JP2001180030A - サーマルヘッド及びサーマルプリンタ - Google Patents

サーマルヘッド及びサーマルプリンタ

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JP2001180030A
JP2001180030A JP36413699A JP36413699A JP2001180030A JP 2001180030 A JP2001180030 A JP 2001180030A JP 36413699 A JP36413699 A JP 36413699A JP 36413699 A JP36413699 A JP 36413699A JP 2001180030 A JP2001180030 A JP 2001180030A
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JP
Japan
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data
temperature
thermal head
heating element
analog
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JP36413699A
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English (en)
Inventor
Akihiro Sano
昭広 佐野
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NEC Data Terminal Ltd
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NEC Data Terminal Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発熱体の蓄熱情報を直接測定してきめ細い印加
制御が行える。 【解決手段】このサーマルヘッドは、感熱紙を発色させ
るための複数の発熱体1と、この発熱体1の印加データ
I−DATAを受信し記憶する印加データ受信用シフト
レジスタ5と、印加データI−DATAに基づいて発熱
体1を印加するドライバ3と、発熱体1の温度を個々に
測定するサーミスタ2と、このサーミスタ2のアナログ
出力値を順次出力するアナログセレクタ7と、このアナ
ログセレクタ7のアナログ出力値を順次デジタル値に変
換するアナログデジタル変換器8と、このアナログデジ
タル変換器8の出力値である温度データT−DATAを
順次取り込む温度データ送信用シフトレジスタ6と、温
度データT−DATAに基づいて印加データI−DAT
Aを生成し印加データ受信用シフトレジスタ5に送信す
ると共に各種制御信号を生成する制御部9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルヘッド及び
サーマルプリンタに関し、特に発熱体の温度を個々に測
定することによりきめ細かい温度制御を可能にするサー
マルヘッド及びサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーマルプリンタは、印
字品位向上のためにサーマルヘッドの中心温度とヘッド
への過去の印加履歴をパラメータとし、ソフトウエアに
てヘッドの発熱体の印加時間を調整する制御を行ってい
るが、これを実現するために回路構成、ソフトウエア制
御共に複雑となってしまっている。
【0003】また、例えば特開平11−170590号
公報に示されるサーマルプリンタは、サーマルヘッドを
いくつかのブロックに分割し、分割した各々のサーマル
ヘッドの温度をパラメータとし、トランジスタの電圧増
幅を利用してヘッドの発熱体への電源電圧を調整するこ
とにより、ソフトウエアによる制御を必要としないサー
マルヘッドの温度制御を可能とし、このことにより印字
濃度の制御を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のサーマルプ
リンタにおける問題点は、近年更なる印字品質の向上、
処理速度の向上及び消費電力の削減等が要求されてい
る、ということである。その理由は、従来のサーマルプ
リンタは、一般的に印加履歴管理だけで時間的パラメー
タは一定というみなし管理されているからである。
【0005】本発明の目的は、発熱体の蓄熱情報を直接
測定してきめ細い印加制御が行えるサーマルヘッド及び
サーマルプリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
は、感熱紙を発色させるための複数の発熱体と、この発
熱体の印加データを受信し記憶する印加データ受信用シ
フトレジスタと、前記印加データに基づいて前記発熱体
を印加するドライバと、前記発熱体の温度を個々に測定
する温度測定手段と、この温度測定手段のアナログ出力
値を順次出力するアナログセレクタと、このアナログセ
レクタの前記アナログ出力値を順次デジタル値に変換す
るアナログデジタル変換器と、このアナログデジタル変
換器の出力値である温度データを順次取り込む温度デー
タ送信用シフトレジスタと、前記温度データに基づいて
前記印加データを生成し前記印加データ受信用シフトレ
ジスタに送信すると共に各種制御信号を生成する制御部
とを備える。
【0007】また、本発明のサーマルヘッドは、サーミ
スタから成る温度測定手段を備える。
【0008】さらに、本発明のサーマルヘッドは、前記
温度データに基づいてパルス幅を可変する前記印加デー
タを生成する前記制御部を備える。
【0009】さらに、本発明のサーマルヘッドは、前記
温度データに基づいてパルス高を可変する前記印加デー
タを生成する前記制御部を備える。
【0010】さらに、本発明のサーマルヘッドは、特定
の前記発熱体に前記印加データを印加し、その特定の前
記発熱体に対応した前記温度データで前記発熱体の不良
を検査する前記制御部を備える。
【0011】さらに、本発明のサーマルヘッドは、1ド
ットライン分の前記発熱体を備える。
【0012】さらに、本発明のサーマルヘッドは、一文
字分の前記発熱体を備える。
【0013】さらに、本発明のサーマルプリンタは、前
記サーマルヘッドを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】本発明の一実施の形態をブロックで示す図
1を参照すると、この実施の形態のサーマルヘッドは、
感熱紙を発色させるための複数の発熱体1と、この発熱
体1の印加データI−DATAを受信し記憶する印加デ
ータ受信用シフトレジスタ5と、印加データI−DAT
Aに基づいて発熱体1を印加するドライバ3と、発熱体
1の温度を個々に測定するサーミスタ2から成る温度測
定手段と、このサーミスタ2のアナログ出力値を順次出
力するアナログセレクタ7と、このアナログセレクタ7
のアナログ出力値を順次デジタル値に変換するアナログ
デジタル変換器(以下、A/D変換器)8と、このアナ
ログデジタル変換器8の出力値である温度データT−D
ATAを順次取り込む温度データ送信用シフトレジスタ
6と、温度データT−DATAに基づいて印加データI
−DATAを生成し印加データ受信用シフトレジスタ5
に送信すると共に各種制御信号を生成する制御部9とか
ら構成されている。
【0016】印加データI−DATAの転送、印字、紙
送り、および温度データT−DATAの関係をタイミン
グチャートで示す図2を図1に併せて参照して、この実
施の形態の動作を説明する。
【0017】サーマルヘッドがサーマルラインヘッドの
場合には、1ドットライン当たりの横方向のドット数を
256とすれば、発熱体1は256個存在する。各発熱
体1は対応する印加データI−DATAによって通電が
制御される。この印加データI−DATAは、上位装置
から制御部9に与えられる印字データと温度データから
生成される。制御部9はこの印加データI−DATAを
クロックCK1に従って印加データ受信用シフトレジス
タ5に転送する。制御部9は、256ドット分の印加デ
ータI−DATAを印加データ受信用シフトレジスタ5
に転送すると、ゲート信号ENをハイレベルにして、ド
ライバ3のゲートを開く。これにより、発熱体1と印加
データ受信用シフトレジスタ5とが接続される。その結
果、印加データI−DATAに印加信号があれば発熱体
1に電流が流れ、感熱紙を発色させる。1ドットライン
分の印字が済むと、制御部9は、ゲート信号ENをロウ
レベルにしてドライバ2のゲートを閉じる。その後、上
位装置からのフィードデータを待ち、フィードデータを
受けると、紙送りモータを駆動し、感熱紙を1ドットラ
イン分送る。
【0018】発熱体1の温度は、電源電圧Vcc,サー
ミスタ2および抵抗4で構成される回路により、電圧値
として得られる。これらの電圧値はアナログセレクタ7
に各発熱体1毎に記録される。これらの電圧値をクロッ
クCK2に従って順次読み出し、A/D変換器8にてデ
ジタル値に変換する。このデジタル値は、温度データ送
信用シフトレジスタ6に順次記憶され、クロックCK2
により温度データT−DATAとして制御部9に順次送
信される。クロックCK2は、発熱体1が印加された直
後の印字期間に制御部9から出されるので、制御部9は
発熱体1の印加直後の温度を知ることができる。
【0019】温度データT−DATAに基づいてパルス
幅を可変する印加データI−DATAの生成の説明をタ
イミングチャートで示す図3を図1,図2に併せて参照
して、温度データT−DATAに基づいてパルス幅を可
変する印加データI−DATAの生成を説明する。例え
ば、各発熱体1の温度データT−DATAが2ビット即
ち4種類の温度で得られたとすると、印加データI−D
ATAは4種類のパルス幅で出力する。図3において、
ドット番号1の温度データT−DATAの温度表示が3
であり、印字データが“1”(黒ドット印字)であれ
ば、ドット番号1の印加データI−DATAはパルス幅
を1にする。ドット番号2の印字データが“0”(印字
せず)であれば、ドット番号2の印加データI−DAT
Aはパルス幅は0である。ドット番号3の温度データT
−DATAの温度表示が1であり、印字データが“1”
(黒ドット印字)であれば、ドット番号3の印加データ
I−DATAはパルス幅を3にする。このようにして、
温度データT−DATAに基づいて印加データI−DA
TAのパルス幅を可変する。
【0020】次に、温度データT−DATAに基づいて
パルス高を可変する印加データI−DATAの生成の説
明をタイミングチャートで示す図4を図1,図2に併せ
て参照して、温度データT−DATAに基づいてパルス
高を可変する印加データI−DATAの生成を説明す
る。例えば、各発熱体1の温度データT−DATAが2
ビット即ち4種類の温度で得られたとすると、印加デー
タI−DATAは4種類のパルス高で出力する。図4に
おいて、ドット番号1の温度データT−DATAの温度
表示が3であり、印字データが“1”(黒ドット印字)
であれば、ドット番号1の印加データI−DATAはパ
ルス高を1にする。ドット番号2の印字データが“0”
(印字せず)であれば、ドット番号2の印加データI−
DATAはパルス高は0である。ドット番号3の温度デ
ータT−DATAの温度表示が1であり、印字データが
“1”(黒ドット印字)であれば、ドット番号3の印加
データI−DATAはパルス高を3にする。このように
して、温度データT−DATAに基づいて印加データI
−DATAのパルス高を可変する。
【0021】上述の実施の形態におけるサーマルヘッド
は、1ドットライン分の発熱体を有するラインサーマル
ヘッドの場合を例にして説明した。この場合のサーマル
ヘッドを搭載するプリンタはラインサーマルプリンタで
あることを要する。
【0022】また、サーマルヘッドは、一文字分の発熱
体を有するサーマルヘッドによっても良い。その場合、
サーマルヘッドを搭載するプリンタはシリアルサーマル
プリンタで有ることを要する。
【0023】本発明の他の実施の形態として、その基本
的構成は上記の通りであるが、特定の発熱体1に印加デ
ータI−DATAを印加し、その特定の発熱体1に対応
した温度データT−DATAで発熱体1の不良を検査す
る機能を制御部に持たせることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の効果は、
消費電力を押さえ、エネルギーを与えすぎによるおびき
(印字汚れ)を防止しながら高速印字が可能となる、と
いうことである。その理由は、個々の発熱体の温度を検
出できるので、必要以上に発熱体にエネルギーを供給せ
ずに、最適且つ速やかに発熱体にエネルギーを供給でき
るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】この実施の形態おける印加データの転送、印
字、紙送り、および温度データの関係を示すタイミング
チャートである。
【図3】温度データに基づいてパルス幅を可変する印加
データの生成の説明を示すタイミングチャートである。
【図4】温度データに基づいてパルス高を可変する印加
データの生成の説明を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 発熱体 2 サーミスタ 3 ドライバ 4 抵抗 5 印加データ受信用シフトレジスタ 6 温度データ送信用シフトレジスタ 7 アナログセレクタ 8 アナログデジタル変換器 9 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱紙を発色させるための複数の発熱体
    と、この発熱体の印加データを受信し記憶する印加デー
    タ受信用シフトレジスタと、前記印加データに基づいて
    前記発熱体を印加するドライバと、前記発熱体の温度を
    個々に測定する温度測定手段と、この温度測定手段のア
    ナログ出力値を順次出力するアナログセレクタと、この
    アナログセレクタの前記アナログ出力値を順次デジタル
    値に変換するアナログデジタル変換器と、このアナログ
    デジタル変換器の出力値である温度データを順次取り込
    む温度データ送信用シフトレジスタと、前記温度データ
    に基づいて前記印加データを生成し前記印加データ受信
    用シフトレジスタに送信すると共に各種制御信号を生成
    する制御部とを備えることを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 サーミスタから成る温度測定手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッド。
  3. 【請求項3】 前記温度データに基づいてパルス幅を可
    変する前記印加データを生成する前記制御部を備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のサーマルヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 前記温度データに基づいてパルス高を可
    変する前記印加データを生成する前記制御部を備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のサーマルヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 特定の前記発熱体に前記印加データを印
    加し、その特定の前記発熱体に対応した前記温度データ
    で前記発熱体の不良を検査する前記制御部を備えること
    を特徴とする請求項1または2記載のサーマルヘッド。
  6. 【請求項6】 1ドットライン分の前記発熱体を備える
    ことを特徴とする請求項1〜4記載のサーマルヘッド。
  7. 【請求項7】 一文字分の前記発熱体を備えることを特
    徴とする請求項1〜4記載のサーマルヘッド。
  8. 【請求項8】 前記サーマルヘッドを備えることを特徴
    とする請求項1〜7記載のサーマルプリンタ。
JP36413699A 1999-12-22 1999-12-22 サーマルヘッド及びサーマルプリンタ Pending JP2001180030A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100677593B1 (ko) * 2005-06-01 2007-02-02 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터에서 프린트헤드 온도 감지 장치 및 방법
WO2017110447A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 セイコーエプソン株式会社 サーマルヘッドの制御装置、これを備えたテープ印刷装置およびサーマルヘッドの制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100677593B1 (ko) * 2005-06-01 2007-02-02 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터에서 프린트헤드 온도 감지 장치 및 방법
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020910