JP5978896B2 - 読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原搬送される原稿を読み取る搬送原稿読取機能、及び原稿台の載置面に載置される原稿を読み取る載置原稿読取機能を兼ね備えた画像読取装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の発明は、搬送原稿読取機能を実行するための原稿搬送機構、及び載置原稿読取機能を実行するための撮像部往復機構を1つ駆動源にて駆動している。
特開2006−86817号公報
この特許文献1に記載の発明は、キャリッジ等の撮像部をカム板に衝突させてカム板を回転させることにより、駆動力の伝達を原稿搬送機構に伝達する場合と撮像部往復機構に伝達する場合とを切り替えている。しかし、駆動力の伝達の切り替えについて他の構成は記載されていない。
本発明は、上記点に鑑み、特許文献1に記載の発明と異なる構成にて駆動力の伝達を切り替える画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、搬送される原稿を読み取る搬送原稿読取機能、及び原稿台(3)の載置面(3A)に載置される原稿を読み取る載置原稿読取機能を兼ね備えた画像読取装置であって、載置面(3A)の下方側に配設され、載置面(3A)に沿って移動する撮像部(7)と、撮像部(7)の移動方向一端側に設定された第1ポジションと当該移動方向他端側に設定された第2ポジションとの間で撮像部(7)を移動させる移動機構(9)と、搬送原稿読取機能の作動時に原稿を搬送する搬送機構(11)と、駆動源(31)から駆動力を得て回転するとともに、その回転方向が正転又は逆転可能な太陽歯車(15)と、太陽歯車(15)と噛み合って回転するとともに、太陽歯車(15)の回転中心を公転中心として回転中心(O1)が第3ポジションと第4ポジションとの間で公転可能な遊星歯車(17)と、遊星歯車(17)が第3ポジションにあるときに遊星歯車(17)と噛み合って移動機構(9)に駆動力を伝達する第1出力歯車(21)と、遊星歯車(17)が第4ポジションにあるときに遊星歯車(17)と噛み合って搬送機構(11)に駆動力を伝達する第2出力歯車(23)と、第1ポジションに撮像部(7)が位置したときに、第1ポジション以外の位置に撮像部(7)が位置する場合に比べて第1出力歯車(21)の回転抵抗を増大させる負荷発生部(25)と、遊星歯車(17)の公転経路に設けられ、第3ポジションと第4ポジションとの間を遊星歯車(17)が公転するときに遊星歯車(17)の歯と噛み合う噛合部(19)とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明では、太陽歯車(15)及び遊星歯車(17)等により遊星歯車機構が構成される。すなわち、太陽歯車(15)が回転すると、遊星歯車(17)には、(a)当該遊星歯車(17)自身の回転中心を中心として当該遊星歯車(17)を回転(以下、「自転」という。)させる力(以下、自転力という。)、及び(b)太陽歯車(15)の回転方向に遊星歯車(17)を公転させる力(以下、公転力という。)が作用する。
このため、太陽歯車(15)が第4ポジション側から第3ポジション側に向けて回転(以下、正転という。)すると、遊星歯車(17)は、正転の向きに公転力を受ける。一方、太陽歯車(15)が第3ポジション側から第4ポジション側に向けて回転(以下、逆転という。)すると、遊星歯車(17)は、逆転の向きに公転力を受ける。
また、遊星歯車(17)が第3ポジションにある場合に太陽歯車(15)が回転すると、撮像部(7)は太陽歯車(15)の回転方向に応じて第1ポジションと第2ポジションとの間を移動する。
つまり、例えば、太陽歯車(15)が正転したときに撮像部(7)が第1ポジション側から第2ポジション側に向けて移動する構成の場合には、太陽歯車(15)が逆転すると、撮像部(7)は、第2ポジション側から第1ポジション側に向けて移動する。
また、太陽歯車(15)を逆転させた状態で撮像部(7)が第1ポジションまで移動すると、第1ポジション以外の位置に撮像部(7)が位置していたときに比べて第1出力歯車(21)の回転抵抗が大きくなる。このため、自転力が公転力より小さくなり、遊星歯車(17)は、太陽歯車(15)の回転方向、つまり公転力の向きに公転する。
つまり、太陽歯車(15)を逆転させた状態で撮像部(7)が第1ポジションまで移動すると、遊星歯車(17)に作用する公転力が遊星歯車(17)に作用する自転力より大きくなるので、遊星歯車(17)は逆転の向きに公転して第4ポジション側に向けて移動する。
そして、遊星歯車(17)が第4ポジションに到達すると、第2出力歯車(23)に駆動力が伝達されるので、搬送機構(11)が作動する。このとき、第1出力歯車(21)への駆動力の伝達が遮断されているので、移動機構(9)は停止している。
また、遊星歯車(17)が第4ポジションにある状態から太陽歯車(15)が正転すると、遊星歯車(17)に作用する公転力が正転の向きとなるので、遊星歯車(17)は第3ポジション側に向けて公転移動する。
以上のように、本発明では、撮像部(7)をカム板に衝突させてカム板を回転させることなく、駆動力の伝達を切り替えることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像読取装置1において、原稿カバー5が閉じた状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置1において、原稿カバー5が開いた状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る原稿カバー5が取り外された状態を示す原稿台3の上面図である。 本発明の実施形態に係る搬送機構11(オートドキュメントフィーダ)の模式図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の構造及び作動を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の構造及び作動を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の構造及び作動を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の構造及び作動を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の構造及び作動を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の歯面形状を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動力伝達機構13の歯面形状を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動源31の制御系を示すブロック図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。以下、本発明の実施形態に係る画像読取装置を図面と共に説明する。
1.画像読取装置の概要(図1及び図2参照)
図1に示す画像読取装置1は、搬送原稿読取機能、及び載置原稿読取機能を兼ね備えている。搬送原稿読取機能は、搬送される原稿を読み取る機能である。載置原稿読取機能は、図2に示す原稿台3の載置面3Aに載置される原稿を読み取る機能である。
原稿台3には、ガラスやアクリル等の透明なプラテン3Bにて閉塞された第1読取窓が設けられている。そして、プラテン3Bにより載置面3Aが構成されている。原稿台3の上面側には、ヒンジ機構5Aを介して原稿カバー5が組み付けられている。
このため、原稿カバー5は、図1に示す原稿台3を覆う位置と、図2に示す原稿台3から離間した位置との間で揺動変位できる。なお、載置原稿読取機能を用いて原稿読取を行う場合には、利用者が手動操作にて原稿カバー5を上方側に開いて載置面3Aに原稿を載置する必要がある。
載置面3Aの下方側には、当該載置面3Aに沿って移動する撮像部7が設けられている。撮像部7は、原稿に照射されて反射した光を受光し、その受光した光に基づいて電気信号を発する。そして、画像読取装置1は、撮像部7を介して原稿に記載された文字等の画像を電気信号に変換して画像を読み取っていく。
因みに、本実施形態では、撮像部7として、CIS(Contact Image Sensor)を用いている。このCIS(撮像部7)の長手方向は、載置面3Aの直下において、その移動方向と直交する方向に延びている。
また、撮像部7は、図3に示すように、載置面3Aの長手方向に移動可能として原稿台3に組み付けられている。移動機構9は、撮像部7の移動方向一端側に設定された第1ポジション、及び当該移動方向他端側に設定された第2ポジションの間で撮像部7を移動させる。因みに、本実施形態における「載置面3Aの長手方向」は、画像読取装置1の左右方向と一致する。
移動機構9は、原稿台3に固定された第1歯付プーリ9B及び第2歯付プーリ9C、並びに第1歯付プーリ9Bと第2歯付プーリ9Cとの間に掛け渡された歯付ベルト9A等を有している。そして、歯付ベルト9Aは、第1歯付プーリ9Bから駆動力を得て回転する。
撮像部7は、歯付ベルト9Aに連結されている。このため、撮像部7は、歯付ベルト9Aの回転方向に応じて移動する。第1歯付プーリ9Bは、撮像部7の移動方向一端側に配設されている。第2歯付プーリ9Cは、撮像部7の移動方向他端側に配設されている。
そして、搬送原稿読取機能の作動時には、撮像部7は、第2読取窓3Cの直下に停止配置された状態で第2読取窓3Cを通して画像を読み取る。一方、載置原稿読取機能作動時には、撮像部7は、載置面3Aの直下で移動しながら画像を読み込んでいく。
なお、第2読取窓3Cも、第1読取窓、つまり載置面3Aと同様に、ガラス等の透明なプラテンで閉塞されている。載置面3Aと第2読取窓3Cとは、梁状の区画部材3Dにて区画されている。
また、載置面3Aと第2読取窓3Cとの境界部であって撮像部7と面する部位には、図5に示すように、調整基準3Eが設けられている。調整基準3Eは、読取時の色彩及び濃淡の基準、及び撮像部7の基準位置を再調整するためものである。
すなわち、調整基準3Eには、撮像部7の延び方向(本実施形態では、前後方向)に延びる白地部3F、及び当該白地部3Fの延び方向両端側に設けられた黒地部3G等を有している。
そして、後述する制御部30は、白地部3Fを読み取ったときの読み取りデータを色彩及び濃淡の基準として読み取りを実行する。さらに、制御部30は、白地部3Fと黒地部3Gとの境界位置を基準として、撮像部7を待機させる待機位置(ホームポジションともいう。)を決定して、移動機構9、つまり後述する駆動源31の回転を制御する。
なお、待機位置は第1ポジションより第2ポジション側に設定されている。調整基準3Eは待機位置より第2ポジション側に設定されている。つまり、第1ポジション、待機位置、調整基準3E及び第2ポジションは、撮像部7の移動方向において、当該移動方向一端側から第1ポジション、待機位置、調整基準3E、第2ポジションの順に並んでいる。
また、原稿カバー5には、図4に示すように、搬送機構11が設けられている。この搬送機構11は、搬送原稿読取機能の作動時に、第2読取窓3Cに原稿を搬送するオートドキュメントフィーダの一例である。
つまり、搬送機構11は、原稿トレイ11Aに積層載置された1枚又は複数枚の原稿を1枚ずつ順次、第2読取窓3Cに搬送するとともに、読み取りが完了した原稿を順次、排出トレイ11Bに排出する。
2.駆動力伝達機構
2.1 駆動力伝達機構の構成
本実施形態では、1つの駆動源31にて移動機構9及び搬送機構11を駆動している。つまり、駆動力伝達機構13は、電動モータ等の駆動源31で発生した駆動力を選択的に移動機構9又は搬送機構11にて伝達している。
本実施形態に係る駆動力伝達機構13は、図6に示すように、太陽歯車15、遊星歯車17及び噛合部19等を有する遊星歯車機構により構成されている。太陽歯車15は、原稿台3に対して変位することなく回転する。そして、太陽歯車15は、駆動源31から駆動力を得て回転し、かつ、その回転方向は、駆動源31の回転方向に連動して正転又は逆転する。
遊星歯車17は、太陽歯車15と噛み合って回転するとともに、太陽歯車15の回転中心を公転中心として回転中心O1が、図6に示す第3ポジションと図9に示す第4ポジションとの間で公転できる。なお、以下、遊星歯車17が回転中心O1を中心して回転することを自転という。
太陽歯車15が回転すると、遊星歯車17には、遊星歯車17を自転させる力(以下、自転力という。)、及び遊星歯車17を公転させる力(以下、公転力という。)が作用する。このため、太陽歯車15が正転しているときには、第4ポジション側から第3ポジション側に向かう向き(図6において右周りの向き)の公転力が遊星歯車17に作用する。
一方、太陽歯車15が逆転しているときには、第3ポジション側から第4ポジション側に向かう向き(図6において左周りの向き)の公転力が遊星歯車17に作用する。そして、公転力が大きくなると、遊星歯車17は公転力の向きに公転する。一方、公転力が小さいときには、公転することなく自転する。
なお、以下、太陽歯車15が正転しているときに、遊星歯車17が自転する向きを遊星歯車17の正転の向きという。同様に、太陽歯車15が逆転しているときに、遊星歯車17が自転する向きを遊星歯車17の逆転の向きという。
アーム17Aは、遊星歯車17を自転及び公転可能に支持する。そして、アーム17Aの延び方向一端側は、太陽歯車15と同軸上に回転可能に支持されている。アーム17Aの延び方向他端側には、遊星歯車17が回転可能に組み付けられている。
また、原稿台3には、アーム17Aの回転を規制する第2ストッパ部3H及び第3ストッパ部3Jが設けられている。一方、アーム17Aには、第2ストッパ部3Hに接触する第2被接触部17B、及び第3ストッパ部3Jに接触する第3被接触部17Cが設けられている。
そして、第2ストッパ部3Hは、図6に示すように、第3ポジション時に第2被接触部17Bに接触してアーム17Aが紙面右回りに回転することを規制する。一方、第3ストッパ部3Jは、図9に示すように、第4ポジション時に第3被接触部17Cに接触してアーム17Aが紙面左回りに回転することを規制する。
また、第1ばね17Dは、太陽歯車15が逆転しているときに遊星歯車17が第1出力歯車21から離間することを規制する。つまり、第1ばね17Dは、少なくとも第3ポジション時に遊星歯車17が第4ポジション側に公転することを規制する力(以下、第1規制力という。)を遊星歯車17に作用させる。
なお、本実施形態に係る第1ばね17Dは引張コイルばねである。そして、第1ばね17Dの伸張方向一端側は、アーム17Aのうち揺動中心を挟んで遊星歯車17と反対側に連結され、かつ、その伸張方向他端側は原稿台3に連結されている。
このため、第1ばね17Dは、第4ポジション時には遊星歯車17が第3ポジション側に公転することを規制する力(以下、第2規制力という。)をアーム17Aに作用させる。
ところで、遊星歯車17が第4ポジションにあるときには、後述するように、搬送機構11に駆動力を伝達しているときであって、太陽歯車15が逆転しているときである。そして、太陽歯車15が逆転しているときには、遊星歯車17を第3ポジション側から第4ポジション側に公転させる力が遊星歯車17に作用する。
このため、本実施形態では、少なくとも搬送機構11に駆動力を伝達している間、つまり、第2出力歯車23と噛み合って太陽歯車15が逆転している間は、仮に第2規制力が無くても、遊星歯車17は第4ポジションに止まり続ける。
そこで、本実施形態では、第3ポジション時に第1ばね17Dが遊星歯車17に作用させる公転を規制するトルクを、第4ポジション時に第1ばね17Dが遊星歯車17に作用させる公転を規制するトルクより大きくしている。
具体的には、第3ポジション時における第1ばね17Dの変形量が、第4ポジション時における第1ばね17Dの変形量より大きくなるように、伸張方向一端、及び伸張方向他端の位置を設定している。
噛合部19は、第3ポジションと第4ポジションとの間を遊星歯車17が公転するときに遊星歯車17の歯と噛み合う部位である。そして、本実施形態に係る噛合部19は、内歯歯車により構成されている。そこで、以下、噛合部19を内歯歯車19ともいう。
内歯歯車19は、図6に示すように、太陽歯車15側に突出した複数の突起部19Aを有し、かつ、それら突起部19Aが遊星歯車17の公転経路L1に沿って設けられた歯車の一種である。
そして、内歯歯車19は、太陽歯車15に対して移動可能として原稿台3に組み付けられている。なお、本実施形態に係る内歯歯車19は、太陽歯車15を中心とした遊星歯車17の公転経路L1に沿った方向に変位可能となっている。そして、内歯歯車19が移動したときに、内歯歯車19を移動前の位置に戻す第2ばね19Bが設けられている。
また、駆動力伝達機構13は、遊星歯車17と噛み合う第1出力歯車21及び第2出力歯車23を有している。第2出力歯車23は、図3に示すように、載置面3Aと平行な方向のうち撮像部7の移動方向と直交する方向(本実施形態では、前後方向)において、第1出力歯車21よりヒンジ機構5A側に配設されている。
つまり、第1出力歯車21は、太陽歯車15を挟んで第2出力歯車23と反対側に配設されている。そして、太陽歯車15、遊星歯車17、第1出力歯車21及び第2出力歯車23の回転軸方向は、載置面3Aと直交している。
また、第1出力歯車21は、図6に示すように、遊星歯車17が第3ポジションにあるときに遊星歯車17と噛み合う。このため、第3ポジション時には、太陽歯車15→遊星歯車17→第1出力歯車21の順に駆動力が伝達される。そして、第1出力歯車21により第1歯付プーリ9Bが駆動されて移動機構9が稼働する。
なお、移動機構9は、太陽歯車15が正転するときには撮像部7を第1ポジション側から第2ポジション側へ向けて移動させ、かつ、太陽歯車15が逆転するときには撮像部7を第2ポジション側から第1ポジション側へ向けて移動させる。つまり、撮像部7は、太陽歯車15の回転方向に応じて移動する。
第2出力歯車23は、図9に示すように、遊星歯車17が第4ポジションにあるときに遊星歯車17と噛み合う。このため、第4ポジション時には、太陽歯車15→遊星歯車17→第2出力歯車23の順に駆動力が伝達されて搬送機構11が稼働する。
また、図2に示すように、第1出力歯車21の回転抵抗を増大させる負荷発生部25が設けられている。負荷発生部25は、第1ポジションに撮像部7が位置したときに、第1ポジション以外の位置に撮像部7が位置する場合に比べて第1出力歯車21の回転抵抗を増大させる。
すなわち、本実施形態に係る負荷発生部25は、撮像部7に設けられた第1被接触部25A、及び原稿台3に設けられた第1ストッパ部25Bを有して構成されている。そして、第1被接触部25Aと第1ストッパ部25Bとは、図9に示すように、互いに接触する。
このため、太陽歯車15が逆転しているときに撮像部7が第1ポジションに位置して第1被接触部25Aと第1ストッパ部25Bとが接触すると、撮像部7の移動が規制されるため、第1出力歯車21の回転抵抗が増大する。
2.2 内歯歯車、遊星歯車、第1出力歯車及び第2出力歯車の歯面形状
相互に噛み合う歯車の歯形曲線は、通常、同一の歯形曲線を有する。このため、駆動力伝達機構13に用いられる歯車も、以下に説明する場合を除き、同一の歯形曲線を有する。
因みに、太陽歯車15の歯(突起部)は、全てインボリュート曲線による歯形曲線が採用されている。したがって、駆動力伝達機構13を構成する歯車の歯(突起部)のうち、特に説明がされていない歯(突起部)は、インボリュート曲線による歯形曲線が採用されている。
<内歯歯車の歯面形状>
内歯歯車19を構成する複数の突起部19Aのうち、少なくとも第1出力歯車21側に位置する第1突起部19Cの歯面には、図10に示すように、太陽歯車15の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第1衝突面19Eが設けられている。
また、内歯歯車19を構成する複数の突起部19Aのうち、少なくとも第2出力歯車23側に位置する第2突起部19Dの歯面には、図11に示すように、太陽歯車15の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第2衝突面19Fが設けられている。
なお、本実施形態では、第1突起部19Cと第2突起部19Dとは同一形状であり、第1突起部19C及び第2突起部19Dを除くその他の突起部19Aは、インボリュート曲線による歯形曲線を有している。つまり、その他の突起部19Aは、太陽歯車15と同一の理論で描かれた歯形曲線を有している。
<遊星歯車の歯面形状(図10参照)>
第4ポジション側から第3ポジション側に遊星歯車17が公転する場合、つまり遊星歯車17が逆転する場合において、遊星歯車17の歯面のうち自転方向後退側の歯面には、太陽歯車15の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第3衝突面17Fが設けられている。
なお、「遊星歯車17の歯面のうち自転方向後退側の歯面」とは、図10においては、左側の歯面に相当する。また、第3衝突面17Fと反対側の面、つまり遊星歯車17の歯面のうち自転方向後退側の歯面は、太陽歯車15の歯面と同一形状である。
<第1出力歯車の歯面形状(図10参照)>
遊星歯車17を第4ポジション側から第3ポジション側に公転させる向きに太陽歯車15が回転した場合、つまり遊星歯車17及び第1出力歯車21が逆転する場合であって、第1出力歯車21の歯面のうち回転方向前進側には、太陽歯車15の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第4衝突面21Aが設けられている。
なお、「第1出力歯車21の歯面のうち回転方向(逆転方向)前進側の歯面」とは、図10においては、右側の歯面に相当する。
<第2出力歯車の歯面形状(図11参照)>
第2出力歯車23の歯面のうち回転方向前進側には、太陽歯車15の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第5衝突面23Aが設けられている。
なお、第4ポジション時、つまり第2出力歯車23に駆動力を伝達するときには、遊星歯車17は逆転する。したがって、「第2出力歯車23の回転方向」とは、遊星歯車17が逆転するときの回転方向を意味する。そして、「第2出力歯車23の歯面のうち回転方向前進側」とは、図11においては、右側の歯面に相当する。
また、本実施形態では、第1衝突面19E、第2衝突面19F、第3衝突面17F、第4衝突面21A及び第5衝突面23Aは全て、平面状に形成され、かつ、同一の形状である。
3.駆動源の制御(図12参照)
駆動源31は、駆動力伝達機構13、つまり太陽歯車15に駆動力を供給する。駆動源31の正転、逆転及び停止は、制御部30により制御される。なお、制御部30は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータにて構成されている。
駆動源31の作動を制御するためのプログラムや必要な定数等は、ROM等の不揮発性記憶部に記憶されている。そして、CPUは、不揮発性記憶部からプログラムを読み込んで制御部30を機能させる。
原稿センサ33は、原稿トレイ11Aに原稿が載置されているか否かを示す信号を制御部30に向けて出力する。読取開始スイッチ35は、利用者により操作される操作部であって、利用者により操作されたときに開始信号を制御部30に向けて出力する。回転角検出部37は、駆動源31の回転角を検出し、その検出した回転角を制御部30に向けて出力する。
そして、制御部30は、原稿トレイ11Aに原稿が載置されている状態で読取開始スイッチ35が操作された場合には、搬送原稿読取機能にて読み取りを実行する。一方、原稿トレイ11Aに原稿が載置されていない状態で読取開始スイッチ35が操作された場合には、載置原稿読取機能にて読み取りを実行する。
4.駆動力伝達機構の作動
4.1 載置原稿読取機能の作動時(図6参照)
画像読取装置1の非稼働時には、撮像部7は待機位置にあり、遊星歯車17は第3ポジションに位置している。そして、読取開始スイッチ35が利用者により操作されて載置原稿読取機能による読み取りが開始されると、制御部30は、駆動源31を正転させて太陽歯車15を正転させる。
これにより、撮像部7は、待機位置から第2ポジション、つまり第1ポジション側から第2ポジション側へ向けて移動する。このとき、遊星歯車17には、第4ポジション側から第3ポジション側に向かう向きの公転力が作用する。しかし、第2ストッパ部3Hと第2被接触部17Bとが接触しているので、遊星歯車17は公転することなく、第3ポジションに止まって正転の向きに自転する。
そして、制御部30は、回転角検出部37の検出角度が予め設定された角度に到達したしたときに、駆動源31を逆転させて太陽歯車15を逆転させる。さらに、制御部30は、撮像部7が待機位置に到達したと判断した時に駆動源31を停止させる。これにより、撮像部7は、第2ポジション側から待機位置まで移動する。
太陽歯車15が逆転している場合においては、遊星歯車17には、第3ポジション側から第4ポジション側に向かう向きの公転力、つまり遊星歯車17を第1出力歯車21から離隔させる向きの公転力が作用する。しかし、第1ばね17Dにより当該公転力が相殺されるので、遊星歯車17は公転することなく、第3ポジションに止まって逆転の向きに自転する。
4.2 搬送原稿読取機能の作動時(図7〜図9参照)
画像読取装置1の非稼働時には、撮像部7は待機位置にあり、遊星歯車17は第3ポジションに位置している。そして、読取開始スイッチ35が利用者により操作されて搬送原稿読取機能による読取開始の指示がされると、制御部30は、駆動源31を逆転させて太陽歯車15を逆転させる。
これにより、撮像部7は、図7に示すように、待機位置から第1ポジション側に移動する。そして、撮像部7が第1ポジションに位置して第1ストッパ部25Bと第1被接触部25Aとが接触すると、撮像部7の移動が規制されて第1出力歯車21の回転抵抗が増大する。
このため、遊星歯車17の自転が妨げられて自転力が小さくなる。一方、遊星歯車17を第3ポジション側から第4ポジション側に公転させる向き公転力が増大する。そして、当該公転力が第1ばね17Dの第1規制力を上回ると、図8に示すように、遊星歯車17と内歯歯車19と噛み合って遊星歯車17が第4ポジション側に公転し始める。
遊星歯車17が公転して第3ストッパ部3Jと第3被接触部17Cとが接触すると、図9に示すように、遊星歯車17の公転が停止するとともに、遊星歯車17と第2出力歯車23とが噛み合う。このため、搬送機構11に駆動力が伝達され、原稿の搬送が開始される。
また、制御部30は、搬送原稿読取機能による読み取りが終了したと判断すると、駆動源31を正転させて太陽歯車15を正転させる。これにより、遊星歯車17には、第4ポジション側から第3ポジション側に向かう向きの公転力が作用する。
そして、当該公転力が第1ばね17Dの第2規制力を上回ると、図6に示すように、遊星歯車17は第3ポジション側に公転する。遊星歯車17が第3ポジションに位置すると、遊星歯車17と第1出力歯車21とが噛み合うので、撮像部7は、第1ポジションから基準位置側に移動する。そこで、制御部30は、撮像部7が基準位置に到達した時に駆動源31を停止させる。
5.本実施形態に係る画像読取装置の特徴
本実施形態では、上述したように、撮像部7をカム板に衝突させてカム板を回転させることなく、駆動力の伝達を切り替えることができる。
ところで、遊星歯車17が第1出力歯車21及び第1出力歯車21から離間して公転しているときには、遊星歯車17の自転を妨げる負荷が小さくなり、自転力が公転力を上回って公転が停止するおそれがある。
しかし、本実施形態では、アーム17Aと遊星歯車17の側面とが摺接しているため、遊星歯車17が自転すると、当該自転を抑制する摩擦力が発生する。したがって、遊星歯車17が第1出力歯車21及び第1出力歯車21から離間して公転しているときに、遊星歯車17の公転が停止することはない。
ところで、遊星歯車17が第1出力歯車21と噛み合っているときであって、太陽歯車15が逆転しているときには、遊星歯車17に作用する公転力のトルクは、第1ばね17Dの第1規制力によるトルクと逆向きである。
このため、第1規制力が小さいと、遊星歯車17が公転して第1出力歯車21から離間するので、撮像部7を第2ポジション側から第1ポジション側に移動させることができない。一方、第1規制力が大きいと、遊星歯車17の自転力が大きくなり、歯付ベルト9Aと第1歯付プーリ9Bとの間で歯飛び現象が生じる可能性が高くなる。
そこで、本実施形態では、第3ポジション時に第1ばね17Dが遊星歯車17に作用させる公転を規制するトルクを、第1出力歯車21の回転抵抗トルクより大きく、かつ、歯付ベルト9Aと第1歯付プーリ9Bとの間で歯飛び現象が生じるときの第1出力歯車21の駆動トルクより小さくしている。
また、本実施形態に係る内歯歯車19は、太陽歯車15に対して移動可能であることを特徴としている。これにより、遊星歯車17が第1出力歯車21又は第2出力歯車23から離間して内歯歯車19と噛み合う際に、遊星歯車17と内歯歯車19とを滑らかに噛み合わせることができる。
すなわち、遊星歯車17が第1出力歯車21又は第2出力歯車23から離間したタイミングによっては、遊星歯車17の歯を構成する突起部と内歯歯車19を構成する突起部19Aとが衝突し、遊星歯車17と内歯歯車19とが噛み合わない可能性がある。
しかし、本実施形態では、遊星歯車17の歯を構成する突起部と内歯歯車19を構成する突起部19Aとが衝突したときには、内歯歯車19が移動するので、遊星歯車17と内歯歯車19とが滑らかに噛み合う。
さらに、本実施形態では、突起部19Aに第1衝突面19E及び第2衝突面19Fが設けられていることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、遊星歯車17と内歯歯車19とが噛み合うときには、先ず、遊星歯車17の歯を構成する突起部と第1衝突面19E又は第2衝突面19Fとが衝突する。
このため、遊星歯車17の突起部が第1衝突面19E又は第2衝突面19Fに対して容易に滑るため、遊星歯車17の公転移動時に、遊星歯車17と内歯歯車19とを滑らかに噛み合わせることができる。
また、本実施形態では、遊星歯車17に第3衝突面17Fが設けられていることを特徴とする。これにより、遊星歯車17の突起部又は第1出力歯車21を構成する突起部が、他方の突起部に対して容易に滑る。したがって、遊星歯車17の公転移動時に、遊星歯車17と第1出力歯車21とを滑らかに噛み合わせることができる。
また、本実施形態では、第1出力歯車21に第4衝突面21Aが設けられていることを特徴とする。これにより、本実施形態では、遊星歯車17の突起部又は第1出力歯車21を構成する突起部が、他方の突起部に対して容易に滑る。したがって、遊星歯車17の公転移動時に、遊星歯車17と第1出力歯車21とを滑らかに噛み合わせることができる。
また、遊星歯車17と第1出力歯車21とが、衝突面が設けられていない歯面にて噛み合う場合(以下、この場合を正規噛合状態という。)には、遊星歯車17から第1出力歯車21に伝達される駆動力に発生する脈動が小さくなる。
したがって、本実施形態のごとく、画像の読み取りを行う際に、遊星歯車17と第1出力歯車21とが正規噛合状態となるように構成すれば、読取画像の品質が低下することを抑制できる。
また、本実施形態では、第2出力歯車23に第5衝突面23Aが設けられていることを特徴とする。これにより、本実施形態では、遊星歯車17の突起部又は第2出力歯車23を構成する突起部が、他方の突起部に対して容易に滑る。したがって、遊星歯車17の公転移動時に、遊星歯車17と第2出力歯車23とを滑らかに噛み合わせることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1衝突面19E、第2衝突面19F、第3衝突面17F、第4衝突面21A及び第5衝突面23Aは全て、平面状に形成され、かつ、同一の形状であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1〜第5衝突面19E〜23Aの全て又はいずれかを曲面としてもよい。
また、上述の実施形態では、第1〜第5衝突面19E〜23Aを設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1〜第5衝突面19E〜23Aのうち少なくとも1つを廃止してもよい。
また、上述の実施形態に係る突起部19Aは、第1突起部19Cと第2突起部19Dとを同一形状とし、その他の突起部19Aを太陽歯車15の歯面形状と同一としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、全ての突起部19Aを第1突起部19C又は第2突起部19Dと同一としてもよい。
また、上述の実施形態に係る第1突起部19Cは、対称形状となるように両側に第1衝突面19Eが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1衝突面19Eは、第1突起部19Cの歯面のうち、少なくとも第1出力歯車21側(図10では、第1突起部19Cの左側)に設けられていれば十分である。
また、上述の本実施形態に係る第2突起部19Dは、対称形状となるように両側に第2突起部19Dが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2衝突面19Fは、第2突起部19Dの歯面のうち、少なくとも第1出力歯車21側(図11では、第2突起部19Dの左側)に設けられていれば十分である。
また、上述の本実施形態に係る噛合部19は、複数の突起部19Aを有する内歯歯車19であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ゴムやスポンジ等の遊星歯車17の突起部が食い込んで噛み合う噛合部19、又は1つの突起部19Aのみからなる噛合部19であってもよい。
また、上述の本実施形態に係る負荷発生部は、第1ストッパ部25Bと第1被接触部25Aとを接触させる構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1出力歯車21又は第1出力歯車21と連動して回転する他の歯車の回転を規制する構成としてもよい。
また、移動機構9及び搬送機構11は、上述の実施形態に示された構成に限定されるものではなく、その他の構成であってもよい。
また、上述の実施形形態では、アーム17Aに介して遊星歯車17が支持されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、公転経路L1に沿った円弧状の長穴に遊星歯車17の軸を摺動可能に挿入した構成としてもよい。
また、上述の実施形形態では、駆動源31を正転及び逆転させて太陽歯車15を正転及び逆転させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、駆動源31から太陽歯車15への駆動力の伝達経路をソレノイド等を用いて切り替えることにより、駆動源31を一方向に回転させたまま、太陽歯車15を正転及び逆転させる構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、太陽歯車15、遊星歯車17、第1出力歯車21及び第2出力歯車23の回転軸方向が載置面3Aと直交していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、いずれかの回転軸方向を載置面3Aと平行としてもよい。
また、上述の実施形態に係る噛合部19は、遊星歯車17の公転方向に沿って移動可能であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、噛合部19を太陽歯車15の半径方向に移動可能とした構成、又は噛合部19を移動不可とした構成であってもよい。
また、上述の実施形態では、第1出力歯車21は、太陽歯車15を挟んで第2出力歯車23と反対側に配設されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、撮像部7としてCISを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像部7としてCCDを用いてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 画像読取装置 3… 原稿台 3A… 載置面 3B… プラテン
3C… 第2読取窓 3D… 区画部材 3E… 調整基準 3F… 白地部
3G… 黒地部 3H… 第2ストッパ部 3J… 第3ストッパ部
5A… ヒンジ機構 5… 原稿カバー 7… 撮像部 9… 移動機構
9B… 第1歯付プーリ 9C… 第2歯付プーリ 9A… 歯付ベルト
11… 搬送機構 11A… 原稿トレイ 11B… 排出トレイ
13… 駆動力伝達機構 15… 太陽歯車 17… 遊星歯車 17A… アーム
17B… 第2被接触部 17C… 第3被接触部 17F… 第3衝突面
19… 噛合部(内歯歯車) 19A… 突起部 19C… 第1突起部
19E… 第1衝突面 19D… 第2突起部 19F… 第2衝突面
21… 第1出力歯車 21A… 第4衝突面 23… 第2出力歯車
23A… 第5衝突面 25… 負荷発生部 25A… 第1被接触部
25B… 第1ストッパ部 30… 制御部 31… 駆動源 33… 原稿センサ
35… 読取開始スイッチ 37… 回転角検出部

Claims (21)

  1. 搬送される原稿を読み取る搬送原稿読取機能、及び原稿台の載置面に載置される原稿を読み取る載置原稿読取機能を兼ね備えた画像読取装置であって、
    前記載置面の下方側に配設され、前記載置面に沿って移動する撮像部と、
    前記撮像部の移動方向一端側に設定された第1ポジション、及び当該移動方向他端側に設定された第2ポジションの間で前記撮像部を移動させる移動機構と、
    前記搬送原稿読取機能の作動時に原稿を搬送する搬送機構と、
    駆動源から駆動力を得て回転するとともに、その回転方向が正転又は逆転可能な太陽歯車と、
    前記太陽歯車と噛み合って回転するとともに、前記太陽歯車の回転中心を公転中心として回転中心が第3ポジションと第4ポジションとの間で公転可能な遊星歯車と、
    前記遊星歯車が前記第3ポジションにあるときに前記遊星歯車と噛み合って前記移動機構に駆動力を伝達する第1出力歯車と、
    前記遊星歯車が前記第4ポジションにあるときに前記遊星歯車と噛み合って前記搬送機構に駆動力を伝達する第2出力歯車と、
    前記第1ポジションに前記撮像部が位置したときに、前記第1ポジション以外の位置に前記撮像部が位置する場合に比べて前記第1出力歯車の回転抵抗を増大させる負荷発生部と、
    前記第3ポジションと前記第4ポジションとの間を前記遊星歯車が公転するときに前記遊星歯車の歯と噛み合う噛合部と
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記噛合部は、複数の突起部が前記遊星歯車の公転経路に沿って設けられた内歯歯車であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記負荷発生部は、前記撮像部が前記第1ポジションに位置したときに、前記撮像部に設けられた第1被接触部に接触して前記撮像部の移動を規制する第1ストッパ部を有して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 一端側が前記太陽歯車と同軸上に回転可能に支持され、他端側に前記遊星歯車が回転可能に組み付けられたアームを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記第3ポジション時に前記アームに設けられた第2被接触部に接触して前記アームの回転を規制する第2ストッパ部と、
    前記第4ポジション時に前記アームに設けられた第3被接触部に接触して前記アームの回転を規制する第3ストッパ部と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記駆動源を正転、逆転及び停止させる制御部を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記移動機構は、前記太陽歯車の正転時に前記第1ポジション側から前記第2ポジション側へ向けて前記撮像部を移動させ、かつ、前記太陽歯車の逆転時に前記第2ポジション側から前記第1ポジション側へ向けて前記撮像部を移動させ、
    前記遊星歯車は、前記太陽歯車が逆転している場合であって、前記第1ポジションに前記撮像部が位置したときに前記第3ポジションから前記第4ポジション側へ公転することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記太陽歯車、前記遊星歯車、前記第1出力歯車及び前記第2出力歯車の回転軸方向は、前記載置面と直交していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記第3ポジション時に前記遊星歯車が前記第4ポジション側に公転することを規制する第1ばねを備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 前記噛合部は、前記太陽歯車に対して移動可能であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  11. 前記噛合部が移動したときに、前記噛合部を移動前の位置に戻す第2ばねを備えることを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 前記第1出力歯車は、前記太陽歯車を挟んで前記第2出力歯車と反対側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  13. 前記複数の突起部のうち前記第1出力歯車側に位置する突起部の歯面には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第1衝突面が設けられ、
    さらに、前記複数の突起部のうち前記第2出力歯車側に位置する突起部の歯面には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第2衝突面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  14. 前記複数の突起部のうち、前記第1出力歯車側の第1突起部及び前記第2出力歯車側の第2突起部は、その他の突起部と異なる歯形曲線を有しており、
    前記第1突起部の歯面のうち前記第1出力歯車側の歯面には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第1衝突面が設けられ、
    さらに、前記第2突起部の歯面のうち前記第2出力歯車側の歯面には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第2衝突面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  15. 前記第4ポジション側から前記第3ポジション側に前記遊星歯車が公転する場合において、前記遊星歯車の歯面のうち回転方向後退側の歯面には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第3衝突面が設けられていることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像読取装置。
  16. 前記遊星歯車を前記第4ポジション側から前記第3ポジション側に公転させる向きに前記太陽歯車が回転した場合であって、前記第1出力歯車の歯面のうち回転方向前進側には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第4衝突面が設けられていることを特徴とする請求項15に記載の画像読取装置。
  17. 前記第2出力歯車の歯面のうち回転方向前進側には、前記太陽歯車の歯形曲線に比べて曲率半径が大きい曲面又は平面に構成された第5衝突面が設けられていることを特徴とする請求項16に記載の画像読取装置。
  18. ヒンジ機構を介して前記原稿台に揺動可能に組み付けられ、前記原稿台を覆う位置と前記原稿台から離間した位置との間で揺動するとともに、前記搬送機構を有する原稿カバーを備えており、
    さらに、前記第2出力歯車は、前記載置面と平行な方向であって前記移動方向と直交する方向において、前記第1出力歯車より前記ヒンジ機構側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  19. 前記移動機構は、歯付ベルト、及び前記第1出力歯車から駆動力を得て回転する歯付プーリを有しており、
    さらに、前記第3ポジション時に前記第1ばねが前記遊星歯車に作用させる公転を規制するトルクは、前記第1出力歯車の回転抵抗トルクより大きく、かつ、前記歯付ベルトと前記歯付プーリとの間で歯飛び現象が生じるときの前記第1出力歯車の駆動トルクより小さいことを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  20. 前記第1ばねは、前記第4ポジション時には前記遊星歯車が前記第3ポジション側に公転することを規制しており、
    さらに、前記第3ポジション時に前記第1ばねが前記遊星歯車に作用させる公転を規制するトルクは、前記第4ポジション時に前記第1ばねが前記遊星歯車に作用させる公転を規制するトルクより大きいことを特徴とする請求項9又は19に記載の画像読取装置。
  21. 搬送される原稿を読み取る搬送原稿読取機能、及び原稿台の載置面に載置される原稿を読み取る載置原稿読取機能を兼ね備えた画像読取装置であって、
    前記載置面の下方側に配設され、前記載置面に沿って移動する撮像部と、
    前記撮像部の移動方向一端側に設定された第1ポジションと当該移動方向他端側に設定された第2ポジションとの間で前記撮像部を移動させる移動機構と、
    前記搬送原稿読取機能の作動時に原稿を搬送する搬送機構と、
    駆動源から駆動力を得て回転するとともに、その回転方向が正転又は逆転可能な太陽歯車と、
    前記太陽歯車と噛み合って回転するとともに、前記太陽歯車の回転中心を公転中心として回転中心が第3ポジションと第4ポジションとの間で公転可能な遊星歯車と、
    前記遊星歯車が前記第3ポジションにあるときに前記遊星歯車と噛み合って前記移動機構に駆動力を伝達する第1出力歯車と、
    前記遊星歯車が前記第4ポジションにあるときに前記遊星歯車と噛み合って前記搬送機構に駆動力を伝達する第2出力歯車と、
    前記撮像部が前記第2ポジション側から変位して前記第1ポジションに位置したときに、前記撮像部に設けられた被接触部に接触して前記撮像部の移動を規制する第1ストッパ部と、
    前記遊星歯車の公転経路に設けられ、前記第3ポジションと前記第4ポジションとの間を前記遊星歯車が公転するときに前記遊星歯車の歯と噛み合う噛合部と
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
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