JPH07287347A - 写真フイルム用下引きフイルム - Google Patents

写真フイルム用下引きフイルム

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JPH07287347A
JPH07287347A JP6080367A JP8036794A JPH07287347A JP H07287347 A JPH07287347 A JP H07287347A JP 6080367 A JP6080367 A JP 6080367A JP 8036794 A JP8036794 A JP 8036794A JP H07287347 A JPH07287347 A JP H07287347A
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JP
Japan
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film
polyethylene
mol
naphthalate
undercoat
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Pending
Application number
JP6080367A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadami Miura
定美 三浦
Satoshi Kitazawa
諭 北澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光剤層への接着性に優れ、かつ耐ブロッキ
ング性に優れた写真フイルム用下引きフイルムを提供す
る。 【構成】 ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイル
ムの少くとも片面に、二次転移点が60〜160℃のバ
インダー樹脂を含む水性液を用いた、そして表面エネル
ギーが38dyne/cm以上であり水接触角が0〜6
5°の範囲である下引き塗布層を設けてなる写真フイル
ム用下引きフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真フイルム用下引きフ
イルムに関し、さらに詳しくは感光剤層に対する接着性
に優れ、かつ耐ブロッキング性に優れ、写真フイルム用
として有用な下引きフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】X線用フイルム、製版用フイルム、撮影
用ロールフイルムなどの写真フイルムに用いられる基材
フイルムとしては、従来からトリアセテートフイルムが
広く用いられている。
【0003】このトリアセテートフイルムは、その製造
工程で有機溶剤を使用するため、溶剤回収を完全に行な
い、環境を汚染することがないように注意しなければな
らない。特に、最近は環境破壊の問題が関心を集めてお
り、環境汚染の恐れがある有機溶剤を使用することは、
なるべく避けたいとする傾向が強くなってきている。
【0004】一方、このような有機溶剤を使用せずに、
溶融押出法により製膜を行うことのできるフイルムとし
て、ポリエチレンテレフタレートフイルムがあり、写真
フイルムの基材フイルムとして、一部で使用されるよう
になってきている。
【0005】しかしながら、ポリエチレンテレフタレー
トフイルムは、カール(巻き癖)を生じ、かつこれを取
り除くのが難しいという問題がある。即ち、写真フイル
ムの基材フイルムは、一旦、ロール状に巻き取った形で
貯蔵され、そこからフイルムを取り出して、適当な大き
さに切断し、X線用フイルム、製版用フイルム、カット
フイルムなどの平坦なシート状フイルムとして使用され
る。また、ロールフイルムの場合は、ロール状にパトロ
ーネ中に収納されたネガフイルムを、撮影現像定着後、
一定の長さに切断して、フイルムアルバムにいれてシー
ト状で保存することになる。ところが、ポリエチレンテ
レフタレートフイルムの場合は、ロール状に巻き取った
ときのカール(巻きぐせカール)が残存し、切断してシ
ート状にした後でもカールしてしまうという問題があ
る。
【0006】このようなカールの問題を解決する方法と
して、ガラス転移温度よりも5〜30℃低い温度で長時
間にわたってフイルムを加熱処理する方法が提案されて
いるが不満足であった。
【0007】また、ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トフイルムを基材フイルムとして用いることも提案され
てきたが、加工特性と感光剤接着力とをバランス化させ
ることは難しかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の問題点を解消し、感光剤層への接着力を改
良しかつ耐ブロッキング性に優れた写真フイルム用下引
きフイルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、ポリエチレン―2,6―ナフタレート
フイルムの少くとも片面に、二次転移点が60〜160
℃のバインダー樹脂を含み、表面エネルギーが38dy
ne/cm以上であり、かつ水接触角が0〜65°の範
囲である下引き塗布層を設けてなる写真フイルム用下引
きフイルムによって達成される。
【0010】本発明におけるポリエチレン―2,6―ナ
フタレートは、ポリエチレン―2,6―ナフタレートホ
モポリマーのみらなず、少割合(例えば10モル%以
下、更には5モル%以下)の第三成分で変性されたポリ
エチレン―2,6―ナフタレートコポリマーや少割合
(例えば20重量%以下、更には10重量%以下)の第
三成分を混合したブレンドポリマーも包含する。
【0011】かかるポリエチレン―2,6―ナフタレー
トは基本的には公知であり、また公知の方法で製造する
ことができる。例えばポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートは、一般に、2,6―ナフタレンジカルボン酸又は
そのエステル形成性誘導体とエチレングリコール又はそ
のエステル形成性誘導体とを、触媒の存在下で縮重合反
応させることによって製造される。コポリマーを製造す
る場合には、第三成分を縮重合反応が完了するまでの段
階で添加し反応させるとよく、またブレンドポリマーを
製造する場合には成膜前の段階で第三成分のポリマーを
混合するとよい。
【0012】好適な第三成分としては、二価のエステル
形成性官能基を有する化合物、例えばシュウ酸、アジピ
ン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,7
―ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカル
ボン酸等の如きジカルボン酸またはその低級アルキルエ
ステル;p―オキシ安息香酸、p―オキシエトキシ安息
香酸等の如きオキシカルボン酸またはその低級アルキル
エステル;あるいはプロピレングリコール、トリメチレ
ングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール等の如き二価
アルコール類等を挙げることができる。
【0013】また、ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トは、例えば安息香酸、メトキシポリアルキレングリコ
ールなどの一官能性化合物によって末端の水酸基および
/またはカルボキシル基の一部または全部を封鎖したも
のであってもよく、あるいは例えば極く少量のグリセリ
ン、ペンタエリスリートル等の如き三官能以上のエステ
ル形成性化合物で実質的に線状のポリマーが得られる範
囲内で変性されたものでもよい。
【0014】このポリエチレン―2,6―ナフタレート
中には酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタン、カオ
リン等の如き無機フィラー、架橋アクリル樹脂、架橋ポ
リスチレン、メラミン樹脂、シリコーン樹脂等の如き有
機フィラー、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
着色剤、滑剤、蛍光増白剤等を添加することができる。
【0015】本発明におけるポリエチレン―2,6―ナ
フタレートフイルムは従来から知られている方法で製造
することができる。例えば、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレートを乾燥後溶融し、冷却ドラム上に押出し急冷
して未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを2
軸方向に延伸し、さらに熱処理することで製造すること
ができる。その際、延伸倍率は面積倍率で6〜40倍と
し、縦方向には2〜5倍、横方向には2〜8倍とするの
が好ましい。また延伸温度は(Tg−10)〜(Tg+
70)℃(但し、Tgはポリエチレン―2,6―ナフタ
レートの二次転移点(℃)である)とするのが好まし
い。
【0016】本発明の下引き塗布層は、二次転移点が6
0〜160℃のバインダー樹脂を含み、表面エネルギー
が38dyne/cm以上であり、かつ水接触角が0〜
65°の範囲のものである。
【0017】本発明で用いるバインダー樹脂は、二次転
移点が60〜160℃の熱可塑性樹脂及び/又は熱硬化
性樹脂である。二次転移点が60℃未満では塗布層の耐
熱性が不足し、フイルムのアニーリング時に下引き塗布
層がブロッキングをおこす。一方160℃を超えるとき
はフイルムの透明性や耐削れ性が不足する。
【0018】かかるバインダー樹脂としては、芳香族ポ
リエステル、ポリアミド、高融点アクリレート系樹脂、
芳香族ビニル共重合体、芳香族ポリエーテル、セルロー
ス変性体、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、フェノール樹
脂、イソシアネート系架橋樹脂等が例示できる。
【0019】本発明における下引き塗布液としては、上
記のバインダー樹脂の水溶液、エマルジョン、水分散液
等よりなる水性液を用いる。更に、この塗布液として、
該バインダー樹脂を60重量%以上含む組成物の水性液
を用いることが好ましい。この量が60重量%未満では
塗布層の耐熱性が不足する。
【0020】本発明の下引き塗布層は表面エネルギーが
38dyne/cm以上のものであり、好ましくは43
dyne/cm以上のものである。塗布層の表面エネル
ギーが38dyne/cm未満の場合は、接着性が不足
し好ましくない。表面エネルギーの上限は70dyne
/cm迄が耐ブロッキング性が良好であるため好まし
く、特に62dyne/cm迄が好ましい。
【0021】また、本発明の下引き塗布層は水接触角が
0〜65°の範囲であり、好ましくは0〜63°の範囲
である。水接触角が65°を越えると接着性が不足す
る。
【0022】かかる下引き塗布層は、二次転移点が60
〜160℃、表面エネルギーが38dyne/cm以上
であり、かつ水接触角が0〜65°の範囲のバインダー
樹脂を用いることにより得ることができ、或いは二次転
移点が60〜160℃のバインダー樹脂に、塗布層の表
面エネルギーが38dyne/cm以上であり、かつ水
接触角が0〜65°の範囲となるようアニオン型界面活
性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤等
の界面活性剤を必要量添加した水性液を塗布液として用
いることにより得ることができる。
【0023】かかる界面活性剤としては、ポリエチレン
―2,6―ナフタレートフイルムへの塗布液の濡れを促
進するものが好ましく、例えばポリアルキレンオキシ
ド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、
アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスル
ホコハク酸塩、第4級アンモニウムクロライド塩、アル
キルアミン塩酸等を挙げることができる。
【0024】更に、塗布層の表面エネルギー及び水接触
角を本発明の範囲とするために特に好ましい界面活性剤
として、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテ
ル、エチレンオキシド・プロピレンオキシシド共重合
体、アルキル・ポリアルキレンオキシドアルキルスルホ
ン酸塩、長鎖アルキル・アルキレンオキシド付加物等を
挙げることができる。
【0025】さらに、水性液には他の添加剤、例えば帯
電防止剤、紫外線吸収剤、顔料、有機フィラー、無機フ
ィラー、潤滑剤、ブロッキング防止剤、分散剤等を添加
することができる。
【0026】前記塗布剤は結晶配向が完了する前のポリ
エチレン―2,6―ナフタレートフイルム例えば未延伸
フイルム、一軸延伸フイルム、結晶配向が完了していな
い二軸延伸フイルム等の片面又は両面に塗布するのが好
ましい。
【0027】上記塗布液の固形分濃度は、通常30重量
%以下であり、10重量%以下が更に好ましい。塗布量
は走行しているフイルム1m2 当り0.5〜20g、更
に1〜10gが好ましい。
【0028】かくして得られるフイルムは、更に、好ま
しくは80〜130℃の温度でアニーリング処理される
ことが好ましい。
【0029】本発明の下引きフイルムは感光剤層との接
着力が優れ、かつ耐ブロッキング性に優れるもにであ
り、写真フイルム用下引きフイルムとして有用である。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明す
る。なお、例中の特性は次の方法で評価した。
【0031】(1)接着性 (イ)感光性乳剤の調製 1Nの臭化アンモニウム溶液10ml、1Nのヨウ化カ
リウム0.5ml、ゼラチン6gと水40mlを混合
し、40〜50℃に保って撹拌下に1Nアンモニウム性
硝酸銀溶液10mlを2分かけて滴下して感光性乳剤N
を調製した。 (ロ)接着性の評価 サンプルフイルムの下引き層塗布面に、上記(イ)で調
製した感光性乳剤Nを塗布し、乾燥して3μmの厚さの
膜を形成させた。次にPH11の水酸化ナトリウム水溶
液に32℃で2分間浸漬した。更にPH4.2の酢酸水
溶液(酢酸ナトリウム1%含有)に32℃で2分間浸漬
した。その後水洗し、一日風乾した後、セルロースを貼
り、剥離テストを行った。剥離状態により3段階の評価
をつける。 A:塗膜が全く剥がれない。 B:塗膜の一部が剥がれる。 C:塗膜の全部が剥がれる。
【0032】(2)耐ブロッキング性 巾450mm、長さ500mmのロールフイルムを89
℃又は105℃の条件下で24時間放置した後、ロール
フイルムを解体してブロッキング状況を調べた。 ランクA:はりつきが見られない。 ランクB:ややはりつき、剥離時に音がする。 ランクC:はりつきがつよく、剥離時の音が大きい。
【0033】(3)二次転移点 DSC法により昇温速度20℃/分、サンプル量約20
mgにて測定した。
【0034】(4)表面エネルギー カットシート状フイルムの下引き層塗布面に綿棒で濡れ
指数標準液を塗り、はじきをおこさない限界の表面エネ
ルギー(dyne/cm)を求めた。
【0035】(5)水接触角 カットシート状フイルムの下引き層塗布面に20℃で水
滴を落とし、1分後に写真撮影して接触角を測定した。
【0036】[実施例1]固有粘度0.65のポリエチ
レン―2,6―ナフタレートを溶融し、冷却ドラム上に
押出しキャストして未延伸フイルムを作った。次いで、
この未延伸フイルムを縦方向に3.1倍延伸した後、
4,4´−ジフェニルスルホジカルボン酸(10モル
%)、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(10モル
%)、4−4´ジフェニルジカルボン酸(80モル
%)、ジメチロールプロピオン酸(22モル%)、ネオ
ペンチルグリコール(78モル%)共重合ポリエステル
のトリエチルアミン中和体(Tg=99℃)85重量
%、[化1]に示すポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル15重量%からなるバインダー組成物(A―
1)の4%水性液をフイルムの片面に塗布した。続いて
乾燥後横方向に3.2倍延伸し、238℃で熱処理して
二軸延伸フイルムを得た。このフイルムの諸特性及びア
ニール後のブロッキング性を表1に示す。
【0037】[比較例1]実施例1において塗布液をテ
レフタル酸(50モル%)、イソフタル酸(25モル
%)、アジピン酸(10モル%)、トリメリット酸(1
5モル%)、エチレングリコール(80モル%)、ジエ
チレングリコール(20モル%)共重合ポリエステルの
苛性カリ中和体(Tg=41℃)88重量%、[化1]
に示すポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル12
重量%からなるバインダー組成物(A―2)の4%水性
液にかえること以外は同様にして二軸延伸フイルムを得
た。このフイルムの評価結果を表1に示す。
【0038】[比較例2]実施例1において塗布液を塗
布しない以外は同様にして二軸延伸フイルムを得た。こ
のフイルムの評価結果を表1に示す。
【0039】[実施例2〜8及び比較例3〜4]実施例
1において塗布物とその厚さを変える以外は同様にして
二軸延伸フイルムを得た。このフイルムの評価結果を表
1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】符号の説明 A―3:2,6−ナフタレンジカルボン酸(65モル
%)、テレフタル酸(20モル%)、トリメシン酸(1
5モル%)、ビスフェノールA(60モル%)、ネオペ
ンチルグリコール(35モル%)、ジエチレングリコー
ル(5モル%)共重合ポリエステルのアンモニア水中和
体(Tg=113℃)85重量%、[化1]に示すポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル15重量%から
なるバインダー組成物。
【0042】A―4:4,4´−ジフェニルジカルボン
酸(15モル%)、テレフタル酸(70モル%)、イソ
フタル酸(5モル%)、ピロメリット酸(10モル
%)、p−キシリレングリコール(50モル%)、ネオ
ペンチルグリコール(40モル%)、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール(10モル%)共重合ポリエステル
の苛性ソーダ中和体(Tg=105℃)85重量%、
[化1]に示すポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル15重量%からなるバインダー組成物。
【0043】A―5:アクリル酸メチル(10モル
%)、メタクリル酸プロピル(15モル%)、ポリフル
オロアルキルアクリレート(50モル%)、アクリル酸
(10モル%)、N−メトキシメチルアクリルアミド
(15モル%)共重合体のアンモニア水中和体(Tg=
55℃)85重量%、[化2]に示すポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル15重量%からなるバインダ
ー組成物。
【0044】A―6:ポリアルキレングリコール、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、エチレンジアミン、p
−キシリレングリコール、ジメチロールプロピオン酸系
ポリウレタンのアンモニア水中和体(Tg=38℃)8
5重量%、[化2]に示すポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル15重量%からなるバインダー組成物。
【0045】
【化1】
【0046】
【化2】
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、感光剤層への接着性に
優れ、かつ耐ブロッキング性に優れた写真フイルム用下
引きフイルムを提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン―2,6―ナフタレートフ
    イルムの少くとも片面に、二次転移点が60〜160℃
    のバインダー樹脂を含み、表面エネルギーが38dyn
    e/cm以上であり、かつ水接触角が0〜65°の範囲
    である下引き塗布層を設けてなる写真フイルム用下引き
    フイルム。
JP6080367A 1994-04-19 1994-04-19 写真フイルム用下引きフイルム Pending JPH07287347A (ja)

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JP6080367A JPH07287347A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 写真フイルム用下引きフイルム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11172197A (ja) * 1997-09-30 1999-06-29 General Electric Co <Ge> 印刷適性のある紙剥離組成物
WO2003022913A1 (en) * 2001-09-05 2003-03-20 Teijin Dupont Films Japan Limited Polyester film being easy to adhere to ink receiving layer

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