JP2589580B2 - サーマルヘッドの記録制御方法 - Google Patents

サーマルヘッドの記録制御方法

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JP2589580B2
JP2589580B2 JP26450089A JP26450089A JP2589580B2 JP 2589580 B2 JP2589580 B2 JP 2589580B2 JP 26450089 A JP26450089 A JP 26450089A JP 26450089 A JP26450089 A JP 26450089A JP 2589580 B2 JP2589580 B2 JP 2589580B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、例えば、ファクシミリ装置などに使用され
るサーマルヘッドの記録制御方法に関する。
<従来の技術> 一般に、サーマルヘッドを備えるファクシミリ装置に
おけるデータの記録は、電源容量の関係から1ラインを
一度に印字するのは困難であり、このため、1ラインを
複数に分割し、この分割した各部分に個別的に対応した
複数のストローブ信号によって順次処理する、いわゆ
る、マルチストローブ制御方法によって行われている。
第4図は、このマルチストローブ制御方法の配線図で
あり、第5図はそのタイミングチャートである。
第4図において、サーマルヘッドは、1728個の抵抗体
(発熱素子)R1〜R1728で構成されており、1ライン
は、1728ドットとなっている。この1728個の抵抗体R1〜
R1728は、64個毎に駆動用の第1〜第27のシフトレジス
タ1〜27にそれぞれ接続されている。
これらのシフトレジスタ1〜27には、第5図(B)に
示される転送クロックによって、抵抗体R1728〜R1に対
応する1ライン分、すなわち、1728ドット分の記録デー
タが、第5図(A)に示されるタイミングで一括して転
送されてラッチされる。そして、第5図(D)〜(L)
に示されるローアクティブの第1〜第9の各ストローブ
信号によって、3つのシフトレジスタ毎に、すなわち、
192ドット毎に順次制御されて印字されるようになって
いる。
<発明が解決しようとする課題> ところが、このようなマルチストローブ制御方法で
は、複数のストローブ信号線が必要となり、このためコ
ネクタやバッフアなどのハード構成が複雑になってコス
ト高になるという難点がある。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、
ストローブ信号線を少なくしてコストの低減を図ること
を目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明では、上述の目的を達成するために、1ライン
分の記録データを、複数の有効データに分割し、各有効
データ毎に、発熱素子の非通電に対応する白データとと
もに1ライン分の転送データとしてサーマルヘッドに順
次転送し、前記転送データ毎に、1ライン分の全発熱素
子を共通のストローブ信号によって同時に制御するとと
もに、前記転送データ毎の転送期間を、該転送データ毎
の前記共通のストローブ信号による制御期間よりも短く
している。
<作用> 上記構成によれば、サーマルヘッドには、1ライン分
の記録データが、従来例のように一括して転送されるの
ではなく、記録データを複数に分割した有効データと、
発熱素子の非通電に対応した白データとからなる1ライ
ン分の転送データが順次転送され、この転送データ毎
に、共通のストローブ信号によって1ライン分が同時に
制御されるので、ストローブ信号線が1本で済むことに
なる。
しかも、1ライン分の転送データの転送期間を、共通
のストローブ信号による制御期間よりも短くしているの
で、転送速度の高速化を図ることかできる。
<実施例> 以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例が適用されるサーマルヘ
ッドの配線図であり、第4図の従来例に対応する部分に
は、同一の参照符を付す。
この実施例のサーマルヘッドは、1728個の抵抗体(発
熱素子)R1〜R1728で構成されており、1ラインは、172
8ドットとなっている。この1728個の抵抗体R1〜R1728
は、64個毎に駆動用の第1〜第27のシフトレジスタ1〜
27にそれぞれ接続されている。
この実施例のサーマルヘッドの記録制御方法では、共
通のストローブ信号によってすべてのシフトレジスタ1
〜27、すなわち、すべての抵抗体R1〜R1728を同時に制
御できるようにするために、次のように構成している。
すなわち、従来では、1ライン分の記録データを一括
して第1〜第27シフトレジスタ1〜27に転送していたの
に対して、この実施例では、第2図(A)に示される1
ライン分の記録データを、432ドット分の4つの第1〜
第4の有効データに分割し、第2図(B)〜(E)にそ
れぞれ示されるように、各有効データ毎に、抵抗体の非
通電に対応する白データとともに、1ライン分の転送デ
ータを構成して順次転送するようにしている。すなわ
ち、この実施例では、1ライン分の記録データを、432
ドット分の有効データと1296ドット分の白データとから
なる第1〜第4の転送データとして4回に分けて転送す
るようにしており、その分転送速度を高速で行うように
している。
第3図は、第1図の実施例の動作説明に供するタイミ
ングチャートであり、同図(A)は第1〜第27シフトレ
ジスタ1〜27に転送されるデータ、すなわち、第2図
(B)〜(E)に示される転送データ、同図(B)は転
送クロック、同図(C)はラッチ信号、同図(D)はス
トローブ信号をそれぞれ示している。
先ず、第3図(B)に示される転送クロックによっ
て、第1の有効データおよび白データからなる第2図
(B)に示される1ライン分の第1の転送データが、第
1〜第27シフトレジスタ1〜27に転送され、第3図
(C)のラッチ信号によってラッチされる。そして、第
3図(D)に示されるローアクティブの共通のストロー
ブ信号によってすべてのシフトレジスタ1〜27、すなわ
ち、すべての抵抗体R1〜R1728が同時に制御される。
このとき、白データに対応する抵抗体は通電されない
ので、電源容量の問題もなく、有効データに対応する抵
抗体のみが、その有効データに応じて通電制御されるこ
とになる。これによって、第1の有効データに対応する
部分の印字が終了することになる。
次に、転送クロックによって、第2の有効データおよ
び白データからなる第2図(C)に示される1ライン分
の第2の転送データが第1〜第27シフトレジスタ1〜27
に転送されてラッチされ、共通のストローブ信号によっ
て1ライン分の全抵抗体R1〜R1728が同時に制御され
る。これによって、第2の有効データに対応する部分の
印字が終了することになる。
以下、同様にして第3および第4の有効データの部分
が印字されて1ライン分の記録データの印字が終了する
ことになる。
このように1ライン分の記録データを複数の有効デー
タに分割し、各有効データを白データとともに1ライン
分の転送データとして第1〜第27シフトレジスタ1〜27
に順次転送し、共通のストローブ信号によって全抵抗体
R1〜R1728を同時に制御するようにしているので、スト
ローブ信号線が1本で済むことになり、従来例に比べて
コストの低減を図ることが可能となる。
また、第3図(A)に示される1ライン分の転送デー
タの転送期間は、第3図(D)に示される共通のストロ
ーブ信号による制御期間であるローレベルの期間よりも
短くしており、転送速度の高速化を図っている。
なお、記録データの分割は、4つに限るものでないの
は勿論である。
<発明の効果> 以上のように本発明によれば、1ライン分の記録デー
タを、複数の有効データに分割し、各有効データ毎に、
発熱素子の非通電に対応する白データとともに1ライン
分の転送データとしてサーマルヘッドに順次転送し、前
記転送データ毎に、1ライン分の全発熱素子を共通のス
トローブ信号によって同時に制御するようにしているの
で、ストローブ信号線が1本で済むことになり、コスト
の低減を図ることができる。
さらに、転送データの転送期間を、ストローブ信号の
制御期間よりも短くしており、転送速度の高速化を図る
ことができる。更に、副次的効果として、発熱素子の通
電に対応する黒印字データの1ラインに占める割合(1
ラインの黒印字率)が低い場合、黒印字データをカウン
トし規定値以下であれば、1ラインを1ストローブ信号
で記録できるので、高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録制御方法が適用されるサーマルヘ
ッドの配線図、第2図は記録データおよび転送データを
示す図、第3図は第1図の実施例の動作説明に供するタ
イミングチャート、第4図は従来例のマルチストローブ
制御方法の配線図、第5図は第4図のタイミングチャー
トである。 R1〜R1728……抵抗体、1〜27……第1〜第27シフトレ
ジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ライン分の記録データを、複数の有効デ
    ータに分割し、 各有効データ毎に、発熱素子の非通電に対応する白デー
    タとともに1ライン分の転送データとしてサーマルヘッ
    ドに順次転送し、 前記転送データ毎に、1ライン分の全発熱素子を共通の
    ストローブ信号によって同時に制御するとともに、 前記転送データ毎の転送期間を、該転送データ毎の前記
    共通のストローブ信号による制御期間よりも短くするこ
    とを特徴とするサーマルヘッドの記録制御方法。
JP26450089A 1989-10-11 1989-10-11 サーマルヘッドの記録制御方法 Expired - Lifetime JP2589580B2 (ja)

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JPS59118476A (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 Ricoh Co Ltd サ−マルヘツド駆動制御回路
JPH0723002B2 (ja) * 1986-03-10 1995-03-15 キヤノン株式会社 プリンタ
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JPS63141451A (ja) * 1986-12-03 1988-06-13 Ricoh Co Ltd 記録装置

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