JPH1122742A - カップリング装置 - Google Patents

カップリング装置

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JPH1122742A
JPH1122742A JP9193143A JP19314397A JPH1122742A JP H1122742 A JPH1122742 A JP H1122742A JP 9193143 A JP9193143 A JP 9193143A JP 19314397 A JP19314397 A JP 19314397A JP H1122742 A JPH1122742 A JP H1122742A
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JP
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drive shaft
gear
drive
driven
axial direction
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JP9193143A
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Hisao Konno
久郎 近野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動軸と、その軸方向から取り付けるローラ
等の被駆動体の互いの回転連結部を付勢ばねの付勢力を
利用して連結するカップリング装置において、回転連結
部が噛み合わず突き当て状態にあるときでも、駆動軸を
回転すると、回転連結部を噛み合わせて確実に被駆動体
を駆動軸に連結する。 【解決手段】 定着ローラ(被駆動体)に回転連結部3
6aを設ける。一方、駆動軸30に、それと一体回転可
能に且つ軸方向に移動自在に駆動歯車35を取り付け、
その駆動歯車35を付勢ばね40で軸先端方向に付勢
し、従動歯車45と噛み合わせる。駆動歯車35には、
回転連結部36aと噛み合う回転連結部35aを設け
る。そして、駆動歯車35と従動歯車45をハスバ歯車
でつくり、それらの歯すじを、それらハスバ歯車の噛み
合いで駆動歯車35が定着ローラに向かう力を受ける方
向に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば複写機
・プリンタ・ファクシミリやそれらの複合機等に適用し
得る。詳しくは、そのような複写機等において、駆動モ
ータにより回転する駆動軸と、その駆動軸の回転を伝達
するローラやプーリ等の被駆動体とのカップリング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば複写機等では、メンテナ
ンスや部品交換等を容易に行うために、たとえば定着装
置等を、機器本体内に出し入れ自在に取り付けている。
そのとき、定着装置の定着ローラと、それに回転を伝達
する駆動軸とのカップリング装置の中には、たとえば図
5に示すように構成したものがある。
【0003】図中符号1は、駆動軸である。その駆動軸
1の先端には、それと一体に回転自在にかつ軸方向に移
動自在に駆動歯車2を取り付け、適宜抜け止めする。そ
して、付勢ばね3で軸先端方向に向けて付勢する一方、
従動歯車4と噛み合わて設ける。駆動歯車2には、外面
に回転連結部2aを形成する。回転連結部2aには、嵌
合凹部aを設け、その嵌合凹部a内に中心まわりに18
0度の間隔を隔てて2つの係合突部bを設ける。
【0004】他方、定着装置5の定着ローラには、ロー
ラ軸6の先端に回転連結部6aを形成する。回転連結部
6aには、太径部cを設け、その外面周囲に2つの係合
突部dを設ける。
【0005】そして、機器本体内に定着装置5を組み付
けるとき、駆動軸1の軸方向から定着ローラを取り付
け、嵌合凹部a内に太径部cを入れて両回転連結部2a
・6aをはめ合わせ、駆動軸1の回転で係合突部bを係
合突部dに係合し、その回転を従動歯車4に伝達すると
同時に定着ローラにも伝達していた。
【0006】定着装置5の組み付け時、係合突部dが係
合突部bに突き当たり、係合突部b上へ乗り上げたとき
は、付勢ばね3を撓ませて駆動歯車2を軸方向に移動
し、その後の駆動軸1の回転で係合突部dから外して係
合突部bのみを回転し、付勢ばね3の付勢力で駆動歯車
2を元の位置に復帰するとともに係合突部bを係合突部
dに係合し、その回転を従動歯車4に伝達すると同時に
定着ローラにも伝達していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は、駆
動歯車2および従動歯車4を平歯車で形成することか
ら、たとえば従動歯車4の回転負荷が大きいときなど、
歯面同志の摩擦抵抗が大きくなり、上記のように係合突
部dが係合突部b上に乗り上げたとき、付勢ばね3の付
勢力だけでは駆動歯車2を元の位置に復帰することがで
きず、係合突部bを係合突部dに係合することができず
に定着ローラを駆動軸1に確実に連結できない問題があ
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明のカップリング装置Aは、たとえば以下の図1に
示す実施の形態のように、駆動軸30と、その駆動軸3
0にそれと一体に回転するとともに軸方向に移動自在に
回転連結部35aを設け、従動歯車45と噛み合う駆動
歯車35と、その駆動歯車35を軸方向に付勢する付勢
ばね40と、前記駆動軸30の軸方向から取り付け、前
記回転連結部35aに前記付勢ばね40の付勢力で連結
する定着ローラ等の被駆動体とを備え、前記駆動歯車3
5と前記従動歯車45をハスバ歯車でつくり、それらの
噛み合いで前記駆動歯車35が前記被駆動体に向かう力
を受ける方向に、それらハスバ歯車の歯すじを設けてな
る、ことを特徴とする。
【0009】そして、駆動歯車35に乗り上げるかたち
で付勢ばね40を撓ませて被駆動体を取り付けたとき、
駆動軸30を回転すると、その回転とともに被駆動体か
ら外して駆動歯車35だけを回転し、付勢ばね40の付
勢力とともに、歯すじの向きによる従動歯車45の歯面
からの反力で、駆動歯車35を被駆動体方向に移動して
元の位置に復帰する。
【0010】請求項2に記載の発明のカップリング装置
Bは、たとえば以下の図2に示す実施の形態のように、
駆動軸30と、その駆動軸30上に固定して被駆動伝達
部材60に駆動を伝達する駆動伝達部材55と、前記駆
動軸30にそれと一体に回転するとともに軸方向に移動
自在に設ける回転連結部材50と、その回転連結部材5
0を軸方向に付勢する付勢ばね40と、前記駆動軸30
の軸方向から取り付け、前記回転連結部材50に前記付
勢ばね40の付勢力で連結する、定着ローラ等の被駆動
体とを備える、ことを特徴とする。
【0011】そして、回転連結部材50に乗り上げるか
たちで付勢ばね40を撓ませて被駆動体を取り付けたと
き、駆動軸30を回転すると、その回転とともに被駆動
体から外して回転連結部材50だけを回転し、その回転
連結部材50を被駆動体方向に移動して元の位置に復帰
する。
【0012】請求項3に記載の発明のカップリング装置
Cは、たとえば以下の図3に示す実施の形態のように、
駆動軸30と、その駆動軸30にそれと一体に回転する
とともに軸方向に移動自在に回転連結部65aを設け、
従動歯車66と噛み合う駆動歯車65と、その駆動歯車
65を軸方向に付勢する付勢ばね40と、前記駆動軸3
0の軸方向から取り付け、前記回転連結部65aに前記
付勢ばね40の付勢力で連結する、定着ローラ等の被駆
動体と、その被駆動体の取付後に前記駆動軸30を一定
時間断続的に回転する制御手段70とを備える、ことを
特徴とする。
【0013】そして、駆動歯車65に乗り上げるかたち
で付勢ばね40を撓ませて被駆動体を取り付けたとき、
制御手段70で駆動軸30を一定時間断続的に回転する
と、その回転とともに駆動歯車65を断続回転して従動
歯車66との噛み合い状態を変化し、付勢ばね40の付
勢力で駆動歯車65を被駆動体方向に移動して元の位置
に復帰する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のカップリング装置Cにおいて、たとえば以下の実施の
形態に示すとおり、前記駆動軸30を断続回転するとき
の回転ピッチを、前記駆動歯車65と前記被駆動体との
連結ピッチと異ならしめてなる、ことを特徴とする。
【0015】そして、制御手段70で駆動軸30を断続
回転したとき、各断続回転後の駆動軸30と被駆動体と
の位置関係を異ならしめる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の
カップリング装置を備える複写機で、その内部機構を正
面から見て示す概略構成図である。
【0017】図示複写機は、符号10で示す機器本体を
キャスタ付き用紙収納台11の上に載置し、機器本体1
0の左側にソータ12を取り付けてなる。機器本体10
は、その画像形成部13の上にスキャナ部14を備え
る。
【0018】画像形成部13には、符号15で示すドラ
ム状感光体の上に形成した画像を転写して用紙に記録を
行う記録部16、その記録部16で記録した用紙上の画
像を定着する定着装置17、記録部16や定着装置17
の下に設けて定着後の用紙をスイッチバックし反転して
再び記録部16へと給紙する両面記録ユニット20、そ
の両面記録ユニット20の下に着脱自在に収納する給紙
カセット18、その給紙カセット18から繰り出した用
紙を記録部16へと給紙する給紙部19などを備える。
【0019】スキャナ部14には、スキャナ本体14a
と、そのスキャナ本体14a上に開閉自在に設けるAD
F装置21を備える。そして、スキャナ本体14aの内
部に、公知の原稿読取り光学機構22を備えるととも
に、上面に読取原稿をのせるコンタクトガラス23を設
ける。
【0020】なお、用紙収納台11は、内部に給紙カセ
ット24・25・26を上下三段に備えるとともに、機
器本体10の給紙部19に通ずる給紙部28を設けてな
る。
【0021】そして、コピー時は、ADF装置21を開
いてコンタクトガラス23上に原稿をセットし、ADF
装置21を閉じてその原稿を押さえる。そして、図示し
ない操作パネルを操作して原稿読取り光学機構22で原
稿上の画像を読み取り、記録部16で帯電・書込み・現
像を行ってその読取画像を感光体15上に形成する。
【0022】他方、4つの給紙カセット18・24・2
5・26の1つから適宜選択的に用紙を繰り出し、給紙
部19から記録部16へと給紙してそこで感光体15上
に形成した読取画像を転写して用紙に記録する。
【0023】その後、定着装置17で用紙上の記録画像
を定着し、片面記録のときは、そのまま直進し、排紙ロ
ーラ27で順次ソータ12へ排出し、そこで仕分けして
スタックする。両面記録のときは、両面記録ユニット2
0へと送り、そこでスイッチバックして反転し、再び給
紙部19の途中から記録部16へと給紙して用紙の裏面
にも記録を行い、ソータ12に排出しスタックする。
【0024】ところで、図示複写機において、たとえば
定着装置17や両面記録ユニット20等は、機器本体1
0内の前後側板間に、正面側から出し入れ自在に取り付
ける。そして、図1に示すように、たとえば定着装置1
7の定着ローラ(被駆動体)を駆動軸30に連結する、
カップリング装置Aを備える。
【0025】カップリング装置Aでは、駆動軸30の、
たとえば断面D形をなす先端部を、駆動歯車35の半円
状中心穴に係合し、その駆動歯車35を駆動軸30上に
一体回転可能に且つ軸方向に移動自在に設ける。さらに
駆動軸30上に付勢ばね40を取り付けて駆動歯車35
を軸先端方向に付勢し、適宜抜け止めする。また、駆動
軸30の基端部上には、プーリ31を固定してなる。
【0026】駆動歯車35は、ハスバ歯車でつくり、外
面に回転連結部35aを形成する。回転連結部35aに
は、嵌合凹部eを設け、その嵌合凹部e内に中心まわり
に180度の間隔を隔てて2つの係合突部fを設けてな
る。
【0027】そして、その駆動歯車35の回転連結部3
5aを正面側に向け、駆動軸30の基端部を不図示の支
持部材に取り付けて回転自在に支持する。しかして、プ
ーリ31と、駆動モータ32の駆動プーリ33間にタイ
ミングベルト34を掛け渡し、駆動モータ32の回転を
駆動軸30に伝達できるようにする。
【0028】そうして、駆動歯車35を、同様にハスバ
歯車からなる従動歯車45に噛み合わせ、それら歯車3
5・45の噛み合いを介して駆動軸30の回転を他部材
にも伝達できるようにする。
【0029】ところで、この発明のカップリング装置A
における駆動歯車35および従動歯車45には、それら
ハスバ歯車の噛み合いで駆動歯車35が上記定着ローラ
に向かう力を受ける方向に、歯すじを設けてなる。
【0030】他方、定着装置17の定着ローラには、そ
のローラ軸29の先端に回転連結部36aを形成する。
回転連結部36aには、太径部gを設け、その外面周囲
に2つの係合突部hを設けてなる。
【0031】そして、たとえばメンテナンス時、いった
ん取り外した定着装置17を再び機器本体10に組み付
けるときは、正面側から定着装置17を機器本体10内
に挿入し、嵌合凹部e内に太径部gを入れて回転連結部
36aを回転連結部35aに突き合わせてローラ軸29
と駆動軸30を一直線上に配置する。
【0032】その後、駆動モータ32を駆動し、その回
転をタイミングベルト34を介して駆動軸30に伝達し
て駆動歯車35を回転し、回転連結部35a・36aの
互いの係合突部f・hを係合して定着ローラを駆動軸3
0に連結する。そうして、駆動軸30の回転を、回転連
結部35a・36aの係合を介して定着ローラに伝達す
ると同時に、駆動歯車35と従動歯車45の噛み合いを
介して上記他部材に伝達する。
【0033】ところが、上述した定着装置17の取付
時、回転連結部36aを回転連結部35aに突き合わせ
たときに、係合突部hが係合突部fに突き当たり、係合
突部f上に乗り上げた状態になる場合がある。その場合
は、その後に駆動軸30が回転すると、その回転ととも
に駆動歯車35だけを回転して係合突部f・hの突き当
て状態が外れ、付勢ばね40の付勢力とともに、歯すじ
の向きによる従動歯車45の歯面からの反力で、駆動歯
車35を定着ローラ方向に移動して係合突部f・hを係
合状態にする。
【0034】ところで、この発明では、上述した図示実
施の形態に代えて、カップリング装置を、たとえば図2
に示すように構成することもできる。
【0035】このカップリング装置Bでは、断面D形を
なす駆動軸30の先端部を、図2中符号50で示す環状
の連結部材の半円形中心穴に係合し、その連結部材50
を一体回転可能に且つ軸方向に移動自在に設ける。連結
部材50は、その外面周囲に、回転連結部36aの係合
突部gと同様な2つの係合突部iを設けてなる。
【0036】また、駆動軸30上には、連結部材50よ
り基端部側に、平歯車からなる駆動伝達部材55を固定
する。そして、その駆動伝達部材55と連結部材50と
の間に付勢ばね40を取り付けて連結部材50を軸先端
方向に付勢し、適宜抜け止めしてなる。そして、駆動伝
達部材55を、同様に平歯車からなる被駆動伝達部材6
0に噛み合わせ、その噛み合いを介して駆動軸30の回
転を、他部材にも伝達できるようにする。
【0037】しかして、定着装置17の取付時、定着ロ
ーラの回転連結部36aを連結部材50に突き合わせた
ときに、係合突部hが係合突部iに突き当たり、係合突
部i上に乗り上げた状態にあっても、その後の駆動軸3
0の回転で突き当てが外れ、付勢ばね40の付勢力で連
結部材50を移動して係合突部h・iを係合する。そし
て、駆動軸30の回転を、連結部材50と回転連結部3
6aの噛み合いで定着ローラに伝達すると同時に、駆動
伝達部材55と被駆動伝達部材60の噛み合いを介して
他部材にも伝達する。
【0038】なお、図2の実施の形態では、駆動伝達部
材55として平歯車を用いるが、たとえばハスバ歯車等
の他の歯車であってもよい。さらに、そのような歯車に
代えて、たとえばタイミングベルト等を用いて駆動軸3
0の回転を伝達できるようにしてもよい。
【0039】ところで、さらにこの発明では、以上の図
示実施の形態に代えて、カップリング装置を、たとえば
図3に示すように構成することもできる。
【0040】このカップリング装置Cでは、たとえば図
1に示したカップリング装置Aの構成とは異なり、図3
に示すように、駆動軸30上の駆動歯車65と、それに
噛み合う従動歯車66を、ともに平歯車で形成する。ま
た、駆動歯車65は、その外面に回転連結部65aを形
成する。回転連結部65aには、嵌合凹部jを設け、そ
の嵌合凹部j内に中心まわりに180度の間隔を隔てて
2つの係合突部kを設けてなる。そして、駆動モータ3
2と接続するCPUなどの制御手段70で、定着装置1
7等のような被駆動体の取付後に駆動モータ32を駆動
して駆動軸30を断続的に回転させるようにする。
【0041】しかして、たとえば定着装置17の取付時
は、上述したと同様に定着ローラの回転連結部36a
を、駆動歯車65の回転連結部65aに突き合わせて定
着ローラを駆動軸30に連結する。
【0042】そして、この定着装置17の取付後に、制
御手段70で駆動モータ32を駆動し、駆動軸30を一
定時間断続的に回転する。すると、その間、駆動歯車6
5が揺り動いて従動歯車66との噛み合い状態が変化
し、その噛み合い状態の変化に応じて付勢ばね40の付
勢力を駆動歯車65が受けやすい状態となる。
【0043】したがって、定着ローラの回転連結部36
aを連結部材50に突き合わせたときに、係合突部hが
係合突部kに突き当たり、係合突部k上に乗り上げた状
態にあっても、この駆動軸30の断続回転で突き当てが
外れると、付勢ばね40の付勢力を受けて駆動歯車65
が移動し、係合突部h・kを係合状態にする。
【0044】ところで、図3の実施の形態では、駆動軸
30を断続回転するとき、その回転ピッチ、つまり駆動
軸30回転角度を、駆動歯車65と定着ローラとの連結
ピッチ、つまり係合突部h・kの噛み合いピッチと一致
させないことが望ましい。
【0045】これにより、係合突部hが係合突部kに突
き当たり、係合突部k上に乗り上げた状態のときに、駆
動軸30を断続回転しても突き当てが外れず、回転停止
のたびに係合突部h・kが互いに突き当て状態のままに
なることを阻止することができる。
【0046】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、駆動歯車に乗り上げるかたちで付勢ばねを撓ませ
て被駆動体を取り付けたとき、駆動軸を回転すると、そ
の回転とともに被駆動体から外して駆動歯車だけを回転
し、付勢ばねの付勢力とともに従動歯車の歯面からの反
力で、駆動歯車を被駆動体方向に移動して元の位置に復
帰し、駆動軸と被駆動体とを連結して駆動軸の回転を被
駆動体に確実に伝達することができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、回転連結
部に乗り上げるかたちで付勢ばねを撓ませて被駆動体を
取り付けたとき、駆動軸を回転すると、その回転ととも
に被駆動体から外して回転連結部だけを回転し、回転連
結部を被駆動体方向に移動して元の位置に復帰し、駆動
軸と被駆動体とを連結して駆動軸の回転を被駆動体に確
実に伝達することができる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、駆動歯車
に乗り上げるかたちで付勢ばねを撓ませて被駆動体を取
り付けたとき、制御手段で駆動軸を一定時間断続的に回
転すると、その回転とともに駆動歯車を断続回転して被
駆動体との係合状態を変化し、付勢ばねの付勢力で駆動
歯車を被駆動体方向に移動して元の位置に復帰し、駆動
軸と被駆動体とを連結して駆動軸の回転を被駆動体に確
実に伝達することができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、加えて、
制御手段で各断続回転後の駆動軸と被駆動体との位置関
係を異ならしめるから、被駆動体の駆動歯車への乗り上
げを一層解除しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態で、その
カップリング装置の斜視図である。
【図2】請求項2に記載の発明の一実施の形態で、その
カップリング装置の斜視図である。
【図3】請求項3に記載の発明の一実施の形態で、その
カップリング装置の斜視図である。
【図4】そのカップリング装置を備える複写機の全体概
略構成図である。
【図5】従来のカップリング装置の斜視図である。
【符号の説明】
30 駆動軸 35・65 駆動歯車 35a・65a 回転連結部 40 付勢ばね 45・66 従動歯車 50 連結部材 55 駆動伝達部材 60 被駆動伝達部材 70 制御手段 A・B・C カップリング装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と、 その駆動軸にそれと一体に回転するとともに軸方向に移
    動自在に回転連結部を設け、従動歯車と噛み合う駆動歯
    車と、 その駆動歯車を軸方向に付勢する付勢ばねと、 前記駆動軸の軸方向から取り付け、前記回転連結部に前
    記付勢ばねの付勢力で連結する被駆動体とを備え、 前記駆動歯車と前記従動歯車をハスバ歯車でつくり、そ
    れらの噛み合いで前記駆動歯車が前記被駆動体に向かう
    力を受ける方向に、それらハスバ歯車の歯すじを設けて
    なる、カップリング装置。
  2. 【請求項2】 駆動軸と、 その駆動軸上に固定して被駆動伝達部材に駆動を伝達す
    る駆動伝達部材と、 前記駆動軸にそれと一体に回転するとともに軸方向に移
    動自在に設ける回転連結部材と、 その回転連結部材を軸方向に付勢する付勢ばねと、 前記駆動軸の軸方向から取り付け、前記回転連結部材に
    前記付勢ばねの付勢力で連結する被駆動体と、 を備える、カップリング装置。
  3. 【請求項3】 駆動軸と、 その駆動軸にそれと一体に回転するとともに軸方向に移
    動自在に回転連結部を設け、従動歯車と噛み合う駆動歯
    車と、 その駆動歯車を軸方向に付勢する付勢ばねと、 前記駆動軸の軸方向から取り付け、前記回転連結部に前
    記付勢ばねの付勢力で連結する被駆動体と その被駆動体の取付後に前記駆動軸を一定時間断続的に
    回転する制御手段と、 を備える、カップリング装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動軸を断続回転するときの回転ピ
    ッチを、前記駆動歯車と前記被駆動体との連結ピッチと
    異ならしめてなる、請求項3に記載のカップリング装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000346043A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Ricoh Co Ltd 回転軸支持装置
JP2005331548A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Canon Inc カップリング装置及び画像形成装置
US8280275B2 (en) 2007-08-02 2012-10-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Combination gear, detachable unit, and image forming apparatus using these
JP2014089342A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Kyocera Document Solutions Inc 駆動装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2016006545A (ja) * 2015-09-25 2016-01-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2017223802A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置

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