JP2000236414A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000236414A
JP2000236414A JP11035720A JP3572099A JP2000236414A JP 2000236414 A JP2000236414 A JP 2000236414A JP 11035720 A JP11035720 A JP 11035720A JP 3572099 A JP3572099 A JP 3572099A JP 2000236414 A JP2000236414 A JP 2000236414A
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gear
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gears
movable
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Hiroaki Onishi
弘朗 大西
Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays

Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿用プラテンローラおよび記録紙用プラテン
ローラを回転させるための機構を簡易な構造にして、そ
の製造コストを低減化する。 【解決手段】回転力を受けるための歯車G1,G2 を有す
る原稿用プラテンローラP1 および記録紙用プラテンロ
ーラP2 と、位置変更可能な2つの可動歯車a1,2
有し、かつこれら2つの可動歯車a1,2 を1つの駆動
源Mによって回転自在とした駆動機構部2と、を具備し
ている、画像処理装置Aであって、歯車G 1,G2 と可動
歯車a1,2 とは、直接かみ合いが可能に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、原稿を移送するための原稿用
プラテンローラと記録紙を移送するための記録紙用プラ
テンローラとを備えたタイプの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばファクシミリ装置のように、画
像の読み取り処理とプリント処理とが可能な画像処理装
置には、原稿用プラテンローラと記録紙用プラテンロー
ラとが設けられているのが一般的である。これら2つの
プラテンローラを別々の駆動源を用いて回転させたので
は、そのコストが高くなり、好ましくない。そこで、従
来では、2つのプラテンローラを1つの駆動源で回転さ
せるようにした画像処理装置があり、その一例を図7に
示す。
【0003】同図に示す画像処理装置は、1つのモータ
M1によって回転される2つの可動歯車71,72を有
する駆動機構部7と、画像読み取りヘッド80に対向し
た原稿用プラテンローラP1 の歯車82に駆動力を伝達
するための中間歯車Ga,bと、プリントヘッド81に
対向した記録紙用プラテンローラP2 の歯車83に駆動
力を伝達するための複数の中間歯車Gc 〜Gf とを有し
ている。2つの可動歯車71,72は、モータM1の駆
動軸の歯車84によって回転される大径の歯車85にか
み合っていることにより一定方向に回転自在であるとと
もに、図示していない機構の動作によって歯車85の周
方向(矢印Na,Nb方向)に移動可能である。
【0004】このような構成によれば、可動歯車71を
中間歯車Ga にかみ合わせると、原稿用プラテンローラ
1 を回転させることできる。また、可動歯車72を中
間歯車Gc にかみ合わせると、記録紙用プラテンローラ
2 を回転させることができる。2つの可動歯車71,
72のいずれか一方を、同図の仮想線に示すように、中
間歯車Ga または中間歯車Gc から離反させると、原稿
用プラテンローラP1と記録紙用プラテンローラP2
のいずれか一方を単独で回転させることもできる。した
がって、原稿Dの画像の読み取り処理や記録紙Kへの画
像のプリント処理を個別にまたは同時に行うことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、駆動機構部7が原稿用プラテン
ローラP1 や記録紙用プラテンローラP2 からかなり離
れた位置に設けられており、2つの可動歯車71,72
の回転力は、複数の中間歯車Ga 〜Gf を利用して原稿
用プラテンローラP1 や記録紙用プラテンローラP2
伝達される構造となっている。このため、従来では、装
置全体における歯車の総数が非常に多いものとなってお
り、その分だけ機構全体の構造が複雑となって、製造コ
ストが高くなっていた。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、原稿用プラテンローラおよび記
録紙用プラテンローラを回転させるための機構を簡易な
構造にして、その製造コストを低減化することをその課
題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明によって提供される画像処理装置
は、回転力を受けるための歯車をそれぞれ有する原稿用
プラテンローラおよび記録紙用プラテンローラと、位置
変更可能な2つの可動歯車を有し、かつこれら2つの可
動歯車を1つの駆動源によって回転自在とした駆動機構
部と、を具備している、画像処理装置であって、上記原
稿用プラテンローラおよび上記記録紙用プラテンローラ
のそれぞれの歯車と上記2つの可動歯車とは、直接かみ
合いが可能に設けられていることに特徴づけられる。
【0009】本願発明においては、原稿用プラテンロー
ラおよび記録紙用プラテンローラのそれぞれの歯車と、
駆動機構部の2つの可動歯車とを、直接かみ合わせるこ
とができるために、従来とは異なり、2つの可動歯車の
回転力を原稿用プラテンローラの歯車や記録紙用プラテ
ンローラの歯車に伝達させるための中間歯車を用いる必
要が一切なくなる。したがって、歯車の総数を少なくし
て、全体の構造を簡易にでき、製造コストの低減化を図
ることができる。
【0010】本願発明の好ましい実施の形態では、原稿
画像を読み取るための複数の受光素子と画像のプリント
を行うための複数の印字用素子とが同一の基板の同一片
面側に搭載されている画像読み書き一体ヘッドを具備し
ており、かつ上記原稿用プラテンローラは、上記複数の
受光素子に対向して設けられているとともに、上記記録
紙用プラテンローラは、上記複数の印字用素子に対向し
て設けられている。
【0011】このような構成によれば、原稿用プラテン
ローラと記録紙用プラテンローラとを互いに接近させて
設けることが簡単に行えることとなり、駆動機構部の2
つの可動歯車どうしの間隔を狭くするなどして、駆動機
構部自体の小型化や構造の簡素化も図れることとなる。
【0012】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記駆動源は、正逆いずれの方向にも回転自在な駆動軸
を有しており、上記駆動機構部は、上記駆動軸が正逆い
ずれかの一方向に回転したときにのみこの駆動軸の回転
力によって回転するカムを有しており、かつこのカムの
回転によって上記2つの可動歯車の位置変更を選択的に
行えるように構成されている。
【0013】このような構成によれば、2つの可動歯車
の位置変更動作についても、原稿用プラテンローラや記
録紙用プラテンローラの回転動作を行わせるための駆動
源を利用して行えることとなる。したがって、2つの可
動歯車の位置変更を行うための専用の駆動源を別途設け
るような必要がなくなり、全体の構造を簡易にする上で
一層好ましいものとなる。
【0014】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、次の発明の実施の形態の説明から、より明らかに
なるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0016】図1は、本願発明に係る画像処理装置の一
例を示す概略断面図である。図2は、図1の要部拡大断
面図である。図3は、図1に示す画像処理装置の駆動機
構部の説明図である。図4ないし図6のそれぞれは、図
3に示す駆動機構部の動作説明図である。
【0017】図1において、本実施形態の画像処理装置
Aは、ファクシミリ装置として構成されており、合成樹
脂製の筐体1内に、画像読み書き一体ヘッドB、原稿用
プラテンローラP1 、記録紙用プラテンローラP2 、お
よび駆動機構部2が組み込まれた構成を有している。
【0018】筐体1は、原稿挿入口10および排紙口1
1を有しており、原稿挿入口10から筐体1内に挿入さ
れた原稿Dは、ガイド板12によって画像読み書き一体
ヘッドBと原稿用プラテンローラP1 との間にガイドさ
れるようになっている。図1では、原稿挿入口10が筐
体1の左端に位置しているが、この画像処理装置Aはい
わゆる壁掛タイプのファクシミリ装置として構成されて
おり、使用時には、筐体1の底部1aが鉛直状の壁面に
対面するようにして取付けられ、原稿挿入口10が筐体
1の上部に位置する姿勢とされる。筐体1の内部には、
記録紙Kを巻き取った巻取ロールRを収容するためのス
ペースも設けられており、この巻取ロールRから繰り出
された記録紙Kは、画像読み書き一体ヘッドBと記録紙
用プラテンローラP2 との間に供給される。排紙口11
は、原稿Dの排出口と記録紙Kの排出口とを兼用したも
のである。
【0019】画像読み書き一体ヘッドBは、原稿Dの画
像の読み取り処理が可能な読み取りヘッドとしての機能
と、記録紙Kへの画像のプリント処理とが可能なサーマ
ルプリントヘッドとしての機能とを併せもつものであ
る。図2によく表れているように、画像読み書き一体ヘ
ッドBは、基板31上にケース30を組み付けて構成さ
れている。
【0020】基板31の表面31a(上面)には、複数
の光源32、複数の受光素子33、複数の印字用素子と
しての複数の発熱素子34、および複数の駆動IC35
が搭載されている。複数の光源32と複数の駆動IC3
5とのそれぞれは、主走査方向(図2の紙面と直交する
方向)に延びる列状に適当な間隔を隔てて並べられてい
る。これに対して、複数の受光素子33と複数の発熱素
子34とのそれぞれは、主走査方向に延びる列状に密に
並べられている。上記複数の光源32は、たとえばLE
Dを用いて構成されている。ただし、光源としては、他
の種類の光源を用いることができる。複数の受光素子3
3は、光電変更機能を有するものである。複数の発熱素
子34は、一般のサーマルプリントヘッドにおいて用い
られている発熱素子と同様な構成のものである。複数の
駆動IC35は、複数の発熱素子34の発熱駆動を制御
をするためのものであり、この制御によって複数の発熱
素子34は1ドット単位で選択されて発熱する。基板3
1の裏面には、放熱板36が重ね合わされている。
【0021】ケース30は、複数の発熱素子34を覆わ
ないように設けられており、記録紙用プラテンローラP
2 は複数の発熱素子34に対向して設けられている。ケ
ース30の上面部には、透明板37が装着されており、
原稿用プラテンローラP1 は透明板37の表面に対向し
て設けられている。複数の光源32から発せられた光
は、ケース30に設けられた照明用光路38内を進行し
て透明板37および透明板37の表面上に供給された原
稿Dに向けて照射されるように構成されている。ケース
30には、レンズアレイ39も組み付けられている。こ
のレンズアレイ39は、透明板37の表面上に供給され
た原稿Dからの反射光を集束させることにより、原稿D
の主走査方向の1ライン分の画像を複数の受光素子33
上に結像させるためのものであり、結像用のレンズが主
走査方向に多数並べられたものである。複数の受光素子
33は、レンズアレイ39によって集束された光を受け
ることにより、その受光量に対応した出力レベルの画像
信号を出力するようになっている。複数の受光素子33
の周囲は、黒色の遮光部材40によって覆われており、
ケース30の外部の光やその他の散乱光などが複数の受
光素子33に対して不当に入射しないようになってい
る。
【0022】原稿用プラテンローラP1 および記録紙用
プラテンローラP2 は、それらの長手方向端部に軸部4
2a,42bを有しており、これらの軸部42a,42
bが適当な固定部材(図示略)に支持されていることに
より定位置において回転可能に支持されている。軸部4
2a,42bには、後述するように駆動機構部2から回
転力を受けるための歯車G1,G2 が取付けられている。
【0023】図3によく表れているように、駆動機構部
2は、モータM、原稿用プラテンローラP1 の歯車G1
にかみ合わせるための第1の可動歯車a1 、記録紙用プ
ラテンローラP2 の歯車G2 にかみ合わせるための第2
の可動歯車a2 、これら第1の可動歯車a1 や第2の可
動歯車a2 に回転力を付与するための複数の歯車b1
7 、カム20、およびその他の後述する部品を具備し
て構成されている。
【0024】モータMは、本願発明でいう駆動源の一例
に相当するものであり、正逆いずれの方向にも駆動回転
自在な駆動軸21を有している。駆動軸21が回転する
と、この回転力はこの駆動軸21に取付けられている歯
車b1 から歯車b2,3 に伝達され、歯車b3 と一体化
された歯車b4 が回転するようになっている。歯車b 4
の回転力は、歯車b4 にかみ合った歯車b5 を介して第
1の可動歯車a1 に常に伝達されるようになっている。
第1の可動歯車a1 は、歯車b5 の軸を兼ねた固定軸2
3を中心として矢印N1方向に揺動可能な第1のアーム
22の一端に支持されている。この第1のアーム22の
揺動動作により、第1の可動歯車a1 は、図3および図
5に示すように歯車G1 に接触してかみ合う位置と、図
4および図6に示すように歯車G1 から離反した位置と
に移動可能となっている。
【0025】第2の可動歯車a2 は、歯車b4 とは歯車
6,7 を介して駆動連結されており、やはり第1の可
動歯車a1 と同様に、駆動軸21が回転して歯車b1
4が回転すると、それに伴って常に回転するようにな
っている。歯車b4 から第2の可動歯車a2 に到るまで
の歯車の数が第1の可動歯車a1 のそれと相違している
のは、本実施形態では、原稿用プラテンローラP1 と記
録紙用プラテンローラP2 との回転方向が反対となって
いるため、第1の可動歯車a1 および第2の可動歯車a
2 についてもそれらの回転方向を反対にする必要がある
からである。第2の可動歯車a2 は、歯車b7の軸を兼
ねた固定軸25を中心として矢印N2方向に揺動可能な
第2のアーム24の一端に支持されている。この第2の
アーム24の揺動動作により、第2の可動歯車a2 は、
図4および図5に示すように歯車G2 に接触してかみ合
う位置と、図3および図6に示すように歯車G2 から離
反した位置とに移動可能となっている。
【0026】カム20は、第1のアーム22や第2のア
ーム24の位置を規定することによって、後述するよう
に、第1の可動歯車a1 および第2の可動歯車a2 の位
置変更を行わせるためのものである。カム20は、たと
えば略扇形状に形成されたものであり、固定軸26を中
心として回転可能な歯車27に伴って回転するように設
けられている。歯車27は、歯車b6 と同軸に設けられ
ているものの、歯車b 6 とは分離しており、固定軸26
周りに独自に回転可能となっている。より具体的には、
歯車27は、図6に示すように、この歯車27に接近し
てきた第1の可動歯車a1 とかみ合ったときにのみこの
第1の可動歯車a1 の回転力によって回転し、この歯車
27の回転動作に伴ってカム20が回転するようになっ
ている。カム20の先端面や両側面は、第1のアーム2
2と第2のアーム24のそれぞれの他端を接触させるた
めのカム面となっている。第1のアーム22は、図3〜
図5に示すように、歯車b5 が反時計回りに回転すると
きには、それと同様に固定軸23を中心として反時計回
りに回転し、その他端がカム20に当接するようになっ
ている。これに対し、図6に示すように、歯車b6 が時
計回りに回転するときには、第1のアーム22は、その
他端がカム20から離反するように固定軸23を中心と
して時計回りに回転し、第1の可動歯車a1 が歯車27
に接近してかみ合うようになっている。第2のアーム2
4は、その他端がカム20に常時接触するように、バネ
などの弾性部材によって図3の矢印N3に示す一定方向
に付勢されている。
【0027】次に、画像処理装置Aの作用について説明
する。
【0028】まず、原稿Dの画像の読み取り処理を行う
場合には、駆動機構部2のカム20を図3に示す姿勢に
設定し、モータMの駆動軸21を正転させる。本実施形
態では、同図の矢印N4方向を正転方向として説明す
る。また、カム20の姿勢制御については後述する。図
3に示す状態では、歯車b5 が反時計回りに回転して、
第1のアーム22の他端がカム20の一側面に当接する
ために、このカム20によって第1のアーム22の姿勢
を規制することができ、第1の可動歯車a1 を原稿用プ
ラテンローラP1 の歯車G1 と直接かみ合う位置に配置
させることができる。これにより、原稿用プラテンロー
ラP1 を回転させて原稿Dを所定方向に移送することが
でき、図2に示した画像読み書き一体ヘッドBの複数の
光源32、レンズアレイ39、および複数の受光素子3
3を利用して、原稿Dの画像の読み取り処理を行うこと
ができる。図3において、第2の可動歯車a2 について
は、第2のアーム24の姿勢をカム20によって規制す
ることにより、歯車G2 とはかみ合わない位置に配置さ
せておくことができる。したがって、記録紙用プラテン
ローラP2 の回転を停止させておくことができる。
【0029】記録紙Kへの画像のプリント処理を行う場
合には、カム20を図4に示す姿勢にして、モータMの
駆動軸21を正転させる。この状態では、カム20の先
端面が第1のアーム22の他端に接触しているために、
第1のアーム22を図3に示した場合よりも固定軸23
を中心として時計回りに回転した姿勢にでき、第1の可
動歯車a1 を歯車G1 から離れた位置に配置することが
できる。したがって、原稿用プラテンローラP1 の回転
を停止させておくことができる。一方、第2のアーム2
4については、その他端がカム20の一側面に当接する
ことにより、図3に示した場合よりも固定軸25を中心
として時計回りに回転した姿勢にできる。このため、第
2の可動歯車a2 を歯車G2 に直接かみ合う位置に配置
させることができる。これにより、記録紙用プラテンロ
ーラP2 を回転させて記録紙Kを所定方向に移送するこ
とができ、図2に示した画像読み書き一体ヘッドBの複
数の発熱素子34を利用して、記録紙Kに所望の画像を
プリントすることができる。
【0030】原稿Dの画像の読み取り処理と記録紙Kへ
のプリント処理とを同時に行う場合、すなわち原稿Dの
コピー処理を行う場合には、カム20を図5に示す姿勢
にして、モータMの駆動軸21を正転させる。この状態
では、第1のアーム22の他端および第2のアーム24
の他端が、カム20の両側面に接触しているために、第
1のアーム22については先の図3に示した姿勢と同様
な姿勢になるとともに、第2のアーム24については先
の図4に示した姿勢と同様な姿勢になる。このため、第
1の可動歯車a1 は歯車G1 にかみ合うとともに、第2
の可動歯車a2は歯車G2 にかみ合い、原稿用プラテン
ローラP1 と記録紙用プラテンローラP 2 とのそれぞれ
を回転させることができる。これにより、原稿Dと記録
紙Kとの移送を同時に行って、原稿Dの画像を記録紙K
にプリントすることができる。
【0031】カム20を上記した種々の姿勢に変更する
動作は、モータMの駆動軸21を逆転させることによっ
て行える。すなわち、図6に示すように、駆動軸21を
矢印N5方向に逆転させると、歯車b5 が時計回り方向
に回転し、これに伴って第1のアーム22も固定軸23
を中心として同方向に回転する。すると、第1の可動歯
車a1 は歯車27に接近して歯車27とかみ合うことと
なり、歯車27およびカム20が回転することとなる。
その際、第1のアーム22の他端はカム20から離れた
位置に移動しているために、この第1のアーム22がカ
ム20の回転動作を妨げることはない。また、第2のア
ーム24についてはカム20に接触したままであるもの
の、この第2のアーム24は滑らかな側面がカム20に
接触しているから、やはりこの第2のアーム24がカム
20の回転動作を妨げることはない。カム20の回転角
度は、歯車27の回転角度と一致しており、この回転角
度はモータMの駆動軸21の回転角度に対応する。した
がって、駆動軸21を逆転させるときの回転角度を制御
することによって、カム20を上述した図3〜図5のい
ずれの姿勢にも簡単に設定することができる。むろん、
カム20の姿勢(位相)を検出するためのセンサを別途
設けておき、このセンサによってカム20の実際の姿勢
(位相)を検出しながらモータMの駆動軸21の回転角
度を制御するようにしてもかまわない。
【0032】上記したように、本実施形態の画像処理装
置Aでは、駆動機構部2の第1の可動歯車a1 および第
2の可動歯車a2 を、原稿用プラテンローラP1 および
記録紙用プラテンローラP2 のそれぞれの歯車G1,G2
に直接かみ合わせるようにしているために、全体の歯車
の数を少なくでき、構造の簡易化が図れる。また、原稿
用プラテンローラP1 および記録紙用プラテンローラP
2 は、いずれも画像読み書き一体ヘッドBの基板31の
表面側に配置されているために、これら原稿用プラテン
ローラP1 と記録紙用プラテンローラP2 とを互いに接
近させて、それらの歯車G1,G2 の軸間距離を短くする
ことができる。このため、駆動機構部2の第1の可動歯
車a1 や第2の可動歯車a2 を歯車G1,G2 に直接かみ
合わせるように製作することが簡易となる。さらに、歯
車G1,G2 の軸間距離が短ければ、第1の可動歯車a1
や第2の可動歯車a2 についても、それらの軸間距離を
短くすればよいこととなって、駆動機構部2の全体のサ
イズも小さくすることも可能となる。
【0033】上記した実施形態では、モータMの駆動軸
21の回転の正逆の切換えによって、第1の可動歯車a
1 および第2の可動歯車a2 の位置変更動作と、原稿用
プラテンローラP1 や記録紙用プラテンローラP2 の回
転動作とが区別して行えるようにしており、駆動機構部
2の構造が極めて合理的なものとなっている。ただし、
本願発明では、駆動機構部の具体的な構成はこれに限定
されない。たとえば、モータの駆動軸の逆転動作によっ
て第1の可動歯車や第2の可動歯車の位置変更を行わせ
る手段としては、たとえばワンウェイクラッチを用いる
ことによって、モータの駆動軸の逆回転時にのみその回
転力がカムに伝わるようにして、カムを所望角度だけ回
転できるように構成することもできる。
【0034】その他、本願発明に係る画像処理装置の各
部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。本願
発明に係る画像処理装置は、必ずしも画像伝送機能を備
えたファクシミリ装置として構成されている必要はな
く、さらには原稿のコピー機能を有しないものとして構
成されていてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る画像処理装置の一例を示す概略
断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図1に示す画像処理装置の駆動機構部の説明図
である。
【図4】図3に示す駆動機構部の動作説明図である。
【図5】図3に示す駆動機構部の動作説明図である。
【図6】図3に示す駆動機構部の動作説明図である。
【図7】従来の画像処理装置の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
A 画像処理装置 B 画像読み書き一体ヘッド P1 原稿用プラテンローラ P2 記録紙用プラテンローラ G1 歯車(原稿用プラテンローラの) G2 歯車(記録紙用プラテンローラの) a1 第1の可動歯車(可動歯車) a2 第2の可動歯車(可動歯車) M モータ(駆動源) 2 駆動機構部 20 カム 21 駆動軸 31 基板 33 受光素子 34 発熱素子(印字用素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 DA14 EA21 LA05 LA11 LB02 5C062 AA02 AB02 AB08 AB17 AB22 AB30 AB32 AB33 AB35 BA02 5C072 AA05 BA01 BA02 MA02 NA07 NA08 SA01 XA01 5C074 AA11 BB12 CC25 CC26 GG01 GG15 GG19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転力を受けるための歯車をそれぞれ有
    する原稿用プラテンローラおよび記録紙用プラテンロー
    ラと、位置変更可能な2つの可動歯車を有し、かつこれ
    ら2つの可動歯車を1つの駆動源によって回転自在とし
    た駆動機構部と、を具備している、画像処理装置であっ
    て、 上記原稿用プラテンローラおよび上記記録紙用プラテン
    ローラのそれぞれの歯車と上記2つの可動歯車とは、直
    接かみ合いが可能に設けられていることを特徴とする、
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取るための複数の受光素
    子と画像のプリントを行うための複数の印字用素子とが
    同一の基板の同一片面側に搭載されている画像読み書き
    一体ヘッドを具備しており、かつ上記原稿用プラテンロ
    ーラは、上記複数の受光素子に対向して設けられている
    とともに、上記記録紙用プラテンローラは、上記複数の
    印字用素子に対向して設けられている、請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動源は、正逆いずれの方向にも回
    転自在な駆動軸を有しており、上記駆動機構部は、上記
    駆動軸が正逆いずれかの一方向に回転したときにのみこ
    の駆動軸の回転力によって回転するカムを有しており、
    かつこのカムの回転によって上記2つの可動歯車の位置
    変更を選択的に行えるように構成されている、請求項1
    または2に記載の画像処理装置。
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