JP2002211741A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

Info

Publication number
JP2002211741A
JP2002211741A JP2001007626A JP2001007626A JP2002211741A JP 2002211741 A JP2002211741 A JP 2002211741A JP 2001007626 A JP2001007626 A JP 2001007626A JP 2001007626 A JP2001007626 A JP 2001007626A JP 2002211741 A JP2002211741 A JP 2002211741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport path
trough
component
transport
mounting angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001007626A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Yamamoto
晴夫 山本
Hiroshi Okano
浩 岡野
Akihiko Matsushita
彰彦 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2001007626A priority Critical patent/JP2002211741A/ja
Publication of JP2002211741A publication Critical patent/JP2002211741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigging Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動式直進フィーダにおける部品の搬送速度
と選別、整列精度とを両立させて向上することである。 【解決手段】 振動式直進フィーダ8のトラフ5の搬送
路の上流側に配置された板ばね15aの取付け角度θ1
を、下流側に配置された板ばね15bの取付け角度θ2
よりも小さくし、この取付け角度を小さくした板ばね1
5aを配置したトラフ5の搬送路の上流側に部品の整列
部6を設けることにより、整列部6における部品の跳ね
上がり角度を小さくして、部品の選別、整列精度を確保
するとともに、取付け角度が相対的に大きい板ばね15
bを配置したトラフ5の搬送路の下流側では、十分な搬
送速度を確保できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、振動式直進フィ
ーダを備えた部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】部品供給装置に用いられている振動式直
進フィーダは、図7に一例を示すように、搬送路が設け
られたトラフ51を取り付けられた上部振動体52が、
トラフ51の搬送方向で2箇所に配置された板ばね53
により、下部振動体54と上下に連結されており、下部
振動体54に取り付けられた電磁石55と、上部振動体
52に取り付けられた可動鉄心56との間に作用する断
続的な電磁吸引力により、トラフ51が上部振動体52
と一体で往復振動するようになっている。
【0003】前記2箇所に配置された板ばね53は、各
々トラフ51の搬送路と垂直な面に対して搬送路の上流
側へ傾斜する等しい取付け角度θで取り付けられ、図8
に示すように、トラフ51は板ばね53の取付け角度θ
と等しい搬送方向上向きの振動角度θで往復振動する。
したがって、トラフ51の搬送路57上の各部品58
は、トラフ51の振動角度θに対応する跳ね上がり角度
αで前方へ跳ね上がりながら搬送される。
【0004】前記板ばね53の取付け角度θを大きくす
るほど搬送速度が増大するが、部品58の一回の跳ね上
がりが大きく、その姿勢も不安定となるので、部品58
の選別、整列精度が低下する。このため、従来の振動式
直進フィーダでは、部品58の搬送速度と選別、整列精
度についてある点で妥協し、板ばね53の取付け角度θ
を決めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の振動式直進フィーダは、部品の搬送速度を増大しよう
とすると選別、整列精度が低下し、選別、整列精度を高
めようとすると搬送速度が低下する特性があり、両者を
両立できない問題がある。
【0006】この部品の搬送速度と選別、整列精度を高
める手段としては、上記板ばねの取付け角度θを小さく
設定し、振動の振幅または周波数を増大させることが考
えられる。しかしながら、板ばねの取付け角度θを小さ
く設定し、振動の振幅を増大させると、搬送路と部品間
に滑りが生じるため、効果的に搬送速度を高めることが
できない。
【0007】一方、周波数を増大する方法は、部品の跳
ね上がりを抑えることはできるが、トラフ自身がその前
後端部で撓み振動を生じやすくなる問題がある。このた
め、トラフの剛性を高めるためのコストが増加するとと
もに、トラフの重量増に伴う振動装置の能力増強を必要
とする。
【0008】そこで、この発明の課題は、振動式直進フ
ィーダにおける部品の搬送速度と選別、整列精度とを両
立させて向上することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、搬送路が設けられたトラフを、この
搬送路の搬送方向で複数の部位に配置され、搬送路と垂
直な面に対して搬送路の上流側へ傾斜する取付け角度を
有する複数の板ばねで支持し、このトラフを往復振動さ
せることにより、部品を前記搬送路に沿って搬送する振
動式直進フィーダを備え、前記部品を整列して排出端に
供給する部品供給装置において、前記複数の板ばねの取
付け角度を、前記トラフの搬送路の上流側に配置された
ものほど小さくし、この取付け角度が小さい板ばねが配
置されたトラフの搬送路の上流側に、前記部品の整列部
を設けた構成を採用したものである。
【0010】すなわち、トラフの搬送路の上流側に配置
された板ばねの取付け角度を、下流側に配置された板ば
ねの取付け角度よりも小さくし、この取付け角度を小さ
くした板ばねを配置したトラフの搬送路の上流側に部品
の整列部を設けることにより、この整列部における部品
の跳ね上がり角度を小さくして、部品の選別、整列精度
を確保するとともに、取付け角度が相対的に大きい板ば
ねを配置したトラフの搬送路の下流側では、十分な搬送
速度を確保できるようにした。
【0011】前記整列部で整列された部品の搬送方向横
断面が矩形形状であり、前記整列部の下流側の搬送路
を、この整列された部品の矩形形状の4周を案内する案
内面を備えたものとすることにより、上流側で整列され
た部品の姿勢を、その下流側で確実に保持することがで
きる。
【0012】前記振動式直進フィーダの上流側には、螺
旋状の搬送路が設けられたボウルをねじり振動させて、
その搬送路に沿って部品を搬送する振動式ボウルフィー
ダを設けることもできる。
【0013】上述した部品供給装置は、部品が軽量で跳
ね上がりやすい、概ね体積1mm3以下の微小部品の供
給に好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。この部品供給装置は、図
1および図2に示すように、螺旋状の搬送路1が設けら
れたボウル2に投入される部品を、搬送路1に沿って搬
送する振動式ボウルフィーダ3と、このボウルフィーダ
3から搬送される部品を、直線状の搬送路4が設けられ
たトラフ5に受け取り、その上流側の搬送路4に設けら
れた整列部6で選別、整列して、排出端7に搬送供給す
る振動式直進フィーダ8とで構成されている。
【0015】この部品供給装置は、図3に示すような、
体積が概ね1mm3 以下の微小部品9を次工程に供給す
るものである。この微小部品9は、その表面側に抵抗が
埋め込まれたチップ抵抗であり、寸法形状の向きの他
に、表裏方向に特性の向きを有する。
【0016】前記ボウルフィーダ3は、ボウル2を取り
付けられた上部振動体10が、その周方向に配置された
複数の板ばね11で下部振動体12と上下に連結され、
上部振動体10と下部振動体12とにそれぞれ可動鉄心
と電磁石(図示省略)が組み込まれたものであり、可動
鉄心と電磁石間に作用する断続的な電磁吸引力により、
ボウル2を上部振動体10と一体でねじり振動させ、ボ
ウル2に投入される微小部品9を螺旋状の搬送路1に沿
って搬送する。ボウル2には、後述するように、整列部
6で排除される姿勢不良の微小部品9を、ボウル2の底
に戻す傾斜送路13も設けられている。
【0017】前記直進フィーダ8は、図4に示すよう
に、取付台14aを介してトラフ5を取り付けられた上
部振動体14が、トラフ5の上流側と下流側との2箇所
に配置された板ばね15a、15bにより、下部振動体
16と上下に連結されており、上部振動体14に組み込
まれた可動鉄心17と、下部振動体16に組み込まれた
電磁石18との間に作用する断続的な電磁吸引力によ
り、トラフ5が上部振動体14と一体で往復振動するよ
うになっている。なお、図4は、図1に示した振動駆動
部のカバー19を取り外した状態を示すものであり、下
部振動体16は防振ばね20で基台21に取り付けられ
ている。
【0018】前記各板ばね15a、15bの取付け角度
θ1 、θ2 は、上流側の板ばね15aの取付け角度θ1
の方が、下流側の板ばね15bの取付け角度θ2 よりも
小さくなっている。したがって、図8で説明したよう
に、トラフ5の往復振動に伴う微小部品9の跳ね上がり
角度αは、トラフ5の上流側の搬送路4では小さくて、
微小部品9の姿勢が安定し、トラフ5の下流側の搬送路
4では大きくなって、微小部品9の搬送速度が速くな
る。
【0019】前記トラフ5の上流側の搬送路4に設けら
れた整列部6は、図5に示すように、搬送路4を搬送さ
れる微小部品9の表裏の向きを検出する光電センサ22
と、光電センサ22で裏向きと判定された微小部品9に
エアを噴射するノズル23が配置されている。搬送路4
からノズル23で排除される裏向きの微小部品9は、搬
送路4に沿って下方に設けられた送路24に落下し、さ
らに前記ボウル2に設けられた傾斜送路13を滑落し
て、ボウル2の底に戻される。なお、表向きの微小部品
9は、そのまま搬送路4を下流側へ搬送される。
【0020】上述したように、このトラフ5の上流側の
整列部6では、微小部品9の跳ね上がりが小さく、その
姿勢も安定しているので、光電センサ22で精度よく表
裏の向きを判定でき、かつ、裏向きと判定された微小部
品9をノズル23で確実に搬送路4から排除することが
できる。
【0021】前記整列部6の下流側の搬送路4は、図6
に示すように、微小部品9の搬送方向の矩形状横断面の
4周を案内するように、左右の壁25、26と天井27
が設けられている。
【0022】上述したように、このトラフ5の下流側の
搬送路4では、微小部品9の跳ね上がりが大きくなる
が、整列部6で整列された微小部品9は、前記左右の壁
25、26と天井27に案内され、横転したりして姿勢
が変化することなく排出端7に搬送供給される。
【0023】上述した実施形態では、寸法形状の向きの
他に特性の向きを有する微小部品を整列供給するように
したが、本発明に係る部品供給装置は、寸法形状の向き
のみを有する微小部品や、これよりも大きい寸法の部品
の供給にも使用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明の部品供給装置
は、振動式直進フィーダのトラフの搬送路の上流側に配
置された板ばねの取付け角度を、下流側に配置された板
ばねの取付け角度よりも小さくし、この取付け角度を小
さくした板ばねを配置したトラフの搬送路の上流側に部
品の整列部を設けたので、整列部における部品の跳ね上
がり角度を小さくして、部品の選別、整列精度を確保で
きるとともに、取付け角度が相対的に大きい板ばねを配
置したトラフの搬送路の下流側では、十分な搬送速度を
確保することができる。
【0025】また、前記整列部で整列される部品の搬送
方向横断面が矩形形状である場合に、整列部の下流側の
搬送路を、この整列された部品の矩形形状の4周を案内
する案内面を備えたものとすることにより、上流側で整
列された部品の姿勢を、その下流側で確実に保持して、
排出端に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の実施形態を示す正面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の部品供給装置で供給される微小部品を示
す外観斜視図
【図4】図1の直進フィーダを示す正面図
【図5】図2のV−V線に沿った断面図
【図6】図2のVI−VI線に沿った断面図
【図7】従来の直進フィーダを示す正面図
【図8】直進フィーダの搬送路での部品の跳ね上がりを
説明する正面図
【符号の説明】
1 搬送路 2 ボウル 3 ボウルフィーダ 4 搬送路 5 トラフ 6 整列部 7 排出端 8 直進フィーダ 9 微小部品 10 上部振動体 11 板ばね 12 下部振動体 13 傾斜送路 14 上部振動体 14a 取付台 15a、15b 板ばね 16 下部振動体 17 可動鉄心 18 電磁石 19 カバー 20 防振ばね 21 基台 22 光電センサ 23 ノズル 24 送路 25、26 壁 27 天井
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 彰彦 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3F037 BA01 BA03 CA11 CB03 CB04 3F080 AA13 BA02 BB06 BC02 CB02 CB03 DA18 EA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路が設けられたトラフを、この搬送
    路の搬送方向で複数の部位に配置され、搬送路と垂直な
    面に対して搬送路の上流側へ傾斜する取付け角度を有す
    る複数の板ばねで支持し、このトラフを往復振動させる
    ことにより、部品を前記搬送路に沿って搬送する振動式
    直進フィーダを備え、前記部品を整列して排出端に供給
    する部品供給装置において、前記複数の板ばねの取付け
    角度を、前記トラフの搬送路の上流側に配置されたもの
    ほど小さくし、この取付け角度が小さい板ばねが配置さ
    れたトラフの搬送路の上流側に、前記部品の整列部を設
    けたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記整列部で整列された部品の搬送方向
    横断面が矩形形状であり、前記整列部の下流側の搬送路
    を、この整列された部品の矩形形状の4周を案内する案
    内面を備えたものとした請求項1に記載の部品供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記振動式直進フィーダの上流側に、螺
    旋状の搬送路が設けられたボウルをねじり振動させて、
    その搬送路に沿って部品を搬送する振動式ボウルフィー
    ダを設けた請求項1または2に記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記部品が、概ね体積1mm3 以下の微
    小部品である請求項1乃至3のいずれかに記載の部品供
    給装置。
JP2001007626A 2001-01-16 2001-01-16 部品供給装置 Pending JP2002211741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001007626A JP2002211741A (ja) 2001-01-16 2001-01-16 部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001007626A JP2002211741A (ja) 2001-01-16 2001-01-16 部品供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002211741A true JP2002211741A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18875352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001007626A Pending JP2002211741A (ja) 2001-01-16 2001-01-16 部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002211741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080047A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 シンフォニアテクノロジー株式会社 振動搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080047A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 シンフォニアテクノロジー株式会社 振動搬送装置
JP7328539B2 (ja) 2019-11-18 2023-08-17 シンフォニアテクノロジー株式会社 振動搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1327590B1 (en) Vibratory parts-feeding unit
CN113291754B (zh) 螺栓供给装置
JP2011105444A (ja) 振動式部品供給装置
JP3848950B2 (ja) 振動式部品搬送装置
JP2002211741A (ja) 部品供給装置
JPH0665567B2 (ja) 振動複数列部品供給機
JP2002302230A (ja) 直進振動フィーダ
JP2581178B2 (ja) 振動部品供給機
JP4505912B2 (ja) 微小部品供給機
CN111747065B (zh) 零件供给器以及零件供给器用空气喷出装置
CN210824067U (zh) 一种稳定送料的高速直振
JP2005104714A (ja) 振動式部品供給装置
JPS59182120A (ja) 振動部品供給装置における部品整送装置
TWI836010B (zh) 零件供給器以及零件供給器用空氣噴出裝置
JP2004067256A (ja) 部品供給装置
JPH0221458Y2 (ja)
JP2002265033A (ja) 振動式部品供給装置
JP2003128227A (ja) 振動式部品供給装置
JP2002274632A (ja) リニアフィーダ
JP2008201516A (ja) 振動式部品供給装置
JP2009113972A (ja) 振動式部品供給装置
JPH09315550A (ja) 部品給送装置
JPH01275323A (ja) 部品の整列供給装置
JPH11286322A (ja) 部品整送装置
JP3186382B2 (ja) 部品整列装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040921

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060925

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070220