JPH0724755Y2 - カバースイッチ装置 - Google Patents

カバースイッチ装置

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JPH0724755Y2
JPH0724755Y2 JP1989014467U JP1446789U JPH0724755Y2 JP H0724755 Y2 JPH0724755 Y2 JP H0724755Y2 JP 1989014467 U JP1989014467 U JP 1989014467U JP 1446789 U JP1446789 U JP 1446789U JP H0724755 Y2 JPH0724755 Y2 JP H0724755Y2
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JP
Japan
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cover
actuator
operating member
engaging hole
micro switch
Prior art date
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JP1989014467U
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JPH02106648U (ja
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博明 片平
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Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複写機等のカバーの開閉を検出するカバース
イッチ装置に関する。
[従来の技術] 複写機等の電子機器にあっては、その取扱い安全を考慮
して本体ケースに取付けられたカバーが完全に閉じてい
なければ運転できないように構成する必要があり、その
ためカバーの開閉を検出するカバースイッチ装置が設け
られている。
従来のカバースイッチ装置は、第4図に示す如く、本体
ケース2に取付けられたカバー(図示せず)および本体
ケース2側の固定板11に設けられたマイクロスイッチ31
等を含み構成されている。
マイクロスイッチ31には、アクチュエータ32が回動自在
に設けられており、カバーを閉鎖することによりアクチ
ュエータ32をマイクロスイッチ31に接近する方向に回動
させて該スイッチ31を作動(ON)させ、カバーを開放す
ることによりアクチュエータ32をマイクロスイッチ31と
離隔する方向に回動させて該スイッチ31を作動停止(OF
F)させるように形成されている。
かかるカバースイッチ装置が組込まれた複写機等にあっ
ては、カバーを開放し動作チェック等を行う機会が多い
が、この際該カバーが開放されたことにより作動停止
(OFF)したマイクロスイッチ31を強制的に作動状態に
して運転できる状態にする必要がある。
そこで、作業者は、動作チェック中、片手でアクチュエ
ータ32をマイクロスイッチ31に押し続けるか、またはテ
ープを用いてアクチュエータ32をマイクロスイッチ31に
接近する位置に固定するなどして、該スイッチ31を作動
状態にしていた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、これでは作業者が手を自由に使うことができず
作業能率上問題がある。
また、テープを使用した場合には、複写機等を運転中に
テープが剥がれる等して突然停止してしまったり、テー
プを剥がしたあとが汚れる等の不都合が生じる。また、
マイクロスイッチ31からテープを剥がすのを忘れてカバ
ーが取り付けられてしまうと、マイクロスイッチ31が誤
動作してカバーの開閉を正確に検出できなくなる事態が
生じる。
ここに、本考案の目的は、カバー開放時にマイクロスイ
ッチをドライバー等の通常の作動部材を用いて強制的に
作動状態とすることができ、かつカバー取付け後の誤動
作を防止することができるカバースイッチ装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るカバースイッチ装置は、本体ケースに開閉
可能に取付けられたカバーを閉鎖したときにマイクロス
イッチを作動させるアクチュエータを前記本体ケース側
の固定板に回動可能に取付け、該固定板に、本体ケース
開放時に作動部材をカバーの取付方向と平行に保持可能
な係合穴を設け、かつこの係合穴の配設位置を、当該係
合穴に作動部材が挿入された場合にアクチュエータを当
該作動部材によって強制的にマイクロスイッチが作動状
態となる係合位置に位置決め保持できるように選定した
ことを特徴とする。
[作用] 上記構成による本考案では、カバー開放時に、固定板に
設けられた係合穴にドライバー等の作動部材を挿入する
と、アクチュエータが係合位置に位置決めされマイクロ
スイッチを作動させかつ作動状態を保持する。したがっ
て、カバー開放時にマイクロスイッチを強制的に作動状
態にする場合、作業者は手やテープ等でアクチュエータ
をマイクロスイッチに押しつける必要はない。
また、係合穴の軸線がカバーの取付方向と平行になるよ
うに形成されているので、作動部材を係合穴から抜かな
いかぎりカバーを取付けることができず、カバー取付後
の誤動作を防止することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について第1図〜第3図に基づ
き説明する。
本実施例に係るカバースイッチ装置では、第1図および
第3図に示す如く、本体ケース2に取付けられたカバー
21を閉鎖したときにマイクロスイッチ31,31を作動させ
るアクチュエータ32を本体ケース2の固定板11に回動自
在に取付け、固定板11にドライバー等の作動部材3の挿
入によりアクチュエータ32を係合位置に位置決めする一
対の係合穴(12,12)が形成されている。
ここで、係合位置とは、アクチュエータ32を該位置に位
置決めしたときに該アクチュエータ32がマイクロスイッ
チ31を作動させかつ作動状態に保持する位置である。
ここで、本実施例では作動部材として、カバーを取付
け、取外しする際に用いられる通常の工具であるドライ
バーが使用されている。
また、係合穴12は、その軸線がカバー21の取付方向(第
3図上下方向)と平行になるように形成されており、そ
の径はドライバーに応じて形成されている。さらに、第
1図下方の係合穴12は、ドライバーが固定板11より抜け
出ないように上方の係合穴12より小さく形成されてい
る。
また、アクチュエータ32の先端部は円弧状に形成されて
いる。
次に作用について説明する。
上記カバースイッチ装置が組込まれた複写機等の動作チ
ェック等をするには、第2図に示すカバー21の一部分21
aをヒンジ4を介して支点5を中心として時計回り方向
に回動させて開放し、その状態でカバー21全体を本体ケ
ース2から取り外す。
次に、ドライバー等の作動部材3を固定板11の係合穴1
2,12に挿入すると該作動部材3がアクチュエータ32を押
圧する。すると、アクチュエータ32は取付け軸13を中心
として矢印H方向に回動して係合位置に位置決めされ、
第2図に示すマイクロスイッチ31,31を作動させかつ作
動状態を保持する。
この際、アクチュエータ32の先端部は円弧状に形成され
ているので、作動部材3を係合穴12,12に挿入する際、
その先端がアクチュエータ32の先端によって妨げられる
ようなことはなく、円滑に挿入作業を行うことができ
る。また、作動部材3は係合穴12,12によって安定した
状態で支持されるので、確実にマイクロスイッチ31を作
動状態に保持することができる。
なお、動作チェック等を終了した後カバー21を本体ケー
ス2に取付け際は、固定板11の係合穴12より作動部材
(ドライバー)3を抜き出す。次に、本体ケース2の上
方よりカバー21全体を取付方向に下ろして固定し、更に
該カバー21の一部分21aを第3図に実線で示す如く閉じ
る。
しかして、この実施例によれば、固定板11に本体ケース
2開放時に作動部材3をカバー21の取付方向と平行に被
嵌可能な係合穴12を設け、かつこの係合穴12の配設位置
を、当該係合穴12に作動部材3を挿入された場合に当該
作動部材3がアクチュエータ32を押圧してマイクロスイ
ッチ31が作動状態となる係合位置に位置決め保持できる
ように選定した構成であるので、カバー21開放時にマイ
クロスイッチ31を強制的に作動状態にする場合、作業者
は手やテープ等を用いてアクチュエータ32をマイクロス
イッチ31に押し続ける必要はない。
また、係合穴12は、その軸線がカバー21の取付方向と平
行になるように形成されているので、作動部材3を係合
穴12から抜かない限り、該作動部材3が邪魔となってカ
バー21を取付けることができないので、カバー21取付け
後の誤動作を防止することができる。
また、作動部材3が係合穴12,12に挿入されているか否
かを確認することにより、マイクロスイッチ31が作動状
態にあるか否かを容易に把握することができる。
また、係合穴12は、その径が作動部材3として使用され
るドライバーに応じて形成されているので、該係合穴12
にドライバーを円滑に挿入してマイクロスイッチ31を作
動させることができる。
また、マイクロスイッチ31を2個設けたので、信頼性を
向上することができる。
[考案の効果] 本考案によれば、カバーを閉鎖したときにマイクロスイ
ッチを作動させるアクチュエータを本体ケース側の固定
板に回動可能に取付け、固定板に、本体ケース開放時に
作動部材をカバーの取付方向と平行に保持可能な係合穴
を設け、かつこの係合穴の配設位置を、当該係合穴に作
動部材が挿入された場合にアクチュエータを当該作動部
材によって強制的にマイクロスイッチが作動状態となる
係合位置に位置決め保持できるように選定した構成とし
たので、カバー開放時にマイクロスイッチをドライバー
等の通常の作動部材を用いて作動状態とすることができ
る。また、係合穴の軸線がカバーの取付方向と平行にな
るように形成したので、作動部材を係合穴から抜かない
かぎりカバーを取付けることができず、カバー取付後の
誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図で、第1図
はカバースイッチ装置の係合穴に作動部材を挿入する際
の様子を示す斜視図、第2図はカバースイッチ装置のマ
イクロスイッチ付近の様子を示す斜視図、第3図はカバ
ースイッチ装置を組み込んだ複写機の概略図および第4
図は従来のカバースイッチ装置を示す斜視図である。 2…本体ケース、3…作動部材、11…固定板、12…固定
板の係合穴、31…マイクロスイッチ、32…アクチュエー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースに開閉可能に取付けられたカバ
    ーを閉鎖したときにマイクロスイッチを作動させるアク
    チュエータを前記本体ケース側の固定板に回動可能に取
    付け、 該固定板に、本体ケース開放時に作動部材をカバーの取
    付方向と平行に保持可能な係合穴を設け、かつこの係合
    穴の配設位置を、当該係合穴に作動部材が挿入された場
    合にアクチュエータを当該作動部材によって強制的にマ
    イクロスイッチが作動状態となる係合位置に位置決め保
    持できるように選定したことを特徴とするカバースイッ
    チ装置。
JP1989014467U 1989-02-09 1989-02-09 カバースイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0724755Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989014467U JPH0724755Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 カバースイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989014467U JPH0724755Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 カバースイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106648U JPH02106648U (ja) 1990-08-24
JPH0724755Y2 true JPH0724755Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31225693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989014467U Expired - Lifetime JPH0724755Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 カバースイッチ装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52121659U (ja) * 1976-03-12 1977-09-16
JPS5481676U (ja) * 1977-11-21 1979-06-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02106648U (ja) 1990-08-24

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