JP2000025275A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000025275A
JP2000025275A JP10194153A JP19415398A JP2000025275A JP 2000025275 A JP2000025275 A JP 2000025275A JP 10194153 A JP10194153 A JP 10194153A JP 19415398 A JP19415398 A JP 19415398A JP 2000025275 A JP2000025275 A JP 2000025275A
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JP10194153A
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Takeshi Aihara
剛 相原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリへのアクセス回数を減らしてビデオデー
タ転送処理を簡略化しシステムバスの負担を軽減する。 【解決手段】CPU6はホスト装置2から送られた印刷
データをRAM10のイメージデータ格納部101にビ
ットマップデータとして展開する。CPU6はビットマ
ップデータの1ライン毎の先頭に、1ラインをN分割し
た各ブロックが全て白又は黒のデータであるか白黒が混
在したデータであるかを示すNビットのデータ情報をラ
インヘッダとして持たせ、各ブロックが全て白又は黒の
データのラインをビットマップデータから間引いて圧縮
して圧縮データ格納部102に展開する。圧縮データ格
納部102に展開した圧縮データをDMA転送して、D
MA転送の回数を減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ装置や
他機能複写機等の画像処理装置、特にシステムバスの負
担の軽減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホスト装置から白黒の文書データ等をプ
リンタ装置に送り印刷する場合、プリンタ装置のコント
ローラにあるRAMのページバッファに1ページ分の画
像イメージデータを展開し、展開した画像イメージデー
タの印刷方向の先頭のラインから最終ラインまでの全て
のラインに対し順に白又は黒の2値の印字画像データを
読み取りプリンタエンジンに送リ記録用紙に印刷してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら展開した
1ページ分の画像イメージデータの内容に関わらず全て
のラインに対し順に白又は黒の2値の印字画素データを
読み取りプリンタエンジンに送っていると、1ページ分
のデータを全てRAMから読み取るビデオDMA処理が
必要となり、例えばテキストファイル等に多く含まれる
1ラインが全て白のデータをビデオDMA転送すると
き、白データを示す「0」データをシステムデータバス
を経由して1ライン分送り続けるなど無駄な処理を行わ
なければならず、システムバスが占有され、システム全
体のパフォーマンスに影響を及ぼしていた。また、画像
メモリ用のバスを専用化しシステムバスと分離して対応
している場合もあるが、この場合、データバス等が多く
なり、基板レイアウトやゲートアレイの設計が複雑化し
コストがかかってしまう。
【0004】この発明はかかる短所を改善し、メモリへ
のアクセス回数を減らしてビデオデータ転送処理を簡略
化しシステムバスの負担を軽減することができる画像処
理装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、ホスト装置からの画像情報をビットマップデー
タに展開し、展開されたビットマップデータを1ライン
ずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリアルの
ビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像を印刷
する画像処理装置において、ビットマップデータの1ラ
イン毎の先頭に、1ラインをN分割した各ブロックが全
て白又は黒のデータであるか白黒が混在したデータであ
るかを示すNビットのデータ情報をラインヘッダとして
持たせ、各ブロックが全て白又は黒のデータのラインを
ビットマップデータから間引いて圧縮し、ラインヘッダ
の情報のみをビデオデータに切り替えてプリンタエンジ
ンに送信することを特徴とする。
【0006】上記N分割したブロックに全て白又は黒の
データと白黒が混在したデータがあるラインの全て白又
は黒のデータのブロックをビットマップデータから省い
て圧縮し、ラインヘッダの情報のみをビデオデータに切
り替えてプリンタエンジンに送信すると良い。
【0007】また、ビットマップデータの1ライン毎の
先頭に、1ラインが全て白又は黒のデータであるか白黒
が混在したデータであるかを示すデータ情報をラインヘ
ッダとして持たせ、全て白又は黒のデータのラインをビ
ットマップデータから間引いて圧縮し、ラインヘッダの
情報のみをビデオデータに切り替えてプリンタエンジン
に送信するようにしても良い。
【0008】この発明に係る第2の画像処理装置は、ホ
スト装置からの画像情報をビットマップデータに展開
し、展開されたビットマップデータを1ラインずつビデ
オDMA転送して画像補正を行ったシリアルのビデオデ
ータをプリンタエンジンに送信して画像を印刷する画像
処理装置において、ホスト装置からの画像情報をビット
マップデータに展開するときに、ある1ラインと同じデ
ータが複数ライン連続して存在する場合、同じデータが
複数ライン連続している情報を、同じデータが連続して
いるラインブロックの先頭にラインヘッダとして持た
せ、同じデータが連続しているラインブロックの先頭の
ライン以外のラインを圧縮してビットマップデータに展
開することを特徴とする。
【0009】上記展開されたビットマップデータをビデ
オDMA転送してシリアルのビデオデータに変換すると
きに、同じデータが連続しているラインブロックの先頭
のラインヘッダを読み込んだ場合、そのブロックの先頭
ラインのデータを繰り返してビデオデータに変換すると
良い。
【0010】さらに、ホスト装置からの画像情報をビッ
トマップデータに展開し、展開されたビットマップデー
タを1ラインずつビデオDMA転送して画像補正を行っ
たシリアルのビデオデータをプリンタエンジンに送信し
て画像を印刷する画像処理装置において、ホスト装置か
らの画像情報をビットマップデータに展開するときに、
ある1ラインと同じデータが複数ライン連続して存在す
る場合、同じデータが複数ライン連続している情報を、
同じデータが連続しているラインブロックの先頭にライ
ンヘッダとして持たせ、同じデータが連続しているライ
ンブロックの1ラインデータが全て白の場合、全て白の
同じデータが連続しているラインブロックのラインヘッ
ダにその情報を付加し、全て白の同じデータが連続して
いるラインブロックの全てのラインを圧縮してビットマ
ップデータに展開することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明のプリンタ装置は、ホス
ト装置に接続され、ホスト装置から送られた印刷データ
を印刷するものであり、コントローラと印刷を行なうプ
リンタエンジンを有する。コントローラはホスト装置と
通信を行なうホストインタフェースとCPUとASIC
とプログラムROMとフォントROMとRAMと画像補
正部及びエンジンインタフェースを有する。CPUはプ
ログラムROMのプログラムやホスト装置からのコマン
ドによってコントローラ全体を制御する。ASICはコ
ントローラのデバイス又は外部インタフェースへのバス
コントロールをする。プログラムROMにはコントロー
ラの制御プログラムや画像補正部の画像補正パターンが
格納されている。フォントROMはフォントのパターン
データなどを記憶している。RAMはCPUのワークメ
モリや入力データのインプットバッファ,プリントデー
タのページメモリ等に使用する。このRAMにはイメー
ジデータ格納部と圧縮データ格納部を有する。イメージ
データ格納部と圧縮データ格納部は各ライン毎にビデオ
イメージデータを複数ブロック例えば4ブロックに分割
したブロック画像データ領域を有し、各ラインの先頭に
8ビットのラインヘッダを有する。画像補正部はRAM
上のビデオイメージデータを画像補正してエンジンイン
タフェースに送る。エンジンインタフェースはプリンタ
エンジンとコマンドとステータスや印字データの通信を
行う。
【0012】上記のように構成されたプリンタ装置にホ
スト装置から印刷データが送られると、CPUは送られ
た印刷データをRAMのイメージデータ格納部にビット
マップデータとして展開する。このとき、各ラインを例
えば4分割したときの画像データの各ブロックのパター
ンを解読し、その情報をラインヘッダとして8ビットの
データを1ラインのビットマップデータの先頭に付加し
て展開する。ラインヘッダは各1ラインを4分割し、該
当するブロックが黒又は白の固定データか、あるいはそ
れ以外の白黒混在のデータかを示すマスク情報と該当す
るブロックのマスク情報が固定データのとき、そのデー
タが黒又は白であるかを示す識別子を有する。このライ
ンヘッダを参照してCPUはイメージデータ格納部に格
納されたビットマップデータを圧縮して圧縮データ格納
部に格納する。すなわち、マスク情報で白又は黒の固定
データを示すブロックのデータを間引いて圧縮する。こ
のようにして1ページの全ての画像データが最終ライン
まで圧縮データ格納部に展開されると、圧縮したデータ
を画像補正部に転送して補正処理し、ビデオデータをプ
リンタエンジンに送信して印刷する。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、プリンタ装置1はホス
ト装置2に接続され、ホスト装置2から送られた印刷デ
ータを印刷するものであり、コントローラ3と印刷を行
なうプリンタエンジン4を有する。コントローラ3はホ
ストインタフェース5とCPU6とASIC7とプログ
ラムROM8とフォントROM9とRAM10と画像補
正部11及びエンジンインタフェース12を有する。ホ
ストインタフェース5はセントロI/FやRS232C
からなり、ホスト装置2と通信を行なう。CPU6はプ
ログラムROM8のプログラムやホスト装置2からのコ
マンドによってコントローラ3全体を制御する。ASI
C7はコントローラ3のデバイス又は外部インタフェー
スへのバスコントロールをする。プログラムROM8に
はコントローラ3の制御プログラムや画像補正部11の
画像補正パターンが格納されている。フォントROM9
はフォントのパターンデータなどを記憶している。RA
M10はCPU6のワークメモリや入力データのインプ
ットバッファ,プリントデータのページメモリ等に使用
する。RAM10は、図2に示すように、イメージデー
タ格納部101と圧縮データ格納部102を有する。イ
メージデータ格納部101と圧縮データ格納部102
は、図3に示すように、各ライン毎にビデオイメージデ
ータを複数ブロック例えば4ブロックに分割したブロッ
ク画像データ領域103を有し、各ラインの先頭に8ビ
ットのラインヘッダ104を有する。
【0014】画像補正部11はRAM10上のビデオイ
メージデータを画像補正してエンジンインタフェース1
2に送るものであり、図2に示すようにビデオバッファ
111と分周器112とブロックセレクタ113とビデ
オセレクタ114を有する。ビデオバッファ111はR
AM10のビデオイメージデータを一時格納する。分周
器112はラインゲート信号とビデオクロックを入力し
て、ラインゲート長を示す1ライン分のビデオクロック
数を4分割したパルスを発生させる。ブロックセレクタ
113はビデオイメージデータの各ラインの1ブロック
である1/4ライン毎にラインヘッダ104の情報を切
り換える。ビデオセレクタ114はブロックセレクター
113から出力されたブロックにおけるラインヘッダ1
04の情報によりビデオイメージデータを切り換える。
エンジンインタフェース12はプリンタエンジン4とコ
マンドとステータスや印字データの通信を行う。
【0015】上記のように構成されたプリンタ装置1に
ホスト装置2から印刷データが送られると、CPU6は
送られた印刷データをRAM10のイメージデータ格納
部101に1ラインが(0x100)バイトで構成され
ているビットマップデータとして展開する。このとき、
各ラインを例えば4分割したときの画像データの各ブロ
ックのパターンを解読し、その情報をラインヘッダ10
4として8ビットのデータを1ラインのビットマップデ
ータの先頭に付加して展開する。ラインヘッダ104は
各1ラインを4分割し、例えば先頭の3ラインが、図3
(a)の圧縮前のパターンに示すように構成されている
場合、図4に示すように、ブロック1からブロック4の
情報を示すマスクM1〜M4と識別子B/W1〜B/W
4で構成されている。マスクM1〜M4は該当するブロ
ックが黒又は白の固定データか、あるいはそれ以外の白
黒混在のデータかを示し、識別子B/W1〜B/W4は
該当するブロックのマスクMが固定データのとき、その
データが黒又は白であるかを示す。例えば図3(a)の
圧縮前のビットマップデータの1ライン目を例にとる
と、4分割したブロック画像データ領域103のブロッ
ク1ではデータが全て白(L)であるので、M1=1と
して固定データであることを示し、B/W1=0として
白データであることを示す。ブロック2ではデータが全
て黒(H)であるので、M2=1として固定データであ
ることを示し、B/W2=1として黒データであること
を示す。また、ブロック3では白黒混在のデータである
から、M3=0,B/W3=(−)として白黒混在データ
であることを示す。ブロック4はデータが全て黒である
ので、M4=1,B/W4=1とする。
【0016】このラインヘッダ104を参照してCPU
6はイメージデータ格納部101に格納されたビットマ
ップデータを圧縮して圧縮データ格納部102に格納す
る。すなわちマスクM=1のブロックの固定データはデ
ータは間引かれ、図3(b)の圧縮後のパターンに示す
ように、1ライン目から3ブロックの固定データが除か
れる。このため2ライン目の先頭アドレスは[(0x1
01)−(0x40×3)]となり、1ラインで(0x
C0)バイトだけデータが圧縮される。このようにして
最終ラインまで全ての画像データが圧縮されると、白黒
混在データが存在するブロックだけが圧縮データ格納部
102に展開され、そのブロック位置すなわち開始アド
レスは各ラインヘッダで管理され、各ラインの開始アド
レスは前段ラインのラインヘッダ104の内容をインク
リメントすることで得られる。このようにして1ページ
の全ての画像データが最終ラインまで圧縮データ格納部
102に展開されるとプリンタエンジン4にプリントス
タート信号が送られ、ビデオデータを送信し印字が開始
される。
【0017】この圧縮データ格納部102に展開された
ビットマップデータを画像補正部11で処理してプリン
タエンジン4にビデオデータを送信するときの動作を図
5のフローチャートを参照して説明する。印刷動作を開
始すると圧縮データ格納部102の画像イメージデータ
を先頭ラインから順に読み込み画像補正部11のビデオ
バッファ111に格納するとともに各ラインの先頭のラ
インヘッダ104をブロックセレクタ113に読み込む
(ステップS1)。ブロックセレクタ113には分周器
112から1ラインゲート長を4分割した信号が入力さ
れ、それに同期してラインヘッダ104のマスクM1〜
M4と識別子B/W1〜B/W4が該当ブロック毎に切
り替わる。まず、1ライン目のブロック1では、ライン
ヘッダ104のマスクM1と識別子B/W1が出力され
ビデオセレクタ114に送られる(ステップS2)。ビ
デオセレクタ114はヘッダM,B/Wの内容によりビ
デオデータを切り換える(ステップS3,S4,S7,
S8,S9)。図3に示す画像イメージデータの場合、
1ライン目のブロック1はM1=1でB/W1=0なの
で白(L)の固定データが選択されビデオデータとして
出力される。この処理をブロック2,3,4と繰り返す
(ステップS5,S6)。すなわちブロック2ではM2
=1,B/W2=1なので黒の固定データが出力され、
ブロック3ではM3=0,B/W3=(−)なのでビデ
オDMAリクエストがASIC7に発行され、ページメ
モリ102からブロック3のビデオイメージデータをD
MA転送しそのデータが出力される。また、ブロック4
ではM4=1,B/W4=1なので黒の固定データがビ
デオデータとして出力される。この処理を各ライン毎に
行なう(ステップS10,S1)。例えば図2に示す画
像イメージデータの場合、ライン2では全て白又は黒で
ある固定データがどのブロックにもないため、1ライン
データ分のDMA転送処理が必要となりシステムバスを
占有する時間が増すが、ライン3では全てのブロックが
白の固定データであるため、DMA転送を1回も行わな
くて済み、システムバスの負担を軽減することができ
る。
【0018】上記実施例は各ラインを複数ブロック、例
えば4ブロックに分割した場合について説明したが、各
ラインを分割せずに、ラインヘッダ104として1ライ
ンが全て白又は黒のデータであるか白黒が混在したデー
タであるかを示すデータ情報を持たせ、全て白又は黒の
データのラインをビットマップデータから間引いて圧縮
するようにしても良い。このように各ラインを分割せず
に1ラインが全て白又は黒のデータであるか白黒が混在
したデータであるかを示すデータ情報をラインヘッダ1
04に持たせることにより、ラインヘッダ104は2ビ
ットですみ、画像補正部のブロックセレクタ113も2
ビットですむ。この場合は、特にテキストデータ等のよ
うに空白ラインが多い画像データを効率的に圧縮するこ
とができる。
【0019】また、上記各実施例は各ライン毎に全て圧
縮処理を行う場合について説明したが、実際の印刷デー
タは1頁内で同じ画像データが複数ライン連続している
場合が多く、特に表データファイルやドキュメントテキ
ストファイル等では文字の部分を除くほとんどの画像デ
ータが、ある1ラインのデータを繰り返し印刷している
場合が多い。このある1ラインと同じデータが複数ライ
ン連続して存在するときに、その連続しているラインの
情報を、同じデータが複数ライン連続して存在している
ブロックラインの先頭にラインヘッダとして持たせ、同
じデータが複数ライン連続して存在しているブロックの
ビットマップデータを圧縮するようにしても良い。
【0020】このように同じデータが複数ライン連続し
て存在しているブロックのビットマップデータを圧縮す
る実施例のプリンタ装置1aは、図6に示すように上記
実施例のプリンタ装置1と画像補正部11aの構成だけ
が異なる。プリンタ装置1aの画像補正部11aは、図
7に示すように、ホスト装置2から入力してRAM10
に格納されたビットマップデータをシリアルデータに変
換するインプットバッファ115とFIFOメモリ11
6とアウトプットバッファ117とラインカウンタ11
8及びFIFOカウンタ119を有する。FIFOメモ
リ116はインプットバッファ115に入ったシリアル
のビデオデータを9ライン分格納でき、FIFOカウン
タ119によって出力データラインが制御される。この
FIFOメモリ116にはあらかじめ全て白のデータが
1ライン分格納してある。アウトプットバッファ117
はFIFOメモリ116から出力されるビデオデータを
ビデオクロックに同期させて出力する。ラインカウンタ
118は画像データを1ライン出力するたびにトリガ信
号を出力する。FIFOカウンタ119は1ライン毎に
FIFOメモリ116内のビデオデータを切り替えて選
択するものであり、RAM10に格納されたビットマッ
プデータのラインヘッダの内容により制御される。
【0021】上記のように構成されたプリンタ装置1a
で例えば図8に示す表ファイルを印刷する場合について
説明する。図8(a)に示す表ファイルの印刷データの
先頭部を拡大し、ライン別に見ると、図8(b)に示す
ようになる。図8(b)に示すように、先頭の1ライン
から3ラインは余白部であるため、全て白のデータであ
り、4ラインと5ラインは表ファイルの上の横線だけを
示すために白と黒の同一データとなり、6ラインから8
ラインは表ファイルの縦線だけを示すため白と黒のデー
タが繰り返す同一データとなり、9ラインから50ライ
ンはフォントがあるため、各ラインで全て異なるデータ
になる。このように同一データが連続している複数ライ
ンの情報と1ラインが全て白のデータであるか否を示す
情報を、CPU10は、図9に示すように、RAM10
のイメージデータ格納部101のラインヘッダ105で
表現し、このラインヘッダ105を同じデータが複数ラ
イン連続して存在しているブロックラインの先頭に持た
せる。ラインヘッダ105は、例えば16ビットからな
り、上位15ビットは、そのラインと同じデータが何ラ
イン連続しているかを表す連続ライン数を示し、下位1
ビットは、そのラインが全て白データであるとき「1」
を示し、その他のデータであるとき「0」を示す。そし
てCPU10は印刷を開始するときに、図9(b)に示
すように、1ラインが全て白のデータであるラインと、
1ラインが全て白のデータでない同じデータが複数ライ
ン連続して存在しているブロックラインの先頭のライン
以外を省略(圧縮)してRAM10の圧縮データ格納部
102に格納する。
【0022】上記のように構成されたプリンタ装置1a
でRAM10に展開された圧縮ビットマップデータを印
刷するときの動作を図10のフローチャートを参照して
説明する。印刷動作を開始すると、ページメモリ102
の1ライン目のラインヘッダ104を画像補正部11a
のFIFOカウンタ119に転送する(ステップS1
1,S12)。図6に示すように、1ライン目は全て白
データであり、ラインヘッダ104の下位ビットが
「1」であるから、FIFOカウンタ119の制御によ
りFIFOメモリ116にあらかじめ格納されている全
て白の1ラインデータをFIFOメモリ116の出力段
にセットする(ステップS13,S14)。また、1ラ
インから3ラインが同じデータであり、ラインヘッダ1
04の上位15ビットの連続ライン数が「3」であるか
ら、FIFOメモリ116の出力段にセットされた全て
白の1ラインデータを3ライン分ビデオデータとしてア
ウトプットバッファ117に出力し、アウトプットバッ
ファ117からエンジンインタフェース12を介してプ
リンタエンジン4に送り印刷する(ステップS15〜S
18)。その後ライン数をインクリメントし(ステップ
S19)、4ライン目のラインヘッダ104がFIFO
カウンタ119に転送される(ステップS20,S1
2)。4ライン目のラインヘッダ104は連続ライン数
が「2」で全て白のデータであるか否を示す情報が
「0」であるから、ビデオDMA転送によりRAM10
の4ライン目のビットマップデータが1ライン分インプ
ットバッファ115を介してFIFOメモリ116に転
送される(ステップS13,S21)。そしてFIFO
メモリ116に転送された1ライン分のデータを2ライ
ン分ビデオデータとしてアウトプットバッファ117か
ら出力して、4ライン目と5ライン目を印刷する(ステ
ップS15〜S18)。次に6ライン目のラインヘッダ
104がFIFOカウンタ119に転送される(ステッ
プS19,S20,S12)。6ライン目のラインヘッ
ダ104は連続ライン数が「3」で全て白データでない
ため、ビデオDMA転送によりRAM10の6ライン目
のビットマップデータが1ライン分インプットバッファ
115を介してFIFOメモリ116に転送される(ス
テップS13,S21)。そしてFIFOメモリ116
に転送された1ライン分のデータを3ライン分ビデオデ
ータとしてアウトプットバッファ117から出力し、6
ライン目から8ライン目を印刷する(ステップS15〜
S18)。次に、9ライン目のラインヘッダ104がF
IFOカウンタ119に転送される(ステップS19,
S20,S12)。9ライン目のラインヘッダ104は
連続ライン数が「0」で、全て白データでないため、ビ
デオDMA転送によりRAM10の9ライン目のビット
マップデータが1ライン分インプットバッファ115を
介してFIFOメモリ116に転送される(ステップS
13,S21)。そしてFIFOメモリ116に転送さ
れた1ライン分のデータをビデオデータとしてアウトプ
ットバッファ117から出力して9ライン目を印刷する
(ステップS15,S22)。以下同様に最後のライン
まで処理して出力して画像データを印刷する。
【0023】このようにして1ラインが全て白のデータ
であるラインについてはDMA転送をしないでビデオデ
ータを出力し、1ラインが全て白のデータでない同じデ
ータが連続しているときは、1ライン分のデータを1回
だけDMA転送すればよいから、DMA転送の回数を減
らすことができ、システムバスの負荷を大幅に軽減する
ことができる。
【0024】上記実施例はホスト装置2から送られたビ
ットマップデータをプリンタ装置1aで圧縮してRAM
10の圧縮データ領域102に展開する場合について説
明したが、ホスト装置2から、図9(b)に示す圧縮後
のビットマップデータをプリンタ装置1bに送るように
しても良い。このようにホスト装置2から圧縮後のビッ
トマップデータを送ることにより、プリンタ装置1aに
送信する印刷データを低減することができるとともにプ
リンタ装置1aの処理負担を軽減することができる。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ビット
マップデータの1ライン毎の先頭に、1ラインをN分割
した各ブロックが全て白又は黒のデータであるか白黒が
混在したデータであるかを示すNビットのデータ情報を
ラインヘッダとして持たせ、各ブロックが全て白又は黒
のデータのラインをビットマップデータから間引いて圧
縮するようにしたから、DMA転送の回数を減らしてシ
ステムバスの負担を軽減することができる。
【0026】また、N分割したブロックに全て白又は黒
のデータと白黒が混在したデータがあるラインの全て白
又は黒のデータのブロックをビットマップデータから省
いて圧縮することにより、システムバスの負担をより軽
減することができる。
【0027】さらに、ビットマップデータの1ライン毎
の先頭に、1ラインが全て白又は黒のデータであるか白
黒が混在したデータであるかを示すデータ情報をライン
ヘッダとして持たせ、全て白又は黒のデータのラインを
ビットマップデータから間引いて圧縮することにより、
ラインヘッダのビット数を少なくして処理を簡単にする
ことができるとともにテキストデータ等のように空白ラ
インが多い画像データを効率的に圧縮して、システムバ
スの負担を軽減することができる。
【0028】また、ホスト装置からの画像情報をビット
マップデータに展開するときに、ある1ラインと同じデ
ータが複数ライン連続して存在する場合、同じデータが
複数ライン連続している情報を、同じデータが連続して
いるラインブロックの先頭にラインヘッダとして持た
せ、同じデータが連続しているラインブロックの先頭の
ライン以外のラインを圧縮することにより、DMA転送
の回数を大幅に減らすことができ、システムバスの負荷
を大幅に軽減することができる。
【0029】さらに、展開されたビットマップデータを
ビデオDMA転送してシリアルのビデオデータに変換す
るときに、同じデータが連続しているラインブロックの
先頭のラインヘッダを読み込んだ場合、そのブロックの
先頭ラインのデータを繰り返してビデオデータに変換す
ることにより、DMA転送の回数を大幅に減らすことが
できる。
【0030】また、ある1ラインと同じデータが複数ラ
イン連続して存在する場合、同じデータが連続している
ラインブロックの1ラインデータが全て白の場合、全て
白の同じデータが連続しているラインブロックのライン
ヘッダにその情報を付加し、全て白の同じデータが連続
しているラインブロックの全てのラインを圧縮してビッ
トマップデータに展開することにより、DMA転送の回
数を減らして、システムバスの負荷を大幅に軽減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】RAMと画像補正部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】RAMに展開したビットマップデータの構成図
である。
【図4】ラインヘッダの構成図である。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】第2の実施例の画像補正部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】表データの構成図である。
【図9】表データを展開したビットマップデータの構成
図である。
【図10】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 ホスト装置 3 コントローラ 4 プリンタエンジン 5 ホストインタフェース 6 CPU 7 ASIC 8 プログラムROM 9 フォントROM 10 RAM 11 画像補正部 12 エンジンインタフェース 101 イメージデータ格納部 102 圧縮データ格納部 103 ブロック画像データ領域 104 ラインヘッダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置からの画像情報をビットマッ
    プデータに展開し、展開されたビットマップデータを1
    ラインずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリ
    アルのビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像
    を印刷する画像処理装置において、 ビットマップデータの1ライン毎の先頭に、1ラインを
    N分割した各ブロックが全て白又は黒のデータであるか
    白黒が混在したデータであるかを示すNビットのデータ
    情報をラインヘッダとして持たせ、各ブロックが全て白
    又は黒のデータのラインをビットマップデータから間引
    いて圧縮し、ラインヘッダの情報のみをビデオデータに
    切り替えてプリンタエンジンに送信することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記N分割したブロックに全て白又は黒
    のデータと白黒が混在したデータがあるラインの全て白
    又は黒のデータのブロックをビットマップデータから省
    いて圧縮し、ラインヘッダの情報のみをビデオデータに
    切り替えてプリンタエンジンに送信する請求項1記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ホスト装置からの画像情報をビットマッ
    プデータに展開し、展開されたビットマップデータを1
    ラインずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリ
    アルのビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像
    を印刷する画像処理装置において、 ビットマップデータの1ライン毎の先頭に、1ラインが
    全て白又は黒のデータであるか白黒が混在したデータで
    あるかを示すデータ情報をラインヘッダとして持たせ、
    全て白又は黒のデータのラインをビットマップデータか
    ら間引いて圧縮し、ラインヘッダの情報のみをビデオデ
    ータに切り替えてプリンタエンジンに送信することを特
    徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ホスト装置からの画像情報をビットマッ
    プデータに展開し、展開されたビットマップデータを1
    ラインずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリ
    アルのビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像
    を印刷する画像処理装置において、 ホスト装置からの画像情報をビットマップデータに展開
    するときに、ある1ラインと同じデータが複数ライン連
    続して存在する場合、同じデータが複数ライン連続して
    いる情報を、同じデータが連続しているラインブロック
    の先頭にラインヘッダとして持たせ、同じデータが連続
    しているラインブロックの先頭のライン以外のラインを
    圧縮してビットマップデータに展開することを特徴とす
    る画像処理装置。
  5. 【請求項5】上記展開されたビットマップデータをビデ
    オDMA転送してシリアルのビデオデータに変換すると
    きに、同じデータが連続しているラインブロックの先頭
    のラインヘッダを読み込んだ場合、そのブロックの先頭
    ラインのデータを繰り返してビデオデータに変換する請
    求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 ホスト装置からの画像情報をビットマッ
    プデータに展開し、展開されたビットマップデータを1
    ラインずつビデオDMA転送して画像補正を行ったシリ
    アルのビデオデータをプリンタエンジンに送信して画像
    を印刷する画像処理装置において、 ホスト装置からの画像情報をビットマップデータに展開
    するときに、ある1ラインと同じデータが複数ライン連
    続して存在する場合、同じデータが複数ライン連続して
    いる情報を、同じデータが連続しているラインブロック
    の先頭にラインヘッダとして持たせ、同じデータが連続
    しているラインブロックの1ラインデータが全て白の場
    合、全て白の同じデータが連続しているラインブロック
    のラインヘッダにその情報を付加し、全て白の同じデー
    タが連続しているラインブロックの全てのラインを圧縮
    してビットマップデータに展開することを特徴とする画
    像処理装置。
JP10194153A 1998-07-09 1998-07-09 画像処理装置 Pending JP2000025275A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013214906A (ja) * 2012-04-03 2013-10-17 Seiko Epson Corp 印刷装置

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