JP2649379B2 - 二輪車オートスタンド装置 - Google Patents
二輪車オートスタンド装置Info
- Publication number
- JP2649379B2 JP2649379B2 JP63108935A JP10893588A JP2649379B2 JP 2649379 B2 JP2649379 B2 JP 2649379B2 JP 63108935 A JP63108935 A JP 63108935A JP 10893588 A JP10893588 A JP 10893588A JP 2649379 B2 JP2649379 B2 JP 2649379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear
- stand
- motor
- vehicle body
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H1/00—Supports or stands forming part of or attached to cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H1/00—Supports or stands forming part of or attached to cycles
- B62H1/02—Articulated stands, e.g. in the shape of hinged arms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は二輪車においてモータの駆動によりメインス
タンドを起立させ車体を保持するオートスタンド装置に
関するものである。
タンドを起立させ車体を保持するオートスタンド装置に
関するものである。
従来技術 モータの駆動によりメインスタンドを起立させる装置
としては、実開昭53−4564号公報記載の例がある。
としては、実開昭53−4564号公報記載の例がある。
同例は第1図に図示するように、車体下部に配設され
るフレーム01にブラケット02を介してメインスタンド03
が枢支されるとともに、その枢支部近傍にモータ04が固
定されている。
るフレーム01にブラケット02を介してメインスタンド03
が枢支されるとともに、その枢支部近傍にモータ04が固
定されている。
メインスタンド03にはウォーム歯車06が枢支軸を中心
軸として固着され、モータ04の駆動軸に嵌着されたウォ
ーム05が該ウォーム歯車06と噛合している。
軸として固着され、モータ04の駆動軸に嵌着されたウォ
ーム05が該ウォーム歯車06と噛合している。
したがってモータ04の正転駆動によりウォーム05、ウ
ォーム歯車06を介してメインスタンド03を実線で示す倒
伏状態から2点鎖線で示す倒立状態に回動することがで
き、逆にモータ04の逆転駆動で起立状態から倒伏状態に
することができる。
ォーム歯車06を介してメインスタンド03を実線で示す倒
伏状態から2点鎖線で示す倒立状態に回動することがで
き、逆にモータ04の逆転駆動で起立状態から倒伏状態に
することができる。
解決しようとする課題 メインスタンド03を起立させる過程におけるモータ04
に加わる負荷の状態をみると、初めのうちはメインスタ
ンド03は殆ど抵抗なく揺動し、負荷はそれ程加わらない
がメインスタンド03の先端が地面に接地すると急激に負
荷を増し、車体の持上げ開始時点で最大負荷を受け、そ
の後メインスタンド03が鉛直の近づくにつれ負荷は減少
していく。
に加わる負荷の状態をみると、初めのうちはメインスタ
ンド03は殆ど抵抗なく揺動し、負荷はそれ程加わらない
がメインスタンド03の先端が地面に接地すると急激に負
荷を増し、車体の持上げ開始時点で最大負荷を受け、そ
の後メインスタンド03が鉛直の近づくにつれ負荷は減少
していく。
この負荷の変化をモータ04に流れる負荷電流の変化で
表わすと、第2図のようになる。
表わすと、第2図のようになる。
先ず起動を開始した初期のI段階で電流が突出してい
るが、これはモータ特有の始動電流が流れるからであ
る。
るが、これはモータ特有の始動電流が流れるからであ
る。
その後負荷電流は低い値に落ち着いて(II段階)、メ
インスタンド03の揺動を続ける。
インスタンド03の揺動を続ける。
そしてメインスタンド03の先端が地面に接地すると、
負荷の急激な変化で負荷電流を極端に増加し(III段
階)、始動電流を大きく越えるピーク値を示し、メイン
スタンド03の起立は車体を持上げ始める。
負荷の急激な変化で負荷電流を極端に増加し(III段
階)、始動電流を大きく越えるピーク値を示し、メイン
スタンド03の起立は車体を持上げ始める。
その後車体は徐々に持上げられ負荷電流も適度に高い
値を保ち(IV段階)、メインスタンド03が鉛直になった
時点からは負荷電流は急激に減小する(V段階)。
値を保ち(IV段階)、メインスタンド03が鉛直になった
時点からは負荷電流は急激に減小する(V段階)。
以上のように負荷電流は変化し、III段階におけるピ
ーク電流は極めて大きくなる。
ーク電流は極めて大きくなる。
よってモータの耐久性を損ねるおそれがあるので、モ
ータを大型化する等の対策が必要となる。
ータを大型化する等の対策が必要となる。
また電源に衝撃を与え同一電源より供給をうける他の
負荷に悪影響を与えるおそれがあり、電源も大型化する
等の対策を講じていた。
負荷に悪影響を与えるおそれがあり、電源も大型化する
等の対策を講じていた。
課題を解決するための手段および作用 本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、メインスタンドの接地時点での突出電流を低
く抑えることができる二輪車用オートスタンド装置を供
する点にある。
する処は、メインスタンドの接地時点での突出電流を低
く抑えることができる二輪車用オートスタンド装置を供
する点にある。
すなわち本発明は、車体下部に回動自在に軸支された
起倒軸と、前記起倒軸に基端部を固着されて起状自在と
されたスタンド脚部材と、モータの駆動軸を入力軸とし
前記起倒軸を出力軸として該入出力軸間に介装された動
力減速用のギヤ列と、前記モータを入力側に嵌装して前
記ギヤ列を収容するとともに出力側に前記起倒軸を貫通
させ車体に対して回動自在に支持されるギヤボックスと
を備え、前記ギヤボックスの一部が車体固定部と緩衝部
材を介して結合された二輪車用オートスタンド装置であ
る。
起倒軸と、前記起倒軸に基端部を固着されて起状自在と
されたスタンド脚部材と、モータの駆動軸を入力軸とし
前記起倒軸を出力軸として該入出力軸間に介装された動
力減速用のギヤ列と、前記モータを入力側に嵌装して前
記ギヤ列を収容するとともに出力側に前記起倒軸を貫通
させ車体に対して回動自在に支持されるギヤボックスと
を備え、前記ギヤボックスの一部が車体固定部と緩衝部
材を介して結合された二輪車用オートスタンド装置であ
る。
ギヤボックスは車体に回動自在に枢支されているがそ
の一部は車体固定部と緩衝部材を介して結合されている
ので回動は阻止されたおり、したがってギヤボックスに
支持されたモータおよびギア列が駆動されるとスタンド
脚部材を回動させることができる。
の一部は車体固定部と緩衝部材を介して結合されている
ので回動は阻止されたおり、したがってギヤボックスに
支持されたモータおよびギア列が駆動されるとスタンド
脚部材を回動させることができる。
モータおよびギヤ列の駆動により倒伏状態にあったス
タンド脚部材の先端が地面に接地するとスタンド脚部材
の回動が阻止され、その反作用で枢支されたギヤボック
スが回動しようとして車体固定部との結合部分すなわち
緩衝部材に急激に力が加わる。
タンド脚部材の先端が地面に接地するとスタンド脚部材
の回動が阻止され、その反作用で枢支されたギヤボック
スが回動しようとして車体固定部との結合部分すなわち
緩衝部材に急激に力が加わる。
緩衝部材はこの急激に加わる力を吸収することがで
き、モータおよびギヤ列への瞬時的に加わる負荷を緩和
することができる。
き、モータおよびギヤ列への瞬時的に加わる負荷を緩和
することができる。
したがってモータに急激に流れる負荷電流の突出のピ
ーク値を低く抑えることができ、モータの耐久性を増
し、さらには他の電源を同一にする機器への影響を回避
することができる。
ーク値を低く抑えることができ、モータの耐久性を増
し、さらには他の電源を同一にする機器への影響を回避
することができる。
ギヤ列を収容するギヤボックスがモータを入力側に嵌
装し出力側に起倒軸を貫通させているので、このように
予め組付けられたギヤボックスを車体下部に取付ければ
よく、何ら調整をする必要がなく組付けが容易に行え
る。
装し出力側に起倒軸を貫通させているので、このように
予め組付けられたギヤボックスを車体下部に取付ければ
よく、何ら調整をする必要がなく組付けが容易に行え
る。
実 施 例 以下第3図ないし第8図に図示した本発明に係る一実
施例について説明する。
施例について説明する。
第3図は本実施例のオートスタンド装置が適用された
自動二輪車の全体側面図である。
自動二輪車の全体側面図である。
1は前輪,2は後輪,3はハンドル、4は座席シートであ
り、メインスタンド5は前輪1の近傍の車体フレーム下
端に設けられている。
り、メインスタンド5は前輪1の近傍の車体フレーム下
端に設けられている。
車体の中央で若干前寄りに左右にシリンダーが突出し
た水平対向エンジン6が搭載されていて、同エンジン6
の前方で斜め下方に前記メインスタンド5が車体フレー
ムに取付けられている。
た水平対向エンジン6が搭載されていて、同エンジン6
の前方で斜め下方に前記メインスタンド5が車体フレー
ムに取付けられている。
なお座席シート4の下方には足乗せ用のステップ7が
設けられ、同ステップ7に近接してサイドスタンド8が
設けられている。
設けられ、同ステップ7に近接してサイドスタンド8が
設けられている。
メインスタンド5は基端部を車体フレームに枢支され
てハンドル3に設けられたスタンドスイッチ9の操作に
より揺動可能であり、第3図は該メインスタンド5が起
立された状態にあって車体前部を持上げ後輪2とともに
車体を保持している状態を示す図である。
てハンドル3に設けられたスタンドスイッチ9の操作に
より揺動可能であり、第3図は該メインスタンド5が起
立された状態にあって車体前部を持上げ後輪2とともに
車体を保持している状態を示す図である。
前輪1は吊下げれた状態であって下端部が地面に触れ
ている。
ている。
走行時にはメインスタンド5は後方へ回動されて倒伏
し収納される。
し収納される。
該メインスタンド5の斜視図を第4図に図示する。
ヘッドパイプより下方へ延設される一対のダウンチュ
ーブ10の屈曲部にそれぞれブラケット11が突設されてお
り、両ブラケット11間に起倒軸12が左右水平方向へ指向
して回動自在に架設されている。
ーブ10の屈曲部にそれぞれブラケット11が突設されてお
り、両ブラケット11間に起倒軸12が左右水平方向へ指向
して回動自在に架設されている。
同起倒軸12のブラケット11の内側近傍に一対のスタン
ド脚部材13が基端部を溶着されて一体に設けられてお
り、同起倒軸12の回動によりスタンド脚部材13が揺動可
能である。
ド脚部材13が基端部を溶着されて一体に設けられてお
り、同起倒軸12の回動によりスタンド脚部材13が揺動可
能である。
スタンド脚部材13の先端にはトレッドプレート14が固
着されている。
着されている。
起倒軸12はその中央部においてギヤボックス15を貫通
支持しており、同ギヤボックス15の後方位置にはモータ
16が固定されており、その下方に向けて設けられた駆動
軸をギヤボックス15内に嵌挿している。
支持しており、同ギヤボックス15の後方位置にはモータ
16が固定されており、その下方に向けて設けられた駆動
軸をギヤボックス15内に嵌挿している。
起倒軸12の上方においてダウンチュウブ10の屈曲部間
に水平フレーム17が架設されており、同水平フレーム17
の中央において左右一対のブラケット18が前方に向けて
突設され、両水平フレーム17間に水平に支軸19が架設さ
れている(第6図参照)。
に水平フレーム17が架設されており、同水平フレーム17
の中央において左右一対のブラケット18が前方に向けて
突設され、両水平フレーム17間に水平に支軸19が架設さ
れている(第6図参照)。
そして前記ギヤボックス15の上面に突設された突起20
の円孔を前記支軸19が貫通しており、支軸19と突起20の
円孔内周面との間には円環状のフローティングラバー21
が嵌装されている(第5図参照)。
の円孔を前記支軸19が貫通しており、支軸19と突起20の
円孔内周面との間には円環状のフローティングラバー21
が嵌装されている(第5図参照)。
したがってギヤボックス15は起倒軸12および支軸19に
よって支持されていることになり、ギヤボックス15の突
起20と車体フレームと一体の支軸19との結合部にはフロ
ーティングラバー21が介在し、起倒軸12より後方にある
重心により起倒軸12を中心に回動しようとするギヤボッ
クス15を結合部のフローティングラバー21を介して支軸
19が阻止している。
よって支持されていることになり、ギヤボックス15の突
起20と車体フレームと一体の支軸19との結合部にはフロ
ーティングラバー21が介在し、起倒軸12より後方にある
重心により起倒軸12を中心に回動しようとするギヤボッ
クス15を結合部のフローティングラバー21を介して支軸
19が阻止している。
ギヤボックス15内の構造を第5図ないし第7図に基づ
き説明する。
き説明する。
第5図はギヤボックス15の側側面図,第6図はその一
部欠截正面図,第7図はその下面より見た断面図であ
る。
部欠截正面図,第7図はその下面より見た断面図であ
る。
モータ16のギヤボックス15内に嵌挿された駆動軸には
ウォーム30が嵌着されており、同ウォーム30に左右水平
方向に指向した回転軸32に嵌着されたウォームギア31が
噛合している。
ウォーム30が嵌着されており、同ウォーム30に左右水平
方向に指向した回転軸32に嵌着されたウォームギア31が
噛合している。
ウォームギア31の左右両側に設けられた軸受33に支持
されウォームギア31と一体に回動する回転軸32にはさら
に小径のギア34が一体に嵌着されている。
されウォームギア31と一体に回動する回転軸32にはさら
に小径のギア34が一体に嵌着されている。
前記回転軸32と平行に前方の斜上方位置に回転軸36が
軸受37によって回動自在に支持されており、同回転軸36
に大径のギア35と小径のギア38とが嵌着されていて、大
径のギア35は前記小径のギア34と噛合している。
軸受37によって回動自在に支持されており、同回転軸36
に大径のギア35と小径のギア38とが嵌着されていて、大
径のギア35は前記小径のギア34と噛合している。
一方の小径のギア38はギヤボックス15を貫通する前記
起倒軸12に嵌着された大径のギア39と噛合している。
起倒軸12に嵌着された大径のギア39と噛合している。
起倒軸12は軸受40に支持されて、ギヤボックス15に対
し回動自在に支承されている。
し回動自在に支承されている。
したがってモータ16の駆動によりウォーム30が回転す
ると、これと噛合するウォームギア31と一体の回転軸32
を介して小径のギア34が回転し、同ギア34の回転はこれ
と噛合する大径のギア35を回転し、ギア35と一体の回転
軸36を介して小径のギア38が回転し、同ギア38の回転は
これと噛合する大径のギア39を起倒軸12と一体に回動す
る。
ると、これと噛合するウォームギア31と一体の回転軸32
を介して小径のギア34が回転し、同ギア34の回転はこれ
と噛合する大径のギア35を回転し、ギア35と一体の回転
軸36を介して小径のギア38が回転し、同ギア38の回転は
これと噛合する大径のギア39を起倒軸12と一体に回動す
る。
このようにウォーム30からウォームギア31、小径のギ
アから大径のギアへと駆動が順次伝達されて起倒軸12を
回動させるので、各段階で回転速度は減速されていく。
アから大径のギアへと駆動が順次伝達されて起倒軸12を
回動させるので、各段階で回転速度は減速されていく。
減速されていくので逆に力は倍化されていき、起倒軸
12の回転には大きなトルクが加わることになる。
12の回転には大きなトルクが加わることになる。
モータ16の正転駆動により起倒軸12と一体のスタンド
脚部材13は第5図において時計回りに回動されて起立動
作をなし、モータ16の逆転駆動によりスタンド脚部材13
は反時計回りに回動されて倒伏動作をなす。
脚部材13は第5図において時計回りに回動されて起立動
作をなし、モータ16の逆転駆動によりスタンド脚部材13
は反時計回りに回動されて倒伏動作をなす。
本実施例に係るメインスタンド5は以上のような構造
をしており、かかる構造においてスタンド脚部材13の起
立動作時におけるモータ16に加わる負荷の状態を以下考
察してみる。
をしており、かかる構造においてスタンド脚部材13の起
立動作時におけるモータ16に加わる負荷の状態を以下考
察してみる。
いまスタンド脚部材13は略水平に倒伏状態にあると
し、かかる状態からモータ16を正転駆動する。
し、かかる状態からモータ16を正転駆動する。
始めのうちスタンド脚部材13にはその回動を阻止する
力は加わらないので軽負荷でモータ16は駆動される。
力は加わらないので軽負荷でモータ16は駆動される。
そしてスタンド脚部材13の先端のトレッドプレート14
が地面に接地すると、スタンド脚部材13の起倒軸12を中
心とする回動を阻止する力が急激に加わる。
が地面に接地すると、スタンド脚部材13の起倒軸12を中
心とする回動を阻止する力が急激に加わる。
第8図は同トレッドプレート14が接地した時点の状態
を示す図である。
を示す図である。
スタンド脚部材13の起倒軸12を中心とする矢印方向の
回動が阻止された反作用でギヤボックス15には起倒軸12
を中心に矢印で示す反時計回り方向に回動する衝撃力が
加わる。
回動が阻止された反作用でギヤボックス15には起倒軸12
を中心に矢印で示す反時計回り方向に回動する衝撃力が
加わる。
このギヤボックス15に加わる衝撃力を支軸19がフロー
ティングラバー21を介して受け止めるので、フローティ
ングラバー21の支軸19に関し対称位置にある部分が一方
は圧縮され他方は引張られて変形し、衝撃力は吸収され
る。
ティングラバー21を介して受け止めるので、フローティ
ングラバー21の支軸19に関し対称位置にある部分が一方
は圧縮され他方は引張られて変形し、衝撃力は吸収され
る。
したがってモータ16の駆動軸には衝撃力が吸収された
後の負荷が各ギアを介して加わるので急激な負荷の増加
に伴う突発的な負荷電流のピーク値を低く抑えることが
できる。
後の負荷が各ギアを介して加わるので急激な負荷の増加
に伴う突発的な負荷電流のピーク値を低く抑えることが
できる。
すなわち前記従来例の第2図図示の電流変化において
III段階の突発電流のピーク値を低く抑えることができ
る。
III段階の突発電流のピーク値を低く抑えることができ
る。
モータ16の負荷電流のピーク値が低いのでモータ自体
の耐久性を増すことができる。
の耐久性を増すことができる。
また、モータの電源への衝撃は少なく電源を同じくす
る他の機器への悪影響も回避できる。
る他の機器への悪影響も回避できる。
本実施例ではギヤボックス15の突起20と車体と一体の
支軸19との結合部に円環状のフローティングラバー21を
介在させたが、同結合部には車体に対しギヤボックスの
若干の揺動(起倒軸を中心とする揺動)を許容してその
許容空間にスプリングを介在させるようにしてもよい。
支軸19との結合部に円環状のフローティングラバー21を
介在させたが、同結合部には車体に対しギヤボックスの
若干の揺動(起倒軸を中心とする揺動)を許容してその
許容空間にスプリングを介在させるようにしてもよい。
発明の効果 本発明はメインスタンドを起立する際におけるスタン
ド先端部が接地したときの衝撃力を緩衝部材によって吸
収することができるので、モータに流れる突発的な負荷
電流のピーク値を低く抑えることができる。
ド先端部が接地したときの衝撃力を緩衝部材によって吸
収することができるので、モータに流れる突発的な負荷
電流のピーク値を低く抑えることができる。
したがってモータの耐久性を増すことができるととも
に、他の電源を同一とする機器への悪影響を回避するこ
とができるとともにモータ及び電源を小型化することが
できる。
に、他の電源を同一とする機器への悪影響を回避するこ
とができるとともにモータ及び電源を小型化することが
できる。
第1図は従来のオートスタンド装置の例を示す側断面
図,第2図は同例におけるモータに流れる負荷電流の時
間的変化を示す図,第3図は本発明に係る一実施例のオ
ートスタンド装置を適用した自動二輪車の全体側面図,
第4図は同オートスタンド装置の斜視図,第5図は同オ
ートスタンド装置の側断面図,第6図は同オートスタン
ド装置の一部欠截正面図,第7図は下面より見た同オー
トスタンド装置の断面図,第8図はスタンド先端が接地
した状態を示すスタンド装置の側面図である。 1……前輪、2……後輪、3……ハンドル、4……座席
シート、5……メインスタンド、6……エンジン、7…
…ステップ、8……サイドスタンド、9……スタンドス
イッチ、 10……ダウンチューブ、11……ブラケット、12……起倒
軸、13……スタンド脚部材、14……トレッドプレート、
15……ギヤボックス、16……モータ、17……水平フレー
ム、18……ブラケット、19……支軸、20……突起、21…
…フローティングラバー、 30……ウォーム、31……ウォームギア、32……回転軸、
33……軸受、34,35……ギア、36……回転軸、37……軸
受、38,39……ギア、40……軸受。
図,第2図は同例におけるモータに流れる負荷電流の時
間的変化を示す図,第3図は本発明に係る一実施例のオ
ートスタンド装置を適用した自動二輪車の全体側面図,
第4図は同オートスタンド装置の斜視図,第5図は同オ
ートスタンド装置の側断面図,第6図は同オートスタン
ド装置の一部欠截正面図,第7図は下面より見た同オー
トスタンド装置の断面図,第8図はスタンド先端が接地
した状態を示すスタンド装置の側面図である。 1……前輪、2……後輪、3……ハンドル、4……座席
シート、5……メインスタンド、6……エンジン、7…
…ステップ、8……サイドスタンド、9……スタンドス
イッチ、 10……ダウンチューブ、11……ブラケット、12……起倒
軸、13……スタンド脚部材、14……トレッドプレート、
15……ギヤボックス、16……モータ、17……水平フレー
ム、18……ブラケット、19……支軸、20……突起、21…
…フローティングラバー、 30……ウォーム、31……ウォームギア、32……回転軸、
33……軸受、34,35……ギア、36……回転軸、37……軸
受、38,39……ギア、40……軸受。
Claims (1)
- 【請求項1】車体下部に回動自在に軸支された起倒軸
と、 前記起倒軸に基端部を固着されて起伏自在とされたスタ
ンド脚部材と、 モータの駆動軸を入力軸とし前記起倒軸を出力軸として
該入出力軸間に介装された動力減速用のギア列と、 前記モータを入力側に嵌装して前記ギア列を収容すると
ともに出力側に前記起倒軸を貫通させ車体に対して回動
自在に支持されるギアボックスとを備え、 前記ギアボックスの一部が車体固定部と緩衝部材を介し
て結合されたことを特徴とする二輪車用オートスタンド
装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108935A JP2649379B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 二輪車オートスタンド装置 |
US07/345,691 US4976452A (en) | 1988-05-06 | 1989-05-01 | Stand device for two wheeled vehicles |
EP89108052A EP0340767B1 (en) | 1988-05-06 | 1989-05-03 | A stand device for two wheeled vehicles |
DE89108052T DE68910173T2 (de) | 1988-05-06 | 1989-05-03 | Ständervorrichtung für Zweiradfahrzeuge. |
ES89108052T ES2047055T3 (es) | 1988-05-06 | 1989-05-03 | Un dispositivo de sustentacion para un vehiculo de dos ruedas. |
BR898902123A BR8902123A (pt) | 1988-05-06 | 1989-05-05 | Dispositivo de descanso para veiculos com duas rodas e veiculo com duas rodas |
KR1019890006055A KR950012271B1 (ko) | 1988-05-06 | 1989-05-06 | 2륜 차량용 스탠드 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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