JPH05167801A - 浮動バックストップを備えたスキャナ - Google Patents

浮動バックストップを備えたスキャナ

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JPH05167801A
JPH05167801A JP4120815A JP12081592A JPH05167801A JP H05167801 A JPH05167801 A JP H05167801A JP 4120815 A JP4120815 A JP 4120815A JP 12081592 A JP12081592 A JP 12081592A JP H05167801 A JPH05167801 A JP H05167801A
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scanning
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JP4120815A
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Denis J Stemmle
デニス・ジェイ・ステムル
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Original Assignee
Xerox Corp
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    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
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    • H04N2201/04Scanning arrangements
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    • H04N2201/0466Selectively scanning in one or the other of two opposite directions, e.g. in the forward or the reverse direction
    • H04N2201/0468Scanning in both of the two directions, e.g. during the forward and return movements

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】結像動作の間に結像プラテン上の文書の精密な
位置決めが可能な、廉価で携帯可能な小型スキャナを得
る。 【構成】第1方向における走査通路内の走査運動に関し
て可動の文書読取りヘッドを支持するフレーム組立体1
5を有するスキャナが、スキャナを通過して文書を搬送
する文書搬送機構と、文書の少なくとも一部を読取るた
めに読取りヘッドを文書を横断して運動させる駆動機構
とを有し、当該読取りヘッドは、結像プラテンを支持す
るフレームを包含する光学的結像組立体を有し、当該ス
キャナには、結像プラテンに対向して走査通路を横断し
て延在する浮動文書バックストップ76が包含されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、読取りヘッドと任意の印刷ヘッ
ドを組み込んでいる単一の走査キャリッジを採用して、
原稿の読取りを許容するか、或いは走査キャリッジが読
取りヘッドと印刷ヘッドの両方を有するとき、原稿及び
コピーに関する本質的に同時の読取り及び書込みを可能
とするように成した、非常に廉価で携帯可能な小型のス
キャナに関する。より詳細には、結像動作の間に結像プ
ラテン上の文書を精密に位置決めする浮動文書バックス
トップを目指すものである。
【0002】歴史的に、原稿のコピーはゼログラフィ・
プロセスによって作成され、コピーされるべき原稿は手
動によって又は文書処理装置の使用によって自動的に透
明プラテン上に配置され、原稿は比較的高い強度の光の
照射を受けてきた。照射を受けた文書から反射した画像
光線は前もって帯電した光導電体の表面に適当な光学シ
ステムによって焦点合わせされ、画像光線は原稿の画像
内容に応じて光導電体を放電させて原稿の静電潜像を光
導電体上に形成するようにして機能する。そのように形
成された静電潜像は、その後、一般的にトナーと呼ばれ
る適当な現像剤物質によって現像され、現像された画像
は適当な給紙装置によって前送りされることになるコピ
ー用紙に対して転写される。転写された画像は、その
後、定着によってコピー用紙に固定されて永続的なコピ
ーを提供することになり、その間に光導電体は再度の帯
電に先立って残留現像剤を除去されるのである。最近で
は、上述のゼログラフィ・システムに対して、原稿の画
像が電気信号又は画素に変換され、処理されて長距離に
渡って送信され更に/又は記憶され得るこれらの信号
が、1枚又はそれ以上のコピーを形成するために使用さ
れるように成した、電子的な画像形成についての関心が
持ち上がってきた。そのような電子的画像形成システム
においては、ゼログラフィ式の現像に先立って帯電面を
放電させるために光画像を感光体の表面に焦点合わせす
るのではなく、その光学システムは原稿から反射した画
像光線を画像読取り配列の表面に焦点合わせし、これが
画像光線を電気信号に変換するように作用するのであ
る。これらの信号は、ゼログラフィ感光体を放電させる
レーザビームを操作するような手段によって、或いはイ
ンクジェット又は熱転写印刷システムのような直接的な
マーキングシステムを操作することによって画像を形成
するようにして使用される。
【0003】通常は分離している文書読取り動作とコピ
ー印刷動作とが結合されるならば、それは概して有益で
ある。これらの読取り/書込み機能の幾つかが結合され
得るならば、システムの作動及び同期化が単純となっ
て、システムのコストも数少ない部品の使用によって低
減され得るのである。
【0004】先行出願において、入出力スキャナの概念
は、1対の用紙通路ローラが12時の位置における文書
と6時の位置におけるコピー用紙の両方を駆動して、各
々のローラの周囲は読取りヘッド及び書込みヘッドの幅
に等しいように成して説明されている。走査キャリッジ
は、読取りヘッド及び印刷ヘッドをそれに対して固定せ
しめ、そのキャリッジ・システムは、文書を全体に渡っ
て走査し、文書を横断する情報帯域を走査して、コピー
用紙を横断して情報帯域を印刷することになる。キャリ
ッジ・システムは、文書を横断する次の情報帯域を走査
するための第2位置へ文書及びコピー用紙を位置合わせ
するように成した独立した位置合わせ機構を有する。画
像形成走査の間に、用紙と文書の両方は、ドライブロー
ラの完全な1回転によって正しく同量だけ前送りされ、
それによって、ローラ上における心振れ公差の正確な制
御の必要性を省き、部品の低コスト化を保証することに
なる。
【0005】大抵のコピー機、プリンタ、ファクシミリ
機及びスキャナ装置は、モータ、クラッチ、ソレノイド
等の多数の電気機械式アクチュエータを使用して、処理
サイクルにおける様々な時点において機械の様々な構成
要素を作動させる。先行出願で説明された小型の入力/
出力併用スキャナにおいてさえも、2つのモータが要求
されていたのである。一方は走査キャリッジを運動させ
るために使用され、第2のものは、文書とコピー用紙の
両方を前送りするために使用された。各々の電気機械式
アクチュエータに関しては、アクチュエータそれ自体の
単価以外にも負担されなければならないコストが存在す
る。これらには、装置を駆動するための電源、装置に対
して電力及び制御信号を搬送するための組み配線コス
ト、装置を装着するための組立コスト、装置を制御する
ための電源及び組み配線・電子回路が包含され、広範な
動作電圧に渡って装置の適切な作動を保証することにな
る或る種の電圧制御回路もまたしばしば包含される。
【0006】更に、先行出願では、位置合わせドライブ
ローラの周囲は、1ミリメータ当り16個という384
個の画素に匹敵するものであり、その直径が約7.7ミ
リメータであって、その光学システムが7.7ミリメー
タの高さ制限内において嵌合しなければならないという
ことを意味することになる。本発明は、低コストで最小
限の個数の部品によってアーキテクチャの制約に適合す
ることを目指している。
【0007】ステムル(Stemmle )の米国特許明細書第
4,920,421号は、文書を横断して走査し、情報
帯域を読取り、コピー用紙にそれを印刷し、続いてキャ
リッジを文書の次の情報帯域に位置合わせする間にキャ
リッジ上のコピー用紙サポートに対してコピー用紙を同
じ距離だけ前送りすることになるキャリッジ・システム
を備えた入出力併用スキャナ及び固定式プラテンを包含
する構造を開示している。
【0008】更に、バッテリー作動されて、8.5×1
1インチ用紙の全幅コピーではなく比較的小さな部分的
情報帯域のコピーのみを作成することになる幾つかのハ
ンドヘルド式スキャナも存在する。例えば、カシオ(Ca
sio −登録商標)コピー・ペンが、そのようなハンドヘ
ルド式でバッテリー駆動のスキャナの具体例であり、用
紙を横断して他端における印刷ヘッドを手動で動かすこ
とによって記憶されて普通紙に印刷されることになる、
8ミリメータの文書部分を走査する手動操作を採用して
いる。その他の類似装置も、文書を読取ると同時に、ハ
ンドヘルド式コピー機搭載の用紙供給源から繰出される
感熱紙にコピーを書込んでいる。これらの装置は、文書
又は用紙の搬送機構を有するものではない。
【0009】本発明は、極限的に簡略なものであり、非
常に低コストで携帯性の高い入力走査システムを目指し
ている。
【0010】本発明の主要な特徴によれば、フレーム組
立体を横断する第1方向における走査通路内の走査運動
に関して可動の文書読取りヘッドを有するスキャナは、
スキャナを通過して文書を搬送する手段と、結像プラテ
ンを支持するフレームを包含する光学的結像組立体を含
む読取りヘッドとを有し、当該スキャナには、結像動作
の間における前記プラテン上の文書を精密に位置決めす
るように結像プラテンに対向して走査通路を横断して延
在する浮動文書バックストップが包含される。
【0011】本発明の更なる理解のためには、参照番号
がいくつかの図面における同じ部品に対しても適用され
ている添付図面が注目されなければならない。
【0012】図1(A)、図1(B)及び図1(C)の
各図は、小型コピー機の概略的な動作を示している三つ
の等角投映図である。
【0013】図2は、頂部カバーを取り除いて示してい
る、本発明に従った小型スキャナの等角投映図である。
【0014】図3は、本発明に従った小型スキャナの概
略的な断面図である。
【0015】図4は、本発明における走査キャリッジの
要素を拡大して示している断面図である。
【0016】図5は、走査動作の説明図である。
【0017】図6、図7及び図8の各図は、単一アクチ
ュエータのコピー機概念のカム動作を示している。
【0018】図9(A)及び図9(B)の各図は、平坦
な輪郭に展開されたカムを示している。
【0019】図10は、コピー用紙位置決めゲート及び
アイドルローラ配列を示している等角投映図である。
【0020】図11は、頂部カバーと走査キャリッジの
走査通路の中において支持される浮動文書バックストッ
プを示している断面図である。
【0021】ここで、図1(A)、図1(B)及び図1
(C)の各図に注目すると、本発明に従った小型スキャ
ナの概略的な全体図が示されている。スキャナは、一端
に保全部12を有するフレーム組立体15と、フレーム
組立体に対して旋回可能に装架される頂部カバー11と
から構成されるようにして概略的に示されている。文書
14のコピーを作成するためには、頂部カバーが図1
(A)に示された開放位置まで回転され、コピー用紙1
3がコピー用紙搬送通路の入口に挿入され、文書14が
頂部カバーにおける位置決めストッパ部材と接するよう
に挿入され、その後、頂部カバーが閉じられ、文書を横
断して情報帯域を走査する走査キャリッジによるコピー
シーケンスが始まるのである。走査動作の間において、
文書及びコピー用紙は両方が固定位置に保持され、文書
の画像は入力デジタル化システムによってデジタル化さ
れることになり、当該好適実施例では、デジタル画像が
印刷システムによってコピー用紙に対して本質的に同時
に印刷される。その後、文書は右側へ位置合わせされて
コピー用紙は左側へ位置合わせされ、走査キャリッジが
文書を横断する第2の情報帯域を走査することを可能に
する。文書とコピー用紙の両方の位置合わせの間隔は、
文書を横断する情報帯域の幅である。
【0022】図2、図3、図4、図6、図7及び図8の
各図に注目すると、参照番号10によって概略的に示さ
れる結合した入力スキャナ及び出力スキャナが示されて
いる。スキャナ10には、基部ユニット18と、走査キ
ャリッジ20が内部において走査通路に渡って搬送され
るレール19とから構成されるフレーム組立体15が包
含される。走査動作時ではないとき、走査キャリッジ2
0は、定位置に置かれる。印刷ヘッドがインクジェット
・ヘッドであるならば、それは、乾燥してしまったり汚
染されたりしないようにヘッドを密閉し、ヘッドを清掃
し、ヘッドを加湿し、ヘッドがインク注入されることを
可能にする廃棄サンプとして作用するという機能の中の
1つ又はそれ以上を実行することが可能である保全部1
2(図1(A)を参照)の中に置かれることになる。
【0023】走査キャリッジ20には、読取りヘッド1
7と基板52に装架される印刷ヘッド25とが包含され
る。当該読取りヘッドは、ガラス製プラテン54に隣接
する文書14に照射するためにフレーム57に装架され
る発光ダイオード21の配列を包含している接触画像セ
ンサ即ちCIS56を含んで成り、文書の画像は、セル
フォック(Selfoc)・レンズのようなレンズ23を介し
て、特定用途集積回路(ASIC)27によって処理さ
れ続いて印刷ヘッド25へ送信される電気信号又は画素
に変換されることになる反射した放射によって活性化さ
れるフォト・サイトの配列を有している入力センサ・チ
ップ26に対して反射されるのである。当該印刷ヘッド
は、インクジェット・チップであるか、或いは感光紙に
印刷するか又は図4に示されたようにリボン58におい
て含浸されたインクを加熱することによって印刷される
サーマル印刷ヘッド(TPH)25であるか、或いはそ
の他の直接的なマーキング装置であることが可能であ
る。一般的に、サーマル印刷ヘッドは、作動されて加熱
されると、感熱紙13との直接的な接触によって、或い
はリボン58におけるインクの小さな部分を溶融させて
普通紙13に対してそれを押圧することによって、読取
りヘッドによって読取られた画像に応じて本質的に同時
に画素を形成するように成した、加熱要素即ち抵抗体5
3の配列を含んで成る。動作中は、走査キャリッジは、
画像平面にある文書を走査し、印刷平面にあるコピー用
紙に印刷することになる。
【0024】読取りヘッド及び印刷ヘッドが参照された
が、本発明は、一般的な意味において、入力読取り要素
を備えたソリッドステート装置及び出力印刷要素を備え
たソリッドステート装置を包含するものであることが理
解されるであろう。画像読取りヘッド17を構成する走
査要素即ちセンサの個数は初期の走査解像度を決定する
が、印刷ヘッド25を構成する加熱要素53の個数は画
像コピーの解像度を決定するということもまた理解され
るであろう。好適実施例においては、入力走査要素の個
数は、出力印刷要素の個数に等しい。特に好適な実施例
において、センサ・チップは、1インチ当り400個で
即ち1ミリメータ当り16個で384個のフォト・サイ
トを有し、サーマル印刷ヘッドもまた1インチ当り40
0個で即ち1ミリメータ当り16個で384個の加熱要
素を有することになる。読取りヘッドと印刷ヘッドの両
方は、走査キャリッジ20上において運動可能に固定さ
れ、走査キャリッジは、親ネジ31を介して走査キャリ
ッジをレール19上において運動させることになる走査
ステップモータ32によって、フレーム組立体の長さ方
向に沿った走査通路において単一方向の走査運動或いは
前進及び後退の両方向の走査運動ができるようにして装
架されることが可能である。
【0025】画像読取りヘッド即ち組立体21、23、
26及び印刷ヘッド25を支持する走査キャリッジ20
の運動は、図5に関連して更に説明される。矢印33a
及び33bは、文書及びコピー用紙を横断するキャリッ
ジ20の前進走査及び後退走査を示している。矢印68
は、キャリッジが文書及びコピー用紙を走査するとき
に、走査キャリッジ20の運動方向に対して垂直である
多数の画素が、読取りヘッドによって読取られるだけで
なく印刷ヘッドによって印刷されることをも示してい
る。典型的な実施例では、1インチ当たり400個で3
84個の画素が、走査するときのキャリッジの運動に対
して垂直方向に読取られて印刷される。この具体例にお
いて、矢印68は、長さが0.0025インチで幅が
0.96インチという情報帯域が読取られて印刷される
ことを示している。これは、幅が約0.96インチの情
報帯域の走査を可能にする。キャリッジの運動は連続的
であるか又は離散的な歩進であることも可能であるが、
好適実施例において、384個の画素は、図示されたよ
うに1画素だけ離間している増分において読取られて印
刷されている。1つの実施例では、走査キャリッジが用
紙を横断して1画素幅の間隔だけ運動する度に、用紙の
下における384個の画素から成る電子的な画像が、シ
フト・レジスタに送り込まれて増幅され、逆の順序にお
いて印刷ヘッドにシフトされ、384個の加熱要素53
を加熱して先に読取られた384個の画素の印刷を形成
することになる。このシーケンスは、走査キャリッジが
1画素幅の間隔だけ運動する度に繰り返される。キャリ
ッジがページを横断して掃引するときに各々の経路が画
素から成る単一の線を読取って書込むことになる、38
4本の平行経路によっても走査が行われ得ることが注目
されるべきである。読取り/書込みの動作は実質的に同
時であることが望ましいが、デジタル・バッファ又はレ
ジスタが組み込まれて、走査され読取られた信号を初め
に記憶して所定時間又は任意の時間の後で印刷すること
が可能であることもまた注目されなければならない。図
示された併用スキャナは、複式モードの能力を有するも
のであり、デジタル情報を準備する適当な装置によって
変調されるプリンタとして独立して運転され、原書類を
デジタル表現に変換するスキャナとして独立して運転さ
れ、又は適当なモデムと連結されるときに読取り要素及
び印刷要素を使用するファクシミリ装置として運転さ
れ、或いは走査動作及び印刷動作を併合することによっ
てコピー機として運転され得ることもまた理解されるべ
きである。プリンタのみとしては、読取りヘッドが包含
される必要はなく、スキャナのみとしては、印刷ヘッド
が包含される必要はないことになる。
【0026】図2を更に注目して、図3から図10の各
図をも補足的に参照すると、単一アクチュエータのコピ
ー機が更に詳細に説明されることになる。走査キャリッ
ジ20は、図2に示されたようにステップモータ32に
対して直接に取付けられ得る親ネジ31によって駆動さ
れるか、又は代替的には歯車列を介して駆動される。モ
ータが親ネジを回転させると、親ネジ内における溝40
は、走査キャリッジ内部のネジ山(示されていない)に
係合し、親ネジに沿って読取り/書込みキャリッジを並
進させることになる。親ネジにおけるピッチは、ステッ
プモータの各々のパルス、或いは1つおき、2つおき又
は3つおきのパルスがキャリッジ運動の1画素幅即ち4
00分の1インチに対応するようにして選択される。こ
のことは、同一のクロック・パルス発生器が、走査キャ
リッジにおける読取り/書込みシステムを起動するため
に使用されることになるステップモータを駆動させるた
めに使用されることを可能にする。代替的には、DCモ
ータが、親ネジを作動させるために使用されて、エンコ
ーダ・ホイールと共に、読取り機能及び/又は書込み機
能を起動するために使用される信号を発生させることも
可能である。
【0027】フレーム組立体の長さ方向を横断するいず
れかの方向における走査運転に続いて、文書及びコピー
用紙は、読取りヘッドによって走査された文書の情報帯
域の幅と等しい間隔をあけてスキャナを介して対向方向
にそれぞれ位置合わせされることになり、当該間隔は印
刷ヘッドによってコピー用紙に印刷された情報帯域の幅
と全く同じものである。この幅は、単一画素線という最
小限から文書全体の幅という最大限にまで及ぶものであ
ることが可能である。しかし、実際には、読取り構成要
素及び書込み構成要素のコストを低く維持するため、こ
の帯域の幅は数分の1インチから数インチの幅というオ
ーダーにある。これを達成するための方法は、図2及び
図3を更に参照して説明されており、ドライブローラ軸
36a及び36bに装架されて、スキャナの頂部カバー
11の中に含まれる文書給紙アイドルローラ42と共に
文書の給紙ニップを形成することになる、回転可能なド
ライブローラ35a、35b、35c及び35dを含ん
で成る位置合わせ手段が準備されるのである。当該軸3
6が互いに同期されることのみを規定するようにして、
同期的に駆動されるという条件が意図されている。ドラ
イブローラ35a、35b、35c及び35dは、更
に、コピー用紙アイドルローラ46と共にコピー用紙搬
送通路内においてコピー用紙の給紙ニップをも形成す
る。
【0028】読取り/書込みキャリッジが定位置にある
とき、ステップモータ32が親ネジ31を回転させて、
コピー機フレーム15を横断する画像形成掃引において
キャリッジ20を並進させることになる。画像形成掃引
の完了において、キャリッジ上におけるタブ63は、固
定ピボット69に旋回可能に装架されてそれを走査方向
へ移動させるように成したカム・アクチュエータ・アー
ム65上におけるストッパ64に接触し、カム駆動ピン
38が、軸36に固定装架される筒形カム39を回転さ
せることになる。例えば同体的に成形されるプラスチッ
ク板バネ71であることが可能であるバネは、カム・ア
クチュエータ・アーム65に対して固定端部において取
付けられ、他端においては固定ストッパ部材74との付
勢係合状態にあって、定位置では筒形カム39上におけ
るスロットの端部内に留まるようにカム駆動ピン38を
常に付勢している。
【0029】キャリッジが第1方向へ移動する動作にお
いて、タブ63がストッパ64に係合すると、アーム6
5をピボット69の廻りにおいて回転させることにな
る。この運動の間において、ピン38は、ドライブロー
ラ軸36a及び36bの端部における筒形カム39のカ
ム輪郭90(図9(A)を参照)に係合し、筒形カム及
び軸36a及び36bを完全な回転の一部だけ回転させ
る。この運動の間に、キャリッジの運動としてのエネル
ギーが板バネ71において蓄積され、アーム65を回転
させて、バネ71を撓ませることになる。モータの回転
の方向は逆転され、並進する読取り/書込みキャリッジ
は第2方向へ駆動される。バネ71において蓄積された
エネルギーは、アーム65を反対方向に回転させてキャ
リッジの運動に追随させる。ピン38を筒形カムの第2
のカム輪郭91に係合させるこの運動の間において、第
1回転と同一方向における回転の第2部分が引き起こさ
れることになる。このことは、幾つかの位置における走
査キャリッジの位置を示している図6、図7及び図8の
各図と、平坦な輪郭に展開されたカムを示している図9
(A)及び図9(B)を参照すれば、更に完全に理解さ
れ得るであろう。従って、キャリッジが前進位置合わせ
に際して第1方向へ移動するとき、カム駆動ピン38は
ポイントAからポイントBへ前進し、その間、カムは回
転しないのである。走査キャリッジの運動はピン38を
ポイントBからポイントCへ移動し続けることになるの
で、カム輪郭90が係合されて、カムは距離Mだけ回転
する。走査キャリッジの運動が逆転されるとき、ピンは
ポイントCからポイントEまで移動し(図9(A)を参
照)、カムはこの運動の間は回転しない。走査キャリッ
ジは反対方向に移動し続けて、ピン38がポイントEか
らポイントAへ再び移動することを可能にするので、戻
しカム輪郭91がピン38によって係合され、カムは距
離Nだけ回転する。ポイントAにおいて、カムが完全な
1回転だけ回転したので、カム・アクチュエータ・アー
ムは、バネ71に蓄積された予荷重エネルギーによって
バネ荷重を受けて、ピンをポイントAに引き止め、ドラ
イブローラが、後続の走査サイクルの間も位置を維持
し、画素の位置決め誤差を引き起こし得る摂動力に起因
する軸36の回転にも耐えることを保証するのである。
キャリッジがポイントAにおけるカム・ピンに対応する
位置へ2度目に到達すると、キャリッジは、通常、文書
及びコピー用紙の反対側に達するまで、画像形成領域を
横断して後退方向に並進し続ける。両方向性の読取り及
び書込みの場合には、画像形成は、この戻し掃引の間に
おいても達成されることになる。単一方向性の読取り及
び書込みに関しては、画像形成が前進方向においてのみ
為される。単一方向性の画像形成は、システムにおける
バックラッシュのために画素の位置決め誤差を制限す
る。11インチの長さの用紙の場合には、384個の画
素幅の印刷ヘッドのために12回の画像形成掃引が要求
されている。読取り/書込みキャリッジの最後の画像形
成掃引の後において、次のコピー・サイクルは、次の文
書及びコピー用紙をシステムの中へ装填することによっ
て、直ちに始まることが可能である。
【0030】本発明に拠るスキャナは、出願番号第07
/547,275号の米国特許出願において説明された
プラテン付属品を使用する用途をも有し、スキャナを定
位置へ自動的に戻すために、図9(B)において示され
るように筒形カムの中に成形される第3及び第4のカム
輪郭を備えられることも可能である。従って、最後の画
像形成掃引の後において、スキャナは、その始動位置か
らプラテンの他端に配置されることになる。前進位置合
わせに関して為されたように位置Cにおいてピン38を
停止させて位置Aへ逆転させるのではなく、並進するキ
ャリッジは、位置Dに到達するまで、位置Cを越えてピ
ンを第1方向に移動し続ける。その時点において、キャ
リッジは、交互に方向を逆転させ、総計12サイクルに
渡ってピン38を位置Dと位置Bの間において運動させ
る。この運動は、前進位置合わせのものとは反対の方向
に駆動軸を回転させて、コピー機をその定位置へ自動的
に戻すように成した、筒形カムにおける追加の2つのカ
ム輪郭92及び93に対してピンを係合させることにな
る。位置Dから位置Bへの最後のハーフサイクルの後に
おいて、キャリッジ及びピンは、第2方向に移動し続
け、ピンをAにおける戻り止め位置へ移動させるのであ
る。コピー機をその定位置へ戻した後、読取り/書込み
キャリッジは、画像形成領域を横断する第2方向におい
てキャリッジの定位置まで移動し続ける。
【0031】図3をも補足的に参照すると、頂部カバー
11は、フレーム組立体15に対して、詳細には基部ユ
ニット18に対して旋回可能に装架され、ポイント41
の廻りにおいて旋回する。頂部カバーがその開放位置ま
で旋回されると、文書給紙アイドルローラ42がドライ
ブローラから解放されて、位置決め縁部は文書搬送通路
の平面に挿入され、コピーされるべき文書が先導縁部を
位置決めされてスキャナ内に配置されることを可能と為
し、文書搬送通路を介する文書の搬送を禁止することに
なる。好適実施例において、ドライブローラの周囲は、
走査キャリッジによって走査される文書を横断する情報
帯域の幅に等しいものであって、さもなければ走査幅の
間において位置決めミスを引き起こすかも知れない心振
れと軸の真直度公差の欠陥とを排除している。
【0032】図3において示されたように、位置合わせ
ローラの第2対は、位置合わせローラの第1対からは親
ネジの反対側に配置される。この第2の位置合わせロー
ラ対は第1のものと全く同じものであり、即ち、それら
は、第1の位置合わせローラ対がアクチュエータによっ
て作動されるのと同様にして作動される筒形カムを一端
において有する軸に装架されて、位置合わせローラの第
1対と第2対の間における同期化を準備するのである。
位置合わせローラのこの第2対を使用すれば、読取られ
た画像及び/又は印刷された画像の頂部及び底部におけ
る欠落が排除される。単一の位置合わせローラ・システ
ムのみを使用する場合には、文書とコピー用紙の両方
が、ニップから画像領域への距離が欠落することを意味
することになる単一のニップへ装填されなければならな
いのである。
【0033】読取り/書込みキャリッジ20がその定位
置へ到達する直前にトグル・リンク49における傾斜部
48と係合するように成した、コピー用紙位置決め機構
を示している図10が注目される。この係合及び読取り
/書込みキャリッジの更なる運動は、トグル・リンク4
9をピボット50の廻りで回転させることになり、トグ
ル・リンク49の他端が位置決めゲート60を図10に
示されたように用紙通路の中へ持ち上げるのである。位
置決めゲート60は旋回するフレーム61に装架され、
当該フレームは、コピー用紙アイドルローラ46をフレ
ームのピボット51の反対側に装架せしめることにな
る。それに応じて、位置決めゲート60が持ち上げられ
るとき、コピー用紙アイドルローラ46もまた同時にド
ライブローラから逸脱される。この運動は、ニップを開
放して、オペレータが1枚のコピー用紙を次のコピー動
作のために挿入することを許容する。読取り/書込みキ
ャリッジが定位置から離れて第1方向に移動するとき、
この運動は、トグル・リンク49が初めの位置へ戻るこ
とをも許容して、位置決めゲートを用紙通路から外して
降下させ、アイドルローラをドライブローラに係合させ
ることによって、コピー用紙を捕捉して画像形成掃引の
間に渡って適所に保持し、画像形成掃引の端部における
位置合わせサイクルの間に渡ってコピー用紙に対して駆
動力を提供することになる。
【0034】頂部カバーが開かれると、頂部カバー内に
装架されている文書通路内のアイドルローラがその位置
から外されて、頂部カバー組立体の一部である前部位置
決め縁部に接する文書の配置を可能とする。コピー用紙
の挿入に続いて、頂部カバーが閉じられ、それによって
文書アイドルローラがドライブローラと再度係合される
ことになる。更に、2つのセンサ(示されていない)は
文書とコピー用紙の両方が装填されたことを検知し、そ
れに応じて論理回路がコピーシーケンスを開始させるの
である。読取りヘッド及び書込みヘッドを包含する走査
キャリッジは、その定位置から移動して、位置決めゲー
トを用紙通路から外して降下させ、コピー用紙アイドル
ローラをドライブローラに係合させて、文書及びコピー
用紙が停止状態にある間に両者を横断して走査する。文
書は、その先導縁部が読取りヘッドの右側の画素と一致
するようにして位置決めされ、コピー用紙は、その先導
縁部が印刷ヘッドの左側の画素と一致するようにして位
置決めされる。このことは、コピー用紙における正しい
読取り画像の形成を可能とする。画像読取りヘッドの右
側端部において読取られた文書における情報の線が、キ
ャリッジ20の走査の間に、印刷配列の左側端部におけ
る印刷ヘッドを動作状態とする。このことは、図3を参
照して説明されることが可能である。キャリッジ20が
用紙に出入りする方向に移動するときに入力チップの右
側端部(R)における当該チップによって受信された画
素・データは、送信されて増幅され、印刷ヘッドを変調
し、印刷ヘッドの左側端部(L)において印刷ヘッドを
動作状態とするのである。この機構は、情報記憶装置の
ない本質的に同時の読取り及び書込みによる正しい読取
りコピーの印刷を可能とする。キャリッジが文書とコピ
ー用紙の両方を横断して走査すると、文書から読取られ
た0.96インチの情報帯域は直ちにコピー用紙に印刷
される。第1の画像形成走査が完了すると、キャリッジ
の運動は、同一の方向に継続し、カム・アクチュエータ
・アーム65におけるストッパ64に係合してカム39
及び軸36a及び36bを回転させるようにして当該ア
ームを運動させ、先行して走査された情報帯域の幅をあ
けて走査方向に直交する方向において文書とコピー用紙
の両方が位置合わせされることになる。この位置合わせ
は、ドライブローラを駆動することによって達成される
ものであり、これらのドライブローラは、文書給紙アイ
ドルローラと共に12時の位置において文書に係合して
その間に給紙ニップを形成し、コピー用紙給紙アイドル
ローラと共に6時の位置においてコピー用紙にも係合し
てその間に給紙ニップを形成するのである。ドライブロ
ーラの1回転の時計廻り方向の運動は、文書を0.96
インチだけ右側に位置合わせして、コピー用紙を0.9
6インチだけ左側に位置合わせすることになる。このよ
うにして、文書からの第2の情報帯域は、走査キャリッ
ジ上における位置に移動され、コピー用紙の第2の部分
は、印刷ヘッドの下における位置に移動されるのであ
る。走査キャリッジは、逆転して定位置近傍の位置にま
で戻り、そこで再び方向を逆転して、第1の走査からは
逆の方向において文書及びコピー用紙を横断して走査
し、再び文書を読取って直ちにコピーを印刷することに
なる。このシーケンスは、文書の全体が読取られて全体
のコピーが印刷されるまで繰り返され、その後、印刷ヘ
ッドは定位置に戻ってそこに留められるのである。
【0035】続いて図3に注目して、図11をも補足的
に参照すると、浮動文書バックストップ76が更に詳細
に説明されることになる。浮動文書バックストップ76
は、頂部カバー11に対してカバー取付台の各々の端部
における1つ又はそれ以上の固定位置決めピン77によ
って装架され、当該ピンは、浮動バックストップの各々
の端部におけるスロット78内において突出し、バック
ストップが頂部カバー11及び読取りヘッド17に対し
て垂直方向に可動的に係合されるか又は浮動状態にある
ことを可能にする。浮動バックストップは、走査通路を
横断して延在し、掃引全体の長さよりも僅かに長くて、
走査される画像の幅よりも僅かに大きなものである。ス
キャナを作動させるため、オペレータは、頂部カバーを
その開放位置まで旋回させ、文書を挿入して、その先導
縁部を位置決めする。カバーが閉じると、文書は、浮動
文書バックストップと残りの光学的画像形成組立体との
間において拘束される。読取り/書込みキャリッジが文
書を横断して走査するとき、浮動バックストップは、文
書を最良焦点の平面に拘束するようにして画像形成され
る部分のみにおいて、読取り/書込みキャリッジにおけ
る光学的フレーム内のプラテンに対して文書を押圧する
ことになる。画像形成掃引が完了された後、読取り/書
込みキャリッジは、文書との直接的な接触から逸脱し、
当該文書は、その後、文書をプラテンに接して捕捉する
浮動バックストップによって生起される抵抗荷重を経験
することなく位置合わせされ得るのである。バックスト
ップは頂部カバー内におけるスロットの中において「浮
動」するが、それは、しわを寄せたり折り目を付けたり
して文書を損傷することを防止するために剛直であっ
て、標準的なプラテン・カバーのように機能して照明器
からの光を反射することになる白い反射面を有するもの
であることが望ましい。浮動バックストップは、接触画
像センサ内におけるレンズが比較的浅い焦点深度で設計
されることを可能にする。
【0036】従って、本発明に拠れば、キャリッジ固定
フレーム上に総てが装架される最小限の構成要素を備え
た光学的組立体が、最終的な調整を必要とすることなく
準備されたのである。剛直な浮動バックストップは、駆
動システムにおいて不当な抵抗を発揮することなく、文
書を最良焦点の平面に拘束して、取付け公差の重要性を
低減させることになる。
【0037】総ての特許その他の引例は、本件の明細書
の中に全体として詳細かつ完全に組み込まれるものとす
る。
【0038】本発明はその特定の実施例に関連して説明
されてきたが、当該分野における熟練者にとって、多く
の代案、修正及び変更が為され得ることは明白であろ
う。例えば、本発明はスキャナの一方の側面のみにおい
て文書及びコピー用紙の位置合わせ機構を有するものに
関連して説明されたが、同様の位置合わせ機構がスキャ
ナの対向側面において準備されることも可能であること
が認識されるであろう。従って、添付した請求項の精神
の中に含まれ得るそのような総ての代案及び修正を包含
するように意図されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 小型コピー機の概略的機能を示している等角
投映図である。
【図2】 頂部カバーを取り除いて示している本発明に
従った小型スキャナの等角投映図である。
【図3】 本発明に従った小型スキャナの概略的な断面
図である。
【図4】 本発明における走査キャリッジの要素を拡大
して示している断面図である。
【図5】 走査動作の説明図である。
【図6】 単一アクチュエータのコピー機概念のカム動
作を示している図面である。
【図7】 単一アクチュエータのコピー機概念のカム動
作を示しているもう1つの図面である。
【図8】 単一アクチュエータのコピー機概念のカム動
作を示している更にもう1つの図面である。
【図9】 平坦な輪郭に展開されたカムを示している図
表である。
【図10】 コピー用紙位置決めゲート及びアイドルロ
ーラ配列を示している等角投映図である。
【図11】 頂部カバーと走査キャリッジの走査通路の
中において支持される浮動文書バックストップを示して
いる断面図である。
【符号の説明】
10:スキャナ、11:頂部カバー、12:保全部、1
3:コピー用紙、14:文書、15:フレーム組立体、
17:読取りヘッド、18:基部ユニット、19:レー
ル、20:走査キャリッジ、21:発光ダイオード、2
3:レンズ、25:印刷ヘッド、26:入力センサチッ
プ、27:ASIC、31:親ネジ、32:走査ステッ
プモータ、33a,33b:矢印、35a〜35d:ド
ライブローラ、36a,36b:ドライブローラ軸、3
8 カム駆動ピン、39:筒形カム、40:溝、41:
ポイント、42:文書給紙アイドルローラ、46:コピ
ー用紙アイドルローラ、48:傾斜部、49:トグル・
リンク、50,51:ピボット、52:基板、53:加
熱要素、54:プラテン、56:接触画像センサ、5
7:フレーム、58:リボン、60:位置決めゲート、
61:フレーム、63:タブ、64:ストッパ、65:
カム・アクチュエータ・アーム、68:矢印、69:固
定ピボット、71:板バネ、74:固定ストッパ部材、
76:浮動文書バックストップ、77:固定位置決めピ
ン、78:スロット、90〜93:カム輪郭

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動の文書読取りヘッドを第1方向にお
    ける走査通路内の走査運動に関して支持するフレーム組
    立体と、スキャナを通過して文書を搬送する手段と、前
    記文書の少なくとも一部を読取るように前記文書を横断
    して前記読取りヘッドを運動させる手段とを含むスキャ
    ナであって、前記読取りヘッドは結像プラテンを支持す
    るフレームを包含する光学的結像組立体を含み、結像動
    作の間において前記プラテン上の文書を精密に位置決め
    するように前記結像プラテンに対向して前記走査通路を
    横断して延在する浮動文書バックストップを包含するス
    キャナ。
JP4120815A 1991-05-20 1992-05-13 浮動バックストップを備えたスキャナ Pending JPH05167801A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/703,090 US5187588A (en) 1991-05-20 1991-05-20 Scanner with floating backstop
US703090 1991-05-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167801A true JPH05167801A (ja) 1993-07-02

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ID=24823969

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EP (1) EP0519606B1 (ja)
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