JPS62248370A - 画像読み取り記録装置 - Google Patents

画像読み取り記録装置

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JPS62248370A
JPS62248370A JP61091373A JP9137386A JPS62248370A JP S62248370 A JPS62248370 A JP S62248370A JP 61091373 A JP61091373 A JP 61091373A JP 9137386 A JP9137386 A JP 9137386A JP S62248370 A JPS62248370 A JP S62248370A
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JP61091373A
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Yoshio Ito
善雄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像読み取り記録装置、さらに詳細には原稿画
像を主、副走査方向に走査し読み取り記録する画像読み
取り記録装置に関する。
[従来の技術] 従来、このような原稿読み取り記録機能を有する装置に
は、例えばファクシミリやデジタル複写機などが知られ
ている。このファクシミリやデジタル複写機は、一般的
に読み取りユニットと記録ユニットが分離されており、
読み取りユニットでは原稿の紙幅に相当する情報を1度
ラインセンサに光学的に縮小して読み取り、それをデジ
タル信号化して原稿情報を読み取っている。また、記録
時にはファクシミリではラインヘッドで1ライン毎に記
録を行い、またデジタル複写機においてはレーザー走査
スキャン、または液晶シャッタなどで感光ドラム上に潜
像情報を書き込み、これをトナーなどで現像し、その後
、転写、定着を行って記録を行っている。その場合、読
み取りユニットと記憶ユニットを分離させるのではなく
、一体型構造にするものも多くなってきている。
例えば、実公昭58−22353号公報には、ラインセ
ンサで原稿を読み取り、またラインヘッドで記録を行う
ファクシミリが記載されており、その場合、1つのロー
ラに原稿及び記録紙の背面を接触させて搬送を行う共通
搬送ローラが記載されている。
この場合、ライン読み取り及び記録なので読み取り記録
部に平坦部を必要とすることはなく。
ローラの外周を読み取り、記録面として使用でき共通搬
送ローラが可能になっている。
また、このようなラインセンサやラインヘッドで読み取
り記録を行うのではなく、読み取りユニットと記録ユニ
ットをキャリッジ上に搭載し、これを往復移動(主走査
)させ、また記録紙を副走査方向に送って記録する装置
が知られている。
この場合、記録紙の送り機構を利用して、原稿情報を読
み取り、それをメモリに1度格納し、続いて記録紙を挿
入し、記録ユニットによりメモリに格納された情報を読
み出し、記録を行うのが普通であり、大容量のメモリが
装備できないことから、原稿のわずかな情報しか読み取
ることができない。
また、特開昭Go−18763号公報には、このような
2次元走査で読み取り記録を行い、その場合、記録紙を
原稿と同期搬送して読み取り記録を行う装置が記載され
ている。この場合、記録紙の搬送部と原稿の搬送部は共
通ではなく、それぞれ独立している。
[発明が解決しようとする問題点] このように、従来から原稿読み取り装置と記録装置を一
体化させた装置が知られているが、従来では、原稿を主
、副走査方向に読み取り、原稿と同期搬送される記録紙
上に良好な画像を記録することは困難であり、さらに読
み取り光学系と記録装置が一体化されているために、原
稿読み取り装置と記録装置を収納する空間を確保するの
が困難となり、大型になる傾向にあった。
最近の画像読み取り記録装置は小型化、薄型化の方向で
改良がなされており、装置が薄く、また横型にのびるよ
うに構成されているので、読み取り光学系の結像焦点間
の長さが短くなる傾向にあり、従って、結像面における
焦点深度が浅くなり、良好な画像が得られないという問
題点があった。
従って1本発明はこのような問題点を解決するために成
されたもので、読み取り手段と記録手段を一体的に搭載
し、しかも装置を小型、薄型化可能であるとともに、良
好な画像の読み取り記録が“可能な画像読み取り記録装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するた゛めの手段] 本発明はこのような問題点を解決するために。
画像原稿を主、副走査方向に走査し、読み取り記録する
画像読み取り記録装置において、読み取り光学系を有し
、原稿画像を読み取る読み取り手段と。
前記読み取り手段によって読み取られた画像情報を記録
媒体に記録する記録手段と、 前記読み取り手段と記録手段を一体的に主走査方向に移
動させる手段とを有し、 前記読み取り手段を、記録手段の下方空間に配置し、読
み取り光学系のレンズ光軸を主走査方向に向けて配置す
る構成を採用した。
[作 用] このような構成において、原稿は主、副走査方向に順次
読み取られ、記録紙上に記録が行われる。この時の主走
査方向の読み取り及び記録に必要な、それぞれの機能幅
がほぼ上下関係の配置において等しく設置することがで
き、記録と読み取り機能を主走査方向に併設する必要性
、並びに主走査方向の移動距離を多くする必要性をなく
すことが可能になる。
また、結像に必要な光学レンズ系の結像焦点間の長さを
大きくすることが可能となり、従って結像面における焦
点深度を深くとることができ、画像の読み取りが容易に
なるとともに、高精度の画像読み取りが簡単な構成で行
われる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第1図〜第5図(A)、(B)には本発明に係る読み取
り記録装置の一実施例が図示されており、記録装置の筐
体10の前面図には、電源スィッチllaや操作キーf
lbを設けた操作部11が配置されており、前端部には
原稿13を挿入する原稿挿入口12が、また後端部には
記録紙14を挿入する記録挿入口15が設けられている
(第1図)。
まず、原稿13、記録紙14の搬送系の構造を説明する
第2図〜第5図(A)、(B)に詳細に図示したように
、基台20と外装21によって構成される記録装置の筐
体10内には側板22,23が設けられており、その側
板22.23には回転可能にメインローラ24,25が
ほぼ水平状態で、かつ若干離れた位置に配置されている
。このメインローラ24.25にプラテンローラ26が
上方から圧接された状態に配置されている。各ローラ2
4〜26の中心点を結ぶ形は三角形の状態となり、プラ
テンローラ26と下方のメインローラ24.25との接
点を通る三角形の2辺はそれぞれ傾斜面となっている。
この接点における法線は、それぞれのローラを回転させ
た時の記録紙14の搬送方向となる。3つのローラ24
゜26.27は第5図(A)、(B)から明らかなよう
に、副走査用モータ(パルスモータ)30によりギヤ2
4a、26a、27aを介して駆動的に連結され1周速
が一致した同期駆動が可能となっている。また、プラテ
ンローラ26の下方のローラ外周面は、他の2つのメイ
ンローラ24゜25の下方外周より若干上に位置させて
配置されている。
プラテンローラ26の後方部には、記録紙14の案内部
材35が傾斜面に沿って第2図に図示されたごとく配置
され、両側板22.23に固定されている。記録紙14
は矢印方向の上方から挿入され、プラテンローラ26と
メインローラ25の接線方向にスムーズな搬入が行われ
、プラテンローラ26に沿ってU字型に湾曲してローラ
24.26にて上方に向けて搬出される。この時、記録
紙はフラットプラテン29上の弾性部材29aの表面に
沿って、記録へラド52との間隙を通過し、図のごとき
位置で停止され、後述するように記録が行われる。この
ように記録紙は、まず挿入しやすい傾斜で下方に進み、
続いてプラテンの曲率に沿ってUターンし、再び上方に
傾斜して搬送されるので、葉書等厚手の記録媒体をスム
ーズに案内搬送できる。
また、メインローラ24,25には従動ローラ27.2
8が平行な関係を維持した状態で紙の搬送に必要な圧接
状態を保ちながら下方に配置されており、原稿13は第
2図に示したようにメインローラ24.25と従動ロー
ラ27,28に挟持されてほぼ水平に搬送される。メイ
ンローラ24のギヤ24aと従動ローラ27のギヤ27
aは第5図(B)に詳細に図示したように、原稿13を
両ローラ24,27間でスリップなく搬送させるために
噛み合っており、原稿13はギヤ27aを介して背面か
らも搬送力が与えられており、確実な搬送が保証されて
いる。
今までに述べたすべてのローラ軸は平行なる関連を持ち
、副走査モータ30によって回転される。また、プラテ
ンローラ26の上方近傍には。
プラテンローラに平行なフラットプラテン29、並びに
記録ヘッドに対して平面を持つ弾性ゴム部材29aが一
体的に両側板22.23に支持されている。
さらに、メインローラ24,25に接する従動ローラ2
7,28の接触面の近傍に沿って原稿上案内板37、下
案内板36が、はぼ水平状態に設置されており、原稿1
3はこれらの案内板36゜37間に沿って記録紙14と
逆方向に案内される。記録紙案内部材35はその下方部
が部分的に切り欠き部26aとなっており、この切り欠
き部を介してローラ24,26が接触できるようになっ
ている。この切り欠き部は下方に屈曲して屈曲部26b
となっており、原稿を次のローラ25.28間に導く案
内部ともなっている。上下案内板36.37で案内され
た原稿13は、ローラ24.27及び25.28で挟持
されて案内部材35の屈曲部35aに沿って案内されて
、第2図に点線で図示されたようにトレー38上にスト
ックされる。このように、原稿はほぼ水平に案内搬送さ
れるので、薄手紙だけでなく、厚手紙であってもよく、
任意の原稿を搬送できる。
このように読み取りのため、水平搬送された原稿は、傾
斜した排出通路との組み合わせでバネ復元作用が与えら
れ、信頼性ある排出を簡単な構成によって達成している
。この場合、原稿13は上方部に排出させるのでは゛な
く、後方側部にも導くことができる。
なお、上案内板37には、さらに原稿を浮き上がりのな
い状態で読み取り部及びローラ24゜27の接線部に導
くため、原稿の進入を妨害しない弱いバネ材37aが取
り付けられている。
また、下案内部36の先端部とローラ24゜27間には
原yI413の有無を検出するセンサ61が設けられる
。これらのセンサ、例えばマイクロスイッチ等機械的な
センサあるいはフォトインタラプタ等光学センサにより
実現される。
原稿13は、上案内板37と下案内板36によって形成
される通路内にメインローラ24と従動ローラ27間に
度当たりするまで挿入される。
ローラ24,27の直前に原稿有無センサ60が配置さ
れるので、正しい原稿の挿入が検出できる。また記録紙
14は、後述するように、原稿を正置で記録するために
、原稿12の搬送方向と逆方向になるように記録紙挿入
口15から挿入され、センサ61により正しい挿入が検
出される。
この場合、メインローラ24は原稿並びに記録紙送りを
兼用していることが理解できる。なお、第2図に符号1
4aで示すものは電池であって、電源スィッチllaを
操作することにより、各部に電力を供給することができ
る。
次に読み取り部と記録部の説明をする。
第3図、第4図に図示したように、両側板22.23間
には、レール40.41が取り付けられており、このレ
ール40と41に沿ってキャリッジ42がプラテンロー
ラ26に平行に主走査モータ65によってベルト65a
を介し、主走査方向に往復移動できるように案内される
。このキャリッジ42には、読み取りのための読み取り
ユニット43と、記録のための記録ユニット44が、そ
れぞれキャリッジ42の下方、並びに上方に配置される
。その配置位置は、読み取りユニットによる読み取り面
と、記録ユニットによる記録面によって構成される、は
ぼ直角空間内に位置する。
読み取りユニット43は、原稿照明用光源44、ミラー
101.102、並びにその間に配置された読み取りレ
ンズ45、それに読み取り用ラインセンサ46から構成
されており、原稿13で照明された反射光は、ミラー1
01により主走査方向に折り曲げられ、同様に主走査方
向にほぼ水平に配置された集束性導光レンズ45を通過
し、ミラー102で再び反射され、読み取り用ラインセ
ンサ46上に結像される。ラインセンサ46は、キャリ
ッジに取り付けられたプリント用基板103上に取り付
けられる。また、読み取りユニット43全体は1図示さ
れていないが、キャリッジに取り付けられた枠に取り付
けられ、記録ユニット44とともにキャリッジ42と一
体的に主走査方向に移動できるように構成されている。
第2図に図示したように、上向きに情報を持つ原稿13
のa−a’ の副走査方向範囲は、ラインセンサーにて
自己走査読みされキャリッジ42の主走査方向のパルス
移動に応じて一定密度で読み取られ、読み取りセンサ4
6を介して光電変換され、原稿の画像情報を副走査方向
の走査読みの繰返し信号を記録ユニット44の記録ヘッ
ド部に送ることが可能である。これに応じ、読み取りユ
ニット43の光学系、すなわちミラー101、レンズ4
5、ミラー102、ラインセンサ46幅は、少なくとも
a −a ’の範囲をカバーするように副走査方向に配
置される。なお、レンズ45は1通常セルフォックと呼
ばれる集束性導光レンズを用い、またラインセンサは等
倍密着センサから構成されるが、それに限定されず、第
6図に示したように、同筒レンズを用い、縮小結像され
た像をC0D71などを用いて検出するようにしてもよ
い。
第6図に図示した例では、C0D71で読み取られた信
号は、ドライバ72で駆動され、順次読み出され、増幅
回路73で増幅され、A/D変換回路74を経て一デジ
タル信号として読み出される。なお、増幅回路には、自
動rXJ?!回路75が接続され、ゲインを自動調整し
ている。これらの回路はCOD取付は基板103に搭載
することが回走である。
また、記録ユニット44はギヤリッジ42に支点50で
揺動可能な保持部材51上に取り付けた記録へラド52
を有する。記録へラド52は発熱体素子が列状に複数個
、副走査方向に並んでいる0本実施例では53は熱転写
用リボン54を内蔵スルカセットであり、インク層を持
つリボン54は記録ヘッド52の素子面上を経て、端部
は同じカセット内の他の巻取り用ボビンに巻き付けられ
ている。
読み取りユニット43により読み出された信号は、第4
図、第5図に図示したように、信号ケーブル70を介し
てRAM(ランダムアクセスメモリ)80に入力され、
CPU(中央演算装置)81の制御のちとに信号処理さ
れる。このCPUには、同様に信号ケーブル82を介し
て原稿有無センサ60からの信号が入力され、また同ケ
ーブルを介して主、副走査用モータ(いずれもステヤプ
モータ)30.65を制御する。また同様に、CPU8
1は、信号ケーブル83を介して操作キー11b、RO
M(リードオンリメモリ)85が接続されている。また
、記録ユニット44は、信号ケーブル70.82を介し
てCPU81と接続されている。これらの電子回路は、
装置の下方部に設けた回路板90上に配置される。
次に、このように構成された本発明の読み増り記録装置
の動作を説明する。
まず、第2図に図示したように、装置の上方後部の記録
紙挿入口15より記録紙14を第1搬送体となるプラテ
ンローラ26とメインローラ25間に挿入し、回転ノブ
(図示しない)にて、該ローラを矢印方向に回転させる
と、記録紙はプラテンローラ26と搬送ガイド26bで
形成された進路空間をUターン上に進み、プラテンロー
ラ26とメインローラ241F]を経て前進し、前方に
延びたカイト部材に案内され、記録へラド52とフラッ
トプラテン29の間隔を通過し、装置外へ排出される。
記録へラド52のやや上方の用紙の先端縁を設定するの
を容易にするために、装置上部カバー等に指標(図示せ
ず)を設けるなどして位置合ゎせを行う、進み過ぎた場
合も1回転ノブを逆転戻しで修正すればよい、この場合
、すべてのローラ24〜28はそれぞれ接触、圧接また
はギヤ連結され、すべてが同時に、しかもスリップする
ことなく回転される。
このように、ノブの回転により記録紙14の先端縁は、
プラテンローラ26の回転角に応じて移動され、希望の
位置で停止する。この操作時には、原稿紙はまだ挿入さ
れていないから、原稿の搬入、排出を目的とするローラ
27,28は正逆回転に際して、ただ空転するだけであ
る。案内部材35の下方部に設けた記録紙の有無を検出
するセンサ61により、用紙未挿入時の記録誤動作を防
止し、弾性部材29a上の印字汚れを防止する。
このように、記録紙14の先端を回転ノブによって記録
ヘッド52を通過した指定位置に設定した後、続いて第
8図のステップSl、S3で図示したように電源をオン
にし、操作キー11b(第1図)を操作し、ステップS
4で示したように原稿13をセットする。この場合、原
稿13は原稿挿入口12から案内板36.37に沿って
文字情報面を上方に向けて、読み取り光学系の読み取り
可能領域まで手操作によって前進させ、メインローラ2
4と従動ローラ27に接触するまで。
挿入停止させる。この位置は原稿有無検知センサ60に
よって検出される。この原稿挿入時原稿を読み取る予定
の光学的読み取り長さ& ’−a ’の一端a’  (
第2図)から挿入ずみ原稿13の先端縁までの距離を、
記録紙14の先端縁から記録用ヘト52のドツト開始点
までの距離とほぼ等しくすることが好ましい、この場合
、読み取り光学系は搬送ローラ24,27の直前に配置
できるので、原稿の先端部近傍の読み取りが可能になる
このように、原稿13の挿入がセンサ60により検出さ
れると、原稿ありの回路に切り換えられ、読み取り開始
が可能となる。
動作開始とともに、原稿照明用光源44′が点灯され、
CPU81の制御にて読み取り動作が開始し、読み取り
ユニット43の読み取り光学系は主走査用モータ65の
駆動によって主走査方向にステップ移動が開始される(
ステップS5)、光源44によって原稿13が照射され
1反射光はレンズ45を経てライン、センサ46上に結
像され。
読み地り動作が開始する(ステップS6)、蓄積された
ラインセンサ46からのアナログ情報は、ステップ送り
に同期して画素ごとに読み出され、wS6図に図示した
ように、自動感度調整回路75を介して増幅回路73に
より増幅され、A/D変換回路74によってデジタル信
号化し、被写体の画情報を光電変換させる。この時、必
要があればラインバッファ程度のメモリを用意して記憶
させ、画像処理を行っていもよい、CPU81による動
作制御は、固定メモリ(ROM)85に入力されたプロ
プラムによって行われ、読み取り信号は記録ユニット4
4に送られ、主走査方向のステップ送りに同期して読み
取り情報に応じてリアルタイムで記録を行う(ステップ
37)ことも可能である。この場合、照明光源44に光
輝度LEDを複数個、2次元読み取り原稿の近傍に列状
に設置し、読み取り後、はぼ同時に記録ヘッド52によ
って出力するには、読み取り、記録を同期的に行う必要
があり、記録速度を向上させることが好ましい、また読
み取り様のラインセンサ46の画素数は、記録へラド5
2の記録ドツト数に対して、少なくとも等しいか、それ
以上にする。というのは、数多いセンサビット数によっ
て、読み取った被写体上からの画信号は読み取り解像度
が高まり、この信号をAND、またはOR処理して記録
ヘッドのドツト数に低減させた方がきめの細かい、欠落
の少ない高品位コピーを得ることができるからである。
なお、副走査方向に間欠送りする原稿13並びに記録紙
14の1回の送り量Pは、第7図に図示したように、記
録ヘッド52の素子数の全長(Jl)によって決定され
、それを越えることはできない、なぜならば、被写体上
の画情報は1行方向の文字に限定されることなく、図形
等の連続画像を考えるとき、読み落とし、記録落ちのな
いことが必要となるからである。記録ヘッドのドツトピ
ッチに等しいラインセンサー画素ピッチをもうけ、且つ
記録ヘッドの有効素子数によって決まる一回当りの記録
長より長い範囲を読み取れるラインセンサー長さ設けて
、その差分で画情報の有無を先行認識して差分内に情報
が生じない時、余白部分のスキップ送りをさせることが
可能である。
原稿情報に応じたスキップ量送りをすれば同期的に記録
紙も搬送されるメリットがある。
このように、読み取りユニット43の往復走査(主走査
)によって読み取った信号は、すみやかに記録へラド5
2に送られ、はぼ同時に記録が行われ、Pのピッチで原
稿13および記録紙14を間欠送りし、再び前述の主走
査にて読み取り記録を行い、この動作を原稿13の長手
進行方向に順次鰻り返すことによって記録が行われる(
ステップS7.S8)、なお、原稿と記録紙の搬送方向
は、原稿の読み取りと記録を同時に行うため、副走査方
向に互いに逆になっていることに注意しておく。
原稿紙の後端縁がセンサ60で検出されたとき(ステッ
プS9)、原稿の主走査を終了し、光学系および記録へ
ラド52はホームポジションに復帰するとともに、原稿
13並びに記録紙14を最終ローラからフリーになるま
で副走査用モータ30を駆動させて原稿13を排出して
全動作を終了5とする(ステップ510)。
このように、センサ60は記録動作の開始、終了させる
信号を得るのに用いられる。
以上述べたように1本実施例では、メインローラ24は
、原稿13を搬送する機能と記録紙14を搬送する機能
を持っており、メインローラ24と協働するプラテンロ
ーラ26、従動ローラ27、並びにメインローラ25と
従動ローラ28は一体的に回転する。この場合、ローラ
24゜26.27は単に圧接構造にするのではなく、第
5図(B)に図示したように、ギヤ24a。
26a 、27aを介して互いに連結すれば、スリップ
の発生がなく、副走査方向への送り精度を格段に向上さ
せることができる。従って、原稿と記録紙の進み量P(
第7図)の誤差は殆どなく。
記録画像の品質を高めることができる。
すなわち、第5図(B)に図示したように、原稿並びに
記録紙が共通ローラ24の外周によってスリップもなく
、一体的に送られるような駆動系になっており、遊離し
たそれぞれのローラ対で同期させて送るものに比較して
ギヤ連結等で発生するバックラッシュ等が全くなく、ま
た原稿と記録紙が搬送される過程でずれを起こし、斜行
が生じることも少なく、高精度の同期送りが可能になる
また、従動ローラ28もメインローラ25に単に圧接さ
せるだけでなく、ギヤ等を介して連結させ一体的な回転
をさらに確実にするようにしてもよい。
このように、主走査方向においては、読み取り、記録が
平坦部で行われ、また副走査方向においては、原稿と記
録紙が完全に同期して搬送されるので、高品質の画像記
録が可能になる。
また1本発明では、原稿と記録紙の搬送機構が可能な限
り共用ないし兼用されているので、装置を薄型、小型に
することができる。
本実施例の場合、読み取りユニット43による原稿画像
上の読み取りライン43aと記録ユニット44の記録へ
ラド52の素子列52aは、第3図に図示したように、
副走査方向の線上りで一致するように配置されており、
原稿の読み取りライン情報をラインセンサ46に導き、
結像させれば、前述せる原稿上のライン情報を自己走査
読みし、キャリッジの主走査方向の移動により、ライン
ごとの副走査読みを繰返し画情報が光電変換され、同時
に記録ヘッドの記録素子によって記録紙上に記録を行う
ことが可能になる。
また1本発明実施例では、ユニットによる記録面、すな
わち記録紙を案内する案内面29aは、その後、垂直に
近い状態で上方に延びており、この記録面と原稿読み取
り面は、はぼ直角に近い状態で配置されており、この直
角の奥深い位置に記録ユニットの近傍下方に読み取り光
学系を配置させることが可能になり、それによって装置
全体を薄型にすることが可能になる。
また、読み取り光学系は原稿搬送ローラ24゜27の近
傍に配置でき、読み取りレンズ45をその近傍に、光軸
をほぼ主走査方向に向け、しかも水平に配置させること
ができ、またセンサ46を搭載したプリント基板103
も、記録ユニットの直角空間に設定できる。従って、こ
のように読み取り光線を水平方向に導けるので、第6図
に示すごとき垂直配置構成に比して光路長を長くでき結
像深度を深くし、鮮明な画像を得ることが可能になる。
特に、カラー原稿のある情報読み取りには効果的になり
、良好な画像が得やすく、原稿の端部近傍からの読み取
りが可能になり、S型で、しかも小型でありながら、良
好な画像を得ることが可能になる。
また、読み取りユニットによる読み取り面と、記録ユニ
ットによる記録面は、1回の主走査方向にわたって平坦
部となっており、それにより厚手の原稿並びに厚手の記
録用紙の記録が可能になり、回期ムラのない良好な読み
取り記録を行うことができる。
なお、上述した実施例では、ラインセンサ46並びにセ
ンサ駆動回路、増幅回路等を装着したプリント基板10
3は、第3図に図示したように、水平にキャリッジ直下
に取り付けられているが、プリント基板103を第9図
に図示したようにキャリッジ42の下方から垂直で、且
つ上方向に延びるよう配置し、図示のごとくセルフォッ
クレンズの結像点にラインセンサ46を配置させれば、
さらに装置の上下方向の厚さを少なくすることができる
とともに、センサー駆動回路、増幅回路等も上方に延び
る基板内に搭載可能となり、且つミラー102を省略す
ることもでき、部品の減少、並びにコスト減を達成する
ことが可能になる。
又、プリント基板103は記録部の高さ位置を越えない
範囲で記録部ユニットの近傍に隣接する位置に併設させ
ることも可能であり、前述せる回路部品の搭載面積を拡
大させる構成とすることもできる。キャリッジの主走査
方向の往復量を一定とした時、可動領域は若干の増加に
とどめることで装置中の増加を防止できる。
なお、上述した読み取り記録装置は、ファクシミリやデ
ジタル複写機だけでなく、キーボードなどの入力情報を
記録ユニットを介して記録できる記録部ごにも適用でき
るものである。
記録装置の実施例としては、サーマル転写法を用いたが
、インクジェット記録法など他の記録法を用いた記録装
置を用いることができるのはもちろんである。
[効 果] 以上の説明から明らかなように、読み取り手段を記録手
段の下方空間に配置するようにしているので、装置全体
を小型、薄型にすることが可能になる。さらに、読み取
りレンズの光軸を水平に配置させることが可能になるの
で、比較的結像深度の深いレンズを用いることができ、
それにより原稿の進行方向に対して横切る方向に走査読
みを行なうにあたって信頼性の高い良好な画像を得るこ
とができ、原稿と記録紙を完全に同期搬送させることと
もに、高品位な読み取り、並びに記録が可能になり、薄
型の装置構成となり、操作性の良い画像読み取り記録装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明の記録装置の実施例を示すもので、
第1図は外観を示す斜視図、第2図は内部構造を示す断
面図、第3図は内部構造を示す正面図、第4図はキャリ
ッジの構造を示す斜視図、第5図(A)は電気系の構成
を示す構成図、第5図(B)はローラ駆動系の斜視図、
第6図は読み取りユニットの構成図、第7図は記録動作
を説明する説明図、第8図は制御の流れを示すフローチ
ャート図、第9図は他の実施例の内部構造を示す正面図
である。 13・・・原稿     14・・・記録紙24.25
・・・メインローラ 26・・・プラテンローラ 42・・・キャリッジ 43・・・読み取りユニット 44・・・記録ユニット 52・・・記録ヘッドCL(
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)画像原稿を主、副走査方向に走査し、読み取り記録
    する画像読み取り記録装置において、読み取り光学系を
    有し、原稿画像を副走査方向に自己走査読みするライン
    センサーを配置せる読み取り手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた画像情報を記録
    媒体に副走査方向に並ぶ記録ヘッドによって記録する記
    録手段と、 前記読み取り手段と記録手段を一体的に主走査方向に移
    動させながら繰返し読み取り、記録を行わせる手段とを
    有し、 前記読み取り手段を、記録手段の下方で上方を向く原稿
    との空間に配置し、読み取り照明光源にて照射せる反射
    画情報をミラーにて光軸変換し光学系のレンズ光軸を主
    走査方向に向けて配置することを特徴とする画像読み取
    り記録装置。 2)前記読み取り光学系のレンズは集束性導光レンズで
    あり読み取り用センサーを搭載せるプリント基板は記録
    ユニットの近傍で且つ隣接して上方にのびる特許請求の
    範囲第1項に記載の画像読み取り記録装置。 3)前記原稿読み取り面と、記録手段による記録面とを
    ほぼ直角に配置し、その直角空間に前記読み取り手段と
    記録手段を配置するようにした特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の画像読み取り記録装置。 4)前記原稿並びに記録媒体を逆方向に同期、間欠搬送
    させるようにした特許請求の範囲第1項から第3項まで
    のいずれか1項に記載の画像読み取り記録装置。
JP61091373A 1986-04-22 1986-04-22 画像読み取り記録装置 Pending JPS62248370A (ja)

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