JP2626595B2 - アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型タブレット及びその駆動方法 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型タブレット及びその駆動方法

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JP2626595B2 JP30706994A JP30706994A JP2626595B2 JP 2626595 B2 JP2626595 B2 JP 2626595B2 JP 30706994 A JP30706994 A JP 30706994A JP 30706994 A JP30706994 A JP 30706994A JP 2626595 B2 JP2626595 B2 JP 2626595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスプレイの一部を座
標入力用のタブレットとして用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のディスプレイ一体型タブ
レットは、例えば、図13に示すように、ディスプレイ
47とタブレット48がそれぞれ独立に構成され、これ
らを密着させることにより一体に構成されている。
【0003】ディスプレイ47としては例えば液晶ディ
スプレイ等が用いられ、タブレット48としては例えば
静電容量結合型のものが用いられる。なお図13におい
て参照符号49は指示位置を決定する信号発生用のペン
である。
【0004】しかし、このようにディスプレイ部とタブ
レット部とが別々に構成されるタイプの装置では、重量
及び体積が増加し、またディスプレイ部とタブレット部
を組み合わせる工程が必要なためコストが上昇するとい
う問題があった。
【0005】またディスプレイとペン先との間にタブレ
ットが挿入される形になるので、ディスプレイの表示位
置から離れた位置にペン先がくる、いわゆる「視差」の
問題が発生する。
【0006】上記問題を解決するため例えば特開平2−
255911号公報には、ディスプレイの構造の一部を
タブレットとして用いる方法が提案されている。
【0007】すなわち、特開平2−255911号公報
に開示されたディスプレイ一体型タブレット(「従来
例」という)では、薄膜ELマトリクスパネルにおい
て、薄膜EL駆動のためのバスラインにペンで検出する
ための信号を入力する。座標検出モードにおいては、行
電極ドライバと列電極ドライバにそれぞれ走査パルスを
供給してバスラインが順次走査され、静電容量結合によ
り検出される信号の大きさによりどの位置のバスライン
が選択されているかを決定する。信号の印加方法は、薄
膜EL駆動用の電圧に重畳する方法と、表示期間と位置
検出期間とを時分割的に交互に設ける方法とが提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、薄膜E
L駆動用のバスラインの信号を検出するものであるた
め、薄膜電界効果型トランジスタを使用したアクティブ
マトリクス型の液晶ディスプレイ(以下「TFT−LC
D」と略記する)にも適用することが可能と考えられ
る。
【0009】図14に、TFT−LCDの典型的な構成
を説明する斜視図を示す。
【0010】図14を参照して、一般的にTFT−LC
Dは、薄膜電界効果型トランジスタ(以下「TFT」と
略記する)が形成されるTFT基板50にゲートバスラ
イン51及びソースバスライン52が形成され、液晶を
介して画素電極53と対向電極54の間に画素容量55
を形成する構造を有する。
【0011】例えば、このTFT−LCDをバックライ
ト付きのパルソン用直視型ディスプレイとして用いる場
合には、利用者側にTFT基板50を配置し、バックラ
イト側に対向電極54を配置するという方式と、逆に利
用者側に対向電極54を配置し、バックライト側にTF
T基板を配置というする方式とが知られている。
【0012】しかしながら、後者の方式の場合には、デ
ィスプレイの利用者側からみて対向電極54がTFT基
板50よりも手前に位置することになり、バスラインが
対向電極によりシールドされるため、バスラインを走査
した位置検出用の信号を静電容量結合により検出できな
いという問題が生じる。
【0013】また、バスラインに位置検出用信号を重畳
もしくは時分割で印加しなくてはならないので、ソース
ドライバの内部構造が複雑になるという問題もある。
【0014】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、重量、体積等を増加すること無く簡易
な構成のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイと一
体型になった入力装置及びその駆動方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、絶縁基板上に、平行な複数の走査線と平
行な複数の信号線とが互いに直行して形成され、前記走
査線と前記信号線との各交差部付近にはそれぞれ薄膜ト
ランジスタが形成され、前記薄膜トランジスタにはそれ
ぞれ画素電極が接続され、前記絶縁基板に対向して配置
された対向基板には対向電極が形成され、前記絶縁基板
と前記対向基板との間に液晶が充填され、前記液晶を介
して前記画素電極と前記対向電極とで画素容量を形成す
る構造のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイにお
いて、前記画素電極に画像信号を書き込む期間とは別の
期間に前記対向電極に位置検出用の信号を印加し、位置
座標を静電容量結合により検出することを特徴とするア
クティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型タブレッ
トを提供する。
【0016】本発明においては、好ましくは、前記対向
電極に前記位置検出用の信号が印加されている間は、前
記信号線を駆動する駆動回路の出力がハイインピーダン
ス状態と、前記信号線が前記駆動回路から電気的に絶
縁された状態とされる、ことを特徴とする。
【0017】本発明においては、好ましくは、前記走査
線、及び前記信号線を駆動する駆動回路がそれぞれスタ
ティック型に構成されたことを特徴とする。
【0018】本発明においては、好ましくは、前記静電
容量結合による位置検出信号とディスプレイ上の座標デ
ータとの対応関係を予め格納した記憶部を設け、指示点
位置検出信号に基づき前記記憶部を参照して、前記座
標データを出力することを特徴とする。
【0019】本発明においては、好ましくは、前記位置
検出用の信号をディスプレイの縦方向と横方向で時分割
して印加することを特徴とする。
【0020】本発明においては、好ましくは、前記検出
用の信号を縦横方向同時に異なる周波数の交流信号を印
加し、それぞれの周波数をフィルタ処理して縦横方向同
時に位置を検出することを特徴とする。
【0021】本発明は、別の視点において、絶縁基板上
に、平行な複数の走査線と平行な複数の信号線とが互い
に直行して形成され、前記走査線と前記信号線との各交
差部付近にはそれぞれ薄膜トランジスタが形成され、前
記薄膜トランジスタにはそれぞれ画素電極が接続され、
前記絶縁基板に対向して配置された対向基板には対向電
極が形成され、前記絶縁基板と前記対向基板との間に液
晶が充填され、前記液晶を介して前記画素電極と前記対
向電極とで画素容量を形成する構造のアクティブマトリ
クス型液晶ディスプレイの前記画素電極に画像信号を書
き込む期間とは別にタイミングに前記対向電極に位置検
出用の信号を印加し、前記位置検出用の信号を静電容量
結合により検出することを特徴とするアクティブマトリ
クス型液晶ディスプレイ一体型タブレットにおいて、前
記対向電極に前記位置検出用の信号が印加されている間
は、前記走査線及び前記信号線を駆動する駆動回路中の
各電圧を保持したままその動作を停止することを特徴と
するアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型タ
ブレットの駆動方法を提供する。
【0022】
【作用】本発明のディスプレイ一体型タブレットによれ
ば、タブレットと例えばペン状の検出装置との静電容量
結合による信号の授受により、タブレット上の位置を検
出する静電容量結合型の位置検出装置を備えるディスプ
レイ装置において、別途タブレット専用の電極を設ける
こと無くディスプレイの対向電極をタブレット用の電極
に兼用する。
【0023】また、本発明は、バスラインに印加された
電圧の違いから発生する、バスライン−対向電極間の液
晶容量の変化によりタブレットの時定数が変化しないよ
うに、タブレット動作時にはドライバICの出力段をハ
イインピーダンスにして、容量変化による影響を受けな
いようにしたものである。
【0024】そして、本発明によれば、タブレット動作
時にはドライバICへの信号を停止し、クロックをホー
ルドすることによりドライバの動作を停止するため、タ
ブレット動作時に誤動作の主たる原因となるドライバI
Cからのノイズを抑止している。
【0025】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0026】
【実施例1】本発明の第1の実施例を詳述する。以下で
は、ディスプレイの走査線が最終線から1本目に戻る際
のブランキング時間を利用してタブレットを動作させる
場合について説明する。なお、ディジットの座標は、右
下隅を(0,0)の原点としている。
【0027】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【0028】図1を参照して、1はITOにより形成さ
れたTFT−LCDの対向電極、2は信号検出用のペ
ン、3はペンの出力信号を増幅するためのアンプ、4は
アンプ3からの出力電圧を元に縦及び横方向の座標を計
算するための座標検出回路である。
【0029】5はTFT−LCDの動作を画素への画像
信号書き込み期間、横方向の位置検出期間及び縦方向の
位置検出期間の切り換えを行なう等各種制御用のタイミ
ング信号を発生するタイミング信号発生回路、6〜9は
タイミング信号発生回路5の出力に応じて画素電極への
書き込みの際に対向電極に印加する電圧と、位置検出用
の信号を切り換えて出力する信号発生回路、10〜13
は対向電極1に接続されている金属電極、14〜21は
タイミング信号発生回路5の出力に応じてオン/オフ動
作するスイッチ回路である。
【0030】図1の各回路の動作タイミングは、タイミ
ング信号発生回路5の出力信号によって制御される。
【0031】図2にタイミング信号発生回路5への入力
信号と出力信号の関係を示す。タイミング信号発生回路
5への入力信号は、クロック信号CLK、水平同期信号
HSYNC、垂直同期信号VSYNCの3種類である
(図1参照)。
【0032】タイミング信号発生回路5は、この3つの
信号から、ディスプレイの書き込み動作期間Tdとタブ
レットの動作期間Ttを生成する。
【0033】ディスプレイの書き込み動作期間Td
は、タイミング信号発生回路5は、スイッチ回路14〜
21を全て導通状態にして、信号発生回路6〜9の出力
を金属電極10〜13に印加する。このとき、信号発生
回路6〜9には、タイミング信号発生回路5から装置が
ディスプレイの書き込み動作期間Tdにあることを通達
する信号が送出され、これを受けた信号発生回路6〜9
はそれぞれ同一電位の液晶駆動用の直流電圧を発生す
る。
【0034】その際、スイッチ回路14〜21を介して
接続された金属電極10〜13には殆ど抵抗が無く、ま
た信号発生回路6〜9の電圧は全て同電位であることか
ら、金属電極10〜13に接続された対向電極に発生す
る電圧も面内の全ての領域で同電位になっている。
【0035】次に、1フレーム分の書き込みが終了し、
タブレットの動作期間Ttに移行した場合について説明
する。
【0036】図2を参照して、タブレットの動作期間T
tは、更に横方向の座標を検出するための期間Ttxと、
縦方向の座標を検出する期間Ttyと、に分かれる。
【0037】まず期間Ttxには、タイミング信号発生回
路5から出力された信号により、図1に示すスイッチ回
路のうちスイッチ回路14、17、18、21のみがオ
ンになる。
【0038】そして、信号発生回路6と9は、タイミン
グ信号発生回路5から横方向の座標を検出する期間であ
ることを示す信号を受けると、タブレット用の交流信号
を発生する。また、信号発生回路7と8は0(V)を出
力する。
【0039】この結果、金属電極13には一定の交流信
号が印加され、金属電極11には0(V)が印加され
る。
【0040】このため、対向電極1には、金属電極11
及び13に平行な電位線を有する電界が生じる。この状
態を等価回路で表わすと図3に示すようになる。
【0041】図3を参照して、22は対向電極の抵抗、
23は信号発生回路6と9による信号源、24はペン2
の先端の信号検出端子、25は対向基板を介して対向電
極1とペン2の間に形成される容量成分である。
【0042】図3において、信号源23の電圧がE
(V)、対向電極の抵抗22の横方向の値がR
x(Ω)、検出点までの抵抗値をrx(Ω)であるとする
と、位置Xにおける電圧Exは、次式(1)で与えられ
る。
【0043】
【数1】
【0044】この電圧は距離Xに比例しているため、こ
の電圧に基づき横方向の距離を算出することが出来る。
【0045】次に、期間Ttyには、タイミング信号発生
回路5から出力された信号によりスイッチ回路15、1
6、19、20のみがオンになる。信号発生回路6と7
は、タイミング信号発生回路5から横方向の座標を検出
する期間であることを示す信号を受けると、タブレット
用の交流信号を発生する。また信号発生回路8と9は0
(V)を出力する。
【0046】この結果、金属電極10には一定の交流信
号が印加され、金属電極12には0(V)が印加され
る。このため、対向電極1には金属電極10及び12に
平行な電位線を有する電界が生じる。この場合の等価回
路も、図3に示す構成と同様になることから、縦方向の
位置も横方向の場合と同様に算出できる(図3の横方向
の位置Xを縦方向の位置Yとする)。
【0047】図4には、ペン2で検出した信号を増幅す
るアンプ3の回路の構成の一例を示す。
【0048】図4を参照して、ペン2の先端と対向電極
1との間の容量25は非常に小さいため、低インピーダ
ンスの入力ではノイズが多くなり正しい検出が行えな
い。
【0049】そこで、入力インピーダンスの大きなバッ
ファアンプで一度ペン2の検出信号を受け、インピーダ
ンスを変換してから、電圧増幅アンプに入力するという
2段構成をとる。
【0050】図5は、座標検出回路4の構成の一例を示
すブロック図である。
【0051】図5を参照して、アンプ3(図1参照)か
ら出力された信号は、A/Dコンバータ26にてディジ
タル信号に変換される。
【0052】元のアナログ信号は、対向電極1の位置の
関数とされるため、A/Dコンバータ26にてA/D変
換した後の数値(ディジタル信号)も対向電極1の位置
の関数となっている。
【0053】この対応関係を予め調べてROM27に格
納しておき、A/Dコンバータ26の出力に応じて信号
処理回路28によりROM27のデータを読み出すこと
により、位置情報(座標データ)が出力される。
【0054】図6は、信号発生回路6の構成の一例を示
すブロック図である。なお信号発生回路7〜9も同様に
して構成される。
【0055】図6を参照して、29はディスプレイの書
き込み動作期間Tdに液晶に電圧を印加するための対向
電極電源、30はタブレットの動作期間Ttにペンで検
出する信号を供給する座標検出用信号源、31はタイミ
ングに応じて信号発生回路6から出力される電圧を切り
換えるスイッチ回路である。
【0056】なお、本実施例では、対向電極1の周辺部
に導電性の膜を配置してその両端に信号を印加すること
により、ペンの位置を検出するように構成されている
が、本発明における電圧の印加方法はこれに限らず、例
えば図7に示すように、対向電極1の周辺に複数の外部
との接続点32を設け、それぞれの接続点32にはスイ
ッチ回路33を接続し、このスイッチ回路33を介して
液晶駆動用の電圧及び座標検出用の信号を供給し所定の
電界を発生するようにしても同様の効果を得ることが出
来る。
【0057】また、検出用の信号の印加方法もディスプ
レイの縦方向と横方向で時分割に印加しているが、例え
ば縦横同時に異なる周波数の交流信号を印加して、それ
ぞれの周波数をバンドパスフィルタリングを通して検出
することにより縦横同時に位置決めをすることが可能で
ある。
【0058】本実施例に係るディスプレイ一体型タブレ
ットによれば、対向電極をタブレットの一部として使用
することにより、ディスプレイとタブレットを独立に作
成して張り合わせたものに対し、その重量を約半分に抑
えることが出来る。
【0059】
【実施例2】次に本発明の第2の実施例を詳述する。図
8は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0060】図8において、1はITOにより形成され
たTFT−LCDの対向電極、2は信号検出用のペン、
3はペンの出力信号を増幅するためのアンプ、4はアン
プ3からの出力電圧を元に縦及び横方向の座標を計算す
るための座標検出回路、5はTFT−LCDの動作を画
素への画像信号書き込み期間、横方向の位置検出期間及
び縦方向の位置検出期間に切り換えるタイミング信号発
生回路、6〜9はタイミング信号発生回路5の出力に応
じて画素電極への書き込みの際に対向電極に印加する電
圧と、位置検出用の信号を切り換えて出力する信号発生
回路、10〜13は対向電極1に接続されている金属電
極、14〜21はタイミング信号発生回路の出力に応じ
てオン/オフ動作するスイッチ回路、34はクロックス
ピードの如何に係わらず動作を行う、内部動作がスタテ
ィック駆動のTFT−LCDのゲートドライバ、35は
ゲートドライバ34と同様にクロックスピードの如何に
関わらず動作を行う、内部動作がスタティック駆動のT
FT−LCDのソースドライバである。
【0061】本実施例において、ペンで指し示した位置
の検出方法は前記第1の実施例で説明した通りである。
【0062】以下では、ディスプレイの書き込み動作期
間Td及びタブレットの動作期間Ttの際のドライバの動
作について説明する。
【0063】本実施例では対角24cm、ドット数縦4
80、横640×RGBのパソコン用のディスプレイ
に、液晶に印加する電圧をオンかオフの2値を選択して
出力するソースドライバを組み合わせた場合について説
明を行う。説明のために各ドライバに入力される信号の
タイミングを図9に示す。
【0064】図9(A)を参照して、CLKはクロック
信号、VSYNCは垂直同期信号、HSYNCは水平同
期信号である。また、図9(B)を参照して、VGON
TFTのゲートオン電圧、VGOFFはTFTのゲートオフ
電圧、V+H及びV-Hは液晶に印加オンレベルの電圧、V
+L及びV-Lは液晶に印加するオフレベルの電圧である。
【0065】図2におけるディスプレイの書き込み動作
期間Tdでは、ゲートドライバ34及びソースドライバ
35は通常のTFT−LCDの動作を行っているため、
これに伴い各ドライバに入力される信号も変動し、ドラ
イバ内部の電圧も変動する。
【0066】ゲートドライバ34の内部では、クロック
信号CLK及び垂直同期信号VSYNCにより作成され
たタイミングにより、シフトレジスタが480本のゲー
トバスラインを順次オンするための信号をバスライン駆
動用のバッファに供給する動作を行っている。
【0067】一方、ソースドライバ35の内部では、ク
ロック信号CLK及び垂直同期信号VSYNCを基にゲ
ートドライバ34で選択されたゲートバスラインに対応
した640個分の各画素の信号をソースバスラインに供
給する動作を行っている。
【0068】また同時に現在選択されているゲートバス
ラインの次のゲートバスラインに接続された画素に対応
する信号をドライバ内部のレジスタに格納する動作も行
う。
【0069】これら各ドライバが動作している期間にお
いて、ドライバ内部のトランジスタは高速にスイッチン
グ動作するため、これに起因するノイズが発生すること
になる。
【0070】図2のタブレットの動作期間Ttになる
と、タイミング信号発生回路5はタブレットが動作して
いる期間であると判定して、ゲートドライバ34及びソ
ースドライバ35に供給している、クロック信号CL
K、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC
をそのままの状態で固定する。
【0071】このときドライバ内部の各電圧は、ドライ
バがスタティック動作可能なデバイスから成るため、次
にクロック信号CLK、垂直同期信号VSYNC、水平
同期信号HSYNCのいずれかの信号が変動するまでそ
の電圧を保持する。
【0072】また、図9(B)を参照して、各ドライバ
の外部より印加しているその他の電圧VGON、VGOFF
+H、V-H、V+L、V-Lは定電圧であるため、これらの
電圧変動は無い。
【0073】このため、ドライバに供給している全ての
電圧の変動及びドライバ内部での電圧変動は無くなり、
その結果ドライバ内部のトランジスタのスイッチング動
作が行われない状態になる。
【0074】従って、トランジスタのスイッチングに起
因するノイズの発生もゼロになる。因みにディスプレイ
に入力される画像信号は、画素への書き込み期間ではな
いので、信号の変動は無く、このためノイズの発生原因
とはならない。
【0075】タブレットの動作が終了し、TFT−LC
Dの書き込み期間になると、タイミング信号発生回路5
は、再びクロック信号CLK、垂直同期信号VSYN
C、水平同期信号HSYNCの各信号を発生し、これに
伴いドライバも表示のための動作を開始する。
【0076】本実施例では、タブレットの動作期間Tt
におけるクロック信号CLK、垂直同期信号VSYN
C、水平同期信号HSYNCは、ディスプレイの書き込
み動作期間Tdからタブレットの動作期間Ttに移行した
時点における信号レベルを保持する場合について述べた
が、本発明はこれに限らずこれらの保持電圧値はどのよ
うな値でも良く、タブレットの動作期間Ttにおいて変
動が無ければ同様の効果を得ることが出来る。
【0077】
【実施例3】図面を参照して、本発明の第3の実施例を
詳述する。
【0078】本実施例の全体構成は図8と同様とされる
ため、その説明は省略する。
【0079】図8に示す構成から成る本実施例を実現す
るためのソースドライバのブロック図を図10及び図1
2に示す。
【0080】図10は、複数の電源から1つをスイッチ
により選択して液晶に印加する、いわゆるディジタル型
のソースドライバの構成の一例を示すブロック図であ
る。本実施例では、8個の電源から1つを選択する回路
が192回路内蔵されている8値ドライバの場合につい
て説明する。
【0081】また、図12はアナログ信号をサンプル・
アンド・ホールド回路により記憶して、バッファを介し
てソースドライバに送出するアナログ型のソースドライ
バである。図12も192出力のドライバICの場合の
構成を示す図である。
【0082】図10において、36はドライバICの動
作をオン/オフするチップセレクタ回路、37はデータ
を転送するためのシフトレジスタ回路、38は書き込み
が行われているゲートバスラインの次のゲートバスライ
ンのデータを格納しておくためのデータレジスタ回路、
39は出力データを決定するためのデータを蓄積してお
くラッチ回路、40はラッチ回路39のデータを基に8
つの電源から電圧を選択する出力ドライバ回路である。
【0083】図10の出力ドライバ回路40の等価回路
の一例を図11に示す。
【0084】1チャネルあたりpチャネルのMOSFE
T41とnチャネルのMOSFET42を組み合わせた
構造の8個のスイッチが、一方は出力に、もう一方は出
力電圧用の8個の電源に接続されている。
【0085】この8個のスイッチのうち、所定の電源に
接続されたFETのゲート電極にFETのオン電圧を印
加することでソース−ドレイン電極間がオンになり、ソ
ースバスライン電圧を印加する。
【0086】図12において、43は画面のどのソース
バスラインのデータが送出されてきているかの信号を発
生するシフトレジスタ回路、44はシフトレジスタ回路
43の信号に基づいてサンプル・アンド・ホールド回路
45に入力されるアナログ信号の制御を行うレベルシフ
タ回路、45は映像信号を記憶しておくサンプル・アン
ド・ホールド回路、46はスイッチ回路である。
【0087】次に、図10及び図11に示したディジタ
ルドライバICを対角24cm、ドット数縦480、横
640×RGBのパソコン用のディスプレイに適用した
場合について説明する。
【0088】図8において、ソースドライバのICは計
10個用いる。これによりソースドライバの出力数は1
92×10=1920個になるが、これはディスプレイ
のソースバスラインの本数、640×RGB=640×
3=1920本に等しい。
【0089】一方、ソースバスラインは液晶を介して対
向電極と容量結合しており(以下この容量成分を
「CDC」という)、CDCは対向電極の抵抗成分と共に、
対向電極の時定数を形成する。
【0090】CDCは液晶の誘電率異方性のために、ソー
スバスラインに印加される電圧により変化し、更に液晶
に電圧が印加されてもすぐに応答しないため、時間と共
にその容量値が変化する。このため、ある時刻での各ソ
ースバスラインのCDCを確定することは困難である。
【0091】ディスプレイの書き込み動作期間Tdにお
いては、ソースドライバICはソースバスラインを駆動
しているため、出力ドライバ回路40とソースバスライ
ンとは電気的に接続されている。そして、ディスプレイ
の書き込み動作期間Tdの終了直前の各ソースバスライ
ンには、最後のゲートバスラインに接続された各画素電
圧が印加される。
【0092】タブレットの動作期間Ttになると、ソー
スドライバICの出力ドライバ回路40が全てオフにな
り、ソースバスラインはフローティングの状態になる。
【0093】このとき、前述したように、ソースバスラ
インと対向電極間の液晶が電圧の印加により応答し、C
DCが徐々に変化する。CDCはそれまでソースバスライン
に印加されていた電圧に依存するため、バスライン毎に
異なった値を取る。
【0094】CDCがバスラインを介してソースドライバ
ICの電源に接続されていれば、対向電極CDCにより時
定数を形成し、各ソースバスラインに印加されている電
圧に応じてその値は異なってしまうが、タブレットの動
作期間Ttになった時点で、CDCのソースバスライン側
の電極はフローティング状態とされるため、CDCは時定
数に寄与しなくなる。
【0095】この他に対向電極1の時定数に寄与する主
な容量成分は、ゲートバスラインと対向電極の容量成分
があるが、この容量は印加される電圧がほぼ一定である
ため、この容量によって規定される時定数は常に一定で
ある。
【0096】従って、タブレットの動作期間Ttでペン
検出用の信号をタブレットに印加する際は、ディスプレ
イの表示の如何にかかわらず、対向電極の時定数が一定
であるため、精密な位置検出を行うことが出来る。
【0097】そして、再度ディスプレイの書き込み動作
期間Tdになると、出力ドライバ回路40内のトランジ
スタスイッチがオンになり、再びソースバスラインに電
圧を印加し、ディスプレイの画素電極に電圧を印加す
る。
【0098】なお上記実施例では、ソースドライバIC
の内部にドライバの出力をハイインピーダンス状態にす
る回路を組み込んだ場合の構成を示したが、本発明はこ
れに限らずドライバICの出力にハイインピーダンスの
状態とするバッファアンプを別途接続して、その出力を
ソースバスラインに接続するような構成を用いても同様
の効果を得ることができる。
【0099】また、走査線及び信号線が形成されている
基板上のソースバスラインのドライバと接続する側にT
FTによるスイッチを形成し、そのトランジスタをオフ
することによりバスライン側からドライバのインピーダ
ンスがハイインピーダンスになるようにしても同様の効
果を得ることが出来る。
【0100】本実施例を対角24cm、ドット数縦48
0、横640×RGBのパソコン用のディスプレイに用
いてディスプレイ一体型タブレットを作成した結果、ど
のような表示に対しても常に200μm程度の分解能を
有するペン入力装置を備えたディスプレイを、見やすさ
を損なうこと無く、また厚み、重量等を増加する事無く
実現することが出来た。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項
1)のディスプレイ一体型タブレットによれば、対向電
極をタブレットの一部として使用することにより、ディ
スプレイとタブレットを独立に作成して張り合わせたも
のに対し、その重量を約半分に抑えることが出来る。
【0102】また、本発明によれば、信号検出用のペン
先とディスプレイとの間にタブレットが挿入されないた
め、視差の無いディスプレイが実現可能である。
【0103】更に、本発明によれば、ゲートバスライン
及びソースバスラインを駆動するドライバICの動作が
タブレットが無い場合と同様であるため、回路構成が単
純に出来る。
【0104】本発明を対角24cm、ドット数縦48
0、横640×RGBのパソコン用のディスプレイに用
いてディスプレイ一体型タブレットを作成した結果、ど
のような表示に対しても常に200μm程度の分解能を
有するペン入力装置を備えたディスプレイを、見やすさ
を損なうこと無く、また厚み、重量等を増加する事無く
実現することが出来る。
【0105】また、本発明(請求項2)によれば、タブ
レット動作時にはドライバICの出力段はハイインピー
ダンス状態とされ、バスラインに印加された電圧の違い
から発生するバスライン−対向電極間の液晶容量の変化
によりタブレットの時定数が変化しないようにして、容
量変化による影響を回避している。
【0106】さらに、本発明(請求項3)によれば、ド
ライバがスタティック型に構成されるため、次にクロッ
ク信号、垂直同期信号、水平同期信号のいずれかの信号
が変動するまでその電圧を保持し、クロック等を停止し
た状態を保持することができる。
【0107】本発明(請求項4)によれば、座標データ
を検出信号に基づきテーブルルックアップ法により取り
出せるため、構成を簡易化すると共に、処理の高速化を
達成している。
【0108】本発明(請求項5、6)によれば、画素電
極に画像信号を書き込む期間とは別の期間に時分割的、
又は同時にペン先の縦横方向の位置を精度よく検出する
ことができる。
【0109】そして、本発明(請求項7)によれば、タ
ブレット動作時にはドライバICへの信号を停止し、ク
ロックをホールドすることによりドライバの動作を停止
することにより、タブレット動作時に誤動作の主たる原
因となるドライバICからのノイズの発生を抑止してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるタイミング信号
発生回路の入出力信号のタイミング図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるタブレットの等
価回路を説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるアンプの構成例
を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例における座標検出回路の
構成例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例における信号発生回路の
の構成例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例における電圧印加方法を
説明する図である。
【図8】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図9】本発明の第2の実施例におけるタイミングを示
す図である。
【図10】本発明の第3の実施例におけるソースドライ
バIC内部構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施例における出力ドライバ
回路の一例を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施例におけるソースドライ
バIC内部構成を示すブロック図である。
【図13】従来の装置の構成を示す図である。
【図14】TFT−LCDの構成を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 対向電極 2 ペン 3 アンプ 4 座標検出回路 5 タイミング信号発生回路 6、7、8、9 信号発生回路 10、11、12、13 金属電極 14、15、16、17、18、19、20、21 ス
イッチ回路 22 対向電極の抵抗 23 信号源 24 信号検出端子 25 容量(成分) 26 A/Dコンバータ 27 ROM 28 信号処理回路 29 対向電極電源 30 座標検出用信号源 31 スイッチ回路 32 接続点 33 スイッチ回路 34 ゲートドライバ 35 ソースドライバ 36 チップセレクタ回路 37 シフトレジスタ回路 38 データレジスタ回路 39 ラッチ回路 40 出力ドライバ回路 41 pチャネルMOSFET 42 nチャネルMOSFET 43 シフトレジスタ回路 44 レベルシフタ回路 45 サンプル・アンド・ホールド回路 46 スイッチ回路 47 ディスプレイ 48 タブレット 49 ペン 50 TFT基板 51 ゲートバスライン 52 ソースバスライン 53 画素電極 54 対向電極 55 液晶容量

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に、平行な複数の走査線と平行
    な複数の信号線とが互いに直行して形成され、前記走査
    線と前記信号線との各交差部付近にはそれぞれ薄膜トラ
    ンジスタが形成され、前記薄膜トランジスタにはそれぞ
    れ画素電極が接続され、前記絶縁基板に対向して配置さ
    れた対向基板には対向電極が形成され、前記絶縁基板と
    前記対向基板との間に液晶が充填され、前記液晶を介し
    て前記画素電極と前記対向電極とで画素容量を形成する
    構造のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイにおい
    て、 前記画素電極に画像信号を書き込む期間とは別の期間に
    前記対向電極に位置検出用の信号を印加し、位置座標を
    静電容量結合により検出することを特徴とするアクティ
    ブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型タブレット。
  2. 【請求項2】前記対向電極に前記位置検出用の信号が印
    加されている間は、前記信号線を駆動する駆動回路の出
    力がハイインピーダンス状態と、前記信号線が前記駆
    動回路から電気的に絶縁された状態とされる、ことを特
    徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶デ
    ィスプレイ一体型タブレット。
  3. 【請求項3】前記走査線、及び前記信号線を駆動する駆
    動回路がそれぞれスタティック型に構成されたことを特
    徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶デ
    ィスプレイ一体型タブレット。
  4. 【請求項4】前記静電容量結合による位置検出信号とデ
    ィスプレイ上の座標データとの対応関係を予め格納した
    記憶部を設け、指示点の位置検出信号に基づき前記記憶
    部を参照して、前記座標データを出力することを特徴と
    する請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶ディス
    プレイ一体型タブレット。
  5. 【請求項5】前記位置検出用の信号をディスプレイの縦
    方向と横方向で時分割して印加することを特徴とする請
    求項1記載のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ
    一体型タブレット。
  6. 【請求項6】前記検出用の信号を縦横方向同時に異なる
    周波数の交流信号を印加し、それぞれの周波数をフィル
    タ処理して縦横方向同時に位置を検出することを特徴と
    する請求項1記載のアクティブマトリクス型液晶ディス
    プレイ一体型タブレット。
  7. 【請求項7】絶縁基板上に、平行な複数の走査線と平行
    な複数の信号線とが互いに直行して形成され、前記走査
    線と前記信号線との各交差部付近にはそれぞれ薄膜トラ
    ンジスタが形成され、前記薄膜トランジスタにはそれぞ
    れ画素電極が接続され、前記絶縁基板に対向して配置さ
    れた対向基板には対向電極が形成され、前記絶縁基板と
    前記対向基板との間に液晶が充填され、前記液晶を介し
    て前記画素電極と前記対向電極とで画素容量を形成する
    構造のアクティブマトリクス型液晶ディスプレイの前記
    画素電極に画像信号を書き込む期間とは別にタイミング
    に前記対向電極に位置検出用の信号を印加し、前記位置
    検出用の信号を静電容量結合により検出することを特徴
    とするアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型
    タブレットにおいて、 前記対向電極に前記位置検出用の信号が印加されている
    間は、前記走査線及び前記信号線を駆動する駆動回路中
    の各電圧を保持したままその動作を停止することを特徴
    とするアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ一体型
    タブレットの駆動方法。
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