JPH10277824A - コアドリル - Google Patents

コアドリル

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JPH10277824A
JPH10277824A JP8649097A JP8649097A JPH10277824A JP H10277824 A JPH10277824 A JP H10277824A JP 8649097 A JP8649097 A JP 8649097A JP 8649097 A JP8649097 A JP 8649097A JP H10277824 A JPH10277824 A JP H10277824A
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JP
Japan
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drill
center
rear end
projection
core
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JP8649097A
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Yoshihiro Yokoyama
義博 横山
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Unika Co Ltd
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Unika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒状ドリル本体に対してセンタドリルを簡
単確実に設定できるコアドリルを提供する。 【解決手段】 円筒状ドリル本体12の設定用孔内に突
出する突起30を設けるとともに、該孔内に挿入される
センタドリル14の後端部分の外表面には、その後端か
ら軸線方向に沿って前方に延びる突起通過用部40と、
該突起通過用部からコアドリルの回転駆動方向に向けて
延びるように形成された溝部42とが設けられており、
センタドリルの後端部分を上記孔内に挿入するときに
は、軸線方向で突起通過用部と上記突起とを整合させて
挿入することにより後端部分が突起を通過して挿入さ
れ、溝部が突起と円周方向で整合したときにセンタドリ
ルをコアドリルの回転駆動方向と反対の方向に回すこと
によって、溝部内に突起が入り該溝部係合するされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコアドリルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コアドリルは、先端縁に切削刃を備える
円筒状ドリル本体と、該円筒状ドリル本体の内部空所内
にその中心軸線に沿って延びるように設定されるセンタ
ドリルとを有する。
【0003】従来のコアドリルにおいては、センタドリ
ルは、その後端部分を、円筒状ドリル本体の後端円形壁
の中心に設けられた設定用孔に螺合することにより、又
は、同設定用孔に対して同後端部分を挿入するとともに
該設定用孔に対してその半径方向外方から螺子をねじ込
んで当該センタドリル後端部分の側面を押圧することに
より、円筒状ドリル本体に対して固定されるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、このような
従来のコアドリルにおいては、穿孔作業を行っていると
きの振動によって当該センタドリル後端部分の螺子止め
が緩んでしまう虞れがあった。
【0005】また、センタドリルの交換などを行う場合
には、センタドリル後端部分の螺子止めを外すのにレン
チなどの工具を用いる必要があり、その作業は煩わしも
のであり、従ってまた、効果的な作業の妨げともなって
いた。
【0006】本発明は、斯様な点に鑑み、センタドリル
の着脱が容易で、しかも、作業中の振動などによっても
該センタドリルの取り付けに緩みが生じることなく、確
実に固定することできるようにしたコアドリルを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
コアドリル(以下に述べる本発明の実施形態では、参照
番号10、70で示す)は、電動ドリルに連結固定され
るシャンク(22、22’)を備える円形後端壁部分
(16)、及び、切削刃を備える先端縁を有する円筒状
ドリル本体(12、12’)と、該円筒状ドリル本体の
内部空所内にその中心軸線に沿って延びるように設定さ
れ、後端部分が上記円筒状ドリル本体の後端円形壁部分
の中心に設けられた設定用孔(18,18’)内に挿入
設定されるセンタドリルとを有するコアドリルであっ
て、円筒状ドリル本体には、設定用孔内に突出する突起
(30、30’)を設けるとともに、該孔内に挿入され
るセンタドリルの後端部分の外表面には、その後端から
当該センタドリルの軸線方向に沿って前方に延びる突起
通過用部(40,40’)と、該突起通過用部に連続し
て該突起通過用部から当該コアドリルの回転駆動方向に
向けて延びるように形成された溝部(42,42’)と
が設けられており、センタドリルの後端部分を上記孔内
に挿入するときには、上記軸線方向で上記突起通過用部
と上記突起とを整合させて挿入することにより当該後端
部分が同突起を通過して挿入されるようになされ、溝部
が突起と円周方向で整合したときに該センタドリルを当
該コアドリルの回転駆動方向と反対の方向に回すことに
よって、溝部内に突起が入り該溝部係合するようになさ
れており、これにより、センタドリルが設定用孔から抜
け出るのを防止すると共に、当該コアドリルが回転駆動
されるときに突起と溝部との係合によって回転駆動力が
円筒状ドリル本体からセンタドリルに伝達されるように
したことを特徴とする。
【0008】また、好ましくは、円筒状ドリル本体に、
設定用孔内に突出した状態に半径方向内方で付勢された
係合部材(50,50’)を設けるとともに、センタド
リルには、その後端部分が設定用孔へ挿入設定されたと
きに、上記係合部材に係合する面(第1の実施形態にお
いては凹所60の面、第2の実施形態においては溝部4
2の底面78)であって、該センタドリルが円筒状ドリ
ル本体に対して当該コアドリルの回転駆動方向に相対的
に回転されるときに、該係合部材をそれに加わる半径方
向内方への付勢力に抗して半径方向外方に押し出すよう
に作用する面を設ける。このようにすることによって、
センタドリルが作業中の振動などにより作業者の意図し
ないときに円筒状ドリル本体から抜け出るのを防ぐ。
【0009】同様の目的で、センタドリルの後端部分
に、その外表面よりも外側に突出するように付勢されて
いる係合部材を設けると共に、設定用孔には、センタド
リルが該設定用孔内へ挿入設定されたときに、該係合部
材を受け入れる凹所を設けることもできる。この場合、
該凹所と係合部材との係合によって、該センタドリルが
円筒状ドリル本体に対して当該コアドリルの回転駆動方
向に相対的に回転されるのに抗する。
【0010】また、上記円筒状ドリル本体に設けた突起
と、センタドリル後端に設けた突起通過用部との設定関
係を逆にすることもできる。すなわち、この場合は、セ
ンタドリルの外表面に、半径方向外方に突出する突起
(第1及び第2実施形態における突起30、30’に相
当する)を設け、設定用孔の内壁に、その入口開口から
軸線方向にそって奥の方へ延びる第1溝部(突起通過用
部40、40’に相当)と、該第1溝部から当該コアド
リルの回転駆動方向と反対方向に延びる第2溝部(4
2、42に相当)とを設ける。センタドリルの後端部分
を設定用孔内に挿入するときには、軸線方向で第1溝部
と突起とを整合させて挿入し、第2溝部が突起と円周方
向で整合したときに該センタドリルを当該コアドリルの
回転駆動方向と反対の方向に回すことによって、第2溝
部内に突起が入り該第2溝部と係合するようにし、これ
により、センタドリルが設定用孔から抜け出るのを防止
すると共に、当該コアドリルが回転駆動されるときに第
2溝部と突起との係合によって回転駆動力が円筒状ドリ
ル本体から同センタドリルに伝達されるようにされる。
【0011】この場合にも、センタドリルが円筒状ドリ
ル本体に対して相対的に当該コアドリルの回転駆動方向
に回転されるときに、それに抗する手段を設けること
は、突起とそれに係合される溝との位置関係を逆にした
上記コアドリルの場合と同様である。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明に係るコアドリルの実施形
態を、添付図面に基づき説明する。
【0013】図1ないし図3は、本発明に係るコアドリ
ルの一実施形態を示す。
【0014】このコアドリル10は、先端縁に切削刃を
備える円筒状ドリル本体12と、該円筒状ドリル本体に
取り付けられるセンタドリル14とを有しており、該セ
ンタドリルは円筒状ドリル本体12の内部空所内にその
中心軸線に沿って延びるように設定され、後端部分が同
円筒状ドリル本体の後端円形壁部分16の中心に設けら
れた設定用孔18内に挿入固定されるようになってい
る。図示の例では、後端円形壁部分16は、当該円筒状
ドリル本体の円筒状部分19の一端を閉じる端壁20
と、これに一体的に形成され(図示しない)電動ドリル
に連結されるシャンク部分22とを有しており、設定用
孔18は端壁20からシャンク部分22内にまで延びて
いるが、該シャンク部分は、一般的な他の形式であり図
4に示した他の実施形態のコアドリルに見られるよう
に、端壁20と別体に形成して、それを端壁の中心孔内
に挿入固定するようにすることもでき、その場合には、
設定用孔18は、端壁20の中心孔に挿入され円筒状部
分19の内部空所に臨むようにされる当該シャンクの端
部からその中心軸線に沿って延びるように形成される。
【0015】図示のように、後端円形壁部分16は、そ
のシャンク部分22に、設定用孔18内に突起30を形
成する突起部材32が設けられている。
【0016】これに対して、センタドリル14の後端部
分には、その後端から当該センタドリルの軸線方向に沿
って延びる断面半円形切欠き状の突起通過部40と、同
後端から軸線方向で離れた位置で突起通過部40に連続
して該突起通過部から当該コアドリルの回転駆動方向と
は反対方向に向けて同突起通過部に対してほぼ直角方向
に延びるように形成された溝部42とが設けられてお
り、センタドリル14の後端部分を設定用孔18内に挿
入するときには、軸線方向で突起通過部40と突起30
とを整合させて挿入することにより、当該後端部分が同
突起30を通過して挿入するようになされ、溝部42が
突起30と円周方向で整合したときに該センタドリルを
当該コアドリルの回転駆動方向と反対の方向に回すこと
によて該溝部42内に突起30が入って係合されるよう
になされている。当該コアドリルが回転駆動されるとき
には、該突起30と溝部42との係合によって、電動ド
リルによって円筒状ドリル本体12にかけられる回転駆
動力がセンタドリルに伝達されるようになっている。円
筒状ドリル本体には、更に、係合部材としての剛性ボー
ル50及び該ボールを設定用孔18内に突出するように
半径方向内方に付勢するバネ52が設けられており、該
剛性ボールは、図1に示すような突起30が溝部42に
入って係合された状態において、センタドリル14の後
端部分の外表面に形成された凹所60に係合するように
設定されている。すなわち、この剛性ボール50は、凹
所60との係合により、センタドリルが円筒状ドリル本
体12に対して相対的に当該コアドリルの回転駆動方向
へ回されようとするときに、それに対する抵抗力を与え
て、センタドリルが不用意に外れるのを防止するように
なっている。
【0017】図4及び図5は、本発明に係るコアドリル
の他の実施形態を示している。
【0018】このコアドリル70は、上述のコアドリル
10と比較した場合、係合部材としての剛性ボール5
0’及びその付勢手段としてのバネ52’を、突起部材
32’内に設定した点が、大きな特徴である。すなわ
ち、このコアドリルでは、円筒状に形成した突起部材3
2’の内部空所に剛性ボール50’及びバネ52’を設
定し、その突起部材をシャンク部分に設けた該突起部材
よりも大きな直径を有する半径方向孔72を通して挿入
し、設定用孔18’を介して該半径方向孔72と対向し
た穴74内に圧入固定するようにしている。
【0019】一方、センタドリル14’の後端部分に
は、センタドリル14と同様に、その後端から軸線方向
で延びる突起通過用部40’と、該通過用部から当該コ
アドリルの回転駆動方向(図5で見て反時計方向)に延
びる溝部42’とが設けられており、この溝部42’と
突起30’との作用関係は、図1ないし図3に示したコ
アドリル10における場合と同じである。
【0020】図5から分かるように、突起通過用部4
0’は、センタドリルの外表面を断面が半円形となるよ
うに切り欠いて形成されており、該通過用部の底面76
をなす半円形断面の弦部分は当該センタドリルの直径よ
りも小さいものとされており、これに対して、溝部4
2’は、その底面78が通過用部の底面76に対して直
角となるように形成され、底面76と底面78との交点
80までのセンタドリルの中心からの距離が、底面78
の交点80に隣接する部分までの距離よりも大きなもの
となるようにされている。従って、図5に示すように、
剛性ボール50’が溝42’内に入った状態から、セン
タドリル14’を円筒状ドリル本体すなわちシャンク2
2’に対して、当該コアドリルの回転駆動方向(図5に
おいて、反時計方向)に回そうとした場合、剛性ボール
50’が溝部42’から抜け出た状態になるには、当該
ボールをバネ52’に抗して半径方向外方に押圧しなけ
ればならず、従って、センタドリルが振動などの影響
で、作業者が意図しないのに抜け出るのを防止すること
ができるようになっている。
【0021】尚、この実施形態においては、円形後端壁
部分16’のシャンク22が端壁20と別体に形成され
ている。また、上記両実施形態における突起30、3
0’とそれを係合する溝部42,42’との設定関係
は、上記のものに限らず、突起をセンタドリル14、1
4’に、そして溝部42、42’を円筒状ドリル本体1
2、12’に設けるようにすることができることは説明
するまでもなく明らかである。また、剛性ボール50、
50’についても同様である。
【0022】
【発明の効果】以上から分かるように、本発明に係るコ
アドリルにおいて、そのセンタドリルを円筒状ドリル本
体に設定するときには、該センタドリルの後端部分を円
筒状ドリル本体の設定用孔内に挿入した後、回転するだ
けで、確実に設定することができるとともに、これを取
り外すときには、センタドリルに対して上記と反対の操
作を行えば簡単に外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコアドリルの一実施形態を示す
断面側面図。
【図2】 同コアドリルのセンタドリルを円筒状ドリル
本体から分離して示した断面側面図。
【図3】 (a)は同コアドリルのセンタドリル後端部
分を示す側面図、(b)は同後端部分の端面図。
【図4】 他の実施形態のコアドリルのシャンク及びセ
ンタドリルの関係を示す断面側面図。
【図5】 図4の5−5線断面図。
【符号の説明】
10、70−−−コアドリル; 12、12’−−−円
筒状ドリル本体;14、14’−−−センタドリル;
16、16’−−−後端円形壁部分;18、18’−−
−設定用孔; 22、22’−−−シャンク;30、3
0’−−−突起; 40、40’−−−突起通過用部
(第1溝部);42,42’−−−溝部(第2溝部);
50、50’−−−係合部材(剛性ボール)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ドリルに連結固定されるシャンクを
    備える円形後端壁部分、及び、切削刃を備える先端縁を
    有する円筒状ドリル本体と、該円筒状ドリル本体の内部
    空所内にその中心軸線に沿って延びるように設定され、
    後端部分が上記円筒状ドリル本体の後端円形壁部分の中
    心に設けられた設定用孔内に挿入設定されるセンタドリ
    ルとを有するコアドリルにおいて、 上記円筒状ドリル本体には、上記設定用孔内に突出する
    突起を設けるとともに、該孔内に挿入される上記センタ
    ドリルの後端部分の外表面には、その後端から当該セン
    タドリルの軸線方向に沿って前方に延びる突起通過用部
    と、該突起通過用部に連続して該突起通過用部から当該
    コアドリルの回転駆動方向に向けて延びるように形成さ
    れた溝部とが設けられており、センタドリルの後端部分
    を上記孔内に挿入するときには、上記軸線方向で上記突
    起通過用部と上記突起とを整合させて挿入することによ
    り当該後端部分が同突起を通過して挿入されるようにな
    され、上記溝部が上記突起と円周方向で整合したときに
    該センタドリルを当該コアドリルの回転駆動方向と反対
    の方向に回すことによって、上記溝部内に上記突起が入
    り該溝部係合するようになされており、これにより、セ
    ンタドリルが設定用孔から抜け出るのを防止すると共
    に、当該コアドリルが回転駆動されるときに上記突起と
    上記溝部との係合によって回転駆動力が円筒状ドリル本
    体からセンタドリルに伝達されるようにしたことを特徴
    とするコアドリル。
  2. 【請求項2】 上記円筒状ドリル本体が、上記設定用孔
    内に突出した状態に半径方向内方で付勢された係合部材
    を有しており、上記センタドリルが、その後端部分を上
    記設定用孔へ挿入設定されたときに、上記係合部材に係
    合する面であって、該センタドリルが上記円筒状ドリル
    本体に対して当該コアドリルの回転駆動方向に相対的に
    回転されるときに、該係合部材をそれに加わる半径方向
    内方への付勢力に抗して半径方向外方に押し出すように
    作用する面を有していることを特徴とする請求項1に記
    載のコアドリル。
  3. 【請求項3】 上記センタドリルの後端部分には、その
    外表面よりも外側に突出するように付勢されている係合
    部材が設けられると共に、上記設定用孔には、上記セン
    タドリルが該設定用孔内へ挿入設定されたときに、上記
    係合部材を受け入れる凹所を有しており、該凹所と係合
    部材との係合によって、該センタドリルが上記円筒状ド
    リル本体に対して当該コアドリルの回転駆動方向に相対
    的に回転されるときに、それに抗するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のコアドリル。
  4. 【請求項4】 電動ドリルに連結固定されるシャンクを
    備える円形後端壁部分、及び、切削刃を備える先端縁を
    有する円筒状ドリル本体と、該円筒状ドリル本体の内部
    空所内にその中心軸線に沿って延びるように設定され、
    後端部分が上記円筒状ドリル本体の後端円形壁部分の中
    心に設けられた設定用孔内に挿入設定されるセンタドリ
    ルとを有するコアドリルにおいて、 上記センタドリルの外表面には、半径方向外方に突出す
    る突起を設けるとともに、上記設定用孔の内壁には、そ
    の入口開口から軸線方向にそって奥の方へ延びる第1溝
    と、該第1溝から当該コアドリルの回転駆動方向と反対
    方向に延びる第2溝とを設け、センタドリルの後端部分
    を上記設定用孔内に挿入するときには、上記軸線方向で
    上記第1溝と上記突起とを整合させて挿入し、上記第2
    溝が上記突起と円周方向で整合したときに該センタドリ
    ルを当該コアドリルの回転駆動方向と反対の方向に回す
    ことによって、上記第2溝内に上記突起が入り該第2溝
    と係合するようになされており、これにより、センタド
    リルが設定用孔から抜け出るのを防止すると共に、当該
    コアドリルが回転駆動されるときに上記第2溝と上記突
    起との係合によって回転駆動力が円筒状ドリル本体から
    同センタドリルに伝達されるようにしたことを特徴とす
    るコアドリル。
  5. 【請求項5】 上記円筒状ドリル本体が、上記設定用孔
    内に突出した状態に半径方向内方で付勢された係合部材
    を有しており、上記センタドリルが、その後端部分を上
    記設定用孔へ挿入設定されたときに、上記係合部材に係
    合する面であって、該センタドリルが上記円筒状ドリル
    本体に対して当該コアドリルの回転駆動方向に相対的に
    回転されるときに、該係合部材をそれに加わる半径方向
    内方への付勢力に抗して半径方向外方に押し出すように
    作用する面を有していることを特徴とする請求項4に記
    載のコアドリル。
  6. 【請求項6】 上記センタドリルの後端部分には、その
    外表面よりも外側に突出するように付勢されている係合
    部材が設けられると共に、上記設定用孔には、上記セン
    タドリルが該設定用孔内へ挿入設定されたときに、上記
    係合部材を受け入れる凹所を有しており、該凹所と係合
    部材との係合によって、該センタドリルが上記円筒状ド
    リル本体に対して当該コアドリルの回転駆動方向に相対
    的に回転されるときに、それに抗するようにしたことを
    特徴とする請求項4に記載のコアドリル。
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