JPH021279Y2 - - Google Patents

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JPH021279Y2
JPH021279Y2 JP5009685U JP5009685U JPH021279Y2 JP H021279 Y2 JPH021279 Y2 JP H021279Y2 JP 5009685 U JP5009685 U JP 5009685U JP 5009685 U JP5009685 U JP 5009685U JP H021279 Y2 JPH021279 Y2 JP H021279Y2
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JP
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nozzle
plate
switch
refueling
locking lever
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JP5009685U
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JPS61166998U (ja
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は給油装置のノズルスイツチ作動機構に
関するものである。
(ロ) 従来技術 計量機から導出された給油ホースの先端には給
油ノズルが備えられているが、この給油ノズルは
非給油時には計量機またはノズルスタンドに設け
たノズル掛け(ノズルハンガー)ないしノズルブ
ース)(以下これらをノズル収納部という)に掛
け止め、給油時にノズル収納部から給油ノズルを
外して給油を行なうのが普通である。そしてノズ
ル収納部への給油ノズルの着脱に応動するノズル
スイツチの関連動作によつて給油ポンプモータの
付消勢、表示器の帰零、POS端末機の制御その
他の制御動作が行なわれる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この種の機構として本出願人は実公昭63−
15195号公報に記載のものを提案した。この機構
ではノズルケース内に設けたノズルスイツチに二
枚の板状レバーを関連配備し、ノズルのケース内
への掛け外しによつて二枚の板状レバーを動かす
ことによりノズルスイツチを開閉するようにし、
緊急時にはノズルをケース内に掛けることなく一
方の板状レバーのみを、ノズルをケース内へ掛け
たときと同じ位置へ動かしてロツクするように構
成している。この従来の構成では二枚の板状レバ
ーを必要とする点に問題が残されていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段および作用 本考案は従来の構成における二枚のレバーを一
枚とすることによつて構造の簡単化と操作の確実
容易さを計つたものである。
すなわち、ノズル収納部に関連配備したノズル
スイツチを開閉する作動プレートに、係止レバー
を関連配備し、この係止レバーをノズル収納部に
装着される給油ノズルの給油操作レバーのレバー
ガードによつて変位させることによつて作動プレ
ートを変位させてノズルスイツチを開(または
閉)動作させ、ノズルをノズル収納部から離脱さ
せることによつて係止レバーおよび作動レバーを
復帰させてノズルスイツチを閉(または開)動作
させるようになすとともに、係止レバーに作動プ
レートと係合する係合部を設け、係止レバーを介
することなく作動プレートを直接変位させること
によつてノズルスイツチを開(または閉)動作さ
せたときは、係止レバーの係合部が作動プレート
に係合して作動プレートをノズルスイツチ開(ま
たは閉)動作位置(ノズルをノズル収納部に装着
したときのノズルスイツチの動作位置)に保持す
るように構成される。係止レバーと作動プレート
の係合を解除するには係止レバーを作動プレート
との係合が解除される位置まで変位させる。
給油装置の通常の使用状態においては、給油ノ
ズルをノズル収納部に装着離脱(掛け外し)する
ことによつて作動プレートを変位復帰させてノズ
ルスイツチの開閉を行なつてポンプのオンオフそ
の他の制御を行なうが、緊急事態においてノズル
をノズル収納部へ装着する時間がなくまた装着で
きないときは、作動プレートを直接動かしてノズ
ルスイツチを動作させてポンプを停止させ係止レ
バーによつて作動プレートをその位置に保持す
る。
(ホ) 実施例 図面によつて実施例を詳細に説明する。
1はノズル収納部で、給油機ハウジングの例え
ば側壁Hに適当な手段で固定された背壁1aと両
側壁1bと、下方のカバー部1cとからなる。カ
バー部1cの上方傾斜面1dには給油ノズルNの
給油操作レバーのレバーガードLGが載置される。
2はノズルスイツチNSの作動プレートで、上
端がピン3によつてノズル収納部1に揺動可能に
支持されるとともに、下方に切欠き係合縁aとス
イツチ作動端部2bとを有する。
4は作動プレート2のロツク機構の要部を構成
する係止レバーで、下端がピン5によつてノズル
収納部1のカバー部1c内に回動可能に支持され
ている。係止レバー4の上端部はカバー部1cの
上方傾斜面1dの上縁の切欠き1e内に部分的に
配置され、上方傾斜面1dの上縁1f近傍上方に
配置された舌片4aを有する。係止レバー4はさ
らにその上端の舌片4aの背後に凹所4cを挟ん
で係合爪4bを有する。係合爪4bは、後述のよ
うに作動プレート2の対応切欠き係合縁2aに係
合してプレート2を第4図、第6図に示す位置に
保持する。
6は係止レバー4を図で時計方向に付勢するス
プリングである。
ノズルスイツチNSは、ノズル収納部1の背後
において給油機ハウジングの側壁Hの内面側に配
設され、8はノズルスイツチNSの作動棒、9は
このスイツチ作動棒8の外端に内端が接続された
作動圧縮スプリングで、ノズル収納部の背後の孔
1gに挿通され外方自由端が作動プレート2のス
イツチ作動端部2bの内面に当接してこのレバー
を常時は第2図の位置に保持している。
作動プレート2と係止レバー4との位置関係は
次のように定める。すなわち、作動プレート2の
係合縁2aがピン3を中心として描く軌跡を含む
円弧Aと係止レバー4の係合爪4bの先端がピン
5を中心として描く軌跡を含む円弧Bとは互いに
僅かに重なり合い、かつ給油ノズルをノズル収納
部から外した状態(第2図)、および給油ノズル
をノズル収納部に収納し、給油ノズルのレバーガ
ードLGによつて係止レバー4および作動プレー
ト2が揺動変位させられた状態(すなわち、作動
プレート2のスイツチ作動端部2bがノズルスイ
ツチの作動に必要な所定位置に変位させられた状
態、第3図)では、作動プレート2の係合縁2a
は係止レバー4の係合爪4bの前面に位置する
が、作動プレート2をノズルスイツチの作動に必
要な所定位置を越えてさらに揺動変位させる(押
し込む)と、作動プレート2の係合縁2aが係止
レバー4の係合爪4bを越えて(すなわち、係合
縁2aが円弧AとBの交点Pを越えて)係合爪4
bの背後に位置する(第4図)ことができるよう
に、作動プレート2と係止レバー4の相対的位置
関係を変位伝達機構9との関連において設定す
る。
なお、第2図〜第4図において、図示の便宜
上、円弧A,Bは係合縁2aおよび係合爪4bが
描く軌跡を含んでこれよりも長く表示してある。
以上の構成において、第2図に示すようにノズ
ルをノズル収納部1から外した状態(給油中の状
態)からノズルをノズル収納部に戻すと、第3図
に示すように、ノズルのレバーガードLGが係止
レバー4の舌片4aに当りこのレバー4をばね6
に抗してピン5のまわりに反時計方向に回動させ
るとともに、舌片4aが作動プレート2を押して
ピン3のまわりに時計方向に回動させ、作動プレ
ート2のスイツチ作動端2bが圧縮ばね9を圧縮
してスイツチ作動棒8を押してスイツチNSを開
(または閉)動作させる。このスイツチの開(ま
たは閉)動作によりポンプモータの消勢、給油情
報の処理などが開始される。ノズルは筒先が凹所
Kに挿入されノズル収納部内に保持される。この
場合、凹所Kとカバー部1cの傾斜面1dが、ノ
ズルのレバーガードLGがノズル収納部にそれよ
り深く進入しないように、換言すれば、ノズルの
レバーガードLGによる作動プレート2のノズル
スイツチ作動方向への揺動変位をノズルスイツチ
の作動に必要な所定位置に、更に換言すれば、作
動プレート2の係合縁2aが円弧AとBの交点P
を越えないように、規制する手段となる。
ノズルをノズル収納部から外すと、作動プレー
ト2はスプリング9によつて、また係止レバー4
はスプリング6によつてそれぞれ元の位置に復帰
せしめられ、スイツチNSは閉(または開)動作
され、ポンプモータの付勢、給油量表示器の帰零
等が行なわれ給油準備状態となる。
給油中にポンプモータを緊急停止させる必要が
生じたとき、ノズルをノズル収納部に戻す時間が
なく、あるいは戻すことが不可能となつたとき
は、作動プレート2のみを手の指やドライバーの
先端などで押し、作動プレート2をスプリング9
に抗してピ経3のまわりに時計方向に回動させ
る。これによつてプレート2はスプリング9を圧
縮してスイツチ作動棒8を介してスイツチを開
(または閉)動作させるとともに、プレート2の
係合縁2aが係止レバー4の係合爪4bに係合し
てこのレバー4をばね6に抗して若干反時計方向
に押し動かしやがて係合縁2aが円弧AとBの交
点Pを経て係合爪4bを越える。そこでプレート
2を押す指または道具をプレート2から離すと、
スプリング9の反発力がプレート2を反時計方向
に復帰回動させようとするが、係合縁2aが係止
レバー4の係合爪4bの背面に係合し、係止レバ
ー4はノズル収納部下方カバー部1cの上方傾斜
面1dの切欠き1eの端面に当つて時計方向の回
動を阻止されるので(第4図、第6図)、プレー
ト2はスプリング9をノズルをノズル収納部に掛
けたときと同じ圧縮状態(スイツチNSを開(ま
たは閉)状態)に保持してポンプを緊急停止状態
に維持する。
この状態を解除するには舌片4aを押すことに
より係止レバー4をばね6に抗してピン5のまわ
りに反時計方向に回動させると、係合爪4bが作
動プレート2の係合縁2aを押して作動プレート
2を圧縮スプリング9に抗して(このスプリング
9をさらに少し圧縮させて)時計方向に回動さ
せ、係合爪4bが係合縁2aを図で左側へ越え
(あるいは係合縁2aが係合爪4bを右側へ越え)
るから、舌片4aを押す指または道具を離すと係
止レバー4はスプリング6によつて、また作動プ
レート2は圧縮スプリング9の反発力によつて、
それぞれ元の位置に復帰し、スイツチNSも元の
閉(または開)状態に復帰し、給油が可能とな
る。
なお、第4図の状態で給油ノズルをノズル収納
部に掛けることによつても、ノズルのレバーガー
ドLGが舌片4aを介して係止レバー4を押し込
むから、係合爪4bによる作動プレート2の係合
状態を解除して第3図の状態とすることができ
る。
以上図示実施例を詳細に説明したが、本考案は
図示例以外にも種々の変形例が可能である。
例えば、作動プレート2、係止レバー4の形状
は同様の機能を有するものであれば具体的形状は
選ばない。ノズルスイツチNSは作動棒8以外に
もレバーやリンク機構で作動される構成でもよ
く、また無接点スイツチでもよい。
(ヘ) 効果 本考案によれば、部品数が少なく構成簡単で製
造および保守コストが安価で、動作が確実であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図の−断面図、第3図第4図は第2図同
様の図で異なる動作状態を示す図、第5図第6図
は作動プレートと係止レバーの斜視図で異なる動
作状態を示す図、第7図はノズルをノズル収納部
に収納した状態を示す側面図である。 2……作動プレート、2a……係合縁、2b…
…スイツチ作動端部、4……係止レバー、4a…
…舌片、4b……係合爪、4c……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 給油装置の給油ノズル収納部に関連配備された
    ノズルスイツチと; スイツチ作動端部と係合縁とを有する作動プレ
    ートと; 前記作動プレートに係合可能な係止レバーと; 前記給油ノズル収納部に、前記作動プレートお
    よび前記係止レバーを前記給油ノズル収納部に着
    脱される給油ノズルによつて揺動変位可能に、そ
    れぞれ設置するそれぞれのピンと; 前記給油ノズル収納部に装着される給油ノズル
    のレバーガードによる前記作動プレートの揺動変
    位を前記スイツチ作動端部から前記ノズルスイツ
    チに伝達して前記ノズルスイツチを作動させる変
    位伝達機構と; 前記給油ノズル収納部へ装着される前記給油ノ
    ズルのレバーガードによる前記作動プレートの揺
    動変位を前記ノズルスイツチの作動に必要な所定
    位置に規制すべく、前記給油ノズル収納部内方へ
    の給油ノズルの装着運動を規制する手段とからな
    り; 前記作動プレートが手動により前記ノズルスイ
    ツチの作動に必要な前記所定位置を越えて揺動変
    位させられたとき、前記作動プレートの前記係合
    縁に係合解除可能に係合して前記作動プレートを
    前記所定位置に保持する係合爪を前記係止レバー
    に設けたことを特徴とする給油装置のノズルスイ
    ツチ作動機構。
JP5009685U 1985-04-04 1985-04-04 Expired JPH021279Y2 (ja)

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JP5009685U JPH021279Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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JPS61166998U JPS61166998U (ja) 1986-10-16
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