JP2508187Y2 - 自動二輪車のメインスタンド装置 - Google Patents
自動二輪車のメインスタンド装置Info
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- JP2508187Y2 JP2508187Y2 JP1989093025U JP9302589U JP2508187Y2 JP 2508187 Y2 JP2508187 Y2 JP 2508187Y2 JP 1989093025 U JP1989093025 U JP 1989093025U JP 9302589 U JP9302589 U JP 9302589U JP 2508187 Y2 JP2508187 Y2 JP 2508187Y2
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- motorcycle
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車のメインスタンド装置に関する。
(従来の技術) 近年、雨風を避けるために、乗員の前方のスクリーン
の大型化または車体にルーフ等のカバーを設けてキャビ
ンを構成した自動二輪車が知られている(例えば、実開
昭63-69091号参照)。
の大型化または車体にルーフ等のカバーを設けてキャビ
ンを構成した自動二輪車が知られている(例えば、実開
昭63-69091号参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の自動二輪車によれば、
駐停車する場合に降車してからメインスタンドを掛ける
とスクリーンやルーフが邪魔になってメインスタンド操
作がうまく行ないにくい。またシートをまたいで両足を
接地し、腰をシートから浮かしてメインスタンドの起立
又は解除をすると車体が前後に動くためルーフ及びスク
リーンが乗員に接近し、従ってスクリーン又はルーフ等
の設置にはクリアランスを大きくとる必要があった。
駐停車する場合に降車してからメインスタンドを掛ける
とスクリーンやルーフが邪魔になってメインスタンド操
作がうまく行ないにくい。またシートをまたいで両足を
接地し、腰をシートから浮かしてメインスタンドの起立
又は解除をすると車体が前後に動くためルーフ及びスク
リーンが乗員に接近し、従ってスクリーン又はルーフ等
の設置にはクリアランスを大きくとる必要があった。
また、ルーフ、スクリーン等を設けた場合は重心が車
体の上方に位置することになり、停車時のメインスタン
ドの支持力を向上することが望まれていた。
体の上方に位置することになり、停車時のメインスタン
ドの支持力を向上することが望まれていた。
そこで本考案の目的は、メインスタンド掛けに対して
車体の動きを少なくかつ車体の保持機能を大巾にし得る
自動二輪車のメインスタンド装置を提供するにある。
車体の動きを少なくかつ車体の保持機能を大巾にし得る
自動二輪車のメインスタンド装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、車体の左右下部に配
設されたスタンド用脚体を枢軸を中心に車体に対し起立
位置と格納位置とに回動自在に配設してなる自動二輪車
のメインスタンド装置において、前記左右のスタンド用
脚体の枢軸部の軸線を車体中央側が外側より低位置とな
るように傾斜させ、左右の脚体の前記軸線を枢軸部より
下方で交差させたことを特徴とする。
設されたスタンド用脚体を枢軸を中心に車体に対し起立
位置と格納位置とに回動自在に配設してなる自動二輪車
のメインスタンド装置において、前記左右のスタンド用
脚体の枢軸部の軸線を車体中央側が外側より低位置とな
るように傾斜させ、左右の脚体の前記軸線を枢軸部より
下方で交差させたことを特徴とする。
(作用) 上記した手段によれば、左右一対の脚部材の基端側を
車幅方向両側で夫々枢軸部を介して車体に取り付け、こ
の枢軸部の軸線を枢軸部下方で交叉させたため、接地位
置を車体巾方向へ幅広にすることが出来る。
車幅方向両側で夫々枢軸部を介して車体に取り付け、こ
の枢軸部の軸線を枢軸部下方で交叉させたため、接地位
置を車体巾方向へ幅広にすることが出来る。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案に係わる自動二輪車の側面図、第2図
は同背面図である。
は同背面図である。
自動二輪車1は、ヘッドライド21等を備えるフロント
カウル部22及びストップランプ24等を備えるリヤカウル
部23を一体的に構成するボディカバー2と、前輪4を支
持するフロントサスペンション26と、このフロントサス
ペンション26に連結されるステアリングハンドル27と、
フロントカウル部22から乗員Mの頭部Hに達する高さを
有する透明板状の大型スクリーン3とを備え、そしてこ
の大型スクリーンにより、雨、風等から乗員Mを保護す
ることが出来る。尚、図中鎖線で示す如く大型スクリー
ン3の上端に連結して乗員Mの頭部H上方から背後のリ
ヤカウル部23に渡るルーフ30を設けることにより駐停車
時の雨よけとすることが出来る。
カウル部22及びストップランプ24等を備えるリヤカウル
部23を一体的に構成するボディカバー2と、前輪4を支
持するフロントサスペンション26と、このフロントサス
ペンション26に連結されるステアリングハンドル27と、
フロントカウル部22から乗員Mの頭部Hに達する高さを
有する透明板状の大型スクリーン3とを備え、そしてこ
の大型スクリーンにより、雨、風等から乗員Mを保護す
ることが出来る。尚、図中鎖線で示す如く大型スクリー
ン3の上端に連結して乗員Mの頭部H上方から背後のリ
ヤカウル部23に渡るルーフ30を設けることにより駐停車
時の雨よけとすることが出来る。
前記リヤカウル部23の前方には乗員着座用のシート28
が配設され、このシート28の前方には走行時の足載せフ
ロア29を有する。また後輪6はスイングアーム兼用のパ
ワーユニット31で支持される。そして後輪6の上方には
リヤフェンダ25が配設される。
が配設され、このシート28の前方には走行時の足載せフ
ロア29を有する。また後輪6はスイングアーム兼用のパ
ワーユニット31で支持される。そして後輪6の上方には
リヤフェンダ25が配設される。
前記自動二輪車1は、シート28下方にメインスタンド
5を備える。このメインスタンド5は車幅方向のピボッ
トシャフト7を介して車体フレーム8に支持され、駆動
装置51によりピボットシャフト7回りに揺動する。
5を備える。このメインスタンド5は車幅方向のピボッ
トシャフト7を介して車体フレーム8に支持され、駆動
装置51によりピボットシャフト7回りに揺動する。
前記メインスタンド5は、左脚部52と右脚部53とを一
体に連結した略コ字形をなし、走行時には略水平に支持
される(この状態を第1図中50で示す)。また駐停車時
には駆動装置51によりピボットシャフト7を中心として
下方に揺動して左脚部52及び右脚部53が夫々左側接地点
R及び右側接地点Sで接地し、この接地状態で前後輪4,
6の何れか一方が浮き上がる前にリミットスイッチ等に
よりメインスタンド5の揺動が停止する。以上の如くメ
インスタンド装置300が構成される。
体に連結した略コ字形をなし、走行時には略水平に支持
される(この状態を第1図中50で示す)。また駐停車時
には駆動装置51によりピボットシャフト7を中心として
下方に揺動して左脚部52及び右脚部53が夫々左側接地点
R及び右側接地点Sで接地し、この接地状態で前後輪4,
6の何れか一方が浮き上がる前にリミットスイッチ等に
よりメインスタンド5の揺動が停止する。以上の如くメ
インスタンド装置300が構成される。
以上の実施例によれば、駐停車時にメインスタンド5
を下動させ、メインスタンド5の左右の接地点R,Sと、
前後輪4,6の接地点P,Qとの4つの接地点で車体を支持す
るため、メインスタンド5の下動時に車体が前後動する
ことがなく、着座姿勢が乗員Mの両足Fを地面Eに接地
してスタンド掛けすることが出来る。このとき車体の前
後動を生じないため、スクリーン3と乗員Mの頭部Hと
のクリアランスlを小さくすることが出来、これにより
自動二輪車1の小型化を達成出来る。またルーフ付車両
においてはルーフ30を小型化することが出来、これによ
り低重心化を図ることが出来、従って横風に対する安定
性を高めることが出来る。
を下動させ、メインスタンド5の左右の接地点R,Sと、
前後輪4,6の接地点P,Qとの4つの接地点で車体を支持す
るため、メインスタンド5の下動時に車体が前後動する
ことがなく、着座姿勢が乗員Mの両足Fを地面Eに接地
してスタンド掛けすることが出来る。このとき車体の前
後動を生じないため、スクリーン3と乗員Mの頭部Hと
のクリアランスlを小さくすることが出来、これにより
自動二輪車1の小型化を達成出来る。またルーフ付車両
においてはルーフ30を小型化することが出来、これによ
り低重心化を図ることが出来、従って横風に対する安定
性を高めることが出来る。
第3図は第1実施例を示すメインスタンドの正面図、
第4図は同作動説明図である。
第4図は同作動説明図である。
第3図に示す如く、自動二輪車のフロア部材320の下
側に位置する左右のサイドフレーム302,301には、夫々
コ字形のブラケット304,303が固設され、これらのブラ
ケット304,303には枢軸部であるピボットシャフト306,3
05を介してメインスタンド装置300の左脚部352及び右脚
部353が軸支される。ここのピボットシャフト306,305の
軸線310,309は枢軸部306,305の下方で互いに交叉する。
側に位置する左右のサイドフレーム302,301には、夫々
コ字形のブラケット304,303が固設され、これらのブラ
ケット304,303には枢軸部であるピボットシャフト306,3
05を介してメインスタンド装置300の左脚部352及び右脚
部353が軸支される。ここのピボットシャフト306,305の
軸線310,309は枢軸部306,305の下方で互いに交叉する。
前記一対のピボットシャフト305,306は、下端部で夫
々ユニバーサルジョイント307,308を介してファイナル
シャフト311に連結され、このファイナルシャフト311は
駆動装置351で回動自在に支持される。
々ユニバーサルジョイント307,308を介してファイナル
シャフト311に連結され、このファイナルシャフト311は
駆動装置351で回動自在に支持される。
第4図に示す如く、前記駆動装置351は、モータ312
と、このモータ312の出力軸313に噛合する平歯車314
と、この平歯車314に同軸に固設されるウォームギヤ315
と、このウォームギヤ315に噛合するウォームホイール3
16と、このウォームホイール316と同軸に固設される平
歯車317と、この平歯車317に噛合し、且つファイナルシ
ャフト311に固設されるドライブギヤ318とから構成され
る。
と、このモータ312の出力軸313に噛合する平歯車314
と、この平歯車314に同軸に固設されるウォームギヤ315
と、このウォームギヤ315に噛合するウォームホイール3
16と、このウォームホイール316と同軸に固設される平
歯車317と、この平歯車317に噛合し、且つファイナルシ
ャフト311に固設されるドライブギヤ318とから構成され
る。
以上の駆動装置351により、モータ312が回転するとま
ず出力軸313に噛合している平歯車314で減速し、次いで
ウォームギヤ315とウォームホイール316で減速し、更に
平歯車317で減速してドライブギヤ318を回動させる。そ
してこのドライブギヤ318の回動によりファイナルシャ
フト311が回動し、ユニバーサルジョイント308,307を介
して左右の脚部352,353が揺動する。
ず出力軸313に噛合している平歯車314で減速し、次いで
ウォームギヤ315とウォームホイール316で減速し、更に
平歯車317で減速してドライブギヤ318を回動させる。そ
してこのドライブギヤ318の回動によりファイナルシャ
フト311が回動し、ユニバーサルジョイント308,307を介
して左右の脚部352,353が揺動する。
即ち、第3図の駐停車時のメインスタンド装置300の
使用状態で作動すると左右の脚部352,353は、夫々軸線3
10,309を中心に揺動し、左右のサイドフレーム301,302
に沿って夫々収納される。
使用状態で作動すると左右の脚部352,353は、夫々軸線3
10,309を中心に揺動し、左右のサイドフレーム301,302
に沿って夫々収納される。
従って、メインスタンド装置300を第3図に示す如く
左右の脚部352,353の接地点R,Sをフロア部材320の外側
方に位置せしめて幅広に構成することにより、駐停車時
の安定性を向上させることが出来るとともに、収納時に
はフロア部材320の車幅方向内方に収納出来るため、バ
ンク角が減少することがなく、所定のバンク角を確保す
ることが出来る。
左右の脚部352,353の接地点R,Sをフロア部材320の外側
方に位置せしめて幅広に構成することにより、駐停車時
の安定性を向上させることが出来るとともに、収納時に
はフロア部材320の車幅方向内方に収納出来るため、バ
ンク角が減少することがなく、所定のバンク角を確保す
ることが出来る。
第5図は第2実施例を示す自動二輪車の側面図、第6
図は同背面図、第7図は同メインスタンド装置の要部説
明図である。尚、本実施例中、第1実施例と同一部分に
は同一番号を付してその構成を明確にしている。
図は同背面図、第7図は同メインスタンド装置の要部説
明図である。尚、本実施例中、第1実施例と同一部分に
は同一番号を付してその構成を明確にしている。
メインスタンド装置400は、フレーム80に垂設したブ
ラケット81にフレーム側回転軸82を介して枢支される。
そしてこのメインスタンド装置400は、駆動モータ402及
びこの駆動モータ402の軸出力を減速する減速機構403を
備える装置本体401と、減速機構403の出力軸404を介し
て起立位置Aと格納位置Bとの間を揺動し、且つ車体左
右下部に夫々位置するスタンド用脚体405と、このスタ
ンド用脚体405の先端に取り付けた車輪406とからなる。
そして装置本体401と、フレーム80のブラケット83との
間はスプリング407で連結され、これにより装置本体401
をフレーム側回転軸82を中心に揺動自在にフローティン
グ支持する。即ち、第7図に示す如く路面Eの凹凸eを
車輪406が乗り越える際に路面E,eからスタンド用脚体40
5を介して装置本体401に加わる反力をスプリング407の
伸縮により吸収することが出来る。また、このクッショ
ン装置は装置本体401側に設けても良い。尚、408は装置
本体401とフレーム80との接触を防止するストッパーラ
バーである。
ラケット81にフレーム側回転軸82を介して枢支される。
そしてこのメインスタンド装置400は、駆動モータ402及
びこの駆動モータ402の軸出力を減速する減速機構403を
備える装置本体401と、減速機構403の出力軸404を介し
て起立位置Aと格納位置Bとの間を揺動し、且つ車体左
右下部に夫々位置するスタンド用脚体405と、このスタ
ンド用脚体405の先端に取り付けた車輪406とからなる。
そして装置本体401と、フレーム80のブラケット83との
間はスプリング407で連結され、これにより装置本体401
をフレーム側回転軸82を中心に揺動自在にフローティン
グ支持する。即ち、第7図に示す如く路面Eの凹凸eを
車輪406が乗り越える際に路面E,eからスタンド用脚体40
5を介して装置本体401に加わる反力をスプリング407の
伸縮により吸収することが出来る。また、このクッショ
ン装置は装置本体401側に設けても良い。尚、408は装置
本体401とフレーム80との接触を防止するストッパーラ
バーである。
以上の第2実施例によれば自動二輪車の停止又は停止
寸前の極低速時に車輪406付きのスタンド用脚体405を格
納位置Bから起立位置Aに回動し、これにより車体を乗
員Mが支えることなく、車体を自律させることができ
る。
寸前の極低速時に車輪406付きのスタンド用脚体405を格
納位置Bから起立位置Aに回動し、これにより車体を乗
員Mが支えることなく、車体を自律させることができ
る。
以上の第3実施例においても他の実施例と同様に前後
輪の接地点と、メインスタンド装置300の左右の接地点
S,Rとの4ケ所で接地して車体を支持することにより、
第1実施例と同様の利点を有する。
輪の接地点と、メインスタンド装置300の左右の接地点
S,Rとの4ケ所で接地して車体を支持することにより、
第1実施例と同様の利点を有する。
尚、以上の実施例において駆動装置51を省略して足踏
み式にしても良い。
み式にしても良い。
第8図(a),(b)は第3実施例を示す説明図であ
る。
る。
(a)図の使用状態説明図に示す如くメインスタンド
装置200は、パンタグラフ式に構成され、モータ等を備
える駆動装置251に連結され、第1駆動軸部252を介して
揺動自在に支持される第1リンク253と、第1リンク253
の下端部に第2枢軸部254を介して上端が連結される第
2リンク255と、この第2リンク255の中央部で第3枢軸
部256を介して下端が連結される第3リンク257とからな
り、この第3リンク257の上端は第1,第2及び第3リン
ク253,255,257で平行リンクを構成する如く車体側に軸
支される。そして第2リンク255の下端で地面Eと接地
する。尚、図中20はボディカバーライン、259は引張ス
プリングである。
装置200は、パンタグラフ式に構成され、モータ等を備
える駆動装置251に連結され、第1駆動軸部252を介して
揺動自在に支持される第1リンク253と、第1リンク253
の下端部に第2枢軸部254を介して上端が連結される第
2リンク255と、この第2リンク255の中央部で第3枢軸
部256を介して下端が連結される第3リンク257とからな
り、この第3リンク257の上端は第1,第2及び第3リン
ク253,255,257で平行リンクを構成する如く車体側に軸
支される。そして第2リンク255の下端で地面Eと接地
する。尚、図中20はボディカバーライン、259は引張ス
プリングである。
このようなパンタグラフ機構を車体の左右両側に設
け、左右のパンタグラフ機構を第1枢軸部252で連結し
てメインスタンド装置200が構成される。
け、左右のパンタグラフ機構を第1枢軸部252で連結し
てメインスタンド装置200が構成される。
前記メインスタンド装置200は、(b)図の収納状態
説明図に示す如く、(a)図の使用状態から駆動装置25
1を作動させて、第1リンク253を第1枢軸部252を中心
として時計回りに揺動させ、平行リンクを上動させて収
納状態にする。尚、第2実施例においても第1実施例と
同様に前後輪の接地点と、メインスタンド装置200の左
右の接地点R,Sとの4ケ所で接地して車体を支持するこ
とにより同様の効果を得ることが出来る。
説明図に示す如く、(a)図の使用状態から駆動装置25
1を作動させて、第1リンク253を第1枢軸部252を中心
として時計回りに揺動させ、平行リンクを上動させて収
納状態にする。尚、第2実施例においても第1実施例と
同様に前後輪の接地点と、メインスタンド装置200の左
右の接地点R,Sとの4ケ所で接地して車体を支持するこ
とにより同様の効果を得ることが出来る。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、左右一対
の脚部材の基端側を車幅方向両側で夫々枢軸部を介して
車体に取り付け、前記枢軸部の軸線を枢軸部より下方で
互いに交叉させたため、バンク角を損なうことなく接地
幅を広げることが出来る。
の脚部材の基端側を車幅方向両側で夫々枢軸部を介して
車体に取り付け、前記枢軸部の軸線を枢軸部より下方で
互いに交叉させたため、バンク角を損なうことなく接地
幅を広げることが出来る。
第1図は本考案に係わる自動二輪車の側面図、第2図は
同背面図、第3図第1実施例を示すメインスタンドの正
面図、第4図は同作動説明図、第5図は第2実施例を示
す自動二輪車の側面図、第6図は同背面図、第7図は同
メインスタンド装置の要部説明図、第8図(a),
(b)は第3実施例を示す説明図である。 尚図中、3は大型スクリーン、4は前輪、5はメインス
タンド、6は後輪、309,310は軸線、352,353は脚部材で
ある。
同背面図、第3図第1実施例を示すメインスタンドの正
面図、第4図は同作動説明図、第5図は第2実施例を示
す自動二輪車の側面図、第6図は同背面図、第7図は同
メインスタンド装置の要部説明図、第8図(a),
(b)は第3実施例を示す説明図である。 尚図中、3は大型スクリーン、4は前輪、5はメインス
タンド、6は後輪、309,310は軸線、352,353は脚部材で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】車体の左右下部に配設されたスタンド用脚
体を枢軸を中心に車体に対し起立位置と格納位置とに回
動自在に配設してなる自動二輪車のメインスタンド装置
において、前記左右のスタンド用脚体の枢軸部の軸線を
車体中央側が外側より低位置となるように傾斜させ、左
右の脚体の前記軸線を枢軸部より下方で交差させたこと
を特徴とする自動二輪車のメインスタンド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989093025U JP2508187Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動二輪車のメインスタンド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989093025U JP2508187Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動二輪車のメインスタンド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333788U JPH0333788U (ja) | 1991-04-03 |
JP2508187Y2 true JP2508187Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31642423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989093025U Expired - Fee Related JP2508187Y2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 自動二輪車のメインスタンド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508187Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023160692A (ja) * | 2022-04-21 | 2023-11-02 | 守紀 齊藤 | 二輪バイク補助輪 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820980U (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | 川崎重工業株式会社 | 自動2輪車のサイドスタンド装置 |
JPS60193877U (ja) * | 1984-06-02 | 1985-12-24 | 税所 敏行 | 2輪車用スタンド |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP1989093025U patent/JP2508187Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333788U (ja) | 1991-04-03 |
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