JPS6337938A - 易接着性ポリエステルフイルム及びその製造方法 - Google Patents

易接着性ポリエステルフイルム及びその製造方法

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JPS6337938A
JPS6337938A JP18019686A JP18019686A JPS6337938A JP S6337938 A JPS6337938 A JP S6337938A JP 18019686 A JP18019686 A JP 18019686A JP 18019686 A JP18019686 A JP 18019686A JP S6337938 A JPS6337938 A JP S6337938A
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は易接着性ポリエステルフィルム及びその製造方
法に関し、更に詳しくはフィルムの高度加工商品、例え
ばオーディオ用磁気テープ、ビデオ用磁気テープ、コン
ピューター用磁気デーブ。
フL1ツビーディスク、X線写真フィルム、テレ11\
ンカード、メンブレン、ジアゾマイクロフィルム等の基
材として有用な、すぐれた接着性と耐ブロッキング性を
有刃るポリニスプルフィルム及びぞの製造方法に関コる
〈従来技術〉 熱可塑性ポリニスデル、例えばポリエチレンテレフタレ
ートもしくはその共重合体、ボリエブレンプフタレート
もしくはその共重合体、あるいはこれらと小割合の他樹
脂とのブレンド物等を溶融押出し、製膜することは公知
である。ぞして151られる二軸延伸熱固定したポリエ
ステルフィルムは耐熱性、ガス遮断性、電気的特性及び
耐薬品性が他の樹脂からなるフィルムに比べて優れてい
ることも知られている。もつとも、その表面は高鳴に結
晶配向されているので、表面の凝集性か高く、例えば塗
料、接着剤、インキ等の接着性に乏しい。
fこで、この接るt’tを改EQt ”Jるh)′ノ、
とし−C物理的処理例えばコロナ処理、紫外線処理、プ
ラズマ処理、トB処理あるいは火焔処理等或いは薬剤処
理例えば、アルカリ、アミン水溶液、トリクロル酢酸や
フェノール類等の薬剤による処理か知られている。しか
しながら、これらの方法は接着力の経時劣化や薬剤の揮
散による作業環境の汚染等の実用上不利な問題がある。
−bう一つの手段としては通常のポリエステルフィルム
の製膜ニ[稈以外のプロレスでフィルム表面に易接着性
塗剤を塗イbしてプライマ一層を設ける方法が知られて
いる。しかし、この方法では、通常塗剤の溶剤とし−(
有機溶剤を用い、またコーティング雰囲気が十分にクリ
ーンであるとは言い難いので塵埃の付着による加工商品
の表面欠陥の多発、あるいは溶剤による環境の悪化等の
安全、衛生上の問題がある。
ところで、このプライマー処理を水系塗剤を用いてポリ
エステルの製膜工程中で行なえば、クリーンな環境の中
で塵埃の付着もなく、また水系溶媒のため爆発の恐れや
環境の悪化もなくフィルムの性能、軽済面、安全上の点
で有利である。
このような利点から、プライマーとして水溶・はあるい
は水分散性のポリエステル系樹脂あるいはアクリル系樹
脂を用いることが提案されている(特開昭54−430
17号、特公昭49−to243@、特開昭52−19
786号、特開昭52−19787号等)。しかし、上
記ポリエステル系樹脂はフィルムを巻いてロールとした
ときブロッキングを起こしやすいという欠点があり、ま
た」、記アクリル系樹脂はフィルムとの接着性9機械的
強度、磁性層との接着性に劣るという欠点がある。これ
ら欠点を改善する目的で上記ポリエステル系樹脂と上記
アクリル系樹脂とを混合して用いることが提案されてい
る(特開昭58−124651 @ )が、これら欠点
の改善は寸分とは言い難い。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、ポリエステルフィルムに塗布される種
々の被覆物、例えばオフセットインキ。
グラビヤインキ、シルクスクリーンインキ、UVインキ
、磁気塗料、ゼラチン組成物、粘着剤、電子写真トナー
、ケミカルマット塗料、ジアゾ塗料。
ハードコート塗、1’El、UV塗料、ヒートシール性
付与組成物、無機質皮膜形成性物質等に対し優れた密着
性を有しかつ粘着性のないプライマ一層を有する易接着
性ポリエステルフィルムを提供することにある。
本発明の他の[1的は、かかる易接着性ポリニスフルフ
ィルムを製造する好ましい方法を提供することにある。
〈発明の構造・効果〉 本発明のかかる目的は、本発明によれば、(1)ポリエ
ステルフィルムの少なくとも片面に、水性アクリル系重
合体−ポリニスデルブロックポリマーのプライマ一層を
設けてなる易接着性ポリエステルフィルム、並びに (2)結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムの
少なくとも片面に、水性アクリル系重合体−ポリエステ
ル10ツクポリマーを含む水性プライマー液を塗イ[i
し、次いで乾燥、延伸、熱処理を施して結晶配向を完了
させることを特徴と覆る易接着性ポリエステルフィルム
の製造方法 によって達成される。
本発明においてポリエステルフィルムを構成するポリニ
スフルとは、芳香族二塩基酸またはそのエステル形成′
ビl誘導体とジオールまたはそのエステル形成、21.
2導体とから合成される線状飽和ポリエステルである。
かかるポリエステルの臭体例として、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリ:[ブレンイソフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート。
ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレ
ート)、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキ
シレート等が例示でき、これらの共重合体またはこれら
と小割合の伯樹脂とのブレンド物なども含まれる。
かかる線状飽和ポリエステル樹脂を溶融押出し、常法で
フィルム状となし、配向結晶化及σ熱処理結晶化せしめ
たものが本発明のポリエステルフィルムである。このポ
リエステルフィルムとしては、結晶融解熱として差動走
査型熱♀泪によって窒素気流中[10°C/分の臂温速
麿において]で測定した頗が通常4cal/g以」−を
il Wる程度に結晶配向した一bのが好ましい。
本発明において、結晶配向が完Yプる前のポリエステル
フィルムとは、該ポリマーを熱溶融してそのままフィル
ム状となした未延伸フィルム:未延伸フィルムをタテ方
向またはヨコ方向の何れが7’Jに配向けしめた一軸延
伸フイルム;さらにはタブノ°ノ向及びヨコ方向の二方
向に低倍率延伸配向けしめたしの(最終的にタテ方向ま
たはヨコ方向に1【1延伸uしめて配向結晶化を完了せ
しめる前の二軸延伸フィルム)等を含むものである。
本発明において用いる水性プライマー液は、水性アクリ
ル系重合体−ポリニスデルブロックポリマーを含むもの
である。
このブロックポリマーを構成するアクリル系重合体のモ
ノマーとしては、例えばアルキルアクリレート、アルキ
ルメタクリレート(アルキル基としてはメブル塁、エチ
ル阜、0−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基
、イソブヂル基、t−ブブルj!、2−ニブルヘキシル
塁、シクロヘキシル基、フェニル塁、ベンジル基、フェ
ニルエチル塁等):2−ヒドロキシエチルアクリレート
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、2−にドロキシプロビルメタクリ
レート等のヒドロキシ含有七ツマー;アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メブルメタクリルアミド、N−
メチルアクリルアミド、N−メブロールアクリルアミド
、N−メブロールメタクリルアミド、N、N−ジメチロ
ールアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−フェニ
ルアクリルアミド等のアミド基含有−Eノマー:N、N
−ジエチルアミノニブルアクリレート。
N、N−ジエブルアミノニしプルメタクリレート等のア
ミノ基金h・しツマ−ニゲリシジルアクリレート、グリ
シジルメタクリレート等のエポキシ基含有モノマー;ア
クリル酸、メタアクリル酸及びそれらの塩(ナトリウム
塩、カリウム塩、アン−しニウム塩等)等のカルボキシ
ル基又はでの塩を含む七ツマー等が挙げられる。これら
は他種−Lツマ−と(Jf用することができる。他種モ
ノマーとしてはアリルグリシジルニ− ツマーニスブレンスルホン酸,ビニルスルホン酸及びそ
れらの塩(ナトリウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩
等)等のスルホンMW又はぞの塩を含有する七ツマー;
クロトン酸,イタコン酸,マレイン酸,フマール酸及び
ぞれらの塩(ノトリウム塩,カリウム塩,アン−しニウ
ム塩等)等のカルボキシル基又はその塩を含もするモノ
マー:無水マレイン酸,無水イタ=1ン案等の酸無水物
を含りづる一Lツマー ;ビニルイソシアネート、アリ
ルイソシアネート、スブレン,ビニルトリスアルコキシ
シラン、アルキルマレイン酸−Eノエスjル,アルキル
フマール酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリ
ロニ1〜リル,アルキルイタコン酸−シノエスjル,塩
化ビニリデン、酢酸ビニル、塩化ビニル等が挙げられる
。」、述の七ツマ−は1種もしくは2種しス上を用いて
共重合させることができるか、アクリル系中合体への親
水性付与,水性液の分散安定f1,ポリニスjルフイル
ムとの密?1・tit等の点から、水酸基,アミド基や
カルボキシル基またはぞの塩(プトリウム塩,カリウム
塩,アン−しニウム塩等)等の官能基を右lるものか好
ましい。
アクリル系重合体は公知のh法で製造することができる
水↑(【ブ[1ツクポ.リマーの一bう一つの構成成分
であるポリニ[ステルは、多塩基酸またはその:[ステ
ル形成性誘導体とポリオールまたはぞのニスプル形成性
誘力体とから合成される実質的に線状の飽和ポリ:[ス
テルである。このポリエステルの多塩基酸成分としては
、テレフタル酸,イソフタル酸。
フタル酸,見(水フタルM, 2.6−フッタレンジカ
ルボンM,1.4−シクロへキリンジカル小ン酸。
アジピン酸,セバシン酸,トリメリット酸,ビUメリツ
lーM.ダイマー酸等を例示プることかできる。これら
は2種以上を用いることかできる。また、これら成分と
共にp−ヒドロキシ安息香酸。
0−(β−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等のじドロキ
シカルボン酸・シ用いることができる。
また、ポリオール成分としてはエチレングリコール、1
,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエ
ブレングリコール、ジプロピレングリコール、 1.6
−ヘキリンジオール、1,4−シフUへキリンジメタツ
ール、キシリレングリコール。
ジメブ[]−ルプロビオン酸、グリセリン、トリメブロ
ールプロパン、ポリ(エチレンオキシド)グリコール、
ポリ(ブトラメブレンオキシト)グリコール等を例示す
ることができる。これらは2種以1.を用いることがで
きる。
このポリエステルは水性ポリマーであることが好ましく
、例えば有機スルホン酸塩、カルボン酸塩、ジエブレン
グリコール、ポリアルキレンニーjルグリコール等の如
ぎ親水基を有する化合物を含むものが水分酸液を作るの
に有利となり、好ましい。このカルボン酸塩の導入は、
通常三官能以上のカルボン酸を用いるが、該カルボン酸
は重合の工程で分岐が起り、ゲル化しやすいのでその共
重合割合は小さくすることか望ましい。その点、スル1
1、ン酸、ジエブレングリコール、ポリアルキレンニー
デルグリコール等による親水基の導入は、これらの問題
かなく、より右利である。
スルホン酸塩の塁をポリニスデル分子内に導入するため
には、例えば5−Naスルit\インフタル酸。
5−アン−しニウムスルホイソフタル酸、 4−Jla
スルi↑〜イソフタル酸、4−メブルアン−しニウムス
ルホイソフタル酸、 2−Naスルホテレノタル酸、5
−にスルホイソフタルM、4−にスルホイソフタル酸、
2−にスルホテレフタルl、Naスルホコハク酸等のス
ルホン酸アルカリ金属塩系又はスルir)ジ酸アミン塩
系化合物等を用いることが好ましい。
スルifsン酸塩の基を有する多価カルボン酸又は多価
アルコールは全多価カルボン酸成分又は多価アルコール
成分中0.5〜20−シル%、更には1〜18:シル%
を占めることが好ましい。
また、カルホン酸塩基をポリエステル分子内に導入する
ためには、例えば無水トリメリット酸。
トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ピロメリット酸
、トリメシン酸、シクロブタンテトラカルボン酸、ジメ
ブU−ルプロビオン酸等の化合物を用いることができる
。また、カルボン酸塩はカルボン酸をアミノ化合物、ア
ン:Eニア、アルカリ金属等で中和することによって得
ることができる。
親水!工含右化合物をポリエステル分子内に導入する場
合には公知の種々な方法を採用することができる。カル
ボン酸塩や有機スルホン酸塩の基をポリマー分子内に導
入する場合について更に説明すると、例えば ■ 分子内にカルボン酸塩または有機スルホン酸塩の塁
を有づる化合物を出発原料の1成分としてポリニスフル
を合成フる方法、 ■ 分子内にカルボン酸基を3個以上チ1°する化合物
を出発原料の1成分とし−(ポリエステルを合成した後
に該ポリエステル中の遊離のカルボキシル基をアン−し
ニア、アミン、アルカリ金属化合物等で媒体中で中和さ
せる 等の方法がある。■の方法を更に説明すると、例えば無
水トリメリット酸をポリエステルの出発原料の1成分と
して用いて側鎖に遊離のカルボキシル基を有するポリニ
スデルを作り、反応路Y後にアン−[ニア水を添加し−
(中和する方法がある。
本発明の10ツクポリマーは公知の製法で合成できる。
例えば、ポリエステル両末端にアクリル系不飽和基を導
入し、これとアクリル系重合体とをブロック化重合する
方法、またアクリル系重合体の末端に高分子反応可能な
基(例えば、イソシアネート塁、エポキシ基、水酸基、
カルボキシル基等)を導入し、これとポリエステル末端
の水酸基、カルボキシル基とを反応させて合成重る方法
があり、更にまたポリオールとポリカルボン酸エステル
とをエステル交換反応させた後250〜300℃温喰下
で常圧下で重縮合反応を開始し、最終的に真空下でこの
反応を進めて所定中合度のポリエステルを(7、該ポリ
エステルとアクリル系重合体とを41機溶剤に溶解後高
分子反応等でブロックポリマー液を作る方法がある。ブ
[1ツクポリマーにおけるアクリル系重合体の分子量は
i ooo〜5万、更には2000〜1万が好ましく、
またポリエステルの分子量は2000〜5万、史には3
000〜1万か好ましく、全体の分子♀は5000〜2
0万か好ましい。上記アクリル系重合体とポリエステル
との割合は、重合比で95:5〜5:95、史には80
 : 20〜20 : a。
が好ましい。
本発明において水性プライマー液は上述の水性アクリル
系中合体−ポリエステルブロックポリマーを含むもので
あり、該ブロックポリマーを水媒体中に溶解ないし分散
さUたちのである。この水性プライマー液には7′ロツ
クポリマーヤ添加物に影響をりえない限り、名十の6機
溶剤を含んでいても良い。
かかる水性プライマー液の製造は’t■怠の方法が用い
られ、例えば有機溶剤中でアクリル系(1合体−ポリエ
ステルブロックポリマーを合成し、次いて該4−71幾
溶剤の一部又は全部を水媒体で置換して水分散化する方
法があけられる。史にはポリオールとポリカルボン酸低
扱アルー1.ルエステルをエステル交換させた後、25
0〜300 ’Cの温度−ドで常L[下で重縮合反応を
開始し、最終的に真空下で反応を進めて所定手合瓜のポ
リニスフルとし、次いでこのポリニスプルとアクリル系
重合体とともに6機溶剤に溶解し、高分子反応等でブ[
」ツクポリマー液をj¥l、この10ツクポリマー液を
水媒体と混合してから該有機溶剤を脱溶剤する方法があ
げられる。
1−配水性プライマー液はアニオン型界面活↑j1剤。
カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等の界面
活性剤を必要ml添加して用いることができる。かかる
界面活性剤としては水・[4塗イ[」液の表面張力を4
0 dyne/cm以下に降ドでき、ポリエステルフィ
ルムへの濡れを促准するものがαfましく、例えばポリ
オキシJ、チレンアルキル)Jニルニ[−チル、ポリオ
キシエチレン−脂肪酸ニ[スjル、ソルビタン脂肪酸ニ
スフル、グリゼリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、
アル4ル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスル
ホコハクMt7a、ffj4級アン−しニウムクロライ
ド塩、アルキルアミン塩酸塩等を挙げることができる。
更に本発明の効果を消失させない範囲において、例えば
帯電防止剤。
紫外線吸収剤、顔料、有機フィラー、無機フィラー、潤
滑剤、ブロッキング防1F剤等の他の添加剤を)昆合覆
ることがて゛ぎる。
ポリエステルフィルムへの水ti!プライマー液の塗布
は、通常の塗イfi I稈すなわら二軸げ伸熱固定した
ポリエステルフィルムに、該フィルムの製造二[程と切
離し−(塗4+J−vる工程でf’T ’(J:っ−(
もよい。
しかし、この−[稈では芥、塵埃などを巻込み易く、陽
気ケープ、)Uツビーディスク等の高度化商品用の5の
にはクリーンな雰囲気での塗工が望ましい。かかる観点
よりポリエステルフィルム製造工程中での塗二[がな「
ましい。特にこの二[、稈中で結晶配向が完?する前の
ポリエステルフィルムの片面又は両面に水・i4プライ
マー塗41液を塗布することか好ましい。その際水t’
tプライマー塗布液の固型分濃度は、通常30(口量%
以下であり、1()千吊%以下か更に好ましい。塗’r
II量は走(jL/ているフィルム1TIi当りIJ、
5〜20g、さらには1〜109が好ましい。
塗イ1方法としては、公知のイ′[怠の塗工法か適用で
きる。例えばロールコート法、グラビアコート法、ロー
ルブラフシ1法、スプレーコート法、エアーナイフコー
ト法、含浸法及びカーフンコート法などを単独又は組み
合わt!て適用するとよい。
水性プライマー液を塗イ[Jした、結晶配向が完了する
前のポリエステルフィルムは、乾燥され、延伸、熱固定
等の工程に導かれる。例えば水性プライマー液を塗布し
た縦1軸延伸ポリエステルフィルムは、スブンターに導
かtじ(横延伸及σ熱固定される。この間塗イ1液は乾
燥し、フィルム上に連続皮膜を形成づる。乾燥は延伸前
或いは延伸1F)に行なうと良い。
ポリエステルフィルムの配向結晶化条件、例えば延伸、
熱固定等の条件は、従来から当業界に蓄積された条イ1
で行なうことができる。
このようにして17られたブライマ一層を有するポリエ
ステルフィルムは、従来の水↑(tポリエステル樹脂或
いはアクリル系樹脂を用いる場合の問題点、史にはこれ
らをブレンドして用いる場合の問題点を解消したしので
あって、ゼ〔」ファン用イン4、磁気塗料、Lラチン組
成物、電子写真用トフ−組成物、ケミカルマット塗料、
ジアゾ塗料、U■インキ等の極めて広汎な塗料に対して
高い密着性を示し、かつ粘着性のない良好な耐ブロッキ
ング性を示1゜ 〈実施例〉 以下、実施例を挙げて本発明を更に説明する。
なお、例中の「部」は「重量品」を意味する。
またフィルムの各特性は次の方法で測定した。
1、接指性 ポリエステルフィルム或いはプライマー処理ポリエステ
ルフィルムに諸星インキ(11)製U■シャイン紅1を
4μ厚さに塗46シ、1.5KW超高圧水銀灯を用いて
5分間紫外線を照射し、次いでスコッチテープNo、 
600 (3M社’IJ ) [[」19.4mm。
艮ざ15cmを気泡のはいらないように粘着し、この上
をJISC2701(1975)記載の手動式荷重ロー
ルでならし密着させ、テープ【i」に切り出す。
この試料のポリ:[ステルフィルムを土にして急速剥離
し、U■インキの剥離状況を観察する。
U■インキがほとんど粘着テープに 移行したもの            XUVイン専の
半分がポリエステルフ ィルム上に残ったもの        へU■イン専の
全部がポリエステルフ ィルム上に残ったもの        02、ブロッキ
ング性 ポリエステルフィルムのプライマー被覆処理面同志を合
わけてからl0CIIIX 15cm角に切り、これに
55℃×80%Rtlの雰囲気中で17時間、6部MC
m2の加重をかけ、次いでこの10cmri」の剥離強
度を測定する。このときの剥離スピードは100mm/
分である。
実施例1 酸成分としてテレフタル酸く49モル%)、イソフタル
酸く49モル%)及び5−NaスルホイソフタルM(2
4ル%)、グリコール成分としてエチレングリコール(
485’Eル%)及びネオペンチルグーリコール(50
モル%)からなる、両末端がカルボキシル基のポリニス
デルを合成し、このポリエステルに[)−ヒドロキシメ
チルベンゾイルパーオキサイドを反応させて両末端にラ
ジカル反応開始基を有づるポリエステルを冑た。
jqられたポリエステル50部とアクリル系モノマー5
1部づなわらメチルメタアクリレート26部、エチルア
クリレート20部、グリシジルメタアクリレート3部及
び2−ヒドロキシエチルメタアクリレート2部とをラジ
カル共車合させブロックポリマーをj腎lこ。
このブロックポリマー9部とノニオン界面活性剤()−
11B 12.8) 1部とを7トラヒドロフラン90
部に溶解し、次いで水490部を急速攪拌しながら徐々
に添加後加熱蒸沼しテトラヒドロフランを脱溶媒して水
性プライマー液を冑た。
25℃の0−クロロフェノール中で測定した固有粘度0
.65のポリiLチレンテレフタレート(滑剤含h)を
2()℃に維持した回転冷却ドラム上に溶融押出して斥
み950f1mの未延伸フィルムをj−t、次に機械頓
1方向に3.5倍延伸したのら、上記水性プライマー液
をキスコート法にて一軸延伸フイルムの両面に塗荀した
。このときの平均律イl″I♀は固形分挟締で50II
1g/TItであった。引き続き105℃で横方向に3
−9(e延伸し、ざらに210℃で熱処理し、厚み75
μmの両面プライマー被覆ポリエステルフィルムを得た
実施例2 酸成分としてプレフタル酸(80・Eル%)、イソフタ
ルM(18’Eル%)及び5−フトリウムスルホイソフ
タル酸(2モル%)、グリコール成分として二[ブレン
グリコール(48モル%)及び1,4−ブタンジスール
(50モル%)からなる、両末端がカルボキシル基のポ
リエステルを合成し、以下実施例1と同様な方法で両末
端にラジカル反応開始基をt−4するポリエステルを冑
た。
このポリエステルを用いて実施例1と同様にして水性プ
ライマー液を製造し、更にこの水性プライマー液を用い
る以外は実施例1と同様に行なってプライマー被覆ポリ
エステルフィルムを得た。
比較例1 プライマー処理しない厚さ75μmのボリエブレンデレ
フタレー1〜フィルムを用い一〇各種評価を行つた。
比較例2 実施例1の水酸基含有ポリニスフルとメチルメタアクリ
レート(50’Eル%)、ニブルアクリレート(40モ
ル%)、アクリルアミド(6モル%)及び2−ヒト[目
ジエチルメタアクリレート(4・しル%)のアクリル系
重合体のブレンドプライマー液を作製し、以下実施例1
と同様な方法でプライマー被覆ポリエステルフィルムを
17だ。
1−記実施例1,2及び比較例1.2のフィルムの・i
4能を第1表に示す。
第1表から明らかな如く、本発明のプライマー被覆ポリ
エステルフィルムは接r1・i(1,ブロッキング性共
に優れている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水性
    アクリル系重合体−ポリエステルブロックポリマーのプ
    ライマー層を設けてなる易接着性ポリエステルフィルム
  2. (2)結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムの
    少なくとも片面に、水性アクリル系重合体−ポリエステ
    ルブロックポリマーを含む水性プライマー液を塗布し、
    次いで乾燥、延伸、熱処理を施して結晶配向を完了させ
    ることを特徴とする易接着性ポリエステルフィルムの製
    造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6346237A (ja) * 1986-08-12 1988-02-27 ロ−ヌ−プ−ラン・フィルム ポリエステルフィルムの被覆方法及び表面被膜を有する新規のフィルム
JPS63139742A (ja) * 1986-11-07 1988-06-11 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 片面又は両面が接着助剤層で被覆された、溶融押出しされ、延伸された自立性ポリエステルシート、該シートの製法及び接着助剤層
JPH01165633A (ja) * 1987-12-22 1989-06-29 Diafoil Co Ltd 塗布層を有するポリエステルフィルムの製造法
JPH028228A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Diafoil Co Ltd 途布層を有するポリエステルフィルム
JPH02204950A (ja) * 1989-02-01 1990-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子源
JPH04235019A (ja) * 1991-01-10 1992-08-24 Teijin Ltd 易接着性高強度ポリエステルフイルムの製造方法

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