JP2607502B2 - フアクシミリインターフエース装置 - Google Patents

フアクシミリインターフエース装置

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JP2607502B2
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善章 山口
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は情報処理装置と印刷装置との間に接続され送
信情報を電話回線網に出力可能なフアクシミリインタフ
エース装置に関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 近年の電子産業の発達により、コンピユータの価格が
下がり、小規模ユーザにも導入されるようになつてき
た。例えばパーソナルコンピユータやオフイスコンピユ
ータ等である。
それとともに通信技術の発達により、これらのコンピ
ユータユーザの他、コンピユータの導入されていない会
社や、個人までにも広くフアクシミリ装置が使用される
ようになつてきた。
しかし、従来はフアクシミリ装置とコンピユータとは
互いに独立した別個の装置であり、コンピユータで処理
した情報を他のフアクシミリ装置に転送しようとする場
合などは、一旦コンピユータに備えられたプリンタ装置
に印刷出力し、しかる後、この印刷された用紙をフアク
シミリ装置にセツトし、電話回線を介して他のフアクシ
ミリ装置に転送しなければならなかつた。
大型コンピユータ間においては、自動発信機能を備え
て電話回線を直接発呼し、又は専用回線を用いて、互い
を接続し、直接情報の転送を行なえる。しかし、通信制
御手順等は各コンピユータメーカー毎に特有のものであ
り、相手で同系統のコンピユータでない場合には事実上
情報交換は行えない。
一方、フアクシミリ装置においては、国際的に通信規
格が統一されており、どのような装置間でも通信が行え
る。このためあらゆる場所にコンピユータよりの出力情
報を直接送ろうとするためにはコンピユータ等に直接フ
アクシミリ装置を接続すればよい。
このフアクシミリ装置を直接接続可能としたコンピユ
ータ装置も数多く出現している。
これらの装置として、例えば特開昭57−81763号や特
開昭56−12170号記載の装置等、あるいは、特開昭58−2
25766号、特開昭59−33540号及び特開昭59−33541号記
載の装置等である。
しかし、これらの装置においては、フアクシミリ装置
をコンピユータに接続するためには、コンピユータ側に
おいて、出力データを特別のフアクシミリ用の出力デー
タフオーマツトに変換して出力するためのプログラムを
作成しなければならず、また、フアクシミリ装置を接続
するための特別のインタフエースをも備えなければなら
なかつた。
このため、パーソナルコンピユータ等の小型機を使用
しているユーザや、プログラムを開発できないユーザ等
は、接続したくても接続できないのが実情であつた。
例えば、特開昭58−225766号記載の装置は、コンピユ
ータからの出力信号をフアクシミリ信号に変換すること
を基本構成とする装置であるが、コンピユータより出力
されるのは文字出力機が画像表示器の画面に形成した画
像を出力紙上にプリントするために送出するハードコピ
ー信号を利用する事により、画像の走査して得た画情報
を含む出力信号(キヤラクタコード情報)であり、印刷
装置向けの印刷情報及び制御情報を含む出力情報とは全
く異なる情報である。従つて、まさに特開昭58−225766
号記載の装置は上述した欠点を有する装置に外ならない
ものであった。
更に、特開昭59−33540号及び特開昭59−33541号記載
の装置は、特開昭58−225766号記載の装置がコンピユー
タよりキヤラクタコード情報を出力していたのに比し、
コンピユータがキヤラクタコードとイメージ情報とを出
力するものである点が相違している装置であり、やは
り、上述した欠点を有していた。
これら装置においても、コンピユータより出力される
のは、端末装置の画像表示器の画面に形成した画像を走
査して得たイメージ情報及びキヤラクタコード情報であ
り、印刷装置向けの印刷情報及び制御情報を含む出力情
報とは全く異なる情報である。即ち、コンピユータの端
末装置の表示画面を確認しながらキーボードなどより作
成した表示装置の表示画面をそのまま出力した情報であ
り、コンピユータは端末装置等の表示画面を走査して、
表示画面がキヤラクタコードで入力された部分である場
合にはキヤラクタコード情報を出力して装置の画面メモ
リに格納し、表示画面がイメージデータで入力された部
分である場合にはコンピユータは装置に対してイメージ
情報を出力し、装置のイメージバツフアに格納するよう
に制御していた。
従って、この種の装置においてはイメージ情報とキヤ
ラクタ情報が混在して出力される事もなく、これらの情
報の場合分けはすべてコンピユータ側で特別のプログラ
ムにより行われていた。コンピユータより出力されるの
は画像を走査して得たイメージ情報及びキヤラクタコー
ド情報であるとはいつても、それぞれまったく別の情報
として別ルートで装置に送られてくる情報であり、端に
2つの情報を合成する構成を備える点で特開昭58−2257
66号記載の装置と相違するにすぎない装置であり、小型
機を使用しているユーザやプログラムを開発できないユ
ーザ等は、接続したくても接続できないものであった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決することを目的としてな
されたものであり、本実施例はこの目的を達成する一手
段として以下の構成を備える。
即ち、情報処理装置の印刷装置用インタフエースに接
続され、送信情報を電話回線網に出力可能なフアクシミ
リインタフエース装置であつて、前記情報処理装置より
前記印刷装置用インタフエースを介して前記印刷装置向
けに送られる前記印刷装置用への出力フオーマツトに従
つた印刷情報及び少なくとも前記印刷装置に対する制御
情報を含む出力情報を受信する受信手段と、前記受信手
段で受信した出力情報中の前記制御情報を解析する解析
手段と、該解析手段による解析結果に従つて、前記出力
情報中の前記印刷装置への出力フオーマツトに従つた印
刷情報を対応するイメージ情報に変換する変換手段と、
該変換手段で変換したイメージ情報を電話回線網へ出力
する出力手段とを備え、前記変換手段は、前記受信手段
で受信した情報処理装置よりの印刷装置への出力フオー
マツトに従った印刷情報中にキヤラクタコードが含まれ
ている場合には該キヤラクタコードに対応するパターン
に変換してパターン展開すると共に、イメージ情報はそ
のままパターン展開して、出力手段に出力することを特
徴とする。
そして例えば、出力情報は所定数毎に並列情報として
送られてくることを特徴とする。
また例えば、解析手段は、制御情報中に電話回線網へ
の出力制御コマンドが含まれていた場合には、当該制御
コマンドの解析も行うことを特徴とする。
[作用] 以上の構成において、どのような情報処理装置にも略
標準装備されている印刷装置用インタフエースに接続す
ることができ、かつ、情報処理装置側に特別の出力デー
タフオーマツト作成の負担をかけず、容易に他のファク
シミリ装置との通信が可能となる。
また、情報処理装置よりキャラクタコードとイメージ
情報とが共に含まれる印刷情報を受取つた場合であって
も、キャラクタコードは対応するパターンに変換して、
イメージ情報はそのまま展開して出力することができ、
あらゆる印刷情報に対応することができる。このため、
情報処理装置側では、何等特別の処理を行なうことな
く、印刷装置向けの出力情報を印刷装置用インタフエー
スに出力するのみで他のファクシミリ装置との通信が可
能となる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明に係り一実施例のブロック図であり、
図中10は各種の情報処理を行うホストコンピユータであ
る情報処理装置、20は情報処理装置10に接続されている
例えばパラレルインタフエース(いわゆるセントロニク
スインタフエース)仕様のプリンタ、31は本来は情報処
理装置10とプリンタ20とが接続されているインタフエー
スケーブルの途中に本実施例のフアクシミリインタフエ
ース装置を挿入するためのスイツチング回路であり、ス
イツチング回路31は、不図示のスイツチ入力により、情
報処理装置10よりのインタフエース信号をそのままプリ
ンタ20と接続するか、本実施例装置のエミユレータ回路
32側に接続するかを切り替えるものである。32はスイツ
チング回路31を介して情報処理装置10より送られてくる
プリンタ10に対する印刷情報を、同時に送られてくる制
御情報に従つて後述する制御でフアクシミリ仕様に変換
するエミユレータ回路部である。エミユレータ回路32に
は、スイツチング回路31よりのパラレルインタフエース
仕様の印刷情報の外に、RS232C仕様規格で送られてくる
シリアルインタフエースよりの印刷情報も入力される。
このようにシリアルインタフエースよりの印刷情報をス
イツチング回路31を介さずに直接入力することとしたの
は、どのようなパソコンやオフコンであつても、RS232C
規格のインタフエースコネクタは複数備えているからで
ある。また、33はエミユレータ回路部32より送られてく
るフアクシミリ仕様に変換された出力情報に対して、例
えばMH,MR等の圧縮処理を施し、フアクシミリの国際統
一規格であるCCITT T.30に従つた制御手順で、モデム34
に出力するフアクシミリ制御装置である。本実施例のフ
アクシミリ制御装置33は、伝送速度自動フオールバツク
機能付のG III規格機となつている。
また、34はCCITT.V27/V29規格を満足するモデムであ
り、最高9600BPSのスピードで変復調を行う。35は電話
回線とのインタフエースを司る自動ダイヤル機能を備え
るAA型回線制御装置NCU、36は電話回線、40は電話回線
網、41,42は他のフアクシミリ装置である。
以上のエミユレータ回路部32、フアクシミリ制御装置
33の詳細構成を第2図に示す。なお、第1図と同様構成
には同一番号を附してあり、その説明を省略する。
エミユレータ回路部32において、51はPROM56に格納さ
れている制御手順に従つてエミユレータ回路部32全体の
制御を司るECPU、52はスイツチング回路31よりパラレル
で送られてくる情報処理装置10よりのプリンタ制御情報
及び印刷情報を受信するためのパラレルインタフエー
ス、53は、情報処理装置よりシリアルで送られてくるプ
リンタ制御情報及び印刷情報を受信するためのシリアル
インタフエース、54は情報処理装置10より送られてきた
JISキヤラクタ印刷コード情報を、対応する文字フオン
トパターンに変換するフオントメモリ、55は情報処理装
置10に特有の外字パターンを、外字コードに対応付けて
記憶する外字登録メモリ、56は上述した制御手順のほ
か、本回路部32で使用する各種パラメータ等を記憶する
PROM、57は、X−Y変換回路でフアクシミリ仕様の、頁
単位で主走査方向毎にイメージ化された出力情報を、フ
アクシミリ制御装置33に出力するまで記憶するイメージ
メモリ、58は情報処理装置より、ANK/漢字キヤラクタデ
ータ、文字パターンデータ、カラムイメージデータ等の
各態様で送られてくる印刷情報を、フアクシミリ仕様の
主走査方向毎のイメージ情報化してイメージメモリ57に
出力するカラム−ロー変換を行うX−Y変換回路、59は
フアクシミリ制御装置33とのインタフエースを司るFIイ
ンタフエース、60はRAMである。
また、フアクシミリ制御装置33において、61はPROM65
に格納されている制御手順に従つてフアクシミリ制御装
置33全体の制御を司るFCPU、62はモデム34及びNCU35と
の間で所定の通信制御手順に従つて、他のフアクシミリ
装置との間の通信制御を実行する通信制御部、63は通信
情報を公知のMH,MR等の圧縮処理を行う圧縮伸長部、64
はタイマ、65はFCPU61の制御手順のほか、フアクシミリ
制御装置で必要とする各種パラメータを記憶するPROM、
66は本装置における電話番号入力その他の操作入力に用
いられるキーボード67を制御するキーボードインタフエ
ース、67は第1図に不図示の電話番号信号の入力や、フ
アクシミリ制御装置33操作用の指示入力を行なうキーボ
ード、68はFIインタフエース59を介して送られてきた出
力情報を、回線36に出力するまで一時記憶する蓄積メモ
リである。
以上の構成より成る本実施例のエミユレータ回路部32
の情報処理装置10よりの出力情報を、フアクシミリ仕様
に変換処理する構成を、第3図の機能ブロツク図、及び
第4図の制御コマンド解析フローチヤートを参照して以
下に説明する。
本実施例装置においては、情報処理装置10による通常
のプリンタ向けに出力される印刷情報のうちの制御コマ
ンドを、コマンド解析部70で解析し、その解析結果に従
い、以降に送られる印刷情報を、必要に応じて適切な処
理機能部に振り分け、順次処理させる。なお、シリアル
インタフエース53を介して送られた情報は、FIFOバツフ
ア53aにより所定量の(本実施例では8ビツト毎の)並
列情報に変換し、パラレルインタフエースとの整合を取
つて、コマンド解析部70に送る。コマンド解析部70で
は、RS232Cインタフエース及びいわゆるセントロニクス
インタフエースで用いられている各種のコマンドのう
ち、“ESC・V"(印字を開始し、印字後単票排出指示コ
マンド)、“ESU・%・U/B"(片方向/両方向印字指定
コマンド)等の特殊コマンドについては、機能指示が無
視されるが、それ以外については対応する機能処理をフ
アクシミリ用に変換して行う。
また、これらのプリンタ制御用コマンドのほかに、本
実施例特有のFID拡張コマンドとして、下に示す各種コ
マンドが用意されている。
これらの拡張コマンドを使用することにより、決め細
かい制御が行える。
第4図において、装置に電源が投入されると、ステツ
プS1の初期自動チエツクルーチンが実行され、ここで、
フアクシミリ制御装置33を含めた本実施例全体の動作が
正常か否かを調べる。ここで、正常でなく、何らかの異
常が検出されるとその旨が報告され、以後の制御は実行
されない。
イニシヤライズ処理が実行され、続くステツプS3で、
情報処理装置10より1バイト分のデータが出力されてい
るか否かを調べる。このデータの授受は、パラレルイン
タフエースの場合の公知のデータストローブに対し、AC
K返送/ビジイ信号による制御、又は、シリアルインタ
フエースの場合のFIFOバツフア53aの満杯でのX−OFF
(CD3)コードの情報処理装置10への返送又はER信号の
オフ、FIFOバツフア53aが受信可能な時のX−ON(CD1)
コードの返送又はER信号をオンによる制御、により、次
のデータの受信に備える。
ここで、1バイト分のデータが入力されていない場合
には入力を持ち、入力された時は、このデータを取り込
み、コマンド解析部70で解析する。文字種指定コマンド
解析部71、印字モード指定コマンド解析部72、ホリゾン
タルコマンド解析部73、バーチカルコマンド解析部74等
により、情報処理装置10よりのコマンドが解析される。
その結果パイカ、エリート等の文字指定、又は漢字モー
ド、カタカナ、ひらがなモード等の文字種指定、半角、
全角大きさ指定、等の指定コマンドの入力の場合にはス
テツプS6よりステツプS11に進み、これに対応した各種
アトリビユートフラグ等のセツトを実行してステツプS3
に戻る。
これにより指定コマンドにより指定された各種データ
が続いて送られてくることになる。即ち、イメージデー
タが1バイト分入力された時には、ステツプS4よりステ
ツプS12に進み、RAM60中のカラムバツフア82に8ビツト
パラレルで入力する。なお、倍角イメージ転送等のよう
に属性が指定されている場合にはECPU51でそれぞれの処
理(イメージモデイフアイ)が行われた後カラムバツフ
ア82に格納される。
一方、JIS6220コードであるANKコード或いはJIS6226
コード又はシフトJISコード(2バイトコード)等のキ
ヤラクタコードで送られてきた場合には、ステツプS5よ
りステツプS13に進み、フオントメモリ54に受信したコ
ードデータを供給して対応する例えば24×24の文字パタ
ーンデータを生成し、位置指定されているカラムバツフ
ア82に展開(ストア)する。なお、倍角、縦書き、圧
縮、倍高等のように属性が指定されている場合には、EC
PU51でそれぞれの処理(モデイフアイ)が行われた後カ
ラムバツフア82に格納される。そしてステツプS3に戻
る。ここで外字コードが送られてきた時には、フオント
メモリ54ではなく外字登録メモリ55に供給され、対応す
る外字パターンデータを生成してカラムバツフア82に展
開する。
この外字登録メモリ55への登録コマンドの受信の場合
には、ステツプS9よりステツプS14に進み、続いて送ら
れてくる外字パターンを指定された外字コードで特定さ
れる外字登録メモリ55の対応エリヤに蓄積する。そして
ステツプS3に戻る。
CRコマンドやHTコマンド等のシリアルプリンタでのキ
ヤリツジ移動コマンドであるホリゾンタルコマンドの入
力の場合には、ステツプS7よりステツプS15に進み、当
該コードに従つてカラムアドレスポインタを更新する。
このコマンドが右方向への移動コマンドである場合に
は、その間のカラムバフツア82の内容はクリアされる。
LF,FF,VT等のバーテイカルコマンドの場合には、シリ
アルプリンタにおける印字開始コマンドであり、ステツ
プS8よりステツプS16に進み、このコマンドを受信した
時点で、カラムバツフア82に例えば24ドツト行で格納さ
れているイメージデータを、順次行ドツト毎に読み出
し、X−Y変換回路58でカラム−ロー変換してイメージ
メモリ57に格納する。そして、ステツプS17でRAM60中の
ペーパフイードテーブルをバーチカルコマンドで指定さ
れた量だけ更新し、次の変換データを格納すべきイメー
ジメモリアドレスを更新する。例えば、罫線掛けの場合
や、アンダーラインの展開等においては、通常の1行分
のパターン情報をイメージメモリ57に展開した後、この
展開した部に引き続いて次のパターンを展開するとは限
らず、一部、又は全部を重ね合わせて次の展開を行なう
ことも考えられる。この様な場合に、係るイメージメモ
リアドレス更新処理が有効となるのである。
続いて、ステツプS18において、受信したバーテイカ
ルコマンドが改頁コマンドか否かを調べる。ここで、改
頁コマンドの場合にはステツプS18よりステツプS19に進
み、1頁分のロー変換されたイメージデータが揃い、フ
アクシミリ送信の準備が完了したため、このイメージメ
モリ57のデータをFIインタフエース59を介してフアクシ
ミリ制御装置33に出力する。フアクシミリ制御装置33で
はこのデータを圧縮伸長部63で圧縮処理した後、通信制
御部62の制御で電話回線36に出力する なお、ここで、オプシヨン装備である不図示の拡張メ
モリを備えている場合には、一旦この拡張メモリに送信
情報を蓄え、全ての送信情報の蓄積が終了した後、必要
な回線発呼処理を行い、相手フアクシミリ装置に送出す
るよう制御することもできる。
なお、CAN等のプリンタ制御コマンドの受信場合に
は、カラムバツフア82のカラムアドレスポインタをレフ
トマージン位置に更新する等の対応する処理を実行す
る。
X−Y変換回路58は、8個の8ビツトシフトレジスタ
群で構成されており、ステツプS16のX−Y変換回路58
によるカラム−ロー変換処理は、カラムバツフア82の8
ドツト列単位で行なわれる。即ち、カラムバツフア82よ
り合計8バイト分のデータをパラレルに読み出し、X−
Y変換回路58のシフトレジスタ群に順次入力する。そし
て、X−Y変換回路58よりの読み出し時には、シフトレ
ジスタ群よりビツト単位でX−Y変換され、シリアルデ
ータに変換され、読み出される。そしてイメージメモリ
57に1ドツト列毎に8ビツト単位で順次格納される。な
お、このイメージメモリ57は、基本的にリードモデイフ
アイライト構造となつており、上述の重ね書き(OR書き
込み)をすることができる。この重ね書きを行なわない
場合のみ読み出しデータをORしない用制御すればよい。
この時のイメージメモリ57への書き込みは、まず、シ
フトレジスタ群の第1列目の8ビツトのデータを書き込
み、続いてシフトレジスタ群の第2列目の8ビツトのデ
ータをイメージメモリ57の、先に書き込んだ8ビツトの
データの下(副走査方向の次)の行に書き込む。続いて
同様に、順次第3列目、第4列目〜第8列目の各8ビツ
ト毎の各データをイメージメモリ57の各列毎に改行して
書き込む。これらの書き込みが終了すると、カラムバツ
フア82より次の8バイトデータを読み出してシフトレジ
スタ群にセツトし、イメージメモリ57の先に書き込んだ
第1列目の8ビツトに続く同一列に書き込む。第2列目
〜第8列目も同様に書き込む。この様にして8列単位で
の書き込みが行なわる。
なお、重ね書きは、シリアルプリンタをエミユレート
するためには全体に必要な機能である。
即ち、シリアルプリンタにおいては、プリントヘツド
が例えば24ビツトパラレルの構成の場合において、24ド
ツト列の印字処理終了後、24ドツト以下の改行もあり
得、この場合には、一部のドツト列が物理的に重ね書き
される。ラスタタイプのプリンタやフアクシミリの場合
には、この動作を印刷イメージメモリ上で行なわなけれ
ばならず、上述のリードモデイフアイライト構造の重ね
書き(OR書き込み)が必要となる。
以上の処理により、プリンタ仕様の印刷情報を、フア
クシミリ仕様の出力情報に変換して、フアクシミリ制御
装置33に出力したことになる。
この出力情報を受信したフアクシミリ制御装置33は、
公知の制御でこの情報を圧縮伸長部63で圧縮処理をした
後、電話回線36を介して他のフアクシミリ装置に転送す
る。この場合には、転送前に手動で所望のフアクシミリ
装置を発呼しておき、接続完了後に上述の情報処理装置
10よりの出力を行うよう制御しても、又、上述の拡張コ
マンドを用いて、NCU35の自動ダイヤル機能を利用した
制御としても良い。
なお、フアクシミリ制御装置33よりは、他のフアクシ
ミリ装置との転送処理の結果をインデイケーシヨンとし
てエミユレータ回路部32に送出してくるため、情報処理
装置10は必要に応じてこの転送結果を調べることができ
る。このため、送信が正常に成されなかつた場合には再
送処理を行うこともできる。
このインデイケーシヨンには、相手フアクシミリ装置
を正常に発呼し、接続できなかつたことを示す「呼損イ
ンデイケーシヨン」、回線接続は行われたが、トレーニ
ング又はDIS検出が正常に行われなかつたことを示す
「手順失敗インデイケーシヨン」、データ送信途中での
障害状況を示す「送損インデイケーシヨン」、正常終了
状態を示す「有効インデイケーシヨン」、コマンドの無
効を示す「無効インデイケーシヨン」及び、回線36より
の被呼(着呼)を示す「着呼インデイケーシヨン」、フ
アクシミリ制御装置33に設定されている相手先IDやダイ
ヤル番号、短縮番号、グループ番号等のリスト出力を報
知する「リスト出力」等がある。
なお、以上の説明においては、本実施例装置にはリー
ダもプリンタも含まれていない、フアクシミリ制御装置
33が接続されている例について説明したが、本発明はこ
れに限るものではなく、ここに通常のフアクシミリ装置
を接続することもできる。この場合には、プリンタ20を
備えなくとも、フアクシミリ装置に付属のプリンタより
情報処理装置10よりの印刷情報を出力できる。この場合
には、スイツチによりプリンタ出力かフアクシミリ出力
かを切り替える。又は、拡張コマンドとして、出力切り
替えコマンドを備え、これにより切り替えてもよい。
この場合にも、FIインタフエース59よりは、フアクシ
ミリ仕様の転送データが出力され、フアクシミリ装置の
制御用として電話番号信号、短縮電話番号信号等を転送
すればよく、本実施例装置をそのまま使用できる。
以上説明した如く、本実施例によれば、情報処理装置
10が備える一般的なセントロニクス仕様の、又はRS232C
仕様の、印刷装置向けインタフエースを用いて、かつ一
般的に備えられているこれらのデータ処理プログラムを
用いて、複雑なデータ変換等の何ら特別のプログラムを
必要とせずに、電話回線網を利用することができる。こ
のため、本実施例を用いれば、一般OAユーザにおいて
も、特別のプログラム作成能力を必要とせず、簡単にコ
ンピユータとフアクシミリ装置とを接続でき、コンピユ
ータで処理した各種のデータを、直接電話回線を介して
他の場所に転送出力することができる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明は、情報処理装置が備える
一般的な印刷装置向けインタフエースに接続でき、かつ
一般的に備えられているデータ処理プログラムによつて
処理され、印刷装置向けに用意された出力情報をフアク
シミリ信号に変換できるので、複雑なデータ変換等の何
ら特別プログラムを用いることなく、フアクシミリ仕様
のイメージ情報を電話回線に送出することができる。
このため、一般OAユーザにおいても、特別のプログラ
ムを作成することなく、簡単に自己の情報処理装置と接
続することができ、情報処理装置で処理して印刷させる
べく用意した各種の印刷情報を、特別の情報処理装置側
で改造をすることなくそのまま直接電話回線を介して他
の場所に転送出力することができる。
更に、情報処理装置よりキャラクタコードとイメージ
情報とが共に含まれる印刷情報を受取つた場合であって
も、キャラクタコードは対応するパターンに変換して、
イメージ情報はそのまま展開して出力することができ、
あらゆる印刷情報に対応することができる。このため、
情報処理装置側では、何等特別の処理を行なうことな
く、印刷装置向けの出力情報を印刷装置用インタフエー
スに出力するのみで他のファクシミリ装置との通信が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の概略ブロツク図、 第2図は本実施例の詳細構成図、 第3図は本実施例の機能ブロツク図、 第4図は本実施例のコマンド解析、及び、データ変換制
御を示すフローチヤートである。 図中10……情報処理装置、20……プリンタ、31……スイ
ツチング回路、32……エミユレータ回路部、33……フア
クシミリ制御装置、34……モデム、35……NCU、41,42…
…他のフアクシミリ装置、51,61……CPU、52……パラレ
ルインタフエース、53……シリアルインタフエース、54
……フオントメモリ、55……外字登録メモリ、56,65…
…PROM、57……イメージメモリ、58……X−Y変換回
路、59……EIインタフエース、60……RAM、62……通信
制御部、63……圧縮伸長部、70……コマンド解析部、82
……カラムバツフアである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−33541(JP,A) 特開 昭60−218962(JP,A) 特開 昭58−223953(JP,A) 特開 昭57−209535(JP,A) 特開 昭58−225766(JP,A) 特開 昭62−166647(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷装置用インタフエースを有する情報処
    理装置の前記印刷装置用インタフエースに、所定の印刷
    装置に代わつて接続されるフアクシミリインタフエース
    装置であつて、 前記情報処理装置より前記印刷装置用インタフエースを
    介して前記印刷装置向けに送られる前記印刷装置用に用
    意された、印刷情報及び少なくとも前記印刷装置に対す
    る制御情報を含む出力情報をそのまま受信する受信手段
    と、 前記受信手段で受信した出力情報中の前記制御情報を解
    析する解析手段と、 前記解析手段による解析結果に従つて、前記出力情報中
    の前記印刷装置への出力フオーマツトに従つた印刷情報
    を対応するイメージ情報に変換する変換手段と、 前記変換手段で変換したイメージ情報を電話回線網に出
    力する出力手段とを備え、 前記変換手段は、前記受信手段で受信した情報処理装置
    よりの前記印刷装置への出力フオーマツトに従つた印刷
    情報中にキヤラクタコードが含まれている場合には該キ
    ヤラクタコードを対応するパターンに変換してパターン
    展開すると共にイメージ情報が含まれている場合には該
    イメージ情報を対応するイメージパターンにパターン展
    開し、印刷イメージに対応させたイメージ信号として出
    力手段に出力することを特徴とするフアクシミリインタ
    フエース装置。
  2. 【請求項2】出力情報は所定数毎に並列情報として送ら
    れてくることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    フアクシミリインタフエース装置。
  3. 【請求項3】解析手段は、制御情報中に電話回線網に対
    する出力制御コマンドが含まれていた場合には、当該制
    御コマンドの解析も行なうことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項のいずれかに記載のフアクシミリ
    インタフエース装置。
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