JP2598987B2 - 流体封入式マウント装置 - Google Patents

流体封入式マウント装置

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JP2598987B2
JP2598987B2 JP63309115A JP30911588A JP2598987B2 JP 2598987 B2 JP2598987 B2 JP 2598987B2 JP 63309115 A JP63309115 A JP 63309115A JP 30911588 A JP30911588 A JP 30911588A JP 2598987 B2 JP2598987 B2 JP 2598987B2
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vibration
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雅之 日比
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/14Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
    • F16F13/1436Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially with free- or virtually free-floating members

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、内部に封入された流体の流動に基づいて入
力振動を防振するようにした流体封入式マウント装置に
係り、特に高周波数域における防振特性の向上が、簡略
な構造にて有利に達成され得る流体封入式マウント装置
に関するものである。
(背景技術) 従来から、自動車におけるエンジンマウントやデフマ
ウントの如く、振動伝達系を構成する部材間に介装され
て、それらを防振連結するマウント装置の一種として、
特開昭55−107142号公報等に示されている如き、所謂流
体封入式マウント装置が知られている。かかる流体封入
式マウント装置にあっては、ゴム弾性体にて一体的に連
結されてなる第一の支持金具と第二の支持金具との間
に、オリフィス通路にて相互に連通された受圧室と平衡
室とを備えており、振動入力時に受圧室と平衡室との間
で生ぜしめられる相対的な内圧変化に基づく、オリフィ
ス通路内における流体の共振作用にて、ゴム弾性体のみ
では得られない、優れた防振効果が発揮され得ることと
なる。
ところが、このような流体封入式マウント装置では、
オリフィス通路内を流動せしめられる流体の共振周波数
よりも高い周波数域の振動入力時に、該オリフィス通路
の流通抵抗が極めて増大するために、例えば、自動車用
エンジンマウントに適用する場合、シェイク等の低周波
数域の入力振動に対する高減衰特性を得るべく、かかる
オリフィス通路内を流動せしめられる流体の共振周波数
を低周波数域に設定すると、高周波数域の振動入力時に
おけるマウントの高動ばね化が避けられ得ず、マイドリ
ング振動やこもり音等の高周波振動に対する防振性能が
著しく劣るといった問題を内在していた。
そこで、特開昭57−9340号公報等には、受圧室と平衡
室との間に、所定距離変位乃至は変形可能な可動部材を
配置せしめて、高周波数域の振動入力時における受圧室
内の内圧を吸収するようにした、所謂液圧吸収機構が提
案されている。しかしながら、かかる液圧吸収機構にあ
っても、可動部材の面積が制限されること等から、200H
z程度までの入力振動にしか、所期の液圧吸収効果が充
分には発揮され得ず、そのために高周波数域の入力振動
に対する防振性能が、未だ充分には得られ難かったので
ある。
また、特開昭60−249749号公報等には、振動入力方向
とは直角な方向に拡がる平板状の振動プレートを、第一
乃至は第二の支持金具にて支持せしめて、受圧室内に配
設し、該振動プレートと受圧室内面との間に環状の制限
通路を形成することにより、該制限通路内を流動せしめ
られる流体の共振作用にて、高周波数域の振動入力時に
おける低動ばね効果を得るようにしたものが明らかにさ
れている。しかしながら、かかる構造のマウント装置に
あっては、第一の支持金具と第二の支持金具との対向方
向に対して直角な方向の荷重が入力された際、上記振動
プレートが受圧室内面に当接することによって、それら
第一の支持金具と第二の支持金具との相対的変位が阻害
されるために、その防振性能が著しく低下し、最悪の場
合には該振動プレート、更にはマウント装置の破損にま
で至る恐れがあったのであり、そして、そのような振動
プレートの当接を避けようとすると、いきおい該振動プ
レートの大きさ、即ち低動ばね効果が発揮される周波数
域のチューニング領域が制限されてしまうといった問題
を有していたのである。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景とし
て為されたものであって、その解決課題とするところ
は、広い周波数域に亘る防振性能の向上が、簡単な構造
にて有利に実現され得る、流体封入式のマウント装置を
提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本発明は、振
動入力方向に所定距離を隔てて配置された第一の支持体
と第二の支持体とを、ゴム弾性体にて弾性的に連結する
と共に、振動入力方向に略直角な方向に配された仕切壁
を挟んで、防振されるべき振動が入力せしめられる受圧
室を前記第一の支持体側に、少なくとも一部が可撓性膜
にて画成された容積可変の平衡室を前記第二の支持体側
に、それぞれ形成し、それら受圧室と平衡室とに所定の
非圧縮性流体を封入する一方、それら受圧室と平衡室と
の間に、両流体室を相互に連通せしめるオリフィス通路
を設けてなる流体封入式マウント装置において、前記受
圧室の内部にブロック状の可動部材を移動可能に収容、
配置する一方、該受圧室の前記ゴム弾性体にて形成され
た周壁部の内面に、前記第一の支持体と前記第二の支持
体の何れか一方の側から他方の側に向かって次第に対向
面間距離が大きくなるテーパ状対向面を形成し、該テー
パ状対向面に対する前記可動部材の端縁部の当接によっ
て、該テーパ状対向面の対向面間距離が小さくなる側へ
の該可動部材の変位を規制して、該可動部材を、前記受
圧室内における前記第一の支持体と前記第二の支持体の
対向方向中間部分で支持せしめることにより、前記第一
の支持体と前記第二の支持体との間への振動の入力に際
して流体の流動が生ぜしめられる振動作用部が該可動部
材の周りに形成せしめられるようにしたことを、その特
徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本
発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明
することとする。
先ず、第1図及び第2図には、本発明を自動車用エン
ジンマウントに適用したものの一実施例が示されてい
る。かかる図において、10は、第一の支持金具であっ
て、矩形平板形状にて形成されており、その中央部に
は、外方に突出する取付ボルト12を備えている。また、
かかる図中、14は、第二の支持金具であって、中央部分
が外方に突出されて矩形状の凹所16が形成された板状金
具18と、該板状金具18における凹所16の開口側面に重ね
合わされてボルト19にて一体的に組み付けられる、中央
部に矩形状の透孔20を備えた環状金具22とによって構成
されており、かかる板状金具18の中央部において、外方
に突出する取付ボルト24を備えている。
そして、これら第一の支持金具10と第二の支持金具14
とは、それぞれの取付ボルト12、24が突出しない側の面
において、主たる振動入力方向(図中、上下方向)に所
定距離を隔てて対向する状態で、配置せしめられてい
る。
また、それら第一及び第二の支持金具10及び14の対向
面間には、ゴム弾性体26が介装されている。かかるゴム
弾性体26は、略矩形ブロック形状を呈しており、その軸
方向一端面に対して前記第一の支持金具10が、他端面に
対して前記第二の支持金具14を構成する環状金具22が、
それぞれ、一体加硫接着されていることによって、該ゴ
ム弾性体26にて、それら第一及び第二の支持金具10、14
が互いに弾性的に連結せしめられている。なお、このゴ
ム弾性体26の中間部の外周部位には、矩形環状の補強金
具28が埋設されており、該ゴム弾性体26の軸直角方向へ
の湾曲変形が規制され得るようになっている。
さらに、かかるゴム弾性体26の内部には、第一及び第
二の支持金具10、14の対向方向の略全長に亘って延び、
該第二の支持金具14側において開口する空所30が設けら
れており、該空所30が、環状金具22の透孔20を通じて、
前記板状金具18の凹所16側に開口せしめられている。
また一方、前記第二の支持金具14を構成する環状金具
22の内周縁部には、第一の支持金具10側に屈曲されて、
板状金具18表面から隔離せしめられた環状の保持部32が
形成されている。そして、該環状金具22の保持部32と板
状金具18との間で、その外周縁部を流体密に挟持される
ことによって、ゴム弾性膜からなるダイヤフラム34が配
されており、該ダイヤフラム34にて環状金具22の透孔20
が閉塞されることによって、前記ゴム弾性体26の空所30
内に密閉空間が形成されているのである。
そして、かかる密閉空間内には、所定の非圧縮性流体
が封入されている。なお、この非圧縮性流体としては、
充分な流体の流動性を確保する上に、500センチストー
クス以下、好ましくは200センチストークス以下、特に
好ましくは20センチストークス以下の動粘度を有するも
のが望ましく、例えば、水やエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、その他のアルキレングリコール、低
粘度のポリアルキレングリコール、低粘度のシリコーン
オイル、或いはこれらの混合液等が、何れも好適に用い
られることとなる。
さらに、第二の支持金具14には、前記ダイヤフラム34
と共に、環状金具22の保持部32と板状金具18との間で外
周縁部を流体密に挟持されることにより、仕切部材36が
配設されている。そして、この仕切部材36によって、上
記密閉空間が、第一及び第二の支持金具10、14間での振
動の入力に際し、ゴム弾性体26の弾性変形に基づいて容
積が変化することにより、その内圧変動が惹起せしめら
れる、第一の支持金具10側の受圧室38と、ダイヤフラム
34の弾性変形によって容積変化が許容されることによ
り、その内圧変動が回避され得る、ダイヤフラム34側の
平衡室40とに仕切られているのである。
また、かかる仕切部材36にあっては、二枚の仕切板4
2、44が、振動入力方向に互いに重ね合わされてなる構
造とされており、それら仕切板42、44の重ね合わせ面間
の外周縁部には、周方向の略半周に亘って延び、その両
端部において前記受圧室38と平衡室40とに連通せしめら
れたオリフィス通路46が形成されている。
また一方、該オリフィス通路46の形成部位を除く、仕
切板42、44の重ね合わせ面間には、それら仕切板42、44
に穿設された複数の通孔48を通じて受圧室38及び平衡室
40に連通された連通空間50が画成されている。そして、
この連通空間50内に、仕切板42、44の重ね合わせ方向に
所定距離変位可能な状態で、薄板状の可動板52が収容配
置されていることによって、該可動板52の変位に伴う通
孔48および連通空間50を通じての流体の流動に基づい
て、受圧室37内の内圧上昇を回避する、所謂液圧吸収機
構が構成されているのである。
そして、良く知られているように、このようなマウン
トにあっては、第一及び第二の支持金具10、14間に振動
が入力された際、受圧室38内に液圧変動が生ぜしめられ
ることによる、該受圧室38と平衡室40との相対的な内圧
差に基づいて、オリフィス通路46を通じて、或いは通孔
48及び連通空間50を通じての流体の流動が生ぜしめら
れ、以てそれらオリフィス通路46や通孔48に設定された
所定の周波数域において、それぞれ、流体の流動作用乃
至は共振作用に基づく所定の防振効果が発揮され得るこ
ととなるのである。なお、特に、本実施例におけるマウ
ント装置においては、オリフィス通路46を通じて流動さ
れる流体の共振周波数が15Hz程度に、また通孔48及び連
通空間50を通じて流動される流体の共振周波数が200Hz
程度に、それぞれ設定されることにより、エンジンシェ
イクやバウンス等の低周波数域の入力振動に対する高減
衰特性と、こもり音やロードノイズ等の中周波数域の入
力振動に対する低動ばね特性とが実現されて、それぞ
れ、良好なる防振効果が発揮され得るようになってい
る。
更にまた、かかるエンジンマウントにあっては、その
受圧室38の内部に、第3図に示されている如き、略厚肉
の矩形板形状を呈する可動ブロック54が、非接着状態下
に収容配置されている。なお、本実施例において、該可
動ブロック54は、受圧室38内に封入される前記所定の非
圧縮性流体よりも大きな比重をもって形成されており、
それによって該可動ブロック54は、マウント静置状態下
において、受圧室38内の鉛直下方に沈降せしめられるよ
うになっている。
また、ここにおいて、この可動ブロック54が収容され
る、前記受圧室38の振動入力方向に直角な方向の周壁部
を構成するゴム弾性体26にあっては、その長手方向に対
向位置する両側壁部が、第一の支持金具10側から第二の
支持金具14側に向かってテーパ状に拡開されており、か
かる受圧室38の内壁面を構成する対向内面が、第一の支
持金具10側から第二の支持金具14に近づくに従って、漸
次対向面間距離の大きくなるテーパ状面56、56として構
成されている。
また一方、前記可動ブロック54にあっては、かかる受
圧室38のテーパ状面56、56における対向面間距離の最大
寸法と最小寸法との中間程度の長手方向寸法と、且つ該
受圧室38のテーパ状面56、56の対向方向と直交する方向
に対向する内壁面間距離よりも所定寸法小さな幅方向寸
法とを有する形状にて形成されており、且つその長手方
向両端面には、受圧室38のテーパ状面56に相当するテー
パが付されている。
そして、それによって、かかる可動ブロック54は、第
1図及び第2図に示されている如く、受圧室38内におい
て、その長手方向両端面が受圧室38のテーパ状面56、56
に対して当接され、振動入力方向の中間部に導かれて支
えられることによって、該可動ブロック54底面の受圧室
38内面への密着が防止され得るようになっていると共
に、その幅方向端面と受圧室38内面との間に所定大きさ
の間隙58が形成されることによって、該可動ブロック54
外周面の受圧室38内面への密着が防止され得るようにな
っているのである。なお、かかる可動ブロック54は、テ
ーパ状面56、56による支持位置から、それらテーパ状面
56、56の拡開方向(第1図中、上方向)へは、その自由
な移動が許容され得るようになっている。また、このこ
とから明らかなように、本実施例では、受圧室38のテー
パ状面56、56による可動ブロック54の支持構造によっ
て、該可動ブロック54の支持位置から、テーパ状面56,5
6の対向面間距離が小さくなる側への、該可動ブロック5
4の変位が規制されるようになっている。
すなわち、このような構造とされたエンジンマウント
にあっては、第一及び第二の支持金具10、14間に対し
て、それらの対向方向に振動が入力された際、ゴム弾性
体26の弾性変形による受圧室38内壁面の変形および可動
ブロック54の変位等に基づいて、間隙58を含む該可動ブ
ロック54の周囲に、封入流体の流動が生ぜしめられる所
定間隙の振動作用部が形成されることとなるのであり、
特に、該可動ブロック54は、受圧室38の内面に密着しな
いように、その中間部位に支えられていることから、振
動入力時に生ぜしめられる流体の流動等によって、かか
る受圧室38内に効果的に浮遊せしめられることとなり、
以てその周りにおける流体の流動が有利に生ぜしめられ
得るのである。
そして、そこにおいて、かかる可動ブロック54の周囲
を流動せしめられる流体にあっては、その共振周波数
を、マウント本体の弾性特性や受圧室38の形状、封入流
体の粘性等に応じて、該可動ブロック54の形状及び比重
等を調節することによって、充分に高い周波数域に設定
することができるのである。なお、特に、本実施例にお
いては、かかる区画ブロック54の周囲における流体の共
振周波数が600Hz程度に設定され、それによってエンジ
ン透過音やロードノイズ等の高周波数域の入力振動に対
する低動ばね特性が実現されて、優れた防振効果が発揮
され得るようになっているのである。
従って、上述の如き構造とされた本実施例におけるエ
ンジンマウントにあっては、低周波数域の入力振動に対
する防振効果を充分に確保しつつ、中乃至高周波の広い
周波数域に亘る入力振動に対して、柔らかいばね特性が
有利に実現されて、振動伝達率が低減され得るのであ
り、以て車内の静粛性及び乗り心地の向上が極めて有効
に達成され得ることとなるのである。
因みに、本実施例におけるエンジンマウントの中乃至
高周波数域の防振特性を、第4図に、可動ブロック54が
受圧室38内に配されていない従来構造のエンジンマウン
トの防振特性と共に、併せ示すこととする。
かかる第4図からも、本実施例におけるエンジンマウ
ントが、中乃至高周波数域の極めて広い周波数域に亘っ
て、低動ばね特性を発揮することが容易に理解されると
ころである。
また、上述の如きエンジンマウントにあっては、従来
のものに比して、所定形状の可動ブロック54を受圧室38
内に収容せしめるだけでよく、その構造が極めて簡単で
あると共に、組み付けが容易であり、それ故構造の複雑
化及びコストの上昇を可及的に抑えつつ、高周波数域に
おける防振特性の改善が有利に達成され得るといった、
優れた特徴を有しているのである。
さらに、かかるエンジンマウントにあっては、可動ブ
ロック54が、第一及び第二の支持金具10、14の何れにも
固定されることなく、受圧室38内に収容されていること
から、それら第一の支持金具10と第二の支持金具14との
間に、対向方向とは直角な方向の荷重が及ぼされた際に
も、該可動ブロック54の受圧室38内面に対する当接によ
って防振性能が阻害されるようなこともない。
そして、このようなエンジンマウントにおいては、可
動ブロック54の受圧室38内面に対する当接防止を特に考
慮する必要がないことから、該可動ブロック54の形状お
よび大きさの設計自由度、即ち該可動ブロック54の周り
を流動せしめられる流体の共振周波数のチューニング範
囲が、有利に確保され得るといった利点をも有している
のである。
次に、第5図及び第6図には、本発明の別の実施例と
してのエンジンマウントが示されている。なお、本実施
例においては、その理解を容易とするために、前記第一
の実施例と同様な構造とされた部材に対して、それぞ
れ、前記第一の実施例と同一の符合を付することとす
る。
すなわち、本実施例におけるエンジンマウントにあっ
ては、第一の支持金具10が、略円錐台形状にて形成され
ている一方、第二の支持金具14は、開口周縁部に外フラ
ンジ部70を備えた有底円筒形状の底金具72と、該底金具
72の外フランジ部70に固定されるカシメ部74を備えた円
筒形状の筒金具76とによって構成され、全体として深底
有底円筒形状にて形成されている。
そして、これら第一の支持金具10と第二の支持金具14
とは、第一の支持金具10の小径側端面に向かって第二の
支持金具14が開口する状態で、所定距離を隔てて対向配
置せしめられ、且つそれらの間に介装された、略円錐台
形状のゴム弾性体26によって一体的に連結せしめられて
いる。
また、かかるゴム弾性体26には、その内面が、第二の
支持金具14側に向かって次第に拡径するテーパ状面56と
された空所30が形成されている一方、前記第二の支持金
具14には、薄肉円板状のダイヤフラム34が、その外周縁
部を、底金具72と筒金具76とのかしめ部間にて挟持され
ることによって、配設されており、以て、それらゴム弾
性体26とダイヤフラム34との間に、空所30を含んで、所
定の非圧縮性流体が封入された密閉空間が画成されてい
る。
さらに、この密閉空間内には、その外周縁部を、上記
ダイヤフラム34と共に、底金具72と筒金具76との間で挟
持されることにより、略円盤状の仕切部材36が配設され
ており、それによってかかる密閉空間が、該仕切部材36
を挟んで、第一の支持金具10側に位置する受圧室38と、
第二の支持金具14側に位置する平衡室40とに仕切られて
いる。
また、かかる仕切部材36には、その外周縁部におい
て、外周面上に開口する周溝78が設けられており、該周
溝78の開口が筒金具76にて閉塞されることによって、周
方向略一周に亘って延び、受圧室38と平衡室40とを連通
せしめるオリフィス通路46が形成されている。更に、該
仕切部材36の中央部には、透孔80が設けられており、そ
して該透孔80が、その内周面に加硫接着されたゴム弾性
膜82にて閉塞されることにより、該ゴム弾性膜82の弾性
変形に基づいて、振動入力時における受圧室38内の内圧
上昇を回避する液圧吸収機構が構成されている。なお、
図中、84は、かかるゴム弾性膜82の変形量を規制する変
形規制板である。
更にまた、前記受圧室38内には、可動ブロック54が、
該受圧室38内を自由に移動し得る状態で、収容配置され
ている。この可動ブロック54は、第7図にも示されてい
るように、略円錐台形状をもって形成されており、且つ
受圧室38内に封入される流体よりも小さな比重をもって
形成されていることによって、マウントの静置状態下に
おいて、かかる受圧室38の鉛直上方に浮上せしめられる
ようになっている。なお、封入流体よりも小さな比重を
有する可動ブロック54としては、例えば、樹脂や金属、
ゴム等にて形成された中空構造のものや、或いは発泡体
にて形成されたもの等が、好適に用いられることとな
る。
また、かかる可動ブロック54にあっては、その外径
が、ゴム弾性体26に設けられた空所30におけるテーパ状
面56の最小径と最大径との中間程度の寸法にて形成され
ており、該空所30内の中央部に導かれて支えられること
によって、該可動ブロック54上端面の受圧室38内面への
密着が防止され得るようになっていると共に、その径方
向一方向に対向する外周縁部が、直線状に切り欠かれた
小径部86、86とされており、各小径部86と受圧室38内面
との間に所定大きさの間隙58が形成されることにより、
該可動ブロック54外周面の受圧室38内面への密着が防止
され得るようになっている。そして、このことから明ら
かなように、本実施例においても、前記第一の実施例と
同様、受圧室38のテーパ状面56による可動ブロック54の
支持構造によって、該可動ブロック54の支持位置から、
テーパ状面56,56の対向面間距離が小さくなる側への、
該可動ブロック54の変位が規制されるようになってい
る。
従って、上述の如き構造とされた本実施例におけるエ
ンジンマウントにあっても、前記第一の実施例と同様、
低周波数域の振動入力時には、オリフィス通路46内を流
動せしめられる流体の共振作用に基づく高減衰効果が、
また中周波数域の振動入力時には、ゴム弾性膜82を含む
液圧吸収機構による低動ばね効果が、それぞれ発揮され
得ることに加え、高周波数域の振動入力時には、可動ブ
ロック54の周りに形成される振動作用部を流動せしめら
れる流体の共振作用に基づいて、マウントの低動ばね効
果が発揮され得るのであり、それによって低周波数域の
入力振動に対する防振効果を確保しつつ、高周波数域の
入力振動に対する防振効果の向上が、極めて効果的に達
成され得るのである。
また、かかる本実施例構造のエンジンマウントにあっ
ては、可動ブロック54を第一及び第二の支持金具10、14
の何れにも固定する必要がないことから、その構造が簡
略で製造が用胃であると共に、それら第一の支持金具10
と第二の支持金具14との対向方向に対して直角な方向に
荷重が入力された際にも、該可動ブロック54の受圧室38
内面への当接が問題となることなく、所期の防振性能が
安定して発揮され得る等といった、前記第一の実施例と
同様の効果を、何れも、有効に奏し得るのである。
以上、本発明の実施例について詳述してきたが、これ
らは文字通りの例示であって、本発明はかかる具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
例えば、受圧室(38)内に収容配置される可動部材
(54)の具体的形状としては、前記実施例のものに限定
されるものでは決してなく、受圧室の内面形状やチュー
ニング周波数等に応じて、適宜変更されるべきものであ
り、例えば、該可動部材(54)の周りにおける流体流路
をより有効に確保すべく、或いは振動作用部を流動せし
められる流体の共振周波数をチューニングするため等
に、第8図乃至第10図に示されているように、切欠60、
66を有するものや、或いは貫通孔64を有する可動ブロッ
ク54などを用いることも有効である。
更にまた、第一の実施例において、可動ブロック54を
封入流体よりも小さな比重をもって形成したり、また第
二の実施例において、可動ブロック54を封入流体よりも
大きな比重をもって形成することも可能である。尤も、
そのような場合には、ゴム弾性体26の空所30に形成され
たテーパ状面56の拡開方向を逆にすること等によって、
かかる可動ブロック54を、受圧室38内における中間部分
で支持せしめる必要がある。
そして、そのような構造を採用すること等によって、
オリフィス通路46や通孔48の開口を、可動ブロック54の
密着が防止された側の受圧室内面に設けることが可能で
あり、それによって、かかるオリフィス通路46および通
孔48の開口が可動ブロック54にて閉際される恐れが全く
なくなるのである。
また、前記実施例における仕切部材36に形成された液
圧吸収機構は、本考案において必須のものではなく、要
求される防振特性等の各種条件に応じて、任意に採用さ
れるものであり、そのような液圧吸収機構を備えないも
のにあっても、中乃至高周波数域、特に高周波数域の防
振特性の改善は、有効に達成され得るものである。
更にまた、本発明は、前述の如きエンジンマウントの
他、各種装置等に用いられる種々なるマウント装置に対
して適用され得るものであり、その具体的構造は、適宜
設計変更されるものであることが理解されるべきであ
る。例えば、第一及び第二の実施例の如き自動車のエン
ジンマウントにおいては、エンジンユニットに対する取
付位置に応じて、その第一の支持金具10と第二の支持金
具14との上下関係を逆にして用いることは、通常の設計
段階で行なわれることであり、そのような設計変更は、
第一の実施例における可動ブロック54を封入流体より小
さな比重にて形成し、或いは第二の実施例における可動
ブロック54を封入流体より大きな比重にて形成すること
によって、容易に実施され得るものである。
その他、一々列挙はしないが、本発明は当業者の知識
に基づいて種々なる変更、修正、改良などを加えた態様
において実施され得るものであり、またそのような実施
態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも本発明
の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない
ところである。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に従う流体封
入式マウント装置にあっては、オリフィス通路の流通抵
抗が増大する中乃至高周波数域の振動入力時に、可動部
材の周りに形成された振動作用部に生ぜしめられる流体
の共振作用に基づいて、マウントの低動ばね化が発揮さ
れ得るところから、低周波数域の入力振動に対する高減
衰特性と、中乃至高周波数域の入力振動に対する低動ば
ね特性とが、共に有利に発揮され得るのであり、それ
故、広い周波数域に亘って優れた防振特性を発揮し得る
マウント装置が、有利に提供され得ることとなるのであ
る。
また、このようなマウント装置にあっては、可動部材
が支持体に固定されることなく、受圧室内を移動し得る
状態で配されていることから、構造が簡単に良好なる製
作性をもって製造され得ると共に、かかるマウント装置
に対して、第一の支持体と第二の支持体との対向方向に
対して直角な方向に振動が入力された際にも、該可動部
材の受圧室内面に対する当接が、防振上および耐久性上
で問題となるようなこともないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を自動車用エンジンマウントに適用し
たものの一具体例を示す縦断面図であり、第2図は、第
1図におけるII−II断面図であり、第3図は、かかるエ
ンジンマウントに用いられる可動ブロックを取り出して
示す斜視図である。また、第4図は、第1図に示されて
いるエンジンマウントの防振特性を示すグラフである。
更に、第5図は、本発明の別の実施例たるエンジンマウ
ントを示す縦断面説明図であって、第6図におけるV−
V断面に相当するものであり、第6図は、第5図におけ
るVI−VI断面図であり、第7図は、かかるエンジンマウ
ントに用いられる可動ブロックを取り出して示す斜視図
である。また、第8図は、第1図に示されているエンジ
ンマウントに用いて好適な可動ブロックの別の形状を示
す斜視図である。更にまた、第9図及び第10図は、それ
ぞれ、第5図に示されているエンジンマウントに用いて
好適な可動ブロックの別の形状を示す斜視図である。 10:第一の支持金具、12:取付ボルト 14:第二の支持金具、26:ゴム弾性体 34:ダイヤフラム、36:仕切部材 38:受圧室、40:平衡室 46:オリフィス通路、54:可動ブロック 56:テーパ状面、58:間隙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−262244(JP,A) 実開 昭60−145636(JP,U) 実開 平1−113647(JP,U) 実開 平1−92539(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動入力方向に所定距離を隔てて配置され
    た第一の支持体と第二の支持体とを、ゴム弾性体にて弾
    性的に連結すると共に、振動入力方向に略直角な方向に
    配された仕切壁を挟んで、防振されるべき振動が入力せ
    しめられる受圧室を前記第一の支持体側に、少なくとも
    一部が可撓性膜にて画成された容積可変の平衡室を前記
    第二の支持体側に、それぞれ形成し、それら受圧室と平
    衡室とに所定の非圧縮性流体を封入する一方、それら受
    圧室と平衡室との間に、両流体室を相互に連通せしめる
    オリフィス通路を設けてなる流体封入式マウント装置に
    おいて、 前記受圧室の内部にブロック状の可動部材を移動可能に
    収容、配置する一方、該受圧室の前記ゴム弾性体にて形
    成された周壁部の内面に、前記第一の支持体と前記第二
    の支持体の何れか一方の側から他方の側に向かって次第
    に対向面間距離が大きくなるテーパ状対向面を形成し、
    該テーパ状対向面に対する前記可動部材の端縁部の当接
    によって、該テーパ状対向面の対向面間距離が小さくな
    る側への該可動部材の変位を規制して、該可動部材を、
    前記受圧室内における前記第一の支持体と前記第二の支
    持体の対向方向中間部分で支持せしめることにより、前
    記第一の支持体と前記第二の支持体との間への振動の入
    力に際して流体の流動が生ぜしめられる振動作用部が該
    可動部材の周りに形成せしめられるようにしたことを特
    徴とする流体封入式マウント装置。
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