JP2572758B2 - 直流再生回路 - Google Patents

直流再生回路

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JP2572758B2 JP61284844A JP28484486A JP2572758B2 JP 2572758 B2 JP2572758 B2 JP 2572758B2 JP 61284844 A JP61284844 A JP 61284844A JP 28484486 A JP28484486 A JP 28484486A JP 2572758 B2 JP2572758 B2 JP 2572758B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力信号の直流電位をクランプする直流
再生回路に関し、特に入力信号の最低電位を所定電位に
クランプする回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の回路の一例を第2図に示す。
図において、INは入力端子、Cはコンデンサ(結合容
量)、Q3,Q10はNPN,PNPトランジスタ、Vrefは基準電圧
源、I3,I10は電流源、Vccは電源である。
この回路はビデオ信号の同期信号の直流電圧(以下シ
ンクチップ電圧と呼ぶ)をクランプする場合によく用い
られるものである。この回路において、トランジスタ
Q3,Q10のベース,エミッタ間電圧をVBE10、トランジス
タQ3のそれをVBE3とすればシンクチップ電圧は第3図に
示すようにVref+VBE10−VBE3にクランプされる。ここ
でVBE3は電流源I3および出力端子に接続されるトランジ
スタの入力電流値およびコンデンサCの容量値および同
期信号の周期等でその値は決まる。そしてVBE10がVBE3
に等しくなる様に電流源I10を決めれば出力端子でのシ
ンクチップ電圧はVrefに等しくなるが、コンデンサCの
容量値やI3に自由度がなくなり、また、入力電流値のば
らつき等でクランプ電位が影響を受ける。特にクランプ
された入力ビデオ信号のシンクチップ電圧を基準として
信号処理を行う場合、設定電位に誤差を生じるという欠
点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の直流再生回路は以上のように構成されており、
VBE10とVBE3を等しくしようとするとCの容量値やI3
自由度がなくなり、また設定電位に誤差を生じるという
問題点があった。
この発明は、上記のような従来のものの問題点に鑑み
てなされたもので結合容量等に依存することなくビデオ
信号の同期信号の直流電圧を基準電圧源の電圧と正確に
一致させることができる直流再生回路を得ることを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る直流再生回路は、第1のトランジスタ
と第2のトランジスタはそれぞれのエミッタ電極が共通
接続されるとともに、その共通接続点には第1の電流源
が接続され、第2のトランジスタのベース電極には基準
電圧源が接続されるとともに、コレクタ電極には電源が
接続され、第1のトランジスタのコレクタ電極は第2の
電流源が接続されるとともに、第3のトランジスタのベ
ース電極が接続され、第3のトランジスタのコレクタ電
極は電源に接続され、エミッタ電極の第1のトランジス
タのベース電極,第3の電流源,出力端子に接続される
とともに、コンデンサを介して入力端子に接続され、第
1ないし第3のトランジスタとは反対導電型の第4のト
ランジスタはベース電極が第1のトランジスタのベース
電極に接続され、コレクタ電極が接地されるとともに、
エミッタ電極が第4の電流源に接続され、第1ないし第
3のトランジスタと同一導電型の第5のトランジスタは
ベース電極が第4のトランジスタのエミッタ電極に接続
され、コレクタ電極が電源に接続されるとともに、エミ
ッタ電極が第1のトランジスタのコレクタ電極に接続さ
れてなる回路構成としたものである。
〔作用〕 この発明においては、上述のように構成することによ
り、全帰還アンプが設けられており、これにより入力ク
ランプ電圧に直流帰還がかかるから、同期信号期間にお
いて同期信号のDC電圧が基準電圧と正確に等しくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による直流再生回路を示
す。図において、Q1とQ2とは差動対を構成する第1,第2
のトランジスタで、第3のトランジスタQ3と共に全帰還
型アンプを構成する。I1は差動対のバイアス電流源(第
1の電流源)、I2は第2の電流源であり、差動対のトラ
ンジスタQ1、Q2に等しく電流を流すためI1/2の値とす
る。なおI3は第3の電流源である。
この回路で、まずシンクチップでトランジスタQ3のエ
ミッタ電位がVrefに等しくなる様に帰還がかかっていた
とする。全帰還型アンプはその入,出力電位が等しくな
るように帰還がかかるアンプであり、トランジスタQ3
ベースが入力,トランジスタQ3のエミッタが出力に相当
する。従って同期信号の期間にはVrefそのものが本回路
の出力端子OUTより外部に取出される。この場合コンデ
ンサCには入力端子電圧とQ3のエミッタ電圧との電位差
に相当する電荷量が蓄えられている。
次に次の同期信号までの区間では入力信号はシンクチ
ップ電圧より高い電位となるためトランジスタQ3はカッ
トオフ状態となり、出力端子OUTには入力信号がそのま
ま伝達される。またこの区間では結合容量Cの電荷は電
流源I3等の電流により若干放電される。この放電された
電荷は同期信号の期間にトランジスタQ3によりVccから
充電され、トランジスタQ3のエミッタ電位がVrefに等し
くなったところで充電が終了する。このように常に同期
信号期間においては常に全帰還がかかりシンクチップ電
圧はVrefに等しくなる。
なお第4,第5のトランジスタQ4、Q5及び第4の電流源
I4は、同期信号以外の期間、即ちトランジスタQ3がカッ
トオフ状態になった場合にトランジスタQ1が飽和してh
FEが低下し、ベース電流が増大して信号が歪むのを防止
するためトランジスタQ1のコレクタ電位をベース電位以
下にならない様にするための回路を構成している。
第4図はシンクチップがVrefにクランプされた様子を
示す。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る直流再生回路によれ
ば、第1のトランジスタと第2のトランジスタはそれぞ
れのエミッタ電極が共通接続されるとともに、その共通
接続点には第1の電流源が接続され、第2のトランジス
タのベース電極には基準電圧源が接続されるとともに、
コレクタ電極には電源が接続され、第1のトランジスタ
のコレクタ電極は第2の電流源が接続されるとともに、
第3のトランジスタのベース電極が接続され、第3のト
ランジスタのコレクタ電極は電源に接続され、エミッタ
電極の第1のトランジスタのベース電極,第3の電流
源,出力端子に接続されるとともに、コンデンサを介し
て入力端子に接続され、第1ないし第3のトランジスタ
とは反対導電型の第4のトランジスタはベース電極が第
1のトランジスタのベース電極に接続され、コレクタ電
極が接地されるとともに、エミッタ電極が第4の電流源
に接続され、第1ないし第3のトランジスタと同一導電
型の第5のトランジスタはベース電極が第4のトランジ
スタのエミッタ電極に接続され、コレクタ電極が電源に
接続されるとともに、エミッタ電極が第1のトランジス
タのコレクタ電極に接続されてなる回路構成としたの
で、結合容量の大きさ等に依存することなく、入力信号
の最低電圧を正確に所定電圧に等しくすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による直流再生回路の回路
図、第2図は従来の直流再生回路の回路図、第3図は従
来の回路の動作波形を示す図、第4図は第1図の動作波
形を示す図である。 図において、INは入力端子、OUTは出力端子、Cはコン
デンサ、Q1〜Q5は第1〜第5のトランジスタ、I1〜I4
第1〜第4の電流源、Vrefは基準電圧源である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のトランジスタと第2のトランジスタ
    はそれぞれのエミッタ電極が共通接続されるとともに、
    その共通接続点には第1の電流源が接続され、 第2のトランジスタのベース電極には基準電圧源が接続
    されるとともに、コレクタ電極には電源が接続され、 第1のトランジスタのコレクタ電極は第2の電流源が接
    続されるとともに、第3のトランジスタのベース電極が
    接続され、 第3のトランジスタのコレクタ電極は電源に接続され、
    エミッタ電極は第1のトランジスタのベース電極,第3
    の電流源,出力端子に接続されるとともに、コンデンサ
    を介して入力端子に接続され、 第1ないし第3のトランジスタとは反対導電型の第4の
    トランジスタはベース電極が第1のトランジスタのベー
    ス電極に接続され、コレクタ電極が接地されるととも
    に、エミッタ電極が第4の電流源に接続され、 第1ないし第3のトランジスタと同一導電型の第5のト
    ランジスタはベース電極が第4のトランジスタのエミッ
    タ電極に接続され、コレクタ電極が電源に接続されると
    ともに、エミッタ電極が第1のトランジスタのコレクタ
    電極に接続されてなることを特徴とする直流再生回路。
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