JP2843493B2 - シート材給送装置及びこの装置を備えるファクシミリ装置 - Google Patents

シート材給送装置及びこの装置を備えるファクシミリ装置

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JP2843493B2
JP2843493B2 JP6039665A JP3966594A JP2843493B2 JP 2843493 B2 JP2843493 B2 JP 2843493B2 JP 6039665 A JP6039665 A JP 6039665A JP 3966594 A JP3966594 A JP 3966594A JP 2843493 B2 JP2843493 B2 JP 2843493B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定サイズの原稿又は
記録シートを搬送する機構を内蔵して構成されるシート
材給送装置及びこの装置を備えるファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置が一般家庭用に
も普及してきており、より高度な付加価値が求められて
いる。このような要請の中で、特に、従来主流であった
感熱記録ロールシートに代えてカットシート(定型サイ
ズの普通紙等)が使用できる自動給紙可能なファクシミ
リ装置が主流となりつつある。
【0003】このようなカットシートを使用するファク
シミリ装置の構成要素のうち、モータ駆動される構成と
しては、原稿を読取部に対して搬送する原稿搬送手段
と、前記シートに対して画像を記録する記録手段と、前
記シートを一枚ずつ分離して記録手段に送り込む給紙手
段等がある。このような各手段を所定駆動するために、
従来のファクシミリ装置では、原稿搬送手段、記録手
段、給紙手段等の各々に駆動モータ(ステッピングモー
タ)及び駆動回路、駆動電源装置等を設けて、個別に駆
動制御するような構成が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように原稿搬送手段、記録手段、給紙手段各々に駆動モ
ータを設ける構成によれば、比較的に原価の高い駆動モ
ータの使用個数及びモータの駆動回路、電源が増加する
結果、コスト高を招き、またスペースを要するので小型
化の妨げとなる問題点があった。
【0005】そこで、動力の伝達/切断を行う切換機構
を用いて共通の駆動モータで前記原稿搬送手段と給紙手
段とを選択的に駆動する構成が考えられる。この方法に
よれば、コストダウン及び装置の小型化を図ることがで
きるが、前記切換機構による駆動切換時にバックラッシ
ュが生じ、このバックラッシュの影響により以下に述べ
る不都合が生じた。
【0006】即ち、上記バックラッシュの影響により、
読取系にあっては原稿と読取位置との位置関係にバラツ
キが生じ、原稿が読取位置に到達する前に読み取りが開
始されたり、或いは原稿が読取位置に到達してしばらく
してから読み取りが開始されて、読み取り画像に欠落部
分が生じるという問題があった。従って、前記読み取り
画像を自己の記録系でコピーしたり、或いは他機の記録
系に送信した場合に、その記録系において記録シートに
記録される画像に欠落部分が生じるという問題があっ
た。
【0007】更に、画像読取中に前記切換機構による駆
動切換を行うと、同様に上記バックラッシュの影響によ
り、読み取り画像に継ぎ目ができ、依って記録画像に継
ぎ目ができることとなり、画像が劣化してしまうという
問題があった。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、駆動切換時
に発生するバックラッシュの影響による原稿と読取位置
との位置関係のバラツキを防止して画像の劣化を防止す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の代表的な構成は、シート材を処理する処理手段と、
前記処理手段に対してシート材を一枚ずつ搬送するシー
ト材搬送手段と、前記処理手段と前記シート材搬送手段
との間に介在しシート材の先端を検知し、前記処理手段
による処理開始のタイミングを制御するシート材端検知
手段と、を有し、前記シート材搬送手段によるシート材
の搬送途中で一旦停止させるシート材給送装置におい
て、前記シート材搬送手段によって決定される先行シー
ト材の後端と後行シート材の先端との間隔が、前記処理
手段と前記シート材端検知手段との間隔よりも大きいこ
とを特徴とする。
【0010】前記処理手段は原稿の画像を読み取る読取
手段、前記シート材搬送手段は原稿搬送手段、前記シー
ト材端検知手段は原稿端検知手段である。
【0011】前記処理手段は記録シートに所定画像を記
録する記録手段、前記シート材搬送手段は記録シート搬
送手段、前記シート材端検知手段は記録シート端検知手
段である。
【0012】前記搬送手段を駆動する駆動モータと、前
記駆動モータの動力を前記搬送手段の動力伝達機構に伝
達/切断可能な切換手段と、前記駆動モータ及び前記切
換手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記動力
伝達機構は前記駆動モータからの動力を一定時間経過後
に前記搬送手段に伝達するタイマー手段を有することを
特徴とする。
【0013】前記タイマー手段は、係合部分に所定の遊
び量を有する係合凸部と係合凹部とからなることを特徴
とする。
【0014】更に、記録シートに所定画像を記録する記
録手段と、前記記録手段に対して記録シートを搬送する
記録シート搬送手段と、前記原稿搬送手段と前記記録シ
ート搬送手段の各動力伝達機構に対して選択的に作用す
る切換手段と、前記切換手段を介して前記原稿搬送手段
と前記記録シート搬送手段とを選択的に駆動する駆動モ
ータと、前記駆動モータ及び前記切換手段の駆動を制御
する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0015】一旦停止は、先行シート材の処理が終了し
た時点で行われる
【0016】
【作用】上記構成によれば、例えば、原稿搬送手段と記
録シート搬送手段を共通の駆動モータにより選択的に駆
動する構成とし、且つ、複数枚の原稿を一枚ずつ分離搬
送し且つ搬送する原稿と原稿との間隔を一定に得ること
のできる原稿分離搬送手段を有し、その原稿と原稿との
間隔を原稿端検知位置と画像読取位置との間隔よりも大
きく設定することにより、複数枚の原稿を読み取る際
に、あるページの原稿の画像読取を終了した時点で、次
ページの原稿が原稿端検知位置に達することはなくなる
ので、その時点で読取動作を中断し、記録シートの搬送
動作を行って、その後再び読取動作を始める制御手段
を加えれば、原稿の先端検出、読取位置までの搬送、読
取、原稿の後端検出、後端を読取位置まで搬送という一
連の読取動作を行うことが可能となり、複数枚の原稿の
読取動作中でも、原稿の各ページ間に記録シート搬送動
作を行っても、常に安定した原稿の読取領域を得ること
ができる。
【0017】
【実施例】〔第1実施例〕 以下に本発明を適用したファクシミリ装置の一実施例に
ついて図面を参照して説明する。図1は第1実施例に係
るファクシミリ装置の要部構成を示した断面図であっ
て、記録手段にシリアルタイプのインクジェット記録方
式を採用した場合を示したものである。また図2は前記
ファクシミリ装置の動作説明図、図3は前記ファクシミ
リ装置の電気・電子回路基板関係の配置状態を示す外観
斜視図である。
【0018】{ファクシミリ装置の全体説明} 先ず、図1及び図2において、ファクシミリ装置の全体
構成を説明する。このファクシミリ装置は、図1に示す
ように記録シートSを一枚ずつ供給する給紙系Aと、記
録装置としての記録系Bと、原稿Gに記載された画像を
読み取るための読取系Cと、操作部Dによって概略構成
されている。
【0019】(給紙系) この給紙系Aは、給紙カセット1内において載置状態に
されている記録シートSを、給紙ローラ3及びこれに圧
接する分離パッド4により構成される給紙部において一
枚ずつ分離してから下流側に給送し、フィードローラ5
a,5bにより更に下流側(図中矢印a方向)に搬送し
て後述する記録系Bに供給するものである。
【0020】このように搬送される記録シートS上に記
録を行う記録系Bの手前近くには、記録シートSの先後
端を検出して記録シートSの位置を把握するためのフォ
トセンサ/マイクロスイッチ等からなるシート先後端セ
ンサ6が設けられている。
【0021】一方、給紙カセット1は図に示すように次
第に傾斜した横断面形状をなす装置本体7の前面7aに
設けられた開口部7eを介して図2に示すように着脱可
能に設けられている。また、上記給紙ローラ3、分離パ
ッド4、フィードローラ5a,5b、及びシート先後端
センサ6は装置本体7内に形成された取付部位(不図
示)に対して夫々設けられている。
【0022】(記録系) 次に、記録系Bは他機から伝送された画信号、或いは後
述する読取系Cから伝送された画信号、或いはコンピュ
ータ等から出力される所定データに応じて、給紙系Aよ
り供給された記録シートS上に画像を記録するものであ
って、詳細には、記録系Bに配設されるプラテンローラ
8により記録シートSを下流側に搬送して、画信号或い
は所定データに応じてヘッドカートリッジ9から吐出さ
れたインク滴を記録シートSに付着することにより画像
を一行分形成してから適宜シート搬送するものである。
【0023】そして所定の画像を記録した記録シートS
が更に矢印a方向へ搬送され、排出ローラ10a,10bに
よって更に下流に搬送して装置外へ排出して、シートト
レイ11上に積載排出するものである。ここで、記録系B
のプラテンローラ8、排出ローラ10a,10bは夫々装置
本体7の取付部(不図示)に設けられているものであ
る。
【0024】このように記録動作するヘッドカートリッ
ジ9は、記録カバー12を図2に示す矢印c方向に開放し
て所定位置(図中二点鎖線)に回動することで、図中矢
印d方向に移動して装置本体7から着脱可能になるよう
に構成されている。
【0025】(読取系) 一方、読取系Cは図1に示される原稿Gに対して光を照
射して、この反射光を電気信号に変換し、この信号をフ
ァクシミリ装置に要求される各操作モードに応じて他機
に伝送したり、又は上述した自己の記録系Bに伝送する
ものである。
【0026】即ち、原稿載置台14と原稿トレイ15上に一
枚又は複数枚の原稿Gを載置し、この原稿Gを分離ロー
ラ16a及びこれに圧接する圧接片16bによって一枚に分
離してから下流側(図中矢印b方向)に給送し、原稿G
を搬送ローラ17a,17b及び排出ローラ18a,18bによ
って適宜搬送して装置本体7の開口部7eから外部に排
出するように構成されている。
【0027】そして、このように原稿Gが搬送される間
に、コンタクトセンサ等の光電変換素子19と、前記光電
変換素子19の読取位置19aに対向して読み取り時の背景
を規定する白ローラ20とで構成される読取部において画
情報を読み取るように構成されており、その画信号をコ
ピーモードの場合には自己の記録系Bに伝送し、送信モ
ードの場合は他機の記録系に伝送するように構成されて
いる。
【0028】更に、分離ローラ16aの上流側近傍には、
原稿の有無を検出し、原稿の読み取り可能な状態か否か
を判断するための原稿有無センサ30が、また搬送ローラ
17a,17bと光電変換素子19の間には原稿Gの先端と後
端を検出し、光電変換素子19による読み取り動作の開始
/終了のタイミングを設定するためのフォトセンサ/マ
イクロスイッチ等からなる原稿先後端センサ31が配設さ
れている。
【0029】上記原稿載置台14、原稿トレイ15、分離ロ
ーラ16a、搬送ローラ17a、排出ローラ18a、光電変換
素子19、及び白ローラ20は夫々装置本体7の取付部(不
図示)に設けられている。
【0030】(操作部) 次に、操作部Dは、モード切り換え操作、コピー操作、
送信操作、プリンタ操作等の操作を行うためのものであ
り、上述のように装置前方部において傾斜して設けられ
る一方、各種操作に応じた不図示のキーが設けられてい
る。
【0031】この操作部Dは、読取系Cにおける原稿搬
送機構の上部に設けられており、装置本体7に対して、
図2に示す矢印e方向に回動・開閉可能に構成されてい
る。尚、図示していないが、操作部Dの一方端側には送
信・受信を行うための電話機(ハンドセット)が装備さ
れている。
【0032】以上説明の概略構成により、ファクシミリ
装置に必須の各構成部を装置本体7内において、無駄な
く配設するとともに、ヘッドカートリッジ9の交換作業
と読み取り部へのアクセス並びに給紙カセット1の交換
を簡単に行えるように構成されている。
【0033】尚、図3は上記装置の電気・電子回路関係
の配置状態を示す外観斜視図であり、図に示すように、
本装置のシステム基板21aを装置本体7の底面7g上に
設け、装置右側部位に電源ユニット基板21bを設けてい
る。また、操作部Dをコントロールする基板21c、中継
基板21d、電話機及び電話回線をコントロールする基板
21e、プリンタインターフェース21f1を載せた基板21f
が夫々図に示す位置に設けられている。以上のように各
電子回路基板を設けることによって発熱対策や保守点検
等を容易にできるようにしている。
【0034】(駆動系の構成) 次に、本装置の駆動系の構成について、図4の概略構成
アイソメトリック模式図に基づき説明する。本図におい
て、駆動源は、給紙系Aと読取系Cを駆動するための給
紙/読取モータ32と、記録系Bのシート搬送及びヘッド
カートリッジ9のヘッドを清掃するためのクリーニング
装置40を駆動する記録モータ34と、ヘッドカートリッジ
9を主走査方向に移動するキャリッジモータ35とが図に
示すように配設されており、装置全体で合計3個のステ
ッピングモータが設けられている。
【0035】上記ステッピングモータの内、給紙/読取
モータ32の動力は、その回転方向により切換アーム33が
揺動して、給紙系A又は読取系Cのどちらか一方に連結
する状態となる構成となっている。図5に示すように、
切換アーム33には、切換アーム33と共に揺動する切換ギ
ア33aが切換アーム33に固定されている軸33cに回動自
在に取り付けられる一方、切換アーム33に対して切換ギ
ア33aは軸33cに取り付けた止め輪36により圧縮されて
いるコイルバネ33dにより側圧を加えられており、切換
アーム33と切換ギア33aとの間の摩擦力を発生させ、一
定の弱い回転負荷を生ずる構造となっている。
【0036】この切換アーム33と回転中心ギア33bは駆
動基台37に固定された軸38に回動自在に構成され、切換
ギア33aと回転中心ギア33bの間隔が一定で、かつ常
時、噛合した状態となっている。以上の構成により、給
紙/読取モータ32により回転中心ギア33bに回転が与え
られると、切換ギア33aと切換アーム33の間は回転負荷
により相対的に停止状態となり、その結果、切換アーム
33が回転中心ギア33bを中心に回転方向と同じ方向に揺
動することとなる。そして、他のギアと切換ギア33aが
噛み合うことによって切換アーム33の揺動は阻止される
ので、回転中心ギア33bの回転により切換ギア33aが回
転し動力の伝達を行う構造となっている。すなわち、給
紙/読取モータ32を図中矢印g方向に回転駆動すること
により、読取系Cが駆動されてギアw1〜w11が駆動さ
れる一方、逆に矢印h方向に回転駆動されると給紙系A
が駆動されてギアプーリwp1が駆動されてベルトT1
を介してギアプーリwp2とこれに噛合しているギアw
20〜w22が駆動されて、上述の給紙ローラ3が回転され
るように構成されている。
【0037】一方、記録系Bにおいても、クリーニング
装置40の中に同様の動力切換機構が内蔵されており、記
録モータ34を図中矢印i方向に回転することにより、ギ
アw23〜w25を介してクリーニング装置40を駆動すると
ともに、図中矢印j方向に回転することにより、ギアw
23〜w26を介して記録シートSの搬送駆動を行うように
構成されている。
【0038】次に、キャリッジモータ35はヘッドカート
リッジ9のキャリッジ(不図示)に対して固定されてい
るタイミングベルトT2をプーリwp3,wp4を介し
て駆動するように構成されており、キャリッジモータ35
が矢印k方向に回転駆動されるとカートリッジ9は左方
向に、また、これとは逆に矢印l方向に回転駆動される
と右方向に移動する。この移動に伴い所定のインクジェ
ット記録動作を行いつつ画像を記録するように構成され
ている。
【0039】ここで、記録シートSの搬送用のフィード
ローラ5a,5bの周速Vfと、上述した給紙ローラ3
の周速Vpは、Vf>Vpの関係となるように設定され
る一方、給紙ローラ3と上述のギアw22に固定される駆
動軸の間にワンウェイクラッチ3aを設けることによ
り、記録シートSを搬送する際に、給紙ローラ3により
分離給紙された記録シートSが、フィードローラ5a,
5bによる搬送が開始された時点で、給紙ローラ3は記
録シートSに対して単に従動する状態になるようにして
いる。この結果、フィードローラ5a,5bによる搬送
が開始された時点において、給紙系Aの駆動を停止して
も、記録系Bの駆動により記録シートSが搬送される構
造となっている。
【0040】また、読取系Cにおいても上記記録系Bと
同様に、原稿Gを搬送する搬送ローラ17a,17b及び排
出ローラ18a,18b、白ローラ20の周速Vhと、分離ロ
ーラ16aの周速Vbは、Vh>Vbの関係となるように
読取系のギアw9,w10,w11のギア比を設定し、且つ
分離ローラ16aとギアw11に固定される駆動軸の間にワ
ンウェイクラッチ16cを設け、前記ワンウェイクラッチ
16cと前記分離ローラ16aとは回転方向にガタ(遊び
量)を有する構成となっており、即ち前記ワンウェイク
ラッチ16cの突起16c1と前記分離ローラ16aの凹部16a1
によりメカタイマーを構成している。
【0041】ここで、上記原稿搬送系によって決定され
る原稿同士の間隔(先行原稿の後端と後行原稿の先端と
の間隔)について図6を用いて説明する。
【0042】図6(a)に示すように、2枚の原稿
1 ,G2 を原稿挿入口よりセットすると、分離ローラ
16aと圧接片16bによって構成される楔状の間に入り込
む。ここで、前記分離ローラ16aと原稿G間の摩擦係数
μA と、前記圧接片16bと原稿G間の摩擦係数μB と、
原稿G同士の摩擦係数μC は、μA >μB >μC の関係
となるように設定してあり、前記分離ローラ16aを図中
矢印方向に回転すると、最も摩擦係数の大きい分離ロー
ラ16aに接している側の原稿(本図では原稿G1 )を一
枚だけ搬送することができる構成となっている。
【0043】給紙/読取モータ32を駆動して読取系Cを
駆動すると、ギアw1〜w11が回転して搬送ローラ17
a、排出ローラ18、白ローラ20が原稿搬送方向(図1中
矢印b方向)に回転する。同時に前記ギアw11に固定さ
れている駆動軸も搬送方向に回転し、ワンウェイクラッ
チ16cがロックして駆動軸に従動し、前記ワンウェイク
ラッチ16cの突起16c1が分離ローラ16aの凹部16a1の一
方の端面を押して分離ローラ16aに駆動力を伝達し、分
離ローラ16aも搬送方向に回転し、前述したように、1
枚目の原稿G1 を選択的に搬送する。
【0044】図6(b)に示すように、分離ローラ16a
を一定量回転させ、原稿G1 が搬送ローラ17aにかかる
と、搬送ローラ17aの周速Vhの方が分離ローラ16aの
周速Vbよりも速いので、分離ローラ16aは原稿G1
従動する。そうすると、ワンウェイクラッチ16cの回転
速度よりも分離ローラ16aの回転速度の方が速くなるた
め、駆動力を伝達していた前記ワンウェイクラッチ16c
の突起16c1と分離ローラ16aの凹部16a1の端面とが離間
し、その間の隙間が徐々に広がる。
【0045】図6(c)に示すように、上記隙間が広が
ると、分離ローラ16aの凹部16a1の他方の端面に前記ワ
ンウェイクラッチ16cの突起16c1が突き当たる。そうす
ると、ワンウェイクラッチ16c自体が分離ローラ16aに
従動することになり、駆動軸よりもワンウェイクラッチ
16cの方が速く回転するので、クラッチフリーの状態と
なる。
【0046】図6(d)に示すように、1枚目の原稿G
1 の後端が分離ローラ16aと圧接片16bとのニップ部よ
り外れると、分離ローラ16aは停止する。そうすると、
クラッチフリーの状態にあったワンウェイクラッチ16c
が再びロックして駆動軸と共に回転を始める。
【0047】図6(e)に示すように、上記ワンウェイ
クラッチ16cが一定量回転すると、前記分離ローラ16a
の凹部16a1の他方の端面に突き当たっていたワンウェイ
クラッチ16cの突起16c1が、図6(a)と同様に分離ロ
ーラ16aの凹部16a1の一方の端面に突き当たって駆動力
が伝達される。依って、前記分離ローラ16aは原稿搬送
方向に回転し、2枚目の原稿G2 を送り出す。
【0048】図6(f)に示すように、1枚目の原稿G
1 と同様に、再び一定量分離ローラ16aを回転させる
と、搬送ローラ17aに2枚目の原稿G2 の先端がかか
る。このとき、1枚目の原稿G1 はその後端が分離ロー
ラ16aを離れてから一定量搬送されており、前記一定量
搬送後に2枚目の原稿G2 の先端が搬送ローラ17aにか
かることになるため、前記1枚目の原稿G1 の後端と前
記2枚目の原稿G2 の先端との間に一定の間隔Ldが得
られる。この間隔Ldは、前記搬送ローラ17aと分離ロ
ーラ16aの間の減速比(ギアw9〜w11のギア比)と、
分離ローラ16aの凹部16a1とワンウェイクラッチ16cの
突起16c1の回転方向のガタの量(遊び量)を設計変更す
れば、自由に設定することができる。尚、本実施例で
は、前記間隔Ldを原稿先後端センサ31と光電変換素子
19の読取位置19aとの間隔より大きくなるように設定し
ている。
【0049】(制御系の構成) 次に上記各部位を駆動制御する制御系の構成について図
7のブロック図を参照して説明する。
【0050】図7において、41は上記ファクシミリ装置
の制御部であって、装置全体の制御を行うCPU41a、
各種プログラムや各種データ等を格納したROM41b、
上記CPU41aのワークエリアとして使用されると共に
記録枚数等の各種データの一時保存を行うRAM41c等
を有している。
【0051】前記制御部41には、上記給紙/読取モータ
32、記録モータ34、キャリッジモータ35を夫々回転駆動
するモータ駆動回路42,43,44が接続されており、この
モータ駆動回路42,43,44に制御部41からの制御信号が
送られて各モータ32,34,35を駆動制御するようにして
いる。尚、本実施例では駆動モータとしてステッピング
モータを使用しているが、これに限定されるものではな
く、例えばDCモータやサーボモータ等であっても良
い。
【0052】また、前記制御部41には、記録シート先後
端センサ6、原稿有無センサ30、原稿先後端センサ31が
夫々接続されており、夫々の検知信号が入力されるよう
になっている。
【0053】(各モータの駆動制御例) 次に、上述した構成のファクシミリ装置において、2枚
の原稿Gを連続的にコピーする時の各モータの動きにつ
いて図8のタイミングチャートを参照して詳述する。
【0054】S1:2枚の原稿Gを原稿載置台14にセッ
トすると、原稿有無センサ30が原稿ありを検知して、コ
ピー又は送信可能状態となる。
【0055】S2:操作部Dからコピー開始の操作を行
うと、給紙/読取モータ32が上述の矢印h方向に回転
し、給紙ローラ3が回転し始め給紙動作を開始する。同
時に記録モータ34も矢印j方向に回転し、フィードロー
ラ5a,5b及びプラテンローラ8を回転させ、給紙系
Aより送り込まれてくる記録シートSを搬送する。
【0056】S3:記録シート先後端センサ6がシート
先端を検知すると、記録モータ34の駆動のみで記録シー
トSを搬送することができるため、給紙/読取モータ32
(給紙系A)の駆動を停止する。
【0057】S4:S3において、シート先端を検知し
てから一定量記録シートSを搬送することにより、記録
位置に対する記録シートSの頭出しが完了し、記録モー
タ34の駆動を停止する。また、給紙/読取モータ32を上
述の矢印g方向に回転させ、原稿Gの分離搬送を開始す
る。
【0058】S5:原稿先後端センサ31において、1枚
目の原稿Gの先端を検知する。
【0059】S6:S5において、原稿先端を検知して
から一定量原稿Gを搬送すると、光電変換素子19の読取
位置19aに原稿Gの先端が到達するので、読取動作を開
始して、その画像信号を記録系Bに送る。前記画像信号
を受けた記録系Bは、記録モータ34を上述の矢印j方向
に回転させて記録シートSを搬送しつつ、キャリッジモ
ータ35を正逆回転駆動してヘッドカートリッジ9による
所定のシリアル記録動作を行う。
【0060】S7:シート先後端センサ6により記録シ
ートSの後端を検知する。
【0061】S8:原稿先後端センサ31により1枚目の
原稿Gの後端を検知する。
【0062】S9:S7において記録シートSの後端を
検知してから、前記シート後端が記録位置まで達するだ
け一定量搬送した後、記録モータ34の駆動を停止する。
同様に、S8において1枚目の原稿Gの後端を検知して
から、原稿後端が読取位置まで達するだけ一定量搬送し
た後、給紙/読取モータ32の駆動を停止する。このと
き、1枚目の原稿Gの後端と2枚目の原稿Gの先端との
間には前述した間隔Ldが確保されている。
【0063】S10:S2と同様にして、給紙/読取モー
タ32を駆動して2枚目の記録シートSの給紙動作を開始
する。同時に記録モータ34を駆動して1枚目の記録シー
トSを排出すると共に、給紙系Aより送り込まれてくる
2枚目の記録シートSの搬送を行う。
【0064】S11:S3と同様にして、記録シート先後
端センサ6が2枚目の記録シートSの先端を検知する
と、記録モータ34の駆動のみで前記シートSを搬送する
ことができるため、給紙/読取モータ32(給紙系A)の
駆動を停止する。
【0065】S12:S4と同様にして、前記記録シート
Sの頭出し完了後、記録モータ34の駆動を停止し、給紙
/読取モータ32を矢印g方向に回転して、2枚目の原稿
Gを給送すると共に、1枚目の原稿Gを排出する。
【0066】S13:原稿先後端センサ31により2枚目の
原稿Gの先端を検知する。
【0067】S14:S6と同様にして、S13において原
稿先端を検知してから一定量原稿Gを搬送すると、光電
変換素子19の読取位置19aに原稿Gの先端が到達するの
で、読取動作を開始して、その画像信号を記録系Bに送
る。前記画像信号を受けた記録系Bは、記録モータ34を
上述の矢印j方向に回転させて記録シートSを搬送しつ
つ、キャリッジモータ35を正逆回転駆動してヘッドカー
トリッジ9による所定のシリアル記録動作を行う。
【0068】S15:S7と同様にして、シート先後端セ
ンサ6により2枚目の記録シートSの後端を検知する。
【0069】S16:2枚目の原稿Gも搬送され、原稿有
無センサ30によって原稿載置台14上に残り原稿がないこ
とを検出する。
【0070】S17:S8と同様にして、原稿先後端セン
サ31により2枚目の原稿Gの後端を検知する。
【0071】S18:S9と同様にして、前記記録シート
Sの後端が記録位置まで達するだけ一定量搬送した後、
記録モータ34の駆動を停止すると共に、前記原稿Gの後
端が読取位置まで達するだけ一定量搬送した後、給紙/
読取モータ32の駆動を停止する。
【0072】S19:記録モータ34を矢印j方向に一定量
回転させ、前記記録シートSの後端を記録系Bより排出
する。同時に、給紙/読取モータ32を矢印g方向に回転
させ、最終ページの原稿Gの後端を排出する。
【0073】S20:記録モータ34を矢印i方向に一定量
回転させ、クリーニング装置40によりヘッドカートリッ
ジ9の記録ヘッド部のクリーニングを行い終了する。
【0074】以上説明の各動作によりコピーモードが実
行される。一方、送信モード時は原稿Gを読み取る動作
のみであり、上述した給紙/読取モータ32と、原稿有無
センサ30及び原稿先後端センサ31の動作を同様に実行す
ることによって行われる。
【0075】また、受信モード時は記録シートSの給紙
及び記録動作のみであり、上述した給紙/読取モータ32
及び記録モータ34と、シート先後端センサ6の動作を同
様に実行することによって行われる。
【0076】〔第2実施例〕 次に本発明を適用したファクシミリ装置の第2実施例に
ついて図9を参照して説明する。尚、前述した第1実施
例と同様の機能及び構成を有するものには、同一符号を
付して説明は省略している。
【0077】図9は駆動系における切換手段の構成を示
した正面図であって、本実施例ではソレノイドによって
駆動力伝達の切り換えを行うように構成している。本図
において、給紙/読取モータ32の出力軸32sの外周面上
にスプライン、溝等が形成されており、出力ギア32aの
回転中心に設けられている摺動孔に対して回転方向に固
定状態且つ長手方向(スラスト方向)に摺動自在な構成
となっている。また、出力ギア32aのスラスト方向の位
置はソレノイド39に連結しているアクチュエータ39aに
よって拘束されており、アクチュエータ39aが矢印p方
向にソレノイドによって移動されることにより、出力ギ
ア32aは、位置mより位置nに移動する。従って、出力
ギア32aは位置mにある時は給紙系ギアwp1に連結さ
れ、位置nにある時は読取系ギアw1に連結される。
【0078】以上の構成と動作によってソレノイド47を
駆動することによって、モータの回転方向を変えずに、
給紙系と読取系の駆動を切り換えることができる。
【0079】〔その他の実施例〕 前述した実施例では、切換機構を用いて給紙系と読取系
を共通の駆動モータによって駆動する構成としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば読取系と
記録系を共通の駆動モータによって切り換え駆動するよ
うに構成しても良い。
【0080】また前述した実施例では、係合部分に所定
の遊び量を有するタイマー手段を原稿搬送系とその動力
伝達機構との間に介在させる構成について例示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば上記タ
イマー手段を記録シートの搬送系とその動力伝達機構と
の間に介在させる構成としても良い。
【0081】また前述した実施例では、切換機構による
駆動切り換えが給紙系又は読取系の何れか一方に噛合す
る構成としたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば給紙系又は読取系の何れのギアにも噛合しな
い中立位置への切り換えも可能な構成としても良い。
【0082】また前述した実施例では、インクジェット
プリンタを搭載したファクシミリ装置について例示した
が、記録系としては、熱転写プリンタ、レーザービーム
プリンタ等があり、記録手段は適宜選択できる。
【0083】以上説明したように、本発明によれば、シ
ート材を途中で停止させて再搬送させてもシート材はシ
ート材端検知手段により検知されるので、シート材の処
理が 正確に行われるという効果がある。
【0084】例えば、給紙/読取を共通の駆動モータに
より選択的に駆動する構成のファクシミリ装置において
、複数枚の原稿の読取動作中でも、原稿の各ページ間
に記録シートの給紙動作を行っても常に安定した原稿の
読取領域を得ることができる。
【0085】また、係合部分に所定の遊び量を有するタ
イマー手段を原稿搬送手段とその動力伝達機構との間に
介在させることにより、駆動切換時に発生するバックラ
ッシュの影響による原稿と読取位置との位置関係のバラ
ツキを防止し、画像の劣化を防止することができる。即
ち、常に原稿の読取領域及び読取画像を安定させること
ができる。
【0086】また、記録シートの搬送系に上述本発明を
適用しても同様の効果を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、原稿が正確に正しく送
られて、正確に正しく読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の要部構成を示す断面図であ
る。
【図2】ファクシミリ装置の動作説明の断面図である。
【図3】ファクシミリ装置の電気・電子回路基板関係の
配置状態を示す外観斜視図である。
【図4】ファクシミリ装置の駆動系の構成を示す模式図
である。
【図5】駆動系における切換機構の構成を示す要部断面
図である。
【図6】原稿分離機構の説明図である。
【図7】ファクシミリ装置の制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】ファクシミリ装置のモータ駆動制御のタイミン
グチャートである。
【図9】駆動系における切換機構の他の構成を示す要部
説明図である。
【符号の説明】
A…給紙系、B…記録系、C…読取系、D…操作部、G
…原稿、S…記録シート、T1,T2…タイミングベル
ト、w1〜w11…ギア、wp1〜wp4…ギアプーリ、
w20〜w26…ギア、1…給紙カセット、3…給紙ロー
ラ、3a…ワンウェイクラッチ、4…分離パッド、5
a,5b…フィードローラ、6…シート先後端センサ、
7…装置本体、7a…前面、7e…開口部、8…プラテ
ンローラ、9…ヘッドカートリッジ、10a,10b…排出
ローラ、11…シートトレイ、12…記録カバー、14…原稿
載置台、15…原稿トレイ、16a…分離ローラ、16a1…凹
部、16b…圧接片、16c…ワンウェイクラッチ、16c1…
突起、17a,17b…搬送ローラ、18a,18b…排出ロー
ラ、19…光電変換素子、20…白ローラ、21a,21b,21
c,21d,21e,21f…基板、21f1…プリンタインター
フェース、30…原稿有無センサ、31…原稿先後端セン
サ、32…給紙/読取モータ、32a…出力ギア、32s…出
力軸、33…切換アーム、33a…切換ギア、33b…回転中
心ギア、33c…軸、33d…コイルバネ、34…記録モー
タ、35…キャリッジモータ、36…止め輪、37…駆動基
台、38…軸、39…ソレノイド、39a…アクチュエータ、
40…クリーニング装置、41…制御部、41a…CPU、41
b…ROM、41c…RAM、42,43,44…モータ駆動回

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を処理する処理手段と、 前記処理手段に対してシート材を一枚ずつ搬送するシー
    ト材搬送手段と、 前記処理手段と前記シート材搬送手段との間に介在し
    ート材の先端を検知し、前記処理手段による処理開始の
    タイミングを制御するシート材端検知手段と、 を有し、前記シート材搬送手段によるシート材の搬送途中で一旦
    停止させるシート材給送装置において、 前記シート材搬送手段によって決定される先行シート材
    の後端と後行シート材の先端との間隔が、前記処理手段
    と前記シート材端検知手段との間隔よりも大きいことを
    特徴とするシート材給送装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は原稿の画像を読み取る読
    取手段、前記シート材搬送手段は原稿搬送手段、前記シ
    ート材端検知手段は原稿端検知手段である請求項1に記
    載のシート材給送装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は記録シートに画像を記録
    する記録手段、前記シート材搬送手段は記録シート搬送
    手段、前記シート材端検知手段は記録シート端検知手段
    である請求項1に記載のシート材給送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段を駆動する駆動モータと、
    前記駆動モータの動力を前記搬送手段の動力伝達機構に
    伝達/切断可能な切換手段と、前記駆動モータ及び前記
    切換手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、 前記動力伝達機構は前記駆動モータからの動力を一定時
    間経過後に前記搬送手段に伝達するタイマー手段を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のシート材給送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記タイマー手段は、係合部分に所定の
    遊び量を有する係合凸部と係合凹部とからなることを特
    徴とする請求項に記載のシート材給送装置。
  6. 【請求項6】 更に、記録シートに画像を記録する記録
    手段と、前記記録手段に対して記録シートを搬送する記
    録シート搬送手段と、前記原稿搬送手段と前記記録シー
    ト搬送手段の各動力伝達機構に対して選択的に作用する
    切換手段と、前記切換手段を介して前記原稿搬送手段と
    前記記録シート搬送手段とを選択的に駆動する駆動モー
    タと、前記駆動モータ及び前記切換手段の駆動を制御す
    る制御手段と、を有することを特徴とする請求項2に記
    載のシート材給送装置
  7. 【請求項7】 一旦停止は、先行シート材の処理が終了
    した時点で行われる請求項1に記載のシート材給送
    置。
  8. 【請求項8】 先行原稿の画像読取終了後であって後行
    原稿の画像読取開始前に前記切換手段を制御して後行原
    稿に対応する記録シートの搬送を行って頭出しをし、前
    記記録シートの搬送後に前記切換手段を制御して後行原
    稿の画像読取を開始するように駆動制御することを特徴
    とする請求項6に記載のシート材給送装置
  9. 【請求項9】 前記原稿搬送手段は、複数枚の原稿を一
    枚ずつ順に分離搬送し且つ搬送する原稿と原稿との前記
    間隔を開けることの可能な原稿分離搬送手段を有するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のシート材給送装置。
  10. 【請求項10】 前記シート材搬送手段を駆動するモー
    タを備え、前記モータの一方向の回転で前記シート材搬
    送手段を動作させ、前記停止時に、前記モータを他方向
    に回転させることを特徴とする請求項1に記載のシート
    材給送装置。
  11. 【請求項11】 前記原稿搬送手段は前記駆動モータの
    一方向の回転で駆動し、前記記録シート搬送手段は前記
    駆動モータの他方向の回転で駆動することを特徴とする
    請求項8に記載のシート材給送装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項1〜11のいずれかに記載
    のシート材給送装置を備えることを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
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ES95102413T ES2169091T3 (es) 1994-02-22 1995-02-21 Aparato alimentador de hojas.
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