JPH02304371A - ピークホールド回路 - Google Patents

ピークホールド回路

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JPH02304371A
JPH02304371A JP12722489A JP12722489A JPH02304371A JP H02304371 A JPH02304371 A JP H02304371A JP 12722489 A JP12722489 A JP 12722489A JP 12722489 A JP12722489 A JP 12722489A JP H02304371 A JPH02304371 A JP H02304371A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はピークホールド回路に関し、特にオフセット
電圧の小さいこと、高周波入力信号にも追従できること
、あるいはホールド動作が早いことの少なくとも一つの
長所を有するピークホールド回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のピークホールド回路を示す回路図である
。図において、1は入力端子、2は出力端子、3はサン
プル人力、4はホールド人力である。Q、Q2は差動対
を構成するNPN トランジスタである。トランジスタ
Q1は、ベースが入力端子1に、エミッタがトランジス
タQ2のエミッタに、コレクタがカレントミラーCM、
に各々接続されている。トランジスタQ2は、ベースか
出力端子2に、コレクタがカレントミラーCM 1に各
々接続されている。カレントミラーCMlは、トランジ
スタQ1に流れる電流と等しい電流をトランジスタQ2
のコレクタに与えるためのものであり、PNPトランジ
スタQ、Q4より成る。
トランジスタQ3は、ダイオード接続されており、エミ
ッタが電源vccに、コレクタがトランジスタQlのコ
レクタに各々接続されている。トランジスタQ4は、エ
ミッタが電源■ccに、コレクタがトランジスタQ2の
コレクタに、ベースがトランジスタQ3のベースに各々
接続されている。
Q5.Q6は差動対を構成するNPN )ランジスタで
ある。トランジスタQ5は、ベースがサンプル人力3に
、コレクタがトランジスタQ1とQ2のエミッタ共通接
続点に、エミッタがトランジスタQ6のエミッタに各々
接続されている。トランジスタQ は、コレクタが電源
vccに、ベースがホールド人力4に各々接続される。
トランジスタQ とQ6のエミッタ共通接続点は、電流
容0が■ である定電流源C5Iを介し接地されている
。トランジスタQ5の0N10FFにより、トランジス
タQ、Q2より成る差動対が能動化/不能化される。
トランジスタQ2のコレクタはダイオードD1のアノー
ドに接続され、ダイオードD1のカソードはホールド用
のコンデンサC1を介し接地されている。ダイオードD
 は、コンデンサC1からトランジスタQ2へ電流が流
れ込むのを防止する。
定電流源C8はコンデンサC1と並列に接続されており
、コンデンサC1の充?1!電圧を一定の割合で放電さ
せる役目をする。
バッファ回路5は、コンデンサC1の充電電圧を出力端
子2に伝達する。バッファ回路5は、エミッタホロワN
PN )ランジスタQ7と定電流源C8より成る。トラ
ンジスタQ7は、コレクタが電源■ccに接続され、エ
ミッタが出力端子2に接続されるとともに、定電流源C
83を介し接地されており、ベースにはコンデンサC1
の充電電圧が与えられる。
次に動作について第6図を用いながら説明する。
サンプルモードでは、サンプル人力3に“H”、ホール
ド人力4に“L″が入力される。すると、トランジスタ
Q5がONL、トランジスタQ。
Q2より成る差動対が能動化される。入力端子1への入
力信号のレベルが出力端子2のレベルより高いとトラン
ジスタQ1がONL、定電流源C81により規定される
電流I。がトランジスタQ1゜Q に流れる。トランジ
スタQ3はトランジスタQ とカレントミラーCM1を
構成しているのでトランジスタQ のコレクタ電流もI
。となる。
トランジスタQ2はOFFしているので、電流I はダ
イオードD を介しコンデンサC1に与ロー えられる。コンデンサCは電流I。により充電■ される。コンデンサC1の充電電圧は、トランジスタQ
7を介し出力端子2に与えられる。コンデンサC1の充
電電圧が上昇すると出力端子2の電位も次第に増加する
。そして、出力端子2の電位が入力端子1の電位と等し
くなると、トランジスタQ とQ2の導通度は等しくな
り、トランジスりQ  、Q  には各々Io/2の電
流が流れる。
従って、コンデンサC1には電流は供給されず、コンデ
ンサC1への充電はストップする。このようにしてサン
プル人力3が“H“の期間に対応する入力信号のピーク
値Vpをサンプリングしている。
一方、ホールドモードでは、サンプル人力3に“L″、
ホールド人力4に“H”が入力される。
すると、トランジスタQ5が0FFL、トランジスタQ
 、Q2より成る差動対は不能化される。
■ 従って、入力端子1にいかなる信号が人力されても、出
力端子2にはサンプルモード時のコンデンサC1の充電
電圧が出力される。つまり、サンプルモード中の入力信
号のピーク電圧VpがコンデンサC1にホールドされ出
力端子2に出力され続ける。次にサンプルモードになる
までの間に、コンデンサCは定電流源C82により一定
割合で放電される。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のピークホールド回路は以上のように構成されてお
り、以下の3つの問題点があった。
■ サンプルモード時(サンプル人力3に“H”、ホー
ルド人力4に“L”が入力されている時)、出力端子2
の電位よりも低い電位が入力端子1に与えられると、ト
ランジスタQ2がONする。ところが、このとき、トラ
ンジスタQLがOFFするので、トランジスタQ2には
トランジスタQ4からの電流供給がなく、そのためトラ
ンジスタQ2は深く飽和してしまう。その結果、再び入
力端子1の電位が出力端子2の電位より高くなった場合
、トランジスタQ2のONからOFFへの移行に時間が
かかり、本来コンデンサCIに行くべき電流が少しの間
トランジスタQ2を介して抜けてしまうので、コンデン
サC1の充電時間が長くなり、サンプル動作に時間がか
かるという問題点があった(以下第1の問題点という)
■ トランジスタQ1に流れる電流をトランジスタQ 
 、Q  より成るカレントミラーCM、を介しコンデ
ンサC1へ供給しているので、入力端子1の電位が変化
してからカレントミラー0Ml中のトランジスタQ4の
コレクタにコンデンサC1へ供給すべき電流が実際に流
れはじめるまで若干の時間がかかる。このためコンデン
サCIの充電が遅くなり、サンプル動作に時間がかかる
という問題点があった。特に、入力端子1への入力信号
が高周波の場合、入力信号に追従してコンデンサC1に
充電できず、正確なサンプル動作かできないという問題
点があった(以下第2の問題点という)。
■ サンプルモードからホールドモードへの切り換え時
には、トランジスタQ、Q2より成る差動対は不能化さ
れるので、トランジスタQ4のコレクタに残った電荷が
コンデンサCIに供給され、この電荷によりコンデンサ
C1が充電されるので、オフセット電圧が発生するとい
う問題点があった(以下第3の問題点という)。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、サンプル動作が早いこと、高周波の入力信号
に対しても追従してサンプル動作ができること、あるい
はオフセット電圧が小さいことのうち少なくとも1つの
長所を有するピークホールド回路を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係るピークホールド回路は、入力信号が与え
られる入力端子と、制御電極が前記入力端子に、第1の
電極が第1の電位に、第2の電極が第2の電位に各々接
続された第1のトランジスタと、制御電極が前記第1の
トランジスタの第2の電極に接続された第2のトランジ
スタと、第2の電極が前記第2のトランジスタの第2の
電極に接続され、前記第2のトランジスタと差動対を構
成する第3のトランジスタと、前記第2.第3のトラン
ジスタの第1の電極と前記第1の電位との間に接続され
、前記第2のトランジスタに流れる電流に応じた電流を
前記第3のトランジスタの第1の電極に出力するカレン
トミラー回路と、前記第3のトランジスタの第1の電極
と第2の電位との間に接続され、前記カレントミラー回
路からの電流に応じて充電されるコンデンサと、前記コ
ンデンサに接続され、前記コンデンサの充電電圧を出力
端子に伝えるバッファ回路と、制御電極が正妃出力端子
に、第1の電極が前記第1の電位に、第2の電、極が前
記第3のトランジスタの制御電極に各々接続された第4
のトランジスタと、制御電極が前記出力端子に、第1の
電極が前記第1の電位に、第2の電極が前記第3のトラ
ンジスタの第2の電極に各々接続された第5のトランジ
スタと、前記第2.第3のトランジスタの第2の電極の
共通接続点に接続され、与えられる制御信号に応じて前
記第2と第3のトランジスタにより構成される差動対に
選択的に電流源を接続することにより該差動対の能動化
/不能化を制御するスイッチング手段とを備えている。
請求項2に係るピークホールド回路は、入力信号が与え
られる入力端子と、制御電極が前記入力端子に、第1の
電極が第1の電位に各々接続された第1のトランジスタ
と、制御電極が出力端子に、第2の電極が前記第1のト
ランジスタの第2の電極に各々接続され、前記第1のト
ランジスタと差動対を構成する第2のトランジスタと、
制御電極に第1の制御信号が与えられ、第1の電極が前
記第1.第2のトランジスタの第2のr!、Mのノ(連
接読点に、第2の電極が第1の定電流源を介l、第2の
電位に各々接続された第3のトランジスタと、制r8電
極に第1の制御信号とは逆極性の第2の制御信号が与え
られ、第1の電極が前記第2のトランジスタの第1の電
極に、第2の電極が前記第3のトランジスタの第2の電
極に各々接続され、前記第3のトランジスタと差動対を
構成する第4のトランジスタと、前記第1の、電位と前
記第2のトランジスタの第1の電極との間に接続され、
その電流容量が前記第1の定電流源の電流容量の半分で
ある第2の定電流源と、前記第2のトランジスタの第1
の電極と前記第2の電位との間に接続され、前記第2の
定電流源からの電流に応じて充電されるコンデンサと、
前記コンデンサに接続され、前記コンデンサの充電電圧
を前記出力端子に伝達するバッファ回路とを備えている
請求項3に係るピークホールド回路は、入力信号が!テ
えられる入力端子と、制御電極が前記入力端子に接続さ
れた第1のトランジスタと、制御n711i極が出力端
子に、第1の電極が前記第1のトランジスタの第1の電
極に接続され、前記第1のトランジスタと差動対を構成
する第2のトランジスタと、前記第1.第2のトランジ
スタの第2の電極と第1の電位との間に接続され、前記
第1のトランジスタに流れる電流に応じた電流を前記第
2のトランジスタの第2の電極に出力するカレントミラ
ー回路と、前記第2のトランジスタの第2の電極と第2
の電位との間に接続され、前記カレントミラー回路から
の電流に応じて充電されるコンデンサと、前記コンデン
サに接続され、前記コンデンサの充電電圧を前記出力端
子に伝達するためのバッファ回路と、制御電極に第1の
制御信号が与えられ、第2の電極が前記第1.第2のト
ランジスタの第1の電極の共通接続点に、第1の電極が
電流源を介し前記第2の電位に各々接続された第3のト
ランジスタと、制御電極に第1の制御信号とは逆極性の
第2の制御信号が与えられ、第2の電極が前記第2のト
ランジスタの第2の電極に、第1の電極が前記第3のト
ランジスタの第1の電極に各々接続され、前記第3のト
ランジスタと差動対を構成する第4のトランジスタとを
備えている。
〔作用〕
請求項1に記載の発明においては、制御電極が共に出力
端子に接続された第4.第5のトランジスタを設け、第
3のトランジスタの制御電極の電位と第1の電極の電位
とを等しい電位にクランプしているので、第3のトラン
ジスタが飽和することがなく、第3のトランジスタのO
NからOFFへの移行時間が短くなる。
請求項2に記載の発明においては、第2のトランジスタ
のOFFに応答して第2の定電流源によりコンデンサの
充電を行うようにしているので、コンデンサへの充電が
素早く行われる。また、高周波の入力信号が与えられて
もその周波数に追従(7てコンデンサに充電が行われる
。また、第4のトランジスタがONすると第2の定電流
源の電流は第4のトランジスタを介して第2の電位側に
引き抜かれる。
1清水項3に記載の発明においては、第4のトランジス
タの第1の電極を第2のトランジスタの第2の電極に接
続しているので、第4のトランジスタがONすると、第
2のトランジスタの第2のトランジスタの第2の電極か
ら素早く電荷が引き抜かれる。
〔実施例〕
第1図は前記第1の問題点を解決するための、この発明
に係るピークホールド回路の第1の実施例を示す回路図
である。
図において、第5図に示した従来回路との相違点は、N
PN )ランジスタQ、Q、Q、o及び定電流源cs、
cs5を新たに設けたことである。トランジスタQ、Q
9は各々、トランジスりQ2のコレクタ電位、ベース電
位を出力端子2の電位より1vBE(vBEはトランジ
スタのベース・エミッタ間電圧)小さい電位にクランプ
する役目をする。トランジスタQ8は、ベースが出力端
子2に、コレクタが電源Vccに、エミッタがトランジ
スタQ2のコレクタに各々接続される。トランジスタQ
9は、ベースが出力端子2に、コレクタが電源V。Cに
各々接続され、エミッタが定電流源C84を介し接地さ
れるとともにトランジスタQ2のベースにも接続されて
いる。
トランジスタQ1oは、トランジスタQ9によりトラン
ジスタQ2のベース電位を出力端子2よりIVBE小さ
くするようにした巳とに伴い、この1v8−相殺し、入
出力の電位関係を従来と同様にするためのものである。
トランジスタQ10は、ベースが入力端子1に、コレク
タが電源Vccに各々接続され、エミッタが定電流源C
85を介し接地されるとともに、トランジスタQlのベ
ースにも接続されている。その他の構成は従来と同様で
ある。
次に動作について説明する。サンプルモード及びホール
ドモードでの通常動作は従来と同様である。サンプルモ
ード時(サンプル人力3に“H゛、ホールド人力4に“
L”が入力されている時)、出力端子2の電位よりも低
い電位が入力端子1に与えられると、トランジスタQ2
がON、)ランジスタQ1がOFFする。このとき、ト
ランジスタQ2のコレクタ電位とベース電位は、トラン
ジスタQ8とQ9により、各々出力端子2の電位よりも
IVBIE小さい電位にクランプされているので、従来
のようにトランジスタQ2が深く飽和することはない。
そのため、入力端子1の電位が再び出力端子2の電位よ
り高くなっても、トランジスタQ は素早<OFFする
ので、コンデンサCIは素早く充電される。
第2図は、前記第2の問題点を解決するための、この発
明に係るピークホールド回路の第2の実施例を示す回路
図である。図において、第5図に示しな従来回路との相
違点は、カレントミラーCM  をなくし、新たに電流
窓ff1l。/2の定電流源C5を設けたことである。
定電流源c s t。
O は、トランジスタQ のコレクタと7[i [V cc
との間に接続される。カレントミラーCM1をなく1゜
たことに伴い、トランジスタQ1のコレクタは直接電源
V。0に接続される。その他の構成は従来と同様である
次に動作について説明する。サンプルモード時、入力端
子1の電位が出力端子2の電位よりも高いと、トランジ
スタQ1がONl トランジスタQ2がOFFする。こ
の場合には、トランジスタQ2のOFFに応答して、コ
ンデンサC1は定電流源c s toにより充電される
。このように、カレントミラーCM  を用いず、トラ
ンジスタQ2のOFFに応答して電流源c s toに
よりコンデンサC1を充電するようにしたので、サンプ
ル動作が素早く行われる。また、入力端子1に高周波信
号が人力されても高周波信号に追従してコンデンサC1
の充電が行われ、サンプル動作が正確に行われる。
また、定電流源CS 、oの電流容量を!。/2に設定
しているので、入力端子1と出力端子2の電位が等しく
なった場合、トランジスタQ  、Q  には各々Io
/2の電流が流れることになる。従って、入力端子1と
出力端子2の電位が等しくなった場合、従来同様、コン
デンサC1に充電は行われない。また、サンプルモード
からホールドモードへ切り換った場合(トランジスタQ
5がON→OFF、hランジスタQ6がOFF→ON)
、定電流源c s toの電流はトランジスタQ6を介
して接地側へ引き抜かれるのでホールドモード時にコン
デンサCIが不要に充電されることはない。
第3図は、前記第3の問題点を解決するための、この発
明に係るピークホールド回路の第3の実施例を示す回路
図である。図において、第5図に示した従来回路との相
違点は、トランジスタQ6のコレクタを電源V。Cでは
なくトランジスタQ2のコレクタに接続したことである
。その他の構成は従来と同様である。
次に動作について説明する。サンプルモード及びホール
ドモードの通常動作は従来と同様である。
サンプルモードからホールドモードへの切り換え時(サ
ンプル入力が“H#→“L”、ホールド人力が“L”→
“H”)、トランジスQ5がOFFし、トランジスタQ
6がONする。トランジスタQ がOFFするので、ト
ランジスタQ、Q25■ より成る差動対は従来同様不能化されるわけであるが、
トランジスタQ6がONするので、トランジスタQ4の
コレクタに残った電荷はトランジスタQ6を介し引き抜
かれ、コンデンサCIに供給されることはない。その結
果、サンプルモードからホールドモードへの切り換え時
にオフセット電圧が発生しなくなる。
第4図は、前記第1.第2及び第3の問題点をすべて解
決するための、この発明に係るピークホールド回路の第
4の実施例を示す回路図である。
この実施例は上記第1〜第3の実施例の特徴をすべて備
えている。つまり、第5図に示した従来回路との相違点
は、カレントミラーCM、をなくし新たに定電流源c 
s toを設け、トランジスタQ6のコレクタを?ui
V  ではなくトランジスタQ2C のコレクタに接続し、新たにトランジスタQ8゜Q9”
10を設けたことである。これらの素子の接続は第1図
〜第3図に示したのと同様である。
この実施例では、第1図〜第3図に示した回路の効果を
すべて得られる。つまり、サンプル動作が素早く行われ
、高周波入力信号にも追従してサンプル動作が行われ、
かつサンプルモードからホールドモードへの切り換え時
にオフセット電圧が発生しないという効果がある。
なお、図示していないが、第1図と第2図、第1図と第
3図、第2図と第3図に示した回路を組み合わせること
により、各々の回路の有する効果を組み合わせた効果を
得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、制御電
極が共に出ツノ端子に接続された第4.第5のトランジ
スタを設け、第3のトランジスタの制御電極の電位と第
1の電極の電位を等しい電位にクランプしているので、
第3のトランジスタが飽和することがなく、第3のトラ
ンジスタがONからOFFへの移行が素早く行われ、そ
の結果、コンデンサへの充電も素早く行われ、サンプル
動作が早くなるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、第2のトランジスタの
OFFに応答して第2の定電流源によりコンデンサの充
電を行うようにしているので、コンデンサへの充電が素
早く行われ、サンプル動作が早くなるという効果がある
。また、高周波の入力信号が与えられてもその周波数に
追従l、てコンデンサに充電が行われるので、正確にサ
ンプル動作が行われるという効果がある。また、第4の
トランジスタはONすると第2の定電流源の電流は第4
のトランジスタを介して第2の電位側に引き抜かれるの
で、ホールドモーモ 不要に充電されないという効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、第4のトランジスタの
第2の電極を第2のトランジスタの第2の電極に接続し
ているので、第4のトランジスタがONすると、第2の
トランジスタの第2のトランジスタの第2の電極から素
早く電荷が引き抜かれ、その結果、コンデンサが不要に
充電されず、サンプルモードからホールドモードへの切
り換え時(第4のトランジスタがOFFからONに切り
換わる時)にオフセット電圧が生じることがないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第11図ないし第4図はこの発明に係るピークホールド
回路の一実施例を示す図、第5図は従来のピークホール
ド回路を示す回路図、第6図は第5図に示した回路の動
作を説明するための図である。 図において、1は入力端子、2は出力端子、3はサンプ
ル人力、4はホールド入力、5はバッファ回路、Q  
、Q  、Q  、C6,C8及びQ9はトランジスタ
、CMlはカレントミラー、C1はコンデンサ、C8及
びc s toは定電流源、■ccは電源である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号が与えられる入力端子と、 制御電極が前記入力端子に、第1の電極が第1の電位に
    、第2の電極が第2の電位に各々接続された第1のトラ
    ンジスタと、 制御電極が前記第1のトランジスタの第2の電極に接続
    された第2のトランジスタと、 第2の電極が前記第2のトランジスタの第2の電極に接
    続され、前記第2のトランジスタと差動対を構成する第
    3のトランジスタと、 前記第2、第3のトランジスタの第1の電極と前記第1
    の電位との間に接続され、前記第2のトランジスタに流
    れる電流に応じた電流を前記第3のトランジスタの第1
    の電極に出力するカレントミラー回路と、 前記第3のトランジスタの第1の電極と第2の電位との
    間に接続され、前記カレントミラー回路からの電流に応
    じて充電されるコンデンサと、前記コンデンサに接続さ
    れ、前記コンデンサの充電電圧を出力端子に伝えるバッ
    ファ回路と、制御電極が前記出力端子に、第1の電極が
    前記第1の電位に、第2の電極が前記第3のトランジス
    タの制御電極に各々接続された第4のトランジスタと、 制御電極が前記出力端子に、第1の電極が前記第1の電
    位に、第2の電極が前記第3のトランジスタの第2の電
    極に各々接続された第5のトランジスタと、 前記第2、第3のトランジスタの第2の電極の共通接続
    点に接続され、与えられる制御信号に応じて前記第2と
    第3のトランジスタにより構成される差動対に選択的に
    電流源を接続することにより該差動対の能動化/不能化
    を制御するスイッチング手段とを備えたピークホールド
    回路。
  2. (2)入力信号が与えられる入力端子と、 制御電極が前記入力端子に、第1の電極が第1の電位に
    各々接続された第1のトランジスタと、制御電極が出力
    端子に、第2の電極が前記第1のトランジスタの第2の
    電極に各々接続され、前記第1のトランジスタと差動対
    を構成する第2のトランジスタと、 制御電極に第1の制御信号が与えられ、第1の電極が前
    記第1、第2のトランジスタの第2の電極の共通接続点
    に、第2の電極が第1の定電流源を介し第2の電位に各
    々接続された第3のトランジスタと、 制御電極に第1の制御信号とは逆極性の第2の制御信号
    が与えられ、第1の電極が前記第2のトランジスタの第
    1の電極に、第2の電極が前記第3のトランジスタの第
    2の電極に各々接続され、前記第3のトランジスタと差
    動対を構成する第4のトランジスタと、 前記第1の電位と前記第2のトランジスタの第1の電極
    との間に接続され、その電流容量が前記第1の定電流源
    の電流容量の半分である第2の定電流源と、 前記第2のトランジスタの第1の電極と前記第2の電位
    との間に接続され、前記第2の定電流源からの電流に応
    じて充電されるコンデンサと、前記コンデンサに接続さ
    れ、前記コンデンサの充電電圧を前記出力端子に伝達す
    るバッファ回路とを備えたピークホールド回路。
  3. (3)入力信号が与えられる入力端子と、 制御電極が前記入力端子に接続された第1のトランジス
    タと、 制御電極が出力端子に、第1の電極が前記第1のトラン
    ジスタの第1の電極に接続され、前記第1のトランジス
    タと差動対を構成する第2のトランジスタと、 前記第1、第2のトランジスタの第2の電極と第1の電
    位との間に接続され、前記第1のトランジスタに流れる
    電流に応じた電流を前記第2のトランジスタの第2の電
    極に出力するカレントミラー回路と、 前記第2のトランジスタの第2の電極と第2の電位との
    間に接続され、前記カレントミラー回路からの電流に応
    じて充電されるコンデンサと、前記コンデンサに接続さ
    れ、前記コンデンサの充電電圧を前記出力端子に伝達す
    るためのバッファ回路と、 制御電極に第1の制御信号が与えられ、第2の電極が前
    記第1、第2のトランジスタの第1の電極の共通接続点
    に、第1の電極が電流源を介し前記第2の電位に各々接
    続された第3のトランジスタと、 制御電極に第1の制御信号とは逆極性の第2の制御信号
    が与えられ、第2の電極が前記第2のトランジスタの第
    2の電極に、第1の電極が前記第3のトランジスタの第
    1の電極に各々接続され、前記第3のトランジスタと差
    動対を構成する第4のトランジスタとを備えたピークホ
    ールド回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006300756A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Rohm Co Ltd 信号値ホールド装置
JP2010096696A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Toyota Central R&D Labs Inc ホールド回路

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