JPH03228262A - データ再生装置とデータ再生方法 - Google Patents

データ再生装置とデータ再生方法

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JPH03228262A
JPH03228262A JP2243390A JP2243390A JPH03228262A JP H03228262 A JPH03228262 A JP H03228262A JP 2243390 A JP2243390 A JP 2243390A JP 2243390 A JP2243390 A JP 2243390A JP H03228262 A JPH03228262 A JP H03228262A
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裕之 飯塚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンパクトディスク(以下、CDと略記する)
、デジタルオーディオテープ(以下、DATと略記する
)や光学式ビデオディスク(以下、LDと略記する)等
の音声や画像を実時間再生する記録媒体に時間属性のな
いデータを記録した媒体を再生する再生装置に関するも
のである。
従来の技術 近年、CDを応用したコンパクトディスク・リード・オ
ンリー・メモリ(以下、CD−ROMと略記する)に代
表されるように、本来、時間属性を持ったデータを記録
する記録媒体に文字データやコンピュータプログラムの
ような時間属性を持たないデータを記録する手法が確立
され、その再生装置も広く普及しようとしている。
以下、上述したデータ再生装置の一例について説明する
CDは標本化周波数44.1kHz、 量子化ビット数
16でデジタルデータに変換された2チヤンネルの音声
を記録する記録媒体であり、CDの再生時の音声データ
の転送レートは176.4 k byte/secとな
っている。この音声データの代わりに文字データや画像
データ、コンピュータプログラム等の一般のデジタルデ
ータを記録するのがCD−ROMであり、記録内容が異
なるだけでその他は基本的にCDと同一である。これら
のデータを記録するために、CD−ROMでは音声デー
タ記憶領域にブロック構造化を施し、150 k by
te/seeの転送レートを得ている(たとえば「エレ
クトロニクス」昭和60年2月号73〜80ページ)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、CDの再生装置を
そのままCD−ROMに応用しているため、150 k
 byte/seeの転送レートしか得られないという
課題を有していた。画像データの転送を例にとると、6
40X480ドツト、一画素あたり8ビツトの階調を持
つ画像は1画面あたり30Q kbyte/seaのデ
ータ量となり、1画面分のデータを取り込むのに2秒も
かかってしまう。
CD−ROMの転送レートを上げる手法としては特開昭
59−178607号公報がある。この公報に開示の手
法は、オーディオデータにビデオデータを混在させて記
録することによるオーディオデータの転送レートの低下
を、再生線速度を上げることによって最小限に抑える手
法である。これを実現するために再生線速度をディスク
内に記録している。しかしながら、記録されているデー
タが音声データで実時間再生を要求されるため、この手
法でCD−ROMにデータを記録した場合、一般のCD
−ROMドライブ装置では再生ができないという課題を
有していた。すなわち、このディスクは線速度を上げて
再生しなければ音声の実時間再生が保証できないため、
150 Kbyte/secの転送レートしか実現でき
ない一般のCD−ROMドライブ装置では再生できない
本発明は上記課題に鑑み、専用の記録媒体を必要とせず
、かつ、必要に応じて高転送レートを実現するデータ再
生装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のデータ再生装置は、
データと制御情報が記録された記録媒体を再生し再生信
号を出力する再生手段と、再生信号を制御情報とデータ
に分離し出力する分離手段と、データを処理し出力する
処理出力手段と、制御情報を用いて記録媒体内のデータ
の再生に実時間性が要求されるかどうかを判断し、実時
間性が要求されない場合には要求される場合より高速に
記録媒体を再生するように再生手段を制御する制御手段
を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、データの再生に実時間
性が要求されない場合には高転送レートでデータを再生
できることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例のデータ再生装置について、第
1図、第2図、第3図を参照しながら説明する。本実施
例では記録媒体としてCD−ROMを用いている。第1
図は本発明の一実施例におけるデータ再生装置の概略ブ
ロック図、第2図は第1図のデータ再生装置の詳細ブロ
ック図、第3図はCDもしくはCD−ROMのデータフ
ォーマットの模式図である。
まず、第3図を用いてCD−ROMのデータフォーマッ
トについて説明する。
第3図において、(a)は記録の最小単位であるデータ
フレームの模式図、(b)はサブコードフレームの模式
図、(C)はり−ドイン領域におけるQチャンネルのデ
ータフォーマットの模式図、(d)はプログラム領域に
おけるQチャンネルのデータフォーマットの模式図であ
る。CDにはディスクの内周から外周に向かって、リー
ドイン領域、プログラム領域、ディスクの終端を示すリ
ードアウト領域が存在し、実際のデータが記録されるの
はプログラム領域である。CDも第3図と同様のデータ
フォーマットで音声データが記録される。
1データフレームにはサブチャンネル2とメインチャン
ネル1が存在し、CD−ROMに時分割で記録される。
サブチャンネル2には1バイトのデータ記録域があり、
メインチャンネル1には24バイトのデータ3用と8ノ
、イイトの誤り検出訂正符号4用の計32バイトのデー
タの記録域がある。
CDではデータ3の位置に標本化周波数44.1k H
i  量子化ビット数16ビツトで量子化された2チヤ
ンネルのオーディオデータ(以降、このデータをCD−
DAデータと略記する)が記録される。したがって、デ
ータフレームレートは 44゜1kX (16/8)X
2/24 = 7350デ一タフレーム/秒となる。C
D−ROMではこの領域にブロック構造化された一般の
デジタルデータを記録する。このブロック構造化の手法
に関しては後述する。誤り検出訂正符号4はメインチャ
ンネル1のデータのデータ誤りを検出訂正するための符
号であり、サブチャンネル2に対するものではない。C
DとCD−ROMでは誤り検出訂正符号4の作成方法は
同じである。
これらのデータをCD−ROMに記録する前には、 E
FM(Eight−to−Fourteen−Modu
 l a t i on)変調や、データフレームの境
界を識別するためのデータフレーム同期信号の付加作業
等が行われる。その結果、1データフレームは588ビ
ツトとなり、CD−ROMに記録される際のビットレー
トは580X7350 = 4. 3218 Mbit
/secとなる。このデータはNRZ i信号の形式で
、速度一定(約1.25m/5ec)で記録される。
連続する98デ一タフレーム分のサブチャンネル2でサ
ブコードフレームを構成する。サブコードフレームは1
秒間に75個存在する。この様子を第3図(b)に示す
。最初の2デ一タフレーム分のサブチャンネル2でサブ
コードフレーム同期7を構成し、残りの96デ一タフレ
ーム分のサブチャンネル2でサブコードと呼ばれるデー
タを記録する。サブコードの1バイトは各ビットがそれ
ぞれチャンネルに対応しており、これらのチャンネルを
Pチャンネル、Qチャンネル、・・・、Wチャンネルと
呼んでいる。
Pチャンネル8はトラック(CDでは通常1トラツクが
1曲に対応する)の頭出しに用いられるフラグであり、
プログラム領域においては各トラックが始まる前に2秒
以上1となっている。また、リードアウト領域では1と
Oが2秒の周期で繰り返される。
Qチャンネル9にはディスク内の検索を行うための検索
情報が記録されている。
プログラム領域のQチャンネル9には検索情報としてア
ドレスが記録されている(第3図(d)参照)。アドレ
スにはプログラム領域の先頭をO分0秒Oフレームとし
て外周にいくにしたがって増大する絶対時間(AMIN
、ASEC,AFRAME)と、各トラックの先頭をO
分O秒Oフレームとする相対時間(MIN、SEC,F
RAME)と、トラックナンバ、インデックスが存在し
、それぞれがBCDコード(2進化10進数)で記録さ
れている。ここでいうフレームとは時間の単位で75フ
レームが1秒に相当する。すなわち、時間の単位として
のフレームは1サブコードフレームの時間長に等しい。
トラックナンバはリードイン領域ではOOl リードア
ウト領域ではAA(16進表示)で固定である。プログ
ラム領域ではトラックナンバは01から99までの値を
とりつる。
Qチャンネル9の先頭に記録されるコントロールは4ビ
ツトの制御情報である。この値はプログラム領域の1つ
のトラック内では同様の値をとる。
具体的には以下のような値が記録されている。
ooxo・・・2チヤンネルオーデイオ、エンファシス
無し 00×1・・・2チヤンネルオーデイオ、エンファシス
有り 01×O・・・データトラック ××0×・・・デジタルコピー禁止 ××1×・・・デジタルコピー可 (但し、×はOもしくは1) CDには(OOXO)や(OOXI)が記録されている
。一方、CD−ROMには(OIXO)が記録されてい
る。但し、CD−ROMディスクでもCD−DAデータ
が記録されたトラック(以降、CD−DA)ラックと略
記する)を設けることもでき、これらのトラックにはコ
ントロールとして(OOXO)や(OOXI)が記録さ
れている。すなわち、CD−ROMにはデータ3の領域
にブロック構造化された一般のデジタルデータが記録さ
れたトラック(以降、CD−ROMl−ラックと略記す
る)のみからなるディスクと、CD−ROM)ラックと
CD−DA )ラックが混在するディスクが存在する。
リードイン領域のQチャンネル9には検索情報としてプ
ログラム領域とリードアウト領域の配置に関する情報が
記録されている。この情報はTOC(Table  o
f  contents)と呼ばれ、プログラム領域内
の各トラックの先頭の絶対時間と各トラックの制御情報
、プログラム領域の最初と最後のトラックナンバと、リ
ードアウト領域の開始絶対時間が記録されている。
以下、TOCの具体的な記録方法について第3図(C)
を用いて説明する。同図はリードイン領域におけるQチ
ャンネルの1サブコードフレーム内の96ビツトのデー
タ構造を模式的に表わしている。ビット4からビット7
までのADRには(0O01)が記録される。トラック
ナンバにはり一ドイン領域のトラックナンバであるOO
が記録される。MIN、SEC,FRAMEはリードイ
ン領域内に於ける相対時間をそれぞれ分9秒、フレーム
で示す。ビット48からの8ビツトにはOが記録される
。ビット80からの16ビツトはエラー検出用のCRC
(CYclic  RedundancY  Chec
k):T−ドが記録される。コントロール、 ポイント
、  PMIN、  PSEC,PFRAMEを用いて
TOCが記録される。ポイントがBCDコードで01か
ら99までの値を取る場合には、PMIN、PSEC,
PFRAMEにはポイントで示されるトラックの開始絶
対時間が、それぞれ分9秒、フレームで記録され、コン
トロールにはポイントで示されるトラックの制御情報が
記録される。たとえば、ポイント、PMIN。
PSEC,PFRAME、  コントロールが、それぞ
れ09.43,20,24.4(0100)であれば第
9トラツクが絶対時間で43分20秒24フレームから
開始するCD−ROM)ラックであることを示している
。ポイントがAO(16進表示)である場合にはPMI
NにそのCDの最初の音楽トランクのトラックナンバで
ある01が記録される。このときのPSEC,PFRA
MEにはOOが記録される。ポイントがAl (16進
表示)である場合にはPMINにそのディスクの最後の
音楽トラックのトラックナンバが記録される。
このときのPSEC,PFRAMEにはOOが記録され
る。ポイントがA2(16進表示)である場合にはPM
IN、PSEC,PFRAMEには絶対時間でリードア
ウト領域の開始アドレスが記録される。このTOCはリ
ードイン領域内で繰り返し記録されており、また、連続
する3つのサブコードフレームには同一内容が記録され
る。
RチャンネルからWチャンネルの6チヤンネルは統一し
て扱われる。業務用分野で販売されているCDグラフィ
ックカラオケ装置では、これらのチャンネルにグラフィ
ックデ〒りを記録している。
次に、第1図を用いて上述したCD−ROMディスクが
本発明のデータ再生装置でどのように再生されるかを説
明する。
第1図において、50はCD−ROM151はCD−R
OMを再生しデータと制御情報を出力する再生手段、5
2はデータと制御情報を分離する分離手段、53はデー
タの処理および出力を行う処理出力手段、54は制御情
報を入力し再生手段51を制御する制御手段である。
CD−ROM50は上述した文字や画像データが記録さ
れたCD−ROM)ラック(第1.第2トラツク)と、
音声が記録されたCD−DA )ラック(第3〜第10
トラツク)が混在しているものとする。
まず、CD−ROM50が再生手段51にセットされる
と、制御手段54は再生手段51を制御してCD−RO
M50のリードイン領域を再生させる。再生手段51は
リードイン領域を再生し、分離手段52は再生手段51
から出力された再生信号の中からデータフレーム同期を
検出し、メインチャンネル1とサブチャンネル2を分離
する。
サブチャンネル2に含まれるQチャンネル9のデータは
制御手段54へ送られる。制御手段54はQチャンネル
9に記録されているTOCを内部メモリに蓄える。TO
Cには上述したように、各トラックの先頭の絶対時間と
各トラックの制御情報等が含まれているため、以降、制
御手段54は再生手段51を制御して入力手段(図示せ
ず)から指定されたCD−ROM50の任意の位置を再
生させることが可能となる。
外部から制御手段54に第5トラツクの再生が指示され
た場合、制御手段54は内部メモリに蓄えたTOCの中
から、第5トラツクの先頭の絶対時間と第5トラツクの
制御情報を得る。制御手段54は絶対時間をCD−RO
M50上の物理位置に変換し、再生手段51内のピック
アップ(図示せず)をその位置まで移動させ、再生手段
51の再生を指示する。制御手段54は制御情報から第
5トラツクがCD−DA トラックであると知り、CD
−DA)ラックはデータの再生に実時間性が要求される
ので、この再生は約1.25馬15ecの線速度で行わ
れる。この再生が開始されるとCD−DAデータが処理
出力手段53に176.4 kbyte/seeのデー
タレートで送られる。処理出力手段53では、送られて
きたCD−DAデータを2チヤンネルのアナログ音声信
号に変換して外部に出力する。
外部から制御手段54に第2トラツクの再生が指示され
た場合にも、制御手段54は同様に内部メモリに蓄えた
TOCの中から、第2トラツクの先頭の絶対時間と第2
トラツクの制御情報を得る。
制御手段54は絶対時間をCD−ROM50上の物理位
置に変換し、再生手段51内のピックアップ(図示せず
)をその位置まで移動させ、再生手段51の再生を指示
する。制御手段54は制御情報から第2トラツクがCD
−ROM)ラックであると知る。CD−ROMトラック
は文字データやコンピュータプログラムのような一般的
には時間属性のないデータが記録されているので、この
再生は線速度を1. 25 m/seeより上げて行わ
れる。
たとえば、2倍に再生速度を上げると処理出力手段53
へは約300 kbyte/secの転送レートでデー
夕が高速に送られる。
次に、第2図を用いて上述した第1図のデータ再生装置
の動作をより詳細に説明する。
第2図は第1図のデータ再生装置の詳細ブロック図であ
る。
第2図において、60はCD−ROM50と同じCD−
ROMであり、第1トラツクと第2トラツクはCD−R
OMトラック、第3トラツクから第10トラツクはCD
−DA )ラックであるとする。61はCD−ROM6
0を回転させるスピンドルモータ、62はCD−ROM
60から信号を読み取るピックアップ、63はピックア
ップ62から出力されたアナログ信号をパルス信号に整
形する波形整形回路、64はデータフレーム同期やサブ
コード、フレーム同期7を検出する同期検出回路、65
はEFM復調回路、66は誤り検出訂正符号4を用いて
メインチャンネル1の誤り検出訂正を行う誤り検出訂正
回路、67はRAM、68はマイクロプロセッサ、69
はCD−ROM信号処理回路、70はRAM、71はマ
イクロプロセッサ、72はスイッチ回路、73はDA変
換回路、74はインタフェース回路である。75はクロ
ック発生回路であり、サーボ回路77と誤り検出訂正回
路66に基準クロックを送ったり、マイクロプロセッサ
68と71にマスタクロツタを送ったり、CD−ROM
信号処理回路69とインタフェース回路74とDA変換
回路73の動作に必要なりロックを出力している。76
はパーソナルコンピュータ、77はスピンドルモータ6
1の回転を制御するCLV(Constant  Li
near   Velocity)  サーボ、 CD
−ROM80に読み取りレーザ光のフォーカスを合わせ
るフォーカスサーボ、CD−ROME30上に螺旋状に
形成されたトラックに読み取りレーザ光を追従させるト
ラッキングサーボ、ピックアップ62を内外周に移動さ
せるトラバースサーボ等を行うサーボ回路、78はクロ
ック抽出回路である。
再生手段51は、モータ61.ピックアップ62、波形
整形回路63.同期検出回路64.クロック抽出回路7
8.サーボ回路77からなる。分離手段52は、EFM
復調回路65.誤り検出訂正回路8B、RAM67、C
D−ROM信号処理回路69.RAM70.  インタ
フェース回路74゜スイッチ回路72からなる。処理出
力手段53は、DA変!回路73.パーソナルコンピュ
ータ76からなる。制御手段54は、マイクロプロセッ
サ68、マイクロプロセッサ71.クロック発生回路7
5.インタフェース回路74からなる。
まず、CD−ROM60がスピンドルモータ61にセッ
トされると、マイクロプロセッサ68はサーボ回路77
を制御してCD−ROM60のリードイン領域を再生さ
せる。すなわち、マイクロプロセッサ68はサーボ回路
77を使ってピックアップ62をリードインエリアへ移
動させ、次に、スピンドルモータ61を回転させてピッ
クアップ62のフォーカスサーボとトラッキングサーボ
をかける。ピックアップ62が読み出した信号はアナロ
グ信号であるため、波形整形回路63でパルス信号に変
換された後、同期検出回路64とクロック抽出回路78
へ送られる。クロック抽出回路78はPLL回路を内蔵
しており、入力されたパルス信号からデータの打ち抜き
に必要なりロック(以降、このクロックを再生クロック
と略記する)を作成する。同期検出回路64では入力さ
れたパルス信号を再生クロックでラッチし、データフレ
ーム同期とサブコードフレーム同期を検出し、EFM復
調回路65と誤り検出訂正回路66へ送る。
EFM復調回路65ではEFM復調を行うと同時に、メ
インチャンネル1とサブチャンネル2の分離を行う。メ
インチャンネル1のデータは次段の誤り検出訂正回路6
6へ送られる。サブチャンネル2のデータの内Qチャン
ネル9のデータはCRCを用いて誤り検出が行われた後
、誤りがないデータがマイクロプロセッサ68へ送られ
る。マイクロプロセッサ68は入力したQチャンネル9
のデータに含まれるTOCを内部メモリ(図示せず)に
蓄える。TOC内の制御情報によってマイクロプロセッ
サ68はCD−ROM60の第1トラツクと第2トラツ
クがCD−ROM)ラックであり、第3トラツクから第
10トラツクがCD−DAトラックであることを知る。
パーソナルコンピュータ76がインタフェース回路74
.マイクロプロセッサ71を介してマイクロプロセッサ
68に第5トラツクの再生を指示した場合、マイクロプ
ロセッサ68は内部メモリに蓄えたTOCの中から、第
5トラツクの先頭の絶対時間と第5トラツクの制御情報
を得る。マイクロプロセッサ68は絶対時間をCD−R
OM80上の物理位置に変換し、サーボ回路77を介し
てピックアップ62をその位置まで移動させ再生を指示
する。第5トラツクの実際の再生が開始されるまでには
以下の手順がとられる。まず、マイクロプロセッサ68
はピックアップ62を絶対時間から算出されたおおよそ
の位置まで移動させ再生を行う。再生された信号からE
FM復調回路65でQチャンネル9のデータを抽出し、
これに含まれる絶対時間とTOC内の第5トラツクの先
頭の絶対時間を比較する。異なっていればマイクロプロ
セッサ68はピックアップ62を移動させたり、トラッ
クジャンプをさせたりして再生位置を移動させる。この
操作は再生位置が第5トラツクの先頭になるまで繰り返
される。
第5トラツクの先頭まで移動させると再生が開始すれる
。マイクロプロセッサ68は制御情報から第5トラツク
がCD−DA )ラックであると知る。CD−DA ト
ラックはデータの再生に実時間性が要求されるので、こ
の再生は約1 、25 m/secの線速度で行われる
。マイクロプロセッサ68はクロック発生回路75に4
.3218MHzの基準クロックを発生するように指示
する。この基準クロックはサーボ回路77と誤り検出訂
正回路66に送られる。サーボ回路77ではクロック抽
出回路78から送られてきた再生クロックと基準クロッ
クが同一の周波数になるようにスピンドルモータ61の
回転制御を行う。一方、誤り検出訂正回路66では基準
クロックに従ってメインチャンネル1の誤り検出訂正を
行い、L 76.4 Kbyte/seeのデータレー
トでCD−DAデータを出力する。
誤り検出訂正回路66へ送られてくるメインチャンネル
1のデータは再生クロックに同期しており、また、再生
クロックはジッタを含んでいるため、RAM67を用い
てジッタ補正が行われる。また、RAM67は誤り検出
訂正時のデータバッファとしても使用される。クロック
抽出回路78内のPLL回路には中心周波数が4.32
18MHzと8゜6436MHzの2つの電圧制御発振
器器が内蔵されており、切り替えて使うように構成され
ている。この切り替えはマイクロプロセッサ68が行う
。CD−DA)ラックのようにデータの再生に実時間性
が要求される場合には4.3218MHzの電圧制御発
振器が使用される。マイクロプロセッサ68はスイッチ
回路72をOn状態とし、誤り検出訂正回路66から出
力されたCD−DAデータはスイッチ回路72を通って
DA変換回路73でアナログ音声信号に変換されて外部
に出力される。マイクロプロセッサ71はマイクロプロ
セッサ68からステータス情報を受けとってCD−DA
再再生行うことを知り、CD−ROM信号処理回路69
の動作を停止させる。
バーンナルコンピュータ76がインタフェース回路74
.マイクロプロセッサ71を介してマイクロプロセッサ
68に第2トラツクの再生を指示した場合にも、マイク
ロプロセッサ68は同様に内部メモリに蓄えたTOCの
中から、第2トラツクの先頭の絶対時間と第2トラツク
の制御情報を得る。マイクロプロセッサ68はその絶対
時間をCD−ROM80上の物理位置に変換し、第5ト
ラツクをアクセスするときと同様の手順で第2トラツク
のアクセスを行い、再生を開始する。マイクロプロセッ
サ68は制御情報から第2トラツクがCD−ROMトラ
ックであると知る。CD−ROMトラックは文字データ
やコンピュータプログラムのような一般的には時間属性
のないデータが記録されているので、この再生は線速度
を1.25II/secより上げて約2 、5 ts/
secで行われる。具体的には以下の手順となる。マイ
クロプロセッサ68はクロック発生回路75に8.Et
436MHzの基準クロックを発生するように指示し、
また、クロック抽出回路78内の電圧制御発振器を中心
周波数が8.6438MHzの発振器に切り替える。
サーボ回路77ではクロック抽出回路78から送られて
きた再生クロックと基準クロックが同一の周波数になる
ようにスピンドルモータ61の回転制御を行う。したが
って、CD−DAI−ラックの場合の2倍の線速度でC
D−ROM60が回転される。一方、誤り検出訂正回路
66では基準クロックに従ってメインチャンネル1の誤
り検出訂正を行いN  352.8 Kbyte/se
cのデータレートでデータを出力する。マイクロプロセ
ッサ68はスイッチ回路72をoff状態とし、CD−
DAデータが誤ってDA変換回路73を介して音として
出力されるのを防ぐ。マイクロプロセッサ71はマイク
ロプロセッサ68からステータス情報を受けとって、誤
り検出訂正回路66の出力がブロック構造化されたCD
−ROMのデータであることを知り、CD−ROM信号
処理回路69を動作させる。CD−ROM信号処理回路
69でCD−ROMの誤り検出訂正等が行われ、インタ
フェース回路74を介してパーソナルコンピュータ76
にデータが300 Kbyte/seeの転送レートで
送られる。
パーソナルコンピュータ76はデータを受は取って、画
像や文字を出力したりする。
上述の実施例では、CD−ROMl−ラックは全てデー
タ再生の実時間性が要求されないものとして説明した。
次に、第2の実施例として、実時間再生が要求されるデ
ータが記録されたCD−ROM)ラックを再生する場合
について、第2図、第4図を用いて説明する。
第4図はCD−ROMのメインチャンネルに記録される
データフォーマットの模式図である。
まず、第4図を用いてメインチャンネル1内に記録され
るデータのフォーマットについて説明する。第4図(a
)はCD−ROMモード1のセクタのデータフォーマッ
トの模式図、第4図(b)はCD−ROMモード2フオ
ーム1のセクタのデータフォーマットの模式図、第4図
(C)はCD−ROMモード2フオーム2のセクタのデ
ータフォーマントの模式図、第4図(d)はサブヘッダ
の記録内容を示す模式図、第4図(e)はサブモードバ
イトの模式図である。
1データフレームのメインチャンネル1には第3図(a
)に示されるように24バイトのデータが記録される。
CD−ROMトラックでは98デ一タフレーム分のデー
タ2352バイトを1セクタとして構造化が行われる。
1セクタの長さは1サブコードフレームの長さに対応す
る。各セクタはその先頭にセクタの区切りを識別するた
めの12バイトの同期信号があり、同期信号に引き続い
て4バイトのヘッダがある。ヘッダの先頭の3ノイイト
は物理セクタアドレスと呼ばれ、プログラム領域の先頭
を0分0秒Oセクタとした絶対アドレスが記録される。
この絶対アドレスは第3図(C)で説明した絶対時間(
AMIN、ASEC,APRAME)と等しい値となっ
ている。ヘッダの最終のバイトはモードを示し、この値
によって残りの2336バイトの記録内容が異なる。モ
ードOは残りの2336バイト全てがOである。モード
1は第4図(a)に示されるように2048バイトのユ
ーザデータの後に4バイトのエラー検出用の符号、 8
バイ トの0データ、 276バイトのエラー訂正用の
符号が付加される。モード2はヘッダに続いて8バイト
のサブヘッダが設けられる。サブヘッダは第4図(d)
に示されるように先頭からファイルナンバ、チャンネル
ナンバ、サブモード。
コーディングインフォメーシゴンの4バイトが2回繰り
返して記録される。サブモードは第4図(e)で示され
るようにビットエンコードされている。
サブモードのビット5はフオームビットと呼ばれ、この
ビットの値によってサブヘッダ以降の2328バイトの
フォーマットが異なる。フオームピットがOのセクタを
フオーム1セクタと呼び、そのデータ構造はサブヘッダ
の後に2048バイトのユーザデータ、4バイトのエラ
ー検出用の符号、276バイトのエラー訂正用の符号が
付加される(第4図(b)参照)。一方、フオームピッ
トが1のセクタをフオーム2セクタと呼び、そのデータ
構造はサブヘッダの後に2324バイトのユーザデータ
、4バイトのリザーブ領域が付加される(第4図(C)
参照)。サブモードのビット6はリアルタイムセクタビ
ットと呼ばれ、CD−ROM)ラックのデータの再生に
実時間性が必要かどうかを判断するための制御情報の一
例である。このビットが1のセクタはリアルタイムセク
タと呼ばれ、このセクタを含んだファイルは時間属性を
持ったファイルであり、実時間で再生する必要がある。
たとえば、音声と画像を同時に長時間再生しようとした
場合、音声データを記録媒体から読みだ出しながら同時
に画像データを読み出す必要がある。
一般的には、これを実現するために時間軸圧縮された音
声が記録されたセクタと画像データが記録されたセクタ
を時間軸多重して記録する。再生時には、処理出力手段
53が分離手段52から圧縮音声データが記録されたセ
クタを受は取っているときには圧縮音声データを処理出
力手段53内のバッファに蓄えると同時に、圧縮音声デ
ータをデコードして音声として出力する。また、画像デ
ータが記録されたセクタを受は取っているときにはバッ
ファ内に蓄えられた圧縮音声データをデコードしながら
画像データを画像メモリに書き込む操作を行う。このよ
うな応用を考えた場合には、CD−ROM)ラックでも
データの再生に実時間性が要求される。
次に、このディスクが第2図のデータ再生装置でどの様
に再生されるかを説明する。CD−ROM60は第1の
実施例と同様に第1トラツクと第2トラツクはCD−R
OM)ラックであり、第3トラツクから第10トラツク
はCD−DA l−ラックであるとする。また、CD−
ROM)ラックには再生の実時間性が要求されるデータ
と再生の実時間性が要求されないデータが記録されてい
るものとする。
TOCの読み込みの動作とCD−DA)ラックの再生に
関しては第1の実施例と同じであるので説明を省略する
第1の実施例では説明をトラックナンバを指定してCD
−ROM80の再生を行うように説明したが、本実施例
ではパーソナルコンピュータ76からは論理セクタアド
レスを指定する場合について説明する。物理セクタアド
レスが0分2秒0セクタのセクタが論理セクタアドレス
のO番地に対応している。
パーソナルコンピュータ76からたとえば論理アドレス
12000番地から4500セクタのデータを再生する
ようにインタフェース回路74を介してマイクロプロセ
ッサ71に伝えられると、マイクロプロセッサ71は論
理アドレス(12000番地)を物理アドレス(2分4
2秒Oセクタ)に変換する。この物理アドレスはマイク
ロプロセッサ68に伝えられる。マイクロプロセッサ6
8はディスクから読み出しておいたTOCから再生位置
がCD−ROMトラックであることを知り、ステータス
情報としてマイクロプロセッサ71に知らせる。マイク
ロプロセッサ71はこれを受けてCD−ROM信号処理
回路69内のアドレスレジスタ(図示せず)に物理アド
レスを設定する。
マイクロプロセッサ68は指定された再生位置がCD−
ROMトラックであるため、第1の実施例と同様に2 
、5 m1secでCD−ROM60の再生を行う。そ
の結果、誤り検出訂正回路66はメインチャンネル1の
誤り検出訂正を行い、352.8K byte/see
のデータレートでデータをCD−ROM信号処理回路6
9へ送る。
CD−ROM信号処理回路69では、まず、12バイト
の同期信号の検出が行われ、同期信号に引き続いてヘッ
ダ内に記録された物理セクタアドレスとアドレスレジス
タの内容の一致検出が行われる。アドレスの一致が確認
された後モードバイトがチエツクされ、モード1であっ
た場合にはCD−ROMの誤り検出訂正が行われ、イン
タフェース回路74を介してパーソナルコンピュータ7
6に計4500セクタのデータが30OKbyte/s
eQの転送レートで送られる。一方、セクタがモード2
であった場合、サブヘッダがマイクロプロセッサ71へ
送られサブモードバイトのリアルタイムセクタビットが
チエツクされる。このビットが0であればそのままのス
ピードで再生が続けられる。このビットが1の場合は通
常の再生速度で再生する必要があるため、マイクロプロ
セッサ71はCD−ROM信号処理回路69の動作を−
旦停止すセ、マイクロプロセッサ68に通常の再生速度
で再生を再開するように指令する。マイクロプロセッサ
68は指示に従って一旦再生を中断し、クロック発生回
路75.サーボ回路77、クロック抽出回路78を制御
して1.25 ta/secの線速度で再生を再開する
以上のように本実施例によれば、発明のデータ再生装置
は、データと制御情報が記録された記録媒体を再生し再
生信号を出力する再生手段と、再生信号を制御情報とデ
ータに分離し出力する分離手段と、データを処理し出力
する処理出力手段と、制御情報を用いて記録媒体内のデ
ータの再生に実時間性が要求されるかどうかを判断し、
実時間性が要求されない場合には要求される場合より高
速に記録媒体を再生するように再生手段を制御する制御
手段とを設けることにより、データの再生に実時間性が
要求されない場合には高転送レートでデータを再生する
ことができる。
なお、上記実施例ではクロツク抽出回路78内部のPL
L回路に2種の電圧制御発振器を設は切り替えて使うよ
うに説明したが、引き込み範囲の広いPLL回路でクロ
ック抽出回路を実現しても良い。このようにすれば任意
の再生速度で高速再生が実現できることとなる。任意の
再生速度が実現できれば、処理出力手段53の処理能力
を判断して再生速度を設定したり、処理出力手段53か
らの要求に従って再生速度を早くしたり遅くしたりする
ことができる。
また、上記第2の実施例では制御情報はマイクロプロセ
ッサ68もしくはマイクロプロセッサ71が読み込んで
再生速度の判断を行っていたが、制御情報をパーソナル
コンピュータ76に送って、再生速度をパーソナルコン
ピュータから指定させることも可能である。この場合に
は、パーソナルコンピュータ76は処理出力手段53と
しての機能だけでなく、制御手段54の一部の機能をも
実現することとなる。
また、上記第2の実施例では制御情報はサブチャンネル
やサブヘッダ等のユーザデータ以外の領域に記録してい
たが、制御情報の記録位置はこれに限るものではなく、
ユーザデータの中に記録することも可能である。たとえ
ば、記録媒体内のデータの配置を示すディレクトリ情報
の一部として制御情報をユーザデータ領域に記録しても
良い。
この場合には、データの再生に先立ってディレクトリ情
報がパーソナルコンピュータに読み込まれ、再生速度の
指定はパーソナルコンピュータが行うことになる。また
、ディレクトリ情報ではなく、パーソナルコンピュータ
が実行するアプリケージ1ンプログラムの一部に制御情
報を組み込むことも可能である。この場合には、パーソ
ナルコンピュータがアプリケージジンプログラムを実行
して再生速度の指定を行うことになる。アプリケーショ
ンプログラムやディレクトリ情報への制御情報を組み込
み方は種々の手法が考えられる。ブイレフ) U情報と
して組み込む場合には各ファイルの属性に非実時間ファ
イルか実時間ファイルかを下すフラグを設ければ良い。
また、アプリケーションプログラムに組み込む場合には
、アプリケ−7四ンプログラムがファンクションコール
を用いて再生速度の指定を行う手法や、再生に実時間性
が要求される場合のファンクションコールと要求されな
い場合のファンクションコールの両方を設けておき、ア
プリケーションプログラムがどちらかを選択してデータ
の再生を行うようにする手法等種々考えられる。この場
合には、パーソナルコンピュータ76は処理出力手段5
3としての機能だけでなく、制御手段54と分離手段5
2の一部の機能をも実現することとなる。
また、上記実施例ではマイクロプロセッサ68はTOC
内の制御情報を用いて再生速度を決定していたが、プロ
グラム領域内に記録された制御情報であるQチャンネル
のコントロールを用いても良い。この場合には、とりあ
えず通常の速度で再生して、実時間性が必要ないと判断
してから徐々に再生速度を上げるようにしても良い。
また、外部から切り替え可能なスイッチをデータ再生装
置に設け、通常モードと高速モードを切り替えを行い、
制御手段はスイッチが高速モードを示しており、かつ、
データの再生に実時間性が要求されない場合にのみ高速
に記録媒体を再生するように構成しても良い。この場合
には、このスイッチの状態はマイクロプロセッサ68も
しくはマイクロプロセッサ71が読み込むこととなる。
また、上記実施例ではCD−ROMを例に説明したが、
記録媒体はこれに限るものではな(、たとえば、DAT
、LD−ROM等のようにデータを既定の転送速度で連
続的に読み出すことができる記録媒体であればいかなる
記録媒体を用いても良い。
発明の効果 以上のように本発明は、データと制御情報が記録された
記録媒体を再生し再生信号を出力する再生手段と、再生
信号を制御情報とデータに分離し出力する分離手段と、
データを処理し出力する処理出力手段と、制御情報を用
いて記録媒体内のデータの再生に実時間性が要求される
かどうかを判断し、実時間性が要求されない場合には要
求される場合より高速に記録媒体を再生するように再生
手段を制御する制御手段とを設けることにより、専用の
記録媒体へのデータの記録方法は何等変更する必要なく
、再生時には必要に応じて高転送レートを実現するデー
タ再生装置を実現できる。すなわち、データの再生に実
時間性が要求されない場合には高転送レートでデータを
再生することができるという効果が得られる。
さらに、データの再生に実時間性が要求されない場合の
再生速度を処理出力手段が制御手段に対して指定するよ
うにすれば、処理出力手段の処理能力に最適な転送レー
トで記録媒体を再生するデータ再生装置が実現できる。
また、外部から切り替え可能なスイッチをデータ再生装
置に設け、通常モードと高速モードを切り替えを行い、
制御手段はスイッチが高速モードを示しており、かつ、
データの再生に実時間性が要求されない場合にのみ高速
に記録媒体を再生するようにすれば、再生装置の汎用性
を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるデータ再生装置の概
略ブロック図、第2図は第1図のデータ再生装置の詳細
ブロック図、第3図はCDもしくはCD−ROMのデー
タフォーマントの模式図、第4図はCD−ROMのメイ
ンチャンネルに記録されるデータフォーマットの模式図
である。 50・・・CD−ROM、   51再生手段、  5
2・・・分離手段、  53・・・処理出力手段、  
54・・・制御手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データと前記データの制御情報が少なくとも記録
    された記録媒体を再生し再生信号を出力する再生手段と
    、 前記再生信号を入力し制御情報とデータに分離し出力す
    る分離手段と、 前記分離手段から出力されたデータを処理し出力する処
    理出力手段と、 前記分離手段から出力された制御情報を用いて前記記録
    媒体内のデータの再生に実時間性が要求されるかどうか
    を判断し、実時間性が要求されない場合には要求される
    場合より高速に前記記録媒体を再生するように前記再生
    手段を制御する制御手段とからなることを特徴とするデ
    ータ再生装置。
  2. (2)記録媒体がディスク形状であって、同心円状もし
    くは螺旋状に形成されたトラックに制御情報およびデー
    タが角速度一定もしくは線速度一定で記録されており、
    再生角速度もしくは再生線速度を上げることによって高
    速に前記記録媒体を再生することを特徴とする請求項1
    記載のデータ再生装置。
  3. (3)データの再生に実時間性が要求されない場合には
    、制御手段は処理出力手段が指定した再生速度で記録媒
    体を再生するように再生手段を制御することを特徴とす
    る請求項1記載のデータ再生装置。
  4. (4)外部から通常モードと高速モードの切り替えを行
    うモード切替スイッチを有し、制御手段は前記動作モー
    ド切替スイッチが高速モードを示しており、かつ、デー
    タの再生に実時間性が要求されない場合にのみ高速に記
    録媒体を再生するように再生手段を制御することを特徴
    とする請求項1記載のデータ再生装置。
  5. (5)データと前記データの制御情報が少なくとも記録
    された記録媒体を再生するに際し、前記制御情報を用い
    て前記記録媒体内に記録されたデータの再生に実時間性
    が要求されるかどうかを判断し、実時間性が要求されな
    い場合には要求される場合より高速に前記記録媒体を再
    生することを特徴とするデータ再生方法。
  6. (6)記録媒体がディスク形状であって、同心円状もし
    くは螺旋状に形成されたトラックに制御情報およびデー
    タが角速度一定もしくは線速度一定で記録されており、
    再生角速度もしくは再生線速度を上げることによって高
    速に前記記録媒体を再生することを特徴とする請求項5
    記載のデータ再生方法。
  7. (7)データの再生に実時間性が要求されない場合には
    、前記データの処理および出力が可能な再生速度で記録
    媒体を再生することを特徴とする請求項5記載のデータ
    再生方法。(8)再生装置に設けられた通常モードと高
    速モードの切り替えを行うモード切替スイッチが高速モ
    ードを示しており、かつ、データの再生に実時間性が要
    求されない場合にのみ高速に記録媒体を再生することを
    特徴とする請求項5記載のデータ再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11144367A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Mitsumi Electric Co Ltd 光ディスク装置
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