JP2891843B2 - 易接着性ポリエステルフイルムの製造法 - Google Patents

易接着性ポリエステルフイルムの製造法

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JP2891843B2 JP5017451A JP1745193A JP2891843B2 JP 2891843 B2 JP2891843 B2 JP 2891843B2 JP 5017451 A JP5017451 A JP 5017451A JP 1745193 A JP1745193 A JP 1745193A JP 2891843 B2 JP2891843 B2 JP 2891843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は易接着性ポリエステルフ
イルムの製造法に関し、さらに詳しくは感光性層に対す
る接着性に優れかつ耐熱変形性に優れ、感光性材料、特
に写真用下引フイルムとして有用な易接着性ポリエステ
ルフイルムの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートフイルムは
透明性、機械的特性、化学的特性に優れ、X線写真用フ
イルム等のベースフイルムとして広く使用されている。
しかし、ポリエチレンテレフタレートは二次転移点が約
70℃であって熱に対する安定性はそれほど高くなく、
70℃より高い温度ではフイルムの平面性が失われやす
い。また剛性率も充分高いとは言えず、フイルムが変形
をおこしやすい欠点ももっている。このため、例えば写
真用フイルムは実用面で種々の加工プロセスがあり、温
度が上がる場合には不安定であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る点を解消し、感光性層に対する接着性に優れ、耐熱変
形性に優れた易接着性ポリエステルフイルムの製造法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、配向結晶化が完了していない厚さ20
〜300μmのポリアルキレンナフタレートフイルムの
少なくとも片面に、(A)ポリエステル、アクリル変性
ポリエステル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ビニル樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、変性
ポリビニルアルコール及びゼラチンからなる群から選ば
れる少なくとも一種の易接着物質と、(B)ポリエチレ
ンイミンとを含む水性塗液を塗布し、次いで乾燥、延
伸、熱処理を行って配向結晶化を完了させることを特徴
とする光透過率70%以上の感光剤易接着性ポリエステ
ルフイルムの製造法によって達成される。
【0005】本発明においてポリアルキレンナフタレー
トとは、2,6―ナフタレンジカルボン酸、1,5―ナ
フタレンジカルボン酸等のナフタレンジカルボン酸成分
とエチレングリコール、1,3―プロパンジオール、
1,4―ブタンジオール等のアルキレングリコール成分
とからつくられるポリエステルである。具体的には、ポ
リエチレン―2,6―ナフタレートが好ましい。これら
ポリエステルの一部が他のジカルボン酸や他のグリコー
ルで置換されていてもよい。
【0006】本発明におけるポリエステルフイルムは、
従来から知られている方法で製造できる。例えば、上記
ポリエステルを乾燥後溶融し、ダイ(例えばTダイ、I
ダイ等)から冷却ドラム上に押出し急冷して未延伸フイ
ルムとし、該未延伸フイルムを二軸方向に延伸し、更に
熱固定することによって製造することができる。フイル
ムの厚さは20〜300μmである。フイルムの厚さが
20μm未満ではフイルムの腰が弱く、一方300μm
を超えると加工性が劣る。
【0007】ポリエステルフイルムとしては滑剤を含ま
ないフイルムが表面平坦性の点で好ましいが、表面粗さ
制御のため滑剤、例えば炭酸カルシウム、カオリン、シ
リカ、酸化チタン等の如き無機微粒子及び/又は触媒残
渣の析出微粒子等を含有させたフイルムであっても良
く、またドデシルベンゼンスルホン酸ソーダの如き帯電
防止剤、色調調整剤等の如き他の添加剤を含有させたフ
イルムであっても良い。
【0008】本発明において易接着性プライマー層の形
成に用いる水性塗液は、(A)ポリエステル、アクリル
変性ポリエステル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ビニ
ル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、
変性ポリビニルアルコール及びゼラチンからなる群から
選ばれる少なくとも一種の易接着物質と、(B)ポリエ
チレンイミンとを含む水性塗液である。
【0009】前記ポリエステルとしては親水性を付与す
るため分子内にスルホン酸アルカリ塩基やカルボン酸ア
ルカリ塩基等を有するコポリエステルが好ましく例示さ
れる。具体的にはテレフタル酸―イソフタル酸―5Na
―スルホイソフタル酸―エチレングリコール―ジエチレ
ングリコール―ネオペンチルグリコール系共重合体ポリ
エステル等が好ましく挙げられる。
【0010】前記アクリル変性ポリエステルとしては上
記ポリエステルにアクリル系モノマー等をグラフトさせ
た変性ポリマー等が例示される。具体的にはテレフタル
酸―5Na―スルホイソフタル酸―ジエチレングリコー
ル―1,4―ブタンジオール共重合ポリエステル(50
%)の存在下でメタクリル酸メチル―アクリル酸エチル
―アクリル酸アンモニウム―アクリル酸ブチル(50
%)を重合させて得られる変性ポリマー等が好ましく挙
げられる。
【0011】前記ポリウレタンとしては、分子内にスル
ホン酸アルカリ塩基やカルボン酸アミン塩基を有する親
水性ポリウレタンが好ましく例示される。具体的にはポ
リエチレングリコール―ジフェニルメタンジイソシアネ
ート―エチレンジアミン、ジメチロールプロピオン酸ア
ミン塩系ポリウレタン等が好ましく挙げられる。
【0012】前記アクリル樹脂としては、メタクリル酸
メチル―アクリル酸エチル―アクリル酸アンモニウム―
アクリルアミド共重合体、メタクリルアミド―アクリル
酸ブチル―アクリル酸ソーダ―メタクリル酸メチル―N
―メチロールアクリルアミド系共重合体等が好ましく挙
げられる。アクリル樹脂はアクリルエマルジョン、アク
リル水溶液、アクリルディスパージョン等として製造で
き、また入手できる。
【0013】前記ビニル樹脂としては、酢酸ビニル、塩
化ビニル、メチルビニルエーテル、ビニルピロリドン、
スチレン、アクリル酸塩、スチレンスルホン酸ソーダ、
イタコン酸塩等の共重合体が例示される。具体的には酢
酸ビニル―マレイン酸ソーダ―塩化ビニル―アクリル酸
ソーダ共重合体、酢酸ビニル―スチレン―ブチルビニル
エーテル共重合体、ポリビニルブチラール等が好ましく
挙げられる。これらの樹脂は他の樹脂との混合が好まし
い。
【0014】前記塩化ビニリデン樹脂としては、塩化ビ
ニリデンの単独ポリマーエマルジョンや塩化ビニリデン
と他のビニル系モノマーの共重合体エマルジョンが好ま
しく例示される。具体的には塩化ビニリデン―塩化ビニ
ル共重合体、塩化ビニリデン―アクリル酸エチル―アク
リル酸ソーダ共重合体等が好ましく挙げられる。
【0015】前記ポリエチレンイミンはエチレンイミン
の重合体であり、この分子量は任意に選定しうる。直鎖
状ポリマーの他に他のポリマーへのグラフト重合体も含
む。
【0016】前記ポリビニルアルコールとしては、ケン
化度の異なる種々のポリビニルアルコールが好ましく例
示される。前記変性ポリビニルアルコールとしては、ポ
リビニルアルコールの水酸基をエステル化、エーテル
化、イソシアネートの反応等によって変性した誘導体が
好ましく例示される。また、前記ゼラチンとしては公知
のものを任意に使用しうる。
【0017】これら樹脂は1種又は2種以上の混合物と
して用いられる。また、これら樹脂と共にアミノ樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイソシアネート等
の架橋性樹脂や他の樹脂を併用することができる。
【0018】本発明において水性塗液は、アニオン型界
面活性剤、カチオン型界面活性剤、ノニオン型界面活性
剤等の界面活性剤を必要量添加して用いることができ
る。
【0019】これら界面活性剤としては、塗布液の表面
張力を50dyne/cm以下に、好ましくは40dyne/cm以
下に降下でき、ポリエステルフイルムへの濡れを促進す
るものが好ましく、例えばポリアルキレンオキシド、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレン―脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アル
キル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコ
ハク酸塩、第4級アンモニウムクロライド塩、アルキル
アミン塩酸等を挙げることができる。
【0020】この他に帯電防止剤、紫外線吸収剤、顔
料、有機フィラー、無機フィラー、潤滑剤、ブロッキン
グ防止剤、分散剤等を添加することができる。
【0021】本発明においては、結晶配向化が完了する
前のポリエステルフイルムの片面又は両面に前記水性塗
液を塗布する。
【0022】ここで、結晶配向化が完了する前のポリエ
ステルフイルムとは、ポリエステルを熱溶融してそのま
まフイルム状となした未延伸フイルム;未延伸フイルム
を縦方向(長手方向)または横方向(幅方向)の何れか
一方に配向せしめた一軸延伸フイルム;さらには縦方向
及び横方向の二方向に低倍率延伸配向せしめたもの(最
終的に縦方向または横方向に再延伸せしめて配向結晶化
を完了せしめる前の二軸延伸フイルム)等を含むもので
ある。
【0023】上記水性塗液の固形分濃度は、通常50重
量%以下であり、30重量%以下が更に好ましい。塗布
量は走行しているフイルム1m2 当り0.5〜50g、
更に1〜30gが好ましい。
【0024】塗布方法としては、公知の任意の塗工法が
適用できる。例えばキスコート法、リバースコート法、
ダイコート法、リバースキスコート法、オフセットグラ
ビアコート法、マイヤーバーコート法、ロールブラッシ
ュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含浸
法、カーテンコート法などを単独または組み合わせて適
用するとよい。
【0025】水性塗液を塗布した結晶配向化が完了する
前のポリエステルフイルムは、次いで乾燥され、延伸、
熱固定等の工程に導かれて結晶配向化が完了される。例
えば水性塗液を塗布した縦一軸延伸ポリエステルフイル
ムは、ステンターに導かれて横延伸及び熱固定されて二
軸延伸フイルムとされる。この間、塗布液は乾燥され、
易接着性プライマー層を形成する。
【0026】ポリエステルフイルムの配向結晶化条件、
例えば、延伸、熱固定等の条件は、従来から当業者に蓄
積された条件で行なうことができる。
【0027】かくして得られた易接着性ポリエステルフ
イルムは、光透過率が70%以上である。この光透過率
が70%未満では、写真のような光学的用途では好まし
くない。
【0028】本発明の易接着性ポリエステルフイルムは
感光性層に対して優れた接着性を示し、特にゼラチン系
感光性層に対して接着力が大きく、現像、定着のような
アルカリ、酸処理に耐え、耐水性も良好である。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明す
る。なお、例中の特性は次の方法で評価した。
【0030】1.接着性 (イ)感光性乳剤の調製 1Nの臭化アンモニウム溶液10ml、1Nのヨウ化カリ
ウム0.5ml、ゼラチン6gと水40mlを混合し、40
〜50℃に保って攪拌下に1Nアンモニア性硝酸銀溶液
10mlを2分かけて滴下して乳剤Nを調製した。
【0031】(ロ)接着性の評価 サンプルフイルムの易接着剤塗布面に、上記(イ)で調
製した感光性乳剤Nを塗布し、乾燥して3μmの厚さの
膜を形成させた。次にpH11の水酸化ナトリウム水溶
液に32℃で2分間浸漬した。更にpH4.2の酢酸水
溶液(酢酸ナトリウム1%含有)に32℃で2分間浸漬
した。その後水洗し、一日乾燥した後、セルロースを貼
り、剥離テストを行なった。剥離状態により3段階の評
価をつける。 A:塗膜が全く剥がれない。 B:塗膜の一部が剥がれる。 C:塗膜の全部が剥がれる。
【0032】2.耐熱変形性 フイルムサンプル(30cm×20cm)を120℃で10
分間保持し、その前後のフイルムの平面性の変化を観察
して次の評価をつける。 A:平面性が保持されている。 B:フイルムが変形している。
【0033】
【実施例1及び2】35℃のo−クロロフェノール中で
測定した固有粘度0.64のポリエチレン−2,6−ナ
フタレートを20℃に維持した回転冷却ドラム上に溶融
押出し、急冷して未延伸フィルムとし、次に該未延伸フ
イルムを機械軸方向に3.4倍延伸し、その後、表1の
組成の塗剤(5wt%濃度)をキスコート法にてフイル
ムの片面に塗布した(wet塗布量20g/m2)。引
続いて横方向に4.5倍延伸し、さらに220℃で熱処
理し、厚み110μmのプライマー被覆ポリエステルフ
イルムを得た。このフイルムの特性を表1に示す。
【0034】
【比較例1】実施例1において塗剤を塗布しないこと以
外は同様に行なった。この結果を表1に示す。
【0035】
【比較例2】35℃のo―クロロフェノール中で測定し
た固有粘度0.63のポリエチレンテレフタレートを2
0℃に維持した回転冷却ドラム上に溶融押出し、急冷し
て未延伸フイルムとし、次に該未延伸フイルムを機械軸
方向に3.5倍延伸し、その後、実施例1の塗剤(4w
t%濃度)をキスコート法にてフイルムの片面に塗布し
た(wet塗布量15g/m2 )。引続いて横方向に
3.9倍延伸し、さらに215℃で熱処理し、厚み13
0μmのプライマー被覆ポリエステルフイルムを得た。
このフイルムの特性を表1に示す。
【0036】
【比較例3】実施例1において表1の塗剤を用い、かつ
塗布量を60g/m2 とする以外は同様に行なった。こ
の結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】*塗剤の種類: <ポリエステル系A> テレフタル酸―イソフタル酸―5Naスルホイソフタル
酸―エチレングリコール―ジエチレングリコール―ネオ
ペンチルグリコール共重合ポリエステル(60wt%)
/ポリエチレンイミン(20wt%)/メラミン樹脂
(10wt%)/ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル(10wt%)
【0039】<アクリル系B> メタクリル酸メチル―アクリル酸エチル―アクリル酸N
a―N―メチロールアクリルアミド(55wt%)/ポ
リ塩化ビニリデン(20wt%)/ポリビニルアルコー
ル(10wt%)/メラミン樹脂(5wt%)/ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル(10wt%)
【0040】<ポリウレタン系C> ポリオキシエチレングリコール(MW=2000)―ト
リレンジイソシアネート―エチレンジアミンジメチロー
ルプロピオン酸アミン塩系ポリウレタン(70wt%)
/ポリエチレンイミン(10wt%)/ポリビニルピロ
リドン(5wt%)/ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル(15wt%)
【0041】<アクリル系D> メタクリルアミド―N―メトキシメチルメタクリルアミ
ド―メタクリル酸エチル―アクリル酸アンモニウム―イ
タコン酸共重合体(70wt%)/ポリビニルアルコー
ル(10wt%)/尿素樹脂(5wt%)/ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ(5wt%)/酸化珪素(0.
05μ径、5wt%)/ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル(5wt%)
【0042】<アクリル系E> イタコン酸ジエチル―N―メチロールアクリルアミド―
アクリル酸ブチル―アクリルアミド―β―ヒドロキシエ
チルメタクリレート共重合体(60wt%)/メラミン
樹脂(20wt%)/ポリエチレンイミン(10wt
%)/ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(1
0wt%)
【0043】<ポリウレタン系F> ポリヘキサメチレンアジペート(MW=2500)―ジ
フェニルメタンジイソシアネート―ヘキサメチレンジア
ミン―ジメチロールプロピオン酸アミン塩系ポリウレタ
ン(55wt%)/ポリビニルアルコール(15wt
%)/メラミン樹脂(5wt%)/ポリ塩化ビニリデン
(10wt%)/p―ノニルジフェニルエーテルジスル
ホン酸ソーダ(5wt%)/ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル(10wt%)
【0044】<ポリウレタンG> ポリオキシプロピレングリコール(MW=1500)―
トリレンジイソシアネート―エチレンジアミン―エチレ
ングリコール―ジメチロールプロピオン酸ソーダ系ポリ
ウレタン(55wt%)/ポリビニルピロリドン(10
wt%)/ポリ塩化ビニリデン(10wt%)/ポリビ
ニルアセタール(10wt%)/尿素樹脂(5wt%)
/ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(10w
t%)
【0045】<アクリル系H> メタクリル酸メチル―アクリル酸Na―アクリル酸メチ
ル共重合体(65wt%)/4,4′―ジフェニルジカ
ルボン酸―テレフタル酸―5Naスルホイソフタル酸―
エチレングリコール―ネオペンチルグリコール系共重合
ポリエステル(20wt%)/ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル(15wt%)
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、感光性層に対する接着
性に優れ、かつ耐熱変形性に優れた易接着性ポリエステ
ルフイルムの製造法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−1727(JP,A) 特開 昭58−5227(JP,A) 特開 昭60−59348(JP,A) 特開 平4−77531(JP,A) 特開 平2−50835(JP,A) 特開 平3−17135(JP,A) 特表 昭56−501739(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08J 7/04 B32B 27/00 - 27/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配向結晶化が完了していない厚さ20〜
    300μmのポリアルキレンナフタレートフイルムの少
    なくとも片面に、(A)ポリエステル、アクリル変性ポ
    リエステル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ビニル樹
    脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、変性
    ポリビニルアルコール及びゼラチンからなる群から選ば
    れる少なくとも一種の易接着物質と、(B)ポリエチレ
    ンイミンとを含む水性塗液を塗布し、次いで乾燥、延
    伸、熱処理を行って配向結晶化を完了させることを特徴
    とする光透過率70%以上の感光剤易接着性ポリエステ
    ルフイルムの製造法。
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