JP2593247B2 - 易接着性高強度ポリエステルフイルムの製造方法 - Google Patents

易接着性高強度ポリエステルフイルムの製造方法

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JP2593247B2
JP2593247B2 JP3012479A JP1247991A JP2593247B2 JP 2593247 B2 JP2593247 B2 JP 2593247B2 JP 3012479 A JP3012479 A JP 3012479A JP 1247991 A JP1247991 A JP 1247991A JP 2593247 B2 JP2593247 B2 JP 2593247B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は易接着性高強度ポリエス
テルフイルムの製造方法に関し、更に詳しくは熱転写が
なくかつすぐれた接着性を奏するプライマー層を塗布し
た、特に磁気記録媒体の基材として有用な高強度ポリエ
ステルフイルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性ポリエステル、例えばポリエチ
レンテレフタレートもしくはその共重合体、ポリエチレ
ンナフタレートもしくはその共重合体、あるいはこれら
と小割合の他樹脂とのブレンド物等を溶融押出し、製膜
することは公知である。そして得られる二軸延伸熱固定
したポリエステルフイルムは耐熱性,ガス遮断性,電気
的特性及び耐薬品性が他の樹脂からなるフイルムに比べ
て優れていることも知られている。
【0003】上記ポリエステルフイルムは、通常単純二
軸延伸法即ち縦方向及び横方向に同時延伸又は逐次延伸
し、その後高温熱固定することで製造される。ポリエス
テルフイルムは用途によってはより一層の強度向上が望
まれており、この為に高強度ポリエステルフイルムの製
造法として縦,横方向に二軸延伸した後再度の縦延伸を
行う方法(再縦延伸法)が提案されている(特公昭34-5
887 号,特公昭36-2258 号等)。この再縦延伸法は例え
ば二軸延伸後のポリエステルフイルムを延伸温度120 〜
180 ℃,延伸倍率1.2 倍以上の条件で再縦延伸するもの
であり(場合によっては更に横延伸をする)、再縦延伸
フイルムはその縦方向機械強度が、単なる二軸延伸フイ
ルムに比し、1.5 倍以上と飛躍的に向上している利点を
有し、特にビデオテープを中心とする磁気テープ用ベー
スフイルムとして極めて有用なものである。
【0004】ところで、ポリエステルフイルムの表面は
高度に結晶配向されているので、表面の凝集性が高く、
例えば塗料,接着剤,インキ等の接着性に乏しい。
【0005】そこで、この接着性を改善する方法として
物理処理例えばコロナ処理,紫外線処理,プラズマ処
理,EB処理あるいは火焔処理等或は薬剤処理例えば、
アルカリ,アミン水溶液,トリクロル酢酸フェノール類
等の薬剤による処理が知られている。しかしながら、こ
れらの方法は接着力の経時劣化や薬剤の揮散による作業
環境の汚染等の実用上不利な問題がある。
【0006】もう一つの手段としては通常のポリエステ
ルフイルムの製膜工程以外のプロセスでフイルム表面に
易接着性塗膜を塗布してプライマー層を設ける方法が知
られている。しかし、この方法では、通常塗剤の溶剤と
して有機溶剤を用い、またコーティング雰囲気が十分に
クリーンであるとは言い難いので、塵埃の付着による加
工商品の表面欠陥の多発、あるいは有機溶剤による環境
の悪化等の安全,衛生上の問題がある。
【0007】そこで、このプライマー処理を水系塗剤を
用いてポリエステルの製膜工程中で行なえば、クリーン
な環境の中で塵埃の付着もなく、また水系溶媒のため爆
発の恐れや環境の悪化もなく、フイルムの性能,経済
面,安全上の点で有利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、高強度ポ
リエステルフイルムの易接着化を図るべく、単純二軸延
伸法に用いられている易接着プライマー塗液を、再縦延
伸法の一段目の縦延伸後に塗布したところ、二段目の縦
延伸(再縦延伸)時熱ロールへの塗膜の転写や再延伸に
よる塗膜の破壊脱落等の生じるかことが明らかとなっ
た。本発明者は、かかるトラブルを解消すべく更に検討
を行った結果、水性ポリエステル・ポリアクリルコポリ
マーを易接着付与成分として用いることで上記トラブル
を解消できることを見出し、本発明に到達した。
【0009】本発明の目的は、その製造過程で塗膜の転
写や脱落がなく、ポリエステルフイルムに塗布される種
々の被覆物、例えばオフセットインキ,グラビヤイン
キ,シルクスクリーンインキ,UVインキ,磁気塗料,
ゼラチン組成物,粘着剤,電子写真トナー,ケミカルマ
ット塗料,ジアゾ塗料,ハードコート塗料,UV塗料,
ヒートシール性付与組成物,無機質皮膜形成性物質等、
特に磁気塗料に対し優れた接着性を有しかつ粘着性のな
いプライマー層を有する易接着性高強度ポリエステルフ
イルムの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、縦方向に1.5〜3.0倍の倍率で
伸したポリエステルフイルムの少なくとも片面に、塗布
乾燥後の塗膜の120℃における伸度が100%以上で
ありかつポリエステル成分の2次転移点が50℃以上で
ある水性ポリエステル・ポリアクリルコポリマーの水性
塗液を塗布し、次いで乾燥、横方向の延伸を行い、さら
に縦方向へ少なくとも2.0倍の倍率で再延伸し、所望
により横方向への再延伸を行い、そして熱固定を行うこ
とを特徴とする易接着性高強度ポリエステルフイルムの
製造方法によって達成される。
【0011】本発明においてポリエステルフイルムを構
成するポリエステルとは、芳香族二塩基酸またはそのエ
ステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステル形成
性誘導体とから合成される線状飽和ポリエステルであ
る。かかるポリエステルの具体例として、ポリエチレン
テレフタレート,ポリエチレンイソフタレート,ポリブ
チレンテレフタレート,ポリ(1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレンテレフタレート),ポリエチレン−2,6
−ナフタレンジカルボキシレート等が例示でき、これら
の共重合体またはこれらと小割合の他樹脂とのブレンド
物なども含まれる。かかるポリエステルの中でも、二次
転移点(Tg)が60〜90℃のものが好ましい。
【0012】本発明における線状飽和ポリエステルは、
フイルム特性を向上する剤例えば滑剤,帯電防止剤,着
色剤,難燃剤,遮光剤,安定剤,紫外線吸収剤等を含有
することができる。この滑剤としては内部析出粒子,外
部添加粒子のいずれでもよく、また2種以上のものを組
合せたものでもよい。外部添加粒子としては例えばシリ
カ,カオリン,炭酸カルシウム,リン酸カルシウム,酸
化チタン等を挙げることができ、内部析出粒子としては
例えばアルカリ(土類)金属化合物,リン化合物等の組
合せでポリエステル製造中に析出させたものを挙げるこ
とができる。
【0013】本発明におけるポリエステルはそれ自体公
知であり、かつ公知の方法で製造することができる。ポ
リエステルの固有粘度(O−クロロフェノール,35℃)
は0.45〜0.9 が好ましい。
【0014】本発明においては、ポリエステルを常法に
より溶融押出し急冷固化して、非晶質の未延伸フイルム
を得ることができる。そして、この未延伸フイルムは、
先ず縦方向に延伸し、次いで横方向に延伸する。これら
の延伸はフイルムを走行させて行う。縦方向及び横方向
の延伸手段は公知の手段を用いることができる。例え
ば、縦方向の延伸(縦延伸)は未延伸フイルムを加熱ロ
ール群で加熱し低速ロールと高速ロールの周速差を利用
して行う。その際、低速ロールと高速ロールの間に赤外
線ヒーターを設けてフイルムを延伸温度に加熱すること
が好ましく、また低速ロールでフイルムを延伸温度に加
熱しても良い。この縦方向の延伸は定常時には1.5 〜2.
7 倍の倍率で行う。また、横方向の延伸(横延伸)はテ
ンター式延伸熱処理装置を用いて行う。この横方向の延
伸は、再度の横方向延伸を行わない場合には所定倍率で
行うが、再度横方向延伸を行う場合には所定倍率(総延
伸倍率)より低い倍率で行う。横方向にも延伸した二軸
延伸フイルムには通常前述した方法の低い温度で熱(固
定)処理を施す。
【0015】かくして得られる二軸延伸フイルムは、更
に、少くとも縦方向、換言すると縦方向、或は縦方向と
横方向に延伸し、次いで熱(固定)処理を施す。この再
度の縦方向延伸(再縦延伸)は前述した一段目の縦方向
延伸手段と同じように行うことができ、また別の方法で
行うことができる。例えば一段目の縦方向延伸を赤外線
加熱方式で行い、再縦延伸をロール加熱方式で行うこと
ができる。再縦延伸の方法としては赤外線加熱方式の方
が、塗布物の接触する熱ロール温度が低く、工程上有利
である。また再度の横方向延伸(再横延伸)及び熱(固
定)処理はテンター式延伸熱処理装置を用いて行う。こ
のテンター式延伸熱処理装置において横方向延伸倍率を
1倍とすると、再横延伸を実質的に実施せず、単に熱固
定処理のみを施すことになる場合も、本発明の実施態様
である。
【0016】本発明における縦延伸装置,横延伸装置,
再縦延伸装置,最終の熱処理装置等は、上述から理解で
きるように、従来から知られているものを用いることが
できる。
【0017】本発明における横延伸倍率は2倍以上、更
には2.5 倍以上、特に3倍以上が好ましい。もっとも再
横延伸を施すときには、上記倍率は再横延伸倍率との兼
合で定めることができる。横延伸倍率の上限はフイルム
特性によるが、6倍以下、更には5倍以下が好ましい。
【0018】再縦延伸の倍率は、フイルムの機械強度等
にもよるが、2.0 倍以上、更には2.2 倍以上が好まし
い。この倍率の上限は、4.6倍程度とするのが好まし
い。また、一段目の縦延伸倍率(所定倍率)は1.5 〜3.
0 倍、好ましくは1.5 〜2.6 倍である。
【0019】最終熱処理の温度は150 〜240 ℃、更には
170 〜230 ℃の範囲から選択するのが好ましい。この時
間は通常数十秒以下である。また延伸温度は従来から知
られている温度であることができる。
【0020】本発明においては一段目の縦延伸後にプラ
イマー水性塗液を塗布するが、該塗液は水性ポリエステ
ル・ポリアクリルコポリマーを易接着性付与成分として
含有する。
【0021】この水性コポリマーのポリエステル成分は
多塩基酸またはそのエステル形成性誘導体とポリオール
またはそのエステル形成性誘導体とから合成される実質
的に線状のポリエステルである。
【0022】このポリエステルの多塩基酸成分として
は、テレフタル酸,イソフタル酸,フタル酸,無水フタ
ル酸,2,6−ナフタレンジカルボン酸,1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸,アジピン酸,セバシン酸,ト
リメリット酸,ピロメリット酸,ダイマー酸等を例示す
ることができる。これら成分は二種以上を用いることが
できる。更に、これら成分と共にマレイン酸,フマール
酸,イタコン酸等の如き不飽和多塩基酸やp−ヒドロキ
シ安息香酸,p−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸
等の如きヒドロキシカルボン酸を小割合用いることがで
きる。不飽和多塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸成分
の割合は高々10モル%、好ましくは5モル%以下であ
る。
【0023】また、ポリオール成分としてはエチレング
リコール,1,4−ブタンジオール,ネオペンチルグリ
コール,ジエチレングリコール,ジプロピレングリコー
ル,1,6−ヘキサンジオール,1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール,キシリレングリコール,ジメチロール
プロピオン酸,グリセリン,トリメチロールプロパン,
ポリ(エチレンオキシド)グリコール,ポリ(テトラメ
チレンオキシド)グリコール等を例示することができ
る。これらは二種以上を用いることができる。
【0024】上記ポリエステルは、例えば分子内に有機
スルホン酸塩,カルボン酸塩,ジエチレングリコール,
ポリエチレングリコール,ポリテトラメチレングリコー
ル等の如き親水性基含有化合物を共重合したものが水分
散液を作るのに有利となり、好ましい。このカルボン酸
塩の投入は、通常三官能以上のカルボン酸を用いるが、
このカルボン酸は重合の工程で分岐が起り、ゲル化しや
すいのでその共重合割合を小さくすることが望ましい。
この点、スルホン酸塩,ジエチレングリコール,ポリア
ルキレンエーテルグリコール等による親水基の導入はカ
ルボン酸塩のときの問題が生ぜず、より有利である。
【0025】スルホン酸塩の基をポリエステル分子内に
導入するためには、例えば5−Naスルホイソフタル
酸,5−アンモニウムスルホイソフタル酸,4−Naス
ルホイソフタル酸,4−メチルアンモニウムスルホイソ
フタル酸,2−Naスルホテレフタル酸,5−Kスルホ
イソフタル酸,4−Kスルホイソフタル酸,2−Kスル
ホイソフタル酸,Naスルホコハク酸等のスルホン酸ア
ルカリ金属塩系又はスルホン酸アミン塩系化合物等を用
いることが好ましい。スルホン酸塩の基を有する多価カ
ルボン酸又は多価アルコールは全多価カルボン酸成分又
は多価アルコール成分中0.5 〜20モル%、更には1〜18
モル%を占めることが好ましい。
【0026】また、カルボン酸塩基をポリエステル分子
内に導入するためには、例えば無水トリメリット酸,ト
リメリット酸,無水ピロメリット酸,ピロメリット酸,
トリメシン酸,シクロブタンテトラカルボン酸,ジメチ
ロールプロピオン酸等の化合物を用いることができる。
また、カルボン酸塩はカルボン酸をアミノ化合物,アン
モニア,アルカリ金属等で中和することによって得るこ
とができる。
【0027】親水基含有化合物をポリエステル分子内に
導入する場合には公知の種々な方法を採用することがで
きる。カルボン酸塩や有機スルホン酸塩の基を導入する
場合について更に説明すると、例えば 分子内にカル
ボン酸塩または有機スルホン酸塩の基を有する化合物を
出発原料の1成分としてポリエステルを合成する方法、
分子内にカルボン酸塩を3個以上有する化合物を出
発原料の1成分としてポリエステルを合成した後に該ポ
リエステル中の遊離のカルボキシル基をアンモニア,ア
ミン,アルカリ金属化合物等で媒体中に中和させる方法
等の方法がある。の方法を更に説明すると、例えば無
水トリメリット酸をポリエステル原料の1成分として用
いて側鎖に遊離のカルボキシル基を有するポリマーを造
り、反応終了後にアンモニア水を添加して中和し、水性
ポリエステルを造ることができる。ポリエステルは溶融
重合法で製造することが好ましい。
【0028】ポリエステル・ポリアクリルコポリマーは
水性ポリマーであり、例えば水性ポリエステル・ポリア
クリルブロックポリマー、幹ポリマーがポリエステルで
ありこれにアクリルをグラフトさせた水性ポリエステル
・アクリルグラフトコポリマー、幹ポリマーがポリアク
リルでありこれにポリエステルをグラフトさせた水性ポ
リアクリル・ポリエステルグラフトコポリマー等を挙げ
ることができる。これらの中幹ポリマーがポリエステル
でありこれにアクリルをグラフトさせた水性ポリエステ
ル・アクリルグラフトコポリマーが最も好ましい。
【0029】水性ポリエステル・アクリルグラフトコポ
リマーの枝ポリマーはポリアクリルであり、該ポリアク
リルの製造に用いるモノマーとしては例えばアルキルア
クリレート,アルキルメタクリレート(アルキル基とし
てはメチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピ
ル基,n−ブチル基,イソブチル基,t−ブチル基,2
−エチルヘキシル基,シクロヘキシル基,フェニル基,
ベンジル基,フェニルエチル基等):2−ヒドロキシエ
チルアクリレート,2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト,2−ヒドロキシプロピルアクリレート,2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート等のヒドロキシ含有モノマ
ー;アクリルアミド,メタクリルアミド,N−メチルメ
タクリルアミド,N−メチルアクリルアミド,N−メチ
ロールアクリルアミド,N−メチロールメタクリルアミ
ド,N,N−ジメチロールアクリルアミド,N−メトキ
シメチルアクリルアミド,N−メトキシメチルメタクリ
ルアミド,N−フェニルアクリルアミド等のアミド基含
有モノマー;N,N−ジエチルアミノエチルアクリレー
ト,N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート等の
アミノ基含有モノマー;グリシジルアクリレート,グリ
シジルメタクリレート等のエポキシ基含有モノマー;ア
クリル酸,メタクリル酸及びそれらの塩(ナトリウム
塩,カリウム塩,アンモニウム塩)等のカルボキシル基
またはその塩を含有するモノマー等があげられる。これ
らは他種モノマーと併用することができる。他種モノマ
ーとしては例えばアリルグリシジルエーテル等のエポキ
シ基含有モノマー;スチレンスルホン酸,ビニルスルホ
ン酸及びそれらの塩(ナトリウム塩,カリウム塩,アン
モニウム塩等)等のスルホン酸基又はその塩を含有する
モノマー;クロトン酸,イタコン酸,マレイン酸,フマ
ール酸及びそれらの塩(ナトリウム塩,カリウム塩,ア
ンモニウム塩等)等のカルボキシル基またはその塩を含
有するモノマー;無水マレイン酸,無水イタコン酸等の
酸無水物を含有するモノマー;ビニルイソシアネート,
アリルイソシアネート,スチレン,ビニルメチルエーテ
ル,ビニルエチルエーテル,ビニルトリスアルコキシシ
ラン,アルキルマレイン酸モノエステル,アルキルフマ
ール酸モノエステル,アクリロニトリル,メタクリロニ
トリル,アルキルイタコン酸モノエステル,塩化ビニル
デン,酢酸ビニル,塩化ビニル等が挙げられる。上述の
モノマーは1種もしくは2種以上を用いて共重合させる
ことができる。アクリル系重合体への親水性付与,水性
液の分散安定性,ポリエステルフイルムとの密着性等の
点から、水酸基,アミド基やカルボキシル基またはその
塩(ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩等)等
の官能基を有するものが好ましい。
【0030】ポリアクリルをポリエステル(幹ポリマ
ー)にグラフトさせる方法は、公知のグラフト重合法を
用いることができる。大別して次の3つの方法があげら
れる。 (A) 幹ポリマーにラジカル,カチオン或いはアニオン等
の反応開始点を発生させ、アクリル系モノマーをグラフ
ト重合する方法。 (B) 幹ポリマーの存在下、該ポリマーへの連鎖移動反応
を利用して、アクリル系モノマーをグラフト重合する方
法。 (C) 側鎖に官能基を有する幹ポリマーと末端に前記官能
基と反応する基を有する枝ポリマーとを反応させる方
法。
【0031】上記(A) の更に具体的方法としては、例え
ば光,熱或いは放射線によって幹ポリマーにラジカルを
発生させてからモノマーをグラフト重合させるラジカル
重合法;AlCl3 ,TiCl4 等の如き触媒を用いて
幹ポリマーにカチオン基を発生させ、或いは金属Na,
金属Li等を用いて幹ポリマーにアニオン基を発生させ
てからモノマーをグラフト重合させるカチオン重合或い
はアニオン重合法等があげられる。
【0032】また、上記(B) の更に具体的方法として
は、例えばカルボキシル基や水酸基を側鎖に持ったポリ
エステルにグリシジルメタクリレート,2−ヒドロキシ
エチルアクリレート,アクリル酸等を反応させて該ポリ
エステルの側鎖に不飽和基を導入し、これとモノマーと
を重合させる方法;合成原料の1成分としてフマール酸
の如き不飽和化合物を用いてポリマー主鎖に不飽和基を
導入したポリエステルとアクリル系モノマーとを反応さ
せる方法等があげられる。
【0033】更にまた、上記(C) 具体的方法としては、
例えば側鎖に水素供与基例えば−OH,−SH,−NH
2 ,−COOH,−CONH2 等を有するポリエステル
(幹ポリマー)と、片末端が水素受容基例えば−N=C
=O,−C=C=O,
【0034】
【化1】 等であるアクリル系重合体(枝ポリマー)とを反応させ
る方法;側鎖に水素受容基を有するポリエステル(幹ポ
リマー)と片末端が水素供与基であるアクリル系重合体
(枝ポリマー)とを反応させる方法等があげられる。こ
れ以外の官能基の組合せとしては、−COOHと−CO
Cl,−COOHと−OH,−COOHと−NH2 ,−
NH2 と−OH等の組合せが例示できる。
【0035】グラフトコポリマーにおける幹ポリマー
(ポリエステル)と枝ポリマーの割合は、重量比で、
5:95〜95:5、更には10:90〜90:10であることが好
ましい。幹ポリマーの分子量は5,000 〜20万、更には1
万〜10万が好ましく、また枝ポリマーの分子量は500 〜
5万、更には1,000 〜1万が好ましい。
【0036】次に、幹ポリマーがポリアクリルである水
性ポリアクリル・ポリエステルグラフトコポリマーのポ
リエステル及びアクリルポリマーの成分は、上述した水
性ポリエステル・アクリルグラフトコポリマーと同じも
の用いることができる。かかるコポリマーはポリアクリ
ルを幹ポリマーとし、これにポリエステルを枝ポリマー
としてグラフトさせることによって造ることができる
が、この製造法は特に限定されない。この製造法のいく
つかを例示すると、ポリエステル片末端に不飽和基を導
入し、アクリル系モノマーと共重合させる方法、ポリア
クリルの側鎖にカルボキシル基,水酸基,メチロール基
等の官能基を導入し、一方片末端に上記官能基と反応す
るエポキシ基,イソシアネート基,水酸基,メチロール
基等を導入したポリエステルを反応させる高分子反応を
用いる方法等がある。
【0037】このグラフトコポリマーにおける幹ポリマ
ー(ポリアクリル)の分子量は5,000 〜20万、更には1
万〜10万が好ましく、また枝ポリマーの分子量は500 〜
5万、更には1,000 〜1万が好ましい。幹ポリマーと枝
ポリマーの割合は、重量比で、5:95〜95:5、更には
10:90〜90:10が好ましい。
【0038】更に、水性ポリエステル・ポリアクリルブ
ロックコポリマーの各成分は上述した水性アクリル・ポ
リエステルグラフトコポリマーと同じものを用いること
ができる。
【0039】かかるブロックコポリマーは公知の製法で
合成できる。例えば、ポリエステル両末端にアクリル系
不飽和基を導入し、これとポリアクリルとをブロック化
重合する方法、またポリアクリルの末端に高分子反応可
能な基(例えば、イソシアネート基,エポキシ基,水酸
基,カルボキシル基等)を導入し、これとポリエステル
末端の水酸基,カルボキシル基とを反応させて合成する
方法があり、更にまたポリオールとポリカルボン酸エス
テルとをエステル交換反応させた後250 〜300 ℃の温
度、常圧下で重縮合反応を開始し、最終的に真空下でこ
の反応を進めて所定重合度のポリエステルを得、該ポリ
エステルとポリアクリルとを有機溶剤に溶解後高分子反
応等でブロックコポリマー液を造る方法がある。
【0040】このブロックコポリマーにおけるポリアク
リルの分子量は1,000 〜5万、更には2,000 〜1万が好
ましく、またポリエステルの分子量は2,000 〜5万、更
には3,000 〜1万が好ましく、全体の分子量は5,000 〜
20万が好ましい。上記ポリアクリルとポリエステルとの
割合は、重合比で95:5〜5:95、更には80:20〜20〜
80が好ましい。
【0041】本発明における水性ポリエステル・ポリア
クリルコポリマーは水性樹脂であり、ポリエステル部分
に水分散性基(例えばスルホン酸,カルボン酸等の金属
塩,アミン塩等)を含有する場合、ポリアクリル部分に
水分散性基を含有する場合、あるいは両者に水分散性基
が共存する場合がある。
【0042】この水性ポリエステル・ポリアクリルコポ
リマーは、さらに次の特性を有することが好ましい。
【0043】すなわち、再延伸時の延伸追従性を有する
ことが必要で、このためプライマー塗膜の伸度が120
℃で100%以上、好ましくは150%以上である必要
がある。塗膜の伸度が小さすぎると、再延伸時に塗膜の
破断脱落が生じ、また脱落物がガイドロールに付着堆積
する現象を起し、好ましくない。また、塗膜の耐熱性が
低いと塗膜の熱ロールへの転写が生じるので、水性コポ
リマーのポリエステル成分の2次転移点50℃以上で
ある必要がある
【0044】本発明におけるプライマー水性塗液には、
ポリエステルフイルムへの濡れ性を向上させるために濡
れ剤を含有させることが好ましい。濡れ剤としては、ア
ニオン型界面活性剤,カチオン型界面活性剤,ノニオン
型界面活性剤等の界面活性剤が好ましく、例えばポリエ
チレンオキサイド・ポリプロピレンオキサイドブロック
共重合体,ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル,ポリオキシエチレン−脂肪酸エステル,ソルビタン
脂肪酸エステル,グリセリン脂肪酸エステル,脂肪酸金
属石鹸,アルカンスルホン酸塩,アルキル硫酸塩,アル
キルベンゼンスルホン酸塩,アルキルスルホン酸塩,ア
ルキルジフェニールエーテルジスルホン酸塩,アルキル
スルホコハク酸塩,第4級アンモニウムクロライド塩,
アルキルアミン塩酸等を挙げることができる。濡れ剤の
量としては、プライマー全固形分の2 〜30重量%が好ま
しく、より好ましくは3 〜20重量%である。
【0045】更に本発明の効果を消失させない範囲にお
いて、例えば帯電防止剤,紫外線吸収剤,顔料,有機フ
ィラー,無機フィラー,潤滑剤,ブロッキング防止剤,
メラミン,エポキシ,アジリジン等の架橋剤等の他の添
加剤を混合することができる。
【0046】水性塗液の固形分濃度は、通常30重量%以
下であり、10重量%以下が更に好ましい。塗布量は走行
しているフイルム1m2 当り0.5 〜20g、さらには1〜
10gが好ましい。
【0047】塗布方法としては、公知の任意の塗工法が
適用できる。例えばロールコート法,グラビアコート
法,リバースコート法,ロールブラッシュ法,スプレー
コート法,エアーナイフコート法,含浸法及びカーテン
コート法などを単独又は組み合わせて適用するとよい。
この水性塗液には、塗液の安定性又は塗液の塗工性を助
ける目的で若干量の有機溶剤を含んでもよい。
【0048】水性塗液を塗布した縦一段延伸されたポリ
エステルフイルムは、乾燥され、横延伸,再縦延伸,熱
固定等の工程に導かれる。例えば水性塗液を塗布した縦
一段延伸ポリエステルフイルムは、ステンターに導かれ
て横延伸,再縦延伸及び熱固定される。この間塗布液は
乾燥し、フイルム上に連続皮膜を形成する。乾燥は横延
伸前或いは横延伸時に行なうと良い。
【0049】このようにして得られるプライマー層を有
する高強度ポリエステルフイルムは高強度の特徴ととも
に種々の被覆物例えばセロファン用インキ,磁気塗料,
ゼラチン組成物,電子写真用トナー組成物,ケミカルマ
ット塗料,ジアゾ塗料,UVインキ等の極めて広汎な塗
料に対して高い接着性を示し、特に磁気塗料に強い接着
性を示し、かつ粘着性のない良好な耐ブロッキング性を
示す。
【0050】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。
【0051】なお、例中の「部」は「重量部」を意味す
る。またフイルムの各特性は次の方法で測定した。 1.接着性 プライマー被覆ポリエステルフイルムに評価塗料をマイ
ヤーバーで乾燥後の厚さが約4μになるように塗布し、
100 ℃で3分間乾燥する。その後60℃で24時間エージン
グし、次いでスコッチテープNo.600(3M社製)巾12.7
mm,長さ15cmを気泡の入らないように粘着し、この上を
JIS C2701(1975) 記載の手動式荷重ロールでならし密着
させ、テープ巾に切り出す。これを180 度剥離した時の
強力を測定する。 [評価用塗料]固形分換算で、 ウレタン樹脂 ニッポラン2304(日本ポリウレタン製) 25部 塩・酢ビ樹脂 エスレックA(積水化学製) 50部 分散剤 レシオンP(理研ビタミン製) 1部 磁性剤 CTX-860 (戸田化学製) 500部 をメチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン混
合溶剤に溶解し、40%液にし、サンドグラインダーで2
時間分散する。その後架橋剤のコロネートL 25部(固
形分換算)を添加し、よく撹拌して磁性塗料を得る。 2.ブロッキング性 ポリエステルフイルムの表面と裏面を合わせてから10cm
×15cm角に切り、これに50℃×50%RHの雰囲気中で17
時間,50kg/cm2 の加重をかけ、次いでこの10cm巾の剥
離強度を測定する。このときの剥離スピードは 100mm/
分である。 3.ポリエステルの2次転移点(Tg)の測定 セイコー電子工業(株)SSC/580DS型DSCを
用いて2次転移点を測定する。約10mgの試料をアルミ製
ボルターに封じ込め、一度DSCで 100℃まで昇温、続
いて徐冷後0℃まで冷却した後本測定に入る。10℃/mi
n の速度で昇温し、100 ℃まで熱量変化を測定し、図1
の2曲線の接線の交点の方法でTgを求める。 4.熱延伸時の転写性テスト 再縦延伸前のフイルムを採取し、図2の熱延伸テスト機
で熱延伸時の転写性を評価する。即ち、図2のアンワイ
ンダー1に再縦延伸前のフイルムをセットし、このフイ
ルムを120 ℃に加熱された表面速度が5m/min の熱ロ
ール2に導き、次いで表面速度が11m/min の水で冷却
しているロール3との間で延伸し、ワインダー4で捲取
る。この延伸を1hr続けた後、プライマー層が接触して
る熱ロール2の表面及び冷却ロール3のニップロール6
の表面を観察し、転写物の有無をしらべ、下記の基準で
評価する。 表面に全く転写物がない…○ 表面に若干転写物が観察される…△ 表面に転写物が多量に観察される…×
【0052】
【実施例1〜4及び比較例1】固有粘度が0.65のポリエ
チレンテレフタレート(滑剤含有)を170 ℃で3時間乾
燥後20℃に維持した回転冷却ドラム上に280 ℃で溶融押
出して厚み150 μmの未延伸フイルムを得、次に赤外線
ヒーター法で2.0 倍縦一段延伸したのち、表1の水性プ
ライマー液(固型分4wt%)をキスコート法にて縦一段
延伸フイルムの片面にWet 5g/m2 の割合で塗布し
た。引続き105 ℃で横方向に3.9 倍延伸し、次いでこの
フイルムを熱ロールで120 ℃に加熱し2組のニップロー
ルの速度差によって二段目縦延伸(再縦延伸)を延伸倍
率2.8 倍で行い、更に215 ℃で6秒熱固定を行った。こ
の時のフイルム厚さは10μmであり、また最終プライマ
ー層の厚さは0.04μmであった。このフイルムの特性を
表2に示す。
【0053】
【比較例2】プライマー液を塗布しなかった以外は、実
施例1と全く同様の方法でプレーンの再縦延伸フイルム
を得た。
【0054】このフイルムの特性を表2に示す。
【0055】
【表1】 ただし、表1中の符号は次の通りである。 TA;テレフタル酸 IA;イソフタル酸 QA;ナフタレンジカルボン酸 4,4′−D;4,4′−ジフェニルジカルボン酸 K2 ;5−ナトリウムスルホイソフタル酸 EG;エチレングリコール BPA−4;ビスフェノール−Aのエチレンオキサイド
付加体(4モル) DEG;ジエチレングリコール MMA;メチルメタアクリレート EA;エチルアクリレート GMA;グリシジルメタアクリレート AA;アクリルアミド BA;ブチルアクリレート EMA;エチルメタアクリレート MMAA;メチルメタクリル酸
【0056】
【表2】
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、その製造過程で塗膜の
転写や脱落がなく、ポリエステルフイルムに塗布される
種々の被覆物、例えばオフセットインキ,グラビヤイン
キ,シルクスクリーンインキ,UVインキ,磁気塗料,
ゼラチン組成物,粘着剤,電子写真トナー,ケミカルマ
ット塗料,ジアゾ塗料,ハードコート塗料,UV塗料,
ヒートシール性付与組成物,無機質皮膜形成性物質等、
特に磁気塗料に対し優れた接着性を有しかつ粘着性のな
いプライマー層を有する易接着性高強度ポリエステルフ
イルムの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DSCの熱量変化曲線からのTg測定の模式図
である。
【図2】プライマー層の転写性を評価する熱延伸テスト
機の概略図である。
【符号の説明】
1 アンワインダー 2 加熱ロール 3 冷却ロール 4 ワインダー 5,6 ニップロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 (56)参考文献 特開 平2−208039(JP,A) 特開 平1−278346(JP,A) 特開 昭63−37938(JP,A) 特開 昭63−37937(JP,A) 特開 昭63−34139(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に1.5〜3.0倍の倍率で延伸
    したポリエステルフイルムの少なくとも片面に、塗布乾
    燥後の塗膜の120℃における伸度が100%以上であ
    りかつポリエステル成分の2次転移点が50℃以上であ
    水性ポリエステル・ポリアクリルコポリマーの水性塗
    液を塗布し、次いで乾燥、横方向の延伸を行い、さらに
    縦方向へ少なくとも2.0倍の倍率で再延伸し、所望に
    より横方向への再延伸を行い、そして熱固定を行うこと
    を特徴とする易接着性高強度ポリエステルフイルムの製
    造方法。
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