JPH05238442A - 自動二輪車のスタンド起立装置 - Google Patents

自動二輪車のスタンド起立装置

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Publication number
JPH05238442A
JPH05238442A JP4043495A JP4349592A JPH05238442A JP H05238442 A JPH05238442 A JP H05238442A JP 4043495 A JP4043495 A JP 4043495A JP 4349592 A JP4349592 A JP 4349592A JP H05238442 A JPH05238442 A JP H05238442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
stand
motorcycle
electric motor
main stand
Prior art date
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Pending
Application number
JP4043495A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Amano
浩一 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP4043495A priority Critical patent/JPH05238442A/ja
Publication of JPH05238442A publication Critical patent/JPH05238442A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起立操作が迅速に行え、しかも消費電力の少
ない比較的小型の電動機であっても操作可能にするこ
と。 【構成】 車体フレーム2の下部に主スタンド6を起立
装置と収納位置とに切替え可能に取り付けた自動二輪車
において、前記主スタンド6の脚部を、前記車体フレー
ム2に回動可能に枢着された上部脚7aと、該上部脚7
aに摺動自在に嵌合する接地脚7bとから伸縮自在に構
成すると共に、前記接地脚7bを電動機12に駆動され
るナット11に螺合したネジ軸9に連動連結し、かつ該
ネジ軸9と前記接地脚7bとの連結部を、前記主スタン
ド6の脚部7が収納状態のとき互いに回動自在であるよ
うに構成した自動二輪車のスタンド起立装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体支持用の主スタン
ドを電動機を利用して起立させる自動二輪車のスタンド
起立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の主スタンドを起立する際の
労力を軽減するため、電動機を利用するようにしたスタ
ンド起立装置は公知である(例えば、実開昭55−95
987号公報参照)。しかし、従来の電動式のスタンド
起立装置は、操作労力は軽減されるものの、操作開始か
ら車体を自立状態にするまでの動作時間が人力で起立す
る場合に比べて長くかかるという欠点があった。また、
重量のある自動二輪車の車体を自立状態にするには相当
大きな力が必要であるため、必然的に使用する電動機も
大型になり、その結果として、電動機駆動用の消費電力
が増加するだけでなく、車体重量の増加によって燃料消
費も増大するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、起立
操作を迅速に行うことができ、しかも消費電力の少ない
比較的小型の電動機にしても操作可能な自動二輪車の電
動スタンド起立装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、車体フレームの下部に主スタンドを起立位置と収
納位置とに切替え可能に取り付けた自動二輪車におい
て、前記主スタンドの脚部を、前記車体フレームに回動
可能に枢着された上部脚と、該上部脚に摺動自在に嵌合
する接地脚とから伸縮自在に構成すると共に、前記接地
脚を電動機に駆動されるナットに螺合したネジ軸に連動
連結し、かつ該ネジ軸と前記接地脚との連結部を、前記
主スタンドの脚部が収縮状態のとき互いに回動自在であ
るように構成したことを特徴とするものである。
【0005】このように主スタンドの脚部が伸縮自在な
構成であるため、起立操作のときは、まず脚部を収縮状
態にして路面に接地しないように人力で起立させ、次い
で電動機によって接地脚を伸長させて車体を浮き上がら
せることにより自立状態にすることができる。最初に脚
部を人力で操作するときは、車体荷重が脚部にかからな
いため軽快かつ迅速に操作することができる。また、電
動機で接地脚を作動するときは、直線方向に短い距離を
伸長させるだけであるので、消費電力の少ない比較的小
型の電動機でも操作可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例によって説明す
る。図1において、自動二輪車1は車体フレーム2の中
間部にエンジン3を搭載し、かつ前後を前輪4と後輪5
とにより支持されている。車体フレーム2の下方には、
エンジン3後部と後輪5との間に車体を自立させるため
の主スタンド6が設けられている。
【0007】図2及び図3に示すように、主スタンド6
は左右一対の脚部7を有し、車体フレーム2に固定され
たブラケット2aに対してピボット軸8aを介して回動
可能に枢着され、実線で示す起立位置と鎖線で示す収納
位置とに交互に切り換え可能になっている。また、主ス
タンド6の脚部7には、車体フレーム2との間に戻しバ
ネ10が張設され、起立位置及び収納位置にそれぞれ切
り換えられたとき、弾性力によって各位置に保持される
ようになっている。
【0008】主スタンド6を構成する左右一対の脚部7
は、上部脚7aとこれに摺動自在に嵌合する接地脚7b
とから構成されている。左右の上部脚7aは、それぞれ
車体フレーム2に固定されたブラケット2aに回動自在
に枢着され、また左右の接地脚7bはT字状の連結ロッ
ド7cによって互いに連結されている。連結ロッド7c
は、さらに上方に設けたネジ軸9にピボット軸8bを介
して連結されている。そのネジ軸9は、車体フレーム2
に固定された断面コ形のブラケット2bの中に保持され
たナット11に螺合し、さらにそのナット11は、外周
に一体に設けられた歯車11aを介して、電動機12の
駆動歯車12aに噛合している。したがって、電動機1
2によってナット11を回転駆動すると、ネジ軸9が上
下に移動し、この上下動によって接地脚7bが上部脚7
aに対して上下に相対移動して脚部7を伸縮させるよう
になっている。
【0009】上記構成において、脚部7が図の実線で示
すように収縮状態のときは、上部脚7aのピボット軸8
aと、連結ロッド7cとネジ軸9とのピボット軸8bと
は同一軸L上に並ぶように設定されている。このように
両ピボット軸8a,8bの相対位置を設定することによ
り、主スタンド6は、脚部7が実線で示す収縮状態のと
きだけ起立位置と収納位置との交互の切替え操作をする
ことができるが、鎖線のように伸長してピボット軸8
a,8bを互いにずらせると起立位置にロックされ、収
納位置には操作できないようになっている。
【0010】次に上述した主スタンドの作動を説明す
る。まず、収納位置にあるときの主スタンド6は、図2
に鎖線で示すように略水平方向に戻しバネ10によって
保持されている。この状態からスタンドを掛けするとき
は、主スタンド6の脚部7に足を引っかけて戻しバネ1
0の弾力に抗して起立位置に回動させる。このとき接地
脚7は収縮状態であるので路面に接地することはなく、
車体の荷重を受けることなく軽快かつ迅速に起立位置ま
で操作することができる。
【0011】次いで、この状態に至ったところで、電動
機12に通電してナット11,ネジ軸9を駆動し、接地
脚7bを下降させて脚部7を伸長させると、接地脚7b
が路面に接地して自動二輪車の車体を持ち上げ、自立状
態にする。このときの操作は、下端が路面に近接状態に
なった接地脚7bを短い距離だけ下降させればよいの
で、減速(増力)装置などを介して僅かの動力で動作さ
せることができ、電動機12としては大型のものを要し
ない。また、減速装置を介在させたとしても動作時間が
長引くような不具合はない。なお、上記装置において、
電動機12の通電回路に警音器を並列に接続しておき、
電動機12が作動しているとき警音を発生するようにす
るとよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、主スタン
ドの脚部を上部脚と接地脚とから伸縮自在に構成し、か
つ電動機に駆動されるナットに螺合させたネジ軸によっ
て上記接地脚を作動させるようにしたため、起立操作の
ときは、まず脚部を収縮状態で路面に接地しないように
人力で起立させることによって、軽快かつ迅速に操作す
ることができる。次いで、電動機によって接地脚を直線
状に短い距離だけ伸長させて車体を浮き上がらせればよ
いので、消費電力の少ない比較的小型の電動機でも操作
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例からなるスタンド起立装置を装
備した自動二輪車の側面図である。
【図2】同スタンド起立装置の要部を示す拡大側面図で
ある。
【図3】同スタンド起立装置の要部を示す拡大正面図で
ある。
【符号の説明】
2 車体フレーム 6 主スタンド
7 脚部 7a 上部脚 7b 接地脚 7
c 連結ロッド 8a,8b ピボット軸 9 ネジ軸 1
1 ナット 11a 歯車 12 電動機 1
2a 駆動歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの下部に主スタンドを起立
    位置と収納位置とに切替え可能に取り付けた自動二輪車
    において、前記主スタンドの脚部を、前記車体フレーム
    に回動可能に枢着された上部脚と、該上部脚に摺動自在
    に嵌合する接地脚とから伸縮自在に構成すると共に、前
    記接地脚を電動機に駆動されるナットに螺合したネジ軸
    に連動連結し、かつ該ネジ軸と前記接地脚との連結部
    を、前記主スタンドの脚部が収縮状態のとき互いに回動
    自在であるように構成した自動二輪車のスタンド起立装
    置。
JP4043495A 1992-02-28 1992-02-28 自動二輪車のスタンド起立装置 Pending JPH05238442A (ja)

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JP4043495A JPH05238442A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 自動二輪車のスタンド起立装置

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JP4043495A JPH05238442A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 自動二輪車のスタンド起立装置

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JPH05238442A true JPH05238442A (ja) 1993-09-17

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ID=12665298

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JP4043495A Pending JPH05238442A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 自動二輪車のスタンド起立装置

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JP (1) JPH05238442A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102963459A (zh) * 2012-10-25 2013-03-13 赖季谷 电瓶车支撑机构及其使用方法
CN103552621A (zh) * 2013-05-15 2014-02-05 常州市爱多动力科技有限公司 电动双撑脚及应用该撑脚的电动车或摩托车
JP2021528319A (ja) * 2018-05-07 2021-10-21 カンデーロ カロリーナ 車両用のキックスタンド、及び当該キックスタンドを動作するための方法
US20210387687A1 (en) * 2020-06-14 2021-12-16 Kim Andrew Sadberry Power Pegs Stand
IT202200015120A1 (it) * 2022-07-19 2024-01-19 Mauro NICOLETTI Un dispositivo di controllo

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