JP3187648B2 - 蓄積型記録媒体の再生方法 - Google Patents

蓄積型記録媒体の再生方法

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JP3187648B2 JP11693994A JP11693994A JP3187648B2 JP 3187648 B2 JP3187648 B2 JP 3187648B2 JP 11693994 A JP11693994 A JP 11693994A JP 11693994 A JP11693994 A JP 11693994A JP 3187648 B2 JP3187648 B2 JP 3187648B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄積型記録媒体の再生方
法に係わり、特に、傷、ゴミにより画像が飛んだ場合に
おける蓄積型記録媒体の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMフォーマットで圧縮音声デ
ータと圧縮画像データを時分割記録し、最大98トラッ
ク分のAV再生を可能にしたビデオCDが実用化されて
いる。図7はかかるビデオCDのディスク構成図であ
る。LINは各種TOC情報が記録されるリード・イン
エリア、TR1〜TRNはトラック1〜トラックN、L
OUTはリード・アウトエリアである。トラック1(T
R1)にはISO9660に準拠したファイル管理情報PV
D、カラオケインフォメーション部、ビデオCDインフ
ォメーション部、セグメントプレイ部、CD−Iアプリ
ケーション部が設けられ、トラック2〜トラックNには
MPEG1(Moving Picture Image coding Experts Gr
oup 1)方式により高能率符号化(圧縮)した音声と画像デ
ータが記憶されるようになっている。トラック1のビデ
オCDインフォメーション部には各種情報、例えば、
ディスクに記録した動画と静止画のIDを記録するため
のリストIDオフセットテーブル(LOT)やリスト
形式で記述した再生手順を記録するためのプレイバック
・コントロール部(PBC)等が記入されるようになっ
ている。
【0003】図8はトラックの構成図、図9はセクタの
構成図である。トラックの先頭には、CDプレーヤのよ
うにトラックナンバーで検索することを想定してポーズ
・マージンとして150セクタが、また、フロント、リ
アマージンとしてそれぞれ15セクタが設けられ、残り
がMPEGデータ部となっている。MPEGデータのセ
クタフォーマットは図9に示すように、パックヘッダP
HDとパックデータPDTで構成され、CD−ROMの
1セクタ(2324バイト)で1パックを構成する。パ
ックデータPDTは複数のパケットで構成され、各パケ
ットはパケットヘッダPCHとパケットデータPCDで
構成されている。
【0004】1つのパケットには、少なくとも1画面分
の圧縮画像データ、あるいは1フレーム分の圧縮オーデ
ィオデータ、あるいはその他のデータが含まれている。
画像データには約1.2Mb/秒、オーディオデータに
は0.2Mb/秒が割り当てられているため、5〜6セ
クタ毎に1つのオーディオセクタが出現する。パックヘ
ッダPHDには、スタートコード、基準クロック(SC
R:SystemClock Reference)、転送レート等が記入さ
れ、パケットヘッダPCHには、スタートコード、スト
リームタイプ(ビデオ/オーディオ/データの別)、再
生開始時刻(PTS:Presentation Time Stamp)、デコ
ード開始時刻(DTS:DecodingTime Stamp)等が記入さ
れる。
【0005】図10は圧縮画像データの階層構造の一例
であり、シーケンス層、GOP層、ピクチャ層で構成さ
れている。GOP(Group Of Picture)層は複数枚(1
5枚が推奨される)のピクチャから構成され、各ピクチ
ャにはI,P,Bの3種類がある。Iピクチャはフレー
ム内符号化画像であり、独立して復号できる反面、デー
タ量が最も多い。Pピクチャはフレーム間予測符号化画
像であり、過去のIまたはPピクチャを基準に予測符号
化されている。BピクチャはMPEG特有のピクチャで
あり、過去のIまたはPピクチャと未来のIまたはPピ
クチャの双方向からフレーム間予測符号化されており、
データ量は少ない。PピクチャはIピクチャとBピクチ
ャの中間のデータ量である。
【0006】デコーダ側のフレームメモリ容量をできる
だけ少なくするために、各ピクチャの原画順序(再生順
序)とビデオCD上での記録順序は図11に示すように
異なっており、原画の15枚のピクチャ B1,B2,I3,B4,B5,P6,B7,B8,P9
10,B11,P12,B13,B14,P15 は記録媒体(ビデオCD)上では、 I3,B1,B2,P6,B4,B5,P9,B7,B8
12,B10,B11,P15,B13,B14 とされ、再生時には原画と同じ順序で再生される。尚、
再生順序は再生開始時刻(PTS)により指示されてい
る。I3ピクチャはそれ自身で単独に原画に復号され、
6ピクチャは復号後のI3ピクチャを用いて復号され、
9ピクチャは復号後のP6ピクチャを用いて復号され、
以下同様にPiピクチャは復号後のPi-1ピクチャを用い
て復号される。B1ピクチャは復号後のI3ピクチャと1
つ前のGOPにおける復号後のP15ピクチャ、これらを
基にした補間ピクチャを用いて復号される。B4ピクチ
ャは復号後のI3ピクチャとP6ピクチャ、これらを基に
した補間ピクチャを用いて復号され、以下同様に復号さ
れる。
【0007】画像サイズ、画面縦横比等が同一の1以上
のGOPでビデオシーケンス層が構成されており(図1
0)、また、GOP層は15のピクチャ別に分けられた
ピクチャ層から構成されている。シーケンス層のヘッダ
には、シーケンス開始コードに続いて画像サイズ、画像
の縦横比など復号時に必要な圧縮画像データの特性が記
録され、GOP層のヘッダにはGOP開始コードその他
のデータが記録され、ピクチャ層のヘッダ部にはピクチ
ャ開始コードと共にPTS、DTS、ピクチャの種別等
が記録されている。圧縮画像データと圧縮オーディオデ
ータは個別にパケット化された後、圧縮画像データのパ
ケットと圧縮オーディオデータのパケットを組み合わせ
て一定のデータ量にパックされ、ビデオCDに記録され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】車載用ビデオCDプレ
ーヤではピックアップが車両の振動(ショック)でトラ
ックジャンプするとデータの読み飛ばしが生じ、画像や
音声が飛んでしまう。このため、トラックジャンプが生
じると、ピックアップをジャンプ発生前の位置に戻し、
そこから画像、音声の再開をするようにしている。かか
るデータの読み飛ばしは、振動だけでなく、ビデオCD
に付いた傷やゴミに起因しても生じる。ところで、傷や
ゴミによるデータの読み飛ばしは振動による読み飛ばし
と異なり、読み飛ばし量が少ない反面、ピックアップを
戻しても正しい情報が得られる可能性は極めて低い。こ
のため、傷、ゴミによるデータ読み飛ばしの場合には、
ピックアップの戻し制御を行なわず、再生制御を継続す
る必要がある。しかし、従来は、データ読み飛ばしがト
ラックジャンプによるものか、傷・ゴミによるものか判
断していない。このため、傷・ゴミよるデータ読み飛ば
しの場合にも無用なピックアップの戻し制御をすること
になり、該傷・ゴミ付着位置から脱出できない場合があ
った。
【0009】ところで、傷、ゴミによりデータを読み飛
ばし時に再生制御を継続すると、 Bピクチャを読み飛ばした場合には他にこのBピクチ
ャデータを用いて再生するピクチャはないので、1〜2
画面分の欠落だけですみ、1/15〜2/15秒程度の
無映像表示となり、障害の度合は少ない。しかし、I
またはPピクチャデータを読み飛ばすと、これらIまた
はPピクチャデータはGOP内の以降の画像を生成する
ために使用されるため、次のGOPのIピクチャが読み
取られるまで、例えば0.5秒以上無映像となる問題が
ある。。以上から本発明の目的は、傷、ゴミによるデー
タ読み飛ばし時に、ピックアップの戻し制御を行なわな
いようにした蓄積型記録媒体の再生方法を提供すること
である。本発明の別の目的は、傷、ゴミによりピクチャ
データの読み飛ばしがあっても、無映像状態にならない
ようにした蓄積型記録媒体の再生方法を提供することで
ある。本発明の更に別の目的は、傷によりI,Pピクチ
ャデータの読み飛ばしがあっても短時間で正常な映像表
示ができる蓄積型記録媒体の再生方法を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、蓄積型記憶媒体から読み取った圧縮画像データに基
づいて画像を再生して表示する手段、直前の画像を記憶
する手段、ディスクの傷による圧縮画像データの読み飛
ばしを検出する手段、読み飛ばした圧縮画像データがB
ピクチャであるか判断する手段、Bピクチャが読み飛ば
された場合には、継続して通常の画像再生制御を行な
い、読み飛ばした圧縮画像データがPまたはIピクチャ
の場合は、直前の画像を表示しながら次のIピクチャを
サーチし、Iピクチャサーチ後、通常の画像再生制御を
行なう手段とにより達成される。
【0011】
【作用】蓄積型記憶媒体から読み取った圧縮画像データ
に基づいて画像を再生して表示すると共に、直前の画像
を記憶する。ディスクの傷により圧縮画像データの読み
飛ばしが発生した場合には、ディスプレイ画面に直前の
画像を表示する。また、読み飛ばした圧縮画像データが
Bピクチャであるか判断する。Bピクチャの場合は、継
続して通常の画像再生制御を行なう。しかし、読み飛ば
した圧縮画像データがPまたはIピクチャの場合は、直
前の画像を表示しながら次のIピクチャをサーチし、I
ピクチャサーチ後、通常の画像再生制御を行なう。
【0012】
【実施例】
(a) ビデオCDプレーヤの構成図 図1は本発明にかかわるビデオCDプレーヤの構成図で
ある。11はビデオCDに記録されているデータを読み
出すCDドライブ、12はCDドライブのピックアップ
出力を増幅するRFアンプ、13はRFアンプ出力を波
形整形する波形整形回路、14はサーボ回路であり、各
種サーボ制御(フォーカシングサーボ、トラッキングサ
ーボ、送りサーボ、線速度一定制御)を行なう。15は
復調処理、誤り検出訂正処理をはじめとするデジタル信
号処理を実行するCDシグナルプロセッサ、16はCD
−ROMフォーマットのMPEGデータを復調すると共
に、誤り検出訂正処理、アドレス情報(時間情報)の抽
出等のデジタル信号処理等を実行するCD−ROMシグ
ナルプロセッサである。17はSRAM、18はシステ
ム全体を制御するマイコン(システムコントローラ)、
19はデータの読み飛ばしがあった時、読み飛ばし原因
(トラックジャンプ、傷・ゴミによる読み飛ばし)を判
別するトラックジャンプ・傷検出部、20は操作部で、
キー部20a,表示部20bを有している。
【0013】システムコントローラ18は、ピックア
ップの現在位置情報(先頭からの時間情報)が不連続に
なったことによりデータの読み飛ばしが発生したことを
検出する機能、ショック(振動)によるトラックジャ
ンプが発生した時に、ピックアップをトラックジャンプ
発生前の位置に戻す機能、トラックジャンプ、傷・ゴ
ミよるデータ読み飛ばしが発生した時、最新静止画像の
表示開始及び音声のミュート開始をイネーブルする機
能、傷・ゴミによりI,Pピクチャが読み飛ばされた
時、次のIピクチャサーチをイネーブルする機能を有し
ている。21はデータハンドルコントローラであり、
MPEGデータを画像、オーディオ別に分離して出力す
る機能、データの読み飛ばしがあった時、読み飛ばさ
れた画像の種別(I,P,Bピクチャ)を判断する機能
等を有している。GOP層は15枚のI,P,B画像で
構成されており、それぞれは図11の中段に示す順序で
到来する。従って、何番目の画像データまで入力してい
るか監視することにより、次に到来する画像の種別が判
る。かかる状態において、傷・ゴミによるデータの読み
飛ばしが発生してシステムコントローラから問い合わせ
があると、読み飛ばした画像の種別を判別し、該種別を
システムコントローラに通知する。
【0014】22は圧縮画像データを入力され、MPE
G1方式に従って画像の復号を行なうMPEGビデオデ
コーダ、23は画像データの復号に使用すると共に最新
の復号画像を記憶するDRAM、24は圧縮オーディオ
データを入力されMPEG1方式に従ってオーディオデ
ータの復号を行なうMPEGオーディオデコーダ、25
はオーディオデータの復号に使用するDRAM、26は
画像データをDA変換するDA変換器、27はオーディ
オデータをDA変換するDA変換器,28はミュート回
路である。
【0015】(b) トラックジャンプ・傷検出部 図2はトラックジャンプ・傷検出部19の構成図であ
る。19aはエンベロープ検出回路であり、RFアンプ
12の出力であるRF信号(RFS)のエンベロープ波
形に応じたエンベロープ波形信号RFEを出力する。1
9bはエンベロープ波形信号RFEを所定レベルでスラ
イスし、該エンベロープ波形信号RFEが所定レベル以
上のときにハイレベル(”1”)の信号EVを出力す
る。19cはヒステリヒス付きコンパレータ(ウインド
ウコンパレータ)で構成されたゼロクロス検出回路であ
る。図3を参照すると、トラッキングサーボ回路14a
から出力されるトラッキングエラー信号TREがH側の
スレショールドレベルSH以上になるとハイレベル(”
1”)となり、かつL側のスレショールドレベルSL以
下になるとローレベル(”0”)となるゼロクロス信号
ZCRを出力する。19dはアンドゲートであり、信号
EV及びゼロクロス信号ZCRが共にハイレベルの時、
トラックジャンプ発生を示すトラックジャンプ信号JP
Sを出力する。
【0016】ディスクに傷あるいはゴミがあると(但
し、トラックジャンプを生じる程の傷、ゴミではな
い)、図4に示すようにエンベロープ信号波形RFEが
傷部で相当量変動し、トラッキングエラー信号TREが
若干変動する。この場合、エンベロープ波形信号RFE
の変化量が大きいから信号EVはハイレベルになるが、
トラッキングエラー信号TREがゼロクロスしないため
信号ZCRはローレベルになっている。このため、トラ
ックジャンプ信号JPSはローレベルになる。システム
コントローラ18は信号EVがハイレベルで、トラック
ジャンプ信号JPSが発生していない場合に傷・ゴミに
よるデータ読み飛ばしが発生したと判断する。一方、大
きな振動が発生してピックアップがトラックジャンプを
生じるとエンベロープ波形信号RFEは図5に示すよう
に1つのトラックを横切る時間を周期とする交番波形を
示す。また、トラッキングエラー信号TREもエンベロ
ープ波形信号RFEより位相が900進んだ交番波形と
なる。従って、トラックジャンプが生じる毎にエンベロ
ープ波形信号RFEが所定レベル以上の変化をし、か
つ、トラッキングエラー信号TREがゼロクロスするた
め、1トラックジャンプ毎に1個のトラックジャンプ発
生信号JPSが発生する。
【0017】(C) ビデオ再生制御 図6は本発明のビデオ再生制御の流れ図である。MPE
Gビデオデコーダ22は、ビデオCDから読み取ったM
PEGデータ(圧縮画像データ)に基づいて画像を再生
して表示すると共に、最新の1画面分の画像をDRAM
23に記憶する(ステップ101)。システムコントロ
ーラ18はトラックジャンプ・傷検出部19からの信号
に基づいてトラックジャンプの発生、傷・ゴミによるデ
ータ読み飛ばし発生の有無を監視しており(ステップ1
02)、いずれも発生していない場合には通常の画像再
生制御が行なわれる。
【0018】一方、トラックジャンプの発生あるいは傷
・ゴミによるデータ読み飛ばしが発生すれば(時間情報
の不連続により検索できる)、システムコントローラ1
8はこれらが発生する前のピックアップアドレス(絶対
時間情報)を保持すると共に、MPEGビデオデコーダ
22に最新画像表示イネーブル信号IHDを入力し、D
RAM23に記憶してある最新の画像を静止表示させ
る。また、ミュート回路28にミュートイネーブル信号
MTEを入力して音声をミュートする(ステップ10
3)。ついで、システムコントローラ18は、トラック
ジャンプの発生であるか、傷・ゴミによるデータ読み飛
ばしの発生であるかを判別する(ステップ104)。振
動によるトラックジャンプの場合には、システムコント
ローラ18はピックアップをジャンプ開始位置に戻す復
帰制御を実行する(ステップ105)。この復帰制御の
間、最新の静止画像がディスプレイ画面に表示される。
以後、ピックアップがジャンプ開始位置に復帰したかチ
ェックし(ステップ106)、復帰してなければ、復帰
制御と、静止画像表示が継続する。一方、ピックアップ
がジャンプ開始位置に復帰すれば、システムコントロー
ラ18はMPEGビデオデコーダ22に通常のビデオ再
生処理の開始を指示し、かつ、ミュートを解除する。こ
れにより、、ジャンプ前の位置から画像の再生が再開す
る。
【0019】一方、ステップ104において、傷・ゴミ
によるデータの読み飛ばしが発生している場合には、シ
ステムコントローラ18はデータハンドルコントローラ
21に欠落画像(読み飛ばし画像)の種別を問い合わ
せ、その種別を把握する(ステップ107)。欠落画像
がBピクチャの場合には、ステップ101に戻り、通常
の画像再生処理を継続する。一方、欠落画像がPまたは
Iピクチャの場合は、次のIピクチャを高速サーチし、
データハンドルコントローラ21よりIピクチャ検出通
知が入力されると、サーチを完了し(ステップ108,
109)、以後、ステップ101に戻り通常の画像再生
処理を再開する。
【0020】以上では、トラックジャンプ時及びIピク
チャサーチ時に、最新の画像を静止表示する場合につい
て説明したが別の表示も可能である。例えば、最新のい
くつかのI,Pピクチャを記憶しておき、これらI,P
ピクチャを用いてコマ送り表示するようにもできる。以
上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の
範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能で
あり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0021】
【発明の効果】以上本発明によれば、蓄積型記憶媒体か
ら読み取った圧縮画像データに基づいて画像を再生して
表示すると共に、直前の画像を記憶し、ディスクの傷に
より画像が飛んだ場合には、ディスプレイ画面に前記直
前の画像を表示すると共に、飛んだ画像がBピクチャで
あるか判断し、Bピクチャの場合は、蓄積型記憶媒体か
ら読み取った圧縮画像データに基づいて画像を再生して
表示し、PまたはIピクチャの場合は、直前の画像を表
示しながら次のIピクチャをサーチし、Iピクチャサー
チ後、蓄積型記憶媒体から読み取った圧縮画像データに
基づいて画像を再生して表示するように構成したから、
傷によりピクチャデータの読み飛ばしがあっても、無映
像状態になることはなく、視聴者へのサービスを向上す
ることができる。また、傷によりI,Pピクチャデータ
の読み飛ばしがあっても、短時間で正常な映像表示がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオディスクプレーヤの構成図であ
る。
【図2】トラックジャンプ・傷検出部の構成図である。
【図3】ゼロクロス検出回路の動作説明図である。
【図4】傷・ゴミによるデータ読み飛ばし発生時の各部
波形図である。
【図5】トラックジャンプ発生時の各部波形図である。
【図6】本発明のビデオ再生制御のフロー図である。
【図7】ビデオCDのディスク構成図である。
【図8】トラックの構成図である。
【図9】セクタの構成図である。
【図10】MPEGビデオデータの階層構造説明図であ
る。
【図11】GPOを構成するピクチャの媒体上の記録位
置説明図である。
【符号の説明】
11・・CDドライブ 15・・CDシグナルプロセッサ 16・・CD−ROMシグナルプロセッサ 18・・システムコントローラ 19・・トラックジャンプ・傷検出部 21・・データハンドルコントローラ 22・・MPEGビデオデコーダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I,P,Bの3種類のピクチャからなる
    圧縮画像データをMPEGフォーマットに従って記録し
    た蓄積型記録媒体の再生方法において、 蓄積型記憶媒体から読み取った圧縮画像データに基づい
    て画像を再生して表示すると共に、直前の画像を記憶
    し、 ディスクの傷により画像データが読み飛ばされた場合に
    は、ディスプレイ画面に前記直前の画像を表示すると共
    に、読み飛ばされた画像がBピクチャであるか判断し、 Bピクチャの場合は、以後継続して蓄積型記憶媒体から
    読み取った圧縮画像データに基づいて画像を再生して表
    示し、 PまたはIピクチャの場合は、直前の画像を表示しなが
    ら次のIピクチャをサーチし、Iピクチャサーチ後、蓄
    積型記憶媒体から読み取った圧縮画像データに基づいて
    画像を再生して表示することを特徴とする蓄積型記録媒
    体の再生方法。
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