JP2612330B2 - 航空機用タイヤ - Google Patents

航空機用タイヤ

Info

Publication number
JP2612330B2
JP2612330B2 JP1028256A JP2825689A JP2612330B2 JP 2612330 B2 JP2612330 B2 JP 2612330B2 JP 1028256 A JP1028256 A JP 1028256A JP 2825689 A JP2825689 A JP 2825689A JP 2612330 B2 JP2612330 B2 JP 2612330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
elongation
carcass
load
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1028256A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01314744A (ja
Inventor
弘之 野間
和彦 河村
康男 西田
清志 上横
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP1028256A priority Critical patent/JP2612330B2/ja
Priority to DE1989615580 priority patent/DE68915580T2/de
Priority to EP19890302014 priority patent/EP0331453B1/en
Publication of JPH01314744A publication Critical patent/JPH01314744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2612330B2 publication Critical patent/JP2612330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0083Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts characterised by the curvature of the tyre tread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C3/00Tyres characterised by the transverse section
    • B60C3/04Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/02Carcasses
    • B60C9/04Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship
    • B60C9/08Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship the cords extend transversely from bead to bead, i.e. radial ply

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビード部の耐久性を向上しうる航空機用タ
イヤに関する。
〔従来の技術〕
航空機用タイヤは、近年の航空機の大型化、飛行速度
の増大に伴い、使用速度、荷重も増大し、さらに離着陸
時における衝撃を緩和するべく、負荷時のタイヤ半径方
向の撓み量が、例えば28〜35%程度となるように比較的
大きく設定され、従って航空機用タイヤは、安全な離着
陸のためには、繰返しの大きな変形、大荷重、高速度に
耐えることが前提となる。
他方、このような航空機用タイヤとして、カーカスコ
ードをプライ間で互いに交差するように配したクロスプ
ライ構造のものが多用されている。しかしこのもので
は、トレッド部の剛性が小でありかつ重量が大であるこ
とと相まって、耐摩耗性、発熱性の面で好ましくなく、
近年の大型ジェット機の著しい性能向上からクロスプラ
イ構造のものは使用に限界がある。
従って、近年、カーカスコードをタイヤ半径方向に配
列したいわゆるラジアル構造のカーカスの半径方向外側
に、タイヤ赤道に対して小角度で傾く高弾性のベルトコ
ードからなるベルト層を配置したラジアルタイヤが使用
されつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようなラジアル構造の航空機用タ
イヤは、タイヤ全体の耐久性に比して、特にビード部の
耐久性が相対的に低いことが判明した。又スタンディン
グウエーブも相対的に発生しやすくなり、ビード部の耐
久性の向上のためには、その発生臨界速度を増す必要が
あることが明らかとなった。
ビード部の耐久性に関して、負荷時のタイヤ半径方向
の撓み量が、前記したように、28〜35%程度と大である
ときには、第8図に示すように、カーカスAのカーカス
コードには、ビードコアBの回りで折返した部分に圧縮
応力が作用し、又タイヤ軸方向内側では該カーカスコー
ドを引っ張る張力が発生するのは明らかである。
他方、ビード部の損傷は、リムフランジC側近傍で発
生することが判明している。これは、リムフランジC上
方での急激な折れ曲がりによる圧縮によって、該部分に
圧縮の応力集中が発生し、又該部分のカーカスコードに
大きな前記圧縮応力を生じさせ、又これはカーカスコー
ドに圧縮歪を発生させる。さらにカーカスコードはその
圧縮応力の繰返しとともに疲労により切損し、又その切
損端が圧縮応力の局部的集中を招来する。このような繰
返しの圧縮応力によって、カーカスコードに加えてゴム
自体の強度を低下し、ピード部の損傷を招来しているこ
とがドラム試験での結果から判明した。
従って本発明者らは、このような問題点の解決のため
には、タイヤに内圧を充填したときにカーカスコードに
予め大きい伸びを発生させ、張力を大に設定しておくこ
とによって、ビード部の曲げに伴うカーカスコードに作
用する圧縮応力もを軽減しうることに気付いたのであ
る。なお従来のこのような航空機用タイヤでは、カーカ
スコードは正規内圧充填によって約2〜6%の伸びを呈
するごとく設定されている。本発明は、より以上の伸
び、即ち6%よりも大、望ましくは8〜9%の伸びを予
め発生させておくことによって、繰返し圧縮疲労に対し
てビード部の耐久性をかなり高めうるのである。
さらに、スタンディングウエーブについても検討し
た。このスタンディングウエーブはタイヤの走行時にお
いてトレッド部に生じる波打ち現象であって、このスタ
ンディングウエーブ防止のためには、トレッド部の固有
振動数を増加するのがよく、又このようなトレッド部の
波打ちはサイドウォール部をへてビード部を励起させ、
該ビード部の耐久性を低下させる。
又従来の航空機用タイヤでは、前記したごとく、タイ
ヤ変形が大、又離着陸速度が300km/時をこえる高速であ
ることによって、正規内圧の2倍となる内圧を作用する
荷重が負荷されることにより、特にこのようなスタンデ
ィングウエーブが発生し易くなり、又ビード部の耐久性
の向上のためには、このようなスタンディングウエーブ
が発生する臨界速度を高め、その発生を抑止することが
必要となる。
他方、ラジアルタイヤにおけるスタンディングウエー
ブは、よく知られているように、次の(1)式で求ま
る。
Vc=T/m+2 EI・K/m …(1) ここで、 Vc:スタンディングウエーブ発生臨界速度 m:トレッド部の単位長さの質量 EI:トレッド部のタイヤ面内曲げ剛性 T:ベルト張力 k:カーカスのバネ定数 である。
この(1)式は、ベルト層を、カーカスにより弾性的
に支持された無限遠ビームと仮定して求めたものであっ
て、スタンディングウエーブの臨界速度Vcを増すには、
前記質量mを低下させる一方、前記剛性E1、ベルト張力
T、カーカスのバネ定数kを増加させればよいことがわ
かる。なおラジアルタイヤではサイドウォール部の弾性
定数は小さく、従ってサイドウォール部はトレッド部に
より起振されるとともに、前記のようにその起振力がビ
ード部に伝達され、圧縮応力を増し、ビード部の耐久性
を低下させるのである。
ここで、質量mを減ずることなくベルトの固有振動数
を増加し、スタンディングウエーブの発生臨界速度Vcを
高めるには、内圧充填によってベルトに大きな張力Tを
作用させることであり、又これによって、トレッド部の
見掛けのタイヤ面内曲げ剛性EIをも増加し、前記臨界速
度Vcを高めうるのが立証された。
しかも前記(1)式は、ベルト層に均一な張力Tが作
用すると仮定しているが、特に、タイヤ赤道部分におけ
る、いわゆるトレッド部のクラウン部分に大きな伸びを
付与しベルト張力Tを高めるのがスタンディングウエー
ブの臨界速度を高めるのに有効であることも見出した。
さらにあわせて、このようなクラウン部における伸び
の増大は、トレッド面における接地圧分布を均一化しう
るという効果をもたらすことが判明した。
従って本発明は、カーカスコードとして、比較的伸び
の大なるコードを用いることを基本として、ビード部の
耐久性を向上しうる航空機用タイヤの提供を目的として
いる。
又ベルトコードもこのような特性のコードを用いるこ
とによって、さらにトレッド部のクラウン部分のベルト
張力が増し前記効果を高めうることが判明している。従
って本発明は、ベルトコードをもこのようなコードを用
いる航空機用タイヤの提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、カーカスコードをタイヤ赤道に対して70〜
90度で傾けて並置させた少なくとも1つのプライからな
りかつ左右のビード部の各ビードコアのまわりに両端を
折返して係止させたラジアル配置のカーカスと、ベルト
コードをタイヤ赤道に対して0〜20度の角度で傾けて並
置した複数のプライからなるベルト層とを具えるととも
に、前記カーカスコードは、5kg荷重時の伸びS5(%)
が5〜10、10kg荷重時の伸びS10(%)が9〜15、20kg
荷重時の伸びS20(%)が14〜20であり、かつ初期弾性
率Es(kg/mm2)が130以上かつ200以下である弾性コード
を用いてなる航空機用タイヤである。
又解決すべき課題を同じくする請求項3の発明(以下
他の発明という)は、カーカスコードをタイヤ赤道に対
して70〜90度で傾けて並置させた少なくとも1つのプラ
イからなりかつ左右のビード部の各ビードコアのまわり
に両端を折返して係止させたラジアル配置のカーカス
と、ベルトコードをタイヤ赤道に対して0〜20度の角度
で傾けて並置した複数のプライからなるベルト層とを具
えるとともに、前記カーカスコードは、5kg荷重時の伸
びS5(%)がコードのデニール数dで除した値D5(%/
d)が7.35×10-4〜14.7×10-4、10kg荷重時の伸びS
10(%)をコードのデニール数dで除した値D10(%/
d)が13.2×10-4〜22.1×10-4、20kg荷重時の伸びS
20(%)をコードのデニール数dで除した値D20(%/
d)が20.6×10-4〜32.3×10-4でなり、かつ初期弾性率E
s(kg/mm2)が130以上かつ200以下である弾性コードを
用いてなる航空機用タイヤである。
〔作用〕
このように、カーカスコードとして、本発明において
は、5kg伸びS5が5%以上かつ10%以下である伸長性の
弾性コードを、又他の発明においては、5kg伸びS5をコ
ードのデニール数で除した値D5(%/d)が7.35×10-4
上かつ14.7×10-4以下である伸長性の弾性コードを夫々
用いる。
このように、5kg伸びS5(%)が5以上、又は5kg伸び
S5(%)をコードのデニール数で除した値D5(%/d)が
7.35kg×10-4以上の伸長性コードを用いることによっ
て、正規内圧充填時においては、該カーカスコードが、
トレッドを通る全長さにおいて、6%をこえる伸びを発
生させうるように形成できる。
これによって、カーカスコードには内圧充填とともに
予め高い伸びが付与される結果、航空機用タイヤとして
用いた場合において、離着陸によるビード部の変形に際
しても、該ビード部のリムフランジ側の部分におけるカ
ーカスコードに作用する圧縮応力が低減する。従って、
圧縮に伴う変形等による局部応力の発生、さらには疲労
による切断等が防止でき、ビード部の繰返しの応力集中
の発生を低減し、ビード部の耐久性を向上できる。
さらに正規内圧充填により、トレッド部の膨張量が大
となり、該部分におけるベルト層の張力Tを増大すると
ともに、トレッド部の見掛けの剛性EIを高めることにな
り、スタンディングウエーブの発生臨界速度を大とし、
その発生を抑止する。これによって、トレッド部に生じ
るスタンディングウエーブがサイドウォール部をへてビ
ード部に伝わる、該ビード部における繰返し応力、変形
を防止でき、ビード部の耐久力を向上させる。
又カーカスコードとして伸長性のコードを用いるとき
には、トレッド部の特にクラウン部分の膨出量が増す結
果となる。このことは、さらに前記スタンディングウエ
ーブの発生防止に寄与する。
従来のコード物性では、ビード部におけるカーカスコ
ードの折返し部の断面方向の圧縮応力に加えて、スタン
ディングウエーブにより、複雑な応力が付加されていた
が、スタンディングウエーブを抑止することにより、弾
性コードを用いることと相まって、ビード部の耐久性を
向上させる。
さらにカーカスコードは、前記のごとく、5kg伸びS5
(%)を10以下好ましくは8以下、又値D5を14.7×10-4
(%/d)以下とし、上限を定めて過大な膨張を防ぐ。
さらにカーカスコードは、負荷の増大に伴い伸び率を
減じる。このことは高伸長コードを用いたことによる離
着陸時の高速回転に伴う遠心力によって生じる過度の膨
張、タイヤのクラウン部が外に膨出する永久変形、即ち
タイヤの生長を生じる欠点を防止できる。
このために、カーカスコードは、小荷重が作用する範
囲では前記のように大きい伸びを有するが、大なる荷重
範囲では伸長度を小とする。このために本発明ではカー
カスコードの10kg荷重時の伸びS10(%)が9〜15、し
かも20kg荷重時の伸びS20(%)が14〜20としている。
又他の発明では、10kg荷重時の伸びS10(%)をコード
のデニール数で除した値D10(%/d)が13.2×10-4〜22.
1×10-4、しかも20kg荷重時の伸びS20(%)をコードの
デニール数で除した値D20(%/d)が20.6×10-4〜32.3
×10-4のものを採用しているのである。このような範囲
とすることにより、過度の膨張を抑制し航空機用タイヤ
としての性能を向上しうることを見出している。
又カーカスコードとして、初期弾性率Es(kg/cm2)を
130以上、さらに好ましくは140以上かつ200以下とする
材質、撚りなどのコードを採用することにより、前記伸
びS、伸び(%)をコードのデニール数で除した値Dを
前記のように設定することと相まって、弾性コードの伸
び性を高め、カーカスコードに伸びを付与し、かつコー
ドサイズを適当化でき前記した作用を助長しうることが
判明している。
さらに本発明のタイヤにおいて、カーカスコードとと
もに、ベルトコードとして、5kg荷重時の伸びS5(%)
が3〜6%、又他の発明では5kg荷重時の伸びS5(%)
をコードのデニール数で除した値D5(%/d)が3.85×10
-4〜7.69×10-4であるコードを用いたときには、カーカ
スコードのトレッド部のクラウン部分における前記効果
を高めスタンディングウエーブの臨界発生速度を増し、
タイヤのビード部での耐久性の向上に役立つ。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例をタイヤサイズ46×17R20の航
空機用タイヤの場合を例にとり、図面に基づき説明す
る。
正規リムにリム組し、内圧0.5kg/cm2を充填した状態
を示す第1図において、高速荷重用ラジアルタイヤ1
は、ビードコア2が通るビード部3と、該ビード部3に
連なりタイヤ半径方向外向きにのびるサイドウオール部
4と、該サイドウオール部4の外端をつなぐトレッド部
5とを具えている。
さらにタイヤ1には、ビードコア2を、タイヤの内側
から外側に折返す複数枚、例えば4枚のカーカスプライ
7aからなる内層7Aと、この内層7Aの折返し部を囲みタイ
ヤの外側から内側に折返す複数枚、例えば2枚のカーカ
スプライ7b、7bからなる外層7Bとを有するカーカス7が
設けられる。又カーカス7の主体部は、サイドウオール
部4、トレッド部5を通り連なることにより、カーカス
7は、タイヤ両側のビードコア2、2間に夫々架け渡さ
れる。又カーカスコードはタイヤ赤道に対して70゜〜90
゜の傾きを有するラジアル方向に配置されるとともに、
本例ではカーカス7は、隣り合うカーカスプライ間にお
いて、夫々カーカスコードがタイヤ半径方向に対して交
互に交差して傾いている。
又カーカス7の内面には、タイヤの繰り返し変形に伴
いビードコア2のまわりをつるべ状に移動する該カーカ
ス7の磨滅を防止する被覆層8を設ける一方、ビードコ
ア2上方には、タイヤ半径方向に前記被覆層8上端をこ
えてのびる先細ゴムからなるビードエーペックス9を設
けてカーカス折返し部のたわみによる応力を分散させ
る。なおビードエーペックス9は下方の硬質ゴムからな
る下方部9Aと、上方の軟質ゴムからなる下方部9Bとから
なり、又ビード部3外面には、リムずれ防止用のチエー
フア(図示せず)を設けることもできる。
又トレッド部5には、その内部にカーカス7の半径方
向外側に位置してタイヤ赤道面に対して0〜20゜、好ま
しくは0〜10゜のコード角度で配置されたベルト層10が
設けられ、又本例では、前記ベルト層10と前記カーカス
7との間には、タイヤ赤道面に対して10〜45゜のコード
角度で配置された1層以上のカットブレーカ14が介在
し、該カットブレーカ14によりコーナリングフォース性
能を向上する。
さらに、前記ベルト層10は、複数枚、例えば4枚のベ
ルトプライ10aからなりかつ前記カットブレーカ14に略
接して配した内層10Aと、その半径方向外側に位置して
複数枚、例えば4枚のベルトプライ10bからなる外層10B
とからなる。
なお前記カットブレーカ14は、例えば2層のコードが
交差するように配置されたカットブレーカプライ14a、1
4aを用いる一方、このカットブレーカ14は、タイヤ赤道
を挟んだ該トレッド面の中央部であるクラウン部分20で
は、カーカス7に沿うとともに、そのタイヤ軸方向外側
のショルダ部分21では、その外方で該カーカス7から徐
々に離間してその外端は、タイヤ全巾Wの70〜85%程度
の位置、好ましくは73〜78%程度の範囲の位置で終端す
る。
さらにベルト層10の内層10Bは、前記クラウン部分20
の範囲でカットブレーカ14に接するとともに、ショルダ
部分21の外方ではやや離間しつつかつその外端は、カッ
トブレーカ14の外端を外方に越えて延在しうる巾W10Aを
有する。なお巾W10Aは、タイヤ全巾Wの75〜85%程度の
範囲であって、タイヤ外表面Sまでの最短距離L1が3〜
15mm程度の範囲となるように設定される。
又ベルト層10の外層10Bは、前記内層10Aに接するとと
もに、その外端は、前記カットブレーカ14の外端と、内
層10Aの外端との間に位置することによって、外端とタ
イヤ外表面Sとの間の距離L2を、前記距離L1とほぼ同様
に保ちうる前記タイヤ巾Wの75〜80%の範囲に、その巾
W10Bが設定される。
なお前記カットブレーカ14は、その巾を外層10Bの巾W
10Bよりも大となることも、さらには内層10Aの巾W10Aよ
りも大とすることもできる。
カーカスコードは高伸長性の弾性コードを用いてい
る。
前記弾性コードは、本発明においては、5kg荷重時の
伸びS5(%)を5以上かつ10以下とする。さらに10kg荷
重時の伸びS10(%)を9以上15以下、20kg荷重時の伸
びS20(%)を14〜20としている。
又他の発明においては、5kg荷重の伸びS5(%)をコ
ードのデニール数(d)で除した値D5(%/d)を7.35×
10-4以上かつ14.7kg×10-4以下とする。又10kg荷重時の
伸びS10(%)をコードのデニール数(d)で除した値D
10(%/d)、20kg荷重時の伸びS20(%)をコードのデ
ニール数(d)で除した値D20(%/d)をそれぞれ、13.
2×10-4〜22.1×10-4、20.6×10-4〜32.3×10-4として
いる。
このような弾性コードは、第2図(A),(B)にお
いて、各下限の曲線a1、a2、上限の曲線b1、b2を挟む領
域の特性を有する。弾性コードは、曲線a、b(曲線a
1、a2を合わせてa、b1、b2を合わせてbと総称する)
に示すように小荷重のとき伸びが大であり、荷重が増す
に伴い、伸び率が低下する特性を具えている。
このような特性の弾性コードを用いることにより、内
圧充填初期では、内圧充填とともにカーカスコードが大
きい伸びを受けることとなる。
さらに荷重が10kg、20kgに増大したとき、カーカスコ
ードは、荷重の増加とともに伸長するが、伸び率は漸減
する。
なお従来のコードを曲線cで示すごとく、曲線aに比
して立上がりが大かつ略直線状をなすのであり、このよ
うな従来コードを用いるときには、内圧の充填によって
もカーカスコードの伸びは小であり、変形に際して作用
する圧縮応力を緩和する能力に劣るのである。
これに比して本発明の弾性コードは、前記曲線a、b
間の領域の特性を具えるゆえに、タイヤの耐久性を向上
しうるのである。このために弾性コードは、本発明にお
いては、前記のごとく、荷重時の伸び(%)は、5kg荷
重時の伸びS5(%)が5以上かつ10以下、好ましくは5
以上かつ8以下とする。又10kg荷重時の伸びS10(%)
は9以上かつ15以下、好ましくは10以上かつ12以下であ
る。
又他の発明においては、各伸びS(%)をデニール数
dで除した値Dを前記のとおり設定する。
なお5kg、好ましくは10kg、20kg荷重時の各伸びS5、S
10、S20について規定する本発明は、用いるカーカスコ
ードのデニール数等を問わずに、荷重によるコードの伸
びの値自体を定めていることになる。これに対して、他
の発明においては、5kg荷重時の伸びS5をデニール数で
除した値、従ってデニール当たりの5kg荷重時の伸びを
規定していることになる。従って他の発明の規定は、コ
ードの1デニール当たりの5kg荷重時の伸び率を意味す
るのであり、カーカスコードを、主としてコードが有す
る特性の面から把握している。そのため、他の発明で
は、広い範囲の航空機用タイヤに採用でき、又本発明の
航空機用タイヤではデニール数を問うことなく、5kg荷
重時のコード伸びを意味し、主として大型ジエット機用
タイヤとして好適に用いうる。
さらに弾性コードの初期弾性率Es(kg/mm2)は130以
上(好ましくは140以上)かつ200以下とする。
初期弾性率Es(kg/mm2)とは、第9図に示すように、
定速伸長形引張試験器を用いて荷重(kg)、伸び(%)
曲線dを描き、伸び7%における前記曲線dの接線Xの
勾配として定義する値であって、従来の弾性コードに比
して初期弾性率Es(kg/cm2)を前記範囲で小とすること
により、弾性コードの伸び性を高め、カーカスコードに
伸びを付与しうるのである。
又さらに弾性コードは、破断時の荷重、即ちコード強
力が30kg以上のもの、好ましくは40kg以上かつ60kg以下
程度のものが好適に利用できる。
さらに弾性コードは、ナイロンコード、ポリエステル
コード、芳香族ポリアミドコード、カーボンコード、金
属コード内の一種又は二種以上のコードの混成コードを
用いる。
さらにこのような物性のコードは、有機繊維コードを
用いるときにおいて、コードに予め所定の時間に亘り張
力と熱とを加えるいわゆるデップストレッチにおける張
力を、従来のデップストレッチにおいて用いられる張力
よりも大巾に減じておくことによりえられる。又この特
性を高めるべく、例えばナイロンコードを用いるときに
は、10cm当たりの捩り回数を、26〜36T/10cmとし、従来
行われている約23T/10cm程度よりも捩り回数を増加して
いる。なおコードとして、伸び率の小なるものと大なる
ものとを混在させ、かつ小なるものを予めコイル巻きす
るなど、タルミを与えておくことにより荷重が所定の値
に達したときに小伸度のコードに荷重を負担させ、全体
として伸び率を低下するごとく形成することもできる。
このような弾性コードをカーカスコードとして用いる
ことにより、正規内圧充填時においてカーカスコードに
6%以上、好ましくは8〜9%程度の伸びを予め与える
タイヤを形成できるのが確かめられた。
又カーカスコードは、基材ゴムに埋着させることによ
って、前記カーカスプライ7a、7bを形成する。この基材
ゴムには、補助性及び低発熱性に加えて、前記コードの
特性を発揮させるものを用いる。このようなものとし
て、天然ゴム、合成イソプレンゴムの1種又は2種以上
からなる基材にカーボンを50〜70重量部が混合されかつ
100%モジュラスが30〜70kg/cm2、破断時の伸びが200%
以上かつ500%以下のものが好適に用いられる。カーボ
ンが50重量部未満の場合は、補強性が低下し、70重量部
をこえる場合は発熱が大きくなる傾向にある。100%モ
ジュラスが30kg/cm2未満の場合は、発熱が大きくなり、
70kg/cm2をこえる場合は補強性が低くなりやすい。又破
断時の伸びが200%未満の場合、カーカスの歪に対する
追従性が不足しゴム破壊を招きやすく、500%を越える
と発熱性が高くなる傾向にある。
このように、従来タイヤに比して大きな伸びを予め与
えることにより、離着陸に伴うビード部3の曲げに際し
て、リムフランジC側で生じるカーカスコードの圧縮応
力を低下させ、圧縮歪を軽減することにより、変形、局
部的な折れ曲がり、さらには圧縮歪による疲労に基づく
切損等を防止する。又さらにはビード部3のゴム自体の
圧縮応力を緩和でき、ビード部の耐久性を、例えば10%
を越えて向上しうるのである。
又このような弾性コードをカーカスコードとして用い
ることにより、5%内圧充填時に比べて、正規内圧充填
時には、トレッド面の前記クラウン部分20の膨出量を、
50%以上とすることができ、又これによってベルトコー
ド11の張力Tを増大し、スタンディングウエーブの発生
臨界速度を向上させうるのである。なおスタンディング
ウエーブの発生臨界速度Vcは、前記したごとく、次の
(1)式で与えられる。
Vc=T/m+2 EI・K/m …(1) ここで、 Vc:スタンディングウエーブ発生臨界速度 m:トレッド部の単位長さの質量 EI:トレッド部のタイヤ面内曲げ剛性 T:ベルト張力 k:カーカスのバネ定数 このようにベルト張力Tの増大は、トレド部の見掛け
の面内曲げ剛性EIを高めうることと相まって、前記速度
Vcを高め、スタンディングウエーブの発生を防止でき
る。その結果、トレッド部5からサイドウォール部4を
へてビード部3に伝わる波打ち応力によるビード部の変
形、圧縮応力の増加を防ぎ、ビード部の耐久性の低下を
抑止する。
しかも、弾性コードは、前記したごとく、荷重の増加
に伴い伸びが低下する。このような弾性コードにより、
カーカスコード、ベルトコード11を形成しているため、
高速回転のタイヤにおいて生じがちなトレッド部のとく
にクラウン部分の外形が永久的に膨張する、いわゆるタ
イヤの生長を防止するのである。
なおベルトコード11は、カットブレーカコードととも
に、カーカスコードと荷重による伸びの変化が同様な特
性のものを用いるのがよく、又ベルトコード11は、5kg
荷重時の伸びS5(%)はカーカスコードよりも小であっ
て、本発明では、3〜6、又他の発明では、伸びS
5(%)をデニール数(d)で除した値D5(%/d)を3.8
5×10-4〜7.69×10-4とする。なおカットブレーカコー
ドは、ベルトコードと、特性が近似したものを用いる。
なお異なる材質のコードをも用いうる。
さらに、ベルトコード11、カットブレーカ14は、前記
と同様な基材ゴムに埋設されてベルトプライ10a、10b、
カットブレーカブライ14aを形成する。
又ベルトコード11、カーカスコードは、ともに同一の
直径d11の比較的太いコード、例えば1260d/2〜2700d/3
程度のコードを用いている。
なおベルト層10は、内層10A、外層10Bで傾く角度を逆
にすることも、又プライ10a、10bごとに傾きを変化させ
ることもできる。
さらに、ベルト層10は、1本又は数本のコードを螺旋
状に巻きつけるいわゆるコードワインデイングの方法に
よってエンドレスタイプとして形成することもできる。
第3図はベルト層10の半径方向外側に補助ベルト層12
を配した他の実施例を示している。
前記補助ベルト層12は、1枚の補助ベルトプライ12a
からなり、又補助ベルト層12は、その巾W12を、前記ベ
ルト層10の最大巾、即ち前記内層10Aの巾W10Aに対する
比が、0.10〜0.35の範囲に設定される。又補助ベルト層
12の外端は、ベルト層10の外端近傍、本例では、前記外
層10Bの外端と一致している。従って補助ベルト層12の
内端は、クラウン部分20を内方にこえて延在している。
又補助ベルトプライ12aの補助ベルトコード13は、前
記直径d11に対する比が0.20〜0.50となるように細い直
径d13を具える。即ち補助ベルトコード13は、約300〜13
50d/3程度の太さのものを前記比率の範囲で採用する。
又補助ベルトプライ12aは、ベルト層10の最上層のベ
ルトプライ10bに添着された状態において、第4図に示
すように、補助ベルトコード13とそのベルトコード11と
の間の距離、即ち補助ベルトコード13の半径方向内向き
端と、ベルトコード11の半径方向外向き端との間の距離
L3が、0.2〜1.0mmとなるように、ベースゴムのゴム厚さ
を、各コード11、13の直径d11、d13よりもやや厚肉に形
成する。
さらに、このような補助ベルト層12を用いる場合にお
いては、前記各プライ10a、10b、12aにおける、コード
密度、即ちコードの長手方向に対して直角をなす方向に
おけるプライ10a、10b、12aの基準長さlと、この基準
長さl内に含まれるコード11、13の直径和Σd11、Σd13
との比、Σd11/l×100、Σd13/l×100を、ベルト層10の
場合には50〜85%、補助ベルト層12の場合には35〜65%
の範囲、しかも補助ベルト層12のコード密度を、ベルト
層10のコード密度に対して、0.35〜0.8の比率で小とな
るように設定する なお補助ベルトコード13は、タイヤ
赤道に対して0〜20度の角度で添設する。
このような補助ベルト層12は、ベルト層10に比して、
剛性が小であり又伸長性が大となる。従って、内圧充填
に際しての張力は、カーカス7とともにベルト層10が負
担するとともに、前記補助ベルト層12は、ベルト層10と
トレッド部5との間に介在することによって、該ベルト
層10とトレッド部との間の剛性段差を緩和できる その
結果、内圧充填、接地に際して、トレッドゴムとベルト
層10との間に生じる剪断応力は、前記補助ベルト層12の
分担によって緩和できる なお、第5図に示すごとく、
このような機能を有する補助ベルト層12をベルト層10の
全面に亘り設けることもでき、又第6図に示すように、
シヨルダ部に配した補助ベルトプライ12aの上面に重な
りかつベルト層10を覆う 補助ベルトプライ12bを併用してもよい。又第7図に示
すごとく、シヨルダ部にのみ複数枚例えば2枚の補助ベ
ルトプライ12a、12aを設けることもできる。
〔実施例〕
タイヤサイズ46×17R20の第1図に示す構造のタイヤ
を第1表に示す仕様により試作した。なおカーカス、ベ
ルト層等には、第2表に示す基材ゴムに各コードを埋設
している。又比較例欄に示すタイヤを試作し、夫々正規
内圧を充填するとともに、正規荷重の200%を負荷し、
周速300km/時に回転試験を行い、ビード部の耐久性を比
較した結果を第1表に併示している。
ビード部の損傷するまでの時間を比較例を100とし示
している。実施例品は各比較例品にくらべて20%向上し
ているのがわかる。
さらに回転速度を変化させ、スタンディングウエーブ
が発生する臨界速度を求めたが実施例品は約300km/時程
度を達しえた。なおここで、カットブレーカプライは、
ナイロンからなる1890d/3の高度からなる2プライを用
いている。
〔発明の効果〕
このように本発明に係る航空機用タイヤは、伸びの初
期では伸び率が大きく、伸びの増加とともに伸び率が低
下する弾性コードをカーカスコードとして用いることを
基本として、内圧充填によってカーカスに予め大なる伸
びを与えることにより圧縮応力を減じてビード部の耐久
性を高めるとともに、ベルト張力を増し、スタンディン
グウエーブの発生臨界速度を高めることもビード部の耐
久性の向上に益する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図
(A)、(B)は弾性コードの特性を示す線図、第3図
は本発明の他の実施例を示す断面図、第4図はベルトプ
ライ、補助ベルトプライを例示する断面図、第5〜7図
は補助ベルトプライの他の例を示す断面図、第8図はタ
イヤ変形を例示する線図、第9図は初期弾性率を説明す
る線図である。 2……ビードコア、3……ビード部、4……サイドウオ
ール部、5……トレッド部、7……カーカス、10……ベ
ルト層、10a、10b……ベルトプライ、11……ベルトコー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上横 清志 大阪府大阪市東成区深江南2―10―2 (56)参考文献 特開 昭59−89204(JP,A) 特開 昭61−155003(JP,A) 特開 昭60−131302(JP,A) 特開 昭57−70705(JP,A) 特開 昭62−15350(JP,A) 特開 昭61−146876(JP,A) 特開 昭60−38206(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーカスコードをタイヤ赤道に対して70〜
    90度で傾けて並置させた少なくとも1つのプライからな
    りかつ左右のビード部の各ビードコアのまわりに両端を
    折返して係止させたラジアル配置のカーカスと、ベルト
    コードをタイヤ赤道に対して0〜20度の角度で傾けて並
    置した複数のプライからなるベルト層とを具えるととも
    に、 前記カーカスコードは、5kg荷重時の伸びS5(%)が5
    〜10、10kg荷重時の伸びS10(%)が9〜15、20kg荷重
    時の伸びS20(%)が14〜20、 かつ初期弾性率Es(kg/mm2)が130以上かつ200以下であ
    る弾性コードを用いてなる航空機用タイヤ。
  2. 【請求項2】前記ベルトコードは、5kg荷重時の伸びS5
    (%)が3〜6であることを特徴とする請求項1記載の
    航空機用タイヤ。
  3. 【請求項3】カーカスコードをタイヤ赤道に対して70〜
    90゜で傾けて並置させた少なくとも1つのプライからな
    りかつ左右のビード部の各ビードコアのまわりに両端を
    折り返して係止させたラジアル配置のカーカスと、ベル
    トコードをタイヤ赤道に対し0〜20度の角度で傾けて並
    置した複数のプライからなるベルト層とを具えるととも
    に、 前記カーカスコードは、5kg荷重時の伸びS5(%)をコ
    ードのデニール数dで除した値D5(%/d)が7.35×10-4
    〜14.7×10-4、10kg荷重時の伸びS10(%)をコードの
    デニール数dで除した値D10(%/d)が13.2×10-4〜22.
    1×10-4、20kg荷重時の伸びS20(%)をコードのデニー
    ル数dで除した値D20(%/d)が20.6×10-4〜32.3×10
    -4、 かつ初期弾性率Es(kg/mm2)が130以上かつ200以下であ
    る弾性コードを用いてなる航空機用タイヤ。
  4. 【請求項4】前記ベルトコードの5kg荷重時の伸びS
    5(%)をコードのデニール数dで除した値D5(%/d)
    が3.85×10-4〜7.69×10-4であることを特徴とする請求
    項3記載の航空機用タイヤ。
JP1028256A 1988-02-29 1989-02-06 航空機用タイヤ Expired - Lifetime JP2612330B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1028256A JP2612330B2 (ja) 1988-02-29 1989-02-06 航空機用タイヤ
DE1989615580 DE68915580T2 (de) 1988-02-29 1989-02-28 Radialer Luftreifen für hohe Geschwindigkeiten und schwere Last.
EP19890302014 EP0331453B1 (en) 1988-02-29 1989-02-28 Heavy duty high speed radial tyre

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63047904 1988-02-29
JP63-47904 1988-02-29
JP1028256A JP2612330B2 (ja) 1988-02-29 1989-02-06 航空機用タイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01314744A JPH01314744A (ja) 1989-12-19
JP2612330B2 true JP2612330B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=26366311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1028256A Expired - Lifetime JP2612330B2 (ja) 1988-02-29 1989-02-06 航空機用タイヤ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0331453B1 (ja)
JP (1) JP2612330B2 (ja)
DE (1) DE68915580T2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02225105A (ja) * 1989-02-25 1990-09-07 Sumitomo Rubber Ind Ltd 高速重荷重用ラジアルタイヤ
JPH0357702A (ja) * 1989-04-11 1991-03-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 高速重荷重ラジアルタイヤ
JP2951670B2 (ja) * 1989-08-28 1999-09-20 住友ゴム工業株式会社 高速重荷重用タイヤ
US5309966A (en) * 1989-10-19 1994-05-10 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic radial tire with high cornering and steering stability
US5323826A (en) * 1989-10-19 1994-06-28 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic radial tire with high cornering and steering stability
DE69005784T2 (de) * 1989-10-19 1994-04-28 Sumitomo Rubber Ind Radialer Luftreifen.
US5547005A (en) * 1991-11-05 1996-08-20 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Radial tire with enhanced bead durability
GB9620967D0 (en) * 1996-10-08 1996-11-27 Sumitomo Rubber Ind Motor-cycle race tyre
JP4067552B2 (ja) * 2006-01-20 2008-03-26 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
US20120312440A1 (en) * 2011-06-13 2012-12-13 Kiyoshi Ueyoko Reduced weight aircraft tire
BR112018014232A2 (pt) * 2016-01-12 2018-12-11 Kordsa Teknik Tekstil Anonim Sirketi fio híbrido de fibra de carbono como encordamento de talão
CN111386202B (zh) * 2017-11-24 2022-04-05 米其林集团总公司 用于乘用车辆的轮胎
CN112223960B (zh) * 2020-09-30 2023-01-13 泰凯英(青岛)专用轮胎技术研究开发有限公司 矿山专用防侧爆的五层胎侧tbr轮胎

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2963964D1 (en) * 1978-06-16 1982-12-09 Goodyear Tire & Rubber A composite reinforcement cord for reinforcing elastomeric articles and method of making a highly stretchable radial tire
FR2437945A1 (fr) * 1978-10-05 1980-04-30 Michelin & Cie Pneumatique pour roues d'avion
JPS5770705A (en) * 1980-10-21 1982-05-01 Bridgestone Corp Pneumatic tire of bias consturction
DE3202008A1 (de) * 1981-02-12 1982-09-23 Michelin & Cie. (Compagnie Générale des Etablissements Michelin), 63040 Clermont-Ferrand Hochdruck-schwerlastluftreifen mit radialkarkassenbewehrung und verfahren zu seiner herstellung
JPS5989204A (ja) * 1982-11-11 1984-05-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The ラジアルタイヤ
JPS5989203A (ja) * 1982-11-11 1984-05-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The 乗用車用ラジアルタイヤ
JPS6038206A (ja) * 1983-08-09 1985-02-27 Toyobo Co Ltd 空気入りタイヤ
JPH0657481B2 (ja) * 1983-12-20 1994-08-03 株式会社ブリヂストン ラジアルタイヤ
JPS61146876A (ja) * 1984-12-19 1986-07-04 東洋紡績株式会社 ゴム補強用ポリエステルコ−ドの製造方法
JPS61155003A (ja) * 1984-12-26 1986-07-14 Touyoubou Petsutokoode Kk ポリエステルタイヤコ−ドを補強材としたライトトラツク用バイアスタイヤ
JPS61232902A (ja) * 1985-04-08 1986-10-17 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JPS61253202A (ja) * 1985-04-30 1986-11-11 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ラジアルタイヤ
JPS6215350A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 オ−ツタイヤ株式会社 タイヤコ−ドすだれ織物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0331453B1 (en) 1994-06-01
DE68915580T2 (de) 1994-09-15
DE68915580D1 (de) 1994-07-07
EP0331453A3 (en) 1990-05-30
EP0331453A2 (en) 1989-09-06
JPH01314744A (ja) 1989-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4635010B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2612330B2 (ja) 航空機用タイヤ
JP3005173B2 (ja) 重荷重車用ラジアルタイヤ
JP2008114841A (ja) 軽量化された航空機用タイヤ
JP4627664B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
WO2009093325A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP7475108B2 (ja) 軽量化された航空機タイヤ
JP2009061870A (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JPH07242105A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP6964398B2 (ja) 軽量化された航空機用タイヤ
KR19990063554A (ko) 2륜 차량용 고횡곡률 타이어 및 그 제조 방법
JPH06234304A (ja) 高速重荷重用ラジアルタイヤ
JP2793672B2 (ja) 高速重荷重用タイヤ
JP2951670B2 (ja) 高速重荷重用タイヤ
JP2000313204A (ja) 公道以外で使用する空気入りタイヤ
JPH06115311A (ja) 空気入りタイヤ
JPH0648113A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3342912B2 (ja) 航空機用ラジアルタイヤ
JP2002002221A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3045429B2 (ja) 高速重荷重用タイヤ
JPS58221703A (ja) 競技用タイヤ
JP3026588B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2002337517A (ja) 航空機用空気入りラジアルタイヤ
JPH0268207A (ja) 重荷重高速ラジアルタイヤ
JP2688522B2 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term