JPH05343920A - 正負波形分離回路 - Google Patents

正負波形分離回路

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JPH05343920A
JPH05343920A JP15017592A JP15017592A JPH05343920A JP H05343920 A JPH05343920 A JP H05343920A JP 15017592 A JP15017592 A JP 15017592A JP 15017592 A JP15017592 A JP 15017592A JP H05343920 A JPH05343920 A JP H05343920A
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Masanobu Shinoda
匡暢 篠田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力信号に忠実に、歪や出力オフセット等のな
い入力信号の正の波形,負の波形を分離取り出す事。 【構成】正負波形分離後の正の波形と負の波形とを合成
した信号を電流(又は電圧)負帰還する増幅器4を備
え、正負波形分離回路の出力に使用しているカレントミ
ラー回路8,9の歪,出力オフセットをなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は正負波形分離回路に関
し、特に入力信号に忠実に、正の波形,負の波形を取出
す必要のある検波回路に用いられる正負波形分離回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の正負波形分離回路は、図3に示す
ように、入力端1より抵抗13を介して反転・非反転入
力を有する増幅器5の反転入力に入力信号を入れ、増幅
器5の出力よりNPNトランジスタ6とPNPトランジ
スタ7とのベースに接続し、このNPNトランジスタ6
とPNPトランジスタ7とのそれぞれのエミッタを増幅
器5の反転入力に接続する。増幅器5の非反転入力は、
抵抗15を介して、バイアス電源16に接続する。前記
NPNトランジスタ6とPNPトランジスタ7との各コ
レクタは、第1,第2のカレントミラー回路8,9の入
力に接続し、第2のカレントミラー回路9の出力より、
第3のカレントミラー回路10の入力に接続し、第1の
カレントミラー回路8と第3のカレントミラー回路10
の各出力を出力端2,3を有している。
【0003】前記構成にて、図4に示すように入力端1
より入力された入力信号は、抵抗13により電流信号に
変換され、負の波形の時、NPNトランジスタ6がON
し、エミッタより抵抗13を介して、入力端1に電流信
号が流れ込む。
【0004】又、正の波形の時、PNPトランジスタ7
がONし、入力端1より抵抗13を介して、PNPトラ
ンジスタ7のエミッタに流れ込む。
【0005】NPNトランジスタ6がONした時、コレ
クタより第1のカレントミラー回路8を介して、出力端
3に入力信号の負の波形の電流信号が出力(流れ出す)
される。
【0006】又、PNPトランジスタ7がONした時、
コレクタより第2,第3のカレントミラー回路9,10
を介して、出力端2に入力信号の正の波形の電流信号が
出力(流れ出す)される。第3のカレントミラー回路1
0は、出力端2より出力する電流信号と流れ出す方向に
する為、付加した回路である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の正負
波形分離回路では、回路構成が第1,第2,第3のカレ
ントミラー回路を介して出力している為、カレントミラ
ー回路を構成するNPN(又PNP)トランジスタ6,
7のhFE値や、このhFE対Ic特性やhoe値等に
より、カレントミラー回路で入力された信号が出力され
た時、歪や出力オフセット等の諸問題点が発生し、忠実
な正負の波形分離がなされていなかった。
【0008】本発明の目的は、前記問題点を解決し、忠
実に正負の波形分離がなされるようにした正負波形分離
回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の正負波形
分離回路の構成は、入力信号を入力端より第1の抵抗を
介して第1の増幅器の非反転入力に入力し、前記第1の
増幅器の出力より第2の抵抗を介して第2の増幅器の反
転入力に接続し、前記第2の増幅器の出力をNPNトラ
ンジスタとPNPトランジスタとのベースに接続し、前
記NPNトランジスタと前記PNPトランジスタとのエ
ミッタを第2の増幅器の反転入力に接続し、前記NPN
トランジスタと前記PNPトランジスタとのコレクタを
第1,第2のカレントミラー回路の入力におのおの接続
し、前記第1,第2のカレントミラー回路の第1の出力
同士を接続し、この接続した点を直接又は第3の抵抗を
介して前記第1の増幅器の非反転入力に接続し、前記第
1の増幅器の反転入力と前記第2の増幅器の非反転入力
とにバイアス源から定電圧を導き、前記第1のカレント
ミラー回路の第2の出力を一出力端となし、前記第2の
カレントミラー回路の第2の出力を第3のカレントミラ
ー回路を介して他の出力端となすことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の正負波形分離回路の構成
は、入力信号を第1の増幅器の反転入力に導き、前記第
1の増幅器の出力を第1の抵抗を介して第2の増幅器の
反転入力に接続し、前記第2の増幅器の出力をNPNト
ランジスタとPNPトランジスタとのベースに接続し、
前記NPNトランジスタと前記PNPトランジスタとの
エミッタを前記第2の増幅器の反転入力に接続し、前記
NPNトランジスタと前記PNPトランジスタとのコレ
クタを第1,第2のカレントミラー回路の入力におのお
の接続し、前記第1,第2のカレントミラー回路の第1
の出力同士を接続し、前記接続した点より前記第1の増
幅器の非反転入力と第2の抵抗の一端に接続し、前記第
2の抵抗の他端と前記第2の増幅器の非反転入力とにバ
イアス源から定電圧を導き、前記第1のカレントミラー
回路の第2の出力を一出力端となし、前記第2のカレン
トミラー回路の第2の出力を第3のカレントミラー回路
を介して他の出力端となすことを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の正負波形分離回路
を示すブロック図である。
【0012】図1において、本発明の一実施例の正負波
形分離回路は、入力信号を入力端1より抵抗11を介し
て、増幅器4の非反転(+)入力に入力し、前記増幅器
4の出力より抵抗13を介して、増幅器5の反転入力
(−)に接続し、前記増幅器5の出力をNPNトランジ
スタ6とPNPトランジスタ7の各ベースに接続し、前
記NPNトランジスタ6とPNPトランジスタ7の各エ
ミッタを増幅器5の反転入力に接続し、NPNトランジ
スタ6とPNPトランジスタ7の各コレクタをカレント
ミラー回路8,9の各入力におのおの接続し、カレント
ミラー回路8,9の第1の出力同士を接続し、その接続
点20を(又は抵抗12を介して)増幅器4の非反転入
力に接続し、増幅器4の反転入力と増幅器5の非反転入
力にバイアス源16よりそれぞれの抵抗14,15を介
して接続する。
【0013】カレントミラー回路9の第2の出力より、
カレントミラー回路10を介して、出力端2に出力す
る。又、カレントミラー回路8の第2の出力は出力端3
より出力する。
【0014】このように、本実施例の正負波形分離回路
は、従来の正負波形分離回路の入力に、正負波形分離後
の正の波形と負の波形とを合成した信号を負帰還する増
幅器を備えている。
【0015】次に本構成の動作について説明する。入力
端1より入力した入力信号(図4の入力端1の波形)
は、正の波形(斜線)の時、抵抗11,12を介してカ
レントミラー回路9の第1の出力に、正の電流信号(節
点20の波形)として流入する。この波形の信号を
(A)とする。その時、増幅器4の出力は、バイアス源
16の電位より正(入力信号と同相)に振れ、抵抗13
を介してPNPトランジスタ7のエミッタに正の電流信
号(B)として流入し、コレクタよりカレントミラー回
路9を介して、第1の出力より抵抗11,12を介して
きた、正の波形の電流信号(A)を引く。又、入力信号
が負の波形の時、抵抗11,12を介してカレントミラ
ー回路8の第1の出力より負の電流信号(C)として流
出する。その時、増幅器4の出力は、バイアス源16の
電位より負に振れ、抵抗13を介してNPNトランジス
タ6のエミッタより負の電流信号(D)として流出し、
コレクタよりカレントミラー回路8を介して、第1の出
力より正の電流信号と同様に抵抗11,12を介してい
く。負の波形の電流信号(C)を流出する。この2つの
増幅器より2つの負帰還回路を構成する。カレントミラ
ー回路9の第2の出力より、カレントミラー回路10を
介して、出力端2に正の波形の電流信号(図4の出力端
2の波形)を流出する。又、カレントミラー回路8の第
2の出力より、出力端3に負の波形の電流信号(出力端
3の波形:(C))を流出する。カレントミラー回路
8,9,10の入出力の比が同一であり、抵抗11,1
3が同一値の時、正の電流信号(A),(B)が同一値
となり、同様に負の電流信号(C),(D)も同一値と
なる。
【0016】抵抗12は、カレントミラー回路8,9の
構成するNPN(又はPNP)トランジスタのhoe値
(アーリー効果)により影響を改善を図る場合に、出力
端2,3につながる負荷と同値とする。
【0017】抵抗14,15は、増幅器4,5の入力オ
フセットをなくす為に挿入する。
【0018】図2は本発明の他の実施例のブロック図で
ある。図2において、本実施例は、図1の増幅器4で構
成した電流負帰還を、電圧負帰還構成に変えた場合の実
施例である。
【0019】即ち、入力端1は増幅器4の反転入力又は
入力オフセット改善の為、抵抗14を介して反転入力に
接続し、非反転入力はカレントミラー回路8,9の第2
の出力に接続し、その接続点21より抵抗(負荷抵抗)
12の一端を接続する。この抵抗12の他端は、バイア
ス源16に接続する。この他の構成部分は、図1と同様
である。
【0020】接続点21の波形は図に示す通りである。
本実施例の動作は、前記一実施例と同様であるので、省
略する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、正負波
形の分離後の信号を合成して、増幅器に電流又は電圧負
帰還を行うので、第1,第2のカレントミラー回路で発
生する歪,出力オフセットが、増幅器の1/利得に圧縮
され、その為入力信号に忠実な正負の波形が二つの出力
端より得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の正負波形分離回路を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例の正負波形分離回路を示
すブロック図である。
【図3】従来使用されている正負波形分離回路を示すブ
ロック図である。
【図4】図1乃至図3の各部の動作波形を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
1 入力端 2,3 出力端 4,5 増幅器 6 NPNトランジスタ 7 PNPトランジスタ 8,9,10 カレントミラー回路 11,12,13,14,15 抵抗 16 バイアス源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を入力端より第1の抵抗を介し
    て第1の増幅器の非反転入力に入力し、前記第1の増幅
    器の出力より第2の抵抗を介して第2の増幅器の反転入
    力に接続し、前記第2の増幅器の出力をNPNトランジ
    スタとPNPトランジスタとのベースに接続し、前記N
    PNトランジスタと前記PNPトランジスタとのエミッ
    タを第2の増幅器の反転入力に接続し、前記NPNトラ
    ンジスタと前記PNPトランジスタとのコレクタを第
    1,第2のカレントミラー回路の入力におのおの接続
    し、前記第1,第2のカレントミラー回路の第1の出力
    同士を接続し、この接続した点を直接又は第3の抵抗を
    介して前記第1の増幅器の非反転入力に接続し、前記第
    1の増幅器の反転入力と前記第2の増幅器の非反転入力
    とにバイアス源から定電圧を導き、前記第1のカレント
    ミラー回路の第2の出力を一出力端となし、前記第2の
    カレントミラー回路の第2の出力を第3のカレントミラ
    ー回路を介して他の出力端となすことを特徴とする正負
    波形分離回路。
  2. 【請求項2】 入力信号を第1の増幅器の反転入力に導
    き、前記第1の増幅器の出力を第1の抵抗を介して第2
    の増幅器の反転入力に接続し、前記第2の増幅器の出力
    をNPNトランジスタとPNPトランジスタとのベース
    に接続し、前記NPNトランジスタと前記PNPトラン
    ジスタとのエミッタを前記第2の増幅器の反転入力に接
    続し、前記NPNトランジスタと前記PNPトランジス
    タとのコレクタを第1,第2のカレントミラー回路の入
    力におのおの接続し、前記第1,第2のカレントミラー
    回路の第1の出力同士を接続し、前記接続した点より前
    記第1の増幅器の非反転入力と第2の抵抗の一端に接続
    し、前記第2の抵抗の他端と前記第2の増幅器の非反転
    入力とにバイアス源から定電圧を導き、前記第1のカレ
    ントミラー回路の第2の出力を一出力端となし、前記第
    2のカレントミラー回路の第2の出力を第3のカレント
    ミラー回路を介して他の出力端となすことを特徴とする
    正負波形分離回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4851304A (en) * 1987-04-10 1989-07-25 Toray Industries, Inc. Electrode substrate for fuel cell and process for producing the same
KR100425509B1 (ko) * 2001-06-21 2004-03-30 정해옥 자동 전압조절기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4851304A (en) * 1987-04-10 1989-07-25 Toray Industries, Inc. Electrode substrate for fuel cell and process for producing the same
KR100425509B1 (ko) * 2001-06-21 2004-03-30 정해옥 자동 전압조절기

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