JP3071436B2 - サーマル印刷装置 - Google Patents

サーマル印刷装置

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JP3071436B2
JP3071436B2 JP1253839A JP25383989A JP3071436B2 JP 3071436 B2 JP3071436 B2 JP 3071436B2 JP 1253839 A JP1253839 A JP 1253839A JP 25383989 A JP25383989 A JP 25383989A JP 3071436 B2 JP3071436 B2 JP 3071436B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ランダム記録モードと一定タイミング記録
モードのいずれかを選択して1ラインずつ画像データを
記録するサーマル印刷装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、ファクシミリ装置においては、画質を高く
維持しなから画像記録時間の短縮を図りたいという要請
がある。このため、印字部であるサーマルヘッドを駆動
させるために印加される駆動パルス幅を短縮して記録時
間の短縮を図り、その代わりにサーマルヘッドのインピ
ーダンスを下げ、且つ、印加電力を上げて飽和濃度印字
とし、各ライン間の濃度ばらつきを抑える画質対策が採
られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、一般的に、ファクシミリ装置には、外部か
らの送信データを受信し、このデータに基づいて画像を
記録する受信モードと、原稿を光学的に読取りこれを単
に複写する複写モードとが備えられている。そして、受
信モードにおいては外部からランダムなタイミングで送
られてくるデータに基づき印字を行い、複写モードにお
いては一定のタイミングで得られるデータに基づき印字
を行う。
従って、上記したようにサーマルヘッドのインピーダ
ンスを下げ、且つ、印加電力を上げる画質対策によれ
ば、一定のタイミングでデータが得られる複写モードで
は、濃度ばらつきを抑えることができる。しかし、ラン
ダムなタイミングでデータが送られてくるモードでは、
あるラインのデータを受信してから次のラインのデータ
を受信するまでの間隔が一定ではないので、サーマルヘ
ッドの冷却時間に差が生じ、ライン毎の濃度ばらつきが
生じる問題があった。また、濃度ばらつきを抑えるため
には、より一層大きな電力をサーマルヘッドに与えなけ
ればならず、電源が大型化する問題があった。
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、ランダムなデータ受信モードであっても、記録時間
を延ばすこと及び電源の大型化を招くことなく、濃度ば
らつきの少ない良質な印字を行い、一定タイミングでの
データを受信したときには更に記録時間の短縮を可能と
するサーマル印刷装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るサーマル印刷装置は、複数の発熱体と、
上記複数の発熱体を備え、記録媒体に1ラインずつ画像
を記録するサーマルヘッドと、上記複数の発熱体に所定
のパルス幅の駆動パルスを順に印加する駆動手段とを有
し、ランダムなタイミングで受信される1ライン毎の画
像データに基づいて上記駆動手段を駆動させ、受信され
た画像データに基づく画像を上記サーマルヘッドの複数
の発熱体により記録させるランダム記録モードと、一定
のタイミングで得られる1ライン毎の画像データに基づ
いて上記駆動手段を駆動させ、この画像データに基づく
画像を上記サーマルヘッドの複数の発熱体により記録さ
せる一定タイミング記録モードとを備えているサーマル
印刷装置において、上記駆動手段により上記複数の発熱
体に印加される駆動パルスのパルス幅を切り替える補正
手段と、上記ランダム記録モードでは、あるラインの画
像データに基づく画像を記録媒体に記録する際に、上記
複数の発熱体への上記駆動パルスの印加終了前に次のラ
インの画像データを受信しない場合には、上記複数の発
熱体に上記駆動パルスを再度印加し記録媒体の同一部分
に複数回印字を施す制御を行い、上記一定タイミング記
録モードでは、上記補正手段により上記複数の発熱体に
印加される駆動パルスのパルス幅を上記ランダム記録モ
ードでの駆動パルスよりも短縮して記録速度を高速化す
る制御を行う制御手段とを有することを特徴としてい
る。
〔作 用〕
本発明においては、ランダムな記録モードで入力され
た、あるラインの画像データに基づく画像を記録媒体に
記録する際には、サーマルヘッドの複写の発熱体に所定
のパルス幅の駆動パルスが順に印加されるが、この駆動
パルスの印加終了前に次のラインの画像データが受信さ
れない場合には、複数の発熱体に所定のパルス幅の駆動
パルスを再度印加する。これにより、あるラインの記録
におけるサーマルヘッドの駆動パルスの印加終了から、
次のラインの駆動パルスの印加開始までの待ち時間を短
縮し、この待ち時間によるサーマルヘッドの発熱体の温
度低下を少なくし、印字濃度のライン毎のばらつきを小
さくしている。
また、ランダムな記録モードにおいては待ち時間によ
るサーマルヘッドの温度低下を考慮して長めに設定され
ていた駆動パルスのパルス幅を、一定タイミング記録モ
ードにおいて短縮し、一定タイミング記録モードにおけ
る必要以上の発熱をなくしている。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明のサーマル印刷装置が適用されるファ
クシミリ装置の一実施例を示すブロック図である。
同図において、1は制御手段としてのCPUを示し、こ
のCPU1は本装置全体の記録動作の制御を行う。
2は入出力ポートを示し、この入出力ポート2は記録
制御のためのタイミング信号を受信する入力ポートと動
作信号を出力する出力ポートを有している。
3はストローブタイマを示し、このストローブタイマ
3はCPU1から入出力ポート2を介して記録スタートパル
スBを受けて、一定周期のパルス信号Cを出力する。
4はnカウンタを示し、このnカウンタ4はストロー
ブタイマ3からのパルス信号Cをカウントしカウント値
を出力すると共に、n回カウントしたときに入出力ポー
ト2に記録終了パルスEを出力する。
5は補正回路を示し、この補正回路5はCPU1から入出
力ポート2を介して入力されるモード切替え信号Fと、
ストローブタイマ3からのパルス信号Cと、サーマルヘ
ッド8に備えらるサーミスタ(図示せず)からの信号を
受けて、サーマルヘッド8に印加される駆動パルスのパ
ルス幅を決定するためのパルス信号Dを出力する。
6はデコーダを示し、このデコーダ6はnカウンタ4
の出力と、補正回路5からのパルス信号Dを受けて複数
の発熱体(図示せず)を有するサーマルヘッド8のスト
ローブ信号S1〜Snを出力する。
7はラインバッファを示し、このラインバッファ7は
入出力ポート2からの画像データを受けて1ラインの画
像データAとしてサーマルヘッド8に出力する。
上記構成を有する本実施例は次のように動作する。こ
こで、第2図は本実施例のランダム受信モードにおける
タイミングチャート、第3図は本実施例の一定タイミン
グ受信モードにおけるタイミングチャートを示す。
第1図及び第2図に基づきランダム受信モードにおけ
る動作について説明すると、先ず、画像データはCPU1か
ら入出力ポート2を介してラインバッファ7に送られ、
ここで1ラインの画データに編集されデータAとしてサ
ーマルヘッド8に転送される。
一方、CPU1より入出力ポート2を通して記録スタート
パルスBがストローブタイマ3に入力されると、ストロ
ーブタイマ3からは一定周期のパルス信号Cが補正回路
5に出力される。補正回路5は、ストローブタイマ3か
らのパルス信号Cに同期して、信号F(ランダム受信モ
ードを示すハイレベルにある)とサーマルヘッド8のサ
ーミスタ出力とに基づいたパルス幅(飽和濃度印字を可
能にする幅)のパルス信号Dをデコーダ6に出力する。
デコーダ6はnカウンタ4がパルス信号Cをn回カウン
トするまでの間、パルス信号Dのパルス幅と同じパルス
幅のストローブ信号S1〜Snをサーマルヘッド8に出力す
る。このときラインバッファ7からの画データAに基づ
く1ライン分の画像が印字される。
そして、ランダムな記録モードにおいては、サーマル
ヘッド8にストローブ信号S1〜Snが順次印加されるが、
このストローブ信号の印加終了前に次のラインの画像デ
ータ(第2図の波形Aにおける画像データ2)が受信さ
れない場合には、サーマルヘッド8に所定のパルス幅の
駆動パルスが再度印加される(第2図の波形B〜Eにお
ける符号1′)。これにより、あるラインの記録におけ
るサーマルヘッド8の駆動パルス印加終了から、次のラ
インの駆動パルスの印加開始までの待ち時間を短縮でき
るので、この待ち時間によるサーマルヘッドの温度低下
が少なくなり、印字濃度のライン毎のばらつきを小さく
することができる。また、駆動パルスの印加回数を増や
すことにより印字濃度のばらつきを抑えるので、サーマ
ルヘッド8に印加される駆動パルス当たりの駆動電力を
大きくしなくてもよく、よって、電源の大型化を回避で
きる。尚、この場合には記録媒体の同一部分に2回印字
が施されることになるが、一度目の印字で飽和濃度印字
がなされているので画質への影響は小さい。
次に、第1図及び第3図に基づき一定タイミングモー
ドの記録について説明すると、先ず、画像データがライ
ンバッファ7に送られ、ここで1ラインの画データに編
集されデータAとしてサーマルヘッド8に転送される。
一方、CPU1より記録スタートパルスBがストローブタ
イマ3に入力され、ストローブタイマ3から一定周期の
パルス信号Cが出力される。補正回路5は、ストローブ
タイマ3からのパルス信号Cに同期して、信号F(一定
タイミング記録モードを示すローレベルにある)とサー
マルヘッド8のサーミスタ出力とに基づいて、ランダム
記録モードの場合よりもパルス幅の短い(飽和濃度印字
を可能にする幅)パルス信号Dをデコーダ6に出力す
る。デコーダ6はnカウンタ4がパルス信号Cをn回カ
ウントするまでの間、パルス信号Dのパルス幅と同じパ
ルス幅のストローブ信号S1〜Snをサーマルヘッド8に出
力し、このときラインバッファ7からの画データAに基
づく1ライン分の画像が印字される。
以上のように、一定タイミング記録モードにおいて
は、ランダム記録モードの場合のように、サーマルヘッ
ド8の発熱体の冷却時間の差を考慮する必要がないので
駆動パルスの幅を短縮しても飽和濃度印字が可能であ
り、サーマルヘッドの温度低下を考慮して長めに設定さ
れていた駆動パルスのパルス幅を短縮して、一定タイミ
ング記録モードにおける記録速度を一層速くすることが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のサーマル印刷装置で
は、ランダムなタイミングで受信される1ライン毎の画
像データに対しては、複数のサーマルヘッドに所定のパ
ルス幅の駆動パルスを再度印加して、次のラインの駆動
パルスの印加開始までの待ち時間を短縮したので、ライ
ン毎の印字濃度のばらつきを小さくすることができ、し
たがって印字画質が向上する。また、記録媒体の同一部
分に複数回、印字が繰り返されるので、サーマルヘッド
に印加する駆動電力を小さくしても印字濃度のばらつき
を抑えることができ、したがって電源の大型化を回避で
きる効果がある。
さらに、一定タイミングで受信される1ライン毎の画
像データに対しては、ランダム記録モード時よりもパル
ス幅が短縮された駆動パルスを印加する一定タイミング
記録モードで発熱体を制御しているので、記録速度を高
速化することができ、しかもライン毎にサーマルヘッド
の冷却期間には差がないために、それらの印字濃度のば
らつきがなくなって、印字の高速化と印刷画質の向上と
を同時に実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサーマル印刷装置が適用されるファク
シミリ装置の一実施例を示すブロック図、 第2図は本実施例のランダム受信モードにおけるタイミ
ングチャート、 第3図は本実施例の一定タイミング受信モードにおける
タイミングチャートである。 1……CPU、2……入出力ポート、 3……ストローブタイマ、4……nカウンタ、 5……補正回路、6……デコーダ、 7……ラインバッファ、8……サーマルヘッド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発熱体と、 上記複数の発熱体を備え、記録媒体に1ラインずつ画像
    を記録するサーマルヘッドと、 上記複数の発熱体に所定のパルス幅の駆動パルスを順に
    印加する駆動手段とを有し、 ランダムなタイミングで受信される1ライン毎の画像デ
    ータに基づいて上記駆動手段を駆動させ、受信された画
    像データに基づく画像を上記サーマルヘッドの複数の発
    熱体により記録させるランダム記録モードと、一定のタ
    イミングで得られる1ライン毎の画像データに基づいて
    上記駆動手段を駆動させ、この画像データに基づく画像
    を上記サーマルヘッドの複数の発熱体により記録させる
    一体タイミング記録モードとを備えているサーマル印刷
    装置において、 上記駆動手段により上記複数の発熱体に印加される駆動
    パルスのパルス幅を切り替える補正手段と、 上記ランダム記録モードでは、あるラインの画像データ
    に基づく画像を記録媒体に記録する際に、上記複数の発
    熱体への上記駆動パルスの印加終了前に次のラインの画
    像データを受信しない場合には、上記複数の発熱体に上
    記駆動パルスを再度印加し記録媒体の同一部分に複数回
    印字を施す制御を行い、上記一定タイミング記録モード
    では、上記補正手段により上記複数の発熱体に印加され
    る駆動パルスのパルス幅を上記ランダム記録モードでの
    駆動パルスよりも短縮して記録速度を高速化する制御を
    行う制御手段とを有することを特徴とするサーマル印刷
    装置。
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