JPH0421985A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JPH0421985A
JPH0421985A JP12502990A JP12502990A JPH0421985A JP H0421985 A JPH0421985 A JP H0421985A JP 12502990 A JP12502990 A JP 12502990A JP 12502990 A JP12502990 A JP 12502990A JP H0421985 A JPH0421985 A JP H0421985A
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JP
Japan
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data
reading
area
circuit
continuous area
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JP12502990A
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English (en)
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Hiroyuki Iizuka
裕之 飯塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一連のデータが連続的に記録された記録媒体を
再生するデータ再生装置に関するものである。
従来の技術 一連のデータが連続的に記録された記録媒体を再生する
データ再生装置として実用化されている例は、コンパク
トディスクプレーヤ(以下、CDプレーヤと略記する。
)、コンパクトデイスクリードオンリーメモリ(以下、
CD−ROMと略記する。)のドライブ装置等がある。
以下、上述したデータ再生装置の一例についてCDプレ
ーヤを例に第3図、第4図、第5図を用いて説明する。
第5図はCDに記録されるデータのフォーマットを示し
ており、(a)は記録の最小単位であるデータフレーム
の模式図、(b)はサブコードフレームの模式図、(C
)はリードイン領域におけるQチャンネルのデータフォ
ーマットの模式図、(d)プログラム領域におけるQチ
ャンネルのデータフォーマットの模式図である。
CDにはディスクの内周から外周に向かって、リードイ
ン領域、プログラム領域、ディスクの終端を示すリード
アウト領域が存在し、実際のデータが記録されるのはプ
ログラム領域である。
1データフレームにはサブチャンネル2とメインチャン
ネル1が存在し、CDに時分割で記録される。サブチャ
ンネル2には1バイトのデータ記録域があり、メインチ
ャンネル1には24バイトのデータ3用と8バイトの誤
り検出訂正符号4用の計32バイトのデータの記録域が
ある。
CDではデータ3の位置に標本化周波数44.1k H
Zl  量子化ビット数16ビツトで量子化された2チ
ヤンネルのオーディオデータ(以降、このデータをCD
−DAデータと略記する)が記録される。
したがって、データフレームレートは44.1kX(1
6/8)X2/24=7350デ一タフレーム/秒とな
る。誤り検出訂正符号4はメインチャンネル1のデータ
のデータ誤りを検出訂正するための符号で、サブチャン
ネル2に対するものではない。また、CD−DAデータ
のデータ記録レートは44.1kX (16/8)X2
=17(3,4Kbyte/secとなる0 これらのデータをCDに記録する前には、EFM(Ei
ght  to  Fourteen  M。
dulation: xイト* y −IT 7 、t
 −t イーン・モジュレーション)変調や、データフ
レームの境界を識別するためのデータフレーム同期信号
の伺加作業等が行われる。その結果1データフレームは
588ビツトとなり、CDに記録される際のビットレー
トは588X7350=4.3218Mbit/see
となる。このデータはNRZ i信号の形式で速度一定
(約1.25m/ s e c)で記録される。
連続スる98デ一タフレーム分のサブチャンネル2でサ
ブコードフレームを構成する。サブコードフレームは1
秒間に75個存在する。この様子を第5図(b)に示す
。最初の2デ一タフレーム分のサブチャンネルでサブコ
ードフレーム同期7を構成し、残りの96デ一タフレー
ム分のサブチャンネルでサブコードと呼ばれるデータを
記録する。
ザブコードの1バイトは各ビットがそれぞれチャンネル
に対応しており、これらのチャンネルをPチャンネル、
Qチャンネル、・・・、Wチャンネルと呼んでいる。
Pチヤンネル8はトラック(CDでは通常1トラツクが
1曲に対応する)の頭出しに用いられるフラグで、プロ
グラム領域においては各トラックが始まる前に2秒以上
1となっている。また、リードアウト領域では1とOが
2秒の周期で繰り返される。
Qチヤンネル8にはディスク内の検索を行うため検索情
報が記録されている。
プログラム領域のQチヤンネル9には検索情報としてア
ドレスが記録されている(第5図(d)参照)。アドレ
スにはプログラム領域の先頭をO分O秒Oフレームとし
て外周にいくにしたがって増大する絶対時間(AMIN
、ASEC,AFRAME)と、各トラックの先頭をO
分0秒Oフレームとする相対時間(MIN、SEC,F
RAME)と、トラックナンバ、インデックスが存在し
、それぞれがBCD (2進化10進数)コードで記録
されている。ここでいうフレームとは、時間の単位で7
5フレームが1秒に相当する。すなわち、時間の単位と
してのフレームは1サブコードフレームの時間長に等し
い。トラックナンバはリードイン領域ではOOl リー
ドアウト領域ではAA(16進表示)で固定である。プ
ログラム領域ではトラックナンバは01から99までの
値をとりうる。
Qチヤンネル9の先頭に記録されるコントロールは4ビ
ツトの制御情報である。この値はプログラム領域の1つ
のトラック内では同様の値をとる。
具体的には以下のような値が記録されている。
00×0・・・2チヤンネルオーデイオ、エンファシス
無し 00×1・・・2チヤンネルオーデイオ、エンファシス
有り 01×0・・・データトラック ××OX・・・デジタルコピー禁止 ××1×・・・デジタルコピー可 (但し、×はOもしくは1) CDには(OOXO)や(OOXI)が記録されている
リードイン領域のQチヤンネル9には検索情報としてプ
ログラム領域とリードアウト領域の配置に関する情報が
記録されている。この情報はT。
C(Table  of  contents: テー
ブル拳オブφコンテンツ)と呼ばれ、プログラム領域内
の各トラックの先頭の絶対時間と各トラックの制御情報
、プログラム領域の最初と最後のトラックナンバと、リ
ードアウト領域の開始絶対時間が記録されている。
以下、TOCの具体的な記録方法について第5図(C)
を用いて説明する。同図はリードイン領域におけるQチ
ャンネルの1サブコードフレーム内の96ビツトのデー
タ構造を模式的に表している。
ビット4からビット7までのADRには(0001)が
記録される。トラックナンバにはリードイン領域のトラ
ックナンバである00が記録される。
MIN、SEC,FRAMEはリードイン領域内におけ
る相対時間をそれぞれ分9秒、フレームで示す。ビット
48からの8ビツトには0が記録される。ビット80か
らの16ビツトはエラー検出用のCRC(Cycl i
c  RedundancV  Check: サイク
リック・リダンダンシイ・チエツク)コードが記録され
る。コントロール。
ポイy)、PMIN、PSEC,PFRAMEを用いて
TOCが記録される。ポイントがBCDコードで01か
ら99までの値を取る場合には、PMIN、PSEC,
PFRAMEにはポイントで示されるトラックの開始絶
対時間がそれぞれ分。
秒、フレームで記録され、コントロールにはポイントで
示されるトラックの制御情報が記録される。
例えばポイント、PMIN、PSEC,PFRAME*
  :17)0−ルがそれぞれ、09. 43. 20
.24,4(0100)であれば第9トラツクが絶対時
間で43分20秒24フレームがら開始するCD−RO
M)ラックであることを示している。ポイントがAO(
16進表示)である場合にはPMINにそのCDの最初
の音楽トラックのトラックナンバであるOfが記録され
る。このときのPsEc、PFRAMEにはOOが記録
さレル。
ポイントがAl (1B進表示)である場合にはPMI
Nにそのディスクの最後の音楽トラックのトラックナン
バーが記録される。このときのPSEC,PFRAME
にはOoが記録される。ポイントがA2(16進表示)
である場合にはPMIN。
PSEC,PFRAMEには絶対時間でリードアウト領
域の開始アドレスが記録される。このT。
Cはリードイン領域内で繰り返し記録されており、また
、連続する3つのサブコードフレームには同一内容が記
録される。
Rチう・ンネルからWチャンネルの6チヤンネルは統一
して扱われる。業務用分野で販売されているCDグラフ
ィックカラオケ装置では、これらのチャンネルにグラフ
ィックデータを記録している(例えば「図解コンパクト
ディスク読本」オーム社96〜122ページ参照)。
次に、CDプレーヤの再生装置について説明する。第3
図はCDプレーヤの内部構成を示すプロツク図で、60
はCD161はCD80を回転させるスピンドルモータ
、62はCD80から信号を読み取るピックアップ、6
3はピックアップ62から出力されたアナログ信号をパ
ルス信号に整形する波形整形回路、64はデータフレー
ム同期やサブコードフレーム同期7を検出する同期検出
回路、65はEFM復調回路、66は誤り検出訂正符号
4を用いてメインチャンネル1の誤り検出訂正を行う誤
り検出訂正回路、67はRAM、68はマイクロプロセ
ッサである。69はCDプレーヤの操作を行うため操作
部であり、CDプレーヤの使用者はこの操作部の10キ
ーやプログラムキー 再生キーを操作してCD60の再
生を行う。
73はDA変換回路、74はローパスフィルタ、75は
サーボ回路76と誤り検出訂正回路66に基準クロック
を送るとともに、マイクロプロセッサ68の動作に必要
なシステムクロックを発生するクロック発生回路、76
はスピンドルモータ61の回転を制御するCLV (C
onstantLinear  Velocity: 
コアスタンド−リニアーベロシティ)サーボを行うサー
ボ回路、77はCD60に読み取りレーザ光のフォーカ
スを合わせるフォーカスサーボと、CD60上に螺旋状
に形成されたトラックを読み取りレーザ光を追従させる
トラッキングサーボと、ピックアップ62を内外周に移
動させるトラバースサーボを行うサーボ回路、78はク
ロック抽出回路である。
まず、CD60がスピンドルモータ6エにセットされる
とマイクロプロセッサ68はサーボ回路77とサーボ回
路76を制御してCD60のり−ドイン領域を再生させ
る。すなわち、マイクロプロセッサ68はサーボ回路7
7を使ってピックアップ62をリードインエリアへ移動
させ、次にスピンドルモータ61を回転させてピックア
ップ62のフォーカスサーボ、 トラッキングサーボ、
 トラバースサーボをかける。ピックアップ62が読み
出した信号はアナログ信号であるため、波形整形回路6
3でパルス信号に変換された後、同期検出回路64とク
ロック抽出回路78へ送られる。
クロック抽出回路78はPLL回路を内蔵しておリ、入
力されたパルス信号からデータの打ち抜きに必要なりロ
ック(以降、このクロックを再生クロックと略記する。
)を作成する。
この再生クロックはサーボ回路76へも送られる。クロ
ック発生回路75は4.3218MHzの基準クロック
を発生し、サーボ回路76は基準クロックと再生クロッ
クが一致するようにスピンドルモータe1の回転速度を
制御する。
同期検出回路64では入力されたパルス信号を再生クロ
ックでラッチし、データフレーム同期とサブコードフレ
ーム同期とを検出し、EFM復調回路65と誤り検出訂
正回路66へ送る。EFM復調回路65ではEFM復調
を行うと同時にメインチャンネル1とサブチャンネル2
の分離を行う。
メインチャンネル1のデータは次段の誤り検出訂正回路
66へ送られる。サブチャンネル2のデータの内Qチャ
ンネル9のデータはCRCを用いて誤り検出が行われた
後、誤りがないデータがマイクロプロセッサ68へ送ら
れる。
マイクロプロセッサ68は入力したQチャンネル9のデ
ータに含まれるTOCを内部メモリ(図示せず)に蓄え
る。TOCによってマイクロプロセッサ68はCD60
の各トラックの開始絶対時間を知り、以降、CD60内
の任意のトラックをアクセスできるようになる。
一般に市販されているCDプレーヤにはプログラム再生
と呼ばれる機能がある。この機能はCDが持っているラ
ンダムアクセス機能を使って、CD内に記録された複数
の曲の再生順序を使用者の好みによって並び変えて演奏
する機能である(例えば、特開昭62−204488号
公報)。この再生順序の指定は操作部69の10キーと
プログラムキーを用いて行われ、再生キーを用いてプロ
グラム再生を開始させる。また、再生する曲を自動的に
ランダムに選択して再生するランダム再生の機能を備え
たCDプレーヤもある。
プログラム再生の具体例を説明する。操作部69から、
第1トラツク、第7トラツク、第9トラツクを順次再生
するように入力された後、再生キーが押されるとこれら
一連の情報はマイクロプロセッサ68へ送られる。マイ
クロプロセッサ68はEFM復調回路65から送られて
くるQチャンネル9内に含まれるアドレスを監視しなが
らサーボ回路77を制御して順次プログラムされたトラ
ックを再生する。この様子を第4図に示す。
第4図は従来のCDプレーヤのプログラム再生の進行の
様子を示した模式図であり、横軸は時間を表している。
第4図において、Tpl、  TI)7゜Tp9はそれ
ぞれ第1トラツク、第7トラツク。
第9トラツクの演奏時間、Ta17は第1トラツクの終
了位置から第7トラツクの開始位置までアクセスするの
に要する時間、Ta79は第7トラツクの終了位置から
第9トラツクの開始位置までアクセスするのに要する時
間を示している。まず、マイクロプロセッサ68は第1
トラツクの再生を開始させ、EFM復調回路85から送
られてくるアドレスを監視し、第1トラツクの再生が終
了したことを検出すると第7トラツクの先頭をアクセス
する。このアクセスは以下の手順で行われる。
まず、マイクロプロセッサ68は内部メモリに蓄えたT
OCの中から、第7トラツクの先頭の絶対時間をえる。
マイクロプロセッサ68は絶対時間をCD80上の物理
位置に変換し、サーボ回路77を介してピックアップ6
2をその位置まで移動させ再生を指示する。再生された
信号からEFM復調回路65でQチヤンネル9のデータ
を抽出し、これに含まれる絶対時間とTOC内の第7ト
ラツクの先頭の絶対時間とを比較する。異なっていれば
マイクロプロセッサ68はピックアップ62を移動させ
たり、トラックジャンプをさせたりして再生位置を移動
させる。この操作は再生位置が第7トラツクの先頭にな
るまで繰り返される。
このアクセス手法については特開昭58−158043
号公報や、特開昭59−5462号公報に詳細に述べら
れている。このアクセスに要する時間が第4図中のTa
17である。
第71−ラックの先頭へのアクセスが終了すると、マイ
クロプロセッサ68は誤り検出訂正回路66に対して、
データを出力するように指示し、誤り検出訂正回路66
から出力されたデータはDA変換回路73、ローパスフ
ィルタ74を介してアナログ音声信号として外部に出力
される。誤り検出訂正回路66では基準クロックにした
がってメインチャンネル1の誤り検出訂正を行い、17
6.4Kbyte/secのデータレートでCD−DA
データを出力する。誤り検出訂正回路66へ送られてく
るメインチャンネル1のデータは再生クロックに同期し
ており、また再生クロックはジッタを含んでいるためR
AM67を用いてジッタ補正が行われる。また、RAM
67は誤り検出訂正時のデータバッファとしても使用さ
れる。
第7トラツクの再生が終了すると同様の手順で第9トラ
ツクの先頭をアクセスする。このアクセスに要する時間
を第4図中ではTa79で示した。
Ta17.Ta79の間は音声は出力されない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、プログラム再生時
に各トラックの先頭にアクセスする場合、トラックが連
続していない限りはアクセス動作が発生し、アクセス中
に音声が途切れるという課題があった。すなわち、複数
の連続領域を次々に再生する場合、各連続領域の開始位
置へ移動する際にデータ出力が途切れてしまうという課
題があった。また、例えば、特開平1−185064号
公報に示されているように、オートチェンジャ機構を用
いて、ディスクを自動的に交換し、複数ディスクの中か
ら再生すべきトラックを選択してプログラム再生を行う
場合には無音期間が相当長くなる。プログラム再生だけ
でなく前述したランダム再生を行う場合にも同様にアク
セス動作中に音が途切れてしまう。
本発明は上記課題に鑑み、複数の連続領域を次々に再生
する場合、各連続領域の開始位置へ移動する際にデータ
出力が途切れることがないデータ再生装置を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のデータ再生装置は、
一連のデータが連続的に記録された記録媒体の中から再
生すべき連続領域を複数箇所指定する領域指定手段と、
領域指定手段が指定した連統領域の開始位置ヘシークし
て開始位置から終了位置まで第1の読み出し速度でデー
タを読み出しながら順次出力する動作を領域指定手段が
指定した全ての連続領域にわたって行う再生手段と、再
生手段から出力されたデータが書き込まれる内部記憶手
段と、内部記憶手段に書き込まれたデータを書き込まれ
た順に一定の第2の読み出し速度で読み出して出力する
データ読出手段と、データ読出手段が出力したデータを
処理し出力する処理出力手段と、少なくとも再生手段が
各連続領域のデータの読み出しを終了する時点では、内
部記憶手段内の未読み出しデータの量が既定値より多く
なるように第1の読み出し速度を制御する制御手段とを
具備するものである。
作用 本発明は上記した構成によって、複数の連続領域を次々
に再生する場合、1つの連続領域を再生した後、次の連
続領域の開始位置へ移動する際にデータ出力が途切れる
期間を短くすることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例のデータ再生装置について、第
1図、第2図を参照しながら説明する。
本実施例では記録媒体としてCDを用いている。
第1図は本発明の一実施例におけるデータ再生装置のブ
ロック図、第2図は第1図のデータ再生装置のプログラ
ム再生の進行の様子を示した模式図であり、横軸は時間
を表している。
第1図において、60はCD161はCD80を回転さ
せるスピンドルモータ、62はCD6゜から信号を読み
取るピックアップ、63はピックアップ62から出力さ
れたアナログ信号をパルス信号に整形する波形整形回路
、64はデータフレーム同期やサブコードフレーム同期
7を検出する同期検出回路、65はEFM復調回路、6
6は誤り検出訂正符号4を用いてメインチャンネル1の
誤り検出訂正を行う誤り検出訂正回路、67はRA、M
、69はCDプレーヤの操作を行うため操作部、73は
DA変換回路、74はローパスフィルタ、77はCD6
0に読み取りレーザ光のフォーカスを合わせるツメ−カ
スサーボと、CD60上に螺旋状に形成されたトラック
を読み取りレーザ光を追従させるトラッキングサーボと
、ピックアップ62を内外周に移動させるトラバースサ
ーボを行うサーボ回路、80は誤り検出訂正回路66か
ら出力されたCD−DAデータを一時的に蓄えるバッフ
ァメモリ、81はバッファメモリ80へのデータの書き
込みを制御する書込制御回路、82はバッファメモリ8
0からのデータの読み出しを制御する読出制御回路、8
3は書込制御回路81が発生する書込アドレスと読出制
御回路82が発生する読出アドレスとを比較するアドレ
ス比較回路、84はマイクロプロセッサ85とマイクロ
プロセッサ87の動作に必要なシステムクロックを発生
するとともに、続出制御回路82に続出クロックを供給
し、DA変換回路73にDA変換に必要なりロックを供
給するクロック発生回路、85はアドレス比較回路83
とマイクロプロセッサ87からの入力を受けてクロック
発生回路86と読出制御回路82を制御するマイクロプ
ロセッサ、86はサーボ回路89と誤り検出訂正回路6
6に基準クロックを送るクロック発生回路、88はクロ
ック抽出回路、89はスピンドルモータ61の回転を制
御するCLVサーボを行うサーボ回路である。
CD 60.  スピンドルモータ61.ピックアップ
62.波形整形回路63.同期検出回路64゜EFM復
調回路65.誤り検出訂正回路66、RAM67DA変
換回路73.ローパスフィルタ74、サーボ回路77の
動作説明およびCDの記録フォーマットは従来例と同じ
であるので省略する。
スピンドルモータ61.ピックアップ62.波形整形回
路63.同期検出回路64.EFM復調回路65.誤り
検出訂正回路66、RAM67゜サーボ回路89.サー
ボ回路77、クロック抽出回路88.マイクロプロセッ
サ87.クロック発生回路86が請求項で示した再生手
段に相当する。
また、(9込制御回路81とバッファメモリ80が内部
記憶手段に相当する。DA変換回路73とローパスフィ
ルタ74が処理出力手段に相当する。
読出制御回路82がとクロック発生回路84がデータ読
出手段に対応する。アドレス比較回路83とマイクロプ
ロセッサ85が制御手段に対応する。
第2図において、50は誤り検出訂正回路66から出力
されたCD−DAデータがバッファメモリ80に入力さ
れる際の入力データレート、51はバッファメモリ80
から出力されるCD−DAデータの出力データレート、
52はバッファメモリ80内のCD−DAデータのデー
タ凰、53は本実施例のデータ再生装置から出力される
各トラックの音声と時間との関係を示している。入力デ
ータレート50と出力データレート51の縦軸に示した
Vは17B、4KbYte/seeを示している。
従来例と同じように第1トラツク、第7トラツク、第9
トラツクのプログラム再生が操作部69からマイクロプ
ロセッサ87に指定されたとする。
マイクロブロセッザ87.サーボ回路89.クロック抽
出回路88.クロック発生回路86はそれぞれ、従来例
で示したマイクロプロセッサ68゜サーボ回路76、ク
ロック抽出回路78.クロック発生回路75と同様の動
作を行い、その結果マイクロプロセッサ87はCD80
のTOCを得る。
マイクロプロセッサ87がEFM復調回路65から送ら
れてくるQチャンネル9のアドレスを監視しながらサー
ボ回路89.サーボ回路77を制御して第1トラツクの
再生が時刻10に開始されたとする。すなわち、マイク
ロプロセッサ87は誤り検出訂正回路66に対して、C
D−DAデータを出力するように指示するとともに、書
込制御回路81に対して誤り検出訂正回路66から送ら
れてくるCD−DAデータをバッファメモリ80に書き
込むように指示する。
書込制御回路81とバッファメモリ80は書込制御線と
アドレス線で接続されている。また、読出制御回路82
とバッファメモIJ 80は読出制御線とアドレス線で
接続されている。すなわち、アドレス線は書込制御回路
81と読出制御回路82で時分割で使用される。書き込
み要求と読み出し要求が同時に発生した場合には読み出
しが優先され、書き込み動作は読み出しが終了するまで
待たされる。書込制御回路81および読出制御回路82
内にはバッファメモリ80のアドレスを指定するための
アドレスカウンタ(図示せず)が内蔵されている。書込
制御回路81のアドレスカウンタは誤り検出訂正回路6
6からのデータクロックでインクリメントされ、読出制
御回路82内のアドレスカウンタはクロック発生回路8
4から送られてくる読出クロックでインクリメントされ
る。双方のアドレスカウンタの値はアドレス比較回路8
3へ送られラッチされる。アドレス比較回路83はラッ
チしたアドレス値を比較されることによっテハッファメ
モリ80内に書き込まれているデータ量52を求め、マ
イクロプロセッサ85に知らせる。
第1トラツクの再生が開始され、マイクロプロセッサ8
7の指示にしたがってバッファメモリ80へのデータ書
き込みが開始されると、アドレス比較回路83からバッ
ファメモリ80内のデータ量52がマイクロプロセッサ
85に知らされる。
マイクロプロセッサ85はアドレス比較回路83の出力
値を常に監視し、バッファメモリ80内にデータが入力
されたことを知ると、読出制御回路82に対してデータ
読み出しを開始するよう指示するとともに、クロック発
生回路86に対して、ある時定数をもって基準クロック
の発振周波数を上げるように指示する。
クロック発生回路86は徐々に基準クロックを上げてい
く。具体的には、基準クロックを4.32・18MHz
から2倍の8.6436MHzまで徐々に上げていく。
基準クロックが4.3218MHzのときに入力データ
レート50はv(17B、4Kb’Yte/5ec)と
なる。サーボ回路89はクロック発生回路86から送ら
れてくる基準クロックとクロック抽出回路88から送ら
れてくる再生クロックとを比較し、両者が一致するよう
にスピンドルモータ61の回転制御を行うため、基準ク
ロックが再生クロックより上げられるとスピンドルモー
タ61の回転速度を上げるように制御が働く。その結果
、入力データレ−)50は徐々に上かっていくが出力デ
ータレート51は一定のまま保たれるので、バッファメ
モリ80内のデータ量52は徐々に増大する。
従来例で示したサーボ回路7Bは基準クロックが4.3
218MHzで動作するように設計されているが、サー
ボ回路89は基準クロックが4.3218MHzから8
.6436MHzの間でスピンドルサーボをかけること
ができる。また、クロ・ツク抽出回路88のクロック抽
出能力もクロック抽出回路78に比べて広い周波数範囲
で動作する。すなわち、クロック抽出回路88に内蔵さ
れているPLL回路の周波数引き込み範囲は、クロック
抽出回路78に内蔵されているPLL回路の周波数引き
込み範囲より広くなっている。また、引き込み範囲の狭
いPLL回路を複数個組み合わせて、切り替えて使うこ
とにより広い引き込み範囲を実現しても良い。
マイクロプロセッサ85はアドレス比較回路83から送
られてくるデータ量52が既定値を越えた段階でクロッ
ク発生回路86に対して基準クロックの周波数を4.3
218MHzに戻すように指示する。クロック発生回路
86は基本クロックの周波数を下げていくため、再生ク
ロックより基準クロックの方の周波数が低くなり、サー
ボ回路89はスピンドルモータ61の回転数を下げる。
以上の操作を経て時刻t1以降は通常の再生速度でCD
60が再生される。CD60の第1トラツクからのデー
タ読み出しは時刻t2で終了するとマイクロプロセッサ
87は誤り検出訂正回路66に対してCD−DAデータ
の出力を停止させると同時に、書込制御回路81に対し
てデータの書き込みを停止させる。また、マイクロプロ
セッサ87は時刻t2からTa17だけの時間をかけて
第7トラツクの先頭へアクセスする。このアクセスの手
法は従来例で示した手法と同様であるので説明は省略す
る。
続出制御回路82によるバッファメモリ80内のCD−
DAデータの読み出し動作は時刻t2以降も続けられる
。この状態はバリノアメモリ80内のデータ量52が0
になる時刻t3まで続く。
すなわち、時刻t2から時刻t3までの間は第7トラツ
クへのアクセス動作と再生装置からの音声出力が並行し
て行われる。アドレス比較回路83は、バッファメモリ
80内のデータ量52がOになったことを検出すると、
制御線(図示せず)を用いて続出制御回路82に対して
データの読み出しを停止するように指示する。
時刻t4で第7トラツクへのアクセスが終了すると、再
びCD60からCD−DAデータの読み出しが開始され
るとともに、バッファメモリ80゜DA変変目回路73
ローパスフィルタ74を介して音声出力が再開される。
第1トラツクの音声出力が停止されてから、第7トラツ
クの再生が開始されるまでの無音期間は出力データレー
ト51が0の期間、すなわち、t3からt4の間のみで
ある。このように、連続領域の再生が終了する時点では
バッファメモリ80内の未読み出しデータを確保するよ
うに、読み出し速度を制御することによって無音期間、
すなわち、見かけ上のアクセス時間を短縮することがで
きる。例えば、バッファメモリ80の容量を128Kb
yte/seeとし、時刻t2で120KbVte/s
ecの未読み出しデータがバッファメモリ80内に存在
するとすれば、このデータ量は約0.7秒分のCD−D
Aデータに相当するためアクセスによる無音期間が0.
7秒縮小される。Ta17を1秒と仮定すれば見かけ」
二のアクセス時間は0.3秒となる。
第7トラツクの再生が開始されると時刻10からtlの
期間と同様の手順でCD60の再生速度が制御される。
すなわち、時刻t4からt5の間はマイクロプロセッサ
85によってクロック発生回路86の基準クロックの周
波数が」二げられ、その結果、入力データレート50は
出力データレート51より高くなるのでバッファメモリ
80内にCD−DAデータが蓄えられる。時刻t5以降
は入力データレート50と出力データレート51は等し
く保たれるためバッファメモリ80内のデータ量52は
一定に保たれる。
時刻t6でCD60からのデータ読み出しが終了すると
、マイクロプロセッサ87はTa79の時間をかけて時
刻t7に第9トラツクの先頭へのアクセスを終了し、C
D60の第9トラツクからのデータの読み出しを開始す
る。Ta79を0.4秒とし、時刻t6でのデータ量5
2を120Kbyte/secと仮定すると、時刻t7
ではバッファメモリ80内には0.3秒分の第7トラツ
クのCD−DAデータが残されている。したがって時刻
t7から時刻t8の間はローパスフィルタ74から出力
される音声は第7トラツクの音声であるが、CD60か
らのデータ読み出しは第9トラツクのデータが読み出さ
れていることになる。
すなわち、第7トラツクの音声出力終了後、直ちに第9
トラツクの音声出力が行われるため、無音期間はなく、
見かけ上のアクセス時間は0秒となる。
マイクロプロセッサ85はマイクロプロセッサ87から
第9トラツクのデータ読み出しが開始されたことを知る
と、時刻t7ではバッファメモリ80内のデータ量52
が既定値より下回っているため再びクロック発生回路8
6に対して基準クロックを上げるように指示する。以下
同様の手順を経て、時刻t9以降は入力データレート5
0と出力データレート51が等しく保たれ、第9トラツ
クからのデータ読み出しが終了する時刻t10以降はバ
ッファメモリ80内のデータ量52がOになる時刻tl
lまでは引き続きバッファメモリ80から176.4K
bYte/secのデータレートでCD−DAデータが
読み続けられる。
本実施例で、従来のCDプレーヤのように、再生してい
る場所をトラックナンバや時間で表示する操作はマイク
ロプロセッサ85が行う。マイクロプロセッサ85はア
ドレス比較回路83から送られてくるバッファメモリ8
0内のデータ量52を時間量に換算し、マイクロプロセ
ッサ87から送られてくるQチャンネル9内に含まれる
アドレスデータを計算で求めた時間量だけ遅らせて表示
装置(図示せず)に表示する。
以上のように本実施例によれば、一連のデータが連続的
に記録された記録媒体の中から再生すべき連続領域を複
数箇所指定する領域指定手段と、領域指定手段が指定し
た連続領域の開始位置ヘシークして開始位置から終了位
置まで第1の読み出し速度でデータを読み出しながら順
次出力する動作を領域指定手段が指定した全ての連続領
域にわたって行う再生手段と、再生手段から出力された
データが書き込まれる内部記憶手段と、内部記憶手段に
書き込まれたデータを書き込まれた順に一定の第2の読
み出し速度で読み出して出力するデータ読出手段と、デ
ータ読出手段が出力したデータを処理し出力する処理出
力手段と、少なくとも再生手段が各連続領域のデータの
読み出しを終了する時点では、内部記憶手段内の未読み
出しデータの量が既定値より多くなるように第1の読み
出し速度を制御する制御手段とを具備することにより、
複数の連続領域を次々に再生する場合、1つの連続領域
を再生した後、次の連続領域の開始位置へ移動する際に
データ出力が途切れる期間を短くすることができること
となる。
なお、上記実施例ではプログラム再生の最終曲である第
9トラツクの再生終了時にもバッフアメモリ80内のデ
ータ量52を既定値以上に確保していたが、次に再生す
べき連続領域がない場合にはバッファメモリ80内のデ
ータ量はいくらでも良い。但し、使用者によっていつ次
の再生領域が指定されるかわからないため、最終の連続
領域の再生終了時にも既定値以上のデータ量をバッファ
メモリ内に確保しておく方が望ましい。
また、上記実施例では使用者が再生する連続領域を指定
するプログラム再生を例に説明したが、再生装置自身が
再生する連続領域を選ぶランダム再生においても同様の
効果が得られる。この場合には、使用者が操作部69の
ランダム再生ボタンでランダム再生を指定すると、マイ
クロプロセッサ87が任意の連続領域を選んで再生する
ことになる。したがって、この場合には、マイクロプロ
セッサ87は領域指定手段の機能も兼ねることになる。
また、上記実施例では同一のCDから複数の連続領域を
指定する例を説明したが、複数のCD内から再生する領
域を選んで順次再生する場合にも適応できることは明か
である。この場合には再生の終了したCDを次に再生す
べきCDに交換して新しいディスクの指定された連続領
域の先頭にピックアップを移動するまでがアクセス時間
となる。
また、上記実施例では動作説明を詳細に行うためにバッ
ファメモリ80は通常のRAMを用いたが、FIFOメ
モリを用いればバッファメモリ80、書込制御回路81
.読出制御回路82.アドレス比較回路83の機能が容
易に実現できる。
また、上記実施例では制御手段の機能を明確に説明する
ためにマイクロプロセッサ87とマイクロプロセッサ8
5の2つのマイクロプロセッサを用いたが、1つのマイ
クロプロセッサで実現できることはいうまでもない。
また、上記実施例ではバッファメモリ80内にはCD−
DAデータのみ書き込んでいたが、サブコードデータを
も書き込んでも良い。このようにすれば、前述したよう
に、マイクロプロセッサ85が再生位置の表示を行う場
合にも時間換算する必要はなくなるとともに、サブコー
ドのR−Wチャンネルを用いたCDグラフィックカラオ
ケ装置に適応すれば音声とグラフィックスデータの対応
関係に時間的ズレが発生することはない。
また、上記実施例では誤り検出訂正後のデータを内部記
憶手段に記憶していたが、EFM復調回路65と誤り検
出訂正回路66の間にバッファメモリ80.書込制御回
路81.読出制御回路82゜アドレス比較回路83を設
け、一定のデータレートで読み出されたデータを誤り検
出訂正回路66へ送るように構成しても良い。この場合
にはRAM67の容量を増大してバッファメモリ80の
機能をも持たせ、誤り検出訂正回路66に書込制御回路
81.読出制御回路82.アドレス比較回路83の機能
を内蔵することも可能である。
また、前記実施例では連続領域の再生開始直後から記録
媒体からのデータの読み出し速度を上げるように構成し
ていたが、再生終了時に既定値以上のデータがあればど
のようなタイミングでデータ読み出し速度を上げても構
わない。例えば、アクセス中に回転速度を上げておき連
続領域からのデータ読み出し開始時から高読み出し速度
でデータの読め出しを行っても良い。この場合にはザブ
コードアドレスを読み込むのに要する時間や回転待ち時
間が減少され、結果として高速アクセスが実現できる為
、バッファメモリ80の容量も少なくてすむ。
また、連続領域の時間とバッファメモリ80のデータ容
量から連続領域の再生終了時に既定値以上のデータが蓄
えられるよ・うな読み出し速度を算出し、この読み出し
速度で連続領域を再生しても良い。但し、連続領域の再
生中に操作部69から再生中の連続領域の再生を中断し
て次の連続領域トラックの再生を始めるように指示され
る場合も想定されるので、連続領域の再生が開始された
らできるだけ早い時期にバッファメモリ80内に既定値
具」二のデータを蓄える方が望ましい。
また、上記実施例では記録媒体としてCDを例に説明し
たが、記録媒体はCDに限るものではなく、例えばCD
−ROM、DAT、  クイックディスク等の一連のデ
ータが連続的に記録できる記録媒体であれば良い。
発明の効果 以上のように本発明は、一連のデータが連続的に記録さ
れた記録媒体の中から再生すべき連続領域を複数箇所指
定する領域指定手段と、領域指定手段が指定した連続領
域の開始位置ヘシークして開始位置から終了位置まで第
1の読み出し速度でデータを読み出しながら順次出力す
る動作を領域指定手段が指定した全ての連続領域にわた
って行・う再生手段と、再生手段から出力されたデータ
が書き込まれる内部記憶手段と、内部記憶手段に書き込
まれたデータを也き込まれた順に一定の第2の読み出し
速度で読み出して出力するデータ続出手段と、データ読
出手段が出力したデータを処理し出力する処理出力手段
と、少なくとも再生手段が各連続領域のデータの読み出
しを終了する時点では、内部記憶手段内の未読み出しデ
ータの量が既定値より多くなるように第1の読み出し速
度を制御する制御手段とを具備することにより、複数の
連続領域を次々に再生する場合、1つの連続類域を再生
した後、次の連続領域の開始位置へ移動する際にデータ
出力が途切れる期間を短くすることができる。
さらに、既定値が、再生手段が指定された連続領域から
のデータの読み出しが終了してから次に再生すべき連続
領域もしくは次に再生すべき記録媒体の連続領域からの
データの読み出しを再開するまでの間に第2の読み出し
速度で内部記憶手段から読み出されるデータの総量以上
であるようにすることによりデータ出力が途切れること
はなくなり、見かけ上のアクセス時間がゼロになるとい
う効果が得られる。特に、ディスクを次々に交換して再
生するオートチェンジャ機能付きのプレーヤに本発明を
適用すれば、数秒から士数秒発生する無音期間をゼロに
することができ、その実施効果は大きい。
また、制御手段は、再生手段が指定された連続領域から
のデータの読み出しを開始する際もしくは開始した直後
の第1の読み出し速度を第2の読み出し速度より一りげ
るように制御し、内部記憶手段内の未読み出しデータが
既定値より多くなった時点で前記第1の読み出し速度を
前記第2の読み出し速度と等しくするように制御するこ
とにより、連続領域の再生を中断して次の連続領域の再
生を開始する場合でもデータ出力が途切れることがない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるデータ再生装置のブ
ロック図、第2図は同実施例のプログラム再生の進行の
様子を示した模式図、第3図は従来のCDプレーヤの内
部構成を示すブロック図、第4図は同従来例のプログラ
ム再生の進行の様子を示した模式図、第5図はCDに記
録されるデータのツメ−マットを示しており、(a)は
記録の最小単位であるデータフレームの模式図、(b)
はサブコードフレームの模式図、(C)はリードイン領
域におけるQチャンネルのデータフォーマットの模式図
、(d)プログラム領域におけるQチャンネルのデータ
フォーマットの模式図である。 80・・・バッファメモリ、  81・・・書込制御回
路、82・・・読出制御回路、  83・・・アドレス
比較回路、  84・・・クロック発生回路、  85
・・・マイクロプロセッサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一連のデータが連続的に記録された記録媒体の中
    から再生すべき連続領域を複数箇所指定する領域指定手
    段と、 前記領域指定手段が指定した連続領域の開始位置へシー
    クして前記開始位置から連続領域の終了位置まで第1の
    読み出し速度でデータを読み出しながら順次出力する動
    作を前記領域指定手段が指定した全ての連続領域にわた
    って行う再生手段と、前記再生手段から出力されたデー
    タが書き込まれる内部記憶手段と、 前記内部記憶手段に書き込まれたデータを書き込まれた
    順に一定の第2の読み出し速度で読み出して出力するデ
    ータ読出手段と、 前記データ読出手段が出力したデータを処理し出力する
    処理出力手段と、 少なくとも前記再生手段が各連続領域のデータの読み出
    しを終了する時点では、前記内部記憶手段内の未読み出
    しデータの量が既定値より多くなるように前記第1の読
    み出し速度を制御する制御手段とを具備したデータ再生
    装置。 (2)一連のデータが連続的に記録された複数の記録媒
    体の中から再生すべき記録媒体の連続領域を複数箇所指
    定する領域指定手段と、 前記領域指定手段が指定した記録媒体の連続領域の開始
    位置へシークして前記開始位置から連続領域の終了位置
    まで第1の読み出し速度でデータを読み出しながら順次
    出力し、次に再生すべき連続領域が異なる記録媒体中で
    あればデータの読み出し終了後直ちに記録媒体を交換し
    、次に再生すべき連続領域の開始位置へシークしてデー
    タの読み出しを再開し、次に再生すべき連続領域が同一
    の記録媒体中であればデータの読み出し終了後直ちに次
    に再生すべき連続領域の開始位置へシークしてデータの
    読み出しを再開する再生手段と、前記再生手段から出力
    されたデータが書き込まれる内部記憶手段と、 前記内部記憶手段に書き込まれたデータを書き込まれた
    順に一定の第2の読み出し速度で読み出して出力するデ
    ータ読出手段と、 前記データ読出手段が出力したデータを処理し出力する
    処理出力手段と、 少なくとも前記再生手段が各連続領域のデータの読み出
    しを終了する時点では、前記内部記憶手段内の未読み出
    しデータの量が既定値より多くなるように前記第1の読
    み出し速度を制御する制御手段とを具備したデータ再生
    装置。 (3)既定値が、再生手段が指定された連続領域からの
    データの読み出しが終了してから次に再生すべき連続領
    域もしくは次に再生すべき記録媒体の連続領域からのデ
    ータの読み出しを再開するまでの間に第2の読み出し速
    度で内部記憶手段から読み出されるデータの総量以上で
    ある請求項1もしくは2記載のデータ再生装置。 (4)記録媒体にはデジタルオーディオデータが記録さ
    れており、処理出力手段内にディジタルアナログ変換回
    路が含まれている請求項1、2もしくは3記載のデータ
    再生装置。(5)制御手段は、再生手段が指定された連
    続領域からのデータの読み出しを開始する際もしくは開
    始した直後の第1の読み出し速度を第2の読み出し速度
    より上げるように制御し、内部記憶手段内の未読み出し
    データが既定値より多くなった時点で前記第1の読み出
    し速度を前記第2の読み出し速度と等しくするように制
    御する請求項1、2もしくは3記載のデータ再生装置。 (6)記録媒体がディスク形状であって、データのディ
    スク上での位置を示すアドレスデータが前記データとと
    もに角速度一定もしくは線速度一定で同心円状もしくは
    螺旋状に記録されており、再生手段は前記アドレスデー
    タを用いて指定された連続領域の開始位置へシークし、 制御手段は前記ディスクの再生角速度もしくは再生線速
    度を指定することによって第1の読み出し速度を制御す
    る請求項1、2、3、4もしくは5記載のデータ再生装
    置。
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