JP3255393B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3255393B2 JP02600395A JP2600395A JP3255393B2 JP 3255393 B2 JP3255393 B2 JP 3255393B2 JP 02600395 A JP02600395 A JP 02600395A JP 2600395 A JP2600395 A JP 2600395A JP 3255393 B2 JP3255393 B2 JP 3255393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置は、スキャナ
ーからの画像データの他に、レポート等を出力するため
のキャラクタデータを扱い得る。図6に示すように、例
えば、送信または受信した時刻T、日付D及びページ数
P等を画像データの前にヘッダHとして付加することが
できる。このヘッダHは図6に示すように、ページの先
頭数ラインであり、G3ファクシミリにおいては送信
時、G4ファクシミリにおいては受信時にそれぞれ付加
する。
【0003】通信管理レポート等のレポート類は、前記
ヘッダ部が1ページに亘って記録されているものと見な
せる。
【0004】ところで、前記ヘッダ部と画像データ部と
の結合についてであるが、従来、ヘッダ部は画像データ
と同じ形式のフォーマットに展開され、画像データ領域
の先頭に付加していた。つまり、画像データが生データ
の場合は、ヘッダデータも生データに展開し、ランレン
グスの場合は、同様にランレングスコードに展開して格
納していた。
【0005】その結果、ヘッダデータと画像データは連
続した領域に結合され、これを印刷出力する場合は、図
7に示すようにヘッダデータの先頭アドレスと画像デー
タの終了アドレスを先頭アドレスポインタSPと終了ア
ドレスポインタEPにより指定することで、DMA(d
irect memory access;ダイレクト
メモリーアクセス)転送等により結合画像が印刷でき
た。
【0006】また、G3ファクシミリ送信時の場合のヘ
ッダデータと画像データとの結合も同様にして得られ、
符号化して送信していた。具体的には、スキャナー部ま
たは通信制御部から入力する画像データを画像データメ
モリ部に格納しながら、ヘッダデータをワークメモリ部
に作成する。該ヘッダデータの作成終了後、該ヘッダデ
ータを制御バスを介して画像データの先頭に転送するこ
とで、ヘッダデータと画像データとの結合がなされる。
【0007】ところで、キャラクタデータは、ヘッダの
他に操作部の表示器に表示する場合にも使用される。例
えば、ドット表示する表示器において、キャラクタデー
タを表示することで、メッセージをオペレータに伝えて
いる。
【0008】この様にキャラクタデータは、表示、印
刷、ヘッダまたはフッターとしてファクシミリ装置で利
用されている。このキャラクタデータは、フォントRO
M(read−only memory;読み出し専用
メモリ)としてシステムを構成している。
【0009】ところで、表示と印刷では、ドットのピッ
チが異なる。これは、表示装置(例えば、LCD:li
quid crystal display;液晶表示
装置)と印刷装置(例えば、LBP:Laser Be
am Printer;レーザービームプリンタ)に各
々適したドットピッチを使用することで、表示または印
刷文字の判別性を良くするためである。
【0010】また、近年、漢字を扱うことが多くなり、
1文字のドット構成も大きくなり、文字の種類も増えて
きている。該ドット構成及び種類をまとめたものが前記
フォントROMであり、その一例を図8に示す。
【0011】図8の例では、フォントは、縦16ドッ
ト、横16ドットで構成している。該フォントで表示及
び印刷のためのキャラクデータを生成する。ドットを多
くしている理由は、印刷が黒ドットで隣のドットに滲む
ため(表示より分解能が低い)、前記のようなドット構
成を採用している。
【0012】また、ビットイメージとROM格納番地と
の対応は、図8に示すようにMSB(most sig
nificant bit;再上位のビット)がイメー
ジの左端になるように、ワード単位で格納している。
【0013】一方、ファクシミリ装置は、種々の解像度
で通信を行う。従って、付加するヘッダも画像の一部で
あるから、通信解像度に合わせる必要がある。
【0014】従来、ヘッダは、前記フォントを展開して
おり、通信解像度により以下の処理を実施していた。
【0015】即ち、8×7.7では、等倍でフォント展
開する。
【0016】8×3.85では、フォントデータの縦
(副走査方向)のドットを半分に間引いて展開する。
【0017】8×15.4では、フォントデータの縦の
ドットを倍に展開する。
【0018】16×15.4では、フォントデータの
縦、横(主走査方向)のドットを共に倍に展開する。
【0019】以上の処理で、ヘッダの主走査方向及び副
走査方向を画像データに合わせていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置にあっては、1種類のフォントデータで表
示、印刷、ヘッダ及びフッターを作成していたため、次
のような問題点があった。
【0021】(1)印刷に合わせたフォントは、表示装
置では判読性が悪いことがある(間延びした文字にな
る)。
【0022】(2)表示に合わせたフォントは、印刷に
おいて滲むことがある。また、ヘッダ作成においても以
下のような不具合がある。
【0023】つまり、上記従来例では、フォントデータ
を間引く動作により、次のような欠点がある。
【0024】(1)細線が間引かれ、文字の意味が不明
になる。
【0025】(2)上記ヘッダは、受信側でしか確認で
きないため、送信側と受信側とでヘッダ内容に誤解が発
生する。
【0026】ところで、前記欠点を解消するためフォン
トデータの間引き動作を行わずに送信すると、次のよう
な欠点が生じる。
【0027】(1)ヘッダのライン数が標準ラインの倍
となり、その結果、画像データが上記増加ライン数だけ
欠落する。
【0028】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、表示において判読性が悪くなったり、印
刷において滲んだりすることがなく、しかも送信側と受
信側とでヘッダ内容に誤解が発生したり、画像データが
欠落することがなく、更に、表示手段に適した文字を表
示することができると共に、印刷手段の分解能に適した
文字を印刷することができるファクシミリ装置を提供し
ようとするものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載のファクシミリ装置は、データ
を表示する表示手段とデータを印刷する印刷手段とを有
するファクシミリ装置において、表示用フォントデータ
と印刷用フォントデータとを設けと共に、前記表示用フ
ォントデータを用いて前記表示手段により文字を表示し
且つ前記印刷用フォントデータを用いて前記印刷手段に
より文字を印刷し、通信ヘッダを作成する際に、前記通
信解像度が低い場合は前記表示用フォントデータを選択
し且つ前記通信解像度が高い場合は前記印刷用フォント
データを選択することを特徴とするものである。
【0030】また、上記目的を達成するために請求項2
記載のファクシミリ装置は、上記請求項1記載のファク
シミリ装置において、マルチプロセッサで構成された共
有メモリ手段を設け、前記表示用フォントデータと印刷
用フォントデータを前記マルチプロセッサによりアクセ
スできるようにしたことを特徴とするものである。
【0031】また、上記目的を達成するために請求項3
記載のファクシミリ装置は、上記請求項1記載のファク
シミリ装置において、前記通信解像度がG3標準の場合
は前記表示用フォントデータを選択し且つ前記通信解像
度がG3標準でない場合は前記印刷用フォントデータを
選択することを特徴とするものである。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5に基づき
説明する。
【0036】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1〜図4に基づき説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係るファクシミリ装置のブロック図であり、同
図において、1は本装置全体を制御するプロセッサ部
で、CPU(central processing
unit;中央演算処理装置)、DMA(direct
memoryaccess;ダイレクトメモリーアク
セス)コントローラ及び割り込みコントローラ等を備え
ている。2はプログラムメモリー部で、プロセッサ部1
が実行するプログラムが格納されている。3はワークメ
モリー部で、プロセッサ部1のワークエリアとして利用
される。
【0037】4は圧縮/伸長部で、通信相手とやり取り
するためのデータを作成する。5は画像データを記憶す
る画像データメモリー部、6はスキャナー制御部で、後
述するスキャナー部8が読み取る画像の解像度及びスラ
イスレベル等を制御する。7は後述するプリンタ部9が
出力する画像の解像度及び印刷領域等を制御する。8は
画像を読み取るスキャナー部で、イメージセンサー等か
らなる。9はプリンタ部で、画像データを印刷用紙に印
刷して出力する。10は後述する表示部を制御する表示
制御部、11はデータを表示するLCD等からなる表示
部、12はCCU(communication co
ntrol unit;通信制御装置)部で、通信制御
を司る。
【0038】13はプロセッサ部1の制御バス、14は
通信回線部で、ISDN(integrated se
rvice digital network;サービ
ス総合ディジタル通信網)またはPSTN(publi
c switched telephone netw
ork;公衆電話交換網)等からなる。15はフォント
ROM(read−only memory;読み出し
専用メモリ)で、表示用フォントと印刷用フォントを内
蔵している。
【0039】ここで、本実施例で使用する表示用フォン
トデータと印刷用フォントデータであるが、数字及びカ
タカナ等を半角とし、漢字及び特殊文字を全角として、
2種類のドット構成からなる。これは、画数の少ない数
字及びカタカナに使用するドットを減らすことで、多く
の文字を表示または印刷するためである。
【0040】全角と半角の違いは、横方向(主走査方
向)のドット数のみ2:1の割合にし、縦方向(副走査
方向)は同じ割合とする。これにより、行をそろえて表
示または印刷することができる。
【0041】次に、表示用と印刷用のドット構成につい
て説明する。従来例でも述べたように、印刷装置はドッ
ト分解能が表示装置よりも劣る。従って、表示装置に合
わせたドット構成にすると、印刷した文字が滲みシャー
プ性が悪くなる。逆に、印刷装置にドット構成を合わせ
ると、表示された文字が間延びし、判読性が悪くなる。
その結果、別々のドット構成を採用する。
【0042】本実施例では、以下の構成を採用してい
る。
【0043】表示用全角ドット構成:主走査ドット数は
16ドット、副走査ドット数は16ドット 印刷用全角ドット構成:主走査ドット数は32ドット、
副走査ドット数は16ドット ところで、前記ドット構成において表示用は表示装置の
ドットピッチに合わせており、印刷用は8×7.7pe
lのドットピッチで印刷された場合の視認性及び表示用
主走査ドット数の整数倍(本実施例では、2倍)になる
ように考慮している。
【0044】これは、フォントデータを展開する際、表
示用フォントを利用しやすいようにするためである。つ
まり、送信ヘッダの印刷位置を指定するのに表示用×N
倍=印刷用と規定され、処理が容易となる。例えば、本
実施例で左端から20文字目に任意の文字を送りたい場
合、印刷用フォントの場合は19個のスペース文字をフ
ォント展開した後で、表示用フォントの場合は、39個
のスペース文字をフォント展開した後で、任意の文字を
展開することで実現される。
【0045】また、ドット構成を8ビット、16ビッ
ト、32ビットとし、プログラムでバイトアクセス、ワ
ードアクセス及びロングワードアクセスを実施し、デー
タのハンドリングが容易で、短時間でヘッダの作成を実
現している。
【0046】次にフォントデータとヘッダデータの関係
について説明する。ヘッダデータは、通信時の解像度に
より1ラインのデータサイズが決定する。即ち、G3標
準においては、紙サイズ=A4において、1ライン=1
728ドットである。
【0047】従って、該数値をフォントデータで割った
値が文字数となる。
【0048】 つまり、表示用全角では1728÷16=108文字 印刷用全角では1728÷32=54文字となる。
【0049】このとき、副走査ライン数は、各々24ラ
イン及び16ラインである。
【0050】しかし、印刷用はG3ファイン(8×7.
7)におけるフォントデータであるから、半分に間引い
て12ラインで送られる。
【0051】これに対して表示用は等倍で16ラインで
送る。
【0052】次に上記構成になるファクシミリ装置の動
作を図2のフローチャートに基づき説明する。図2は、
G3送信時の制御手順を示すフローチャートである。
【0053】まず、ステップS201で送信相手と回線
が接続されたか否かを接続されるまで判別し、接続され
るとステップS202でプロトコルにより送信データの
解像度及び符号化方式を決定する。次にステップS20
3で通信解像度がG3標準か否かを判別し、標準でない
場合にはステップS204で印刷用フォントを展開して
ヘッダの作成を開始した後、ステップS205へ進む。
また、前記ステップS203において標準場合にはス
テップS211で表示用フォントを展開してヘッダの作
成を開始した後、ステップS205へ進む。
【0054】ここで、ヘッダのビットマップデータを格
納するアドレスは、図3に示すように画像データとは別
のエリアで管理する。従って、ステップS205ではヘ
ッダの作成開始と同時に原稿の読取り、つまり画像デー
タの入力が開始される。本実施例では、前記ヘッダ及び
画像データを生データで格納する。
【0055】その後、ステップS206でヘッダの作成
が終了したか否かを終了するまで判別し、終了するとス
テップS207でヘッダを符合化する。次いでステップ
S208でヘッダの符号化が終了したか否かを終了する
まで判別し、終了するとステップS209で画像データ
を符号化する。次いでステップS210で1ページの送
信終了後、更に次の頁があるか否かを判別し、次の頁が
ある場合は前記ステップS202へ戻り、次の頁がない
場合は本処理動作を終了する。
【0056】次にフォントデータの作成方法について説
明する。ヘッダの情報内容は、日時、ページ数等で随時
変わっていく。該情報はソフトにより本装置の管理デー
タとして制御されるが、該データの指定は、ASCII
(American Standard Code f
or Information Interchang
e;アメリカ規格協会情報交換標準コード)コードやシ
フトJIS(Japanese Industrial
Standard;日本工業規格)コード等のコード
を使用することが多い。
【0057】従って、送信する際、該コードデータを画
像データと同じドットデータに変換する必要がある。こ
のため図4に示すようにフォント展開処理を実施する。
図4は、ASCIIコードで指定された数字の「5」を
表示用フォント展開した例で、ASCII=35を生デ
ータの縦×横=16ドット×8ドットに展開したもので
ある。図4においてMSB(most signifi
cant bit)は最上位ビット、LSB(leas
t significant bit)は最下位ビット
である。本実施例では、1ライン=1バイトであるか
ら、1バイト目=0、2バイト目=3C…、16バイト
目=0として、フォントROM15(図1参照)に格納
されている。該フォントROM13は、ASCIIコー
ドの全てに対応したフォントデータ(16バイト構成)
を格納している。
【0058】送信したい文字をフォントROM15から
読み出してライン単位のドットデータを生成する。これ
がヘッデータとしてヘッダ領域に格納される。
【0059】以上のように本実施例のファクシミリ装置
によれば、表示部11によるデータ表示用に表示用フォ
ントを、プリンタ部9によるデータ印刷用に印刷用フォ
ントを各々設けたことにより、表示部11に適した文字
が表示できると共に、プリンタ部9の分解能に適した文
字が印刷できるという効果を奏する。また、ヘッダに関
しては、通信解像度に応じて前記フォントをプロセッサ
部1により選択するように構成したことにより、ヘッダ
の細線の欠落を防止できると共に、正確なヘッダ情報の
伝達が可能になり且つ前記ヘッダ情報の伝達において画
像データの欠落が最小限になるという効果を奏する。更
に、表示用フォント及び印刷用フォントのドット構成に
8ビット、16ビット、32ビットを採用したことによ
り、ヘッダの展開に際してバイト単位、ワード単位及び
ロングワード単位を使用でき、処理プログラムが容易に
なり、しかも処理速度が向上するという効果を奏する。
【0060】上述した第1実施例において、表示用フォ
ントと印刷用フォントを一緒のフォントROM15に内
蔵したが、各々のフォントを別々のROMに内蔵しても
よい。また、フォントROM15の内容を、生データ
(ビット列データ)でなく、ランレングスコード等の一
次元符号化データでもよい。この一次元符号化データの
場合は、展開する際にデコードすることで、生データに
展開できる。
【0061】(第2実施例)次に本発明のファクシミリ
装置の第2実施例を図5に基づき説明する。本実施例
は、CPUを複数個設けたマルチプロセッサシステムを
使用し、各CPUが各々表示、印刷及びヘッダ作成の各
処理を行うようにしたものである。
【0062】図5は、本発明の第2実施例に係るファク
シミリ装置におけるマルチプロセッサシステムの構成を
示すブロック図である。同図において、61は表示部を
管理する第1CPU、62はプリンタ部を管理する第2
CPU、63は回線インターフェース(I/F)66を
資源として管理し且つヘッダ作成を担当する第3CP
U、64は表示用フォント及び印刷用フォントを内蔵し
ているフォントROM、65はフォントROM64を全
てのCPU61〜63がアクセスできるように制御する
共有メモリ制御回路部である。
【0063】共有メモリ制御回路部65は、各CPU6
1〜63から発生する各リクエストに対して、各レディ
ー信号を返すことで制御している。優先順位は、早い者
勝ちルールを採用し、同時アクセスに関しては、番号の
若いCPU(本実施例では、第1CPU61と第2CP
U62では第1CPU61を優先)を優先するように構
成されている。共有メモリ制御回路65の具体的な構成
は周知であるので、その説明は省略する。
【0064】このような構成のマルチプロセッサシステ
ムで表示部を管理する第1CPU61は、表示部に表示
するデータを共有メモリ制御回路部65を介してフォン
トROM64からアクセスする。そして、フォント展開
したドットデータを表示部(例えば、LCD)に転送す
ることで、オペレータにメッセージを伝える。これと同
様に印刷においても、第2CPU62がフォントROM
64をアクセスしてプリンタ部(例えば、LBP)に通
信管理レポートが出力される。また、ヘッダ作成は、第
3CPU63が通信解像度に応じて表示用フォント/印
刷用フォントを選択してフォント展開し、符号化した
後、通信回線部に出力される。
【0065】このようなマルチプロセッサシステムは、
より高性能な表示部及びプリンタ部を有するファクシミ
リ装置を実現する場合に不可欠である。
【0066】以上のように本実施例のファクシミリ装置
によれば、マルチプロセッサシステムに表示用フォント
及び印刷用フォントを内蔵したフォントROM64を設
け、該フォントROM64を共有メモリ制御回路部65
を介して全てのCPU61〜63がアクセスできるよう
にしたから、マルチプロセッサシステムにおいても、上
述した第1実施例と同様の効果を奏する。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のファクシミ
リ装置によれば、表示用に表示用フォントを、印刷用に
印刷用フォントを各々設けたことにより、表示手段に適
した文字が表示できると共に、印刷手段の分解能に適し
文字が印刷できるという効果を奏する。
【0068】また、ヘッダに関しては、通信解像度に応
じて前記フォントを選択する選択手段を設けたことによ
り、ヘッダの細線の欠落を防止できると共に、正確なヘ
ッダ情報の伝達が可能になり且つ前記ヘッダ情報の伝達
において画像データの欠落が最小限になるという効果を
奏する。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例に係るファクシミリ装置におけるヘッ
ダ作成処理動作の制御手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】同実施例に係るファクシミリ装置におけるメモ
リ内のヘッダと画像データの配置例を示す図である。
【図4】同実施例に係るファクシミリ装置におけるヘッ
ダ作成例を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るファクシミリ装置に
おけるマルチプロセッサシステムの構成を示すブロック
図である。
【図6】一般的なヘッダの使用例を示す図である。
【図7】従来のファクシミリ装置におけるデータの配置
例を示す図である。
【図8】一般的なフォントデータのドット構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ部(選択手段) 9 プリンタ部(印刷手段) 11 表示部(表示手段) 61 第1CPU(選択手段) 62 第2CPU(選択手段) 63 第3CPU(選択手段) 65 共有メモリ制御回路部(共有メモリ手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを表示する表示手段とデータを印
    刷する印刷手段とを有するファクシミリ装置において、
    表示用フォントデータと印刷用フォントデータとを設け
    ると共に、前記表示用フォントデータを用いて前記表示
    手段により文字を表示し且つ前記印刷用フォントデータ
    を用いて前記印刷手段により文字を印刷し、通信ヘッダ
    を作成する際に、前記通信解像度が低い場合は前記表示
    用フォントデータを選択し且つ前記通信解像度が高い場
    合は前記印刷用フォントデータを選択することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 マルチプロセッサで構成された共有メモ
    リ手段を設け、前記表示用フォントデータと印刷用フォ
    ントデータを前記マルチプロセッサによりアクセスでき
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記通信解像度がG3標準の場合は前記
    表示用フォントデータを選択し且つ前記通信解像度がG
    3標準でない場合は前記印刷用フォントデータを選択す
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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