント
ローラ、23は操作部である。
【0013】システムコントローラ22は、 ピックアップの現在位置情報(先頭からの絶対時間情
報)が不連続になったことにより不連続再生が発生した
ことを検出する機能、 不連続再生が発生した時、カラオケ用以外のビデオC
Dであれば、ピックアップを不連続発生位置に戻す機
能、 不連続再生が発生した時、カラオケ用ビデオCDであ
れば音楽リズムが損なわれないように再生開始制御を行
う機能、 不連続再生の発生により最新静止画像あるいは固定画
像あるいはその他の画像の表示開始(画像ミュート)及
び音声のミュート開始をイネーブルする機能、 Iピクチャサーチを行って、再生開始時にカラオケ音
声と同時に映像を出力できるようにする機能、 パワー投入時に、カラオケ用のビデオディスクである
か否かに応じた再生開始位置制御機能等、を有してい
る。 24はデータハンドルコントローラであり、 MPE
Gデータを画像、オーディオ別に分離して出力する機
能、読み取った画像の種別(I,P,Bピクチャ)を
判断する機能等を有している。GOP層は15枚のI,
P,B画像で構成されており、それぞれは図8の中段に
示す順序で到来する。従って、何番目の画像データであ
るか監視することにより、現在読み込んでいる画像の種
別が判る。かかる状態において、システムコントローラ
22から問い合わせがあると、現画像の種別を判別し、
該種別をシステムコントローラ22に通知する。
【0014】25は圧縮画像データを入力され、MPE
G方式に従って画像の復号を行なうMPEGビデオデコ
ーダ、26は画像データの復号に使用するDRAM、2
7は圧縮オーディオデータを入力されMPEG方式に従
ってオーディオデータの復号を行なうMPEGオーディ
オデコーダ、28はオーディオデータの復号に使用する
DRAM、29は画像データをDA変換するDA変換
器、30はオーディオデータをDA変換するDA変換
器、31はNTSC/PALエンコーダ、32はローパ
スフィルタ、33は画像ミュート部であり、ミュート指
令により予め定められた画像、あるいは、最新の画像、
あるいは、カラオケの先頭画像を作成して出力するも
の、34はTV装置、35はボリューム、36はマイ
ク、37はミキシングアンプ、38は音声ミュート回
路、39はスピーカである。
【0015】(b)不連続再生が発生した時の再生開始
制御 図3は不連続再生が発生した時の再生開始制御の処理フ
ローである。尚、ビデオCDをプレーヤに装着した時、
TOC情報及び第1トラックの内容は読み取られてシス
テムコントローラ22のメモリ22aに記憶されている
ものとする。ビデオCDの再生時に、システムコントロ
ーラ22はシグナルプロセッサ21より入力されるピッ
クアップの現在アドレス(絶対時間アドレス)を常時チ
ェックし、アドレスに不連続がないかチェックする。ア
ドレスが連続していれば正常であり、アドレスが不連続
になれば、傷、振動等による乱れ(不連続再生)が発生
したものと判定する(ステップ101)。これにより、
システムコントローラ22はミュート指令を画像ミュー
ト回路33及び音声ミュート回路38に出し、TV画面
に一定の静止画像を表示すると共に、音声をミュートす
る(ステップ102)。
【0016】ついで、システムコントローラ22はメモ
リ22aに記憶されているディレクトリ構造を参照し、
ディレクトリに「KARAOKE」が含まれているかチェックす
る(ステップ103)。ディレクトリに「KARAOKE」が含ま
れておらず、ビデオCDがカラオケ用でなければ、不連
続再生が発生したアドレスを用いてピックアップ復帰制
御を行い、ピックアップを不連続再生が発生した位置に
復帰させ(ステップ104)、再生を開始し(ステップ
105)、ミュートを解除する(ステップ106)。こ
れにより、音飛び/画像の飛びがあった箇所から再度再
生が開始される。
【0017】一方、ステップ103において、ディレク
トリに「KARAOKE」が含まれており、ビデオCDがカラオ
ケ用であれば、システムコントローラ22は、不連続再
生が開始した音飛び元の絶対時間アドレスA1と不連続
再生が終了した音飛び先である現在位置の絶対時間アド
レスA2との差アドレス(A2−A1)を求め、該差アド
レス分の移動に要する時間Tpをポーズ時間(一時停止
時間)とし、ポーズを開始する(ステップ107,10
8)。そして、ポーズ時間Tpが経過すれば、ミュート
を解除して再生を開始する(ステップ105,10
6)。以上のように音飛び先において音飛び時間t(=
Tp)ポーズし、しかる後、再生を開始するようにした
から、時間tのミュートがあったのと同じであり、リズ
ムが狂うことなく再生を開始できる。
【0018】(c)不連続再生が発生した時の別の再生
開始制御 図4は不連続再生が発生した時の別の再生開始制御の処
理フローである。図3の処理フローでは、ステップ10
7において再生タイミングになって再生を開始した時の
ピクチャがBピクチャ,Pピクチャであると直ちに映像
を出力できない。そこで、図4の実施例では、再生を開
始する位置を、音飛び位置である現在位置から再生方向
にIピクチャが検出される位置であるとしている。これ
により、確実に、音と映像を同時に出力することができ
る。
【0019】すなわち、図4のステップ103におい
て、ディレクトリに「KARAOKE」が含まれており、ビデオ
CDがカラオケ用であれば、システムコントローラ22
は不連続再生が発生した音飛び元の絶対時間アドレスA
1と音飛び先である現在位置の絶対時間アドレスA2との
差アドレスを求め、該差アドレス(A2−A1)分の移動
に要する時間Tpをポーズ時間として記憶する。つい
で、システムコントローラ22は、音飛び先から再生方
向に最初のIピクチャの検出を開始し(ステップ20
1)、Iピクチャを検出した位置でポーズを開始し(ス
テップ202,203)、ポーズ時間Tpが経過すれ
ば、ミュートを解除して再生を開始する(ステップ10
5,106)。このようにすれば、音と映像を同時に出
力することができる。
【0020】(d)パワー投入時の再生開始位置制御 図5はパワー投入時の再生開始位置制御の処理フローで
ある。なお、ビデオCDをプレーヤに装着した時、TO
C情報及び第1トラックの内容は読み取られてシステム
コントローラ22のメモリ22aに記憶されて保存され
ている。また、イグニッションキーによりパワーをオフ
した時のピックアップアドレス(絶対時間アドレス)が
メモリ22aに保存されている。イグニッションキーに
よりパワーをオフからオンすれば(ステップ301)、
システムコントローラ22はメモリ22aに記憶されて
いるディレクトリ構造を参照し、ディレクトリに「KARAO
KE」が含まれているかチェックする(ステップ302)。
ディレクトリに「KARAOKE」が含まれておらず、ビデオC
Dがカラオケ用でなければ、システムコントローラ22
はピックアップをメモリ22aに記憶されているパワー
オフ時の絶対時間アドレス位置に位置決めし(ステップ
303)、再生を開始する(ステップ304)。
【0021】一方、ステップ302において、ディレク
トリに「KARAOKE」が含まれており、ビデオCDがカラオ
ケ用であれば、システムコントローラ22はメモリ22
aに記憶されているパワーオフ時の絶対時間アドレスと
TOC情報を参照してパワーオフ時のカラオケ曲の曲番
を求め、ピックアップを該カラオケ曲の先頭位置に位置
決めし(ステップ305)、再生を開始する(ステップ
306)。この場合、ステップ305において次のカラ
オケ曲の先頭に位置決めし、該曲の先頭から再生を開始
するように構成することもできる。以後、イグニッショ
ンキーによりパワーがオフされたかチェックし(ステッ
プ307)、オフされていなければ、通常の動作を行い
(ステップ308)、オフされれば、ピックアップ位置
(絶対時間アドレス)をメモリ22aに保存する(ステ
ップ209)。
【0022】以上のようにすれば、カラオケ用ビデオデ
ィスクでなければパワーオフ時に保存したピックアップ
位置から再生を行い、映像/音楽の視聴を中断した位置
から再開することができる。また、カラオケ用ビデオデ
ィスクであれば、パワーオフ時に保存されているピック
アップ位置が属するカラオケ曲あるいは次のカラオケ曲
の先頭から再生を開始することができ、違和感なくカラ
オケを楽しむことができる。以上ではビデオCDに適用
した場合について説明したがDVD等のディスクにも適
用できる。
【0023】以上では、ディレクトリ構造に基づいてビ
デオCDがカラオケ用であるか否かを識別したが、第1
トラックTR1(図6)の固定領域にカラオケ情報を含
ませ、該カラオケ情報の有無に基づいてビデオCDがカ
ラオケ用であるか否かを識別するように構成することも
できる。以上、本発明を実施例により説明したが、本発
明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変
形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではな
い。
【0024】
【発明の効果】以上請求項1の発明によれば、カラオケ
用ビデオディスクでなければ不連続再生の発生位置にピ
ックアップを戻して該位置より再生を開始し、カラオケ
用ビデオディスクであれば、音飛び先である現在位置あ
るいは現在位置から更に再生方向の所定位置より、本来
再生すべきタイミングで再生を開始するようにしたか
ら、カラオケ用でないビデオディスクの場合、音飛びあ
るいは映像の飛びが発生したとき、飛びが発生した位置
にピックアップを戻して該位置より連続して再生をする
ことができ、一方、カラオケ用のビデオディスクでは音
楽のリズムを維持した再生を行うことができる。
【0025】請求項2の発明によれば、カラオケ用ディ
スクの場合、再生開始位置(音飛び先)の絶対時間アド
レスと不連続再生が発生した位置(音飛び元)の絶対時
間アドレスとのアドレス差に応じた時間をポーズ時間と
し、該時間経過後に再生を開始するようにしたから、音
楽のリズム感を損なうことなく再生を開始できる。請求
項3の発明によれば、カラオケディスクの場合、音飛び
後の再生を開始する位置を、音飛び先の位置から再生方
向にIピクチャが検出される位置であるとしたから、再
生開始により音声と共に映像も確実に再生して出力する
ことができる。
【0026】請求項4の発明によれば、パワー投入時、
カラオケ用ビデオディスクでなければパワーオフ時に保
存したピックアップ位置から再生を行い、カラオケ用ビ
デオディスクであれば、パワーオフ時に保存したピック
アップ位置が属するカラオケ曲あるいは次のカラオケ曲
の先頭から再生を開始するようにしたから、カラオケ用
ビデオディスクでなければ中断した位置から再生を開始
して映像/音楽の視聴を楽しむことができ、カラオケ用
ビデオディスクであれば、カラオケ曲の先頭から再生を
開始することができ、違和感なくカラオケを楽しむこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオCDプレーヤの構成図である。
【図2】ディレクトリ構造の説明図である。
【図3】不連続再生が発生した時の再生開始制御の処理
フローである。
【図4】不連続再生が発生した時の別の再生開始制御の
処理フローである。
【図5】パワー投入時の再生開始位置制御の処理フロー
である。
【図6】ビデオCDのディスク構成図である。
【図7】MPEGビデオデータの階層構造説明図であ
る。
【図8】GPOを構成するピクチャの媒体上の記録位置
の説明図である。
【符号の説明】
11 ビデオCD 12 光学式ピックアップ 21 シグナルプロセッサ 22 マイコン構成のシステムコントローラ 22a メモリ 24 データハンドルコントローラ 25 MPEGビデオデコーダ 27 MPEGオーディオデコーダ 33 画像ミュート部 38 音声ミュート回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオディスクの不連続再生発生後の再
    生方法において、 ビデオディスクがカラオケ用のビデオディスクである
    か、それ以外の用途のビデオディスクであるかをディス
    ク自身に記録しておき、 ビデオディスクの不連続再生を検出した時、再生中ディ
    スクがカラオケ用ビデオディスクであるか否かを前記記
    録を参照して判断し、 カラオケ用ビデオディスクでなければ不連続再生の発生
    位置にピックアップを戻して該位置より再生を開始し、 カラオケ用ビデオディスクであれば、音飛び先である現
    在位置あるいは現在位置から更に再生方向の所定位置よ
    り、本来再生すべきタイミングで再生を再開することを
    特徴とするビデオディスクの再生方法。
  2. 【請求項2】 カラオケ用ビデオディスクの場合、前記
    再生再開位置のアドレスと前記不連続再生発生位置のア
    ドレスとの差に応じた時間が経過する時刻を前記再生を
    再開するタイミングであるとすることを特徴とする請求
    項1記載のビデオディスク再生方法。
  3. 【請求項3】 前記再生を再開する位置は、音飛び先で
    ある現在位置から再生方向にカラオケ曲に応じたMPE
    G映像フォーマットのIピクチャが検出される位置であ
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオディスクの再
    生方法。
  4. 【請求項4】 パワー切断時のピックアップ現在位置を
    パワー投入後の再生開始位置として保存し、パワー投入
    時に該保存されているピックアップ位置から再生を行う
    ビデオディスクの再生方法において、 ビデオディスクがカラオケ用のビデオディスクである
    か、それ以外の用途のビデオディスクであるかをディス
    ク自身に記録しておき、 パワー投入時、ビデオディスクがカラオケ用ビデオディ
    スクであるか否かを前記記録を参照して判断し、 カラオケ用ビデオディスクでなければ保存されているピ
    ックアップ位置から再生を行い、 カラオケ用ビデオディスクであれば、保存されているピ
    ックアップ位置が属するカラオケ曲あるいは次のカラオ
    ケ曲の先頭から再生を開始することを特徴とするビデオ
    ディスクの再生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166157A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Namco Bandai Games Inc プログラム、情報記憶媒体、及びデータ再生システム
JP2014123887A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Sharp Corp 音声再生装置

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