JP2569019Y2 - 検知器のロック機構 - Google Patents

検知器のロック機構

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JP2569019Y2
JP2569019Y2 JP1991079590U JP7959091U JP2569019Y2 JP 2569019 Y2 JP2569019 Y2 JP 2569019Y2 JP 1991079590 U JP1991079590 U JP 1991079590U JP 7959091 U JP7959091 U JP 7959091U JP 2569019 Y2 JP2569019 Y2 JP 2569019Y2
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JP
Japan
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cover
lock
base
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detector
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JP1991079590U
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JPH0523069U (ja
Inventor
一雄 塚本
克康 瀧本
嘉文 森川
Original Assignee
竹中エンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案はベース、本体、カバー
分離可能な構造をした検知器において、ベースに設けた
カバーロック操作部で、本体とカバーとの間のロック機
構を制御する機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、天井や壁面に取り付けられる受
動型赤外線検知器のような検知器は、図3に示すよう
に、電源線及び信号線を配線するベース31と、これに
固定する本体32、本体内の収容物を保護するドーム形
のカバー33とで構成されている。 【0003】取り付け工事の際、このベース31に設け
た端子に、別の場所にある電源部等と接続するための配
線を行う。本体32にはベース31に設けた端子に対応
する接触金具が設けてあり、本体側に形成した溝とベー
ス側に設けたツメとで回転により嵌合させ、同時に電気
的接触も完了する構造としている。 【0004】カバー33と本体32との間にも、本体
とベース31との間に設けた嵌合構造と同様のもの
設け、カバー33を本体32に対し着脱可能としてい
る。このように、従来の検知器は、ベース31と本体3
2の間、本体32とカバー33との間の、相互の分離及
び結合を、自由に行なうことができるようにしてある。
このような構造を採用している理由は、設置工事が簡単
になり、また、検知器の監視方向調整や、感度の調整
等の作業が容易になるからである。 【0005】その反面、防犯用の検知器の場合、前述の
設置工事及び調整作業終了後には、第三者による内部
行為や、配線上の細工、感度の設定状態の変更を防
止する必要性が生じ、そのために、検知器のカバーの本
体から取り外しや、検知器の本体のベースからの取り外
しの作業が、簡単にはできなくするための機構(ロック
機構)を設ける必要があるのも事実である。 【0006】このため、図3に示す従来の検知器では、
本体32に設けたネジ34を回さなければ、本体32と
カバー33との間のロック機構が解除されないように
し、本体32またはベース31のどちらか一方に設けた
ネジ(図示省略)を回さなければ、本体32とベース3
1との間のロック機構が解除されないようにしていた。
どちらのロック機構もネジに直結したロック部品が互い
に嵌合した状態を保持し、動かないように固定するもの
であった。 【0007】 【考案が解決しようとする課題】ネジに直結したロック
部品を本体内に設けることができない場合、検知器のカ
バーの本体からの取り外し及び、検知器本体のベースか
らの取り外しに関係する2つのロック部品を、ともにベ
ース側に設けることになる。 その際、従来のロック機構
は、このベース側に設けたロック部品がカバーの本体か
らの分離をできなくするような形で固定し、別のロック
部品がカバーの本体からの分離を、カバー自体を直接ベ
ース側に固定することにより、できなくする ものであっ
た。 このため、従来のようなネジに直結したロック部品
により、前述した形でベースにカバーを固定すると不都
合が生じる。つまり、本体とカバーの両方を、別々のネ
ジに直結したロック部品によりベースに固定するため、
本体だけをベースから取り外そうとするときでも、本体
とベースとの間に作用するロック機構のネジの他に、
バーをベースに固定しているロック機構のネジも合わ
せて操作する必要性が生じるのである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本考案は、カバーをロッ
クする部品(カバーロック)と、このカバーロックを動
かす操作部とを分離し、カバーロックは本体内に、操作
部はベース内に内蔵させ、従来の問題点を解決したもの
である。 【0009】 【実施例】図1は、本考案のロック機構を備えた検知器
の外観図であり、本体2に設けた溝に、カバー3に設け
たツメ8が収まり結合される構造としてあり、本体2に
対しカバー3が着脱可能となっている。ベース1に設け
たロックネジ4を回転すると、これに結合した偏芯円板
(図示省略)が回転し、これに接触している本体内の
バーロック(図示省略)が動き、カバーのツメ8の移動
阻止するようになっている。 【0010】一方、ベース1の別の箇所には、本体2と
ベース1との間の嵌合状態を固定するためのロック機構
を作動させる本体ロックネジ9が設けられている。この
本体2とベース1との間に設けられたロック機構は、実
開平3−75278号公報(実願平1−136705)
に記載されているものと同様のものを用いている。 【0011】図2は、本体とカバーとベースを結
合した際のカバー3と本体2との間のロック機構を示し
た断面図である。図1と同じ部品には同じ番号を付して
ある。カバーロック6には、バネ7が取り付けてあり、
バネ7の他端は本体側に固定されている。図2は、カバ
ーロック6がバネ7に押され本体外側(図中右側)に移
した状態で保持され、カバー3に設けたツメ8の移動
を阻止した状態(ロック状態)を示している。 【0012】ロックネジ4をドライバー(図示省略)
回転させると、これに結合している円板5が回転
し、カバーロック6を本体の内側(図中左側)に押し
やる。この状態でドーム形のカバー3全体を回転させる
と、ツメが図中手前方向に移動し、カバーが本体
から外れる。カバー3を本体2に取り付けるときは、こ
れと逆の順番に操作する。ロック機構を作動させた後に
はロックネジ4に結合した偏芯円板5はカバーロック6
から離れることになる。 【0013】本体2のべース1からの分離は、図1に示
した本体ロックネジ9を回転させ、本体とベース
の間のロック機構を解除してから行う。この時、本体2
とカバー3との間のロック機構が作動中であれば、前述
の通り、ロックネジ4に結合した偏芯円板5はカバーロ
ック6から離れていることなり、本体2はカバー3とと
もにベース1から分離されることになる。 【0014】このように、ベース1と本体2とカバー3
がロック機構により固定されている時、ロックネジ9だ
けを回し、カバー3全体を回転させると、本体2とカバ
ー3とが結合したままベース1から分離し、ロックネジ
4だけを回し、カバー3全体を回転させると、本体2は
ベース1に固定されたまま、カバー3だけが分離するこ
となる。これは、本体2とカバー3との間のロック機構
が、本体内のカバーロックとバネの弾発力により作動し
ており、そのロック機構の解除は、ベース側に設けたロ
ックネジの回転にともない回転する偏芯円板のカバーロ
ックへの接触により実現されているからである。 【0015】ベースから取り外された本体2とカバー
は、本体内に設けたカバーロック6を内側に押した状
態で回転させることにより、その分離及び結合を行うこ
とがで きる。 【0016】 【考案の効果】以上のように、本体とカバーとの間のロ
ック機構を、カバーをロックするだけの機構と、このロ
ック機構を解除するための機構に分離し、前者を本体内
に、後者をベース内に内蔵させたため、本体をベースか
ら分離させるときに、ベース側に設けたカバーと本体と
の間にロック機構に関係するロックネジをまわす必要が
なくなり、操作が簡略化された。 【0017】また、本体内にロックネジを設ける必要
なくなったため、意匠上の不都合もなくなった。さら
に、ベースから取り外された本体へのカバーの着脱はロ
ックネジを回すことなく、カバーロックを押さえるだけ
で行うことができるため操作性が向上した。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案のロック機構を備えた検知器の外観図で
ある。 【図2】本考案のロック機構の実施例の断面図である。 【図3】従来の検知器の外観図である。 【符号の説明】1.ベース 2.本体 3.カバー 4.ロックネジ 5.偏芯円板 6.カバーロック 7.バネ 8.ツメ 9.本体ロックネジ

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】ベース1と、本体2と、カバー3 が互いに分離可能な
    造となっている検知器において、本体には、一端を本
    体側に固定したバネ7と、前記バネ7の他端に接続さ
    れ、パネ7の弾発力により本体外側に向かって押えられ
    る形で保持されるカバーロック6とを備え、さらに本体
    2には、前記カバーロック6を本体内側方向に押えられ
    た状態のとき、カバー3のツメ8が、本体内のカバーロ
    ック6の移動空間を横切るのに充分な空間としての凹部
    を備え、ベースには、偏芯円板5を備え、前記偏芯円
    板5は、前記カバーロック6がカバー3に取り付けられ
    たツメ8の移動を阻止した状態の本体2が、ベース1に
    取り付けられた時、前記カバーロック6に接触する位置
    に設けられ、前記偏芯円板5は、ベース1に設けたロッ
    クネジ4の回転とともに回転し、前記カバーロック6
    を、カバー3のツメ8が移動するのに充分な位置まで、
    押し込むことを特徴とする検知器のロック機構。
JP1991079590U 1991-09-03 1991-09-03 検知器のロック機構 Expired - Lifetime JP2569019Y2 (ja)

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JPH0523069U JPH0523069U (ja) 1993-03-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3075278U (ja) * 2000-07-12 2001-02-16 平七 藤川 水栓柱用ホース受け

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JPH0523069U (ja) 1993-03-26

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