JPS6370988A - プログラム再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えばコンパクトディスクプレーヤ等のデ
ジタル再生システムに係り、特にそのプログラム再生装
置の改良に関する。

（従来の技術） 周知のように、音￥１機器の分野では、可及的に高密度
かつ高忠実度記録再生化を図るために、音響信号等の情
報信号をＰＣＭ（パルス　コードモジュレーション）技
術によりデジタル化データに変換して、例えばディスク
や磁気テープ等の記録媒体に記録し、これを再生するよ
うにしたデジタル記録再生システムが普及している。こ
のうち、記録媒体としてディスクを使用するものでは、
直径１２ｃｍのディスクにデジタル化データに対応した
ビット列を形成し、これを光学式に読み取るようにして
なるコンパクトディスクが、現在では主流となっている
。

一方、上記のようなコンパクトディスクを再生するコン
パクトディスクプレーヤは、半導体レーザ及び光電変換
素子等を内蔵した光学式ピックアップを、ディスクの内
周側から外周側に向けてリニアトラッキング式に移動さ
せるとともに、コンパクトディスクを線速度一定（ＣＬ
Ｖ）方式で回転させることによって、コンパクトディス
クに記録されたデータの読み取りを行なうようにしてい
るものである。

ここで、上記のようなコンパクトディスクプレーヤにあ
っては、ディスクに記録された複数のデジタル化データ
（以下面として説明する）のうち、所望の曲の曲番を順
次設定（プログラム）することにより、設定された順序
で曲を次々に検索して自動再生を行なう、プログラム再
生機能を有したものがある。

第４図は、このようなプログラム再生１能によって、複
数の曲が順次再生される様子を表わしたものである。す
なわち、所望の曲の曲番を設定した後、時刻ｔ１でプロ
グラム再生を開始させると、まず、最初に再生すべき第
１の曲の検索状ＢＳとなり、検索が終了した時刻ｔ２で
第１の曲の再生状１９ｔＰとなる。そして、第１の曲の
再生が終了した時刻ｔ３で、次に再生すべき第２の曲の
検索状態Ｓとなり、検索が終了した時刻ｔ４で第２の曲
の再生状態Ｐとなる。以下、同様に曲の検索と再生とが
交互に塊り返されて、プログラム再生が実行されていく
ものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のような従来のプログラム再生手段
では、検索状態Ｓのとき再生音が途切れるため、聴取者
に不快感を与えるという問題を有している。特に、複数
のディスクを自動的に交換して再生するようにした、い
わゆるオートチェンジャータイプのディスク再生装置で
、複数のディスクにまたがってプログラム再生を行なう
場合には、ディスクの交換時間が曲の検索時間に加算さ
れるため、再生音の途切れる時間がさらに長くなり、上
記の問題はより一層深刻なものとなっている。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、検索時間に影響されず、複数のデータを途切れること
なく連続的に再生することができるｔｉめて良好なプロ
グラム再生装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち、この発明に係るプログラム再生装置は、記録
媒体に記録された複数のデジタル化データを、再生ヘッ
ドがプログラムされた順序で検索して再生を行なうプロ
グラム再生装置を対象としている。そして、再生ヘッド
を介して得られるデジタル化データをバッファメモリに
順次書き込むとともに、該バッファメモリに書き込まれ
たデジタル化データを書き込まれた順序で読み出して再
生するようにしている。

また、プログラムされた複数のデジタル化データの数に
基づいて、該複数のデジタル化データのうち最初に再生
するデータを除く他のデジタル化データを、それぞれ再
生ヘッドが検索するのに要する時間の総和を算出する。

そして、プログラムにより最初に再生すべきデジタル化
データを再生ヘッドが検索した状態で、該再生ヘッドを
介して得られるデジタル化データを、先に算出された時
間分だけバッファメモリに蓄積しておき、該時間が経過
した状態でバッファメモリから順次連続的に読み出すよ
うにしているものである。

（作用） そして、上記のような構成によれば、バッファメモリに
蓄積されたデジタル化データによって、再生ヘッドがプ
ログラムされた複数のデジタル化データのうち最初に再
生するデータを除く他のデジタル化データを検索する期
間を補償することができるので、プログラムされた複数
のデジタル化データを、途切れることなく連続的に再生
することができるようになるものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、１１はディスクで、複数
の曲がデジタル化データとなって記録されている。この
ディスク１１は、ディスクモータ１２によって回転駆動
され、光学式ピックアップ１３で上記デジタル化データ
が読み取られるようになされている。

そして、上記光学式ビックアンプ１３から出力される信
号は、信号処理回路１４に供給され、元のデジタル化デ
ータに変換されるとともに、復調やエラー訂正等の必要
なデジタル処理が施される。ここで、上記信号処理回路
１４でデジタル処理の施されたデジタル化データのうち
、音響信号成分はバッファメモリ１５に供給され、制御
信号成分は制御回路１６に供給される。

このうち、上記１１１１１１１回路１６は、例えば図示
しないマイクロコンピュータ等を内蔵しているもので、
後述するプログラム再生時における各！！動作の制御を
行なうとともに、信号処理回路１４から供給された制御
信号成分に基づいて、光学式ピックアップ１３の各種サ
ーボ用に使用するサーボ用信号、上記バッファメモリ１
５に供給する読み出し調き込み信＠Ｒ／Ｗ、上記バッフ
ァメモリ１５の読み出しアドレスＲ及び書き込みアドレ
スＷを発生するアドレスコントローラ１７を制御するた
めの制御信号等を、それぞれ生成して発生するものであ
る。

また、上記バッファメモリ１５は、上記読み出し書き込
み信号Ｒ／Ｗ及び履き込みアドレス＼■に応じて、信号
処理回路１４から出力された音声信号成分のデジタル化
データが順次書き込まれるとともに、上記読み出し書き
込み信号Ｒ／Ｗ及び読み出しアドレスＲに応じて、記憶
されたデジタル化データが書き込まれた順序で順次読み
出されるもので、所定量のデジタル化データを記憶でき
る容量を備えているものである。

そして、上記バッファメモリ１５から読み出された音響
信号成分のデジタル化データは、Ｄ／Ａ（デジタル／ア
ナログ）変換回路１８によって元のアナログ音響信号に
変換され、出力端子１９を介して図示しないアナログ再
生系に供給されるものである。

上記のようなディスク再生装置において、以下、そのプ
ログラム再生動作について、第２図に示すフローチャー
トを参照して説明する。まず、開始（ステップＳ１　）
されると、ステップＳ２で、上記制御回路１６は、連続
再生が要求されているか否かを判別する。そして、要求
されていなければ＜Ｎｏ）、ステップＳ３で、制御回路
１６は、第４図に示したような、通常のプログラム再生
動作を実行させる。

また、ステップＳ２で連続再生が要求されていれば（Ｙ
ＥＳ）　、ステップＳ４で、制御回路１６は、プログラ
ムされている曲の数に基づいて、名曲を光学式ピックア
ップ１３が検索するのに要する時間をそれぞれ算出し、
その各算出時間の総和を求める。ただし、この場合、最
初に再生する曲の検索時間は、上記総和時間に含まれな
いようになされている。

ここで、名曲のそれぞれの検索時間は、例えばプログラ
ムされたｎ番目の曲の終了部のアドレスとｎ＋１番目の
曲の開始部のアドレスとから距離を算出し、その距離か
ら検索時間を算出する手段や、上記算出された距離とそ
の距離に対応する検索時間との変換テーブルを、読み出
し専用記憶装置（ＲＯＭ）に記憶させておき、この変換
テーブルから求める手段等がある。

次に、制御回路１６は、ステップＳ５で、プログラムさ
れた最初の曲の検索を実行させた後、ステップＳ６で、
この最初の曲の再生を実行する。この場合、制御回路１
６は、バッファメモリ１５に対して、ステップＳ４で算
出された総和時間だけ、上記信号処理回路１４から出力
された音響信号成分のデジタル化データの書き込みのみ
を行なわせる。

その後、制御回路１６は、上記総和時間が経過した後に
、バッファメモリ１５に対して、デジタル化デ−夕の書
き込み及び読み出し動作を同期させるように制御する。

このため、上記バッフ７メモリ１５には、上記総和時間
分のデジタル化データが蓄積されたまま、再生が行なわ
れることになる。

このようにして、最初の曲の再生が終了されると、ステ
ップＳ７で、制御回路１６は、次の曲を検索してその再
生を行なうように制御する。この場合、最初の曲が終了
してから次の曲を検索する期間は、上記バッファメモリ
１５に蓄積されたデジタル化データを読み出して、Ｄ／
Ａ変換回路１８に供給するようにしており、再生される
音響信号が途切れないように補償されている。

そして、曲の再生が終了すると、ステップＳ８で、制御
回路１６は、プログラムされた最後の曲であるか否かを
判別し、最後の曲でなければ＜Ｎｏ）、ステップＳ９で
、次のプログラムされた曲番を読み出し、再びステップ
Ｓ７で検索及び再生を行なわせる。この場合の検索期間
においても、上記バッファメモリ１５に蓄積されたデジ
タル化データによって、再生される音響信号が途切れな
いように補償されている。そして、上記ステップＳ８で
最後の曲であると判別されれば（ＹＥＳ）　、制御回路
１６は、プログラム再生動作を終了（ステップ５１０）
させる。

ここで、第３図は、上記実施例のプログラム再生機能に
よって、複数の曲が順次再生される様子を表わしたもの
である。すなわち、所望の曲の曲番を設定した後、時刻
ｔ５でプログラム再生を開始させると、まず、最初に再
生すべき第１の曲の検索状態Ｓとなり、検索が終了した
時刻ｔ６で。

上記ステップＳ４で算出した総和時間りだけバッファメ
モリ１５への書き込みが行なわれる。

そして、上記総和時間りが経過した時刻ｔ７で最初の曲
が音響信号として再生状態Ｐとなり、その後、２番目、
３番目・・・に設定された曲が途切れることなく連続し
て再生されるようになる。

したがって、上記実施例のような構成によれば、最初に
再生される曲以外の曲の各検索時間の総和を算出し、該
総和時間Ｄｔ！け最初の曲の再生されたデジタル化デー
タをバッファメモリ１５に記憶させるようにし、以後の
曲が検索されている期間を、バッファメモリ１５に記憶
されているデジタル化データで補償するようにしたので
、音響信号が途切れることなく安定に得られるようにな
るものである。この場合、曲の変わり目においては、例
えばフェードイン、フェードアウトを施すようにしても
よいものである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果コ したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、検
索時間に影響されず、複数のデータを途切れることなく
連続的に再生することができる極めて良好なプログラム
再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るプログラム再生装置の一実施例
を示すブロック構成図、第２図は同実施例の動作を説明
するためのフローチャート、第３図はＬＡ実施例によっ
て複数の曲が順次再生される様子を表わす図、第４図は
従来のプログラム再生手段によって複数の曲が順次再生
される様子を表わす図である。 １１・・・ディスク、１２・・・ディスクモータ、１３
・・・光学式ピックアップ、１４・・・信号処理回路、
１５・・・バッファメモリ、１６・・・制御回路、１７
・・・アドレスコントローラ、１８・・・Ｄ／Ａ変換回
路、１９・・・出力端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体に記録された複数のデジタル化データを、再生
   ヘッドがプログラムされた順序で検索して再生を行なう
   プログラム再生装置において、前記再生ヘッドを介して
   得られるデジタル化データをバッファメモリに順次書き
   込むとともに該バッファメモリに書き込まれた前記デジ
   タル化データを書き込まれた順序で読み出して再生する
   記憶再生手段と、前記プログラムされた複数のデジタル
   化データの数に基づいて、該複数のデジタル化データの
   うち最初に再生するデータを除く他のデジタル化データ
   を、それぞれ前記再生ヘッドが検索する時間の総和を算
   出する演算手段と、前記プログラムにより最初に再生す
   べきデジタル化データを前記再生ヘッドが検索した状態
   で、該再生ヘッドを介して得られるデジタル化データを
   前記演算手段で算出された時間分前記バッファメモリに
   蓄積し、該時間が経過した状態で前記バッファメモリか
   ら順次連続的に読み出すように前記記憶再生手段を制御
   する制御手段とを具備し、前記制御手段により前記バッ
   ファメモリに蓄積されたデジタル化データによって、前
   記再生ヘッドが前記プログラムされた複数のデジタル化
   データのうち最初に再生するデータを除く他のデジタル
   化データを検索する期間を補償するように構成してなる
   ことを特徴とするプログラム再生装置。