JP2000346043A - 回転軸支持装置 - Google Patents

回転軸支持装置

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JP2000346043A
JP2000346043A JP11162596A JP16259699A JP2000346043A JP 2000346043 A JP2000346043 A JP 2000346043A JP 11162596 A JP11162596 A JP 11162596A JP 16259699 A JP16259699 A JP 16259699A JP 2000346043 A JP2000346043 A JP 2000346043A
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boss
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Taku Kudo
卓 工藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は回転駆動部材に着脱可能に連結される
回転軸を簡単かつ速やかに交換できる回転軸支持装置を
提供する。 【解決手段】回転軸支持装置10は、回転軸11の駆動
力伝達部13と反対側の基端部が軸方向に移動可能でか
つ揺動可能に軸受に支持され、付勢部材により駆動ボス
方向に付勢されている。駆動力伝達部13は四角柱形状
に形成され、駆動ボスはカット部の奥部分に平面形状の
係止部が形成されている。回転軸11の交換時、回転軸
11を、軸受方向に移動させて駆動力伝達部13をカッ
ト部から引き抜いた後、駆動ボス方向に引くと、取り外
せる。回転軸11の取付時は、回転軸11の基端部を軸
受内に挿入した後、駆動力伝達部13を駆動ボスのカッ
ト部内に挿入し、駆動ボスを回転させると、駆動力伝達
部13の四角柱形状の平面部が係止部と一致した時点
で、回転軸11が付勢部材により駆動ボス内に自動的に
挿入されて連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸支持装置に
関し、詳細には、給紙装置等で用いられる搬送ローラ等
の回転軸支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給紙装置等の回転部材を備えた機
器においては、搬送ローラ等の回転部材が消耗した場
合、ユーザが回転部材の交換を行うが、ユーザが回転部
材の交換を行う場合、工具を用いないで外せるようにな
っていることが、メンテナンス性を向上させる上で望ま
しいことであるが、従来の機器においては、回転部材を
Eリングや樹脂製の止め輪等を用いて取り付けたり、取
り外したりするようになっている。
【0003】ところが、このような構造では、E状の係
止リング等は、紛失しやすく、また、変形等が発生して
再利用しにくい等の問題があった。
【0004】そこで、本出願人は、先に、回転軸の一端
に、駆動伝達手段と着脱自在でかつ駆動連結される被駆
動伝達部を形成し、さらに前記回転軸の他端に、軸方向
にある範囲移動可能でかつスプリングによって外側に付
勢された軸受を設けたことを特徴とする回転軸の支持装
置を提案している(特開平7−187437号公報参
照)。
【0005】この支持装置は、具体的には、図11及び
図12に示すように、回転軸1の先端部にDカット部2
が形成されており、この回転軸1のDカット部2を、図
13及び図14に示す駆動ボス3のDカット部4に挿入
して回転軸1を駆動ボス3に連結する。そして、回転軸
1は、駆動ボス3方向に図示しないスプリングにより付
勢されている。したがって、この支持装置では、ユーザ
が機器の回転軸1を設置する案内部にDカット部2を駆
動ボス3方向に向けた状態で回転軸1をセットして、機
器が動作を開始すると、スプリングにより駆動ボス3方
向に付勢されている回転軸1のDカット部2が自動的に
駆動ボス3のDカット部4に進入して連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が先に提案した支持装置にあっては、回転軸1にDカ
ット部2が形成され、駆動ボス3にDカット部4が形成
されて、回転軸1のDカット部2と駆動ボス3のDカッ
ト部4を噛み合わせて連結しているため、回転軸1を駆
動ボス3に連結するためには、回転軸1のDカット部2
と駆動ボス3のDカット部4が噛み合うまで回転させる
のに、最も多く回転させる必要があるときには、360
度近く回転させる必要があり、連結を速やかに行う上で
改良の必要があった。また、連結時の回転速度が速い
と、回転軸1のDカット部2が駆動ボス3のDカット部
4に噛み合わずに駆動ボス3のDカット部4を飛び越え
てしまい、回転軸1のDカット部2と駆動ボス3のDカ
ット部4が噛み合うまでさらに回転させる必要があり、
連結を確実かつ速やかに行う上で改良の必要があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、その基端
部が軸受に回転可能に支持され、付勢部材により先端側
に付勢されて、当該先端部が所定の回転駆動部材に着脱
可能に連結される回転軸を着脱可能に支持する回転軸支
持装置で、回転駆動部材と回転軸の先端部のいずれか一
方に、他方の先端部が進入可能な被挿入部を形成し、当
該他方の先端部の周方向で対象の位置に、少なくとも複
数の同形状の回り止め部を形成し、被挿入部内に、回り
止め部が進入して係合する係合部を少なくとも1つ形成
することにより、回転軸を回転駆動部材から取り外す際
に、回転軸を付勢部材の付勢力に抗して軸受方向に移動
させるだけで取り外せ、また、回転軸を回転駆動部材に
装着する際に、一方の先端部を他方の被挿入部にあてが
って回転駆動部材を複数の回り止め部の1つが係合部に
一致するまで回転させるのみで装着され、回転駆動部材
を従来よりも少ない回転角度回転させるだけで、回転軸
を回転駆動部材に連結し、連結を確実かつより速やかに
行うことのできる回転軸支持装置を提供することを目的
としている。
【0008】請求項2記載の発明は、被挿入部に、他方
側の先端部全体が挿入される導入部を入口側に形成し、
係合部を当該導入部よりも奥側に形成することにより、
回転軸を回転駆動部材に装着する際に、一方の先端部を
他方の被挿入部の導入部に挿入して、この状態で回転駆
動部材を複数の回り止め部の1つが係合部に一致するま
で回転させるのみで装着され、回転駆動部材を従来より
も少ない回転角度回転させるだけで、回転軸を回転駆動
部材により簡単に連結することができるとともに、確実
かつより速やかに連結させることのできる回転軸支持装
置を提供することを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、被挿入部の入口側
の端部、他方側の先端部の先端側の端部、回り止め部の
入口側の端部、導入部の入口側の端部、あるいは、係合
部の先端側の端部に、先端側に傾斜した面取り部を形成
することにより、一方の先端部を他方の被挿入部や導入
部に挿入する際、あるいは、回り止め部を係合部に侵入
させる際に、面取り部を滑る状態で挿入あるいは侵入さ
れ、回転軸を回転駆動部材により一層簡単に連結するこ
とができるとともに、より一層確実かつより一層速やか
に連結させることのできる回転軸支持装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、回り止め部を、そ
の軸方向断面が正多角形である多角柱形状に形成し、係
合部を、当該多角柱形状の少なくとも1面に係合する平
面形状を有したものとすることにより、簡単な構造で、
回転軸を回転駆動部材に簡単に連結することができると
ともに、確実かつ速やかに連結させることのできる回転
軸支持装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の回
転軸支持装置は、その基端部が所定の軸受に回転可能に
支持され、所定の付勢部材により先端側に付勢されて、
当該先端部が所定の回転駆動部材に着脱可能に連結され
る回転軸を着脱可能に支持する回転軸支持装置であっ
て、前記回転駆動部材と前記回転軸の先端部のいずれか
一方に、他方の先端部が進入可能な被挿入部が形成さ
れ、当該他方の先端部の周方向で対象の位置に、少なく
とも複数の同形状の回り止め部が形成され、前記被挿入
部内に、前記回り止め部が進入して係合する係合部が少
なくとも1つ形成されていることにより、上記目的を達
成している。
【0012】上記構成によれば、その基端部が軸受に回
転可能に支持され、付勢部材により先端側に付勢され
て、当該先端部が所定の回転駆動部材に着脱可能に連結
される回転軸を着脱可能に支持する回転軸支持装置で、
回転駆動部材と回転軸の先端部のいずれか一方に、他方
の先端部が進入可能な被挿入部を形成し、当該他方の先
端部の周方向で対象の位置に、少なくとも複数の同形状
の回り止め部を形成し、被挿入部内に、回り止め部が進
入して係合する係合部を少なくとも1つ形成しているの
で、回転軸を回転駆動部材から取り外す際に、回転軸を
付勢部材の付勢力に抗して軸受方向に移動させるだけで
取り外すことができ、また、回転軸を回転駆動部材に装
着する際に、一方の先端部を他方の被挿入部にあてがっ
て回転駆動部材を複数の回り止め部の1つが係合部に一
致するまで回転させるのみで装着することができ、回転
駆動部材を従来よりも少ない回転角度回転させるだけ
で、回転軸を回転駆動部材に連結して、連結を確実かつ
より速やかに行うことができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記被挿入部は、前記他方側の先端部全体が挿入
される導入部が入口側に形成され、前記係合部が当該導
入部よりも奥側に形成されていてもよい。
【0014】上記構成によれば、被挿入部に、他方側の
先端部全体が挿入される導入部を入口側に形成し、係合
部を当該導入部よりも奥側に形成しているので、回転軸
を回転駆動部材に装着する際に、一方の先端部を他方の
被挿入部の導入部に挿入して、この状態で回転駆動部材
を複数の回り止め部の1つが係合部に一致するまで回転
させるのみで装着することができ、回転駆動部材を従来
よりも少ない回転角度回転させるだけで、回転軸を回転
駆動部材により簡単に連結することができるとともに、
確実かつより速やかに連結させることができる。
【0015】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記被挿入部の前記入口側の端部、前記他方側の先
端部の先端側の端部、前記回り止め部の入口側の端部、
前記導入部の入口側の端部、あるいは、前記係合部の先
端側の端部は、先端側に傾斜した面取り部が形成されて
いてもよい。
【0016】上記構成によれば、被挿入部の入口側の端
部、他方側の先端部の先端側の端部、回り止め部の入口
側の端部、導入部の入口側の端部、あるいは、係合部の
先端側の端部に、先端側に傾斜した面取り部を形成して
いるので、一方の先端部を他方の被挿入部や導入部に挿
入する際、あるいは、回り止め部を係合部に侵入させる
際に、面取り部を滑る状態で挿入あるいは侵入させるこ
とができ、回転軸を回転駆動部材により一層簡単に連結
することができるとともに、より一層確実かつより一層
速やかに連結させることができる。
【0017】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記回り止め部は、その軸方向断面が正多角形であ
る多角柱形状に形成され、前記係合部は、当該多角柱形
状の少なくとも1面に係合する平面形状を有していても
よい。
【0018】上記構成によれば、回り止め部を、その軸
方向断面が正多角形である多角柱形状に形成し、係合部
を、当該多角柱形状の少なくとも1面に係合する平面形
状を有したものとしているので、簡単な構造で、回転軸
を回転駆動部材に簡単に連結することができるととも
に、確実かつ速やかに連結させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0020】図1〜図4は、本発明の回転軸支持装置の
第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、断
面が四角形の駆動力伝達部を有するものである。
【0021】図1は、本発明の回転軸支持装置の第1の
実施の形態を適用した支持装置10の回転軸11の正面
図、図3は、図1の回転軸11と連結される駆動ボス1
2の正面部分断面図である。
【0022】図1及び図3において、回転軸支持装置1
0は、図1に示す回転軸11と図3に示す駆動ボス12
が連結され、駆動ボス12の回転力を回転軸11に伝達
する。回転軸11は、図1に示すように、その先端部に
駆動力伝達部(回り止め部)13が形成されており、駆
動力伝達部13は、図2に示すように、その軸方向に対
して直角の断面が正四角形となる四角柱形状に形成され
ている。
【0023】この回転軸11は、その駆動力伝達部13
が、図3に示す駆動ボス12の先端部に形成されたカッ
ト部(被挿入部)14内に挿入される。カット部14内
は、入口部分が円筒形状に形成されているとともに、カ
ット部14内の奥部分に、図4に示すように、相対向す
る位置に、平面状の係止部(係合部)14aが形成され
ており、係止部14aは、回転軸11の駆動力伝達部1
3の形成された側の先端部がカット部14内に挿入され
たとき、四角柱形状の駆動力伝達部13の2面が当接し
て、駆動力の伝達を行う。すなわち、駆動力伝達部13
は、回転軸11の周方向の対称の位置に駆動ボス12の
係止部14aと係合する回り止めが形成された状態とな
っている。
【0024】上記回転軸11は、図示しないが、スプリ
ング等の付勢部材により駆動ボス12方向に付勢され、
この付勢部材の付勢力により、回転軸11の駆動力伝達
部13が駆動ボス12のカット部14の係止部14aの
間に確実に挿入される。
【0025】また、回転軸11は、回転軸11の駆動力
伝達部13と反対側の端部部分(基端部分)が、図示し
ない軸受に取出可能に挿入されており、この軸受は、回
転軸11の当該端部部分を軸方向に所定量移動可能でか
つ所定量揺動可能に支持する。
【0026】次に、本実施の形態の作用を説明する。回
転軸支持装置10は、回転軸11の交換を簡単かつ速や
かに行えるところにその特徴がある。
【0027】すなわち、回転軸支持装置10は、回転軸
11の交換時、回転軸11の駆動力伝達部13と反対側
の端部が軸方向に所定量移動可能でかつ所定量揺動可能
に軸受に支持されているとともに、付勢部材により駆動
ボス12方向に付勢されているため、付勢部材の付勢力
に抗して、回転軸11を駆動力伝達部13方向と反対方
向(軸受方向)に移動させて、駆動力伝達部13を駆動
ボス12から外し、その後、回転軸11を駆動ボス12
との干渉を避けて駆動ボス12方向に引くと、回転軸1
1の駆動力伝達部13と反対側の端部が軸受から外れ
て、回転軸11を取り外すことができる。
【0028】次に、新しい回転軸11を取り付けるとき
には、回転軸11の駆動力伝達部13と反対側の端部を
軸受内に挿入し、軸受に挿入した回転軸11をさらに付
勢部材の付勢力に抗して軸受方向に押し込んで、駆動力
伝達部13を駆動ボス12のカット部14内に挿入す
る。
【0029】このとき、駆動力伝達部13は、断面が正
四角形の四角柱形状に形成され、駆動ボス12のカット
部14の奥部分に平面形状の係止部14aが相対向する
位置に2面形成されており、回転軸11が付勢部材によ
り駆動ボス12方向に付勢されているため、回転軸11
を回転させるか、回転軸支持装置10の適用される機器
を駆動させて駆動ボス12を回転させると、回転軸11
の駆動力伝達部13の四角柱形状の平面部が駆動ボス1
2の係止部14aと一致した時点で、回転軸11が付勢
部材により押されてさらに駆動ボス12内に自動的に挿
入され、駆動力伝達部13が係止部14aと係合する。
【0030】そして、駆動力伝達部13が断面正四角形
の四角柱形状に形成され、駆動ボス12に平面形状の係
止部14aが2面相対向する状態で形成されているた
め、駆動ボス12が最大で90度回転すると、駆動ボス
12の一対の平面形状の係止部14aと四角柱形状の駆
動力伝達部13の面が一致し、回転軸11が付勢部材に
より押されてさらに駆動ボス12内に自動的に挿入さ
れ、駆動力伝達部13が係止部14aと係合する。した
がって、従来、最大で360度回転させる必要がある場
合に比較して、4分の1の回転ですみ、速やかに回転軸
11を駆動ボス12に連結させることができる。
【0031】図5及び図6は、本発明の回転軸支持装置
の第2の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、
上記第1の実施の形態の回転軸の駆動力伝達部の先端部
に面取り部を形成したものである。
【0032】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態の回転軸支持装置10と同様の回転軸支持装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態の回転軸支持装置10と同様の構成
部分には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0033】図5及び図6において、回転軸支持装置2
0は、回転軸11と図3及び図4と同様の駆動ボス12
を備え、回転軸11は、その先端部に駆動力伝達部13
が形成されている。駆動力伝達部13は、図6に示すよ
うに、その軸方向に対して直角の断面が正四角形となる
四角柱形状に形成されており、駆動力伝達部13の先端
角部には、所定角度先端方向に傾斜した面取り部21が
形成されている。
【0034】この回転軸支持装置20は、回転軸11を
取り付ける際、回転軸11の駆動力伝達部13と反対側
の端部を軸受内に挿入し、軸受に挿入した回転軸11を
さらに付勢部材の付勢力に抗して軸受方向に押し込ん
で、駆動力伝達部13を駆動ボス12のカット部14内
に挿入するが、駆動力伝達部13の先端部に面取り部2
1が形成されているため、回転軸11の駆動力伝達部1
3を駆動ボス13のカット部14に容易に挿入すること
ができる。
【0035】そして、駆動力伝達部13は、断面が正四
角形の四角柱形状に形成され、駆動ボス12のカット部
14の奥部分に平面形状の係止部14aが相対向する位
置に2面形成されており、回転軸11が付勢部材により
駆動ボス12方向に付勢されているため、回転軸11を
回転させるか、回転軸支持装置10の適用される機器を
駆動させて駆動ボス12を回転させると、回転軸11の
駆動力伝達部13の四角柱形状の平面部が駆動ボス12
の係止部14aと一致した時点で、駆動力伝達部13が
付勢部材の付勢力で係止部14aに接触しつつ駆動ボス
12の内部に進入し、駆動力伝達部13と係止部14a
が係合する。したがって、上記第1の実施の形態と同様
に、回転軸11を速やかに駆動ボス12に連結させるこ
とができる。
【0036】このとき、駆動力伝達部13の先端部に面
取り部21が形成されているため、回転軸11の駆動力
伝達部13の四角柱形状の平面部の面取り部21が、駆
動ボス12の係止部14aの駆動力伝達部13側の角部
を滑る状態で、係止部14aに接触しつつ駆動ボス12
の内部に進入し、駆動力伝達部13と係止部14aが係
合する。
【0037】図7及び図8は、本発明の回転軸支持装置
の第3の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、
回転軸の先端部に六角柱形状の駆動部伝達部を形成した
ものである。
【0038】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態の回転軸支持装置10と同様の回転軸支持装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態の回転軸支持装置10と同様の構成
部分には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0039】図7及び図8において、回転軸支持装置3
0は、回転軸11と図3及び図4と同様の駆動ボス12
を備え、回転軸11は、その先端部に駆動力伝達部(回
り止め部)31が形成されている。駆動力伝達部31
は、図8に示すように、その軸方向に対して直角の断面
が正六角形となる六角柱形状に形成されている。
【0040】この回転軸支持装置30は、回転軸11を
取り付ける際、回転軸11の駆動力伝達部31と反対側
の端部を軸受内に挿入し、軸受に挿入した回転軸11を
さらに付勢部材の付勢力に抗して軸受方向に押し込ん
で、駆動力伝達部31を駆動ボス12のカット部14内
に挿入する。
【0041】このとき、駆動力伝達部31は、断面が正
六角形の六角柱形状に形成され、駆動ボス12のカット
部14の奥部分に平面形状の係止部14aが相対向する
位置に2面形成されており、回転軸11が付勢部材によ
り駆動ボス12方向に付勢されているため、回転軸11
を回転させるか、回転軸支持装置30の適用される機器
を駆動させて駆動ボス12を回転させると、回転軸11
の駆動力伝達部13の四角柱形状の平面部が駆動ボス1
2の係止部14aと一致した時点で、駆動力伝達部13
が付勢部材の付勢力で係止部14aに接触しつつ駆動ボ
ス12の内部に進入し、駆動力伝達部31と係止部14
aが係合する。
【0042】そして、駆動力伝達部31が断面六角形の
六角柱形状に形成され、駆動ボス12に平面形状の係止
部14aが2面相対向する状態で形成されているため、
駆動ボス12が最大で60度回転すると、駆動ボス12
の一対の平面形状の係止部14aと四角柱形状の駆動力
伝達部31の面が一致し、回転軸11が付勢部材により
押されてさらに駆動ボス12内に自動的に挿入され、駆
動力伝達部31が係止部14aと係合する。したがっ
て、従来、最大で360度回転させる必要がある場合に
比較して、6分の1の回転ですみ、より一層速やかに回
転軸11を駆動ボス12に連結させることができる。
【0043】図9及び図10は、本発明の回転軸支持装
置の第4の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、上記第3の実施の形態の回転軸の駆動力伝達部の先
端部に面取り部を形成したものである。
【0044】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態の回転軸支持装置10と同様の回転軸支持装置に適
用したものであり、本実施の形態の説明においては、上
記第1の実施の形態の回転軸支持装置10と同様の構成
部分には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。
【0045】図9及び図10において、回転軸支持装置
40は、回転軸11と図3及び図4と同様の駆動ボス1
2を備え、回転軸11は、その先端部に駆動力伝達部3
1が形成されている。駆動力伝達部31は、図10に示
すように、その軸方向に対して直角の断面が正六角形と
なる六角柱形状に形成されており、駆動力伝達部31の
先端角部には、所定角度先端方向に傾斜した面取り部4
1が形成されている。
【0046】この回転軸支持装置40は、回転軸11を
取り付ける際、回転軸11の駆動力伝達部31と反対側
の端部を軸受内に挿入し、軸受に挿入した回転軸11を
さらに付勢部材の付勢力に抗して軸受方向に押し込ん
で、駆動力伝達部31を駆動ボス12のカット部14内
に挿入するが、駆動力伝達部31の先端部に面取り部4
1が形成されているため、回転軸11の駆動力伝達部3
1を駆動ボス13のカット部14に容易に挿入すること
ができる。
【0047】そして、駆動力伝達部31は、断面が正六
角形の六角柱形状に形成され、駆動ボス12のカット部
14の奥部分に平面形状の係止部14aが相対向する位
置に2面形成されており、回転軸11が付勢部材により
駆動ボス12方向に付勢されているため、回転軸11を
回転させるか、回転軸支持装置40の適用される機器を
駆動させて駆動ボス12を回転させると、回転軸11の
駆動力伝達部31の六角柱形状の平面部が駆動ボス12
の係止部14aと一致した時点で、駆動力伝達部31が
付勢部材の付勢力で係止部14aに接触しつつ駆動ボス
12の内部に進入し、駆動力伝達部31と係止部14a
が係合する。
【0048】そして、駆動力伝達部31が断面六角形の
六角柱形状に形成され、駆動ボス12に平面形状の係止
部14aが2面相対向する状態で形成されているため、
上記第3の実施の形態と同様に、駆動ボス12が最大で
60度回転すると、駆動ボス12の一対の平面形状の係
止部14aと四角柱形状の駆動力伝達部31の面が一致
し、回転軸11が付勢部材により押されてさらに駆動ボ
ス12内に自動的に挿入され、駆動力伝達部31が係止
部14aと係合する。したがって、従来、最大で360
度回転させる必要がある場合に比較して、6分の1の回
転ですみ、より一層速やかに回転軸11を駆動ボス12
に連結させることができる。
【0049】このとき、駆動力伝達部31の先端部に面
取り部41が形成されているため、回転軸11の駆動力
伝達部31の六角柱形状の平面部の面取り部41が、駆
動ボス12の係止部14aの駆動力伝達部31側の角部
を滑る状態で、係止部14aに接触しつつ駆動ボス12
の内部に進入し、駆動力伝達部31と係止部14aが係
合する。
【0050】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明の回転軸支持装置に
よれば、その基端部が軸受に回転可能に支持され、付勢
部材により先端側に付勢されて、当該先端部が所定の回
転駆動部材に着脱可能に連結される回転軸を着脱可能に
支持する回転軸支持装置で、回転駆動部材と回転軸の先
端部のいずれか一方に、他方の先端部が進入可能な被挿
入部を形成し、当該他方の先端部の周方向で対象の位置
に、少なくとも複数の同形状の回り止め部を形成し、被
挿入部内に、回り止め部が進入して係合する係合部を少
なくとも1つ形成しているので、回転軸を回転駆動部材
から取り外す際に、回転軸を付勢部材の付勢力に抗して
軸受方向に移動させるだけで取り外すことができ、ま
た、回転軸を回転駆動部材に装着する際に、一方の先端
部を他方の被挿入部にあてがって回転駆動部材を複数の
回り止め部の1つが係合部に一致するまで回転させるの
みで装着することができ、回転駆動部材を従来よりも少
ない回転角度回転させるだけで、回転軸を回転駆動部材
に連結して、連結を確実かつより速やかに行うことがで
きる。
【0052】請求項2記載の発明の回転軸支持装置によ
れば、被挿入部に、他方側の先端部全体が挿入される導
入部を入口側に形成し、係合部を当該導入部よりも奥側
に形成しているので、回転軸を回転駆動部材に装着する
際に、一方の先端部を他方の被挿入部の導入部に挿入し
て、この状態で回転駆動部材を複数の回り止め部の1つ
が係合部に一致するまで回転させるのみで装着すること
ができ、回転駆動部材を従来よりも少ない回転角度回転
させるだけで、回転軸を回転駆動部材により簡単に連結
することができるとともに、確実かつより速やかに連結
させることができる。
【0053】請求項3記載の発明の回転軸支持装置によ
れば、被挿入部の入口側の端部、他方側の先端部の先端
側の端部、回り止め部の入口側の端部、導入部の入口側
の端部、あるいは、係合部の先端側の端部に、先端側に
傾斜した面取り部を形成しているので、一方の先端部を
他方の被挿入部や導入部に挿入する際、あるいは、回り
止め部を係合部に侵入させる際に、面取り部を滑る状態
で挿入あるいは侵入させることができ、回転軸を回転駆
動部材により一層簡単に連結することができるととも
に、より一層確実かつより一層速やかに連結させること
ができる。
【0054】請求項4記載の発明の回転軸支持装置によ
れば、回り止め部を、その軸方向断面が正多角形である
多角柱形状に形成し、係合部を、当該多角柱形状の少な
くとも1面に係合する平面形状を有したものとしている
ので、簡単な構造で、回転軸を回転駆動部材に簡単に連
結することができるとともに、確実かつ速やかに連結さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転軸支持装置の第1の実施の形態を
適用した回転軸支持装置の回転軸の要部正面図。
【図2】図1の回転軸の右側面図。
【図3】図1の回転軸の挿入される駆動ボスの要部正面
断面図。
【図4】図3の駆動ボスの左側面図。
【図5】本発明の回転軸支持装置の第2の実施の形態を
適用した回転軸支持装置の回転軸の要部正面図。
【図6】図5の回転軸の右側面図。
【図7】本発明の回転軸支持装置の第3の実施の形態を
適用した回転軸支持装置の回転軸の要部正面図。
【図8】図7の回転軸の右側面図。
【図9】本発明の回転軸支持装置の第4の実施の形態を
適用した回転軸支持装置の回転軸の要部正面図。
【図10】図9の回転軸の右側面図。
【図11】従来の回転軸支持装置の回転軸の要部正面
図。
【図12】図11の回転軸の右側面図。
【図13】図11の従来の回転軸の挿入される駆動ボス
の要部正面断面図。
【図14】図13の駆動ボスの左側面図。
【符号の説明】
10 回転軸支持装置 11 回転軸 12 駆動ボス 13 駆動軸伝達部 14 カット部 14a 係止部 20 回転軸支持装置 21 面取り部 30 回転軸支持装置 31 駆動力伝達部 40 回転軸支持装置 41 面取り部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その基端部が所定の軸受に回転可能に支持
    され、所定の付勢部材により先端側に付勢されて、当該
    先端部が所定の回転駆動部材に着脱可能に連結される回
    転軸を着脱可能に支持する回転軸支持装置であって、前
    記回転駆動部材と前記回転軸の先端部のいずれか一方
    に、他方の先端部が進入可能な被挿入部が形成され、当
    該他方の先端部の周方向で対象の位置に、少なくとも複
    数の同形状の回り止め部が形成され、前記被挿入部内
    に、前記回り止め部が進入して係合する係合部が少なく
    とも1つ形成されていることを特徴とする回転軸支持装
    置。
  2. 【請求項2】前記被挿入部は、前記他方側の先端部全体
    が挿入される導入部が入口側に形成され、前記係合部が
    当該導入部よりも奥側に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の回転軸支持装置。
  3. 【請求項3】前記被挿入部の前記入口側の端部、前記他
    方側の先端部の先端側の端部、前記回り止め部の入口側
    の端部、前記導入部の入口側の端部、あるいは、前記係
    合部の先端側の端部は、先端側に傾斜した面取り部が形
    成されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の回転軸支持装置。
  4. 【請求項4】前記回り止め部は、その軸方向断面が正多
    角形である多角柱形状に形成され、前記係合部は、当該
    多角柱形状の少なくとも1面に係合する平面形状を有し
    ていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の回転軸支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7980775B2 (en) 2007-01-12 2011-07-19 Funai Electric Co., Ltd. Mounting structure for support shaft and image generating apparatus

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