JP2000138823A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000138823A
JP2000138823A JP10311597A JP31159798A JP2000138823A JP 2000138823 A JP2000138823 A JP 2000138823A JP 10311597 A JP10311597 A JP 10311597A JP 31159798 A JP31159798 A JP 31159798A JP 2000138823 A JP2000138823 A JP 2000138823A
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JP10311597A
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Takeshi Aihara
剛 相原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリへのアクセス回数を減らしてビデオデー
タ転送処理を簡略化しシステムバスの負担を軽減する。 【解決手段】CPU6は、ある1ラインと同じデータが
Nライン連続して存在する場合、連続しているNライン
の同一データブロックに識別番号を付け、識別番号と連
続ライン数Nを同一データブロックの先頭にラインヘッ
ダとして持たせ、識別番号と連続ライン数Nが付けられ
たラインヘッダのビットマップデータ以外を間引いて圧
縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ装置や
他機能複写機等の画像処理装置、特に印字ビットマップ
データの圧縮効率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホスト装置から白黒の文書データ等をプ
リンタ装置に送り印刷する場合、プリンタ装置のコント
ローラにあるRAMのページバッファに1ページ分の画
像イメージデータを展開し、展開した画像イメージデー
タの印刷方向の先頭のラインから最終ラインまでの全て
のラインに対し順に白又は黒の2値の印字画像データを
読み取りプリンタエンジンに送リ記録用紙に印刷してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら展開した
1ページ分の画像イメージデータの内容に関わらず全て
のラインに対し順に白又は黒の2値の印字画素データを
読み取りプリンタエンジンに送っていると、1ページ分
のデータを全てRAMから読み取るビデオDMA処理が
必要となり、例えばテキストファイル等に多く含まれる
1ラインが全て白のデータをビデオDMA転送すると
き、白データを示す「0」データをシステムデータバス
を経由して1ライン分送り続けるなど無駄な処理を行わ
なければならず、システムバスが占有され、システム全
体のパフォーマンスに影響を与えていた。また、画像メ
モリ用のバスを専用化しシステムバスと分離して対応し
ている場合もあるが、この場合、データバス等が多くな
り、基板レイアウトやゲートアレイの設計が複雑化しコ
ストがかかってしまう。
【0004】この発明はかかる短所を改善し、メモリへ
のアクセス回数を減らしてビデオデータ転送処理を簡略
化しシステムバスの負担を軽減することができる画像処
理装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、ホスト装置からの画像情報をビットマップデー
タに展開し、展開されたビットマップデータを1ライン
ずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリアルの
ビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像を印刷
する画像処理装置において、ホスト装置からの画像情報
をビットマップデータに展開するときに、ある1ライン
と同じデータがNライン連続して存在する場合には、連
続しているNラインの同一データブロックに識別番号を
付け、識別番号と連続ライン数Nを同一データブロック
の先頭にラインヘッダとして持たせて、識別番号と連続
ライン数Nが付けられたラインヘッダのビットマップデ
ータ以外を間引いて圧縮させることを特徴とする。
【0006】上記画像補正を行う画像補正部に、Mライ
ン分のビデオデータを格納するキャシュメモリを持た
せ、キャシュメモリ内の各ラインを上記同一データブロ
ックに付けた識別番号で管理すると良い。
【0007】また、上記ビットマップデータを1ライン
づつ印字するときに各ラインヘッダの識別番号と連続ラ
イン数Nによりビデオデータを切換え擬似的に圧縮デー
タを伸長すると良い。
【0008】さらに、上記キャシュメモリの内容を、印
刷部数の内容により1ページ印刷毎にクリアするか否か
を切換える。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のプリンタ装置はホスト
装置に接続され、ホスト装置から送られた印刷データを
印刷する。プリンタ装置にはコントローラと印刷を行な
うプリンタエンジンを有する。コントローラはホストイ
ンタフェースとCPUとASICとプログラムROMと
フォントROMとRAMと画像補正部及びエンジンイン
タフェースを有する。RAMにはイメージデータ格納部
と圧縮データ格納部を有する。イメージデータ格納部と
圧縮データ格納部は、各ライン毎にビットマップデータ
を格納する画像データ領域を有し、各ラインの先頭に1
6ビットのラインヘッダを有する。ラインヘッダの上位
6ビットは各ラインを監視するタグと呼ばれる識別番号
を示し、下位は、ある1ラインと同じデータが連続して
存在する場合の連続ライン数Nを示す。画像補正部はR
AM上のビデオイメージデータを画像補正してエンジン
インタフェースに送るものであり、インプットバッファ
とビデオキャシュメモリとアウトプットバッファとライ
ンカウンタ及びビデオセレクタを有する。
【0010】ホスト装置から送られた画像情報をビット
マップデータに展開してRAMのイメージデータ格納部
に格納するとき、CPUは、ある1ラインと同じデータ
がNライン連続して存在する場合、連続しているNライ
ンの同一データブロックに識別番号を付け、識別番号と
連続ライン数Nを同一データブロックの先頭にラインヘ
ッダとして持たせて展開する。このイメージデータ格納
部に展開されたビットマップデータを圧縮するとき、C
PUは識別番号と連続ライン数Nが付けられたラインヘ
ッダのビットマップデータ以外を間引いて圧縮して圧縮
データ格納部に格納する。
【0011】圧縮データ格納部に格納されたビットマッ
プデータを印刷するとき、画像補正部に格納されている
各ラインのラインヘッダのタグが同じ場合は、ビットマ
ップデータを圧縮データ格納部からビデオキャシュメモ
リに1回だけロードしてDMA転送の回数を減らす。そ
してキャシュメモリにロードされたラインデータを1ラ
インづつ印字するときに各ラインヘッダの連続ライン数
に複数ライン数が指定されているときは、キャシュメモ
リ内の同じ識別番号のラインデータを指定されたライン
数分繰り返して出力して印刷処理の効率を高める。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、プリンタ装置1はホス
ト装置2に接続され、ホスト装置2から送られた印刷デ
ータを印刷するものであり、コントローラ3と印刷を行
なうプリンタエンジン4を有する。コントローラ3はホ
ストインタフェース5とCPU6とASIC7とプログ
ラムROM8とフォントROM9とRAM10と画像補
正部11及びエンジンインタフェース12を有する。ホ
ストインタフェース5はセントロI/FやRS232C
からなり、ホスト装置2と通信を行なう。CPU6はプ
ログラムROM8のプログラムやホスト装置2からのコ
マンドによってコントローラ3全体を制御する。ASI
C7はコントローラ3のデバイス又は外部インタフェー
スへのバスコントロールをするものであり、ビットマッ
プデータのDMA転送制御を行う。プログラムROM8
にはコントローラ3の制御プログラムや画像補正部11
の画像補正パターンが格納されている。フォントROM
9はフォントのパターンデータなどを記憶している。R
AM10はCPU6のワークメモリや入力データのイン
プットバッファ,プリントデータのページメモリ等に使
用する。RAM10は、図2に示すように、イメージデ
ータ格納部101及び圧縮データ格納部102を有す
る。イメージデータ格納部101と圧縮データ格納部1
02は、図3に示すように、各ライン毎にビットマップ
データを格納する画像データ領域103を有し、各ライ
ンの先頭に16ビットのラインヘッダ104を有する。
ラインヘッダ104の上位6ビットは各ラインを監視す
るタグと呼ばれる識別番号を示し、下位は、ある1ライ
ンと同じデータが連続して存在する場合の連続ライン数
Nを示す。
【0013】画像補正部11はRAM10上のビデオイ
メージデータを画像補正してエンジンインタフェース1
2に送るものであり、図2に示すように、インプットバ
ッファ111とビデオキャシュメモリ112とアウトプ
ットバッファ113とラインカウンタ114及びビデオ
セレクタ115を有する。インプットバッファ111は
RAM10から取り込まれるビットマップパラレルデー
タをシリアルデータに変換する。ビデオキャシュメモリ
112はインプットバッファ111からのシリアルデー
タを複数ライン分格納するものであり、各ラインはライ
ンの先頭に設けられたラインヘッダのタグで管理され
る。アウトプットバッファ113はビデオキャシュメモ
リ112から出力されたビデオデータをビデオクロック
に同期させて出力する。ラインカウンタ114はライン
ゲート信号とビデオクロックを入力して、画像データを
1ライン出力するたびにトリガ信号を出力する。ビデオ
セレクタ115はラインカウンタ114からのトリガ信
号により、1ライン毎にラインヘッダ104の情報によ
ってビデオキャシュメモリ112内のビデオデータを切
替えて選択する。エンジンインタフェース12はプリン
タエンジン4とコマンドとステータスや印字データの通
信を行う。
【0014】上記のように構成したプリンタ装置1で、
例えば図4に示す表ファイル21を印刷するときの圧縮
処理するときの動作を説明する。図4(a)に示す表フ
ァイ21の印刷データの先頭部を拡大してライン別に見
ると、図4(b)に示すようになる。図4(b)に示す
ように、先頭の1ラインと2ラインは表ファイル21の
上の横線だけを示すために白と黒の同一データとなり、
3ラインから5ラインは表ファイル21の縦線だけを示
すため白と黒のデータが繰り返す同一データとなり、6
ラインから50ラインはフォントがあるため、各ライン
で全て異なるデータになる。51ラインから53ライン
は表ファイル21の縦線だけを示すため白と黒のデータ
が繰り返す同一データとなり、3ラインから5ラインと
同一データとなる。また、54ラインと55ラインは表
ファイル21の横線だけを示すために白と黒の同一デー
タとなり、1ラインと2ラインと同じデータになり、5
6ラインから58ラインは表ファイル21の縦線だけを
示すため白と黒のデータが繰り返す同一データとなり、
3ラインから5ラインと同じデータになり、59ライン
から100ラインはフォントがあるため、各ラインで全
て異なるデータになる。
【0015】このような表ファイル21を示す印刷デー
タがホスト装置2からプリンタ装置1に送られると、C
PU6は送られた印刷データをRAM10のイメージデ
ータ格納部101に1ライン毎にビットマップデータと
して展開する。このとき、CPU6は各ラインを解読
し、図3(a)に示すように、その情報をラインヘッダ
104として16ビットのデータを1ラインのビットマ
ップデータの先頭に付加して展開する。このラインヘッ
ダ104を付加するときに1ライン目のラインヘッダ1
04のタグを使用しないことを示す「0」にし、連続ラ
イン数Nを「1」とする。次ぎに2ライン目のビットマ
ップデータを解読して、図3(a)に示すように、2ラ
イン目のビットマップデータが1ライン目のビットマッ
プデータと同一であると判定すると、1ライン目のライ
ンヘッダ104のタグを「1」とし、連続ライン数Nを
「2」とし、2ライン目にラインヘッダ104を付加せ
ずにビットマップデータとして展開する。次ぎに3ライ
ン目のビットマップデータを解読して、3ライン目のビ
ットマップデータが1ライン目のビットマップデータと
異なると判定すると、3ライン目のラインヘッダ104
のタグを「0」とし、連続ライン数Nを「1」とする。
引き続いて4ライン目のビットマップデータを解読し
て、4ライン目のビットマップデータが3ライン目のビ
ットマップデータと同一であると判定すると、既に設定
されているタグのラインデータと比較して、等しければ
そのタグ、等しくなければ既に設定されいるタグに
「1」を加え、3ライン目のラインヘッダ104のタグ
を「2」とし、4ライン目にラインヘッダ104を付加
せずにビットマップデータとして展開する。同様に5ラ
イン目のビットマップデータを解読して、5ライン目の
ビットマップデータが3ライン目のビットマップデータ
と同一であると判定すると、連続ライン数Nを「3」と
し、5ライン目にラインヘッダ104を付加せずにビッ
トマップデータとして展開する。このようにして各ライ
ンのビットマップデータを順次展開する。
【0016】この各ラインのビットマップデータを展開
するときに、6ラインから50ラインは全て異なるデー
タであるから、6ラインから50ラインのラインヘッダ
104にはタグを「0」とし、連続ライン数Nを「1」
としてビットマップデータを展開する。また、51ライ
ンから53ラインは3ラインから5ラインと同じデータ
であるため、51ラインのラインヘッダ104のタグを
「2」とし、連続ライン数Nを「3」とし、52ライン
と53ラインにはラインヘッダ104を付加せずにビッ
トマップデータとして展開する。54ラインと55ライ
ンのビットマップデータは1ラインと2ラインと同じで
あから、54ラインのラインヘッダ104のタグを
「1」とし、連続ライン数Nを「2」とし、56ライン
から58ラインのビットマップデータは3ラインから5
ラインと同じデータであるため、56ラインのラインヘ
ッダ104のタグを「2」とし、連続ライン数Nを
「3」とする。
【0017】上記のようにしてイメージデータ格納部1
01に各ラインのビットマップデータを展開した後、C
PU6は展開したビットマップデータを圧縮して圧縮デ
ータ格納部102に格納する。このイメージデータ格納
部101に展開されたビットマップデータを圧縮すると
きにCPU6は各ラインのラインヘッダ104のタグと
連続ライン数Nを参照し、ラインヘッダ104のタグと
連続ライン数Nが付加されたライン毎に、ラインヘッダ
104とビットマップデータを圧縮データ格納部102
に展開する。例えば図3に示した各ラインのビットマッ
プデータを圧縮すると、図4に示すように第1ラインに
タグが「1」と連続ライン数Nを「2」としたラインヘ
ッダ104と1ライン目のビットマップデータを圧縮デ
ータ格納部102に格納し、2ライン目のビットマップ
データを圧縮データ格納部102に格納せず、圧縮デー
タ格納部102の第2ラインにタグが「2」と連続ライ
ン数Nを「3」としたラインヘッダ104と3ライン目
のビットマップデータを展開し、4ライン目と5ライン
目のビットマップデータをカットする。また、6ライン
から50ラインのラインヘッダ104はタグが「0」で
あり、連続ライン数Nが「1」であるからそのまま圧縮
データ格納部102に格納する。このように同一データ
が連続しているラインをカットしてラインヘッダ104
が付加されたラインのビットマップデータを圧縮データ
格納部102に格納することにより、図4に示す表ファ
イル21の印刷データの1ラインから100ラインまで
のデータのなかから11ライン分のデータをカットする
ことができ、1ラインが2024ビット(253バイ
ト)とした場合、2783バイトのデータを圧縮するこ
とができる。
【0018】上記のようにRAM10の圧縮データ格納
部102に圧縮されたビットマップデータを印刷すると
きの動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
印刷動作を開始すると、CPU6は圧縮データ格納部1
02の第1ラインに格納された1ライン目のラインヘッ
ダ104を画像補正部11のビデオセレクタ115に転
送する(ステップS1,S2)。ビデオセレクタ115
は転送されたラインヘッダ104のタグが「0」か否を
判定し(ステップS3)、ラインヘッダ104のタグが
「0」以外のときは、ビデオキャシュメモリ112の該
当するタグのアドレスにラインデータが有るかどうかを
確認する(ステップS4)。この確認の結果、ビデオキ
ャシュメモリ112の該当するタグのアドレスにライン
データがないときは、ビデオDMAリクエストをASI
C7に発行する。すなわち圧縮データ格納部102に格
納された1ライン目のラインヘッダ104のタグは
「1」であり、ビデオキャシュメモリ112のタグ
「1」のアドレスにラインデータがないから、ビデオD
MAリクエストをASIC7に発行して圧縮データ格納
部102から1ライン目のラインヘッダ104とビット
マップデータをインプットバッファ111を介してビデ
オキャシュメモリ112に転送させ、ビデオキャシュメ
モリ112のタグが「1」のアドレスと出力ポートにロ
ードする(ステップS5)。このビデオキャシュメモリ
112の出力ポートにロードされた1ライン分のデータ
をアウトプットバッファ113を介してビデオデータと
してエンジンインタフェース12に送りプリンタエンジ
ン4で1ライン目を印刷させる(ステップS7)。ま
た、ビデオキャシュメモリ112にロードされた1ライ
ン目のラインヘッダ104の連続ライン数Nが「2」で
あるから、ライン数を+1にして引き続きビデオキャシ
ュメモリ112の出力ポートにロードされた1ライン分
のデータをアウトプットバッファ113を介してビデオ
データとしてエンジンインタフェース12に送りプリン
タエンジン4で2ライン目を印刷させる(ステップS
8,S9,S7)。次ぎに圧縮データ格納部102の第
2ラインに格納された3ライン目のラインヘッダ104
をビデオセレクタ115に転送し(ステップS10,S
11,S2)、1ライン目と2ライン目と同様にして3
ライン目と4ライン目及び5ライン目を印刷させる(ス
テップS3〜S5,S7〜S9)。
【0019】また、6ライン目から50ライン目を印刷
するとき、ビデオセレクタ115は転送されたラインヘ
ッダ104のタグが「0」と判定すると(ステップS
2,S3)、圧縮データ格納部102に格納されたビッ
トマップデータをインプットバッファ111を介して各
ライン毎にビデオDMA転送によりビデオキャシュメモ
リ112の出力ポートにロードさせ(ステップS1
2)、ビデオキャシュメモリ112の出力ポートにロー
ドされた1ライン分のデータをアウトプットバッファ1
13を介してビデオデータとしてエンジンインタフェー
ス12に送りプリンタエンジン4で印刷させる(ステッ
プS13,S14)。
【0020】また、51ライン目を印刷するとき、ビデ
オセレクタ115は転送されたラインヘッダ104のタ
グが「2」を検出すると(ステップS2,S3)、ビデ
オキャシュメモリ112のタグが「2」のアドレスにあ
るラインデータを出力ポートにロードさせ(ステップS
6)、ビデオキャシュメモリ112の出力ポートにロー
ドされた1ライン分のデータをアウトプットバッファ1
13を介してビデオデータとしてエンジンインタフェー
ス12に送りプリンタエンジン4で印刷させる(ステッ
プS7)。そして51ライン目の連続ライン数Nが
「3」であるから、同じデータを2回連続してアウトプ
ットバッファ113を介してビデオデータとしてエンジ
ンインタフェース12に送り、51ライン目と52ライ
ン目と53ライン目の3ライン分の同じデータを印刷さ
せる(ステップS8,S9,S7)。54ライン目を印
刷するとき、ビデオセレクタ115は転送されたライン
ヘッダ104のタグが「1」を検出すると(ステップS
2,S3)、ビデオキャシュメモリ112のタグが
「1」のアドレスにあるラインデータを出力ポートにロ
ードさせ(ステップS6)、ビデオキャシュメモリ11
2の出力ポートにロードされた1ライン分のデータをア
ウトプットバッファ113を介してビデオデータとして
エンジンインタフェース12に送りプリンタエンジン4
で印刷させる(ステップS7)。この場合、54ライン
目の連続ライン数Nが「2」であるから、同じデータを
ビデオキャシュメモリ112から引き続いて出力して5
5ライン目を印刷させる(ステップS8,S9,S
7)。
【0021】このようにして、圧縮データ格納部102
に格納されている各ラインのラインヘッダ104のタグ
が同じ場合は、ビットマップデータを圧縮データ格納部
102からビデオキャシュメモリ112に1回ロードす
れは良く、DMA転送の回数を減らしてシステムバスの
負担を軽減することができる。
【0022】以下同様にして各ラインのデータを印刷さ
せ、表ファイル21の全てのラインを印刷し(ステップ
S11)、表ファイル21を1部だけ印刷する場合は、
次回印刷するファイルが同一データではないから、次回
印刷するために圧縮されたビットマップデータのライン
ヘッダ104のタグとビデオキャシュメモリ112上に
記憶されているタグとラインデータの互換性がないた
め、ビデオキャシュメモリ112の全ての内容をクリア
する(ステップS15,S16)。また、表ファイル2
1を複数部印刷する場合は、次回印刷するファイルが同
一データであるから、印刷するために圧縮されたビット
マップデータのラインヘッダ104のタグとビデオキャ
シュメモリ112上に記憶されているタグとラインデー
タの互換性があるため、ビデオキャシュメモリ112の
全ての内容をクリアしないで保存しておく。このように
ビデオキャシュメモリ112の全ての内容を保存してお
くことにより、各ラインのビットマップデータを圧縮デ
ータ格納部102からビデオキャシュメモリ112にロ
ードしなくて済み、効率良く印刷することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ある1
ラインと同じデータがNライン連続して存在する場合、
連続しているNラインの同一データブロックに識別番号
を付け、識別番号と連続ライン数Nを同一データブロッ
クの先頭にラインヘッダとして持たせて、識別番号と連
続ライン数Nが付けられたラインヘッダのビットマップ
データ以外を間引いて圧縮させるから、ビットマップデ
ータを効率良く圧縮することができる。
【0024】また、画像補正を行う画像補正部に複数ラ
イン分のビデオデータを格納するキャシュメモリ内の各
ラインをビットマップデータの同一データブロックに付
けた識別番号で管理することにより、同じビットマップ
データをキャシュメモリには1回ロードすれは良く、D
MA転送の回数を減らしてシステムバスの負担を軽減す
ることができる。
【0025】さらに、印字ビットマップデータを1ライ
ンづつ印字するとき、各ラインヘッダの連続ライン数に
複数ライン数が指定されている場合、キャシュメモリ内
の同じ識別番号のアドレスのラインデータを指定された
ライン数分繰り返して出力することにより、印刷処理の
効率を高めることができる。
【0026】また、キャシュメモリの内容を、印刷部数
の内容により1ページ印刷毎にクリアするか否かを切換
え、複数部印刷するときはビデオキャシュメモリの全て
の内容を保存しておくことにより、各ラインのビットマ
ップデータをビデオキャシュメモリにロードしなくて済
み、効率良く印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】RAMと画像補正部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】RAMに展開されたビットマップデータの説明
図である。
【図4】印刷する表ファイルの説明図である。
【図5】印刷処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 ホスト装置 3 コントローラ 4 プリンタエンジン 5 ホストインタフェース 6 CPU 7 ASIC 8 プログラムROM 9 フォントROM 10 RAM 11 画像補正部 12 エンジンインタフェース 101 イメージデータ格納部 102 圧縮データ格納部 111 インプットバッファ 112 ビデオキャシュメモリ 113 アウトプットバッファ 114 ラインカウンタ 115 ビデオセレクタ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 AB05 BA02 BA03 BC01 BD40 BD41 BD46 CA05 5B021 AA01 AA30 BB02 BB11 BB12 BB14 CC08 DD02 DD14 5B047 AA01 AB01 EA02 EB05 EB17 5C076 AA21 BA02 BA03 BA04 BB04 BB06 BB42 CA02 5C078 BA43 CA27 DA01 DA02 DB13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置からの画像情報をビットマッ
    プデータに展開し、展開されたビットマップデータを1
    ラインずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリ
    アルのビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像
    を印刷する画像処理装置において、 ホスト装置からの画像情報をビットマップデータに展開
    するときに、ある1ラインと同じデータがNライン連続
    して存在する場合、連続しているNラインの同一データ
    ブロックに識別番号を付け、識別番号と連続ライン数N
    を同一データブロックの先頭にラインヘッダとして持た
    せて、識別番号と連続ライン数Nが付けられたラインヘ
    ッダのビットマップデータ以外を間引いて圧縮させるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記画像補正を行う画像補正部にMライ
    ン分のビデオデータを格納するキャシュメモリを持た
    せ、キャシュメモリ内の各ラインを上記同一データブロ
    ックに付けた識別番号で管理する請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記ビットマップデータを1ラインづつ
    印字するときに各ラインヘッダの識別番号と連続ライン
    数Nによりビデオデータを切換え擬似的に圧縮データを
    伸長する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記キャシュメモリの内容を、印刷部数
    の内容により1ページ印刷毎にクリアするか否かを切換
    える請求項3記載の画像処理装置。
JP10311597A 1998-11-02 1998-11-02 画像処理装置 Pending JP2000138823A (ja)

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