JPH0789640B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0789640B2
JPH0789640B2 JP60277959A JP27795985A JPH0789640B2 JP H0789640 B2 JPH0789640 B2 JP H0789640B2 JP 60277959 A JP60277959 A JP 60277959A JP 27795985 A JP27795985 A JP 27795985A JP H0789640 B2 JPH0789640 B2 JP H0789640B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、情報処理装置に関し、更に詳しくは、記録媒
体(カット紙や可撓性シート等)への情報の記録を行う
記録手段と、原稿からの情報の読み取りを行う読取手段
と、を用いる情報処理装置に関するものである。
[従来技術] 従来、このような原稿読み取り記録機能を有する装置に
は、例えばファクシミリやデジタル複写機などが知られ
ている。このファクシミリやデジタル複写機は、一般的
に読み取りユニットと記録ユニットが分離されており、
読み取りユニットでは原稿の紙幅に相当する情報を一度
ラインセンサに光学的に縮小して読み取り、それをデジ
タル信号化して原稿情報を読み取っている。又、記録時
にはファクシミリではラインヘッドで1ライン毎に記録
を行ない、またデジタル複写機においてはレーザー走査
スキャン、又は液晶シャッタなどで感光ドラム上に潜像
情報を書き込み、これをトナーなどで現像し、その後、
転写,定着を行なって記録を行なっている。その場合、
読み取りユニットと記憶ユニットを分離させるのではな
く、一体型構造にするものも多くなってきている。
例えば、実公昭58-22353号公報には、ラインセンサで原
稿を読み取り、又、ラインヘッドで記録を行なうファク
シミリが記載されており、その場合、1つのローラに原
稿及び記録紙の背面を接触させて搬送を行なう共通搬送
ローラが記載されている。
この場合、ライン読み取り及び記録なので読み取り記録
部に平坦部を必要とすることはなく、ローラの外周を読
み取り、記録面として使用でき共通搬送ローラが可能に
なっている。
また、このようなラインセンサやラインヘッドで読み取
り、記録を行なうのではなく、読み取りユニットと記録
ユニットをキャリッジ上に搭載し、これを往復移動(主
走査)させ、又、記録紙を副走査方向に送って記録する
装置が知られている。この場合、記録紙の送り機構を利
用して、原稿情報を読み取りそれをメモリに一度格納
し、続いて記録紙を挿入し、記録ユニットによりメモリ
に格納された情報を読み出し、記録を行なうのが普通で
あり、大容量のメモリが装備できないことから、原稿の
わずかな情報しか読み取ることができない。
また、特開昭60-16763号公報には、このような2次元走
査で読み取りと記録を行う際に、記録紙を原稿と同期搬
送して読み取り記録を行う装置が記載されている。しか
しながらこの装置は、共通の単一の駆動ローラのみで記
録紙と原稿との搬送駆動を行い、該駆動ローラとともに
記録紙または原稿を挟持する押圧ローラは、前記駆動ロ
ーラを駆動する駆動系とは独立し該駆動ローラに対して
従動するローラであった。
[発明が解決しようとする問題点] このように、従来から原稿読み取り装置と記録装置を一
体化させた装置が種々知られているが、従来では原稿を
主,副走査方向に読み取り、原稿と同期搬送される記録
紙上に良好な画像を記録することは困難であり、主走査
方向に読み取り記録を行なった後、原稿並びに記録紙を
副走査方向に搬送させた場合、同期搬送が不完全なた
め、次の副走査方向における記録の境界部が特に画情報
の場合、不均一になりやすく、画像品質が良好でないと
いう問題点があった。
従って、本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、原稿と記録紙が完全に同期搬送され、良
好な画像の記録が得られる、薄型で操作性のよい記録装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような問題点を解決するために、 記録媒体への情報の記録を行う記録手段と原稿からの情
報の読み取りを行う読取手段とを用いる情報処理装置に
おいて、 夫々の軸心の位置が略三角形を形成する位置に配された
第1ローラと第2ローラと第3ローラと、 前記第1ローラの周面に沿い、前記第1ローラと前記第
2ローラとの対と、前記第1ローラと前記第3ローラと
の対と、で前記記録媒体を挟持して搬送するU字状搬送
路と、 前記第2ローラとともに前記原稿を挟持して搬送する第
4ローラと、前記第3ローラとともに前記原稿を挟持し
て搬送する第5ローラと、で前記原稿を搬送する直線状
搬送路と、 前記第1ローラと前記2ローラと前記第4ローラとをギ
ア連結して同期駆動する駆動手段と、 前記記録媒体を前記U字状搬送路へ案内するとともに前
記原稿を前記直線状搬送路へ案内するために、前記U字
状搬送路と前記直線状搬送路と前記第2ローラと前記第
3ローラとで囲まれた領域に設けられた搬送案内部と、
を有する構成を採用した。
[作用] 以上の構成によれば、第1ローラと第2ローラ及び第1
ローラと第3ローラとによる2か所での記録媒体の挟持
搬送を行うとともに、第2ローラと第4ローラ及び第3
ローラと第5ローラとによる2か所での原稿の挟持搬送
を行い、更に、第1ローラと第2ローラと第4ローラと
をギア連結することで、記録媒体と原稿との同期搬送精
度を向上させることができる。又、このような構成によ
ると、画像記録を行う場合でも、記録行と記録行との間
の境界部が不連続となることがなく高品位の画像記録を
行うことができ、装置の高さを抑えて薄型化を図って操
作性の良い情報処理装置を得ることができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
第1図〜第5図(A),(B)には本発明に係る記録装
置の一実施例が図示されており、記録装置の筐体10の前
面部には電源スイッチ11aや操作キー11bを設けた操作部
11が配置されており、前端部には原稿13を挿入する原稿
挿入口12が、また後端部には記録紙14を挿入する記録紙
挿入口15が設けられている(第1図)。
まず、原稿13、記録紙14の搬送系の構造を説明する。
第2図〜第5図(A),(B)に詳細に図示したように
基台20と外装21によって構成される記録装置の筐体10内
には側板22,23が設けられており、その側板22,23には回
転可能に本発明における第2ローラとしてのメインロー
ラ24及び本発明における第3ローラとしてのメインロー
ラ25がほぼ水平状態で、かつ若干離れた位置に配置され
ている。このメインローラ24,25に本発明における第1
ローラとしてのプラテンローラ26が上方から圧接された
状態に配置されている。各ローラ24〜26の中心点を結ぶ
形は三角形の状態となり、プラテンローラ26と下方のメ
インローラ24,25との接点を通る三角形の2辺は夫々傾
斜面となっている。この接点に於ける法線は夫々のロー
ラを回転させた時の記録紙14の搬送方向となる。3つの
ローラ24,26,27は第5図(A),(B)から明らかなよ
うに副走査用モータ(パルスモータ)30によりギヤ24a,
26a,27aを介して駆動的に連結され周速が一致した同期
駆動が可能となっている。又、プラテンローラ26の下方
のローラ外周面は、他の2つのメインローラ24,25の下
方外周より若干上に位置させて配置されている。
プラテンローラ26の後方部には、記録紙14の案内部材35
が傾斜面に沿って第2図に図示された如く配置され、両
側板22,23に固定されている。記録紙14は矢印方向の上
方から挿入されプラテンローラ26とメインローラ25の接
線方向にスムーズな搬入が行なわれ、プラテンローラ26
に沿ってU字型に湾曲してローラ24,26にて上方に向け
て搬出される。このとき記録紙はフラットプラテン29上
の弾性部材29aの表面に沿って、記録ヘッド52との間隙
を通過し、図の如き位置で停止され、後述するように記
録が行なわれる。このように記録紙は、まず挿入しやす
い傾斜で下方に進み、続いてプラテンの曲率に沿ってU
ターンし、再び上方に傾斜して搬送されるので、葉書き
等厚手の記録媒体をスムーズに案内搬送できる。
また、メインローラ24,25には本発明における第4ロー
ラとしての従動ローラ27及び本発明における第5ローラ
としての従動ローラ28が平行な関係を維持した状態で紙
の搬送に必要な圧接状態を保ちながら下方に配置されて
おり、原稿13は第2図に示したようにメインローラ24,2
5と従動ローラ27,28に挾持されてほぼ水平に搬送され
る。メインローラ24のギヤ24aと従動ローラ27のギヤ27a
は第5図(B)に詳細に図示したように原稿13を両ロー
ラ24,27間でスリップなく搬送させるためにかみ合って
おり、原稿13はギヤ27aを介して背面からも搬送力が与
えられており、確実な搬送が保証されている。
今迄に述べたすべてのローラ軸は平行なる関連をもち、
副走査モータ30によって回転される。又、プラテンロー
ラ26の上方近傍にはプラテンローラに平行なフラットプ
ラテン29,並びに記録ヘッドに対して平面をもつ弾性ゴ
ム部材29aが一体的に両側板22,23に支持されている。
更に、メインローラ24,25に接する従動ローラ27,28の接
触面の近傍に沿って原稿上案内板37,下案内板36がほぼ
水平状態に設置されており、原稿13はこれらの案内板3
6,37間にそって記録紙14と逆方向に案内される。記録紙
案内部材35は、その下方部が部分的に切り欠かれた切り
欠き部26c及び切り欠き部26dを備え、切り欠き部26cを
介してローラ25,26が接触し、切り欠き部26dを介してロ
ーラ24,26が接触するようになっている。この切り欠き
部26cは、記録紙14をローラ26の外周面に沿ってU字状
に湾曲して案内する部位から下方に屈曲する屈曲部26b
となっており、原稿を次のローラ25,28間に導く案内部
ともなっている。このように、本発明の搬送案内部とし
ての前記部位及び屈曲部26bは、記録紙14と原稿13とを
夫々に対応する搬送路に案内している。上下案内板36,3
7で案内された原稿13は、ローラ2427及び25,28で挾持さ
れて案内部材35の屈曲部35aに沿って案内されて、第2
図に点線で図示されたようにトレー38上にストックされ
る。このように原稿はほぼ水平に案内搬送されるので、
薄手紙だけでなく厚手紙であってもよく、任意の原稿を
搬送できる。
このように読み取りのため水平搬送された原稿は傾斜し
た排出通路との組合せでバネ復元作用が与えられ信頼性
ある排出を簡易な構成によって達成している。この場合
原稿13は上方部に排出させるのではなく、後方側部にも
導くことができる。
なお、上案内板37には更に原稿を浮上りのない状態で読
み取り部及びローラ24,27の接線部に導くため、原稿の
進入を妨害しない弱いバネ材37aが取り付けられてい
る。
また下案内部36の先端部とローラ24,27間には原稿13の
有無を検出するセンサ60が、さらに記録紙案内部材35の
下方部には記録紙14の有無を検出するセンサ61が設けら
れる。これらのセンサは例えばマイクロスイッチ等機械
的なセンサあるいはホトインタラプタ等光学センサによ
り実現される。
原稿13は、上案内板37と下案内板36によって形成される
通路内にメインローラ24と従動ローラ27間に度当りする
まで挿入される。ローラ24,27の直前に原稿有無センサ6
0が配置されるので、正しい原稿の挿入が検出できる。
また記録紙14は、後述するように原稿を正置で記録する
ために原稿12の搬送方向と逆方向になるように記録紙挿
入口15から挿入されセンサ61により正しい挿入が検出さ
れる。この場合、メインローラ24は原稿並びに記録紙送
りを兼用していることが理解できる。なお、第2図に符
号14aで示すものは電池であって、電源スイッチ11aを操
作することにより各部に電力を供給することができる。
次に読み取り部と記録部の説明をする。
第3図,第4図に図示したように両側板22,23間にはレ
ール40,41が取り付けられており、このレール40と41に
沿ってキャリッジ42がプラテンローラ26に平行に主走査
モータ65によってベルト65aを介し主走査方向に往復移
動できるように案内される。このキャリッジ42には読み
取りのための読み取りユニット43と記録のための記録ユ
ニット44が隣接して配置される。
読み取りユニット43は、原稿照明用光源44′,集束光学
レンズ45,読み取りラインセンサ46,光電変換回路47から
構成されており、上向きに情報をもつ原稿13のa〜a′
の範囲(第2図)を主走査して一定密度で読み取り、光
電変換を行なって画情報を記録部に送ることができる。
読み取りラインセンサ46は、集束性導光レンズ45(通称
セルフォック)と当倍密着センサ46から構成されるが、
第6図に示したように円筒レンズを用いて縮小結像され
た像を検出するCCD71等で構成してもよい。
第6図に図示した例ではCCD71で読み取られた信号はド
ライバ72で駆動され順次読み出され増幅回路73で増幅さ
れA/D変換回路74を経てデジタル信号として読み出され
る。なお増幅回路には自動調整回路75が接続され、ゲイ
ンを自動調整している。
又、記録ユニット44はキャリッジ42に支点50で揺動可能
な保持部材51上に取り付けた記録ヘッド52を有する。記
録ヘッド52は発熱体素子が列状に複数個、副走査方向に
並んでいる。53は熱転写用リボン54を内蔵するカセット
であり、インク層を持つリボン54は記録ヘッド52の素子
面上を経て、端部は同じカセット内の他の巻取り用ボビ
ンに巻付けられている。
読み取りユニット43により読み出された信号は、第4
図,第5図に図示したように信号ケーブル70を介してRA
M(ランダムアクセスメモリ)80に入力されCPU(中央演
算装置)81の制御のもとに信号処理される。このCPUに
は同様に信号ケーブル82を介して原稿有無センサ60から
の信号が入力され、また同ケーブルを介して主,副走査
用モータ(いずれもステップモータ)30,65を制御す
る。また同様にCPU81は信号ケーブル83を介して操作キ
ー11b,ROM(リードオンリメモリ)85が接続されてい
る。また記録ユニット44は信号ケーブル70,82を介してC
PU81と接続されている。これらの電子回路は装置の下方
部に設けた回路基板90上に配置される。
この読み取りユニット43と記録ユニット44は本実施例の
場合キャリッジ上でずらして配置され、例えば第3図,
第5図(A)に示したように記録ヘッド52が右側に、ま
た読み取り部の読み取り面が左側に位置するので、第5
図(A)で図示したように原稿13と記録紙14をそのずれ
に対応する量Sだけ主走査方向にずらして配置する。こ
れにより読み取り及び記録を同時に行なうことが可能に
なる。
また、読み取り光学系は原稿搬送ローラ24,27の近傍に
配置できるので、原稿の先端部近傍からの読み取りが可
能になる。
なお、読み取り部と記録部は主走査方向における良質な
読み取り、記録を行なうためにa〜a′(第2図)及び
フラットプラテン29に図示したようにそれぞれ平坦部と
なっている。
次にこのように構成された本発明の記録装置の動作を説
明する。
まず第2図に図示したように、装置の上方後部の記録紙
挿入口15より記録紙14を第1搬送体となるプラテンロー
ラ26とメインローラ25間に挿入し、回転ノブ(図示しな
い)にて該ローラを矢印方向に回転させると記録紙はプ
ラテンローラ26と搬送ガイド26bで形成された進路空間
をUターン状に進みプラテンローラ26とメインローラ24
間を経て前進し前方に延びたガイド部材に案内され記録
ヘッド52とフラットプラテン29の間隔を通過し装置外へ
排出される。
記録ヘッド52のやや上方に用紙の先端縁を設定するのを
容易にするために装置上部カバー等に指標(図示せず)
をもうけるなどして、位置合わせを行なう。進み過ぎた
場合も回転ノブを逆転戻しで修正すればよい。この場合
すべてのローラ24〜28は夫々接触,圧接又はギヤ連結さ
れすべてが同時にしかもスリップすることなく回転され
る。
このようにノブの回転により記録紙14の先端縁はプラテ
ンローラ26の回転角に応じて移動され希望の位置で停止
する。この操作時には原稿紙は未だ挿入されていないか
ら原稿の搬入,排出を目的とするローラ27,28は正逆回
転に際して、ただ空転するだけである。案内部材35の下
方部に設けた記録紙の有無を検出するセンサ61により用
紙未挿入時の記録誤動作を防止し、弾性部材29a上の印
字汚れを防止する。
このように記録紙14の先端を回転ノブによって記録ヘッ
ド52を通過した指定位置に設定した後、続いて第8図の
ステップS1,S3で図示したように電源をオンにし、操作
キー11b(第1図)を操作し、ステップS4で示したよう
に原稿13をセットする。この場合、原稿13は原稿挿入口
12から案内板36,37に沿って文字情報面を上方に向け
て、読み取り光学系の読み取り可能領域まで手操作によ
って前進させ、メインローラ24と従動ローラ27に接触す
るまで挿入停止させる。この位置は原稿有無検知センサ
60によって検出される。この原稿挿入時原稿を読み取る
予定の光学的読み取り長さa〜a′の一端a′(第2
図)から挿入ずみ原稿13の先端縁までの距離を、記録紙
14の先端縁から記録用ヘッド52のドット開始点までの距
離とほぼ等しくすることが好ましい。この場合、読み取
り光学系は搬送ローラ24,27の直前に配置できるので、
原稿の先端部近傍の読み取りが可能になる。
このように、原稿13の挿入がセンサ60により検出される
と、原稿ありの回路に切換えられ、読み取り開始が可能
となる。
動作開始と共に原稿照明用光源44′が点灯され、CPU81
の制御にて読み取り動作が開始し、読み取りユニット43
の読み取り光学系は主走査用モータ65の駆動によって主
走査方向にステップ移動が開始される(ステップS5)。
光源44によって原稿13が照射され、反射光はレンズ45を
経てラインセンサ46上に結像され、読み取り動作が開始
する(ステップS6)。蓋積されたラインセンサ46からの
アナログ情報はステップ送りに同期して画素毎に読み出
され、第6図に図示したように自動感度調整回路75を介
して増幅回路73により増幅され、A/D変換回路74によっ
てデジタル信号化し、被写体の画情報を光電変換させ
る。このとき、必要があればラインバッファ程度のメモ
リを用意して記憶させ画像処理を行なってもよい。CPU8
1による動作制御は、固定メモリ(ROM)85に入力された
プログラムによって行なわれ、読み取り信号は記録ユニ
ット44に送られ、ステップ送りに同期して記録を行なう
(ステップS7)。この場合、照明光源44に光輝度LEDを
複数個、2次元読み取り原稿の近傍に列状に設置し、F
数が2以上の広角,短焦点レンズ,或いはセルフォック
のTc数値の小さい明るい多眼レンズにて構成させれば比
較的速い速度で読み取ることができる。読み取り後ほぼ
同時に記録ヘッド52によって出力するには読み取り、記
録を同期的に行なう必要があり、記録速度を向上させる
ことが好ましい。また読み取り用のラインセンサ46の画
素数は記録ヘッド52の記録ドット数に対して少なくとも
等しいか、それ以上にする。というのは数多いセンサビ
ット数によって読み取った被写体上からの画信号は読み
取り解像度が高まり、この信号をAND,又はOR処理して記
録ヘッドのドット数に低減させた方がきめの細かい、欠
落の小ない高品位コピーを得ることができるからであ
る。
なお、副走査方向に間欠送りする原稿13並びに記録紙14
の一回の送り量Pは第7図に図示したように記録ヘッド
52の素子数の全長(l)によって決定され、それを超え
ることはできない。なぜならば被写体上の画情報は行方
向の文字に限定されることなく図形等の連続画像を考え
るとき、読み落し記録落ちのないことが必要となるから
である。
このように読み取りユニット43の往復走査(主走査)に
よって読み取った信号はすみやかに記録ヘッド52に送ら
れ、ほぼ同時に記録が行なわれ、Pのピッチで原稿13お
よび記録紙14を間欠送りし再び前述の主走査にて読み取
り記録を行ない、この動作を原稿13の長手進行方向に順
次繰返すことによって記録が行なわれる(ステップS7,S
8)。なお、原稿と記録紙の搬送方向は原稿の読み取り
と記録を同時に行なうため副走査方向に互いに逆になっ
ていることに注意しておく。
原稿紙の後端縁がセンサ60で検出されたとき(ステップ
S9)原稿の主走査を終了し光学系および記録ヘッド52は
ホームポジションに復帰すると共に原稿13並びに記録紙
14を最終ローラからフリーになるまで副走査用モータ30
を駆動させて原稿13を排出して全動作を終了とする(ス
テップS10)。
このようにセンサ60は記録動作の開始,終了させる信号
を得るのに用いられている。
以上述べたように本実施例では、メインローラ24は、原
稿13を搬送する機能と記録紙14を搬送する機能を持って
おり、メインローラ24と協働するプラテンローラ26,従
動ローラ27並びにメインローラ25と従動ローラ28は一体
的に回転する。この場合、ローラ24,26,27は単に圧接構
造にするのではなく、第5図(B)に図示したようにギ
ヤ24a,26a,27aを介して互いに連結すれば、スリップの
発生がなく、副走査方向への送り精度を格段に向上させ
ることができる。従って、原稿と記録紙の進み量P(第
7図)の誤差は殆どなく、記録画像の品質を高めること
ができる。すなわち、第5図(B)に図示したように、
原稿並びに記録紙が共通ローラ24の外周によってスリッ
プもなく一体的に送られるような駆動系になっており、
遊離した夫々のローラ対で同期させて送るものに比較し
てギヤ連結等で発生するバックラッシュ等が全くなく、
また原稿と記録紙が搬送される過程でずれを起こし斜行
が生じることも少なく高精度の同期送りが可能になる。
また従動ローラ28もメインローラ25に単に圧接させるだ
けでなく、ギヤ等を介して連結させ一体的な回転をさら
に確実にするようにしてもよい。
このように、主走査方向においては、読み取り,記録が
平坦部で行なわれ、また副走査方向においては、原稿と
記録紙が完全に同期して搬送されるので、高品質の画像
記録が可能になる。
また、本発明では、原稿と記録紙の搬送機構が可能な限
り共用ないし兼用されているので、装置を薄型,小型に
することができる。
更に、本発明による記録装置では、装置を薄型,小型に
する種々の改良がなされている。例えば、読み取り及び
記録を同時に行なうためには、第2図に示す実施例の如
き位置に読み取り用原稿と記録用紙を配置させる必要が
あり、第3図の如く記録ヘッド52の近傍に並設して光学
系を配置することによって記録のための必要機構空間を
得ている。
この場合、原稿紙13の表面近傍に照明光源44′,レンズ
系45を配置し、その上方にセンサ46を配置させ、光電変
換用電気基板47の最も高い位置をカセット53の同等高
さ、までで配置構成させれば、本実施例に示す薄型構成
を達成させることができる。この場合、光学系に短焦点
的レンズ(広角)を用いれば、更に好ましい構成とな
る。
また、共通のメインローラ24の外周位置と記録のための
案内面29aとは、ほぼ垂直に近い列状にのび、一方、こ
の面と、原稿読み取り面とは直角に近い状態で空間領域
を作り、この直角空間の奥深い位置に読み取り光学系を
配置させることが可能になり、これによっても装置の薄
型を達成することができる。
また、本発明ではメインローラと従動ローラの対がプラ
テンローラ26をはさんでそれぞれ両側に設けられている
ので、原稿の搬送をスムーズにするとともに、プラテン
ローラを両ローラ対の間に配置できるので装置を薄型に
することができる。
また、第9図に図示したように、下案内板36に切欠部36
aを設け、それに臨ませる形で弱い弾性部材36b,36bを下
案内板36に取り付け従動ローラ27,28の機能をさせるよ
うにしてもよい。この場合には装置全体を更に薄型にす
ることができる。
なお、上述した記録装置は、ファクシミリやデジタル複
写機等の記録装置だけではなく、キーボード等の入力装
置を別体、或いは一体に設けキーボードからの入力情報
を記録ユニットを介して記録できる記録装置にも適用で
きるものである。
[効果] 以上説明したように本発明によると、第1ローラと第2
ローラ及び第1ローラと第3ローラとによる2か所での
記録媒体の挟持搬送を行うとともに、第2ローラと第4
ローラ及び第3ローラと第5ローラとによる2か所での
原稿の挟持搬送を行い、更に、第1ローラと第2ローラ
と第4ローラとをギア連結することで、記録媒体と原稿
との同期搬送精度を向上させることができる。そして、
第1ローラと第2ローラと第3ローラとの夫々の軸心の
略三角形となるように配置することで、U字状搬送路に
より記録媒体を2か所で確実に挟持して搬送可能とする
とともに、画像記録を行う場合でも、記録行と記録行と
の間の境界部が不連続となることがなく高品位の画像記
録を行うことができ、装置の高さを抑えて薄型化を図っ
て操作性の良い情報処理装置を得ることができる。ま
た、記録媒体をU字状搬送路へ案内するとともに原稿を
直線状搬送路へ案内するために、U字状搬送路と直線状
搬送路と第2ローラと第3ローラとで囲まれた領域に搬
送案内部を設けることで、装置の小型化を図りながら記
録媒体及び原稿の確実な搬送を行うことができる。従っ
て、記録媒体への情報の記録及び原稿からの情報の読み
取りの精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
いずれも本発明の記録装置の実施例を示すもので、第1
図は外観を示す斜視図、第2図は内部構造を示す断面
図、第3図は内部構造を示す正面図、第4図はキャリッ
ジの構造を示す斜視図、第5図(A)は電気系の構成を
示す構成図、第5図(B)はローラ駆動系の斜視図、第
6図は読み取りユニットの構成図、第7図は記録動作を
説明する説明図、第8図は制御の流れを示すフローチャ
ート図、第9図は搬送系の他の実施例を示す断面図であ
る。 13……原稿、14……記録紙 24,25……メインローラ 26……プラテンローラ 42……キャリッジ、43……読み取りユニット 44……記録ユニット、52……記録ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体への情報の記録を行う記録手段と
    原稿からの情報の読み取りを行う読取手段とを用いる情
    報処理装置において、 夫々の軸心の位置が略三角形を形成する位置に配された
    第1ローラと第2ローラと第3ローラと、 前記第1ローラの周面に沿い、前記第1ローラと前記第
    2ローラとの対と、前記第1ローラと前記第3ローラと
    の対と、で前記記録媒体を挟持して搬送するU字状搬送
    路と、 前記第2ローラとともに前記原稿を挟持して搬送する第
    4ローラと、前記第3ローラとともに前記原稿を挟持し
    て搬送する第5ローラと、で前記原稿を搬送する直線状
    搬送路と、 前記第1ローラと前記第2ローラと前記第4ローラとを
    ギア連結して同期駆動する駆動手段と、 前記記録媒体を前記U字状搬送路へ案内するとともに前
    記原稿を前記直線状搬送路へ案内するために、前記U字
    状搬送路と前記直線状搬送路と前記第2ローラと前記第
    3ローラとで囲まれた領域に設けられた搬送案内部と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
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