JPH086722A - 入力一体型液晶表示装置及び座標検出方法 - Google Patents

入力一体型液晶表示装置及び座標検出方法

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JPH086722A
JPH086722A JP13849894A JP13849894A JPH086722A JP H086722 A JPH086722 A JP H086722A JP 13849894 A JP13849894 A JP 13849894A JP 13849894 A JP13849894 A JP 13849894A JP H086722 A JPH086722 A JP H086722A
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JP13849894A
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Inventor
Isao Takita
功 滝田
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Hiroyuki Mano
宏之 真野
Shigeyuki Nishitani
茂之 西谷
Satoru Tsunekawa
悟 恒川
Tatsuzo Hamada
達蔵 浜田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶ディスプレイのX電極とY電極に印加さ
れる電圧をペンで検出する入力一体型液晶表示装置にお
いて、座標検出の精度を向上させ、外部ノイズの影響を
低減させる。 【構成】 液晶パネル101とカラム回路102とコモ
ン回路103とペン119と、表示期間は表示制御し、
帰線期間はX座標検出用のデータを生成する表示コント
ローラとペン119が液晶パネルのX、Y電極の各電圧
変化を検出した信号をデジタル信号に変換する積分回路
を具備するX座標検出回路、Y座標検出回路とそのX座
標検出回路、Y座標検出回路の出力信号からX、Y座標
を検出/出力する座標検出制御回路で構成する。 【効果】 液晶パネルの駆動電極を利用して、ペンが接
触している表示画面の座標位置を精度よく検出でき、か
つ、外部ノイズの影響を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、座標入力を行うタブ
レットとディスプレイを一体化した入力一体型液晶表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】座標検出用のタブレットを表示ディスプ
レイと別個に設けることなく、ディスプレイの駆動電圧
パルスを検出して、座標を検出するディスプレイ一体型
タブレットにおいて、特開平3−294919「タブレ
ット機能付き表示装置」に記載されている従来のディス
プレイ一体型タブレットを図14、図15を用いて説明
する。図14は従来のm×n画素で構成するTFT型液
晶ディスプレイを用いたタブレット機能付き表示装置の
構成図、図15はその動作を説明するタイミングチャー
トである。
【0003】図14において、1401は入力ペン、1
402は対向電極、1403はX電極、1404はY電
極、1405はn本の出力を持つコモン回路、1406
はm本の出力を持つカラム回路、1407は切替制御回
路、1408は表示データD1が入力する表示制御回
路、1409は座標データD2を出力する座標検出回
路、1410はm×n画素で構成するTFT型液晶ディ
スプレイ、1411はブランク信号である。
【0004】表示動作は、コモン回路5からTFT型液
晶ディスプレイ1410のY電極1404に順次正のパ
ルス電圧を印加して、そのY電極上のTFTをオン状態
にする。一方、カラム回路1406はX電極に表示デー
タD1に対応した電圧を1ライン一括してTFTに出力
する。座標検出は、1フィールドまたは1フレームのブ
ランキングの期間に、切替制御回路1407によって、
カラム回路1406、コモン回路1405の制御を表示
制御回路1408から座標制御回路1409に切り替え
て実行する。ここで、Y電極1404への出力は負のパ
ルス電圧である。
【0005】この座標検出の各信号のタイミングを図1
5を用いて説明する。ブランキング信号1411は、”
ハイ”の期間を非表示期間であり、座標検出を行う期間
を示し、”ロー”の期間は表示期間を示す。また、この
検出期間には、図15に示すようにX電極1403、Y
電極1404に順次検出パルス電圧を印加する。ここ
で、ペン1401が座標(X2,Y2)にあるとする
と、図15に示すよう座標検出パルスX2、Y2に同期
したペン電圧が座標検出回路9に入力する。この時座標
検出パルスのシフトクロック(図示せず)を計数するカ
ウンタの値はX2、Y2になっており、この値が入力ペ
ン座標に相当する。この動作をフィールドまたはフレー
ムごとに繰り返して、連続した座標データD2が得てい
た。また、このペン1に誘起される電圧は、低い電圧な
ので検出エラーが発生する恐れが高い。これを解決する
ため、複数の駆動線に同時に座標検出パルスを印加して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタブレ
ット機能付き表示装置において、ペンが誘起する電圧が
ペンの指示している駆動線に印加されるパルスのみに同
期するには、隣り合う駆動線との結合容量の影響を排除
する必要がある。このためには、ペン先を細くして隣り
合う駆動線との結合容量を限りなく小さくすることが必
要であり、具体的には、隣り合う駆動線の影響を小さく
するため、ペン先の細さを1画素の大きさより小さくし
なければならない。例えば、対向サイズ10インチ、解
像度水平640ドット×垂直480ラインのTFT液晶
パネルでは、約0.33mm以下にする必要がある。ま
た、ペン先の材質としては液晶パネルの表面を傷つけな
いようにプラスチックが用いられることが多く、上述の
ように細く加工するには工程数の増加、高い加工精度が
要求され、生産コストが増加するという問題があった。
更に、従来の表示装置は使用時の摩耗によりペン先が太
った場合、指示位置で規定通りの波形が得られないこと
を考慮していなかった。本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたもので、ペン先が太くても精度良く、ペンの指
示位置を検出することのできる入力一体型液晶表示装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために本
発明は、Y電極及びX電極をマトリックス上に配列した
液晶パネルと、Y電極を順次走査するコモン回路と、X
電極に電圧を印加するカラム回路と、X電極とY電極と
の静電結合して各電極の電圧変化を検出する検出器と、
その検出器の出力信号をX座標検出時にデジタル信号化
する積分回路を内蔵したX座標検出回路と、前記検出器
の出力信号をY座標検出時にデジタル信号化する積分回
路を内蔵したY座標検出回路と、X座標検出回路及びY
座標検出回路の出力信号に同期してX座標、Y座標を検
出する座標検出制御回路と、コモン回路とカラム回路を
制御して表示/座標検出を行う表示コントローラからな
る。
【0008】
【作用】本発明の入力一体型液晶表示装置は、検出回路
内に積分回路を具備したので、指示位置の電極とその周
辺の複数の電極との静電結合容量による検出波形の位相
ずれを解決でき、座標指示器であるペンの先が太くて
も、精度よい座標検出を行うことができる。また、増幅
回路、X座標検出回路、Y座標検出回路をペン筐体内に
納めたので、ペンからの信号は外部ノイズに対して、強
く検出精度を高めることができる。
【0009】
【実施例】本発明の入力一体型液晶表示装置の第1の実
施例について図1から図6までを用いて説明する。図1
は入力一体型液晶表示装置の簡単な構成図である。図1
において、101はY1からYnの電極を配線した一方
のガラス、またはプラスチック板とY電極に直交するX
1からXmの電極を配線した他方のガラス、またはプラ
スチック板の間に液晶を注入し、そのX,Y電極の交点
を1画素としてn行×m列のマトリックスを構成する液
晶パネル、102はOX1からOXmまでのm本の出力
線をもつカラム回路、103はOY1からOYnまでの
n本の出力線を持つコモン回路である。カラム回路10
2の出力OX1からOXmは、液晶パネル101の一方
の電極X1からXmに接続してある。また、コモン回路
103の出力OY1からOYnは、液晶パネル101の
他方の電極Y1からYnに接続してある。
【0010】104は水平同期信号、105は垂直同期
信号、106はドットクロック、107は表示データバ
ス、129は表示データが有効か無効かを指示するブラ
ンク信号、108は液晶の表示制御と座標検出の制御を
行う表示コントローラ、109は水平同期信号に同期し
たCL3クロック、110はファーストラインマーカ
(以下、FLMと略す)、111は液晶表示データバ
ス、112は表示データに同期したCL2クロック、1
13は正極性のときは”ハイ”、負極性のときは”ロ
ー”になる交流化信号、114は表示期間は”ハイ”、
X座標検出時は”ロー”になる表示/検出制御信号、1
15は座標検出のスキャンクロックに同期したクロック
である。表示コントローラ108は、水平同期信号10
4、垂直同期信号105、ドットクロック106、表示
データバス107の表示データ、ブランク信号129か
ら液晶用の制御/表示データであるCL3クロック10
9、CL2クロック112、FLM110、表示データ
バス111の表示データ及び、交流化信号113を生成
する。また、表示コントローラ108は、検出用の信号
として、表示/検出制御信号114、クロック115を
生成する。さらに、X座標検出期間において、検出時の
スキャンデータを生成する。
【0011】116は走査電圧をコモン回路に階調電圧
をカラム回路に供給する電源回路、117は電源回路1
16の出力である正極性用の走査電圧、非走査電圧と負
極性用の走査電圧、非走査電圧を持つ走査電圧バス、1
18は電源回路116の出力である正極性用の階調電圧
と負極性用の階調電圧を持つ階調電圧バスである。正極
性用の走査電圧と階調電圧の電位の関係は、階調電圧>
走査電圧となり、負極性ではこの関係が逆転する。
【0012】119は静電結合方式を用いた座標指示装
置(以下、ペンと略す)、120はペン119の出力信
号、121は出力信号120を増幅する増幅回路、12
2は増幅回路121の出力信号、123は増幅回路12
1の出力信号122をデジタル信号にするX座標検出回
路、124はX座標検出回路123のX出力信号、12
5は増幅回路121の出力信号122をデジタル信号に
するY座標検出回路、126はY座標検出回路125の
Y出力信号、127はX出力信号とY出力信号に同期し
て座標検出を行う座標検出制御回路、128は座標検出
制御回路127が検出した座標データを伝搬する出力バ
スである。
【0013】図2は入力一体型液晶装置のタイミングチ
ャートである。図3はペン先と液晶電極の静電結合の概
念図である。図3において、301は液晶パネルの一方
のガラスまたはプラスチック板、302は液晶パネルの
他方のガラスまたはプラスチック板、303は一方のガ
ラスまたはプラスチック板に配線されたY電極、304
はY電極とペンの先との静電結合容量である。
【0014】図4はY座標検出装置のブロック図であ
る。図4において、401はY出力信号122を反転す
る反転増幅回路、402は反転増幅回路401の出力信
号、403は交流化信号が”ハイ”のときに反転増幅信
号402を選択し、”ロー”のときはY出力信号122
を選択する選択回路、404は選択回路403の出力信
号、405は積分回路、406は積分回路405の出力
信号、407は電圧+Vと−Vが両端に入力する可変抵
抗、408は可変抵抗407により分圧された基準電
圧、409は基準電圧408と積分回路405の出力信
号406との差をとる差動回路、410は差動回路40
9の出力信号、411はアナログデータである出力信号
410をデジタル信号にするためのアナログ/デジタル
コンバータ回路(以下、A/D回路と略す)である。
【0015】図5はY座標検出装置のタイミングチャー
トである。図6は座標検出制御回路の座標記憶部のブロ
ック図である。図6において、601はAND回路、6
02はAND回路601の出力信号、603はlog2
nビット以上のカウンタ回路、604はカウンタ回路6
03のカウンタデータを出力する出力バス、605は出
力バス604のデータを記憶するラッチ回路、606は
ラッチ回路605が記憶したラッチデータを出力する出
力バス、607は入力信号を反転出力するインバータ回
路、608はインバータ回路の出力信号、609はAN
D回路、610はAND回路609の出力信号、611
はlog2mビット以上のカウンタ回路、612はカウ
ンタ回路611のカウンタデータを出力する出力バス、
613は出力バス612のデータを記憶するラッチ回
路、614はラッチ回路613が記憶したラッチデータ
を出力する出力バス、615はAND回路、616はA
ND回路615の出力信号、617はAND回路、61
8はAND回路617の出力信号である。
【0016】再び、図1と図2を用いて、入力一体型液
晶表示装置の表示動作について詳細に説明する。図1に
おいて、液晶パネル101は、コモン回路103で選択
する走査電圧とカラム回路102で選択する階調電圧を
各液晶画素に印加し、その差電圧と印加時間で制御する
実効値の大きさにより、白、黒または中間調の表示を行
う。ここでは、白、黒の2階調表示を例に図1と図2を
用いて表示動作を説明する。
【0017】図2に示すように、コモン回路103はF
LM110が”ハイ”になった後にCL3クロック10
9に同期して、図1の液晶パネル101のY電極のY1
からYnまで1ラインごとに順次選択して走査電圧を出
力し、非選択のY電極には非走査電圧を出力する。この
コモン回路103で選択され、走査電圧が印加されてい
るY電極上のX電極には、カラム回路102から表示デ
ータに対応した階調電圧が印加される。このカラム回路
102の動作について説明する。カラム回路102は、
CL2クロック112に同期して表示データバス111
の表示データを順次1ライン分記憶し、CL3クロック
109に同期して、その記憶した表示データに対応した
階調電圧を階調電圧バス118の電圧から選択してOX
1からOXmに出力する。
【0018】この階調電圧を出力している期間に次の表
示データを記憶する。例えば、コモン回路103がY1
電極に走査電圧をCL3クロック109に同期して出力
すると、カラム回路102はY1電極上の各画素の表示
データに対応した階調電圧を出力する。さらに、カラム
回路102は、次のラインであるY2電極上の各画素の
表示データをCL2クロック112に同期して記憶す
る。この動作を順次Y1からYnまで繰り返すことによ
り1画面の表示が行える。また、カラム回路102とコ
モン回路103は、交流化信号113が”ロー”のとき
は、正極性用の走査電圧、非走査電圧と階調電圧をそれ
ぞれ用い、交流化信号113が”ハイ”のときは、負極
性用の走査電圧、非走査電圧と階調電圧をそれぞれ用い
る。図2では、交流化信号113は、1画面ごと、つま
り1フレーム毎に変化して、液晶にかかる電圧の極性を
変化させている。この動作は、液晶に同一極性の電圧を
印加し続けると、焼き付き等の現象が発生して表示品質
を落し、更に液晶を劣化させることになるため、これら
の現象を防止するために行っている。
【0019】つぎに、このような表示動作を行う入力一
体型液晶表示装置のY座標検出動作について説明する。
図1において、ペン119がY3電極上を指示した場
合、図3に示すようにペン119のペン先とY電極との
間に静電結合容量304が発生する。この静電結合容量
304は、Y3電極との容量値が一番大きく、その周辺
にいくに従い容量値は小さくなっていく。ここで、Y3
電極に走査電圧が印加された場合、結合容量の一方の電
圧が変化するため、他方のペン119の電位も変化する
ことになる。これが、Y1から順次走査された場合、Y
電極の電位が順次変化するために図5の出力信号に示す
ような変化をする。この電位の変化は微弱であるために
ペン119の出力信号120は、増幅回路121で増幅
する。増幅回路121の出力信号122はX座標検出回
路123、Y座標検出回路125に入力する。
【0020】図4に示すY座標検出回路125におい
て、出力信号122は、選択回路403と反転回路40
1に入力する。反転回路401に入力した出力信号12
2は、反転して出力信号402として選択回路403に
入力する。選択回路403は、交流化信号113が”ハ
イ”のときは、その出力信号122を出力信号404と
して出力する。また、交流化信号113が”ロー”のと
きは、反転回路の401の出力信号402を出力信号4
04として出力する。このようにすることにより、交流
化による検出信号の変化の違いの影響を除去できる。
【0021】出力信号404は、積分回路405に入力
して指示位置のY電極の電圧変化に同期するように位相
を約90°ずらし、出力信号406として出力する。出
力信号406は、差動回路409に入力し、分圧用の可
変抵抗407で分圧された出力信号408の電圧△Vを
引いた値が出力信号410と出力する。出力信号410
は、A/D回路411に入力し、A/D回路411のス
レッシュホールドレベル(VTH)を超えた期間だけ、”
ハイ”になるデジタル信号をY出力信号126に出力す
る。この時、差動回路409に入力する可変抵抗407
の分圧比を変更することで、出力信号408がA/D回
路411のスレッシュホールドレベルを超える期間を変
更でき、A/D回路411のY出力信号126のパルス
幅を変更できる。このようにして得られたデジタルのY
出力信号126は、ペン119が指示しているY3電極
の走査電圧印加と同期している。
【0022】X座標検出期間において、カラム回路10
2は、X電極をOX1からOXmまでに順次、1ライン
毎に黒電圧を印加し、他のX電極には白電圧印加するよ
うに、表示コントローラ108から表示データが送られ
てくる。この黒を表示する電圧が印加されたときの変化
を検出することで、Y座標検出時と同様の動作で出力信
号122をデジタル信号化してX出力信号124とす
る。このX出力信号124、Y出力信号126は座標検
出制御回路127の座標記憶部に入力して、指示座標値
を記憶する。この動作について、図6を用いて説明す
る。
【0023】指示点のY電極の変化をデジタル化した出
力信号126は、AND回路615に入力する。また、
AND回路615には表示/検出制御信号114がイン
バータ回路607を介して反転して入力されており、こ
の表示/検出制御信号114が”ハイ”のとき、出力信
号126をAND回路615の出力信号616として出
力する。”ロー”のときは、AND回路615は常に”
ロー”を出力信号616とし、出力信号126のデータ
をマスクする。同様にAND回路601は表示/検出制
御信号114が”ハイ”の期間のみ、クロック115を
出力信号602に出力する。
【0024】カウンタ回路603は、この出力信号60
2に同期してカウントアップし、出力バス604に出力
する。ここで、出力信号126のパルスが出力信号61
6として、ラッチ回路605に入力すると、ラッチ回路
は、この時のカウンタのデータを記憶でき、出力バス6
06に出力する。また、カウンタ回路603のリセット
端子には、表示/検出制御信号114をインバータ回路
607で反転した出力信号608が入力しており、この
出力信号608はX座標検出期間は”ハイ”となるた
め、カウンタ回路603は初期状態になり、次のY座標
検出時には初期値からカウントアップできる。このよう
な動作によって、Y座標値を検出できる。
【0025】また、X座標検出時には、インバータ回路
607の出力信号608が”ハイ”になり、クロック1
15がAND回路609の出力信号610として、出力
信号124がAND回路617の出力信号618として
出力される。カウンタ回路611は出力信号610に同
期してカウントアップして、そのカウンタデータを出力
バス612に出力する。ここで、出力信号618のパル
スが入力すると、このカウンタ値をラッチ回路613が
記憶し、出力バス614に出力する。Y座標検出時に
は、カウンタ回路611のリセット端子には”ハイ”が
入力するので、カウンタ回路611は初期状態にもど
り、次のX座標検出時には初期値からカウントアップで
きる。このような動作によって、X座標を検出できる。
【0026】さらに、この座標記憶部は、X座標検出時
にはY座標を記憶する回路は動作せず、Y座標検出時に
はX座標を記憶する回路は動作しない。そして、この記
憶されたX,Y座標は、座標検出制御回路から出力バス
128に出力される。このように座標検出回路に積分回
路を付加することで、指示点のX,Y電極の変化に同期
したデジタル信号を得ることが可能となり、高精度の座
標検出が行える。
【0027】次に、本発明の第2の実施例として必要な
周波数帯の信号のみを検出する方式について、図7、図
8を用いて説明する。図7は、第1の実施例のY座標検
出回路にフィルタを追加したフィルタ付きY座標検出回
路のブロック図である。図7において、701は特定の
周波数帯の信号しか通過させないバンドパスフィルタ回
路(以下、BPFと略す)、702はこのBPF701
の出力信号である。
【0028】図8はフィルタ付きY座標検出装置のタイ
ミングチャートである。表示期間中にY座標検出を行う
場合、ペン119の出力信号120には、図8に示すよ
うにX電極の表示データに対応した階調電圧の影響によ
るフレーム周波数程度の低周波のノイズと高周波のノイ
ズが重複される。そこで、これらのノイズ成分を除去
し、必要な周波数帯の信号のみを通過させる必要があ
る。この方式について、図7、8を用いて説明する。
【0029】図8に示すようにペン119の出力信号1
20は、BPF701を通ることにより、図8に示すよ
うな検出信号122のうち、座標検出に必要な特定周波
数帯の信号だけを通過させた、出力信号702として出
力する。その後、第一の実施例と同様に積分回路40
5、差動回路409、A/D回路411を介して、指示
座標のY電極の走査電圧印加に同期したデジタル信号が
得られる。他の回路の動作は、実施例1と同様なので、
説明は省略する。また、BPF701をX座標検出回路
123に付加することで同様の効果が得られる。
【0030】次に、第3の実施例として、液晶パネルと
してX電極とY電極の交点に能動素子を持つアクティブ
マトリックス型液晶パネルを用いた入力一体型液晶表示
装置に第一の実施例を用いた場合の例を図9、図10、
図11を用いて説明する。
【0031】図9は入力一体型液晶表示装置の簡単な構
成図である。図9において、901はY1からYnの電
極とそのY電極に直交するX1からXmの電極を配線
し、その交点に薄膜トランジスタ(以下、TFTと略
す)等の能動素子を配置し、その能動素子の出力が画素
電極に接続された一方のガラス板と同一電極である対向
電極を配置した他方のガラス板の間に液晶を注入し、そ
のX,Y電極の交点の電極を1画素としてn行×m列の
マトリックスを構成する液晶パネル、902はOX1か
らOXmまでのm本の出力線をもつカラム回路、903
はOY1からOYnまでのn本の出力線を持つコモン回
路である。
【0032】カラム回路902の出力OX1からOXm
は、液晶パネル901の一方の電極X1からXmに接続
してある。また、コモン回路903の出力OY1からO
Ynは、液晶パネル901の一方の電極Y1からYnに
接続してある。液晶パネル901は、コモン回路903
の出力の走査電圧により、能動素子がオン状態になり、
カラム回路902の出力の階調電圧が各画素電極に印加
される。この階調電圧と対向電極の電圧差が液晶画素に
印加される電圧である。この電圧が大きさにより表示輝
度を制御でき、階調表示が可能になる。また、非走査電
圧が印加されると能動素子はオフ状態になり、階調電圧
は、液晶に印加されない。
【0033】904は液晶の表示制御と座標検出の制御
を行う表示コントローラ、905は水平同期信号に同期
したCL1クロック、906は走査電圧をコモン回路に
階調電圧をカラム回路に供給する電源回路、907は電
源回路の出力である走査電圧バス、908は電源回路の
出力である正極性用の階調電圧と負極性用の階調電圧を
出力する階調電圧バス、909は液晶パネル901の対
向電極に電圧を供給する電圧線である。正極性用の階調
電圧と対向電極の電圧線909の電位の関係は、階調電
圧>対向電極電圧となり、負極性ではこの関係が逆転す
る。910は増幅回路の出力信号をデジタルのパルス信
号にするY座標検出回路、911はY座標検出回路のY
出力信号である。
【0034】図10は入力一体型液晶装置のタイミング
チャートである。図11はY座標検出回路のブロック図
である。図9、図10、図11を用いて、アクティブマ
トリックス型液晶パネルを用いた場合の検出装置につい
て説明する。まず、表示動作について簡単に説明する。
【0035】図9、図10に示すようコモン回路903
は、FLM110信号が”ハイ”になると、CL3クロ
ックに同期して、出力OY1からOYnまで順次走査電
圧を出力して、そのライン上の各画素の能動素子をオン
状態にする。この時、カラム回路902は表示データに
対応した階調電圧を出力OX1からOXmにCL1クロ
ック905に同期して出力することで各画素電極に電圧
を印加することで、表示を行う。また、カラム回路90
2は、次のラインの表示データをCL2クロック112
に同期して記憶している。一方、コモン回路903は非
選択出力には非走査電圧を出力して、そのライン上の各
画素の能動素子をオフ状態にする。このようにすること
で、表示データに対応した表示が得られることになる。
【0036】このアクティブマトリックス型液晶パネル
を用いた場合、コモン回路903の走査電圧と非走査電
圧の関係は一定なので、交流化信号113の影響を受け
ない。このため、Y座標検出回路910は、図11に示
すように第1の実施例の図4の反転回路401と選択回
路403を必要としない回路構成になるが、第1の実施
例と同様の効果を得ることができる。また、X座標検出
回路において、X座標検出期間の階調電圧が交流化信号
113の影響を受けない場合は、つまり、スキャン電圧
が一定の場合は、図11と同様に反転回路401と選択
回路403を回路構成から削除でき、かつ、同様の効果
を得ることができる。更に、第2の実施例で説明したB
PF701を本実施例のX座標検出回路、Y座標検出回
路に付加することで、第2の実施例と同様の効果が得ら
れる。
【0037】次に、本発明の第4の実施例として入力一
体型液晶表示装置でX座標検出回路とY座標検出回路を
合わせた検出装置について、図16、図17、図18を
用いて説明する。図16は、実施例1の入力一体型液晶
表示装置において、X座標検出回路とY座標検出回路を
一つにした入力一体型液晶表示装置の簡単な構成図であ
る。
【0038】1601はX座標検出時の検出波形をパル
ス化するための第1の増幅度を持つ増幅回路、1602
は増幅回路1601の出力信号、1603はY座標検出
時の検出波形をパルス化するための第2の増幅度を持つ
増幅回路、1604は増幅回路1603の出力信号、1
605は出力信号1602と出力信号1604の検出信
号をパルス化するX/Y座標検出回路、1606はX/
Y座標検出回路の出力信号、1607はX/Y座標検出
回路1605の出力信号1606に同期してX,Y座標
値を検出し、出力バス1218に出力する座標検出制御
回路である。
【0039】図17は、X/Y座標検出回路の簡単なブ
ロック図である。1701は表示/検出制御信号114
が”ロー”のとき、つまり帰線期間/X座標検出期間に
は出力信号1602を選択して出力し、表示/検出制御
信号114が”ハイ”のとき、つまり表示期間/Y座標
検出期間には出力信号1604を選択して出力する選択
回路、1702は選択回路1701の出力信号である。
図18は、座標検出制御回路の座標記憶部のブロック図
である。以下、図16、図17、図18を用いて検出回
路の動作について説明する。他の回路の動作について
は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
【0040】まず、Y座標検出時の動作について説明す
る。表示期間/Y座標検出期間にペン119が検出した
信号は、検出信号120として増幅回路1601と増幅
回路1603に入力し、第1の増幅度で増幅された検出
信号120は出力信号1602に出力され、第2の増幅
度で増幅された検出信号120は出力信号1604に出
力され、X/Y座標検出回路1605に入力する。この
X/Y座標検出回路の動作については、図17を用いて
説明する。X/Y座標検出回路1605に入力した出力
信号1602と出力信号1604は、Y座標検出期間で
は、表示/検出制御信号114は、”ハイ”なので、出
力信号1604が選択され、出力信号1702として出
力される。
【0041】その後は、第1の実施例と同様に動作し、
検出パルスとして出力信号1606に出力される。出力
信号1606は、図18に示す座標検出制御回路160
7に入力する。座標検出制御回路1607は、表示/検
出制御信号114が”ハイ”となっているので、AND
回路601がクロック115を出力信号602に出力
し、AND回路615が出力信号1606を出力信号6
16に出力する。出力信号602に同期して、カウンタ
回路603がカウントアップして、そのカウンタデータ
を出力バス604を通して、ラッチ回路605に入力す
る。ラッチ回路605は、出力信号616に同期して、
カウンタデータを記憶し、Y座標値として出力バス60
7に出力する。
【0042】また、X座標検出時のX/Y座標検出回路
1605において、図17の選択回路1701は表示/
検出制御信号114が”ロー”なので、出力信号160
2を選択し、出力信号1702に出力する。そして、デ
ジタル信号化された信号が、出力信号1606に出力す
る。座標検出制御回路1607は、表示/検出制御信号
114が”ロー”となっているので、AND回路609
がクロック115を出力信号610に出力し、AND回
路617が出力信号1606を出力信号618に出力す
る。出力信号610に同期して、カウンタ回路611が
カウントアップして、そのカウンタデータを出力バス6
12を通して、ラッチ回路613に入力する。ラッチ回
路613は、出力信号618に同期して、カウンタデー
タを記憶し、X座標値として出力バス614に出力す
る。
【0043】このような回路構成にすることで、X座標
検出回路とY座標検出回路を一つの回路にすることがで
きる。また、図17のX/Y座標検出回路において、第
2の実施例で説明したバンドパスフィルタを積分回路の
前に付加することで、第2の実施例と同様の効果が得ら
れる。
【0044】次に、本発明の第5の実施例として入力一
体型液晶表示装置を用いた情報処理装置について、図1
2、図13を用いて説明する。図12は、実施例1の入
力一体型液晶表示装置を用いた情報処理装置の簡単なブ
ロック図である。1201はCPU、1202はプログ
ラムやデータを記憶するメインメモリ、1203は表示
データや表示クロックを制御する表示コントローラ、1
204は表示データを記憶する表示メモリ、1205は
入力一体型液晶表示装置、1206は各ブロック間のデ
ータやクロックを伝送するシステムバス、1207は表
示コントローラ1203と表示メモリ1204間のデー
タ、クロックを伝播する表示メモリバス、1208は表
示コントローラ1203と入力一体型液晶表示装置間の
データやクロックを伝播するローカルバス、1209は
外部記憶装置である。
【0045】図13はその情報処理装置の外観図の一例
である。1301は入力一体型液晶表示装置、1302
は情報処理装置本体、1303は制御信号バス、130
4はペン、1305は入力一体型液晶表示装置を同一筐
体内に持つ情報処理装置である。図12において、CP
U1201は、メインメモリ1202に記憶してあるプ
ログラムをシステムバス1206を通して読み込み、そ
の処理結果をシステムバス1206を通してメインメモ
リ1202、外部記憶装置1209等のシステムバス1
206に接続されている機器に出力する。表示コントロ
ーラ1203は、表示メモリ1204の内容を表示メモ
リバス1207を通して読み込み、入力一体型液晶表示
装置1205にローカルバス1208を通して出力す
る。入力一体型液晶表示装置1205は、検出したX、
Y座標をシステムバス1206を通してCPU1201
やメインメモリ1202に出力する。
【0046】図13において、(a)はデスクトップ型
の情報処理装置に使用した例である。入力一体型液晶表
示装置1301は、制御信号バス1303により情報処
理装置本体1302から機械的に分離した形になってお
り、ペン1305から入力できる。また、(b)はハン
ディ型あるいは小型情報処理装置に使用した例である。
入力一体型液晶表示装置を一体型筐体に情報処理装置1
305を取付け、小型化してペン1304により入力す
る。また、実施例2、3、4の入力一体型液晶表示装置
を用いても、同様の情報処理装置を構成できる。また、
実施例1から5において、X座標検出方式として日立か
ら出願済みの特開平2−31842号公報の「ディスプ
レイ一体型タブレット」を用いても同様の効果が得られ
る。
【0047】実施例1から3において、ペン119の筐
体内に増幅回路とX座標検出回路、Y座標検出回路を具
備することで、座標検出制御回路127とペン119と
のインターフェイスをデジタル化でき、外部からの電磁
波によるノイズの影響を低減できる。また、増幅回路、
X座標検出回路、Y座標検出回路を一つのLSIにする
ことで実装面積を小さくでき、さらに、座標検出制御回
路、または表示コントローラも合わせて一つのLSIに
することでより実装面積を小さくすることができる。
【0048】実施例4において、ペン119の筐体内に
増幅回路とX/Y座標検出回路を具備することで、座標
検出制御回路127とペン119とのインターフェイス
をデジタル化でき、外部からの電磁波によるノイズの影
響を低減できる。また、増幅回路、X/Y座標検出回路
を一つのLSIにすることで実装面積を小さくでき、さ
らに座標検出制御回路、または表示コントローラも合わ
せて一つのLSIにすることでより実装面積を小さくす
ることができる。実施例1から4において、液晶パネル
のサイズ等が変更され、検出信号の周波数帯が変更した
場合、積分回路の動作周波数、BPFの通過周波数帯を
決定する定数を変更するのみで、同一の回路構成で同じ
効果が得られる。また、座標検出制御回路、表示コント
ローラを一つのLSIにすることで実装面積を小さくで
きる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、タブレット機能を持つ液晶表示装置である入力
一体型液晶表示装置において座標検出回路に積分回路を
具備する構成としたので、ペンの指示位置の電極と隣り
合う電極の影響による指示位置と検出位置のずれを解消
でき、精度よい座標検出が可能となる。また、ペン先の
太さの影響を受けにくいので、ペンの製造コストを低減
でき、且つ精度よい検出が可能となる。
【0050】第2に特定周波数帯の信号のみを通過させ
るバンドパスフィルタを付加することで、ノイズの影響
を除去でき、精度よい座標検出が可能となる。第3にペ
ンの筐体内に増幅回路、X座標検出回路、Y座標検出回
路を具備することで、ペンと入力一体型液晶表示装置本
体とのインターフェイスをデジタル化でき、ペンからの
信号が外部ノイズの影響を受けにくい構成にできる。さ
らにペン筐体内に増幅回路、X/Y座標検出回路を具備
することで、ペンと入力一体型液晶表示装置本体とのイ
ンターフェイスを一本デジタル信号にすることができ、
信号本数を削減できる。第4に、積分回路やバンドパス
フィルタの定数を変更することで、動作周波数帯を変更
でき、様々な解像度の液晶パネルに同一回路構成で対応
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる入力一体型液晶表示装置の簡単
な構成図。
【図2】本発明に係わるタイミングチャート図。
【図3】本発明に係わる静電結合の概念図。
【図4】本発明に係わるY座標検出装置のブロック図。
【図5】本発明に係わるタイミングチャート図。
【図6】本発明に係わる座標記憶部のブロック図。
【図7】本発明に係わるフィルタ付きY座標検出回路の
ブロック図。
【図8】本発明に係わるタイミングチャート図。
【図9】本発明に係わる入力一体型液晶表示装置の簡単
な構成図。
【図10】本発明に係わるタイミングチャート図。
【図11】本発明に係わるY座標検出回路のブロック
図。
【図12】本発明に係わる情報処理装置の簡単なブロッ
ク図。
【図13】本発明に係わる情報処理装置の外観図。
【図14】従来の技術に係わるディスプレイ一体型タブ
レットの構成図。
【図15】従来の技術に係わるタイミングチャート図。
【図16】本発明に係わる入力一体型液晶表示装置の簡
単な構成図。
【図17】本発明に係わるX/Y座標検出装置のブロッ
ク図。
【図18】本発明に係わる座標記憶部のブロック図。
【符号の説明】
101 液晶パネル、 102 カラム回路、 103
コモン回路、 104 水平同期信号、 105 垂
直同期信号、 106 ドットクロック、 107 表
示データバス、 108 表示コントローラ、 109
CL3クロック、 110 FLM、 111 液晶
表示データバス、 112 CL2クロック、 113
交流化信号、 114 表示/検出制御回路、 11
5 クロック、 116 電源回路、 117 走査電
圧バス、 118 階調電圧バス、 119 座標指示
装置、 120 出力信号、 121 増幅回路、 1
22 出力信号、 123 X座標検出回路、 124
X出力信号、 125Y座標検出回路、 126 Y
出力信号、 127 座標検出制御回路、 128出力
バス、 129 ブランク信号、 301 ガラスまた
はプラスチック板、 302 ガラスまたはプラスチッ
ク板、 303 Y電極、 304 静電結合容量、
401 反転増幅回路、 402 出力信号、 403
選択回路、 404 出力信号、 405 積分回
路、 406 出力信号、 407可変抵抗、 408
基準電圧、 409 差動回路、 410 出力信
号、411 アナログ/デジタルコンバータ回路、 6
01 AND回路、 602出力信号、 603 カウ
ンタ回路、 604 出力バス、 605 ラッチ回
路、 606 出力バス、 607 インバータ回路、
608 出力信号、609 AND回路、 610
出力信号、 611 カウンタ回路、 612 出力バ
ス、 613 ラッチ回路、 614 出力バス、 6
15 AND回路、 616 出力信号、 617 A
ND回路、 618 出力信号、 701 バンドパス
フィルタ回路、 702 出力信号、 901 液晶パ
ネル、902 カラム回路、 903 コモン回路、
904 表示コントローラ、905 CL1クロック、
906 電源回路、 907 走査電圧バス、908
階調電圧バス、 909 電圧線、 1201 CP
U、 1202メインメモリ、 1203 表示コント
ローラ、 1204 表示メモリ、 1205 入力一
体型液晶表示装置、 1206 システムバス、 12
07 表示メモリバス、 1208 ローカルバス、
1209 外部記憶装置、 1301 入力一体型液晶
表示装置、 1302 情報処理装置本体、 1303
制御信号バス、 1304 ペン、 1305 情報処
理装置、 1401 入力ペン、 1402 対向電
極、 1403 X電極、 1404 Y電極、140
5 コモン回路、 1406 カラム回路、 1407
切替制御回路、1408 表示制御回路、 1409
座標検出回路、 1410 TFT型液晶ディスプレ
イ、 1411 ブランク信号、 1601 増幅回
路、 1602 出力信号、 1603 増幅回路、
1604 出力信号、 1605X/Y座標検出回路、
1606 出力信号、 1607 座標検出制御回
路、1701 選択回路、 1702 出力信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 茂之 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 恒川 悟 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 浜田 達蔵 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットパネルのX方向、Y方向の表示
    用の信号を用いて、座標検出をする方法であって、 一方の方向の座標は表示するための信号により検出し、 他方は表示するための期間以外に出力される信号により
    検出することを特徴とする座標検出方法。
  2. 【請求項2】 走査信号とデータ信号を用いて1画面の
    表示を行うフラットパネルの座標を検出する方法であっ
    て、 走査信号の選択信号レベルを用いて走査方向の座標位置
    を検出し、 データ信号の表示するための信号以外の信号を用いて、
    データ方向の座標を検出することを特徴とする座標検出
    方法。
  3. 【請求項3】 複数の走査電極と複数のデータ電極の交
    点で表示1ドットを構成するマトリックスパネルと、 該複数の走査電極に選択電圧、非選択電圧を印加する走
    査駆動手段と、 該複数のデータ電極にデータ電圧を印加するデータ電圧
    手段と、 該複数の走査電極と該複数のデータ電極の電圧レベルを
    検出する座標検出手段から成る座標検出付き表示装置に
    おいて、 該走査電極の座標位置は表示のために該走査駆動手段の
    出力する電圧レベルを用いて検出し、 該データ電極の座標位置は表示以外に、座標検出用に該
    データ電圧手段の出力する電圧レベルを用いて検出する
    ことを特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の入力一体型液晶表示装置
    において、 M行×N列のマトリックス状に配置されたM×N個の表
    示素子とそれぞれ表示素子の各行に接続したM個のY電
    極とそれぞれ表示素子の各列に接続したN個のX電極と
    を備えたフラットディスプレイと、 表示期間中に、前記Y電極に、行の並び順に電圧パルス
    を印加するY電極駆動回路と、 与えられたデータ列で指定された電圧パルス印加パター
    ンで、前記N個のX電極に電圧パルスを印加するX電極
    駆動回路と、 前記フラットディスプレイの表面上に接触した位置に対
    応する前記列及び行に印加された電圧パルスを、静電容
    量結合を介して検出する検出器と、 その検出器からの信号を増幅する手段とを備え、かつ、 前記フラットディスプレイの各表示画素は、接続するY
    電極とX電極の両方にそれぞれ所定の電圧を印加された
    場合に表示状態となるディスプレイ装置であって、 液晶に印加する電圧の極性を指示する信号を生成する手
    段と、 表示期間とX座標検出期間を指示する信号を生成する手
    段と、 表示期間中に、前記検出器が電圧パルスを検出した時点
    で電圧パルスを印加しているY電極に応じて前記検出器
    の出力信号をデジタル化するY座標検出手段と非表示期
    間中に、前記検出器が電圧パルスを検出した時点で電圧
    パルスを印加しているX電極に応じて前記検出器の出力
    信号をデジタル化するX座標検出手段と、 X座標検出手段の出力信号からX座標を決定し、且つ、
    Y座標検出手段の信号からY座標を決定する座標検出手
    段とを有し、 前記X座標検出手段とY座標検出手段に積分回路を有す
    ることを特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の入力一体型液晶表示装置
    において、 M行×N列のマトリックス状に配置されたM×N個の表
    示素子とそれぞれ表示素子の各行に接続したM個のY電
    極とそれぞれ表示素子の各列に接続したN個のX電極と
    を備えたフラットディスプレイと、 表示期間中に、前記Y電極に、行の並び順に電圧パルス
    を印加するY電極駆動回路と、 与えられたデータ列で指定された電圧パルス印加パター
    ンで、前記N個のX電極に電圧パルスを印加するX電極
    駆動回路と、 前記フラットディスプレイの表面上に接触した位置に対
    応する前記列及び行に印加された電圧パルスを、静電容
    量結合を介して検出する検出器と、 その検出器からの信号を第1の増幅度を持つ増幅する手
    段と、 その検出器からの信号を第2の増幅度を持つ増幅する手
    段とを備え、かつ、 前記フラットディスプレイの各表示画素は、接続するY
    電極とX電極の両方にそれぞれ所定の電圧を印加された
    場合に表示状態となるディスプレイ装置であって、 液晶に印加する電圧の極性を指示する信号を生成する手
    段と、 表示期間とX座標検出期間を指示する信号を生成する手
    段と、 表示期間中に、前記検出器が電圧パルスを検出した時点
    で電圧パルスを印加しているY電極に応じて前記検出器
    の出力信号を第1の増幅度を持つ手段で増幅した出力信
    号と非表示期間中に、前記検出器が電圧パルスを検出し
    た時点で電圧パルスを印加しているX電極に応じて前記
    検出器の出力信号を第2の増幅度を持つ手段で増幅した
    出力信号をデジタル化するX/Y座標検出手段と、 X/Y座標検出手段の出力信号と表示期間とX座標検出
    期間を指示する信号を生成する手段からの出力信号から
    X座標、Y座標を決定する座標検出手段とを有し、 前記X/Y座標検出手段に積分回路を有することを特徴
    とする入力一体型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の入力一体型液晶表示装置
    において、前記X座標検出手段とY座標検出手段に特定
    の周波数帯の信号のみを通過させるフィルタを有するこ
    とを特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項4、6記載の入力一体型液晶表示
    装置において、前記X座標検出手段とY座標検出手段に
    検出器からの出力信号を反転する手段と、その反転した
    信号と検出器からの信号を交流化信号できり分ける選択
    手段と有することを特徴とする入力一体型液晶表示装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項4、6、7記載の入力一体型液晶
    表示装置において、検出器に検出信号を増幅する手段
    と、 X座標検出手段とY座標検出手段を具備したことを特徴
    とする入力一体型液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項4、6、7、8記載の入力一体型
    液晶表示装置において、検出信号を増幅する手段とX座
    標検出手段とY座標検出手段をひとつのLSIにしたこ
    とを特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項4、6、7、8、9記載の入力
    一体型液晶表示装置において、検出信号を増幅する手段
    とX座標検出手段とY座標検出手段と座標検出手段と表
    示パターンに対応した電圧パルス印加パターンを指定す
    るデータ列を供給する手段をひとつのLSIにしたこと
    を特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項4、6、7、8、9、10記載
    の入力一体型液晶表示装置において、座標検出手段と表
    示パターンに対応した電圧パルス印加パターンを指定す
    るデータ列を供給する手段をひとつのLSIにしたこと
    を特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項5記載の入力一体型液晶表示装
    置において、前記X/Y座標検出手段に特定の周波数帯
    の信号のみを通過させるフィルタを有することを特徴と
    する入力一体型液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項5、12記載の入力一体型液晶
    表示装置において、前記X/Y座標検出手段に検出器か
    らの出力信号を反転する手段と、その反転した信号と検
    出器からの信号を交流化信号できり分ける選択手段と有
    することを特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項5、12、13記載の入力一体
    型液晶表示装置において、検出器に検出信号を第1の増
    幅度で増幅する手段と第2の増幅度で増幅する手段と、 X/Y座標検出手段を具備したことを特徴とする入力一
    体型液晶表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項5、12、13、14記載の入
    力一体型液晶表示装置において、検出信号を第1の増幅
    度で増幅する手段と第2の増幅度で増幅する手段とX/
    Y座標検出手段をひとつのLSIにしたことを特徴とす
    る入力一体型液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項5、12、13、14、15記
    載の入力一体型液晶表示装置において、検出信号を第1
    の増幅度で増幅する手段と第2の増幅度で増幅する手段
    とX/Y座標検出手段と座標検出手段をひとつのLSI
    にしたことを特徴とする入力一体型液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項5、12、13、14、15、
    16記載の入力一体型液晶表示装置において、検出信号
    を第1の増幅度で増幅する手段と第2の増幅度で増幅す
    る手段とX/Y座標検出手段と座標検出手段と表示パタ
    ーンに対応した電圧パルス印加パターンを指定するデー
    タ列を供給する手段をひとつのLSIにしたことを特徴
    とする入力一体型液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項5、12、13、14、15、
    16、17記載の入力一体型液晶表示装置において、座
    標検出手段と表示パターンに対応した電圧パルス印加パ
    ターンを指定するデータ列を供給する手段をひとつのL
    SIにしたことを特徴とする入力一体型液晶液晶装置。
  19. 【請求項19】 Nビットの命令コードを受けて、Mビ
    ット(N≦M)のデータを処理し、Lビットで表される
    アドレスデータをクロックに同期して処理する中央演算
    処理装置と、 中央演算処理装置を動作させるクロック生成手段と、 Lビットのアドレス信号で指示した位置にデータ及び命
    令コードを書き込み/読み込みできるメモリ手段と、 電気、磁気、光のいずれかの手段でデータ、命令コード
    を書き込み/読み込みできる外部記憶手段と、 Lビットのアドレス信号で指示した位置に表示データを
    書き込み/読み込みできる表示メモリと、 中央演算処理装置の入出力データ、アドレスデータを出
    力するシステムバスと各手段をローカルに接続するシス
    テムバスと異なるローカルバスと、 その表示メモリのデータを表示装置に順次出力し、か
    つ、表示メモリに表示データを出力する表示制御手段
    と、 その表示制御手段が順次出力するデータに対応する表示
    を行う表示手段と、 その表示手段上の座標位置を指示する手段と、 その指示された位置を検出し、その座標位置を出力する
    座標検出手段を持つ情報処理装置において、 請求項4から18記載のいずれかの入力一体型液晶表示
    装置を表示手段と座標検出手段として用いることを特徴
    とする情報処理装置。
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JP2016189216A (ja) * 2006-06-09 2016-11-04 アップル インコーポレイテッド タッチ・スクリーン液晶ディスプレイ

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