JP2625921B2 - 振動部品供給機 - Google Patents

振動部品供給機

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JP2625921B2 JP63170178A JP17017888A JP2625921B2 JP 2625921 B2 JP2625921 B2 JP 2625921B2 JP 63170178 A JP63170178 A JP 63170178A JP 17017888 A JP17017888 A JP 17017888A JP 2625921 B2 JP2625921 B2 JP 2625921B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G27/00Jigging conveyors
    • B65G27/34Jigging conveyors comprising a series of co-operating units

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は頭部と、これから一方向に延びる脚部とから
成る部品を所定の姿勢にして次工程に1個づつ供給する
ための振動部品供給機に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
螺旋状の部品移送用トラックを内周壁部に形成させた
ボールをねじり振動させて部品を移送するようにした振
動パーツフィーダは広く知られているところであるが、
これから部品を所定の姿勢に保持するための部品姿勢保
持手段を備えた直線振動フィーダに上記の振動パーツフ
ィーダから部品を1個づつ所定の姿勢で供給するように
した振動部品供給機も広く知られているところである。
然るに例えば上記部品姿勢保持手段がトラフに於いてそ
れぞれ間隙を於いて直線的に平行に延びる一対の帯状部
材から成り、供給すべき部品がある種の電子部品、例え
ば水晶振動子やトランジスタ、コンデンサのように頭部
と、これから一方向に延びる脚部(リード線)とからな
り、このリード線を上記間隙に挿通させ、上記頭部を上
記一対の帯状部材に懸吊させることによりその姿勢を保
持している振動部品供給機に於いては直線振動フィーダ
の先端部から1個づつ次工程の要求により所定の姿勢の
部品を所定のタクトで供給するのであるが、又、このタ
クト供給の方法としては先端部で一旦ストッパにより停
止させこの停止させた先頭の部品を例えば部品把持手段
としての真空吸着手段により吸着して次工程に搬送する
のであるが、常に次工程の要求に応じ得るためにはこの
直線振動フィーダのトラフのある位置まで所定の姿勢の
部品をプールさせておかねばならない。このために従来
は振動パーツフィーダから常にプールの状態即ちオーバ
フローの状態を維持するように部品を直線振動フィーダ
に供給するようにしていたのであるがこのために振動パ
ーツフィーダに所定の姿勢で部品を下流側の直線振動フ
ィーダに供給するために同様な姿勢保持手段を若しくは
下流の直線振動フィーダでその姿勢保持手段の作用を可
能とするような姿勢で供給するための手段を必要とす
る。これによってこの振動パーツフィーダの汎用性を低
下させるものであるが、汎用性の低下を無視して以上の
ような手段を振動パーツフィーダに設けたとしても振動
パーツフィーダはねじり振動を行うので、所定の姿勢を
得て、これを異なる振動モードである直線振動フィーダ
に供給するときにはそのまま安定な姿勢で転送すること
は難しく、所定の姿勢にならないために排除され、直線
振動フィーダのトラフに於いては疎らとなった状態で部
品姿勢保持手段の作用を受けることが多い。これでは場
合によっては次工程の要求に応ずることはできず次工程
は空運転となる場合がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記問題に鑑みてなされ、次工程の供給の要
求がいかに高速であってもこれに確実に対処することが
でき、所定の姿勢で部品を次工程に確実に1個づつ供給
することができる振動部品供給機を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、らせん状の部品移送用トラックを内周壁
部に形成させた部品受容器をねじり振動させて部品を移
送するようにした振動パーツフィーダから部品を受け、
第1の間隙をおいて直線的に平行に延びる第1の一対の
帯状部材を備えた第1の直線振動フィーダの先端部で停
止させた部品を次工程へ所定の姿勢で供給するようにし
た振動部品供給機において、前記振動パーツフィーダと
前記第1の直線振動フィーダとの間に、第2の間隙をお
いて直線的に平行に延びる第2の一対の帯状部材を備え
た第2の直線振動フィーダを、前記第2の間隙と前記第
1の間隙とが整列し、かつ前記第2の一対の帯状部材の
下流側端部が前記第1の一対の帯状部材の上流側端部の
直上方にあって重複するように配設し、かつ、前記第2
の直線振動フィーダの帯状部材に近接してワイパーを設
け、前記第1の直線振動フィーダの前記第1の一対の帯
状部材に近接してオーバーフロー検出手段を設け、前記
部品は頭部とこれから一方向へ延びる脚部とから成り、
該脚部を前記第1、第2の一対の帯状部材間の第1、第
2の間隙に挿通させ、懸吊した姿勢で振動により移送さ
せ、前記オーバーフロー検出手段が部品のオーバーフロ
ーを検出しない時には前記第2の直線振動フィーダ及び
振動パーツフィーダの駆動を続行し、また前記ワイパー
により所定の懸吊姿勢をとらない部品は下方のポケット
へと排除し、該ポケットから前記部品受容器へと戻し、
前記オーバーフロー検出手段によりオーバーフローを検
出したときには前記振動パーツフィーダ及び前記第2の
直線振動フィーダの駆動を停止させるようにしたことを
特徴とする振動部品供給機により達成される。
〔作用〕
上述の振動部品供給機に於いて、ねじり振動させて部
品を移送するようにした振動パーツフィーダから第2の
直線振動フィーダに移送する際、振動モードが異なるの
で不安定な移送状態となる。しかし姿勢を保持しながら
転送するのではないので何ら問題はない。更に第2の直
線振動フィーダから下流側の第1の直線振動フィーダに
移送する際は部品の姿勢を保持しながら振動モードが同
じであるので安定した確実な部品の移送が行える。第1
の直線振動フィーダにはオーバフロー検出手段があり、
次工程への部品の供給を常に確実なものとできるように
第1の直線振動フィーダのトラフ上の部品のプール状態
を監視していて、オーバフローの状態にないと検出する
と、部品を要求し第2の直線振動フィーダを駆動して部
品を第1の直線振動フィーダに所定の部品の姿勢を保持
して供給するようにし、オーバフローの状態にあると検
出したときには前記振動パーツフィーダ及び前記第2の
直線振動フィーダの駆動を停止して第1の直線振動フィ
ーダへの部品の供給を停止する。また第2の直線振動フ
ィーダの帯状部材に近接してワイパーが設けられている
ので、この帯状部材間に正しい懸吊姿勢をとらなかった
部品は下方のポケットへと排除されボウルに戻される。
これによって下流側の第1の直線振動フィーダからは次
工程へ途切れることなく所定のタイミングで確実に所定
の姿勢で供給することができる。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本発明の実施例を示すものであ
る。図に於いて振動パーツフィーダ(1)の供給端には
近接して第2の直線振動フィーダ(2)が接続されてお
り、更にその延長方向に整列して直線振動フィーダ
(2)と移送路を上下に間隙をおいて一部重複させて第
1の直線振動フィーダ(3)が接続されている。次に振
動パーツフィーダ(1)の詳細について説明する。
振動パーツフィーダ(1)は公知の構造を有し、ボー
ル(4)内には螺旋状のトラック(5)が形成されてい
る。ボール(4)の底面には可動コア(6)が一体的に
固定され、可動コア(6)は等角度間隔で傾斜して配設
された複数の板ばね(8)によりベース(7)と結合さ
れている。ベース(7)にはコイル(9)を巻装した電
磁石(10)が可動コア(6)と僅かの隙間をおいて対向
して固定されている。又、以上のように構成される駆動
部は円筒状のカバー(12)により被覆されている。ベー
ス(7)の底部には高さ調節可能な防振ゴム付の脚(1
1)が複数配設され、脚(11)は基台(13)に支持され
る。又、螺旋状トラック(5)の上端部にはV字型の溝
を形成したトラフ(15)が配設されている。トラフ(1
5)は取付板(16)を介しポケット(14)に固定されて
いる。ポケット(14)はボール(4)の外壁外方に形成
され、所定の姿勢以外の部品が移送路上より排除される
ところで受け、ボール(4)の外壁に形成された穴(14
a)に導き、ボール(4)内に部品を戻すようにしてい
る。次に振動パーツフィーダ(1)に連接される、リニ
ア振動フィーダ(2)の詳細について説明する。
直線振動フィーダ(2)のトラフ(17)は、トラフ
(15)と振動の振幅分が干渉しない程度の隙間をあけて
配設されている。トラフ(17)は間隙(20)をおいて直
線的に平行に延びる一対の帯状部材(17a)(17b)から
成り、上流側には間隙(20)に向かって下向きに斜面を
形成する姿勢転回部(18)が設けられている。又、以上
のように構成されるトラフ(17)に近接して、ワイパ
(19a)(19b)が設けられている。ワイパ(19a)(19
b)はポケット(14)の第2図に示す位置に固定されて
おり、所定の姿勢以外の姿勢で移送される部品を排除す
るようになっている。又、排除された部品はトラフ(1
7)から下方に配設されているポケット(14)に落下
し、穴(14a)を通ってボール(4)内に戻される。
トラフ(17)の底部にはブロック(21)が固定されて
いる。ブロック(21)は支持台(22)に固定され、支持
台(22)の底部には可動コア取付ブロック(22a)に可
動コア(24)が垂下して固定されており、これはベース
(27)に固定されたコイル(25)を巻装させた電磁石
(26)と空隙をもって対向している。支持台(22)は前
後一対の傾斜板ばね(23)(23)によりベース(27)に
結合されている。
又、この直線振動フィーダ(2)は、次のような防振
機構を備えている。
ベース(27)の底部にはバランスウェイト(28)が固
定され、これは防振用傾斜板ばね(30)(30)によりベ
ース(29)に結合されている。
又、ベース(29)は架台(32)の上部に構成されたテ
ーブル(31)に支持されており、架台(32)は基台(1
3)にボルトにより固定されている。又、架台(32)の
上部のテーブル(31)には、下流側の直線振動フィーダ
(3)も支持されている。次に直線振動フィーダ(3)
の詳細について説明する。
直線振動フィーダ(3)のトラフ(33)は直線振動フ
ィーダ(2)のトラフ(17)と移送路を上下に一部重複
させて配設されている。トラフ(33)は間隙(34)をお
いて直線的に平行に延びる一対の帯状部材(33a)(33
b)から成る。トラフ(33)の下流側には、一対の空圧
シリンダ(46)(47)からなるゲート部が設けられてい
る。空圧シリンダ(46)(47)はトラフ(33)の側壁に
取付部材(48)を介して固定されている。空圧シリンダ
(46)(47)は図示しない配管によって電磁弁を介して
空圧源に接続され、電磁弁により空気の流入を制御し、
ゲートロッド(46a)(47a)の突出、引込みを行うこと
で、部品を次工程に1個づつ供給可能とする。又、ゲー
トロッド(46a)は部品の総入れ換え以外は常に突出し
続け、引込みを行うことにより自動的に部品の排出が可
能となる。
ゲートロッド(46a)により位置決めされる部品の直
上方には、真空吸着ノズル(49)が待機している。これ
はフレキシブルな管により電磁弁を介して真空源に接続
されている。又、これは図示しない駆動機構により矢印
A方向に上下移動、更に次工程に移動し、位置決め停止
された部品を次工程に搬送する。
又、以上のように構成されるトラフ(33)に近接して
オーバフロー検出装置(35)が設けられている。これは
トラフ(33)上の部品の存在を検知し得るようにしてい
る。これは例えば光源と受光素子から成っており、間隙
(34)を通って光源からの光を受光素子が受けるように
配設しておき、部品がトラフ(33)上を間隙(34)を沿
って移送され、光源の下方を通り光を遮ぎることにより
部品の存在の有無を検知するようにすればよい。又、上
述の構成に於いて部品が所定の時間以上この位置に連続
して存在しているか、部品間の距離が所定値以下である
とオーバフローであると判断するようにしている。
トラフ(33)の底部にはブロック(36)が固定されて
おり、ブロック(36)は支持台(37)に固定され、支持
台(37)の底部には可動コア取付ブロック(37a)に可
動コア(42)が垂下して固定されており、これはベース
(39)に固定されたコイル(40)を巻装させた電磁石
(41)と空隙をもって対向している。支持台(37)は前
後一対の傾斜板ばね(38)(38)によりベース(39)に
結合されている。
ベース(39)の底部には防振用のバランスウェイト
(43)が固定され、これは防振用の傾斜板ばね(45)
(45)によりベース(44)に結合されている。ベース
(44)はテーブル(31)に支持されている。
以上、本発明の実施例の構成について説明したが、次
にこの作用について説明する。
本実施例で姿勢を保持し次工程に供給される部品はm
で示され、頭部hとこれから一方向に延びる脚部(リー
ド線)lからなり、第5図に示す如く頭部hの脚部lが
固定されている面は球面形状を呈している。
振動パーツフィーダ(1)のボール(4)内には上述
のような形状をもつ部品mが多量に投入されている。電
磁石(10)に交流電源を接続すると可動コア(6)と電
磁石(10)とに交番吸引力が発生し、傾斜して配設され
た板ばね(8)によりねじり振動力が発生し、ボール
(4)に与えられる。ボール(4)内の部品mはねじり
振動力により螺旋状のトラック(5)上を上昇してい
く。この場合、螺旋状のトラック(5)が形成されたボ
ール(4)は特別な整列手段をもたない汎用性の高いも
のでよい。トラック(5)の上端部に配設されたトラフ
(15)はV字状の断面形状であるため、部品mはここを
一列でしかも長手方向を移送方向に向けて通過できる。
よって多列で至った部品mはトラフ(15)の溝に乗りき
らずにポケット(14)に落下する。
トラフ(15)よりトラフ(17)の姿勢転回部(18)に
至った部品mは頭部hが先頭で至ろうとも脚部lが先頭
で至ろうとも、姿勢転回部(18)により次工程に供給可
能な姿勢に矯正される。部品mはトラフ(15)まで脚部
lを水平方向に延ばした状態で移送されるが姿勢転回部
(18)の斜面により脚部lは間隙(20)に円滑に導かれ
嵌り込み、又、部品mの重心が脚部l側にあり、更に頭
部hの脚部l側の面が球面形状になっているため、容易
に姿勢を転回し脚部lを垂下して頭部hがトラフ(17)
に懸吊された姿勢をとる。よって部品mは上記の姿勢を
保持し、トラフ(17)上を直線振動力により移送され
る。又、姿勢転回部(18)で所定の姿勢にならなかった
部品mでそのままの姿勢で移送された部品はワイパ(19
a)(19b)によりトラフ(17)上から排除されポケット
(14)に落下する。落下した部品は穴(14a)を通って
ボール(4)内に戻される。トラフ(17)の下流側端部
は直線振動フィーダのトラフ(33)と上下に重なり合う
ように移送路を一部重複している。トラフ(17)上を移
送されてきた部品mの脚部lはトラフ(17)の下流側端
部の近辺より、トラフ(17)の間隙(20)とトラフ(3
3)の間隙(34)の両方に挿通され、所定の姿勢を保持
しトラフ(33)に移送される。
トラフ(33)を移送されてきた部品mは、下流側に配
設されるゲートロッド(46a)により位置決め停止され
る。位置決め停止された部品m1の直後を移送されてきた
部品m2はm1に押圧力を与えないようにゲートロッド(47
a)により停止させられる。部品m1の直上方には吸着ノ
ズル(49)が待機しており、次工程の要求に応じて図示
しない駆動機構により、矢印A方向に吸着ノズル(49)
は降下し、電磁弁を開放することにより部品m1を吸着し
て矢印A方向に上昇し、次工程へ搬送する。又、部品m1
が次工程に搬送されてしまうと、図示しない電磁弁を制
御して空圧シリンダ(47)への空気の流入をコントロー
ルしてゲートロッド(47a)を引込ませる。これにより
部品m1が直線振動力により移送され、ゲートロッド(46
a)により位置決め停止される。部品m2が移送されると
ゲートロッド(47a)は突出され部品m2の直後を移送さ
れる部品を停止させる。又、以上のような部品mを次工
程に1個づつ搬送する過程に於いて、吸着ノズル(49)
が部品m1を吸着する直前に直線振動フィーダ(3)の振
幅を小さくするよう制御を行い、位置決め停止された部
品の揺動(頭部hの底面が球面であるため、特に揺動し
やすい。)を小さく、ほとんど揺れない状態にして部品
m1を吸着する。このため部品を吸着しそこなうことがな
い。又、部品m1が吸着され上昇したら振幅を大きくし元
の振幅に戻す。これにより、部品m2が部品m1のいた位置
への移送が速くなる。
又、部品の揺動を抑えるために、直線振動フィーダ
(3)の駆動を停止するようにしていないため、一般に
電源を入れて駆動を開始したときに起る過渡状態を避け
ることができる。こゝで過渡状態とは、振動駆動部に電
源を入れると、はじめに立上り電流が流れ不安定な状態
になり、振動が定常状態になるまでに、防振機構(防振
ゴム:ばね常数が小)と、これが支持する重量とで定ま
る共振周波数の振動で大振幅で振動する過程がある。こ
の過渡状態ではトラフ(33)上の部品は激しく揺動させ
られる。これによって部品の姿勢が乱されるのであるが
本実施例によれば、これがないために部品が閉塞するよ
うなことがなく、又、部品を激しく揺動させることがな
いため吸着ノズル(49)が部品を吸着可能となるまで揺
動を抑えるのに時間を要しない。
トラフ(33)の上流側にはオーバフロー検出装置(3
5)が配設され、次工程の要求に常に応じられるよう、
トラフ(33)上に所定の位置までプールされているかを
監視する、即ちオーバフロー状態にあるか否かを検出す
る。オーバフロー状態になったときは、直線振動フィー
ダ(2)と振動パーツフィーダ(1)の駆動を停止す
る。又、トラフ(33)から次工程へ部品mが順次供給さ
れていき、トラフ(33)上にプールされている部品の量
が減少すると、オーバフロー状態でなくなり、直線振動
フィーダ(2)と振動パーツフィーダ(1)の駆動を行
う。直線振動フィーダ(2)のトラフ(17)からは、次
工程にそのまゝ供給可能な姿勢の部品mが速やかに、直
線振動フィーダ(3)のトラフ(33)に確実に移送され
る。
以上述べたように本実施例によれば、部品mの頭部h
の底部が球形で揺動しやすいが、確実に次工程へと吸着
して搬送することができき、また下流側の直線振動フィ
ーダ(3)には次工程の要求がいかに高速であっても常
に確実にオーバフローの状態で部品を姿勢保持させて存
在させておくことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが勿論、本発
明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に
基づいて種々の変形が可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の振動部品供給機によれ
ば、次工程へと部品を一個づつ所定の姿勢で供給するた
めの第1の直線振動フィーダに於いては、いかに次工程
が高速で部品を要求するとしても確実に所定の位置まで
部品を所定の姿勢でプールしておくことができ、よって
次工程への供給を常に確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の振動部品供給機の部分破断正
面図、第2図は同平面図、第3図は本実施例の直線振動
フィーダの斜視図、第4図は部品のゲート部の部分拡大
平面図及び第5図は第4図におけるV−V線方向断面図
である。 尚、図に於いて、 (1)……振動パーツフィーダ (2)……直線振動フィーダ (3)……直線振動フィーダ (9)……コイル (10)……電磁石 (17)……トラフ (17a)……帯状部材 (17b)……帯状部材 (19a)……ワイパ (19b)……ワイパ (25)……コイル (26)……電磁石 (33)……トラフ (33a)……帯状部材 (33b)……帯状部材 (34)……間隙 (35)……オーバフロー検出装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】らせん状の部品移送用トラックを内周壁部
    に形成させた部品受容器をねじり振動させて部品を移送
    するようにした振動パーツフィーダから部品を受け、第
    1の間隙をおいて直線的に平行に延びる第1の一対の帯
    状部材を備えた第1の直線振動フィーダの先端部で停止
    させた部品を次工程へ所定の姿勢で供給するようにした
    振動部品供給機において、前記振動パーツフィーダと前
    記第1の直線振動フィーダとの間に、第2の間隙をおい
    て直線的に平行に延びる第2の一対の帯状部材を備えた
    第2の直線振動フィーダを、前記第2の間隙と前記第1
    の間隙とが整列し、かつ前記第2の一対の帯状部材の下
    流側端部が前記第1の一対の帯状部材の上流側端部の直
    上方にあって重復するように配設し、かつ、前記第2の
    直線振動フィーダの帯状部材に近接してワイパーを設
    け、前記第1の直線振動フィーダの前記第1の一対の帯
    状部材に近接してオーバーフロー検出手段を設け、前記
    部品は頭部とこれから一方向へ延びる脚部とから成り、
    該脚部を前記第1、第2の一対の帯状部材間の第1、第
    2の間隙に挿通させ、懸吊した姿勢で振動により移送さ
    せ、前記オーバーフロー検出手段が部品のオーバーフロ
    ーを検出しない時には前記第2の直線振動フィーダ及び
    振動パーツフィーダの駆動を続行し、また前記ワイパー
    により所定の懸吊姿勢をとらない部品は下方のポケット
    へと排除し、該ポケットから前記部品受容器へと戻し、
    前記オーバーフロー検出手段によりオーバーフローを検
    出したときには前記振動パーツフィーダ及び前記第2の
    直線振動フィーダの駆動を停止させるようにしたことを
    特徴とする振動部品供給機。
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KR20200003512A (ko) * 2018-07-02 2020-01-10 한국항공우주산업 주식회사 항공기 파스너 공급장치
KR102088818B1 (ko) * 2018-07-02 2020-04-23 한국항공우주산업 주식회사 항공기 파스너 공급장치

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