JP2570267B2 - 記録情報再生装置 - Google Patents

記録情報再生装置

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JP2570267B2
JP2570267B2 JP61188258A JP18825886A JP2570267B2 JP 2570267 B2 JP2570267 B2 JP 2570267B2 JP 61188258 A JP61188258 A JP 61188258A JP 18825886 A JP18825886 A JP 18825886A JP 2570267 B2 JP2570267 B2 JP 2570267B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は、記録情報再生装置に関し、例えばオーデイ
オ用光デイスクプレーヤシステムなどのように、可変速
再生ができるような記録情報再生装置に適用して好適な
ものである。
B発明の概要 本発明は記録媒体上に記録されたデータを、予めプロ
グラムされた順序で読み出すようになされた記録情報再
生装置において、プログラム情報のアクセス時間に相当
するデータを書き込むと同時に読み出し得るようにした
バツフアメモリを介して送出し得るようにしたことによ
り、空白時間のない再生出力信号を容易に発生すること
ができる。
C従来の技術 従来例えばFM放送局などで用いられているオーデイオ
用プレーヤシステムにおいては、番組用に録音した素材
の入つた磁気テープを予め編集装置を用いて編集してお
き、オンエア時には、磁気テープ再生装置を用いて磁気
テープ上に編集されたオーデイオ記録情報を順次最初か
ら再生するような方法が用いられている。このようにす
れば、オーデイオ情報のうち例えば音楽情報の曲順を入
れ換えたり、削除したり、繰り返したりして放送しよう
とする場合にも、オーデイオ情報の接ぎ目位置に情報が
ない空白時間を生じさせることなく番組を放送すること
ができる。
D発明が解決しようとする問題点 ところがこの方法によると、磁気テープの長手方向に
順次記録されているオーデイオ情報を入え換えたり、削
除したり、繰り返したりするように並べ換えるための編
集作業において、各オーデイオ情報の頭出しやその処理
にかなり煩雑な手間及び時間がかかる問題がある。
この問題を解決する方法として、記録媒体として書込
み可能な光デイスクを用いて、再生時にデイスクをラン
ダムアクセスし得る利点を利用して、番組に使用するオ
ーデイオ情報を記録する順序などを予め決めずに録音し
ておき、再生時に読み出す順序をプログラムすることに
よつて、実際上従来のような煩雑な編集作業をすること
なくオンエアし得る番組を制作する方法が考えられてい
る。
このようなシステムを用いてオーデイオ情報の再生を
しようとする場合、順次再生すべきオーデイオ情報をプ
ログラムに従つて順次アクセスして行く際に、アクセス
動作に必要な時間(これをアクセスタイムと呼ぶ)が必
要であり、当該アクセスタイムの間は、再生信号が得ら
れないことにより、音のない空白時間が生ずるおそれが
ある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、記録媒
体からオーデイオ情報を所定のプログラムに従つて再生
して行く際に、音のない空白時間を生じさせないように
した記録情報再生装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、記録
媒体2に記録された複数のプログラム情報P1、P2……
を、所望の編集順序でアクセスして順次再生情報として
出力するようになされた記録情報再生装置において、各
プログラム情報を記録媒体2からピツクアツプすると
き、先ず読出速度とほぼ同じ速さの標準読取速度SPNO
り速い加速速度SPACで記録媒体2からピツクアツプされ
た各プログラム情報P1、P2……を書き込むことにより満
杯にする方向にデータを蓄積しながら読出速度で読み出
して再生情報PROとして出力すると共に、複数のプログ
ラム情報P1、P2……のうちの1つのプログラム情報から
他のプログラム情報にアクセスするアクセス期間におい
て記録媒体2からデータを書き込むことができない状態
のまま満杯状態から空状態にする方向へのデータの読出
動作を維持することによりアクセス期間において再生情
報に空白を生じさせないようにする第1のバツフアメモ
リ32Aと、ピツクアツプしようとする当該1つのプログ
ラム情報の情報量が少ないために加速速度SPACでピツク
アツプした上記1つのプログラム情報のすべてを第1の
バツフアメモリ32Aに書き込んでも満杯にはならない状
態のまま他のプログラム情報をアクセスするアクセス期
間T4に入り、第1のバツフアメモリ32Aが空状態になつ
た時に、プレビユー動作時に予め蓄積した他のプログラ
ム情報の先頭部のデータを読出速度で読み出して再生情
報PROとして出力する第2のバツフアメモリ32Bと、第1
のバツフアメモリ32Aが空状態になつた時、第1のバツ
フアメモリ32Aから出力されるデータを再生情報PROとし
て送出している状態から第2のバツフアメモリ32Bから
出力されるデータを再生情報PROとして送出する状態に
切り換える切換制御手段22とを設けるようにする。
F作用 第1のバツフアメモリ32Aには、加速速度でピツクア
ツプされたプログラム情報P1、P2……が順次書き込まれ
ると共に、これと同時に所定の読出速度で読み出されて
再生出力信号として送出される。
従つて第1のバツフアメモリ32Aには、加速速度と読
出速度との差に対応するデータが満杯状態になる方向に
蓄積されて行く。この満杯状態における蓄積量は、記録
媒体2に記録されている記録情報のうちの1つから他の
1つにアクセスするのに要するアクセス期間に相当する
値に選定されている。
従つて記録媒体2から順次プログラム情報を読み取つ
て行く際に、当該アクセス時に記録情報がピツクアツプ
できなくなつても、第1のバツフアメモリ32Aからデー
タを引き続き読み出すことができることにより、再生し
たプログラム情報の間に空白時間のない再生出力信号PR
Oを容易に得ることができる。
これに加えて、満杯状態にならないままアクセス期間
に入つたとき、第1のバツフアメモリ32Aが空状態にな
つた時に、次のプログラム情報の先頭部分のデータを再
生出力信号PROとして送出し得る第2のバツフアメモリ3
2Bを設けるようにしたことにより、当該再生出力信号に
空白時間が生ずるおそれを有効に回避し得る簡易な構成
の記録情報再生装置を容易に実現し得る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体として記録情報再生装置を
示し、記録媒体として光デイスク2を有し、渦巻状に形
成された記録トラツクに、番組の素材となるオーデイオ
情報に、アドレスが付されて記録されており(これをプ
ログラム情報と呼ぶ)、各プログラム情報を、光ピツク
アツプ3によつてランダムにアクセスすることにより、
再生できるようになされている。
光デイスク2は、線速度一定(CLV)サーボ回路4か
ら送出されるスピンドルドライブ信号SSDによつて駆動
制御されるスピンドルモータ5により、線速度一定の関
係で光ピツクアツプ3がプログラム情報を読み出し得る
ように速度制御される。
光ピツクアツプ3から得られるピツクアツプ信号DPU
は、ピツクアツプ信号処理回路11において処理され、プ
ログラム情報を含むRF信号でなる再生信号DPLを復調デ
コード回路12に送出すると共に、スライドエラー信号S
SEをスライドサーボ回路13に送出し、かつフオーカスト
ラツキングエラー信号SFEをフオーカストラツキングサ
ーボ回路14に与える。
スライドエラー信号SSEは、光ピツクアツプ3の光デ
イスク2上のセクタに対するスライドエラー量を表して
おり、スライドサーボ回路13はこのスライドエラー信号
SSEが0となるようなスライドモータドライブ信号SPD
ピツクアツプスライド用モータ15に供給することによ
り、光ピツクアツプ3を渦巻状に形成されている記録ト
ラツク上の所定のセクタに追従させるように半径方向に
スライド制御する。
またフオーカストラツキングエラー信号SFEは、光ピ
ツクアツプ3から光デイスク2上に照射される光の口径
の基準値からのずれと、記録トラツクに対する照射光の
半径方向の位置ずれを表しており、フオーカストラツキ
ングサーボ回路14はフオーカストラツキングエラー信号
SFEを0にするようなフオーカストラツキングドライブ
信号SFDを光ピツクアツプ3に送出する。
かくして光ピツクアツプ3は、所定の口径の照射光を
渦巻状に形成されているトラツクにトラツキングさせる
ことにより、最適条件の下にプログラム情報を読み取り
得るように制御される。
復調デコード回路12はRF信号でなる再生信号DPLを復
調デコードしてオーデイオデータDADを出力処理回路15
を介してデイジタル/アナログ変換回路16に出力し、か
くしてアナログ信号でなる番組出力PROを記録情報再生
装置1の再生出力信号として送出する。
また復調デコード回路12は、再生信号DPLのうち、オ
ーデイオデータDADに付されていたRF同期信号SSY及びタ
イムコードデータDTMをそれぞれCLVサーボ回路4及びシ
ステムコントローラ22に供給する。
RF同期信号SSYは、光ピツクアツプ3が現在トラツキ
ングしている記録トラツクの線速度を表しており、CLV
サーボ回路4は、このRF同期信号SSYの周期を一定にす
るようなスピンドルドライブ信号SSDをスピンドルモー
タ5に供給し、これにより、光ピツクアツプ3がトラツ
キングしている記録トラツクの線速度を所定の一定値に
なるように制御する。
ここでCLVサーボ回路4は、可変基準クロツク信号CL1
を受けてその周期が標準周期のとき光デイスク2を標準
読取速度SPNOで回転させ、これに対して加速周期のとき
光デイスク2を標準読取速度SPNOに対して例えば10%だ
け加速した加速読取速度SPACで回転させるようになされ
ている。
システムコントローラ22は、マイクロコンピユータに
よつて構成され、キーボード23から入力される操作指令
情報COMに基づいて、光デイスク2に記録されている多
数のプログラム情報の再生順序をプログラムして内部の
メモリに格納し、再生時に当該プログラムに従つて順次
連続的に対応するプログラム情報が記録されているセク
タを指定するスライド制御信号SSC及びフオーカストラ
ツキング制御回路SFCを、それぞれスライドサーボ回路1
3及びフオーカストラツキングサーボ回路14に与える。
かくして光ピツクアツプ3を、順次プログラムされたプ
ログラム情報が記録されているセクタにアクセスさせて
当該プログラム情報を必要とする長さだけ再生し、その
後次のプログラム情報が記録されているセクタに光ピツ
クアツプ3をアクセスさせる。
以上の構成に加えて、光ピツクアツプ3が1つのセク
タからプログラム情報をピツクアツプした後、次のセク
タにアクセスするまでの間、番組出力PROとして、オー
デイオ情報がない空白時間を発生させないようにするた
め、出力処理回路15は以下に述べるように構成されてい
る。
出力処理回路15は、システムコントローラ22の制御下
に、光デイスク2から順次プログラム情報をピツクアツ
プして取り込むタイミング、及び出力するタイミングを
制御することにより、光ピツクアツプ3が1つのセクタ
から他のセクタへアクセスしているアクセスタイム(例
えば1〔秒〕程度を必要とする)の間は、内部に先読み
して取り込んでおいたオーデイオデータを出力すること
により、オーデイオ情報がない空白時間を生じさせない
ようにするようになされている。
すなわち出力処理回路15は、復調デコード回路12から
送出されるオーデイオデータDADを一時記憶するバツフ
アメモリ32A及び32Bでなるバツフアメモリ回路32を有
し、各バツフアメモリ32A及び32Bへのデータの書込み又
は読出しをバツフアコントローラ33から与えられる書込
読出制御信号SRC1及びSRC2によつて制御される。
ここでバツフアメモリ32A及び32Bは、記憶しているオ
ーデイオデータDADを、標準読取速度SPNOに対応するデ
ータ処理速度で読み出したとき、光ピツクアツプ3のア
クセスタイム(すなわち1〔秒〕程度)の時間の間途切
れることなくオーデイオデータDADを読み出し得るよう
なメモリ容量をもつように選定されている。
バツフアメモリ32A及び32Bから読み出されたオーデイ
オデータDAD1及びDAD2は、システムコントローラ22の切
換制御信号SCHによつて切換え制御される切換回路34を
介してデイジタル/アナログ変換回路16に送出される。
特に第1のバツフアメモリ32Aは、データ蓄積量が満
杯にならない間は、加速読取速度SPACに対応するデータ
処理速度でオーデイオデータDADを書き込むと同時に、
標準読取速度SPNOに対応するデータ処理速度で蓄積され
たオーデイオデータDADを読み出すようにシステムコン
トローラ22によつて制御される。従つてこのとき、第1
のバツフアメモリ32Aには書込速度の差に相当する速度
でオーデイオデータDADが蓄積されて行く。
やがて、その蓄積量が満杯になると、第1のバツフア
メモリ32Aの書込速度は標準読取速度SPNOに対応するデ
ータ処理速度に切り換えられ、かくしてその後オーデイ
オデータDADの蓄積量は一定量を保持するように制御さ
れる。
これに対して第2のバツフアメモリ32Bは、予めプレ
ビユー時に書き込まれたオーデイオデータDADを、必要
に応じて標準読取速度SPNOに対応する読出速度で読み出
すように制御される。
出力処理回路15はマスタクロツク発生回路35を有し、
システムコントローラ22から与えられるマスタクロツク
制御信号SMCによつて、クロツク周期が標準周期読取か
ら加速周期読取にまで変化する可変基準クロツク信号CL
1及びCL2を発生する。可変基準クロツク信号CL1はCLVサ
ーボ回路4に速度基準信号として与えられ、これにより
システムコントローラ22は、光デイスク2を標準読取速
度SPNOから加速読取速度SPACにまで可変させるようにス
ピンドルモータ5を駆動制御し得る。
これに対応して可変基準クロツク信号CL2が復調デコ
ード回路12及びバツフアコントローラ33に与えられる。
かくしてシステムコントローラ22は、光デイスク2が標
準読取速度SPNOから加速読取速度SPACにまで変化したと
き、再生信号DPLのデータ転送速度に対応するデータ処
理速度で復調デコード回路12を動作させることにより、
オーデイオデータDADをデコードさせる。これと共に、
システムコントローラ22は、可変基準クロツク信号CL2
の周期の変化に対応して変化する書込読出制御信号SRC1
及びSRC2をバツフアコントローラ33から送出させること
により、オーデイオデータDADを当該変換に対応するデ
ータ処理速度でバツフアメモリ32A及び32Bに書き込ませ
るようになされている。
またマスタクロツク発生回路35は、標準読取速度SPNO
に対応する周期の基準クロツク信号CL3をバツフアコン
トローラ33及びデイジタル/アナログ変換回路16に与え
るようになされ、これによりシステムコントローラ22
は、バツフアコントローラ33がバツフアメモリ32A又は3
2Bに蓄積されているオーデイオデータDADを標準読取速
度SPNOに対応するデータ処理速度で読み出すと共に、デ
イジタル/アナログ変換回路16においてアナログ信号に
変換して番組出力PROとして出力させるように制御す
る。
以上の構成においてオペレータは、光デイスク2のプ
ログラム情報をプレビユーすることにより、番組素材と
なるオーデイオ情報を確認すると共に、その再生順序を
キーボード23を用いてシステムコントローラ22にプログ
ラムする。
その際に、プログラムしたい順序でプログラム信号を
再生したと仮定した場合、光ピツクアツプ3をアクセス
している間にオーデイオ信号のない空白時間が発生する
か否かをチエツクし、空白時間が発生することを確認し
たとき当該空白時間に再生すべきプログラム情報を先読
みして第2のバツフアメモリ32Bに蓄積しておく。
因に空白時間が生ずるか否かは、プログラムされた各
プログラム情報の情報量(この情報量はオーデイオ信号
の時間によつて表される)によつて判断することがで
き、オペレータはプレビユー時に当該空白時間をチエツ
クして光ピツクアツプ3が次にアクセスすべきオーデイ
オ情報を、当該アクセス時間(すなわち1〔秒〕)分だ
け先読みしてバツフアメモリ32Bに予め書き込んでお
く。
この実施例の場合、例えば第2図に示すように、第
1、第2、第3……のプログラム情報P1、P2、P3……を
順次再生するようなプログラムがシステムコントローラ
22の内部メモリに設定された場合、光ピツクアツプ3が
第2のプログラム情報P2が記録されているセクタから第
3のプログラム情報P3が記録されているセクタにアクセ
スする際に、バツフアメモリ32Aの蓄積データが空にな
ることをチエツクし得たので、当該アクセス動作に続い
て光ピツクアツプ3によつてピツクアツプされるセクタ
のプログラム情報すなわち第3のプログラム情報P3がア
クセス時間(すなわち1〔秒〕)分だけ予めバツフアメ
モリ32Bに先読みされる。
これに加えてこの実施例の場合には、プログラム再生
開始時に、バツフアメモリ32Aから時間待ちすることな
く直ちにデータを読み出すことができるようにするた
め、第1番目のプログラム情報P1のデータを所定量例え
ば1トラツク分だけ先読みしてバツフアメモリ32Aに書
き込んでおく。
かくして例えばオンエア開始時点に合わせてオペレー
タはキーボード23を用いてシステムコントローラ22にプ
ログラム再生の開始を指令すれば、システムコントロー
ラ22はプレビユー時に設定されたプログラム情報に従つ
て、連続的に、プログラムされたオーデイオ番組出力PR
Oを途切れることなく再生し続ける。
すなわちオペレータは、第2図(A)の時点t0におい
てキーボード23を用いてシステムコントローラ22にプロ
グラム再生を開始するように指令する。
このときシステムコントローラ22は、第2図(B)に
示すように、光デイスク2を標準読取速度SPNOより10%
加速した加速読取速度SPACで回転させながら光ピツクア
ツプ3から得られるピツクアツプ信号DPUに基づくオー
デイオデータDADをバツフアメモリ32Aに対する書込デー
タDI(32A)(第2図(E))として書き込んで行く。
ところがこのときシステムコントローラ22はバツフア
メモリ32Aから、標準読取速度SPNOに相当する読出速度
で記憶データを読み出して読出データDO(32A)(第2図
(F))として切換回路34から送出する。
かくして、バツフアメモリ32Aに書き込まれる書込デ
ータDI(32A)の書込速度が読出データDO(32A)の読出速度
より10%分だけ速くなるので、バツフアメモリ32Aのデ
ータ蓄積量ACCは第2図(C)に示すように次第に増大
して行く。
この実施例の場合、バツフアメモリ32Aは1秒分のオ
ーデイオデータDADを記憶し得るメモリ容量を有し、シ
ステムコントローラ22はそのメモリ容量の許容限界(す
なわち満杯)になるまで書込データDI(32A)を書き込ん
で行く。
このようにしてバツフアメモリ32Aに書き込まれた書
込データDI(32A)(第2図(E))は、バツフアメモリ3
2Aのデータ蓄積量ACC(第2図(C))が増えるに従つ
て、読出データDO(32A)(第2図(F))として読み出
されるまでの時間が次第に遅れて行く。
このようにして第1のプログラム情報P1が、加速読取
速度SPACに対応するデータ処理速度で処理されてバツフ
アメモリ32Aに次第に蓄積されながら標準読取速度SPNO
に対応する読出速度で読み出されて行くような状態が得
られる。この状態においてやがて時点t1においてバツフ
アメモリ32Aのデータ蓄積量が許容限界近傍の「満杯」
検出レベルになると、これをバツフアコントローラ33が
検出して満杯検出信号SRFをシステムコントローラ22に
送出する。
このときシステムコントローラ22は、光デイスク2の
回転速度を加速読取速度SPACから次第に標準読取速度SP
NOに低下させて行き、かくしてバツフアメモリ32Aに書
込データDI(32A)(第2図(E))として書き込むオー
デイオデータDADのデータ処理速度を低下させて行く。
かくして時点t2において光デイスク2の回転速度が標
準読取速度SPNOになると(第2図(B))、バツフアメ
モリ32Aの書込データDI(32A)の書込速度と、読出データ
DO(32A)の読出速度とが一致することにより、バツフア
メモリ32Aのデータ蓄積量は所定量(すなわちオーデイ
オ信号1〔秒〕分のデータ)となり、このデータ量をバ
ツフアメモリ32Aに保持しながら、第1のプログラムデ
ータP1を標準読取速度SPNOに対応するデータ処理速度で
番組出力PROとして送出する状態になる。
やがて時点t3において、光ピツクアツプ3が第1のプ
ログラムデータのピツクアツプを完了すると、これをシ
ステムコントローラ22が復調デコード回路12から与えら
れるタイムコード信号DTMによつて判知し、光ピツクア
ツプ3によるデータのピツクアツプ動作を中断させてこ
れを第1のプログラム情報P1が記録されているセクタか
ら第2のプログラム情報P2が記録されているセクタへア
クセスさせる。
かくして記録情報再生装置1は第2図のアクセス期間
T2に入る。このときシステムコントローラ22は引き続き
標準スピードSPNOに対応する速度でバツフアメモリ32A
の記憶データDO(32A)(第2図(B))を読み出し続け
る。しかしこのとき、光ピツクアツプ3は記録情報を読
み出さない状態になるので、バツフアメモリ32Aのデー
タ蓄積量ACCは次第に減少して行く(第2図(C))。
やがて時点t4において、光ピツクアツプ3を第2のプ
ログラム情報P2が記録されているセクタへアクセス完了
すると、システムコントローラ22は当該セクタから第2
のプログラム情報P2の読出しを開始して、このプログラ
ム情報P2を書込データDI(32A)(第2図(E))として
バツフアメモリ32Aに書き込んで行く。
かくしてアクセス期間T2が終了して時点t4において第
2データ再生期間T3に入るが、アクセス期間T2に要する
時間(1〔秒〕)に相当するオーデイオデータより多い
第1のプログラム情報P1がバツフアメモリ32Aに保持さ
れていたことにより、この第1のプログラム情報P1がア
クセス期間T2の間においても引き続き読出データD
O(32A)(第2図(F))として読み出されて行くことに
より、番組出力PROには、オーデイオ信号がない空白時
間を生じさせることなく第1のプログラム情報P1の読取
りが完了したときにはすでにバツフアメモリ32Aに書込
開始されている第1のプログラム情報P1を読み出して行
くことができる。
このようにして時点t4において第2のデータ再生期間
T3が開始したとき、バツフアメモリ32Aの蓄積データ量
は、アクセス期間T2の間データを書き込まずに標準速度
で読み出されて行つたことにより、満杯時のデータと比
較してかなり少ないデータ量しか残らなくなる。
システムコントローラ22は、時点t4において第2のプ
ログラム情報P2を読み取る際に、光デイスク2の速度を
標準読取速度SPNO(第2図(B))から加速読取速度SP
ACに次第に加速して時点t6から加速読取速度SPACに相当
するデータ速度で記録情報再生装置1を駆動するように
制御する。
かくして第2のプログラム情報P2のバツフアメモリ32
Aへの書込速度が時点t4以後上昇することにより、バツ
フアメモリ32Aのデータ蓄積量ACC(第2図(C))が次
第に上昇して行く。
このようにして時点t5において第2のプログラム情報
P2の読取りが完了するまでの間、加速読取速度SPACに対
応するデータ処理速度でバツフアメモリ32Aに書込デー
タDI(32A)が書き込まれると同時に、読出データDO(32A)
が途切れることなく番組出力PROとして送出されて行
く。
この実施例の場合、第2のプログラム情報P2のデータ
量は、かなり少ない量(例えば10〔秒〕以下)に選定さ
れており、従つてバツフアメモリ32Aのデータ蓄積量ACC
は満杯には到達しないうちに時点t7において第2のプロ
グラム情報P2の読取りが完了して、光ピツクアツプ3を
第2のプログラム情報P2が記録されているセクタから第
3のプログラム情報P3が記録されているセクタへのアク
セス期間T4に入る。
そこでシステムコントローラ22は時点t7において光ピ
ツクアツプ3のピツクアツプ動作を中断させ、その後バ
ツフアメモリ32Aに残つている第2のプログラム情報P2
を引き続き標準読取速度SPNOに相当するデータ処理速度
で読み出して行く。
ここでバツフアメモリ32Aに残つている第2のプログ
ラムデータP2のデータ蓄積量ACCは、光ピツクアツプ3
の1回のアクセスタイムに相当する量より少ないので、
光ピツクアツプ3がアクセス動作を完了する前の時点t8
においてバツフアメモリ32Aのデータ蓄積量ACCが0にな
る(第2図(C))。
システムコントローラ22は、これをバツフアコントロ
ーラ33から与えられる空検出信号SEPによつて判知して
第2のバツフアメモリ32Bにプレビユー時に格納されて
いる1〔秒〕分の第3のプログラム情報P3を、読出デー
タDO(32B)(第図(F))として読み出すと共に(第2
図(D))、切換回路34をバツフアメモリ32B側に切り
換えて番組出力PROとして送出する。
かくして時点t7〜t9間のアクセス期間T4においては、
光ピツクアツプ3からのデータの書込みが中断された状
態において、第2のプログラム情報P2の残り分がバツフ
アメモリ32Aから読み出された後、続いて第3のプログ
ラム情報P3のうち、0〜1〔秒〕に相当するデータがバ
ツフアメモリ32Bから読み出されて行く。
やがて時点t9において光ピツクアツプ3が第3のプロ
グラム情報P3のうち1〔秒〕後のデータが記録されてい
るセクタのアクセスを完了すると、その後当該1〔秒〕
後のプログラム情報P3をピツクアツプする第3データ再
生期間T5に入る。
このときシステムコントローラ22は、第2のバツフア
メモリ32Bから0〜1〔秒〕の第3のプログラム情報P3
が時点t10において読出完了するのを待ち、当該時点t10
になつたとき、切換回路34をバツフアメモリ32A側に切
り換えて、時点t9から書込開始された1〔秒〕後の第3
のプログラム情報P3を読み出して番組出力PROとして送
出して行く。
かくして時点t9〜t10の間は、加速読取速度SPACに相
当するデータ処理速度で第1のバツフアメモリ32Aに1
〔秒〕後の第3のプログラム情報P3が書き込まれて行く
のに対して、当該バツフアメモリ32Aからのデータの読
出しはないので、バツフアメモリ32Aのデータ蓄積量ACC
は、急速に増大して行く。その後時点t10においてバツ
フアメモリ32Aからの読出しが開始されると、時点t0〜t
3について上述したと同様にしてバツフアメモリ32Aのデ
ータ蓄積量ACCが満杯の状態にまで増大して行く。
これに対して、第2のバフツアメモリ32Bのデータは
第2図(D)に示すように、時点t8〜t10の間に放出さ
れる。
上述の構成によれば、バツフアメモリ32Aに、光ピツ
クアツプ3が1つのプログラム情報が記録されているセ
クタから、次のプログラム情報が記録されているセクタ
にまでアクセスするのに要するアクセスタイムに相当す
るデータ蓄積量ACCのデータを保持しながら、これを読
み出して番組出力PROとして送出するようにしたことに
より、光ピツクアツプ3が1つのプログラム情報が記録
されているセクタから、次のプログラム情報が記録され
ているセクタにまでアクセスする際に、オーデイオ信号
がない空白時間を生じさせるおそれを有効に回避し得
る。
かくするにつき第1のバツフアメモリ32Aに加えて、
第2のバツフアメモリ32Bを設けるようにしたことによ
り、バツフアメモリ32Aに1回のアクセスタイムに相当
するデータが蓄積できないようなプログラム情報が順次
プログラムされたような場合にも、第2のバツフアメモ
リ32Bの蓄積データを用いることによつて空白時間を生
じさせないようにし得る。かくして第1のバツフアメモ
リ32Aのメモリ容量として、1回のアクセスタイムに相
当するメモリ容量を用意するだけの簡易な構成で済む。
因に第1図の実施例の場合のように、標準読取速度SP
NOに対して10%だけ増速した加速読取速度SPACによつて
光デイスク2を回転させながら、1回のアクセスタイム
(すなわち1〔秒〕)分のメモリ容量のバツフアメモリ
32Aを用意した場合には、1つのプログラム情報につい
て少なくとも10〔秒〕間加速読取りをすれば、光ピツク
アツプ3が1回アクセスするに要するアクセスタイムの
間バツフアメモリ32Aから途切れることなくデータを読
み出すのに十分なデータを保持することができ、その結
果実用上殆ど全ての場合について空白時間のない番組出
力PROを送出し得る。
実際上1回のプログラム情報の長さは最低限(例えば
コマーシヤルの短いもの)でも15〔秒〕程度はあるの
で、バツフアメモリ32Aに1回のアクセスタイム分のデ
ータを常に蓄積し得ることになる。従つて実際上殆んど
の場合記録情報再生装置1は、第2図の時点t0〜t4につ
いて上述した第1データ再生期間T1及びアクセス期間T2
の動作を繰り返すことによつて空白時間のない番組出力
PROを得ることができる。
なお上述の実施例においては、光デイスクを記録媒体
として有する記録情報再生装置に本発明を適用した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、ピツクアツ
プによるアクセスタイムが比較的短い記録媒体を用いた
記録情報再生装置に広く適用し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、ピツクアツプのアクセ
ス期間に相当するデータを満杯状態に蓄積し得る第1の
バツフアメモリと、満杯状態にならないままアクセス期
間に入つたとき第1のバツフアメモリが空状態になつた
時次のプログラム情報の先頭部分のデータを再生出力信
号として送出し得る第2のバツフアメモリと、を設ける
ようにしたことにより、当該再生出力信号に空白時間が
生ずるおそれを有効に回避し得る簡易な構成の記録情報
再生装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による記録情報再生装置の一実施例を示
すブロツク図、第2図はその動作の説明に供する信号波
形図である。 1……記録情報再生装置、2……光デイスク、3……光
ピツクアツプ、5……スピンドルモータ、12……復調デ
コード回路、15……出力処理回路、16……デイジタル/
アナログ変換回路、22……システムコントローラ、23…
…キーボード、32……バツフアメモリ回路、32A、32B…
…バツフアメモリ、33……バツフアコントローラ、34…
…切換回路、35……マスタクロツク発生回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された複数のプログラム情
    報を、所望の編集順序でアクセスして順次再生情報とし
    て出力するようになされた記録情報再生装置において、 上記各プログラム情報を上記記録媒体からピツクアツプ
    するとき、先ず読出速度とほぼ同じ速さの標準読取速度
    より速い加速速度で上記記録媒体からピツクアツプされ
    た上記各プログラム情報を書き込むことにより満杯にす
    る方向にデータを蓄積しながら上記読出速度で読み出し
    て上記再生情報として出力すると共に、上記複数のプロ
    グラム情報のうちの1つのプログラム情報から他のプロ
    グラム情報にアクセスするアクセス期間において上記記
    録媒体からデータを書き込むことができない状態のまま
    上記満杯状態から空状態にする方向へのデータの読出動
    作を維持することにより上記アクセス期間において上記
    再生情報に空白を生じさせないようにする第1のバツフ
    アメモリと、 ピツクアツプしようとする上記1つのプログラム情報の
    情報量が少ないために上記加速速度でピツクアツプした
    上記1つのプログラム情報のすべてを上記第1のバツフ
    アメモリに書き込んでも満杯にはならない状態のまま上
    記他のプログラム情報をアクセスする上記アクセス期間
    に入り、上記第1のバツフアメモリが空状態になつた時
    に、プレビユー動作時に予め蓄積した上記他のプログラ
    ム情報の先頭部のデータを上記読出速度で読み出して上
    記再生情報として出力する第2のバツフアメモリと、 上記第1のバツフアメモリが空状態になつた時、上記第
    1のバツフアメモリから出力されるデータを上記再生情
    報として送出している状態から上記第2のバツフアメモ
    リから出力されるデータを上記再生情報して送出する状
    態に切り換える切換制御手段と を具えることを特徴とする記録情報再生装置。
JP61188258A 1986-08-11 1986-08-11 記録情報再生装置 Expired - Lifetime JP2570267B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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