JP2677717B2 - ファクシミリ装置の用紙搬送機構 - Google Patents
ファクシミリ装置の用紙搬送機構Info
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 19
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿搬送ローラを回転
することにより、原稿の搬送を行うと共に、プラテンロ
ーラを回転することにより、記録紙の搬送を行うファク
シミリ装置の用紙搬送機構に関するものである。
することにより、原稿の搬送を行うと共に、プラテンロ
ーラを回転することにより、記録紙の搬送を行うファク
シミリ装置の用紙搬送機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般に、ファクシミリ装置は、用
紙搬送機構を備えており、この用紙搬送機構が、原稿搬
送ローラを回転することで、原稿の搬送を行うようにな
っていると共に、プラテンローラを回転することで、記
録紙の搬送を行うようになっている。上記の用紙搬送機
構には、図８に示すように、原稿搬送ローラ５１を回転
するための送信用モーター５２と、プラテンローラ５３
を回転するための受信用モーター５４とを個別に備えた
ものがあり、このような用紙搬送機構では、原稿の搬送
を行う送信時には、送信用モーター５２を駆動すること
で、原稿搬送ローラ５１を回転するようになっており、
記録紙の搬送を行う受信時には、受信用モーター５４を
駆動することで、プラテンローラ５３を回転するような
っており、原稿と記録紙との搬送を同時に行うコピー時
には、送信用モーター５２と受信用モーター５４とを同
時に駆動することで、原稿搬送ローラ５１とプラテンロ
ーラ５３とを同時に回転するようになっており、また、
オートカッター付きファクシミリ装置等に適用されて、
記録紙をオートカッターの位置から印字位置まで戻す受
信系逆転時には、受信用モーター５４を逆駆動すること
で、プラテンローラ５３を逆転するようになっている。
紙搬送機構を備えており、この用紙搬送機構が、原稿搬
送ローラを回転することで、原稿の搬送を行うようにな
っていると共に、プラテンローラを回転することで、記
録紙の搬送を行うようになっている。上記の用紙搬送機
構には、図８に示すように、原稿搬送ローラ５１を回転
するための送信用モーター５２と、プラテンローラ５３
を回転するための受信用モーター５４とを個別に備えた
ものがあり、このような用紙搬送機構では、原稿の搬送
を行う送信時には、送信用モーター５２を駆動すること
で、原稿搬送ローラ５１を回転するようになっており、
記録紙の搬送を行う受信時には、受信用モーター５４を
駆動することで、プラテンローラ５３を回転するような
っており、原稿と記録紙との搬送を同時に行うコピー時
には、送信用モーター５２と受信用モーター５４とを同
時に駆動することで、原稿搬送ローラ５１とプラテンロ
ーラ５３とを同時に回転するようになっており、また、
オートカッター付きファクシミリ装置等に適用されて、
記録紙をオートカッターの位置から印字位置まで戻す受
信系逆転時には、受信用モーター５４を逆駆動すること
で、プラテンローラ５３を逆転するようになっている。
【０００３】また、用紙搬送機構には、図９に示すよう
に、３つのワンウェイクラッチ６１・６２・６３を備え
ることにより、単一モーター６４で原稿搬送ローラ６５
とプラテンローラ６６とを回転するものがある。このよ
うな用紙搬送機構では、送信時には、モーター６４の正
転を、ワンウェイクラッチ６１を介して原稿搬送ローラ
６５に伝達するようになっており、また、受信時および
コピー時には、モーター６４の逆転を、連結ギヤ６７お
よびワンウェイクラッチ６２を介してプラテンローラ６
６に伝達すると共に、連結ギヤ６７およびワンウェイク
ラッチ６３を介して原稿搬送ローラ６５に伝達するよう
になっている。
に、３つのワンウェイクラッチ６１・６２・６３を備え
ることにより、単一モーター６４で原稿搬送ローラ６５
とプラテンローラ６６とを回転するものがある。このよ
うな用紙搬送機構では、送信時には、モーター６４の正
転を、ワンウェイクラッチ６１を介して原稿搬送ローラ
６５に伝達するようになっており、また、受信時および
コピー時には、モーター６４の逆転を、連結ギヤ６７お
よびワンウェイクラッチ６２を介してプラテンローラ６
６に伝達すると共に、連結ギヤ６７およびワンウェイク
ラッチ６３を介して原稿搬送ローラ６５に伝達するよう
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
一方の用紙搬送機構においては、原稿搬送ローラ５１と
プラテンローラ５３との駆動源として、送信用モーター
５２と受信用モーター５４とを個別に設けているため、
コストダウン、および小型・軽量化を招来する上におい
て、大きな障害となっている。また、他方の用紙搬送機
構においては、３つのワンウェイクラッチ６１・６２・
６３を設けることで、駆動源を単一モーター６４にする
ことができるものの、ワンウェイクラッチ６１・６２・
６３が高価なため、十分なコストダウン効果が得られ
ず、さらには、オートカッター付きファクシミリ装置等
に適用する場合、プラテンローラ６６を逆転することが
できないため、記録紙をオートカッターの位置から印字
位置まで戻すことができないという問題を有している。
一方の用紙搬送機構においては、原稿搬送ローラ５１と
プラテンローラ５３との駆動源として、送信用モーター
５２と受信用モーター５４とを個別に設けているため、
コストダウン、および小型・軽量化を招来する上におい
て、大きな障害となっている。また、他方の用紙搬送機
構においては、３つのワンウェイクラッチ６１・６２・
６３を設けることで、駆動源を単一モーター６４にする
ことができるものの、ワンウェイクラッチ６１・６２・
６３が高価なため、十分なコストダウン効果が得られ
ず、さらには、オートカッター付きファクシミリ装置等
に適用する場合、プラテンローラ６６を逆転することが
できないため、記録紙をオートカッターの位置から印字
位置まで戻すことができないという問題を有している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、上記の課題を解決するために、原稿搬送ローラを
回転することにより、原稿の搬送を行うと共に、プラテ
ンローラを回転することにより、記録紙の搬送を行うフ
ァクシミリ装置の用紙搬送機構において、以下の手段を
講じている。
置は、上記の課題を解決するために、原稿搬送ローラを
回転することにより、原稿の搬送を行うと共に、プラテ
ンローラを回転することにより、記録紙の搬送を行うフ
ァクシミリ装置の用紙搬送機構において、以下の手段を
講じている。
【０００６】即ち、正逆転可能な回動軸を有すると共
に、この回動軸に駆動ギヤが一体的に取り付けられた駆
動源と、駆動源の駆動ギヤに歯合されると共に、支点を
中心として回動可能に設けられた太陽歯車と、太陽歯車
の支点に個々に回動可能に取り付けられた第１・第２遊
星腕と、個々に太陽歯車に歯合されると共に、回動トル
クが制限された状態で各遊星腕に回動可能に支持された
第１・第２遊星歯車と、第１・第２遊星腕を個々に位置
決め固定する腕ロック手段とを備え、上記駆動源の回動
軸の回動が、第１・第２遊星歯車の中、何れかの遊星歯
車を介して原稿搬送ローラ、およびプラテンローラの
中、少なくとも何方か一方のローラに伝達されるように
なっている。
に、この回動軸に駆動ギヤが一体的に取り付けられた駆
動源と、駆動源の駆動ギヤに歯合されると共に、支点を
中心として回動可能に設けられた太陽歯車と、太陽歯車
の支点に個々に回動可能に取り付けられた第１・第２遊
星腕と、個々に太陽歯車に歯合されると共に、回動トル
クが制限された状態で各遊星腕に回動可能に支持された
第１・第２遊星歯車と、第１・第２遊星腕を個々に位置
決め固定する腕ロック手段とを備え、上記駆動源の回動
軸の回動が、第１・第２遊星歯車の中、何れかの遊星歯
車を介して原稿搬送ローラ、およびプラテンローラの
中、少なくとも何方か一方のローラに伝達されるように
なっている。
【０００７】
【作用】上記の構成によれば、送信時においては、駆動
源の回動軸が正転されることにより、太陽歯車が支点を
中心として逆転される。これに伴い、第１遊星腕が太陽
歯車の支点を中心として逆転されると共に、第１遊星歯
車が正転されて、原稿搬送ローラに駆動源の回動軸の正
転が伝達される。受信時においては、腕ロック手段によ
り第２遊星腕が逆転方向に位置決め固定された状態で、
駆動源の回動軸が逆転され、太陽歯車が支点を中心とし
て正転される。これに伴い、第１遊星腕が太陽歯車の支
点を中心として正転されると共に、第１遊星歯車が逆転
されて、プラテンローラに駆動源の回動軸の逆転が伝達
される。また、受信系逆転時においては、腕ロック手段
により第１遊星腕が正転方向に位置決め固定された状態
で、駆動源の回動軸が正転され、太陽歯車が支点を中心
として逆転される。これに伴い、第１遊星歯車が正転さ
れて、プラテンローラに駆動源の回動軸の正転が伝達さ
れる。さらには、コピー時においては、駆動源の回動軸
が逆転されることにより、太陽歯車が支点を中心として
正転される。これに伴い、第１遊星腕が太陽歯車の支点
を中心として正転されると共に、第１遊星歯車が逆転さ
れて、プラテンローラに駆動源の回動軸の逆転が伝達さ
れ、また、第２遊星腕が太陽歯車の支点を中心として正
転されると共に、第２遊星歯車が逆転されて、原稿搬送
ローラに駆動源の回動軸の逆転が伝達される。
源の回動軸が正転されることにより、太陽歯車が支点を
中心として逆転される。これに伴い、第１遊星腕が太陽
歯車の支点を中心として逆転されると共に、第１遊星歯
車が正転されて、原稿搬送ローラに駆動源の回動軸の正
転が伝達される。受信時においては、腕ロック手段によ
り第２遊星腕が逆転方向に位置決め固定された状態で、
駆動源の回動軸が逆転され、太陽歯車が支点を中心とし
て正転される。これに伴い、第１遊星腕が太陽歯車の支
点を中心として正転されると共に、第１遊星歯車が逆転
されて、プラテンローラに駆動源の回動軸の逆転が伝達
される。また、受信系逆転時においては、腕ロック手段
により第１遊星腕が正転方向に位置決め固定された状態
で、駆動源の回動軸が正転され、太陽歯車が支点を中心
として逆転される。これに伴い、第１遊星歯車が正転さ
れて、プラテンローラに駆動源の回動軸の正転が伝達さ
れる。さらには、コピー時においては、駆動源の回動軸
が逆転されることにより、太陽歯車が支点を中心として
正転される。これに伴い、第１遊星腕が太陽歯車の支点
を中心として正転されると共に、第１遊星歯車が逆転さ
れて、プラテンローラに駆動源の回動軸の逆転が伝達さ
れ、また、第２遊星腕が太陽歯車の支点を中心として正
転されると共に、第２遊星歯車が逆転されて、原稿搬送
ローラに駆動源の回動軸の逆転が伝達される。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例について図１ないし図７に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、図１ない
し図６は、本ファクシミリ装置の用紙搬送機構を示す概
略の構成図であり、説明の便宜上、これらの図中におけ
る時計回りの方向を正転方向とする一方、反時計回りの
方向を逆転方向として以下に記載するものである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、図１ない
し図６は、本ファクシミリ装置の用紙搬送機構を示す概
略の構成図であり、説明の便宜上、これらの図中におけ
る時計回りの方向を正転方向とする一方、反時計回りの
方向を逆転方向として以下に記載するものである。
【０００９】本実施例に係るファクシミリ装置は、図７
に示すように、天板１と、この天板１との間で原稿ガイ
ドを構成する上キャビネット２と、光学系ユニット４を
収納した下キャビネット３とから構成されている。上記
下キャビネット３の側端部には用紙搬送機構１０が設け
られており、この用紙搬送機構１０が、図１に示す原稿
搬送ローラ５を回転することで、原稿搬送ローラ５と読
取ユニット６との間に挟装された原稿３０を搬送するよ
うになっており、また、プラテンローラ７を回転するこ
とで、プラテンローラ７と記録ヘッド８との間に挟装さ
れた記録紙４０を搬送するようになっている。
に示すように、天板１と、この天板１との間で原稿ガイ
ドを構成する上キャビネット２と、光学系ユニット４を
収納した下キャビネット３とから構成されている。上記
下キャビネット３の側端部には用紙搬送機構１０が設け
られており、この用紙搬送機構１０が、図１に示す原稿
搬送ローラ５を回転することで、原稿搬送ローラ５と読
取ユニット６との間に挟装された原稿３０を搬送するよ
うになっており、また、プラテンローラ７を回転するこ
とで、プラテンローラ７と記録ヘッド８との間に挟装さ
れた記録紙４０を搬送するようになっている。
【００１０】上記用紙搬送機構１０は、図１に示すよう
に、駆動源としてのモーター１１を備えており、このモ
ーター１１の回動軸は、正逆転可能に設けられていると
共に、後述の太陽歯車１２に歯合された駆動ギヤとして
のモーターギヤ１１ａが一体的に取り付けられて設けら
れている。
に、駆動源としてのモーター１１を備えており、このモ
ーター１１の回動軸は、正逆転可能に設けられていると
共に、後述の太陽歯車１２に歯合された駆動ギヤとして
のモーターギヤ１１ａが一体的に取り付けられて設けら
れている。
【００１１】上記太陽歯車１２は、支点Ａを中心として
回動可能に装置内に支持されており、支点Ａには、その
一端側に一端部が回動可能に支持された第１遊星腕１３
が設けられている一方、他端側には、Ｖ字状をなし、そ
の折曲部が回動可能に支持された第２遊星腕１６が設け
られている。
回動可能に装置内に支持されており、支点Ａには、その
一端側に一端部が回動可能に支持された第１遊星腕１３
が設けられている一方、他端側には、Ｖ字状をなし、そ
の折曲部が回動可能に支持された第２遊星腕１６が設け
られている。
【００１２】上記第１遊星腕１３は、その他端部が後述
の第１ロック爪２１と係合する係合部１３ａとして形成
されており、また、その略中央部には、太陽歯車１２に
歯合された第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として回動
可能に支持されて設けられている。そして、上記第１遊
星腕１３の他端側の近傍には、一対の第１腕回動規制部
材１５ａ・１５ｂが配設されて、第１遊星腕１３の回動
が規制されるようになっている。
の第１ロック爪２１と係合する係合部１３ａとして形成
されており、また、その略中央部には、太陽歯車１２に
歯合された第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として回動
可能に支持されて設けられている。そして、上記第１遊
星腕１３の他端側の近傍には、一対の第１腕回動規制部
材１５ａ・１５ｂが配設されて、第１遊星腕１３の回動
が規制されるようになっている。
【００１３】上記第２遊星腕１６は、その一端部が後述
の第２ロック爪２２と係合する係合部１６ａとして形成
されている一方、その他端側の略中央部には、太陽歯車
１２に歯合された第２遊星歯車１７が支点Ｃを中心とし
て回動可能に支持されて設けられている。そして、上記
第２遊星腕１６の他端側の近傍には、一対の第２腕回動
規制部材１８ａ・１８ｂが配設されて、第２遊星腕１６
の回動が規制されるようになっている。
の第２ロック爪２２と係合する係合部１６ａとして形成
されている一方、その他端側の略中央部には、太陽歯車
１２に歯合された第２遊星歯車１７が支点Ｃを中心とし
て回動可能に支持されて設けられている。そして、上記
第２遊星腕１６の他端側の近傍には、一対の第２腕回動
規制部材１８ａ・１８ｂが配設されて、第２遊星腕１６
の回動が規制されるようになっている。
【００１４】尚、上記第１遊星腕１３と第１遊星歯車１
４との間、および第２遊星腕１６と第２遊星歯車１７と
の間には、各々、図示しない摩擦部材が配されており、
各遊星腕１３・１６は、太陽歯車１２の回動に伴う各遊
星歯車１４・１７の回動により、支点Ａを中心として回
動されるようになっていると共に、上記の摩擦部材の働
きにより支点Ａを中心とした回動動作のトルクが制限さ
れるようになっている。
４との間、および第２遊星腕１６と第２遊星歯車１７と
の間には、各々、図示しない摩擦部材が配されており、
各遊星腕１３・１６は、太陽歯車１２の回動に伴う各遊
星歯車１４・１７の回動により、支点Ａを中心として回
動されるようになっていると共に、上記の摩擦部材の働
きにより支点Ａを中心とした回動動作のトルクが制限さ
れるようになっている。
【００１５】また、上記第１遊星腕１３の他端側である
と共に第２遊星腕１６の一端側には、腕ロック手段２０
が配設されており、この腕ロック手段２０は、第１・第
２ロック爪２１・２２と、第１・第２スプリング２３・
２４と、ソレノイド２５とから構成されている。
と共に第２遊星腕１６の一端側には、腕ロック手段２０
が配設されており、この腕ロック手段２０は、第１・第
２ロック爪２１・２２と、第１・第２スプリング２３・
２４と、ソレノイド２５とから構成されている。
【００１６】上記第１ロック爪２１は、支点Ｄを中心と
して回動可能に装置内に支持されていると共に、装置内
に一端を固定した第１スプリング２３の他端が一端部に
接続されて、支点Ｄを中心としてＥ1 方向に回転が付勢
されるようになっている。一方、第１ロック爪２１の他
端部は、前述のように第１遊星腕１３の係合部１３ａと
係合する係合爪部２１ａとして形成されている。
して回動可能に装置内に支持されていると共に、装置内
に一端を固定した第１スプリング２３の他端が一端部に
接続されて、支点Ｄを中心としてＥ1 方向に回転が付勢
されるようになっている。一方、第１ロック爪２１の他
端部は、前述のように第１遊星腕１３の係合部１３ａと
係合する係合爪部２１ａとして形成されている。
【００１７】上記第２ロック爪２２は、第１ロック爪２
１と同様に、支点Ｄを中心として回動可能に装置内に支
持されていると共に、装置内に一端を固定した第２スプ
リング２４の他端が一端部に接続されて、支点Ｄを中心
としてＥ1 方向に回転が付勢されるようになっている。
一方、第２ロック爪２２の他端部は、前述のように第２
遊星腕１６の係合部１６ａと係合する係合爪部２２ａと
して形成されている。
１と同様に、支点Ｄを中心として回動可能に装置内に支
持されていると共に、装置内に一端を固定した第２スプ
リング２４の他端が一端部に接続されて、支点Ｄを中心
としてＥ1 方向に回転が付勢されるようになっている。
一方、第２ロック爪２２の他端部は、前述のように第２
遊星腕１６の係合部１６ａと係合する係合爪部２２ａと
して形成されている。
【００１８】また、上記第２ロック爪２２は、第１ロッ
ク爪２１のＥ1 方向への回転を規制する回転規制部２２
ｂが立設されていると共に、後述のソレノイド２５と連
結する連結部２２ｃが形成されている。
ク爪２１のＥ1 方向への回転を規制する回転規制部２２
ｂが立設されていると共に、後述のソレノイド２５と連
結する連結部２２ｃが形成されている。
【００１９】上記ソレノイド２５は、Ｆ1 −Ｆ2 方向に
進退可能な可動軸２５ａを備え、この可動軸２５ａの先
端部が、前述の第２ロック爪２２の連結部２２ｃに連結
されることで、可動軸２５ａのＦ1 方向への進出移動時
には、第２ロック爪２２をＥ1 方向に回転する一方、可
動軸２５ａのＦ2 方向への退行移動時には、第２ロック
爪２２をＥ2 方向に回転するようになっている。尚、上
記可動軸２５ａの進退移動は、ソレノイド２５に電流が
流されると、Ｆ2 方向への退行移動が行われるようにな
っている一方、ソレノイド２５への電流が切られると、
第２ロック爪２２を介した第２スプリング２４の弾性力
により、Ｆ1 方向への進出移動が行われるようになって
おり、説明の便宜上、可動軸２５ａのＦ1 方向への進出
移動時をソレノイド２５のＯＦＦ状態とする一方、可動
軸２５ａのＦ2 方向への退行移動時をソレノイド２５の
ＯＮ状態として以下に記載するものである。
進退可能な可動軸２５ａを備え、この可動軸２５ａの先
端部が、前述の第２ロック爪２２の連結部２２ｃに連結
されることで、可動軸２５ａのＦ1 方向への進出移動時
には、第２ロック爪２２をＥ1 方向に回転する一方、可
動軸２５ａのＦ2 方向への退行移動時には、第２ロック
爪２２をＥ2 方向に回転するようになっている。尚、上
記可動軸２５ａの進退移動は、ソレノイド２５に電流が
流されると、Ｆ2 方向への退行移動が行われるようにな
っている一方、ソレノイド２５への電流が切られると、
第２ロック爪２２を介した第２スプリング２４の弾性力
により、Ｆ1 方向への進出移動が行われるようになって
おり、説明の便宜上、可動軸２５ａのＦ1 方向への進出
移動時をソレノイド２５のＯＦＦ状態とする一方、可動
軸２５ａのＦ2 方向への退行移動時をソレノイド２５の
ＯＮ状態として以下に記載するものである。
【００２０】そして、上記第１遊星歯車１４と原稿搬送
ローラ５との間には、原稿搬送ローラ５に一体的に取り
付けられた搬送ギヤ５ａと歯合された減速ギヤ３１と、
この減速ギヤ３１と歯合されたアイドラギヤ３２とが回
動可能に装置内に支持されて設けられており、モーター
１１の回動軸の正転に伴い、第１遊星腕１３が支点Ａを
中心として逆転されると共に、第１遊星歯車１４が支点
Ｂを中心として正転されることで、第１遊星歯車１４が
アイドラギヤ３２に歯合されて、モーター１１の回動軸
の正転が原稿搬送ローラ５に伝達されるようになってい
る。
ローラ５との間には、原稿搬送ローラ５に一体的に取り
付けられた搬送ギヤ５ａと歯合された減速ギヤ３１と、
この減速ギヤ３１と歯合されたアイドラギヤ３２とが回
動可能に装置内に支持されて設けられており、モーター
１１の回動軸の正転に伴い、第１遊星腕１３が支点Ａを
中心として逆転されると共に、第１遊星歯車１４が支点
Ｂを中心として正転されることで、第１遊星歯車１４が
アイドラギヤ３２に歯合されて、モーター１１の回動軸
の正転が原稿搬送ローラ５に伝達されるようになってい
る。
【００２１】また、上記第１遊星歯車１４とプラテンロ
ーラ７との間には、プラテンローラ７に一体的に取り付
けられたプラテンギヤ７ａと歯合された減速ギヤ４１
と、この減速ギヤ４１と歯合されたアイドラギヤ４２と
が回動可能に装置内に支持されて設けられており、モー
ター１１の回動軸の逆転に伴い、第１遊星腕１３が支点
Ａを中心として正転されると共に、第１遊星歯車１４が
支点Ｂを中心として逆転されることで、第１遊星歯車１
４がアイドラギヤ４２に歯合されて、モーター１１の回
動軸の逆転がプラテンローラ７に伝達されるようになっ
ている。
ーラ７との間には、プラテンローラ７に一体的に取り付
けられたプラテンギヤ７ａと歯合された減速ギヤ４１
と、この減速ギヤ４１と歯合されたアイドラギヤ４２と
が回動可能に装置内に支持されて設けられており、モー
ター１１の回動軸の逆転に伴い、第１遊星腕１３が支点
Ａを中心として正転されると共に、第１遊星歯車１４が
支点Ｂを中心として逆転されることで、第１遊星歯車１
４がアイドラギヤ４２に歯合されて、モーター１１の回
動軸の逆転がプラテンローラ７に伝達されるようになっ
ている。
【００２２】さらには、上記モーター１１の回動軸の逆
転により、第２遊星腕１６が支点Ａを中心として正転さ
れると共に、第２遊星歯車１７が支点Ｃを中心として逆
転されることで、上記第２遊星歯車１７は、減速ギヤ３
１と歯合して、モーター１１の回動軸の逆転を原稿搬送
ローラ５に伝達するようになっている。
転により、第２遊星腕１６が支点Ａを中心として正転さ
れると共に、第２遊星歯車１７が支点Ｃを中心として逆
転されることで、上記第２遊星歯車１７は、減速ギヤ３
１と歯合して、モーター１１の回動軸の逆転を原稿搬送
ローラ５に伝達するようになっている。
【００２３】上記の構成において、本ファクシミリ装置
の用紙搬送機構の送信モード、コピーモード、受信モー
ド、および受信系逆転モードにおける各作動プロセスを
以下に説明する。尚、上記送信モードとは、読取ユニッ
ト６により原稿３０の読み取りを行うと共に、原稿搬送
ローラ５を回転して原稿３０を搬送するモードのことで
あり、受信モードとは、記録ヘッド８により記録紙４０
への印字を行うと共に、プラテンローラ７を正転して記
録紙４０を搬送するモードのことであり、コピーモード
とは、上記の送信モードと受信モードとを同時に行うモ
ードのことであり、また、受信系逆転モードとは、記録
紙４０を図示しないオートカッターの位置から印字位置
まで戻すために、プラテンローラ７を逆転して記録紙４
０を搬送するモードのことである。
の用紙搬送機構の送信モード、コピーモード、受信モー
ド、および受信系逆転モードにおける各作動プロセスを
以下に説明する。尚、上記送信モードとは、読取ユニッ
ト６により原稿３０の読み取りを行うと共に、原稿搬送
ローラ５を回転して原稿３０を搬送するモードのことで
あり、受信モードとは、記録ヘッド８により記録紙４０
への印字を行うと共に、プラテンローラ７を正転して記
録紙４０を搬送するモードのことであり、コピーモード
とは、上記の送信モードと受信モードとを同時に行うモ
ードのことであり、また、受信系逆転モードとは、記録
紙４０を図示しないオートカッターの位置から印字位置
まで戻すために、プラテンローラ７を逆転して記録紙４
０を搬送するモードのことである。
【００２４】先ず、送信モードにおいては、図２に示す
ように、モーター１１の回動軸を正転することで、太陽
歯車１２を支点Ａを中心として逆転する。これに伴い、
第１遊星腕１３が支点Ａを中心として逆転されると共
に、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として正転され、
モーター１１の回動軸の正転が原稿搬送ローラ５に伝達
される。そして、上記原稿搬送ローラ５の回転により、
原稿搬送ローラ５と読取ユニット６との間に挟装された
原稿３０がＧ方向に搬送される。尚、上記のような送信
モード時には、腕ロック手段２０を構成するソレノイド
２５は、ＯＦＦ状態にあり、第２遊星腕１６は、第２腕
回動規制部材１８ａと係合されて、逆転方向に位置決め
固定されている一方、第１遊星腕１３は、第１ロック爪
２１との係合が解除された状態になっているものであ
る。
ように、モーター１１の回動軸を正転することで、太陽
歯車１２を支点Ａを中心として逆転する。これに伴い、
第１遊星腕１３が支点Ａを中心として逆転されると共
に、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として正転され、
モーター１１の回動軸の正転が原稿搬送ローラ５に伝達
される。そして、上記原稿搬送ローラ５の回転により、
原稿搬送ローラ５と読取ユニット６との間に挟装された
原稿３０がＧ方向に搬送される。尚、上記のような送信
モード時には、腕ロック手段２０を構成するソレノイド
２５は、ＯＦＦ状態にあり、第２遊星腕１６は、第２腕
回動規制部材１８ａと係合されて、逆転方向に位置決め
固定されている一方、第１遊星腕１３は、第１ロック爪
２１との係合が解除された状態になっているものであ
る。
【００２５】次に、コピーモードにおいては、上記の送
信モードにおける用紙搬送機構１０の作動状態から、ソ
レノイド２５に電流が流されてＯＮ状態となり、図３に
示すように、ソレノイド２５の可動軸２５ａがＦ2 方向
に退行移動される。これにより、第１ロック爪２１と第
２ロック爪２２とは、Ｅ2方向に回転されて、第２遊星
腕１６と第２ロック爪２２との係合が解除される。そし
て、この状態で、図４に示すように、モーター１１の回
動軸を逆転して、太陽歯車１２を支点Ａを中心として正
転する。これに伴い、第１遊星腕１３が支点Ａを中心と
して正転されると共に、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中
心として逆転されて、モーター１１の回動軸の逆転がプ
ラテンローラ７に伝達され、また、第２遊星腕１６が支
点Ａを中心として正転されると共に、第２遊星歯車１７
が支点Ｂを中心として逆転されて、モーター１１の回動
軸の逆転が原稿搬送ローラ５に伝達される。そして、上
記プラテンローラ７の回転により、プラテンローラ７と
記録ヘッド８との間に挟装された記録紙４０がＨ1 方向
に搬送され、また、上記原稿搬送ローラ５の回転によ
り、原稿搬送ローラ５と読取ユニット６との間に挟装さ
れた原稿３０がＧ方向に搬送される。
信モードにおける用紙搬送機構１０の作動状態から、ソ
レノイド２５に電流が流されてＯＮ状態となり、図３に
示すように、ソレノイド２５の可動軸２５ａがＦ2 方向
に退行移動される。これにより、第１ロック爪２１と第
２ロック爪２２とは、Ｅ2方向に回転されて、第２遊星
腕１６と第２ロック爪２２との係合が解除される。そし
て、この状態で、図４に示すように、モーター１１の回
動軸を逆転して、太陽歯車１２を支点Ａを中心として正
転する。これに伴い、第１遊星腕１３が支点Ａを中心と
して正転されると共に、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中
心として逆転されて、モーター１１の回動軸の逆転がプ
ラテンローラ７に伝達され、また、第２遊星腕１６が支
点Ａを中心として正転されると共に、第２遊星歯車１７
が支点Ｂを中心として逆転されて、モーター１１の回動
軸の逆転が原稿搬送ローラ５に伝達される。そして、上
記プラテンローラ７の回転により、プラテンローラ７と
記録ヘッド８との間に挟装された記録紙４０がＨ1 方向
に搬送され、また、上記原稿搬送ローラ５の回転によ
り、原稿搬送ローラ５と読取ユニット６との間に挟装さ
れた原稿３０がＧ方向に搬送される。
【００２６】次に、受信モードにおいては、上記の送信
モードにおける用紙搬送機構１０の作動状態から、モー
ター１１の回動軸が逆転されて、図５に示すように、太
陽歯車１２が支点Ａを中心として正転される。これに伴
い、第１遊星腕１３が支点Ａを中心として正転されると
共に、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として逆転さ
れ、モーター１１の回動軸の逆転がプラテンローラ７に
伝達される。そして、上記プラテンローラ７の回転によ
り、プラテンローラ７と記録ヘッド８との間に挟装され
た記録紙４０がＨ1 方向に搬送される。尚、上記のよう
な受信モード時には、第２遊星腕１６は、太陽歯車１２
の正転に伴う正転により、係合部１６ａが第２ロック爪
２２の係合爪部２２ａに係合され、正転方向に位置決め
固定された状態となっている。
モードにおける用紙搬送機構１０の作動状態から、モー
ター１１の回動軸が逆転されて、図５に示すように、太
陽歯車１２が支点Ａを中心として正転される。これに伴
い、第１遊星腕１３が支点Ａを中心として正転されると
共に、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として逆転さ
れ、モーター１１の回動軸の逆転がプラテンローラ７に
伝達される。そして、上記プラテンローラ７の回転によ
り、プラテンローラ７と記録ヘッド８との間に挟装され
た記録紙４０がＨ1 方向に搬送される。尚、上記のよう
な受信モード時には、第２遊星腕１６は、太陽歯車１２
の正転に伴う正転により、係合部１６ａが第２ロック爪
２２の係合爪部２２ａに係合され、正転方向に位置決め
固定された状態となっている。
【００２７】次に、受信系逆転モードにおいては、上記
の受信モードにおける用紙搬送機構１０の作動状態か
ら、モーター１１の回動軸が正転されて、図６に示すよ
うに、太陽歯車１２が支点Ａを中心として逆転される。
これに伴い、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として正
転され、モーター１１の回動軸の正転がプラテンローラ
７に伝達される。そして、上記プラテンローラ７の回転
により、プラテンローラ７と記録ヘッド８との間に挟装
された記録紙４０がＨ2 方向に搬送される。
の受信モードにおける用紙搬送機構１０の作動状態か
ら、モーター１１の回動軸が正転されて、図６に示すよ
うに、太陽歯車１２が支点Ａを中心として逆転される。
これに伴い、第１遊星歯車１４が支点Ｂを中心として正
転され、モーター１１の回動軸の正転がプラテンローラ
７に伝達される。そして、上記プラテンローラ７の回転
により、プラテンローラ７と記録ヘッド８との間に挟装
された記録紙４０がＨ2 方向に搬送される。
【００２８】以上のように、本実施例の用紙搬送機構１
０は、モーター１１の回動軸を正転／逆転させると共
に、ソレノイド２５をＯＮ／ＯＦＦさせることにより、
送信モード、コピーモード、受信モード、あるいは受信
系逆転モードの何れのモードにおいても、モーター１１
の駆動により原稿搬送ローラ５、およびプラテンローラ
７の一方、あるいは両方を回転するようになっている。
０は、モーター１１の回動軸を正転／逆転させると共
に、ソレノイド２５をＯＮ／ＯＦＦさせることにより、
送信モード、コピーモード、受信モード、あるいは受信
系逆転モードの何れのモードにおいても、モーター１１
の駆動により原稿搬送ローラ５、およびプラテンローラ
７の一方、あるいは両方を回転するようになっている。
【００２９】尚、上記用紙搬送機構１０は、何れのモー
ドにおいても、送信モード時の作動状態を初期状態とし
ており、また、受信系逆転モード時には、一旦、受信モ
ード時の作動状態を経て受信系逆転モードの作動を行う
ようになっているが、このような用紙搬送機構１０の作
動は、ファクシミリ装置を作動させる上で何ら問題を生
じるものではない。
ドにおいても、送信モード時の作動状態を初期状態とし
ており、また、受信系逆転モード時には、一旦、受信モ
ード時の作動状態を経て受信系逆転モードの作動を行う
ようになっているが、このような用紙搬送機構１０の作
動は、ファクシミリ装置を作動させる上で何ら問題を生
じるものではない。
【００３０】また、本実施例の用紙搬送機構１０におけ
る送信、受信、コピー、および受信系逆転の各モードか
らの作動プロセスを、モーター１１の正転／逆転、およ
びソレノイド２５のＯＮ／ＯＦＦを基に、補足説明とし
て以下の表１ないし表４に表記するものである。
る送信、受信、コピー、および受信系逆転の各モードか
らの作動プロセスを、モーター１１の正転／逆転、およ
びソレノイド２５のＯＮ／ＯＦＦを基に、補足説明とし
て以下の表１ないし表４に表記するものである。
【００３１】初期状態（送信モード）より
【００３２】
【表１】
【００３３】受信モードより
【００３４】
【表２】
【００３５】コピーモードより
【００３６】
【表３】
【００３７】受信系逆転モードより
【００３８】
【表４】
【００３９】
【発明の効果】本発明のファクシミリ装置は、以上のよ
うに、正逆転可能な回動軸を有すると共に、この回動軸
に駆動ギヤが一体的に取り付けられた駆動源と、駆動源
の駆動ギヤに歯合されると共に、支点を中心として回動
可能に設けられた太陽歯車と、太陽歯車の支点に個々に
回動可能に取り付けられた第１・第２遊星腕と、個々に
太陽歯車に歯合されると共に、回動トルクが制限された
状態で各遊星腕に回動可能に支持された第１・第２遊星
歯車と、第１・第２遊星腕を個々に位置決め固定する腕
ロック手段とを備え、上記駆動源の回動軸の回動が、第
１・第２遊星歯車の中、何れかの遊星歯車を介して原稿
搬送ローラ、およびプラテンローラの中、少なくとも何
方か一方のローラに伝達されるようになっている構成で
ある。
うに、正逆転可能な回動軸を有すると共に、この回動軸
に駆動ギヤが一体的に取り付けられた駆動源と、駆動源
の駆動ギヤに歯合されると共に、支点を中心として回動
可能に設けられた太陽歯車と、太陽歯車の支点に個々に
回動可能に取り付けられた第１・第２遊星腕と、個々に
太陽歯車に歯合されると共に、回動トルクが制限された
状態で各遊星腕に回動可能に支持された第１・第２遊星
歯車と、第１・第２遊星腕を個々に位置決め固定する腕
ロック手段とを備え、上記駆動源の回動軸の回動が、第
１・第２遊星歯車の中、何れかの遊星歯車を介して原稿
搬送ローラ、およびプラテンローラの中、少なくとも何
方か一方のローラに伝達されるようになっている構成で
ある。
【００４０】これにより、高価なワンウェイクラッチを
設けることなく、単一の駆動源による送信、受信、コピ
ー、および受信系逆転の各モードでの作動が可能にな
り、ひいては、ファクシミリ装置のコストダウン、およ
び小型・軽量化を招来することができるという効果を奏
する。
設けることなく、単一の駆動源による送信、受信、コピ
ー、および受信系逆転の各モードでの作動が可能にな
り、ひいては、ファクシミリ装置のコストダウン、およ
び小型・軽量化を招来することができるという効果を奏
する。
【図１】本発明のファクシミリ装置の用紙搬送機構を示
す概略の構成図である。
す概略の構成図である。
【図２】上記用紙搬送機構における送信モード状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図３】上記用紙搬送機構を構成するソレノイドのＯＮ
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図４】上記用紙搬送機構におけるコピーモード状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図５】上記用紙搬送機構における受信モード状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図６】上記用紙搬送機構における受信系逆転モード状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図７】上記ファクシミリ装置を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図８】従来例の用紙搬送機構を示す概略の構成図であ
る。
る。
【図９】従来例の他の用紙搬送機構を示す概略の構成図
である。
である。
５ 原稿搬送ローラ ７ プラテンローラ １０ 用紙搬送機構 １１ モーター（駆動源） １１ａ モーターギヤ（駆動ギヤ） １２ 太陽歯車 １３ 第１遊星腕 １４ 第１遊星歯車 １６ 第２遊星腕 １７ 第２遊星歯車 ２０ 腕ロック手段 ３０ 原稿 ４０ 記録紙 Ａ 支点
Claims (1)
- 【請求項１】原稿搬送ローラを回転することにより、原
稿の搬送を行うと共に、プラテンローラを回転すること
により、記録紙の搬送を行うファクシミリ装置の用紙搬
送機構において、正逆転可能な回動軸を有すると共に、
この回動軸に駆動ギヤが一体的に取り付けられた駆動源
と、駆動源の駆動ギヤに歯合されると共に、支点を中心
として回動可能に設けられた太陽歯車と、太陽歯車の支
点に個々に回動可能に取り付けられた第１・第２遊星腕
と、個々に太陽歯車に歯合されると共に、回動トルクが
制限された状態で各遊星腕に回動可能に支持された第１
・第２遊星歯車と、第１・第２遊星腕を個々に位置決め
固定する腕ロック手段とを備え、上記駆動源の回動軸の
回動が、第１・第２遊星歯車の中、何れかの遊星歯車を
介して原稿搬送ローラ、およびプラテンローラの中、少
なくとも何方か一方のローラに伝達されるようになって
いることを特徴とするファクシミリ装置の用紙搬送機
構。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3066916A JP2677717B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ファクシミリ装置の用紙搬送機構 |
| DE69208909T DE69208909T2 (de) | 1991-03-29 | 1992-03-23 | Vorrichtung zur Papierzuführung für ein Faksimilegerät |
| EP92104999A EP0505969B1 (en) | 1991-03-29 | 1992-03-23 | Paper feeding device for facsimile apparatus |
| US07/859,586 US5226639A (en) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | Paper feeding device for facsimile apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3066916A JP2677717B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ファクシミリ装置の用紙搬送機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04302258A JPH04302258A (ja) | 1992-10-26 |
| JP2677717B2 true JP2677717B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=13329778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3066916A Expired - Fee Related JP2677717B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | ファクシミリ装置の用紙搬送機構 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5226639A (ja) |
| EP (1) | EP0505969B1 (ja) |
| JP (1) | JP2677717B2 (ja) |
| DE (1) | DE69208909T2 (ja) |
Families Citing this family (39)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0561232A1 (en) * | 1992-03-07 | 1993-09-22 | Mita Industrial Co., Ltd. | Paper-supplying device |
| JP2919200B2 (ja) * | 1992-07-03 | 1999-07-12 | シャープ株式会社 | 記録装置 |
| JP3197960B2 (ja) * | 1992-09-30 | 2001-08-13 | キヤノン株式会社 | 自動給送装置及び画像形成装置 |
| US5523858A (en) * | 1992-11-11 | 1996-06-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus |
| JPH06350792A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-22 | Canon Inc | ファクシミリ装置 |
| US5793399A (en) * | 1993-12-27 | 1998-08-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet supplying apparatus |
| DE69525089T2 (de) * | 1994-02-22 | 2002-07-18 | Canon Kk | Blattzuführvorrichtung |
| KR200147810Y1 (ko) * | 1995-10-12 | 1999-06-15 | 윤종용 | 팩시밀리의 원 모터 구동장치 |
| FR2746999B1 (fr) * | 1996-03-26 | 1998-05-07 | Sagem | Equipement de bureau comprenant des moyens d'analyse d'image et des moyens d'impression d'image par laser |
| KR100202377B1 (ko) * | 1996-06-24 | 1999-06-15 | 윤종용 | 원고 이송 구동장치 |
| JPH1035964A (ja) | 1996-07-22 | 1998-02-10 | Brother Ind Ltd | 用紙移送機構、これを備えた画像記録装置、および画像読取記録装置 |
| KR100224601B1 (ko) * | 1997-05-13 | 1999-10-15 | 윤종용 | 복합기의 자동 급지장치 |
| EP1020296B1 (en) * | 1999-01-11 | 2005-09-07 | Seiko Epson Corporation | Power transmission switching device |
| JP2000236414A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Rohm Co Ltd | 画像処理装置 |
| DE60033391T2 (de) | 1999-12-23 | 2007-08-23 | Sagem Communication | Gerät mit einem motor, das über ein zwischen-antriebs-rad eine mehrzahl von antriebsrädern in diesem gerät betätigt |
| US6334042B1 (en) | 2000-11-28 | 2001-12-25 | Xerox Corporation | Side shifting cleaning apparatus and method |
| JP4736204B2 (ja) | 2001-02-28 | 2011-07-27 | ブラザー工業株式会社 | ギアチェンジ装置およびそれを使用した通信装置 |
| JP3810643B2 (ja) * | 2001-03-02 | 2006-08-16 | シャープ株式会社 | 画像読取装置 |
| US7151622B2 (en) * | 2001-09-18 | 2006-12-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading and recording apparatus |
| US7154639B2 (en) * | 2001-10-25 | 2006-12-26 | Chuwn-Jen Chien | Transmission mechanism of image scanner with adjustable resolution |
| JP3716831B2 (ja) * | 2002-12-10 | 2005-11-16 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| US7049365B2 (en) * | 2003-01-06 | 2006-05-23 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluoropolymer sealant |
| ES2374562T3 (es) * | 2003-03-07 | 2012-02-17 | Sagemcom Documents Sas | Método para inicializar una unidad de accionamiento y unidad de accionamiento. |
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