JP4426011B2 - 記録装置の印字機構 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は貼合せ記録用紙に対して複数の印字ヘッドにより印字する際に用いて好適な記録装置の印字機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、A4サイズ等の原稿から読取った画像データを、A1サイズ等の大型サイズに拡大して印字する拡大複写機は、特開平7−348036号公報で知られている。
【0003】
同公報で開示される拡大複写機(記録装置)は、一定間隔置きに配列した三個の印字ヘッドを備え、これらの印字ヘッドを主走査方向(配列方向)へ同時に移動させることにより、記録用紙に対して連続する一ストライプ分の印字を行うとともに、記録用紙を主走査方向に対して直角方向に間欠移送(副走査)することにより順次一ストライプずつ印字する機能を備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の拡大複写機は、あまり高い解像度を必要としないため、記録用紙に対する印字ヘッドの押圧力は小さくて済み、また、印字速度(リターン速度)も遅い速度に設定されている。したがって、印字ヘッドを記録用紙に接触させて移動させても記録用紙に対するダメージが少なく、通常、印字の終了した印字ヘッドは、記録用紙に接触させたままリターンさせている。
【0005】
しかし、この場合、一般の記録用紙では特に問題を生じないが、貼合せ構造の記録用紙、即ち、普通紙の上にドナーフィルム(インクシート)を貼合せた貼合せ記録用紙を使用した場合には、各印字ヘッドがドナーフィルムの上面に接触した状態で正逆方向へ移動するため、印字中にドナーフィルムの一部に僅かな剥離を生じ、印字ヌケ等の発生により印字品質を低下させる問題があった。
【0006】
本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決したものであり、拡大複写機等を用いて貼合せ記録用紙に印字する場合であっても、印字ヌケ等の印字不良を生ずることなく常に高い印字品質を確保できるとともに、簡易な構造により、多機能性,小型コンパクト性及び低コスト性を実現できる記録装置の印字機構の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】
本発明は、所定の間隔で配列し、かつ主走査方向Hhへ同時に移動することにより、貼合せ記録用紙Pに対して連続する一ストライプL分の印字を行う複数の印字ヘッド2a,2b,2cを備える拡大複写機M等の記録装置における印字機構1を構成するに際して、各印字ヘッド2a,2b,2cと一体に変位する複数の従動部5a,5b,5cと、各従動部5a…に係合可能に配した複数の同一形状又は異なる形状のカム部6a,6b,6cと、各カム部6a…を一体に連結した連結部7と、この連結部7を駆動して各カム部6a…を変位させる駆動部8とを有し、各印字ヘッド2a,2b,2cをプラテン3から離間するリリース位置Xrへ選択的に変位可能に構成するとともに、各カム部6a…を第一位置Xoへ変位させ、印字の終了した印字ヘッド2a…のリターン時に、全部の印字ヘッド2a,2b,2cをリリース位置Xrに変位させる第一リリースモードと、各カム部6a…を第二位置Xtへ変位させ、印字時に、貼合せ記録用紙Pのサイズに対応して一部の使用しない印字ヘッド2cをリリース位置Xrに変位させる第二リリースモードとを有するリリース機構部4を設けたことを特徴とする。
【0008】
この場合、好適な実施の形態により、記録装置の印字機構1は、拡大複写機Mに適用することができる。
【0009】
これにより、例えば、印字ヘッド2a…のリターン時、或いは一部の使用しない印字ヘッド2cが発生する印字時に、各印字ヘッド2a…は、リリース機構部4によりリリース位置Xrへ選択的に変位するため、拡大複写機M等を用いて貼合せ記録用紙Pに印字する場合であっても、印字ヘッド2a…が貼合せ記録用紙Pにおけるドナーフィルムの上面に接触して移動する方向は一方向(正方向)のみとなり、印字ヌケ等の印字不良の発生が回避されるとともに、リリース機構部4は複数のリリースモードに兼用するため、簡易な構造により、多機能性,小型コンパクト性及び低コスト性が実現される。
【0010】
【実施例】
次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
【0011】
まず、本実施例に係る印字機構1を備える拡大複写機(記録装置)Mの概略構成について、図5を参照して説明する。
【0012】
拡大複写機Mは、下キャビネット11と上キャビネット12を備え、この上キャビネット12は、後部のヒンジ部13により下キャビネット11に対して前部を開閉できる。なお、上キャビネット12の上面には、原稿セット台及び原稿受トレイが設けられるとともに、この原稿セット台と原稿受トレイ間には原稿読取部14(図2参照)が配設される。一方、下キャビネット11の内部には貼合せ記録用紙Pを巻回したロール紙Prを回動自在に装填する。また、上キャビネット12の内部前端には、複数のピンチローラ15…を配設するとともに、下キャビネット11の内部前端には複数のフィードローラ16…を配設する。
【0013】
一方、ピンチローラ15…(フィードローラ16…)とロール紙Pr間には印字機構1を配設する。印字機構1は下キャビネット11側に配設したプラテン(プラテンゴム)3及び上キャビネット12側に配設した印字ユニット21を備える。これにより、上キャビネット12を閉じた際には、ピンチローラ15…とフィードローラ16…が当接するとともに、印字機構1に備える後述する印字ヘッド2a…とプラテン3が当接する。なお、拡大複写機Mの前面における下キャビネット11と上キャビネット12間は記録紙排出口22となる。
【0014】
よって、下キャビネット11の内部に装填されたロール紙Prから繰出される貼合せ記録用紙Pは、印字ヘッド2a…とプラテン3間及びピンチローラ15…とフィードローラ16…間を通って、記録紙排出口22から外部に排出される。なお、記録紙排出口22には左右方向へスライドすることにより排出された貼合せ記録用紙Pをカッティングする不図示のカッターが付設されている。
【0015】
次に、本発明の要部を含む印字機構1の具体的構成について、図1〜図4を参照して説明する。
【0016】
印字機構1に備える印字ユニット21は、両端部を上キャビネット12に固定したガイドシャフト23と、このガイドシャフト23の軸方向にスライド自在に支持されたヘッドキャリッジ24を備える。また、ヘッドキャリッジ24は、基端部をガイドシャフト23の軸方向にスライド自在及び回動変位自在に装填した三つの支持アーム25a,25b,25cと、各支持アーム25a,25b,25cの中間部に上端が回動自在に支持された三つの印字ヘッド2a,2b,2cと、各支持アーム25a…と軸方向へ一緒に移動するキャリッジベース26と、このキャリッジベース26を軸方向へ反復移動させる移動機構27を備える。なお、各印字ヘッド2a…は多数(例えば、256ドット)の印字素子(発熱素子)が配列するシリアル形サーマルヘッドを用いる。また、図4中、28cは支持アーム25cを下方に付勢する加圧スプリングであり、他の支持アーム25a,25bにも同様の加圧スプリングが付設されている。
【0017】
一方、ヘッドキャリッジ24には、印字ヘッド2a…をプラテン3から離間するリリース位置Xrへ選択的に変位させるリリース機構部4を備える。リリース機構部4は、各支持アーム25a,25b,25cの先端部に取付けた従動部5a,5b,5cを備える。この場合、図4に示すように、側面視コの字形に折曲したプレート部材29cの下水平板部を支持アーム25cの先端部に固定し、プレート部材29cの上水平板部に、連続する従動部5cを一体形成する。他の従動部5a,5bの構成も細部の形状及び向きは異なるも基本的には従動部5cと同様に構成する。これにより、各従動部5a…は各印字ヘッド2a…と一体に変位する。
【0018】
また、図1に示すように、各従動部5a,5b,5cの下方を通る一本のシャフトを利用した連結部7を、キャリッジベース26に対して回動自在に取付けるとともに、この連結部7における各従動部5a,5b,5cに対応する位置にはカム部6a,6b,6cを固定する。これにより、各カム部6a…は、各従動部5a…の下方に配され、各従動部5a…の下面に係合可能になるとともに、各カム部6a…は連結部7を介して一体に連結される。この場合、図6に示すように、カム部6aとカム部6bは同一形状に形成するとともに、カム部6cはカム部6aとカム部6bに対して異なる形状に形成する。なお、各カム部6a…の形状に基づく機能(作用)については後述する。
【0019】
さらに、連結部7を回転駆動して各カム部6a…を回転変位させる駆動部8を配設する。駆動部8は、キャリッジベース26に固定したパルスモータ31と、このパルスモータ31の回転出力を減速して連結部7に回転伝達する伝達ギア機構32を備える。
【0020】
他方、キャリッジベース26にはサイズ検出センサ33を付設する。サイズ検出センサ33は、貼合せ記録用紙Pに投光して当該貼合せ記録用紙Pの有無を検出する反射型光センサを用いるとともに、印字ヘッド2a…に対して貼合せ記録用紙Pの移送方向上流側の位置に配設する。これにより、サイズ検出センサ33は、ロール紙Prの装填時に、ヘッドキャリッジ24を主走査方向Hhに沿って一旦往復移動させた際に、貼合せ記録用紙Pのエッジ位置から当該貼合せ記録用紙Pのサイズを検出する。なお、サイズ検出センサ33は、ロール紙Prに対する用紙切れの有無を検出する機能を兼用する。
【0021】
また、移動機構27は回転駆動部40と、この回転駆動部40により回転する駆動プーリ41と、この駆動プーリ41からガイドシャフト23の軸方向に離間した従動プーリ42と、駆動プーリ41と従動プーリ42間に架渡した無端タイミングベルト43からなり、無端タイミングベルト43とキャリッジベース26はジョイント44により結合する。
【0022】
次に、拡大複写機Mの信号処理系について、図2を参照して説明する。
【0023】
信号処理系は大別して、読取処理系A,操作処理系B,制御処理系C及び印字処理系Dを備える。
【0024】
読取処理系Aはイメージセンサを有する前記原稿読取部14を備える。原稿読取部14はイメージセンサにより読取った画像信号に対してA/D変換等の必要なデータ処理を行い、得られた画像データを制御処理系Cに付与する。一方、操作処理系Bは上キャビネット12の上面に配したテンキーや各種ファンクションキーを含むキーボード50を有し、このキーボード50は制御処理系Cに接続する。
【0025】
また、制御処理系Cは、CPU等を含む中央制御部51,制御プログラムを格納するROM52,画像データをはじめ各種データを記憶するRAM53等を備え、拡大複写機Mの全体の制御を司るとともに、各種演算処理を実行する。さらに、印字処理系Dは、一ストライプL分の画像データ(印字データ)を一時記憶するRAM等を含む印字処理部54及び印字ヘッド2a,2b,2cを備える。これにより、印字する画像データは印字処理部54を介して各印字ヘッド2a…に付与される。印字ヘッド2a…は当該印字ヘッド2a…の配列方向に走査して印字を行い、この方向が主走査方向Hhとなる。
【0026】
一方、印字処理系Dは、モータ制御部55、ヘッド移動モータ56、フィードローラ駆動モータ57を備える。ヘッド移動モータ56は前記回転駆動部40に内蔵し、印字ヘッド2a…を反復移動(走査)させるとともに、フィードローラ駆動モータ57はフィードローラ16…を駆動して 貼合せ記録用紙Pを間欠移送するもので、各モータ56、57は中央制御部51からの制御指令に基づいてモータ制御部55により制御される。これにより、貼合せ記録用紙Pは主走査方向Hhに対して直角方向Hvに間欠的に移送(副走査)され、順次一ストライプL…ずつ印字される。なお、前述したパルスモータ31はモータ制御部55に接続するとともに、サイズ検出センサ33は中央制御部51に接続する。
【0027】
次に、本実施例に係る印字機構1を含む拡大複写機Mの動作及び要部の機能について、各図を参照して説明する。
【0028】
まず、印字時には、ヘッドキャリッジ24を図2のホームポジションから主走査方向Hhへ各印字ヘッド2a…のピッチ幅と同じ距離だけ移動させれば、各印字ヘッド2a…により貼合せ記録用紙Pに対する印字を行うことができる。この場合、各印字ヘッド2a…は一定間隔置きに配列するため、印字ヘッド2a…を同時に主走査方向Hhへ移動させれば、連続するストライプLの全長が印字される。
【0029】
一方、ホームポジションにおける印字機構1の各カム部6a…は、図6(d)に示す位置、即ち、各印字ヘッド2a…が全てプラテン3から離間するリリース位置Xrに変位している。したがって、印字時には、各カム部6a…を、図6中、時計方向へ所定角度(90゜程度)回転させ、図6(c)に示す位置に変位させる。これにより、各印字ヘッド2a…は全てリリースが解除されるとともに、各支持アーム25c…は加圧スプリング28c…により付勢されているため、各印字ヘッド2c…は図4に実線で示すように、プラテン3に載った貼合せ記録用紙Pの上面に圧接するセット位置Xsに変位する。この際、各カム部6a…と各従動部5a…間には所定の隙間が生じるため、各印字ヘッド2a…は自由な状態となり、貼合せ記録用紙Pの上面に均一に圧接する。なお、図6(a)〜(d)に示すリリース位置Xr及びセット位置Xsは、実際の印字ヘッド2a…の位置を示すものではなく、印字ヘッド2a…に対応する従動部5a…の位置を示してある。
【0030】
そして、印字動作に従って、任意のストライプLの印字が終了したならヘッドキャリッジ24をホームポジションへリターンさせる。リターン時には、各カム部6a…を、図6中、反時計方向へ所定角度(180゜程度)回転させ、図6(a)に示す第一位置Xoに変位させる。これにより、各印字ヘッド2a…は全てリリース位置Xrに変位する。この状態が第一リリースモードとなる。一方、各カム部6a…がホームポジションに戻ったなら、各カム部6a…を図6中、時計方向へ若干回転させ、図6(d)に示す位置でスタンバイさせる。この後、貼合せ記録用紙Pを主走査方向Hhに対して直角方向Hvへ移送(副走査)させた後、同様の印字動作を繰返せばよい。
【0031】
他方、サイズの小さい貼合せ記録用紙Pを使用する場合には、印字の際に、印字方向先頭に位置する印字ヘッド2cが貼合せ記録用紙Pの端辺から食み出してしまうため、当該印字ヘッド2cをマニュアル操作又は駆動機構によりプラテン3に接触しないようにリリースする必要がある。したがって、この場合には、印字時に、各カム部6a…を、図6(b)に示す第二位置Xtに変位させる。これにより、印字ヘッド2aと2bはセット位置Xsに、また、印字ヘッド2cはリリース位置Xrにそれぞれ変位する。この状態が第二リリースモードとなる。
【0032】
このように本実施例に係る印字機構1によれば、印字ヘッド2a…のリターン時、或いは一部の使用しない印字ヘッド2cが発生する印字時に、各印字ヘッド2a…は、リリース機構部4によって、リリース位置Xrへ選択的に変位するため、拡大複写機M等を用いて貼合せ記録用紙Pに印字する場合であっても、印字ヘッド2a…が貼合せ記録用紙Pにおけるドナーフィルムの上面に接触して移動する方向は一方向(正方向)のみとなり、印字ヌケ等の印字不良の発生が回避され、常に高い印字品質が確保される。また、リリース機構部4は複数のリリースモード、即ち、前述した第一リリースモード及び第二リリースモードに兼用するため、簡易な構造により、多機能性,小型コンパクト性及び低コスト性が実現される。
【0033】
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例えば、第一リリースモードと第二リリースモードを例示したが、印字ヘッド2aをセット位置Xsに、印字ヘッド2b及び2cをリリース位置Xrにそれぞれ変位させるなどの他のリリースモードを設けても勿論よい。また、実施例は拡大複写機Mを例示したが、他の任意の記録装置にも同様に適用できる。
【0034】
【発明の効果】
このように、本発明は、所定の間隔で配列し、かつ主走査方向へ同時に移動することにより、貼合せ記録用紙に対して連続する一ストライプ分の印字を行う複数の印字ヘッドを備える記録装置の印字機構において、各印字ヘッドをプラテンから離間するリリース位置へ選択的に変位可能に構成するとともに、少なくとも第一リリースモードにより印字の終了した印字ヘッドのリターン時に全部の印字ヘッドを前記リリース位置に変位させるリリース機構部を設けたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0035】
(1) 拡大複写機等を用いて貼合せ記録用紙に印字する場合であっても、印字ヘッドが貼合せ記録用紙におけるドナーフィルムの上面に接触して移動する方向が一方向のみとなるため、印字ヌケ等の印字不良の発生を回避でき、もって、常に高い印字品質を確保できる。
【0036】
(2) リリース機構部は、印字ヘッドのリターン時或いは一部の使用しない印字ヘッドが発生する印字時等の複数のリリースモードに兼用できるため、簡易な構造により、多機能性,小型コンパクト性及び低コスト性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る印字機構における要部の平面図、
【図2】 同印字機構を備える記録装置(拡大複写機)のブロック系統図、
【図3】 同印字機構における印字ユニットの平面図、
【図4】 同印字機構の一部断面側面図、
【図5】 同印字機構を備える拡大複写機の一部破断側面図、
【図6】 同印字機構におけるカム部の機能(作用)説明図、
【符号の説明】
1 印字機構
2a… 印字ヘッド
3 プラテン
4 リリース機構部
5a… 従動部
6a… カム部
7 連結部
8 駆動部
Hh 主走査方向
P 貼合せ記録用紙
L ストライプ
M 拡大複写機(記録装置)
Xr リリース位置
Xo 第一位置
Xt 第二位置

Claims (2)

  1. 所定の間隔で配列し、かつ主走査方向へ同時に移動することにより、貼合せ記録用紙に対して連続する一ストライプ分の印字を行う複数の印字ヘッドを備える記録装置の印字機構において、各印字ヘッドと一体に変位する複数の従動部と、各従動部に係合可能に配した複数の同一形状又は異なる形状のカム部と、各カム部を一体に連結した連結部と、この連結部を駆動して各カム部を変位させる駆動部とを有し、各印字ヘッドをプラテンから離間するリリース位置へ選択的に変位可能に構成するとともに、各カム部を第一位置へ変位させ、印字の終了した印字ヘッドのリターン時に、全部の印字ヘッドを前記リリース位置に変位させる第一リリースモードと、各カム部を第二位置へ変位させ、印字時に、前記貼合せ記録用紙のサイズに対応して一部の使用しない印字ヘッドを前記リリース位置に変位させる第二リリースモードとを有するリリース機構部を設けたことを特徴とする記録装置の印字機構。
  2. 拡大複写機に適用したことを特徴とする請求項1記載の記録装置の印字機構。
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