JP2919200B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2919200B2
JP2919200B2 JP4295927A JP29592792A JP2919200B2 JP 2919200 B2 JP2919200 B2 JP 2919200B2 JP 4295927 A JP4295927 A JP 4295927A JP 29592792 A JP29592792 A JP 29592792A JP 2919200 B2 JP2919200 B2 JP 2919200B2
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    • H04N1/00623Selectively inputting media from one of a plurality of input sources, e.g. input trays

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置な
どの記録装置に関し、特にロール状の記録紙とシート状
の記録紙とを必要に応じて選択的に使用し得る構造を有
する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録装置の一例としてファク
シミリ装置は知られている。このファクシミリ装置は、
原稿を光学的に走査し、電気信号に変換して送信し、送
信機と同期運転される受信機で受信信号に応じた記録を
行なうものである。そして、記録を行なう際に使用する
記録紙として、従来からロール状記録紙やシート状記録
紙が用いられてきた。
【0003】図12は、記録紙としてロール状記録紙を
用いたファクシミリ装置の一例を概略的に示す構成図で
ある。図13は、シート状の記録紙を使用する従来のフ
ァクシミリ装置の一例を概略的に示す構成図である。ま
ず、図12を参照して、ファクシミリ装置101は、送
信する情報を読取るための読取ユニット102と、ロー
ル状記録紙104と、このロール状記録紙を搬送するた
めのプラテンローラ105と、ロール状記録紙104に
受信された情報を記録するためのサーマルヘッド106
とを備えている。送信時には、送信情報の記載された原
稿103を、読取ユニット102上を通過させることに
より情報を読取り、送信を行なう。受信時にはプラテン
ローラ105によってロール状記録紙104を搬送し、
その際にサーマルヘッド106によってこのロール状記
録紙104に受信情報の記録を行なう。
【0004】次に、図13を参照して、シート状記録紙
111を使用するファクシミリ装置107は、読取ユニ
ット108と、サーマルヘッド113と、プラテンロー
ラ112と、シート状記録紙111と、このシート状記
録紙111を収納するカセット110とを備えている。
そして、受信された情報を記録する際には、プラテンロ
ーラ112によってシート状記録紙111を搬送し、サ
ーマルヘッド113によって受信された情報を記録す
る。
【0005】しかしながら、上記のロール状記録紙ある
いはシート状記録紙のみを使用するファクシミリ装置に
おいては、次に述べるような問題点があった。まず、ロ
ール状記録紙104を使用するファクシミリ装置101
において、このファクシミリ装置101にコピー機能を
付加した場合、簡易コピーとして使用する際に、記録紙
の先端に余白ができるために、コピーされた後の記録紙
の長さが原稿よりも長くなる。また、ロール状記録紙1
04には、巻き癖がついている。そのため、コピーを行
なった後の記録紙をファイリングする際に不便であっ
た。
【0006】他方、シート状記録紙を使用するファクシ
ミリ装置107においては、受信されたデータを記録す
る際に問題が生じていた。受信された情報を記録する際
には、発信元の記録が付加される。そのため、画像デー
タを縮小して記録するか、あるいは1枚分のデータを2
枚に分けて記録する必要があった。そして、画像データ
を縮小した場合には、記録された画像が潰れるなどの問
題が生じていた。また、1枚分のデータを2枚に分けて
記録する場合には、2枚に分けられた記録紙を後でつな
ぎ合わせる作業が必要となるとともに記録紙の浪費にも
つながる。さらに、シート状の記録紙に記録され得る量
を遙かに超えたデータを受信した場合、そのデータを記
録するためのRAMを多く備えていなければならず、コ
ストが高くなるといった問題点も生じていた。
【0007】上記の内容に鑑み、受信されたデータを記
録する際にはロール状記録紙を用い、簡易コピーとして
使用する場合にはシート状記録紙を用いるファクシミリ
装置が、特公平1−54905号公報に開示されてい
る。図14は、特公平1−54905号公報に開示され
た、ロール状記録紙とシート状記録紙とを兼ね備えたフ
ァクシミリ装置の概略構成を示す構成図である。なお、
説明の便宜上、図14には、以下の説明に必要と考えら
れる部分のみを記載し、その他の部分は省略している。
【0008】図14を参照して、ファクシミリ装置11
4は、原稿面に記載された情報を読取るための読取部1
15と、受信した情報を記録紙に記録するための記録部
116とで構成されている。そして、記録部116は、
コピー用のシート状記録紙117と、このシート状記録
紙117を収納するカセット117aと、シート状記録
紙117を搬送路方向に供給するための給紙用ローラ1
18と、ロール状記録紙119と、このロール状記録紙
119を搬送路方向に供給するための給紙用ローラ12
0と、ロール状記録紙119を所定の長さに切断するた
めのカッタ121と、保持用ローラ122と、ガイド板
123,124と、タイミングローラ125と、記録ヘ
ッド126と、押え板127と、案内爪128と、この
案内爪を作動させるためのソレノイド131と、コピー
記録紙収納用の第1の排紙トレー129と、ファクシミ
リ受信記録紙収納用の第2の排紙トレー130とを備え
ている。
【0009】上記の構造を有するファクシミリ装置11
4において、コピー時には、シート状記録紙117が給
紙用ローラ118によって搬送され、タイミングローラ
125によって記録紙のタイミングがとられた後、記録
ヘッド126へ搬送される。そして、この記録ヘッド1
26で読取られた情報が記録紙に記録された後、シート
状記録紙117は、第1の排紙トレー129に収納され
る。
【0010】また、受信された情報を記録する際には、
ロール状記録紙119が使用される。このロール状記録
紙119は、給紙用ローラ120および保持用ローラ1
22によって搬送され、タイミングローラ125によっ
て記録紙のタイミングがとられた後、記録ヘッド126
へ搬送される。この記録ヘッド126によって受信情報
が記録された後、カッタ121によって所定の長さに切
断され、第2の排紙トレー130内に収納される。
【0011】以上のように、上記のファクシミリ装置1
14は、受信情報の記録用としてロール状記録紙119
を用い、簡易コピー用としてシート状記録紙117を用
いるので、上述した従来のファクシミリ装置の主な問題
点は解消され得ると言える。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ファクシミリ装置114にも、次に述べるような問題点
があった。上記のファクシミリ装置114においては、
ロール状記録紙119を搬送するための動力源と、シー
ト状記録紙117を搬送するための動力源を別々に設け
る必要があると考えられる。すなわち、記録紙の搬送の
ために、少なくとも2個の動力源が必要となる。そのた
め、その動力源を収容するためのスペースが必要となる
とともに製造コストも高くなるといった問題点が生じ
る。
【0013】また、上記のファクシミリ装置114で
は、受信した情報はすべてロール状記録紙119に記録
されることになる。しかし、ロール状記録紙119に
は、巻き癖などがついているため、ファイリングのこと
を考慮した場合には、シート状記録紙の方が好ましいと
言える。したがって、シート状記録紙を使える量の受信
量の場合には、受信された情報をシート状記録紙に記録
する方が好ましいと言える。
【0014】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたものであり、ロール状記録紙とシート状記録紙
とを搬送するための共通の動力源を設けることによっ
て、製造コストの低減、装置の小型化を実現し、受信し
た情報量に応じて、記録紙を選択することが可能となる
記録装置を提供することを目的とする。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記録装置
、記録部と、第1と第2の給紙手段と、共通の動力源
と、太陽歯車と、遊星歯車と、アームと、ロック部材
と、ロック部材駆動手段とを備える。記録部は、記録紙
に画像を記録するためのものである。第1と第2の給紙
手段は、記録部に第1と第2の記録紙を供給するための
ものである。共通の動力源は、第1と第2の給紙手段を
作動させるためのものである。太陽歯車は、動力源から
の動力を伝達するためのものである。遊星歯車は、太陽
歯車に伝達された動力を第1と第2の給紙手段に選択的
に伝達するためのものである。アームは、太陽歯車と遊
星歯車とを連結するとともに太陽歯車の回転に従って回
動する。ロック部材は、アームと係合する突起部を有
し、該突起部とアームとが係合することにより遊星歯車
を第1の給紙手段に動力が伝達される第1の位置あるい
は第2の給紙手段に動力が伝達される第2の位置に固定
する。ロック部材駆動手段は、太陽歯車の回転によりロ
ック部材を太陽歯車の径方向に往復移動させてアームと
ロック部材との係合状態を保持/解除するためのもので
ある。上記記録装置は、好ましくは、太陽歯車を含むシ
ステム歯車と、該システム歯車の回転初期の位置を検出
するセンサを備え、太陽歯車は、好ましくは、一部に歯
のない部分を有する。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】この発明に係る記録装置は、ロック部材を備え
ている。それにより、第1の給紙手段あるいは第2の給
紙手段に選択的に動力を伝達する際に、アームを、第1
の給紙手段に動力が伝達される第1の位置あるいは第2
の給紙手段に動力が伝達される第2の位置に固定するこ
とが可能となる。また、記録装置は、ロック部材駆動手
段をも備えている。それにより、太陽歯車を回転させる
だけでその径方向にロック部材を往復移動させることが
でき、上記のアームとロック部材との係合状態を保持/
解除することが可能となる。
【0024】
【0025】
【実施例】以下、この発明に基づく第1の実施例におけ
るファクシミリ装置について、図1〜図9を用いて説明
する。図1は、この発明に基づく第1の実施例における
ファクシミリ装置の概略構成を示す構成図である。図2
は、図1における切換機構の構成を示す構成図である。
なお、以下に説明する実施例の図面には、コピー機能が
付加された部分が省略されている。しかし、本発明に基
づく切換機構は、コピー機能の有無にかかわらず有用で
あるといえる。図1を参照して、ファクシミリ装置1
は、送信情報を読取るための読取ユニット12と、記録
紙搬送のための動力源となるDCモータ23と、切換機
構の主要部をなすシステムギヤ32と、ロール状記録紙
21と、ロール状の記録紙21を搬送するためのロール
記録紙搬送ローラ20と、シート状記録紙2と、シート
状記録紙2を収納するための記録紙カセット3と、シー
ト状記録紙2を搬送するためのシート紙搬送ローラ4
と、シート紙搬送ローラ4に動力を伝達するための第1
アイドラギヤ5a,第2アイドルギヤ5bと、シート状
記録紙2あるいはロール状記録紙21を搬送するための
搬送経路33と、記録紙に画像を記録するための記録部
34とを備えている。
【0026】読取ユニット12における読取面に対向す
る位置には、原稿13を搬送するための原稿搬送ローラ
14が設けられている。この原稿搬送ローラ14によっ
て、送信情報が記載された原稿13が、読取ユニット1
2における読取面上を搬送される。それにより、送信情
報の読取が行なわれることになる。DCモータ23に
は、システムギヤ32を駆動するためのウォームギヤ2
2が取付けられている。このウォームギヤ22によっ
て、システムギヤ32が駆動されることとなる。このシ
ステムギヤ32には、遊星ギヤアーム25が回動可能に
取付けられている。この遊星ギヤアーム25の一方端に
は、システムギヤ32に伝達された動力を、ロール記録
紙搬送ローラ20あるいは第1アイドラギヤ5aに選択
的に伝達するための遊星ギヤ7が回動可能に取付けられ
ている。
【0027】システムギヤ32には、さらに、遊星ギヤ
アーム25の動作を制御するためのロック爪26が嵌挿
されている。システムギヤ32には、さらに、ギヤ位置
検出センサ31が設けられている。そして、システムギ
ヤ32自体は、ウォームホイル27と、ヘッド解除系駆
動プーリ28と、太陽ギヤ部29と、ギヤ位置検出用カ
ム30とで構成されている。そして、、システムギヤ3
2の内部には、上記のロック爪26を駆動させるための
ロック爪駆動溝部24が設けられている。このロック爪
駆動溝部24に沿ってロック爪26は駆動される。すな
わち、システムギヤ32の回転に伴うロック爪駆動溝部
24の回転によって、ロック爪26は、システムギヤ3
2の直径方向に往復運動をすることとなる。
【0028】記録紙搬送経路33は、ロール状記録紙2
1搬送用経路と、シート状記録紙2搬送用経路とが所定
位置で合流するように設けられている。ロール状記録紙
21用の搬送経路には、ロール記録紙搬送ローラ20が
設けられており、上記の搬送経路の合流地点近傍には、
ロール記録紙センサ19が設けられている。これによ
り、ロール記録紙21が、搬送経路33における合流点
近傍にあるか否かを判断することが可能となる。一方、
シート状記録紙搬送用ローラ4は、シート状記録紙2上
における所定位置に設けられており、第1アイドラギヤ
5aおよび第2アイドラギヤ5bを介して、遊星ギヤ7
と接続されている。また、シート状記録紙2の搬送経路
内における所定位置には、シート記録紙センサ6が設け
られている。このシート記録紙搬送経路とロール記録紙
搬送経路との合流地点以降の部分には、記録紙溜まり部
8、A4検出センサ17および記録部34が設けられて
いる。
【0029】記録部34は、印字ヘッド10と、ヘッド
解除カム15と、ヘッド解除プーリ16とで構成されて
いる。このヘッド解除プーリ16は、システムギヤ32
におけるヘッド解除系駆動プーリ28とタイミングベル
ト9を介して接続されている。それにより、システムギ
ヤ32の回転に伴うヘッド解除系プーリ28の回転に連
動して、ヘッド解除プーリ16が回転することとなる。
それにより、ヘッド解除カム15が回転し、印字ヘッド
10の位置が移動する。記録部34における印字ヘッド
10に対向する所定位置には、プラテンローラ11が設
けられている。このプラテンローラ11によって、印字
ヘッド10によって記録がなされた記録紙が搬送される
ことになる。
【0030】上記のファクシミリ装置1における切換機
構について図2を用いてより詳しく説明する。図2を参
照して、システムギヤ32における太陽ギヤ部29は、
遊星ギヤ7と噛み合うことによって、システムギヤ32
からの動力を伝達する。この太陽ギヤ部29と略同径
の、遊星ギヤ7と噛み合わないため動力が伝達されない
部分29aが設けられている。すなわち、システムギヤ
32の回転に伴って太陽ギヤ部29も回転し、この太陽
ギヤ部29と遊星ギヤ7とが噛み合うときにのみ動力が
伝達されることになる。
【0031】ギヤ位置検出用カム30には、凹部30a
が設けられており、この凹部30aをギヤ位置検出セン
サ31で検出することによって、システムギヤ32の回
転の初期の位置を検出することが可能となる。ロック爪
26は、ロック爪駆動溝部24に嵌合されており、シス
テムギヤ32側に突起部(図示せず)を有している。そ
して、この突起部によって遊星ギヤアーム25の回動を
制限している。このロック爪26は、図2において矢印
で示されるように、システムギヤ32に近づく方向ある
いはシステムギヤ32から遠ざかる方向に往復運動をす
る。そして、たとえば、システムギヤ32が左回転した
場合には、遊星ギヤ7は、第1アイドラギヤ5aに噛み
合うが、ロック爪26がシステムギヤ32に近い位置に
ある場合には、このロック爪26の上記の突起部によっ
て、遊星ギヤアーム25は右回転ができなくなる。すな
わち、このロック爪26によって、遊星ギヤアーム25
が、第1アイドラギヤ5aに動力を伝達し得る位置に固
定されることになる。
【0032】それにより、シート記録紙搬送ローラ4に
動力を伝達することができ、シート状記録紙2を記録部
34に供給することが可能となる。シート記録紙搬送ロ
ーラ4は、シート記録紙搬送ギヤ4aを備えており、こ
のシート記録紙搬送ギヤ4aに、第2アイドラギヤ5b
から動力が伝達されることになる。それにより、シート
記録紙搬送ローラ4が回転する。一方、ロール記録紙搬
送ローラ20にも、同軸上にロール記録紙搬送ギヤ20
aが設けられており、このロール記録紙搬送ギヤ20a
に、遊星ギヤ7からの動力が伝達されることになる。そ
れにより、ロール記録紙搬送ローラ20が回転し、記録
部34にロール記録紙21が供給されることになる。記
録部34における記録ヘッド10は、上述したように、
システムギヤ32におけるヘッド解除系駆動プーリ28
と連動するように設定されており、この場合であれば、
ヘッド解除プーリ16およびヘッド解除カム15の回転
によって、図中矢印で示す方向に移動する。それによ
り、印字ヘッド10のプラテンローラ11への押圧を減
少あるいはゼロにすることが可能となる。
【0033】以上のような構成を有するファクシミリ装
置1の動作について、図3〜図9を用いて説明する。図
3は、ロール状記録紙21を供給し得る状態(a)、シ
ート状記録紙2を供給し得る状態(c)およびロール状
記録紙供給状態とシート状記録紙供給状態との間の遷移
状態(中立状態)(b)を示す説明図である。
【0034】図3を参照して、ロール状記録紙21搬送
状態(a)から、システムギヤ32を正方向(左回転方
向)に回転させることによって、中立状態(b)に移行
させる。その後、さらに、システムギヤ32を正方向に
回転させることによって、カット状記録紙2搬送状態
(c)に移行する。シート状記録紙供給状態(c)から
ロール記録紙供給状態(a)へ移行させる際には、ま
ず、プラテンローラ11によってシート状記録紙を排出
する。そして、シート状記録紙供給状態(c)から中立
状態(b)へ移行させる。その後、システムギヤ32を
逆回転(右回転方向)させることによって、中立状態
(b)からロール記録紙供給状態(a)へ移行させる。
【0035】上記の切換動作について、図4から図9を
用いてより詳しく説明する。図4は、ロール記録紙供給
状態(a)から中立状態(b)への切換動作を段階的に
示す説明図である。図7は、上記の切換動作を行なう際
のタイミングチャートを示す図である。
【0036】図4および図7を参照して、ロール記録紙
供給状態から中立状態へ切換えるには、システムギヤ3
2を正方向に1回転させることによって行なうことがで
きる。まず、図4(1)に示されるように、まず、モー
ド切換キーをON状態にし、プラテンローラ11を正方
向(左回転方向)に、たとえば400pps程度の回転
速度で回転させ始める。それにより、ロール状記録紙2
1の一部が、記録紙溜まり部8でたわむ。そして、プラ
テンローラ11を所定量正方向に回転させた後、図4
(2)に示されるように、動力源となるDCモータ23
に通電することによって、ウォームギヤ22を逆方向に
回転させる。それにより、システムギヤ32が正方向に
回転する。このとき、このシステムギヤ32の回転によ
って、ヘッド解除系駆動プーリ28が回転し、それに連
動してヘッド解除カム15が回転する。それにより、印
字ヘッド10の押圧が減圧もしくはゼロにされる。
【0037】システムギヤ32は、さらに回転し、図4
(3)に示されるように、太陽ギヤ部29が遊星ギヤ7
と噛み合い始める。それにより、遊星ギヤ7は、逆方向
に回転し、この遊星ギヤ7と噛み合うロール記録紙搬送
ギヤ20a(図示せず)が逆方向に回転する。それによ
り、ロール記録紙搬送ローラ20も逆方向に回転し、搬
送経路におけるロール記録紙21は、引き戻されてい
く。このとき、遊星ギヤアーム25には、左回転させる
方向に力が作用するが、ロック爪26がシステムギヤ3
2側に位置するため、遊星ギヤアーム25の回動が制限
される。それにより、遊星ギヤ7は、ロール記録紙搬送
ギヤ20aと噛み合い続けることとなる。
【0038】システムギヤ32は、さらに正方向に回転
し続け、それによりロール記録紙が徐々に引き戻されて
いく。そして、図4(4)に示されるように、A4検出
センサ17、ロール記録紙検出センサ19が、順に紙無
しの状態(OFF状態)となっていく。ここで、プラテ
ンローラ11は、A4検出センサ17が紙無しの状態に
なるか、あるいは一定量回転し終わった時点で回転を止
める。やがて、システムギヤ32の回転に従い、このシ
ステムギヤ32に一体化されたロック爪駆動溝24によ
って、ロック爪26が、システムギヤ32から遠ざかる
方向に移動させられる。それにより、遊星ギヤアーム2
5の左回転が可能となる。このとき、システムギヤ32
の太陽ギヤ部29、ロール記録紙搬送ローラ20の径お
よび太陽ギヤ部29からロール記録紙搬送ローラ20ま
での減速比を適切に定めることにより、ロール記録紙の
先端が、ロール記録紙検出センサ19とロール記録紙搬
送ローラ20の中間に来るように調整することができ
る。
【0039】遊星ギヤアーム25が左回転できるように
なると、遊星ギヤアーム25は直ちに左方向に回転し、
図4(5)に示されるように、遊星ギヤ7は第1アイド
ラギヤ5aと噛み合う位置にくる。しかし、システムギ
ヤ32における太陽ギヤ部29が、遊星ギヤ7を通過し
ており、遊星ギヤ7と太陽ギヤ部29とが噛み合わなく
なっている。そのため、システムギヤ32の動力が、遊
星ギヤ7を介して第1アイドラギヤ5aに伝達されなく
なる。そのため、シート記録紙搬送ローラ4はほとんど
回転しない。
【0040】システムギヤ32がさらに回転し、図4
(1)の状態からちょうど1回転すると、図4(6)に
示されるように、ギヤ位置検出センサ31が、ギヤ位置
検出用カム30の凹部を検出する。それにより、ギヤ位
置検出センサ31がON状態となり、この時点でDCモ
ータ23への通電を停止する。それにより、システムギ
ヤ32の回転が停止する。そして、システムギヤ32に
連動しているヘッド解除カム15も回転を停止し、図4
(1)に示された元の状態、すなわち印字ヘッド10へ
の押圧が復元される。
【0041】以上のように、ロール記録紙供給状態か
ら、システムギヤ32を正方向に1回転させることによ
って中立状態に切換えることが可能となる。
【0042】次に、図5および図9を用いて、上記の中
立状態(b)からシート状記録紙供給状態(c)への切
換動作について説明する。図5は、中立状態(b)から
シート記録紙供給状態(c)への切換動作を段階的に示
す構成図である。図9は、前記の切換動作のタイミング
チャートである。
【0043】シート記録紙の給紙動作は、上記の中立状
態(b)からシステムギヤ32を正方向に1回転させる
ことによって行なわれる。まず、上記の中立状態(b)
から、DCモータ23を逆方向に回転させることによっ
て、システムギヤ32を正方向に回転させる。それによ
り、図5(1)に示されるように、システムギヤ32の
回転に連動して、ヘッド解除カム15が回転する。それ
により、印字ヘッド10の押圧が低減される。
【0044】その後、さらにシステムギヤ32が回転
し、太陽ギヤ部29が遊星ギヤ7に噛み合うようにな
る。それにより、システムギヤ32の回転トルクが、遊
星ギヤ7,第1アイドラギヤ5aおよび第2アイドラギ
ヤ5bを介してシート記録紙搬送ローラ4に伝達され
る。それにより、図5(2)に示されるように、シート
記録紙搬送ローラ4が回転を始める。
【0045】シート記録紙搬送ローラ4の回転によっ
て、図5(3)に示されるように、記録紙カセット3内
に収納されたシート記録紙2が搬送され、搬送経路に設
けられているシート記録紙検出センサ6によって、搬送
経路内にシート記録紙2があるか否かが検出される。
【0046】システムギヤ32は、さらに正方向に回転
し、シート記録紙の搬送が行なわれる。それにより、図
5(4)に示されるように、記録紙搬送経路において、
シート記録紙検出センサ6より下流側に設けられている
A4検出センサ17が、ON状態すなわち記録紙有りの
状態になる。このとき、図5(4)に示されるように、
シート状記録紙2は、その先端が印字ヘッド10とプラ
テンローラ11との接触面近傍に突き当たり、少し撓ん
だ状態となる。
【0047】それに伴い、図9に示されるように、DC
モータ23への通電を一時停止させることによって、シ
ステムギヤ32の回転を一時停止させる。その後、図5
(5)に示されるように、プラテンローラ11を逆方向
にたとえば400pps程度の速度で所定時間回転させ
る。それにより、記録紙の先端は所定位置に達し、記録
紙の撓みは解消される。一方、システムギヤ32は、図
5(6)に示されるように、プラテンローラ11の回転
中に、再び逆方向に回転し、シート状記録紙2の搬送が
行なわれる。そして、システムギヤ32の回転に従い、
システムギヤ32と一体となって回転するギヤ位置検出
用カム30の凹部30aを、ギヤ位置検出センサ31が
検出する。それにより、ギヤ位置検出センサ31は、O
FF状態となり、それに伴ってDCモータ23への通電
が停止される。このとき、このシステムギヤ32に連動
しているヘッド解除カム15も1回転し、印字ヘッド1
0への押圧が復元される。
【0048】以上のように、システムギヤ32を正方向
に1回転させることによって、中立状態(b)からシー
ト記録紙供給状態(c)へ移行させることが可能とな
る。
【0049】次に、中立状態(b)からロール記録紙供
給状態(a)への切換動作について、図6および図8を
用いて説明する。図6は、中立状態(b)からロール記
録紙供給状態(a)への切換動作を段階的に示す構成図
である。図8は、前記の切換動作のタイミングチャート
である。
【0050】中立状態(b)からロール記録紙供給状態
(a)への切換動作は、システムギヤ32を逆方向に1
回転させることによって行なわれる。まず、図6(1)
に示されるように、DCモータ23を正方向にたとえば
400ppsの回転速度で回転させることにより、シス
テムギヤ32を逆方向に回転させる。それにより、シス
テムギヤ32に連動するヘッド解除カム15が回転し、
印字ヘッド10の押圧が低減される。そして、システム
ギヤ32に一体化して設けられたロック爪駆動溝部24
によって、ロック爪26がシステムギヤ32から遠ざか
る方向に移動させられる。それにより、ロック爪26に
よって固定されていた遊星ギヤアーム25の回転が自由
になる。
【0051】上記の状態からさらにシステムギヤ32を
逆方向に回転させると、システムギヤ32の太陽ギヤ部
29が、遊星ギヤ7に噛み合うようになる。このとき、
遊星ギヤアーム25はロック爪26によって拘束されて
いないので、太陽ギヤ部29と遊星ギヤ7との歯面間の
力によって、逆方向に回動する。それにより、図6
(2)に示されるように、遊星ギヤ7は、ロール記録紙
搬送ギヤ(図示せず)と噛み合うようになる。それによ
り、システムギヤ32の回転トルクが、遊星ギヤ7およ
びロール記録搬送ギヤを介してロール記録紙搬送ローラ
20に伝達される。それにより、ロール記録紙21がプ
ラテンローラ11側へ送り出されることになる。
【0052】システムギヤ32がさらに回転することに
よって、図6(3)に示されるように、ロール記録紙2
1の先端が、ロール記録紙検出センサ19を通過する
(ロール記録紙検出センサがON状態となる)。その
後、さらに、システムギヤ32は回転し、図6(4)に
示されるように、ロール記録紙21の先端がA4検出セ
ンサ17に達する。それにより、A4検出センサ17
は、ON状態すなわち紙有りの状態となる。そして、シ
ステムギヤ32がさらに一定量回転した後、プラテンロ
ーラ11を逆方向に回転させ始める。
【0053】上記の状態からさらにシステムギヤ32が
回転すると、図6(5)に示されるように、システムギ
ヤ32における太陽ギヤ部29と遊星ギヤ7とが噛み合
わなくなる。すなわち、ロール記録紙搬送ローラ20に
よってロール記録紙は搬送されなくなる。しかし、ロー
ル記録紙の先端が既にプラテンローラ11にまで達する
ように搬送されているため、ロール記録紙21は、この
プラテンローラ11によって搬送される。そして、この
プラテンローラ11は、図8に示されるように、一定量
回転した後停止する。
【0054】システムギヤ32は、さらに逆方向に回転
し、図6(6)に示されるように、システムギヤ32と
一体となって回転するギヤ位置検出用カム30における
凹部30aを、ギヤ位置検出センサ31が検出するよう
になる。すなわち、システムギヤ32の初期位置が検出
されることになる。それに伴い、DCモータ23への通
電が停止され、システムギヤ32の回転が停止する。こ
のとき、システムギヤ32と連動するヘッド解除カム1
5も1回転し、印字ヘッド10の押圧が復元されてい
る。
【0055】以上のような動作を経て、ロール記録紙あ
るいはシート記録紙の供給が選択的に行なわれることに
なる。なお、上記の第1の実施例においては、切換機構
の一例について説明したが、上記の構造とは違った構造
を有する切換機構を有するものであってもよい。すなわ
ち、2種類の記録紙を供給する際に、共通の動力源から
動力を伝達し、その伝達された動力を用いてそれぞれの
記録紙を供給する歯車機構を有するものであればよい。
それにより、ファクシミリ装置の製造コスト低減あるい
は装置の小型化が可能となる。また、受信情報量の判別
手段を備えた場合には、その受信情報量に応じて適宜記
録紙を選択することも可能となる。
【0056】次に、図10および図11を用いて、この
発明に基づく第2の実施例について説明する。図10
は、この発明に基づく第2の実施例におけるファクシミ
リ装置を示す概略構成図である。図11は、この発明に
基づく第2の実施例におけるファクシミリ装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0057】まず図10を参照して、本実施例における
ファクシミリ装置は、上記の切換機構を備えることに加
えて、カートリッジセンサ40を備えている。このカー
トリッジセンサ40は、図10に示される態様において
は、シート状記録紙2が、記録紙カセット3内に残って
いるか否かを検知するためのものである。このカートリ
ッジセンサ40によって、シート状記録紙2が記録紙カ
セット3内になくなったことを検知し、切換機構を作動
させることによって自動的にロール状記録紙21を記録
部34へ供給することが可能となる。それにより、受信
情報の記録中にシート状記録紙2がなくなった場合で
も、自動的にロール状記録紙21が記録部34に送り込
まれることになる。その結果、受信情報を記録する際
に、記録紙がなくなることによる記録動作の中断等の問
題を回避することが可能となる。
【0058】上記のカートリッジセンサ40には、図1
0に示される本実施例においては、アクチュエータレバ
ーを有する接触型のセンサが用いられている。しかし、
発光体を備えた反射型のセンサあるいは記録紙カセット
3底部に発光体が設けられた透過型のセンサなどの他の
センサであってもよい。
【0059】次に、上記の実施例の特徴的な動作につい
て図11を用いてより詳しく説明する。図11を参照し
て、カートリッジセンサ40は、中央処理部50に接続
されている。中央処理部50は、切換機構部51内に設
置されているDCモータ23に接続されている。そし
て、カートリッジセンサ40が、記録紙カセット3内に
シート状記録紙2がなくなったことを検知すると、この
情報が中央処理部50に送られることになる。そして、
この中央処理部50がDCモータ23の動作を制御し、
切換機構部51を作動させることになる。
【0060】すなわち、上記の第1の実施例と同様の切
換動作を行なうことによって、この場合であれば、シー
ト状記録紙2の供給状態からロール状記録紙21の供給
状態へと切換機構部51を作動させる。それにより、シ
ート状記録紙2がなくなった場合でも、引き続いてロー
ル状記録紙21に記録を行なうことが可能となる。すな
わち、一方の記録紙(シート状記録紙)がなくなった場
合でも、記録動作を中断させることなく他方の記録紙
(ロール状記録紙)に記録を行なうことが可能となる。
その結果、記録紙がなくなることによる記録動作の中断
等の受信不良を回避することが可能となる。
【0061】なお、上記の第2の実施例においては、シ
ート状記録紙2がなくなった場合にロール状記録紙21
を供給し得る場合について説明した。しかし、これに限
らず、ロール状記録紙21がなくなったことを検知し
て、それに応じてシート状記録紙2を供給する場合に
も、本実施例は適用できる。
【0062】また、上記の各実施例において用いられた
印字ヘッド10は、サーマルヘッドであってもよい。さ
らに、記録方式としては、レーザ記録方式あるいはイン
クジェット記録方式を用いてもよい。
【0063】
【発明の効果】この発明によれば、必要に応じて、第1
の記録紙と第2の記録紙とを選択的に供給することが可
能となる。それにより、たとえば受信情報量が少ない場
合などに、受信情報の記録紙としてシート状記録紙を選
択して用いることが可能となる。すなわち、より適切な
記録紙を選択して、情報を記録することが可能となる。
また、第1と第2の給紙手段を作動させるための動力源
として共通のものを用いることができるので、製造コス
ト低減が可能となるとともに記録装置の小型化も可能と
なる。また、ロック部材とロック部材駆動手段とが設け
られているので、アームを所定位置に固定した状態で動
力を伝達できるばかりでなく、太陽歯車を所定方向に回
転させるだけでその固定状態を自動的に解除してアーム
を回動させることが可能となる。
【0064】
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく第1の実施例におけるファク
シミリ装置の概略構成を示す構成図である。
【図2】この発明に基づく第1の実施例におけるファク
シミリ装置の切換機構を示す構成図である。
【図3】この発明に基づくファクシミリ装置のロール記
録紙供給状態(a)、中立状態(b)およびシート記録
紙供給状態(c)を示す説明図である。
【図4】ロール記録紙供給状態から中立状態への切換動
作を段階的に示す説明図である。
【図5】中立状態からシート記録紙供給状態への切換動
作を段階的に示す説明図である。
【図6】中立状態からロール記録紙供給状態への切換動
作を段階的に示す説明図である。
【図7】図4に示される切換動作におけるタイミングチ
ャートである。
【図8】図6に示される切換動作におけるタイミングチ
ャートである。
【図9】図5に示される切換動作におけるタイミングチ
ャートである。
【図10】この発明に基づく第2の実施例におけるファ
クシミリ装置の概略構成を示す構成図である。
【図11】この発明に基づく第2の実施例におけるファ
クシミリ装置の特徴部分を概略的に示すブロック図であ
る。
【図12】ロール状記録紙のみを使用する従来のファク
シミリ装置の一例を示す概略構成図である。
【図13】シート状記録紙のみを使用する従来のファク
シミリ装置の一例を示す概略構成図である。
【図14】ロール状記録紙およびシート状記録紙を使用
する従来のファクシミリ装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1,101,107,114 ファクシミリ装置 2,111,117 シート状記録紙 3,110,117a 記録紙カセット 4,118 シート記録紙搬送ローラ 5a 第1アイドラギヤ 5b 第2アイドラギヤ 6 シート記録紙検出センサ 7 遊星ギヤ 8 記録紙溜まり部 9 タイミングベルト 10 印字ヘッド 11,105,112 プラテンローラ 12 読取ユニット 15 ヘッド解除カム 16 ヘッド解除プーリ 23 DCモータ 24 ロック爪駆動溝部 25 遊星ギヤアーム 26 ロック爪 28 ヘッド解除系駆動プーリ 29 太陽ギヤ部 30 ギヤ位置検出用カム 31 ギヤ位置検出センサ 32 システムギヤ 34,116 記録部 40 カートリッジセンサ 50 中央処理部 51 切換機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 学 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に画像を記録するための記録部
    と、 前記記録部に第1の記録紙を供給するための第1の給紙
    手段と、 前記記録部に第2の記録紙を供給するための第2の給紙
    手段と、 前記第1および第2の給紙手段を作動させるための共通
    の動力源と、 前記動力源からの動力を伝達するための太陽歯車と、 前記太陽歯車に伝達された動力を、前記第1と第2の給
    紙手段に選択的に伝達するための遊星歯車と、 前記太陽歯車と前記遊星歯車とを連結するとともに前記
    太陽歯車の回転に従って回動するアームと、 前記アームと係合する突起部を有し、該突起部と前記ア
    ームとが係合することにより前記遊星歯車を前記第1の
    給紙手段に動力が伝達される第1の位置あるいは前記第
    2の給紙手段に動力が伝達される第2の位置に固定する
    ためのロック部材と、 前記太陽歯車の回転により前記ロック部材を前記太陽歯
    車の径方向に往復移動させて前記アームと前記ロック部
    材との係合状態を保持/解除するためのロック部材駆動
    手段と、 を備えた記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録装置は、前記太陽歯車を含むシ
    ステム歯車と、該システム歯車の回転初期の位置を検出
    するセンサを備え、 前記太陽歯車は、一部に歯のない部分を有する、請求項
    1に記載の記録装置。
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