JPH0833419B2 - ピークホールド回路 - Google Patents

ピークホールド回路

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JPH0833419B2
JPH0833419B2 JP12722489A JP12722489A JPH0833419B2 JP H0833419 B2 JPH0833419 B2 JP H0833419B2 JP 12722489 A JP12722489 A JP 12722489A JP 12722489 A JP12722489 A JP 12722489A JP H0833419 B2 JPH0833419 B2 JP H0833419B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はピークホールド回路に関し、特にオフセッ
ト電圧の小さいこと、高周波入力信号にも追従できるこ
と、あるいはホールド動作が早いことの少なくとも一つ
の長所を有するピークホールド回路に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図は従来のピークホールド回路を示す回路図であ
る。図において、1は入力端子、2は出力端子、3はサ
ンプル入力、4はホールド入力である。Q1,Q2は差動対
を構成するNPNトランジスタである。トランジスタQ
1は、ベースが入力端子1に、エミッタがトランジスタQ
2のエミッタに、コレクタがカレントミラーCM1に各々接
続されている。トランジスタQ2は、ベースが出力端子2
に、コレクタがカレントミラーCM1に各々接続されてい
る。カレントミラーCM1は、トランジスタQ1に流れる電
流と等しい電流をトランジスタQ2のコレクタに与えるた
めのものであり、PNPトランジスタQ3,Q4より成る。トラ
ンジスタQ3は、ダイオード接続されており、エミッタが
電源VCCに、コレクタがトランジスタQ1のコレクタに各
々接続されている。トランジスタQ4は、エミッタが電源
VCCに、コレクタがトランジスタQ2のコレクタに、ベー
スがトランジスタQ3のベースに各々接続されている。
Q5,Q6は差動対を構成するNPNトランジスタである。ト
ランジスタQ5は、ベースがサンプル入力3に、コレクタ
がトランジスタQ1とQ2のエミッタ共通接続点に、エミッ
タがトランジスタQ6のエミッタに各々接続されている。
トランジスタQ6は、コレクタが電源VCCに、ベースがホ
ールド入力4に各々接続される。トランジスタQ5とQ6
エミッタ共通接続点は、電流容量がI0である定電流源CS
1を介し接地されている。トランジスタQ5のON/OFFによ
り、トランジスタQ1,Q2より成る差動対が能動化/不能
化される。
トランジスタQ2のコレクタはダイオードD1のアノード
に接続され、ダイオードD1のカソードはホールド用のコ
ンデンサC1を介し接地されている。ダイオードD1は、コ
ンデンサC1からトランジスタQ2へ電流が流れ込むのを防
止する。定電流源CS2はコンデンサC1と並列に接続され
ており、コンデンサC1の充電電圧を一定の割合で放電さ
せる役目をする。
バッファ回路5は、コンデンサC1の充電電圧を出力端
子2に伝達する。バッファ回路5は、エミッタホロワNP
NトランジスタQ7と定電流源CS3より成る。トランジスタ
Q7は、コレクタが電源VCCに接続され、エミッタが出力
端子2に接続されるとともに、定電流源CS3を介し接地
されており、ベースにはコンデンサC1の充電電圧が与え
られる。
次に動作について第6図を用いながら説明する。サン
プルモードでは、サンプル入力3に“H"、ホールド入力
4に“L"が入力される。すると、トランジスタQ5がON
し、トランジスタQ1,Q2より成る差動対が能動化され
る。入力端子1への入力信号のレベルが出力端子2のレ
ベルより高いとトランジスタQ1がONし、定電流源CS1
より規定される電流I0がトランジスタQ1,Q3に流れる。
トランジスタQ3はトランジスタQ4とカレントミラーCM1
を構成しているのでトランジスタQ4のコレクタ電流もI0
となる。トランジスタQ2はOFFしているので、電流I0
ダイオードD1を介しコンデンサC1に与えられる。コンデ
ンサC1は電流I0により充電される。コンデンサC1の充電
電圧は、トランジスタQ7を介し出力端子2に与えられ
る。コンデンサC1の充電電圧が上昇すると出力端子2の
電位も次第に増加する。そして、出力端子2の電位が入
力端子1の電位と等しくなると、トランジスタQ1とQ2
導通度は等しくなり、トランジスタQ1,Q2には各々I0/2
の電流が流れる。従って、コンデンサC1には電流は供給
されず、コンデンサC1への充電はストップする。このよ
うにしてサンプル入力3が“H"の期間に対応する入力信
号のピーク値VPをサンプリングしている。
一方、ホールドモードでは、サンプル入力3に“L"、
ホールド入力4に“H"が入力される。すると、トランジ
スタQ5がOFFし、トランジスタQ1,Q2より成る差動対は不
能化される。従って、入力端子1にいかなる信号が入力
されても、出力端子2にはサンプルモード時のコンデン
サC1の充電電圧が出力される。つまり、サンプルモード
中の入力信号のピーク電圧VPがコンデンサC1にホールド
され出力端子2に出力され続ける。次にサンプルモード
になるまでの間に、コンデンサC1は定電流源CS2により
一定割合で放電される。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来のピークホールド回路は以上のように構成されて
おり、以下の3つの問題点があった。
サンプルモード時(サンプル入力3に“H"、ホール
ド入力4に“L"が入力されている時)、出力端子2の電
位よりも低い電位が入力端子1に与えられると、トラン
ジスタQ2がONする。ところが、このとき、トランジスタ
Q1がOFFするので、トランジスタQ2にはトランジスタQ4
からの電流供給がなく、そのためトランジスタQ2は深く
飽和してしまう。その結果、再び入力端子1の電位が出
力端子2の電位より高くなった場合、トランジスタQ2
ONからOFFへの移行に時間がかかり、本来コンデンサC1
に行くべき電流が少しの間トランジスタQ2を介して抜け
てしまうので、コンデンサC1の充電時間が長くなり、サ
ンプル動作に時間がかかるという問題点があった(以下
第1の問題点という)。
トランジスタQ1に流れる電流をトランジスタQ3,Q4
より成るカレントミラーCM1を介しコンデンサC1へ供給
しているので、入力端子1の電位が変化してからカレン
トミラーCM1中のトランジスタQ4のコレクタにコンデン
サC1へ供給すべき電流が実際に流れはじめるまで若干の
時間がかかる。このためコンデンサC1の充電が遅くな
り、サンプル動作に時間がかかるという問題点があっ
た。特に、入力端子1への入力信号が高周波の場合、入
力信号に追従してコンデンサC1に充電できず、正確なサ
ンプル動作ができないという問題点があった(以下第2
の問題点という)。
サンプルモードからホールドモードへの切り換え時
には、トランジスタQ1,Q2より成る差動対は不能化され
るので、トランジスタQ4のコレクタに残った電荷がコン
デンサC1に供給され、この電荷によりコンデンサC1が充
電されるので、オフセット電圧が発生するという問題点
があった(以下第3の問題点という)。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、サンプル動作が早いこと、高周波の入力信
号に対しても追従してサンプル動作ができること、ある
いはオフセット電圧が小さいことのうち少なくとも1つ
の長所を有するピークホールド回路を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係るピークホールド回路は、入力信号が与
えられる入力端子と、制御電極が前記入力端子に、第1
の電極が第1の電位に各々接続された第1のトランジス
タと、制御電極が出力端子に、第2の電極が前記第1の
トランジスタの第2の電極に各々接続され、前記第1の
トランジスタと差動対を構成する第2のトランジスタ
と、制御電極に第1の制御信号が与えられ、第1の電極
が前記第1,第2のトランジスタの第2の電極の共通接続
点に、第2の電極が第1の定電流源を介し第2の電位に
各々接続された第3のトランジスタと、制御電極に第1
の制御信号とは逆極性の第2の制御信号が与えられ、第
1の電極が前記第2のトランジスタの第1の電極に、第
2の電極が前記第3のトランジスタの第2の電極に各々
接続され、前記第3のトランジスタと差動対を構成する
第4のトランジスタと、前記第1の電位と前記第2のト
ランジスタの第1の電極との間に接続され、その電流容
量が前記第1の定電流源の電流容量の半分である第2の
定電流源と、前記第2のトランジスタの第1の電極と前
記第2の電位との間に接続され、前記第2の定電流源か
らの電流に応じて充電されるコンデンサと、前記コンデ
ンサに接続され、前記コンデンサの充電電圧を前記出力
端子に伝達するバッファ回路とを備えている。
請求項2に係るピークホールド回路は、入力信号が与
えられる入力端子と、制御電極が前記入力端子に接続さ
れた第1のトランジスタと、制御電極が出力端子に、第
1の電極が前記第1のトランジスタの第1の電極に接続
され、前記第1のトランジスタと差動対を構成する第2
のトランジスタと、前記第1,第2のトランジスタの第2
の電極と第1の電位との間に接続され、前記第1のトラ
ンジスタに流れる電流に応じた電流を前記第2のトラン
ジスタの第2の電極に出力するカレントミラー回路と、
前記第2のトランジスタの第2の電極と第2の電位との
間に接続され、前記カレントミラー回路からの電流に応
じて充電されるコンデンサと、前記コンデンサに接続さ
れ、前記コンデンサの充電電圧を前記出力端子に伝達す
るためのバッファ回路と、制御電極に第1の制御信号が
与えられ、第2の電極が前記第1,第2のトランジスタの
第1の電極の共通接続点に、第1の電極が電流源を介し
前記第2の電位に各々接続された第3のトランジスタ
と、制御電極に第1の制御信号とは逆極性の第2の制御
信号が与えられ、第2の電極が前記第2のトランジスタ
の第2の電極に、第1の電極が前記第3のトランジスタ
の第1の電極に各々接続され、前記第3のトランジスタ
と差動対を構成する第4のトランジスタとを備えてい
る。
〔作用〕
請求項1に記載の発明においては、第2のトランジス
タのOFFに応答して第2の定電流源によりコンデンサの
充電を行うようにしているので、コンデンサへの充電が
素早く行われる。また、高周波の入力信号が与えられて
もその周波数に追従してコンデンサに充電が行われる。
また、第4のトランジスタがONすると第2の定電流源の
電流は第4のトランジスタを介して第2の電位側に引き
抜かれる。
請求項2に記載の発明においては、第4のトランジス
タの第1の電極を第2のトランジスタの第2の電極に接
続しているので、第4のトランジスタがONすると、第2
のトランジスタの第2のトランジスタの第2の電極から
素早く電荷が引き抜かれる。
〔実施例〕
第1図は前記第1の問題点を解決するための、この発
明に係るピークホールド回路の第1の実施例を示す回路
図である。
図において、第5図に示した従来回路との相違点は、
NPNトランジスタQ8,Q9,Q10及び定電流源CS4,CS5を新た
に設けたことである。トランジスタQ8,Q9は各々、トラ
ンジスタQ2のコレクタ電位,ベース電位を出力端子2の
電位より1VBE(VBEはトランジスタのベース・エミッタ
間電圧)小さい電位にクランプする役目をする。トラン
ジスタQ8は、ベースが出力端子2に、コレクタが電源V
CCに、エミッタがトランジスタQ2のコレクタに各々接続
される。トランジスタQ9は、ベースが出力端子2に、コ
レクタが電源VCCに各々接続され、エミッタが定電流源C
S4を介し接地されるとともにトランジスタQ2のベースに
も接続されている。
トランジスタQ10は、トランジスタQ9によりトランジ
スタQ2のベース電位を出力端子2より1VBE小さくするよ
うにしたことに伴い、この1VBEを相殺し、入出力の電位
関係を従来と同様にするためのものである。トランジス
タQ10は、ベースが入力端子1に、コレクタが電源VCC
各々接続され、エミッタが定電流源CS5を介し接地され
るとともに、トランジスタQ1のベースにも接続されてい
る。その他の構成は従来と同様である。
次に動作について説明する。サンプルモード及びホー
ルドモードでの通常動作は従来と同様である。サンプル
モード時(サンプル入力3に“H"、ホールド入力4に
“L"が入力されている時)、出力端子2の電位よりも低
い電位が入力端子1に与えられると、トランジスタQ2
ON、トランジスタQ1がOFFする。このとき、トランジス
タQ2のコレクタ電位とベース電位は、トランジスタQ8
Q9により、各々出力端子2の電位よりも1VBE小さい電位
にクランプされているので、従来のようにトランジスタ
Q2が深く飽和することはない。そのため、入力端子1の
電位が再び出力端子2の電位より高くなっても、トラン
ジスタQ2は素早くOFFするので、コンデンサC1は素早く
充電される。
第2図は、前記第2の問題点を解決するための、この
発明に係るピークホールド回路の第2の実施例を示す回
路図である。図において、第5図に示した従来回路との
相違点は、カレントミラーCM1をなくし、新たに電流容
量I0/2の定電流源CS10を設けたことである。定電流源CS
10は、トランジスタQ2のコレクタと電源VCCとの間に接
続される。カレントミラーCM1をなくしたことに伴い、
トランジスタQ1のコレクタは直接電源VCCに接続され
る。その他の構成は従来と同様である。
次に動作について説明する。サンプルモード時、入力
端子1の電位が出力端子2の電位よりも高いと、トラン
ジスタQ1がON、トランジスタQ2がOFFする。この場合に
は、トランジスタQ2のOFFに応答して、コンデンサC1
定電流源CS10により充電される。このように、カレント
ミラーCM1を用いず、トランジスタQ2のOFFに応答して電
流源CS10によりコンデンサC1を充電するようにしたの
で、サンプル動作が素早く行われる。また、入力端子1
に高周波信号が入力されても高周波信号に追従してコン
デンサC1の充電が行われ、サンプル動作が正確に行われ
る。また、定電流源CS10の電流容量をI0/2に設定してい
るので、入力端子1と出力端子2の電位が等しくなった
場合、トランジスタQ1,Q2には各々I0/2の電流が流れる
ことになる。従って、入力端子1と出力端子2の電位が
等しくなった場合、従来同様、コンデンサC1に充電は行
われない。また、サンプルモードからホールドモードへ
切り換った場合(トランジスタQ5がON→OFF、トランジ
スタQ6がOFF→ON)、定電流源CS10の電流はトランジス
タQ6を介して接地側へ引き抜かれるのでホールドモード
時にコンデンサC1が不要に充電されることはない。
第3図は、前記第3の問題点を解決するための、この
発明に係るピークホールド回路の第3の実施例を示す回
路図である。図において、第5図に示した従来回路との
相違点は、トランジスタQ6のコレクタを電源VCCではな
くトランジスタQ2のコレクタに接続したことである。そ
の他の構成は従来と同様である。
次に動作について説明する。サンプルモード及びホー
ルドモードの通常動作は従来と同様である。サンプルモ
ードからホールドモードへの切り換え時(サンプル入力
が“H"→“L"、ホールド入力が“L"→“H")、トランジ
スQ5がOFFし、トランジスタQ6がONする。トランジスタQ
5がOFFするので、トランジスタQ1,Q2より成る差動対は
従来同様不能化されるわけであるが、トランジスタQ6
ONするので、トランジスタQ4のコレクタに残った電荷は
トランジスタQ6を介し引き抜かれ、コンデンサC1に供給
されることはない。その結果、サンプルモードからホー
ルドモードへの切り換え時にオフセット電圧が発生しな
くなる。
第4図は、前記第1,第2及び第3の問題点をすべて解
決するための、この発明に係るピークホールド回路の第
4の実施例を示す回路図である。この実施例は上記第1
〜第3の実施例の特徴をすべて備えている。つまり、第
5図に示した従来回路との相違点は、カレントミラーCM
1をなくし新たに定電流源CS10を設け、トランジスタQ6
のコレクタを電源VCCではなくトランジスタQ2のコレク
タに接続し、新たにトランジスタQ8,Q9,Q10を設けたこ
とである。これらの素子の接続は第1図〜第3図に示し
たのと同様である。この実施例では、第1図〜第3図に
示した回路の効果をすべて得られる。つまり、サンプル
動作が素早く行われ、高周波入力信号にも追従してサン
プル動作が行われ、かつサンプルモードからホールドモ
ードへの切り換え時にオフセット電圧が発生しないとい
う効果がある。
なお、図示していないが、第1図と第2図、第1図と
第3図、第2図と第3図に示した回路を組み合わせるこ
とにより、各々の回路の有する効果を組み合わせた効果
を得ることができる。
〔発明の効果〕
請求項1に記載の発明によれば、第2のトランジスタ
のOFFに応答して第2の定電流源によりコンデンサの充
電を行うようにしているので、コンデンサへの充電が素
早く行われ、サンプル動作が早くなるという効果があ
る。また、高周波の入力信号が与えられてもその周波数
に追従してコンデンサに充電が行われるので、正確にサ
ンプル動作が行われるという効果がある。また、第4の
トランジスタはONすると第2の定電流源の電流は第4の
トランジスタを介して第2の電位側に引き抜かれるの
で、ホールドモード時にコンデンサが不要に充電されな
いという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、第4のトランジスタ
の第2の電極を第2のトランジスタの第2の電極に接続
しているので、第4のトランジスタがONすると、第2の
トランジスタの第2のトランジスタの第2の電極から素
早く電荷が引き抜かれ、その結果、コンデンサが不要に
充電されず、サンプルモードからホールドモードへの切
り換え時(第4のトランジスタがOFFからONに切り換わ
る時)にオフセット電圧が生じることがないという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明に係るピークホールド回
路の一実施例を示す図、第5図は従来のピークホールド
回路を示す回路図、第6図は第5図に示した回路の動作
を説明するための図である。 図において、1は入力端子、2は出力端子、3はサンプ
ル入力、4はホールド入力、5はバッファ回路、Q1,Q2,
Q5,Q6,Q8及びQ9はトランジスタ、CM1はカレントミラ
ー、C1はコンデンサ、CS1及びCS10は定電流源、VCCは電
源である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号が与えられる入力端子と、 制御電極が前記入力端子に、第1の電極が第1の電位に
    各々接続された第1のトランジスタと、 制御電極が出力端子に、第2の電極が前記第1のトラン
    ジスタの第2の電極に各々接続され、前記第1のトラン
    ジスタと差動対を構成する第2のトランジスタと、 制御電極に第1の制御信号が与えられ、第1の電極が前
    記第1,第2のトランジスタの第2の電極の共通接続点
    に、第2の電極が第1の定電流源を介し第2の電位に各
    々接続された第3のトランジスタと、 制御電極に第1の制御信号とは逆極性の第2の制御信号
    が与えられ、第1の電極が前記第2のトランジスタの第
    1の電極に、第2の電極が前記第3のトランジスタの第
    2の電極に各々接続され、前記第3のトランジスタと差
    動対を構成する第4のトランジスタと、 前記第1の電位と前記第2のトランジスタの第1の電極
    との間に接続され、その電流容量が前記第1の定電流源
    の電流容量の半分である第2の定電流源と、 前記第2のトランジスタの第1の電極と前記第2の電位
    との間に接続され、前記第2の定電流源からの電流に応
    じて充電されるコンデンサと、 前記コンデンサに接続され、前記コンデンサの充電電圧
    を前記出力端子に伝達するバッファ回路とを備えたピー
    クホールド回路。
  2. 【請求項2】入力信号が与えられる入力端子と、 制御電極が前記入力端子に接続された第1のトランジス
    タと、 制御電極が出力端子に、第1の電極が前記第1のトラン
    ジスタの第1の電極に接続され、前記第1のトランジス
    タと差動対を構成する第2のトランジスタと、 前記第1,第2のトランジスタの第2の電極と第1の電位
    との間に接続され、前記第1のトランジスタに流れる電
    流に応じた電流を前記第2のトランジスタの第2の電極
    に出力するカレントミラー回路と、 前記第2のトランジスタの第2の電極と第2の電位との
    間に接続され、前記カレントミラー回路からの電流に応
    じて充電されるコンデンサと、 前記コンデンサに接続され、前記コンデンサの充電電圧
    を前記出力端子に伝達するためのバッファ回路と、 制御電極に第1の制御信号が与えられ、第2の電極が前
    記第1,第2のトランジスタの第1の電極の共通接続点
    に、第1の電極が電流源を介し前記第2の電位に各々接
    続された第3のトランジスタと、 制御電極に第1の制御信号とは逆極性の第2の制御信号
    が与えられ、第2の電極が前記第2のトランジスタの第
    2の電極に、第1の電極が前記第3のトランジスタの第
    1の電極に各々接続され、前記第3のトランジスタと差
    動対を構成する第4のトランジスタとを備えたピークホ
    ールド回路。
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